Z世代部下とY世代上司の関わり方に関する調査

毎年4月になると、電車内でたくさんの初々しい新入社員の姿が目に入りますが、1週間もするとSNS上では社会の洗礼に嘆く若者の声、ニューフェイスたちの言動に右往左往する既存社会人の声が溢れるようになります。
かつて話題となった『ジェネレーションギャップ』という言葉、現代においてはどのような差があるのか。​
“はたらく” ことに焦点を当て、Z世代の新入社員たちを取り巻く環境について、本人たちの考え方とY世代の上司から見た姿を調査・比較しました。​

​社会人に向けたプロモーションのご参考に、ぜひご覧ください。

対話型生成AIを含む情報収集に​関する実態調査

近年、Web検索に加え、ChatGPTなどの対話型生成AIを使った情報収集が生活者の間でも急速に広がっています。
一方で、「対話型生成AIの回答はどこまで信用されているのか?」「最終的な意思決定に影響を与えているメディアは何か?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、20~50代の学生・社会人に対話型生成AI※1を含む情報収集に関する実態を調査しました。
今後のメディアの活用方針について役立つ情報となっておりますのでぜひご覧ください。
※1 対話型生成AI:ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity など

30代男性のゲーム事情は? ゲーム・関連機器・飲食物への課金状況や情報収集の実態を調査

日本のゲーム市場は拡大傾向にあり、家庭用ゲーム機・PC・モバイルを合わせたゲーム人口は5,000万人を超えます(※)。広がるゲーム市場の中で、PCやコントローラーといった機器の購入、プレイ中の飲食代といったゲーム関連消費はどうなっているのでしょうか。

今回は、未婚・子なしの30代男性で、かつPCでゲームをプレイしている人を対象として、ゲームに関するお金の使い方を調査。ゲームのプレイ時間によって、「週15時間未満」のグループと「週15時間以上」のグループに分けて比較しています。

調査の結果、プレイ時間が長いグループほどゲームソフト以外にもお金の使い道が広がりやすい傾向が見えてきました。このほか、ゲーム・関連機器・飲食物の情報収集や意思決定に影響するものについても解説します。

株式会社角川アスキー総合研究所『ファミ通ゲーム白書2025』プレスリリースより

 

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1,ゲームには約9割が課金

ここでは、ゲームソフトや追加コンテンツ、ゲーム内課金、サブスクに毎月どれくらい使っているのか、また何に課金しているのかを見ていきます。プレイ時間が長くなるほど月額支出が上がり、課金先もサブスクやバトルパスなどへ広がっている点がポイントです。

Q.あなたはゲームソフトの購入、追加コンテンツの購入、ゲーム内課金(月額料金、ガチャ、アイテム購入など)、サブスクに、1ヶ月あたり平均いくら使っていますか。

Q13_あなたはゲームソフトの購入、追加コンテンツの購入、ゲーム内課金(月額料金、ガチャ、アイテム購入など)、サブスクに、1ヶ月あたり平均いくら使っていますか。

(n=302)

全体では「5,000円以上1万円未満」17.9%が最多でしたが、「1,000円以上3,000円未満」16.2%、「3,000円以上5,000円未満」13.9%、「1万円以上2万円未満」16.2%も並び、支出は比較的広く分散しています。一方で、「0円(課金・購入しない)」は10.6%にとどまり、 約9割が何らかの形でゲームにお金を使っていること がわかります。

プレイ時間別に見ると、週15時間未満のグループでは「1,000円以上3,000円未満」19.5%が最多であり、中価格帯が中心です。

これに対して週15時間以上のグループでは「1万円以上2万円未満」が23.3%で最も多く、さらに「2万円以上3万円未満」10.5%、「3万円以上4万円未満」5.3%、「5万円以上」3.8%と、週15時間未満のグループと比べて高価格帯の比率が上がります。

実際に、月1万円以上使う人の割合は週15時間未満のグループが21.9%なのに対し、週15時間以上のグループでは43.6%と約2倍に達しています。このように、本調査ではゲームのプレイ時間が長いほど、課金額も増える傾向が見られました。

 

Q.主な課金対象は何ですか?【複数回答】

Q14_主な課金対象は何ですか?(複数選択)

(n=270 週15時間未満n=148、週15時間以上n=122)

課金経験者に絞ると、主な課金対象の1位は「ゲームソフトの購入」61.9%で、プレイ時間による差はほとんど見られませんでした。

ただし、その他の項目では週15時間以上のグループの割合が高くなっています。特に「サブスク」43.4%や「月額課金制のプレイ料金」32.8%、「バトルパス・シーズンパスなどの報酬アンロック権」32.8%といった継続的・反復的にお金を使う項目の比率が高い傾向にあります。

この結果から、週15時間未満の層は「ソフトを買って遊ぶ」ことの比重が高い一方、 週15時間以上の層はソフト購入に加えて「長く遊ぶ前提で継続課金や追加課金も組み合わせる」傾向が強い と考えられます。

 

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2,ゲーム関連機器への課金、週15時間以上は約3割が過去1年に20万円以上

ここでは、コントローラーやPCなどゲーム関連機器への課金状況を見ていきます。結果として、週15時間以上のグループは購入する機器の幅も広く、投下金額も高くなっており、ゲームを「環境ごと整える対象」として捉えている様子がうかがえます。

Q.過去1年間に新しく購入した、または買い替えたゲーム関連機器はどれですか?【複数回答】

Q10_過去1年間に新しく購入した、または買い替えたゲーム関連機器はどれですか?(複数選択)

(n=302 週15時間未満n=169、週15時間以上n=133)

全体で最も多かったのは「コントローラー」39.1%で、次いで「ヘッドセット・イヤホン・マイク」35.1%、「マウス」34.1%、「PC本体」32.8%でした。ゲームの操作やプレイ中のコミュニケーションに直接関わる機器にお金をかける傾向があるようです。

プレイ時間別に見ると、週15時間以上のグループは、週15時間未満のグループに比べて購入率の高い項目が多く見られます。特に、「コントローラー」49.6%と「PC本体」39.1%は10ポイント以上高くなっています。

この結果から、 プレイ時間が長いほど操作性や没入感、快適性に対する不満や改善ニーズが生まれやすく、関連する機器の購入につながっている と考えられます。

 

Q.過去1年間に、ゲーム環境(PC本体、モニター、入力機器、音響機器、デスク・チェアなど)を整えるために使った総額は、おおよそいくらですか。

Q11_過去1年間に、ゲーム環境(PC本体、モニター、入力機器、音響機器、デスク・チェアなど)を整えるために使った総額は、おおよそいくらですか。

(n=227 週15時間未満n=123、週15時間以上n=104)

ゲーム関連機器購入者に限定すると、過去1年間に使った総額は全体で「20万円以上」21.2%が最多で、次いで「5万円以上10万円未満」19.8%でした。

特に週15時間以上のグループでは高額投資が目立ちます。「20万円以上」の割合は30.8%と、週15時間未満のグループの13.0%を大きく上回りました。さらに「15万円以上20万円未満」18.3%も、週15時間未満のグループの2倍以上となっています。これが全体の平均を引き上げているといえます。

新しく購入した機器と使っている金額から、 週15時間以上の層には単発の周辺機器購入だけでなくPC本体やデスク周りまで含めた総合的な環境構築を行う人が少なくない と考えられます。

 

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3,ゲーム中の飲食もプレイ時間が長くなるにつれて増える傾向

ここでは、ゲーム中の飲食の傾向について見ていきます。プレイ時間が長いグループほどゲーム中の飲食が習慣化しており、選ぶものも満足感や継続プレイを支える性質を持つものへ広がっています。

Q.あなたはゲームをプレイしながら飲食をすることがありますか?

Q17_あなたはゲームをプレイしながら飲食をすることがありますか?_1

(n=302 週15時間未満n=169、週15時間以上n=133)

全体では、「毎回必ず飲食する」15.2%と「飲食することが多い」29.1%を合わせて44.3%がゲーム中に高頻度で飲食をしています。

ただし、高頻度で飲食をする割合も、ゲームのプレイ時間によって差が見られました。「毎回必ず飲食する」と「飲食することが多い」の合計は、週15時間未満のグループでは39.1%ですが、週15時間以上のグループでは51.1%です。長時間ゲームをプレイしていると途中で喉が渇いたりお腹が空いたりすることも多く、飲食が発生しやすいのでしょう。

 

Q.ゲームのプレイ中によく飲むものは何ですか?【複数回答】

Q18_ゲームのプレイ中によく飲むものは何ですか?(複数選択)

(n=265 週15時間未満n=148、週15時間以上n=117)

ゲーム中によく飲むものとしては、全体で「コーヒー」47.2%がトップ、次いで「お茶類」43.8%、「炭酸飲料」35.5%でした。

週15時間以上のグループは、週15時間未満のグループと比べて「炭酸飲料」40.2%、「エナジードリンク」32.5%、「カフェオレ・ミルク入りコーヒー」34.2%の割合が高くなっており、刺激や満足感のある飲み物を求める傾向がうかがえます。

さらに「果汁飲料・ジュース」23.1%、「スポーツドリンク」18.8%、「ゼリー飲料」15.4%なども週15時間未満のグループを上回っており、飲み物でエネルギー補給をする傾向もみられます。

 

Q.ゲームのプレイ中によく食べるものは何ですか?【複数回答】

Q19_ゲームのプレイ中によく食べるものは何ですか?(複数選択)

(n=265 週15時間未満n=148、週15時間以上n=117)

食べ物では、全体で「スナック菓子」44.9%が最も多く、「チョコレート」36.2%、「パン・サンドイッチ」24.2%、「クッキー・ビスケット」23.4%が続きました。片手で食べやすく、手軽に満足感を得られるものが選ばれやすいようです。

ただし、週15時間以上のグループでは、より「補給食」に近い食べ物の比率が上がります。「グミ」24.8%、「栄養補助食品」25.6%、「おにぎり」23.9%、「ファストフード・総菜」22.2%、「カップ麺・スープ類」19.7%は、いずれも週15時間未満のグループを上回りました。単なるおやつではなく、空腹を満たしたり、エネルギーを補ったりする目的で食べ物を選ぶ人が少なくないようです。

 

Q.ゲームプレイ中の飲食にかかる1ヶ月あたりの金額は、おおよそいくらですか?

Q20_ゲームプレイ中の飲食にかかる1ヶ月あたりの金額は、おおよそいくらですか?

(n=265 週15時間未満n=148、週15時間以上n=117)

ゲーム中に飲食する人に限定すると、全体では「1,000円以上3,000円未満」26.4%が最多で、「1,000円未満」22.3%、「3,000円以上5,000円未満」20.0%が続きました。ゲーム中の月間飲食費は、1,000~5,000円がボリュームゾーンといえそうです。この傾向は、ゲームのプレイ時間にかかわらず同様でした。

しかし、週15時間未満のグループでは「1,000円未満」27.7%が最多で、10,000円以上使う人は4.1%にとどまります。対して、週15時間以上のグループでは「10,000円以上」が18.0%と、週15時間未満の4倍以上となっています。

週15時間以上の層にとって、ゲーム中の飲食はプレイ継続に必要であり、支出を惜しまない人も一定数いるようです。 ゲーム市場を考える上で、飲料・軽食を含めた周辺消費は見逃せない領域 といえるでしょう。

 

\ゲーム中の飲食物を選ぶ際に重視するポイントもチェック!/

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4,ゲーム・関連機器・飲食物の情報収集や意思決定に影響するものは?

ここでは、ゲームや周辺機器、飲食物について、情報源や意思決定に影響を与えるものについて見ていきます。全体ではYouTubeとXが主な接点になっていますが、週15時間以上ゲームをプレイするグループのほうがより公式情報に接している傾向にあります。

Q.ゲームや周辺機器に関する情報はどこから得ることが多いですか?【複数回答】

Q24_ゲームや周辺機器に関する情報はどこから得ることが多いですか?(複数選択)

(n=302 週15時間未満n=169、週15時間以上n=133)

ゲームや周辺機器の情報源としては、全体で「YouTube」45.4%が最多で、「X」39.7%が続きました。また、「ゲーム系ニュースサイト・ブログ」28.5%、「公式サイトの情報」27.2%も一定数の人が接触しているようです。

週15時間未満のグループは、週15時間以上のグループに比べて「YouTube」47.9%、「X」42.6%の割合が高く、動画やSNSによる情報接触が中心です。

一方、週15時間以上のグループでは、週15時間未満のグループに比べて「公式サイトの情報」33.1%、「ゲーム系ニュースサイト・ブログ」32.3%、「その他ニュースサイト・ブログ」24.1%の割合が高く、より幅広いメディアを通じて比較・検討する傾向が見られます。

 

Q.ゲーム中の飲食物に関する情報はどこから得ることが多いですか?【複数回答】

Q23_ゲーム中の飲食物に関する情報はどこから得ることが多いですか?(複数選択)

(n=265 週15時間未満n=148、週15時間以上n=117)

ゲーム中の飲食物では、情報収集としてのトップは「YouTube」31.3%ですが、「特に情報は集めていない」32.8%が最多であり、ゲームや関連機器に比べると能動的な情報収集は弱めです。

ただし、週15時間以上のグループでは情報収集の幅が広がります。週15時間未満のグループは「YouTube」36.5%の一強で、「特に情報は集めていない」35.8%も多い一方、週15時間以上のグループでは「X」27.4%、「公式サイトの情報」22.2%、「ゲーム系ニュースサイト・ブログ」19.7%、「店頭のポップや展示」24.8%の割合が週15時間未満のグループより高くなっています。

この結果から、週15時間以上の層は店頭やSNS、公式情報まで含めて、プレイシーンに合う飲食物を比較的意識して選んでいる様子がうかがえます。

 

Q.これまでに、プロゲーマーや配信者が使っていたり、おすすめしたりしていたことが理由で、ゲームや周辺機器、飲食物を買ったことはありますか?

Q26_これまでに、プロゲーマーや配信者が使っていたり、おすすめしたりしていたことが理由で、ゲームや周辺機器、飲食物を買ったことはありますか?

(n=302 週15時間未満n=169、週15時間以上n=133)

配信者やプロゲーマーの影響は、特に週15時間以上のグループに強く出ているようです。

「ゲームソフト・コンテンツ」「PC・ゲーム周辺機器」「飲食物」のすべての項目で、週15時間以上のグループの「何度もある」が週15時間未満のグループの割合を大きく上回りました。特に、「PC・ゲーム周辺機器」「飲食物」では週15時間未満のグループの2倍以上になっています。

「1〜2回はある」では週15時間未満のグループのほうがやや高い項目もある一方で、「何度もある」は週15時間以上のグループが大きく上回っていることから、 週15時間以上の層は一度影響されるだけでなく、継続的に配信者・プロゲーマーを購買判断の参考にしていると考えられます。 

 

\ゲーム体験を向上させるために買って良かったものもチェック!/

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった\1カ月の趣味・娯楽費、ゲーム関連機器や飲食物を購入する際に重視するポイント、ゲーム体験を向上させるために買って良かったものなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

 

\【3分で読める!】本調査結果を1ページに集約したまとめ資料も掲載中/

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  • 調査対象

    30~39歳/男性/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/年収200万円以上/1週間に5時間以上ゲームをする/PCでもゲームをする

  • 有効回答数

    302件

  • 調査時期

    2026年5月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代部下とY世代上司、両者への調査で見えてきた“仕事と価値観”のリアルとは?

職場の“世代間コミュニケーション”の実態とは?

職場の“世代間コミュニケーション”の実態とは?

「最近の若手は何を考えているかわからない」
「上司との距離感が難しい」
そんな世代間コミュニケーションは、近年さまざまな場面で語られるテーマになっています。

一方で実際には、Z世代部下だけでなく、Y世代上司側もまた、コミュニケーションに悩みながら関係構築を模索している実態があります。
マイナビティーンズラボでは今回、入社1年目のZ世代社会人と、35〜49歳のY世代管理職層を対象に、「職場コミュニケーション」「評価」「働き方」「飲み会・懇親会」「ハラスメント意識」などについて調査を実施しました。
本記事では、調査を企画・分析した中西ディレクターとともに、調査実施の背景や、結果から見えてきた今の職場について話を聞きました。

マイナビティーンズラボから発表したリリースはこちら

登場マーケターのプロフィール

中西舞

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。


桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

「世代ギャップ」を語る前に、お互いに悩んでいる実態があった

桑野:

まず、今回この調査を実施した背景から教えてください。

中西

毎年4月になると、新入社員に関する話題ってSNSでもすごく増えるんですよね。
「最近の若手はこうだ」
「上司から理不尽に怒られた」
みたいな声が並ぶんですが、実際には片側だけの問題ではなく、お互いが手探り状態なんじゃないかと思ったんです。
特に今は、ハラスメントや多様性配慮なども含めて、どう接するのが適切なのかが見えづらい時代です。
だからこそ今回は、Z世代部下だけではなく、Y世代上司にも同じテーマで調査を行い、両者の視点を比較しました。

上司(部下)とのコミュニケーションで悩んだりトラブルになった経験

桑野:

実際、半数以上が「コミュニケーションで悩んだ経験がある」と回答していました。

中西:

そうなんです。
しかも興味深かったのが、解決方法でした。

 

上司も部下も「まずAIに相談する」時代へ

上司・部下のコミュニケーション改善に向けた取り組み(上位5位抜粋)

 

中西:

今回、上司・部下ともに最多だったのが「ChatGPTなどAIに聞く」でした。
以前なら、「同僚に相談する」「上司に相談する」が中心だったものが、今は まずAIに整理してもらう形に変わってきています。 

桑野:

まずいったんAIに壁打ちするみたいな感覚でしょうか?

中西:

そうですね。特に社内コミュニケーションって、正解が一つではないじゃないですか。
「これを言って大丈夫かな」「どう伝えたら角が立たないかな」「どこまで踏み込んでいいのかな」みたいなことを、まずAIと一緒に整理する。
今回興味深かったのは、 “ハラスメントを気にする上司”の構図だけではなく、Z世代部下側もかなり手探りだったこと です。

桑野:

確かに、昨今は上司だけが悩んでいるみたいな構図が取り上げられがちだけど、Z世代側も悩んでいるんですね。

中西:

はい。
部下側も、「どこまで踏み込んでいいのか」「どう返すのが正解なのか」「主体性ってどこまで求められているのか」をかなり気にしていました。
つまり、 上司だけではなく、部下側もまた“正解が分からない状態” なんですよね。

桑野:

しかも、その解決方法として、上司・部下ともに「まずAIに聞く」が最多だったのは象徴的でした。

中西:

以前なら、こうした悩みは人に相談するものだったと思うんです。ただ今は、
「まずAIに聞いてみる」「言い方を整理する」「自分の感覚がズレていないか確認する」という行動が、世代を問わず広がっている。
 AIが、単なる業務効率化ツールではなく、“コミュニケーションの補助役”になり始めている のかもしれません。

 

「主体性を出して」と言われても、どこまでやっていいのかが分からない

上司から指摘・注意・声かけしてほしい場面について

桑野:

今回、指摘や声がけに関する質問での自由回答もかなり印象的でした。

中西:

そうですね。
特に象徴的だったのが、「大丈夫か聞かれると、大丈夫と言ってしまう」
「どこまでが許される主体性なのかわからない」という声でした。

桑野:

というのは具体的に言うと、どういうことなんでしょう?

中西:

最近は主体性が大事と言われる一方で、Z世代部下側には、
「勝手に動いて怒られたくない」
「確認不足と思われたくない」
「空気を読み間違えたくない」
という不安もかなりあります。
だから、主体性が無いというより、 “どこまで任されているのか分からない状態” に近いのかもしれません。

桑野:

なるほど。「自分で考えて動いて」と言われるほど、逆に怖くなるケースもありそうですね。
たしかに“主体性”って捉え方次第でひとりよがりにも見えてしまう危険性もあるから難しいですね。

中西:

特にZ世代は、SNSやオンライン環境の中で、失敗が可視化されやすい世界を経験してきています。
だからこそ、「まず確認したい」「減点されない状態をつくりたい」という意識は強いのではないでしょうか。

 

「仕事そのものを見てほしい部下」と、「安心して任せられるか」を見ている上司

部下が評価されたい基準/上司が部下評価で重視する点

桑野:

評価に関する結果も、かなり興味深かったです。

中西:

そうですね。部下側は、「成果や業績」「努力や成長プロセス」を見てほしいという回答が多く、仕事そのものに対する評価を求めている傾向が見られました。
一方で上司側は、「誠実さなど人間性」「チームワークや協調性」を重視していました。

桑野:

成果だけでなく、人としての基礎的な部分も重視しているという印象でしょうか。

中西:

もちろん上司も成果を見ていないわけではないんです。
ただ、組織で働くという前提で考えると、「社内外で失礼がないか」「安心して任せられるか」「周囲と円滑に進められるか」という部分もかなり重要になってくる。

桑野:

なるほど。部下側からすると、「そこよりまず、仕事の中身を見てほしい」という感覚もありそうですね。

中西:

あると思います。
特にZ世代部下は、 “頑張った過程”や“成長”も含めて見てほしい 意識が強い。
結果だけではなく、「ちゃんと考えていた」「試行錯誤していた」という部分も評価対象であってほしいんですよね。

桑野:

何をもって評価されるのかの前提が、少し違うんですね。

中西:

そうですね。
 上司側は“信頼できる組織人か”を見ていて、部下側は“仕事そのものを見てほしい” と思っている。
このズレが、評価への納得感やコミュニケーションのすれ違いにつながっている可能性があります。

 

「飲み会は避けたい」でも、「雑談したくない」わけではない

上司を含む飲み会・懇親会への参加意向

桑野:

飲み会の結果も印象的でした。

中西:

「できるだけ参加したくない」が4人に1人でした。
ただ、ホワイトペーパー全体を見ると、人間関係そのものを拒否しているわけではないんです。
実際、プライベートな雑談は「時々する」が双方で半数近くいました。

桑野:

距離感を自分で調整したい感覚に近いんでしょうか。

中西:

かなり近いと思います。
仕事とプライベートを完全に切り分けたいというより、 “強制されること”への慎重さ なんですよね。

桑野:

出席がマストです!みたいな飲み会は消滅しつつありますもんね。

中西:

自分で決定権を持てないことへの抵抗感は、Z世代の特徴の一つかもしれません。

 

上司側もまた、「どう接していいかわからない」

ハラスメントを意識して控えた行動

桑野:

一方で、上司側もかなり慎重になっていました。

中西:

7割が、ハラスメントを意識して何かしら行動を控えた経験があるという結果でした。特に、

  • プライベートな会話
  • 飲み会
  • 叱咤激励

このあたりは、どこまで踏み込んでいいかわからない状態なんだと思います。

桑野:

「距離を縮めたいけど、踏み込みすぎるのも怖い」という。

中西:

そうですね。
だから今回の調査は、「若手理解」だけじゃなく、上司側の難しさもかなり見えた調査だったと思います。

 

必要なのは、世代論ではなく期待値の共有

桑野:

一方的に正しい関わり方を探すというより、お互いが探り合っている時代なのかもしれませんね。
今回の調査は、単なる「Z世代理解」や「若手マネジメント論」ではなく、令和の働き方そのものにおける価値観の変化や、そのギャップを企業がどう捉えていくべきかを考えるヒントにもなりそうです。

中西:

そうですね。
働き方やコミュニケーションの正解が一つではなくなっている今、重要なのは世代で一括りにすることではなく、 それぞれが何を不安に感じ、何を求めているのかを理解しようとすること なのかもしれません。

そして今は、そのすり合わせの途中にAIが入り始めている時代でもあると思います。
コミュニケーションを避けるのではなく、AIを使いながらでも、お互いが安心して対話できる形を探していくことが、これからの職場ではより重要になっていくのではないでしょうか。

 

ダウンロード資料のご案内

今回のホワイトペーパーでは、

  • 上司・部下それぞれが感じている不安
  • ビジネスマナーや評価に対する認識差
  • 「主体性」をめぐるギャップ
  • 飲み会・雑談・ハラスメント意識のリアル
  • Z世代が求める働き方と、上司世代から見えている現実
  • 自由回答から見えてきた本音

など、本記事では紹介しきれなかった詳細データや考察を多数掲載しています。

特に、若手育成・採用広報・組織開発・マネジメント設計に関わる方にとっては、いま職場で起きている変化を読み解くヒントとしてご活用いただける内容となっています。
「最近の若手は分からない」「上司が何を考えているのか分からない」で終わらせるのではなく、今の時代の働く価値観をどう受け止めるか。
そして、世代を超えてどうコミュニケーションを設計していくか。
そのヒントとして、ぜひホワイトペーパーもご覧ください。

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【調査概要】マイナビティーンズラボ「Z世代部下とY世代上司の関わり方に関する調査」

・Z世代部下調査

  • 調査対象

    22歳~25歳/2026年3月末時点で社会人1年目/日常業務で関わりのあるY世代の上司がいる方

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2026年3月24日~4月8日

  • 方法

    インターネット調査  

・Y世代上司調査

  • 調査対象

    35歳~49歳/2026年3月末時点で主任・係長以上の役職者/日常業務で関わりのある社員で、Z世代の入社1年目部下がいる方

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2026年3月24日~3月26日

  • 方法

    インターネット調査 

Z世代社会人の映画事情は? 映画館に求めることや作品選び、情報収集の実態を調査

近年、動画配信サービスの普及などを背景に、若年層を中心に映画鑑賞のスタイルは多様化しています。そのような状況でも映画館へ足を運ぶ若者は、どのように映画の情報収集を行い、何を目的に映画館へ行っているのでしょうか。

今回は、3カ月に1回以上映画館へ行く23~29歳のZ世代社会人を対象に調査を実施。調査の結果、Z世代社会人は洋画よりも邦画を好み、気になる映画については映画館で流れる予告編のほか、YouTubeやInstagram、XなどのSNSで情報収集をしていることがわかりました。このほか、映画館に行く目的や信頼しているおすすめ情報源などについても解説します。

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1,映画の鑑賞料金は妥当? 高い?

Z世代社会人は、映画の鑑賞料金をどのようにとらえているのか聞きました。結果としては多くの人が料金に納得していましたが、特に女性で「高い」と感じている人も一定数いました。

Q.映画館の鑑賞料金についてどう感じますか?

Q10_映画館の鑑賞料金についてどう感じますか?

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画館の鑑賞料金については、「やや高いと感じるが、映画館へ行く判断にはあまり影響しない」45.2%が大半を占めました。次いで多かったのが「妥当である」31.9%で、これらを合わせると約8割の人が映画の鑑賞料金にある程度納得していることになります。

一方、男女別で観ると、女性の「高いと感じ、映画館へ行くか少しためらうことがある」25.5%の割合が男性より14ポイント高くなっており、割引施策の訴求余地があると考えられます。

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2,映画館には誰と行く?

映画館には友人と行く人が多い一方、1人で行く人も目立ちました。その理由についても考察しています。

Q.映画館には誰と行くことが多いですか?(複数選択)

Q11_映画館には誰と行くことが多いですか?(複数選択)

映画館には、「友人」45.5%と行く人が多数派でした。映画館での映画鑑賞には、「誰かと一緒に観たくなる作品・体験」が求められていると考えられます。

次いで多かったのが「1人で行くことが多い」38.2%です。友達と一緒に映画館へ行く人も多い一方、1人で映画に没頭したい人も多いようです。

男女別に見てみると、「母親」の回答が、男性で6.8%であるのに対し女性で15.7%であり、倍近い数値となっています。女性は母親とより仲が良く、一緒に出かける機会も多いようです。このような層には、幅広い世代が楽しめる映画が刺さりやすいでしょう。

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3,映画館に行く目的、メインは「趣味」だが男女で差

映画館に行く目的としては、多くの人が「趣味」を挙げました。目的は男女で差が見られ、男性は気分転換、女性は推し活のために行く人も目立ちました。

Q.映画館にはどのような目的で行くことが多いですか?(5つまで選択可)

Q14_映画館にはどのような目的で行くことが多いですか?(3つまで選択可)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画館に行く目的として最多だったのは「趣味として映画を楽しむため」41.2%でした。多くの人が、純粋に趣味として映画を楽しむために映画館へ行っているようです。

男女別に見ると、「気分転換のため」という回答が、女性より男性のほうが8.2ポイント高くなっています。男性のほうが、リフレッシュのためによりライトに映画館へ足を運ぶ人が多いといえます。

一方、「推し活のため」という回答は、男性より女性のほうが12.8ポイント上回っており、本調査では女性のほうが推し活目的で映画館を利用する傾向が見られました。

Q.映画館に求めることは何ですか?(3つまで選択可)

Q15_映画館に求めることは何ですか?(3つまで選択可)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画館に求めることとしては、「料金の安さ」27.9%が最多でした。定期的に映画館へ行くからこそ、リーズナブルな料金で映画を観たいと思うのでしょう。多くの映画館で実施しているレイトショーなどの各種割引施策は、料金の安さを求める多くの映画ファンのニーズを満たしていると考えられます。

次いで、「上映作品が充実していること」26.9%、「アクセスの良さ」24.3%が続きました。映画館へ足を運んでもらうには、「観たい映画があり、簡単に行くことができる」という状況をつくることが重要であるといえます。

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4,観に行く映画はどう決める?

Z世代社会人はどのような映画を好み、どのように映画の情報収集をしているのか聞きました。その結果、洋画と邦画では邦画が人気で、情報収集の方法としては映画館の予告編のほかYouTubeやInstagram、XなどのSNSが挙げられました。公式情報以外の情報源の中では、友人からの情報を信頼している人が多いようです。

Q.洋画と邦画、どちらを観ることが多いですか?(複数選択)

邦画アニメ:鬼滅の刃、名探偵コナンなど
洋画アニメ:ピクサーズ、ディズニーなど

Q12_洋画と邦画、どちらを観ることが多いですか?(複数選択)邦画アニメ:鬼滅の刃、名探偵コナンなど洋画アニメ:ピクサーズ、ディズニーなど

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

洋画と邦画では、実写・アニメにかかわらず邦画を観る人のほうが多いという結果になりました。特に女性で邦画(実写)の支持が68.0%と男性に比べ高くなっています。

一方、男性は洋画(実写)を観る割合が52.0%と、女性より12.8ポイント高い結果に。全体傾向としては洋画離れが進みつつも、実写映画においては男性からの洋画の支持もまだ強いようです。

Q.気になる映画の情報について、どこで知ることが多いですか?(複数選択)

Q18_気になる映画の情報について、どこで知ることが多いですか?(複数選択)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画の情報源については、「映画館で流れる予告編」29.6%が最多でした。予告編は映画館へ行けばほぼ必ず観るものなので、やはり情報源にする人が多いのだと考えられます。

次いで「YouTube」26.9%、「X」25.6%と続きました。次の見出し「公式情報以外で信頼している映画のおすすめ情報源は誰ですか?」でも登場するように、映画紹介系のYouTuberやSNSの一般ユーザーの投稿を情報源として信頼している人が多いことと関連しているのでしょう。

Q.公式情報以外で信頼している映画のおすすめ情報源は誰ですか?(3つまで選択可)

Q20_公式情報以外で信頼している映画のおすすめ情報源は誰ですか?(3つまで選択可)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

公式情報以外で信頼している映画のおすすめ情報源として最も多くの支持を集めたのは「友人」22.3%が最多でした。一方で、「特にない」も22.3%と同率で、非公式なおすすめ情報源を特に持たない人も一定数いることがわかります。

その他、「SNSの一般ユーザーの投稿」20.3%、「クチコミサイトの一般ユーザーのレビュー」21.6%、「映画紹介系のYouTuber」19.6%も支持を集めていました。SNS・クチコミサイトともに、一般ユーザーの発信はリアルでフラットな意見に触れられるため、信頼する人が多いのかもしれません。映画紹介系のYouTuberは、映画に特化したレビュワーの意見をある程度尺の長い動画で聞くことによって、納得感が生まれやすいのだと考えられます。

Q.映画館で観る作品を決める際、重視する要素は何ですか?(複数選択)

Q21_映画館で観る作品を決める際、重視する要素は何ですか?(複数選択)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画館で観る作品を決める際に重視する要素としては、「ストーリーのおもしろさ」33.6%が最多でした。映画館へ観に来てもらうためには、ストーリーのおもしろさを伝える工夫が必要であるといえます。

そのほかは、「映画のジャンル」25.3%、「予告編の印象」23.9%と続きました。

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5,7割以上のZ世代社会人が映画の感想をSNSや友人にシェア

前章では、Z世代社会人がSNSで映画の情報を収集し、SNSの一般ユーザーのクチコミを信頼しているという結果を紹介しました。そこで、本人たちも映画の感想をSNSに投稿するのか聞いたところ、7割以上がSNSや友人にシェアすることがわかりました。

Q.映画鑑賞後、SNSに感想や写真を投稿しますか?

Q24_映画鑑賞後、SNSや友人に感想をシェアしますか?(複数選択)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画鑑賞後、7割以上のZ世代社会人が、SNS投稿や友人との会話など何らかの形で感想を共有していることがわかりました。特にInstagramのストーリーズやフィードに投稿する人が目立ちます。

その他、「友人に直接話す」20.3%も比較的多くの人が行っているようです。前述したように、公式情報以外で信頼している映画のおすすめ情報源として最も多くの人が「友人」を挙げていることから、この結果は見逃せないでしょう。映画を観てよかったと思えばそれを友人に話し、友人が同じ映画を観る、という流れが生まれると考えられます。

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6,映画のチケット以外にお金をかけるものは?

映画館での映画鑑賞には、飲み物や食べ物などの消費が伴います。映画館でのチケット以外の消費について質問した結果、多くが飲み物にお金をかけていることがわかりました。また、1人のときと誰かと一緒のときで、消費行動に若干の変化が見られました。

Q.映画館に行くとき、映画のチケット以外では何にお金をかけますか?(複数選択)

Q26_映画館に行くとき、映画のチケット以外では何にお金をかけますか?(複数選択)

(n=301

映画館に行くとき、映画のチケット以外でお金をかけるものは、1人のときでも誰かと一緒のときでも「飲み物」が最多でした。

1人のときは、「パンフレット」20.3%や「グッズ」21.9%を購入する人がやや増える傾向です。1人のときのほうがパンフレットを読み込んで映画の世界に浸ったり、グッズをじっくり選んだりしやすいからかもしれません。

一方、誰かと一緒のときは「ポップコーンなどのフード・軽食」41.5%が微増します。誰かと一緒だとポップコーンなどをシェアしやすいほか、エンタメ的に楽しむ要素が強くなるからだと考えられます。

Q.映画館の料金を抑えるために、普段よく利用するものを教えてください(複数選択)

Q28_映画館の料金を抑えるために、普段よく利用するものを教えてください(複数選択)

(n=301 内訳:女性 n=153、男性 n=148

映画館の料金を抑えるためによく利用するものとして最も多く挙げられたのは「映画の日・サービスデー」34.9%でした。多くの映画館で実施しており、実施日に行くだけと簡単なので、多くの人が利用しているのでしょう。

男女別に観てみると、特に女性で「映画の日・サービスデー」41.2%、「レイトショー料金」23.5%、「クレジットカード・携帯会社などの優待」24.2%を利用している人が目立ちました。女性のほうがより節約意識が高く、各種割引を上手に活用しているのかもしれません。

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった1カ月の趣味・娯楽費や動画配信サービスとの使い分け、映画館へ行く決め手になった情報源などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    23~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/3カ月に1回以上映画館で映画を観る

  • 有効回答数

    301件

  • 調査時期

    2026年3月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代は“なんとなく贈らない”。~ギフト消費から見える人間関係の変化~|感情が動くマーケティング

ギフトは、単なる贈り物ではなく、人との関係性を映し出す行為でもあります。
今回、1829歳のZ世代社会人を対象に行った調査からは、ギフトが「誰にでも同じように贈るもの」ではなく、関係性に応じて発生し、慎重に選ばれる行動であることが見えてきました。

「プレゼント」と「ギフト」は何が違うのか

まず、「プレゼント」「ギフト」は何が違うのでしょうか。
明確な定義があるわけではありませんが、プレゼントが物を渡す行為そのものを指すのに対し、ギフトはそこに意味や意図が含まれる言葉として使われることが多いように感じます。

今回の調査結果を見ると、Z世代社会人にとってのギフトはまさに、相手との関係性の中で成り立つコミュニケーションとして捉えられているようです。

働き方改革やリモートワークの浸透により、社内の人間関係は以前よりもフラットになり、バレンタインのような慣習的なやり取りも虚礼として見直される動きが広がっています。

これまで当たり前とされていた贈り物の文化が揺らぐ中で、人は誰に、どんなときに、どんな想いでギフトを贈るのか。

今回の調査を見ていくと、令和における人間関係のあり方そのものが浮かび上がってきます。

 

ギフトは誰にでも贈るもの”ではない

では実際に、Z世代は誰にギフトを贈っているのでしょうか。

今回の調査でまず見えてきたのは、ギフトが誰に対してでも行われるものではないという点でした。

Q.以下のそれぞれの方に、1年間でギフトを贈る回数をお答えください。(単一回答)

以下のそれぞれの方に、1年間でギフトを贈る回数をお答えください。(単一回答)

n:304

親や恋人といった関係性の近い相手には、年に複数回ギフトが贈られている一方で、職場の同僚や取引先に対しては「贈らない」という回答が最も多くなっています

たとえば「この人にはギフトを贈らない」と回答した割合は、

以下のそれぞれの方に、1年間でギフトを贈る回数をお答えください。
(単一回答)

n:304

  • 職場の同僚:45.4%
  • 職場の先輩・後輩:48.0%
  • 職場の取引先:60.2%

となっており、仕事上の関係よりも、私的で近い関係のほうがギフトが発生しやすいことがわかります。

つまりギフトは、すべての関係性において均一に行われるものではなく、関係性の深さによって発生するかどうかが決まる行動になっているのです。

 

ギフトはイベント中心だが、日常の気持ちもきっかけになる

Q.あなたが誰かにギフトを贈るタイミングをお答えください。(複数回答可)

あなたが誰かにギフトを贈るタイミングをお答えください。(複数回答可)n:304

では、若手社会人はどんなタイミングでギフトを贈っているのでしょうか。調査では、贈るタイミングとして多かったのは、

  • 誕生日:54.6%
  • 母の日:49.0%
  • 父の日:40.1%
  • バレンタイン:38.2%
  • クリスマス:29.6%

など、まずは定番イベントでした。

一方で、

  • 感謝の気持ちを表すとき:24.3%
  • 差し入れ:17.8%
  • 何かを頑張った・成し遂げたとき:10.2%

という回答も見られ、イベント以外の場面でもギフトが生まれていることがわかります。
つまり、若手社会人のギフトはイベントを軸としつつも、感謝や気遣いといった日常の感情をきっかけに発生することもある、というのが実態に近いのではないでしょうか。

 

だからこそ、なんとなくができない

では、なぜここまで慎重なのでしょうか。

その理由のひとつが、ギフトの「失敗経験」にあります。

Q.だれかにギフトを贈ったとき、失敗したと感じた経験はありますか?(単一回答)

だれかにギフトを贈ったとき、失敗したと感じた経験はありますか?(単一回答)

n:304

調査では、52.3%が「ギフトを贈って失敗したと感じた経験がある」回答しました。

「相手の好みに合わなかった」
「すでに持っていた」
「使ってもらえなかった」

こうした声から見えてくるのは、
気持ちだけでは成立しない難しさです。

だからこそ、ギフトは
贈るならちゃんと選ばないといけない行動になっているのです。

 

選び方はかなり現実的

Q.ギフトを選ぶ際に最も重視していることをお答えください。(単一回答)

ギフトを選ぶ際に最も重視していることをお答えください。

n:304

その結果、ギフト選びはかなり現実的なものになっています。最も重視されているのは「相手の好み・趣味」です。

また、重視する項目としては

  • 相手の好み・趣味:57.9%
  • 価格・予算感:43.1%
  • 使いやすさ・実用性:39.1%

が上位となっており、ギフト選びは感覚だけでなく、予算や実用性も踏まえた現実的な判断で行われていることがわかります。

Q.ギフトを探す際の方法・手段として当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答可)

ギフトの購入場所として当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答可)

n:304

情報収集の面では、

  • Webで相手が好きそうなものを探す:53.0%
  • Webでレビューがいいものを探す:32.0%
  • Instagramで探す:27.3%
  • 実店舗を見にいく:30.6%

が上位でした。

Q.ギフトの購入場所として当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答可)

 ギフトを探す際の方法・手段として当てはまるものをすべてお答えください。(複数回答可)

n:304

一方、実際の購入場所では

  • ショッピングモール・商業施設:62.1%
  • 百貨店:41.1%
  • 路面店:24.3%

が上位で、総合ECモール22.7%を上回っています。
つまりZ世代社会人のギフト選びは、WebSNSで情報を集めつつ、最後は実店舗で確認して購入するという、かなり慎重なプロセスをたどっているようです。

 

ギフトは共有される体験にもなっている

Q.ギフトを贈るとき、SNSに載せること(写真映えすること)を意識していますか?(単一回答)

ギフトを贈るとき、SNSに載せること(写真映えすること)を意識していますか?

n:304

さらに、ギフトとSNSの関係も見逃せません。

ギフトを贈る際には、SNSでの見え方を意識する人が多く、

  • 意識している:22.0%
  • やや意識している:31.9%

という結果に。

Q.誰かにギフトをもらったときに、SNSに投稿したことはありますか?(単一回答)

Q.誰かにギフトをもらったときに、SNSに投稿したことはありますか?(単一回答)

n:304

実際に、もらったギフトを投稿した経験がある人も49.0%と約半数にのぼっています。

ギフトはもはや、贈る・受け取るという二者間の行為にとどまらず、
第三者にも共有される体験として広がりつつあります。

 

~まとめ~

今回の調査から見えてきたのは、
ギフトが単なる贈り物ではなく、関係性そのものを映し出す行動であるということです。ギフトは誰にでも贈るわけではなく、関係性に応じて発生し、相手のことを考えながら慎重に選ばれる。

また、イベントが大きなきっかけである一方、感謝や気遣いといった日常の感情も、ギフトを生む理由になっています。

人間関係がフラットになった今、ギフトは当たり前に贈るものではなく、相手との関係性を表す特別な行為になっている。だからこそ、贈るときには慎重さや気持ちの込め方がより重視されているのかもしれません。

 

  • 調査対象

    18歳~29歳/男性145名 女性156名/正社員・公務員・団体職員

  • 有効回答数

    304名

  • 調査時期

    2026年2月25日~3月1日

  • 方法

    インターネット調査

Z世代社会人は、なぜドラッグストアを選ぶのか―注目したいコスト・タイム・メンタルパフォーマンスという視点―|「感情」が動くマーケティング

医薬品はもちろん、日用品や食料品も充実しているドラッグストアの存在感は年々高まっています。特にZ世代社会人にとって、ドラッグストアは単なる「薬を買う場所」ではなく、日常消費の中で欠かせない選択肢の一つになりつつあります。

マーケティング・広報ラボの調査では、Z世代社会人がドラッグストアをどのように利用しているのか、実態を明らかにしました。

そのデータと今後の消費トレンドを基に、マーケターの視点でZ世代社会人のインサイトを読み解いていきます。

今回はこの調査をマーケター目線で深掘り!

Z世代社会人は「堅実」な世代なのか

Q.スーパーなどの他業態と比べたとき、ドラッグストアを選ぶメリットは何だと感じていますか?

Q.スーパーなどの他業態と比べたとき、ドラッグストアを選ぶメリットは何だと感じていますか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

本調査でドラッグストアの利用理由として上位に挙がったのは、「価格の安さ」「クーポン・ポイントが使える」「家や職場から近い」といった非常に合理的な項目です。この結果から見えてくるのは、Z世代社会人が衝動や気分で買い物をしているわけではないという事実。日頃彼らは日常消費において、「コスパの良さ」「タイパの良さ(家から近いなど)を大切にしている様子が見えてきます。

Z世代の堅実さは、リーマンショックやコロナ禍などで経済が不安定な時代背景の中で育ったということも少なからず影響しています。さらに近年の物価高のニュースは毎日のように消費者に伝えられ消費者を悩ませています。物は高くなるが給料が上がりづらいこの時代にZ世代の社会人も、より堅実思考を強めているのではないでしょうか。

また特に女性は「クーポンが使える」「ポイント制度」の回答が高く、低価格というだけでなく、お得に購入できる仕組みであることがメリットと感じていると思われます。

ドラッグストアが支持される“利便性”と“お得感

Q.ドラッグストアに求めることはなんですか?

Q.ドラッグストアに求めることはなんですか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

ドラッグストアがコンビニよりも選ばれる理由として、「安いから」「コスパがいいから」という声は確かにあります。しかし、この“安さ”は、単純な価格の話だけではないように思えます。

Z世代社会人は、最安値を徹底的に探すほどの手間はかけない一方で、「高く買ってしまった」という感覚を嫌がる傾向にあります。

近年のドラッグストアは食品などの品ぞろえも良く、お得なプライベートブランドを展開する店も増えてきており、一か所で欲しいものが揃うタイパとコスパの両立も支持されてる要因かもしれません。

衝動買いも失敗リスクの低い嗜好品を選ぶ傾向か

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

ドラッグストアでよく購入する商品については、「医薬品(市販薬)」39.2%に次いで「スキンケア」「ヘアケア」「ボディケア」などケア用品、また「掃除用品」などの日用品が上位に並びます。

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

また購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリとして菓子類と飲料が上位に入りました。医薬品や洗剤、スキンケア用品など生活必需品を買いにいったついでに、価格帯も失敗リスクも低いお菓子や飲料を買っているのかもしれません。

Z世代社会人の衝動買いは、感情に任せた浪費ではなく、気力を削られない範囲でのみ許容されている消費だと考えられます。

メンタルパフォーマンスという視点で読み解く

日経BPでは「メンタルパフォーマンス」が今後消費トレンドになると予想しました。メンタルパフォーマンス、略して“メンパ”は、集中力や気力をできるだけ消耗せず、日常を安定した状態で過ごすことを重視する思考です。消費においても、悩んだり失敗して後悔したりといった“気持ちを浪費しない”ことが大事な時代になっていくと予想されます。特に日用品や必需品の消費にはメンパを重視し、その分自分の好きなものへの消費には一層の時間や労力をかけるようになるのかもしれません。

本調査の結果からも、Z世代社会人が日常消費においては、判断や後悔によるメンタル消耗を避けたいと考えている片鱗が見えるような気がしました。

ドラッグストアは、価格・立地・品揃え・お得施策のすべてが、「迷わずに済む」「後悔しにくい」設計になっています。だからこそ、Z世代社会人にとっては、メンタルパフォーマンスの高い買い物空間として生活の中に定着しているのでしょう。

おわりに

Z世代は、派手な消費よりも堅実な選択を好む世代です。それは節約志向というより、自分の好きなものには積極的にお金をかけ、日用品や生活必需品などの、自分の中での優先順位の低いものは効率的に安く済ませるというメリハリ消費の傾向が根底にあります。

今後の消費トレンドであるメンタルパフォーマンスがその傾向を後押しし、「日常の小さな判断で気力を削られたくない」という意識は強まっていくでしょう。

本記事では、Z世代社会人がドラッグストアを選ぶ背景にある価値観や思考を考察してきました。下記調査記事では、利用実態や購買行動をより詳しいデータとともに整理しています。
ぜひ、合わせてご確認ください。

 

調査データのご案内

本記事で使用したデータの詳細はこちらでご覧いただけます

  • 調査対象

    23~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県在住/直近3カ月以内にドラッグストアに行った

  • 有効回答数

    314件

  • 調査時期

    2025年6月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代社会人が使っているスマホの通信キャリア・ブランドは? 選んだ理由や毎月の支払額、格安スマホの認知度も調査!

Z世代にとって、スマホは生活に欠かすことのできないアイテムといえます。Z世代はどのような観点でスマホの通信キャリア・ブランドを選んでいるのでしょうか。

今回は23~29歳のZ世代社会人を対象に、スマホの通信キャリア・ブランドに関するアンケートを実施。利用している通信キャリア・ブランドをはじめ、選んだ理由や毎月の支払額、格安スマホの認知度などについて詳しく解説します。

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1,利用している通信キャリア・ブランドと選んだ理由は?

Q.あなたが利用しているスマホの通信キャリア・ブランドを教えてください。

※複数契約している方は、メインで使っている通信キャリア・ブランドをお答えください。

Q10_あなたが利用しているスマホの通信キャリア・ブランドを教えてください。

(n=303 内訳:女性 n=153、男性 n=150

そもそもスマホのキャリアとは、自社の通信設備を持っている通信事業者のことで、MNO(=Mobile Network Operator)とも呼ばれます。日本におけるキャリア(MNO)は、「docomo」「au」「SoftBank」「楽天モバイル」の4社です。

docomoが提供するahamo、auが提供するpovoとサブブランドであるUQモバイル、SoftBankのサブブランドであるワイモバイルとLINEMOもキャリア(MNO)ということになります。

利用率の高い通信キャリア・ブランドを見てみると、1位「docomo」16.2%、2位「楽天モバイル」15.8%、3位「au」14.2%、4位「SoftBank」12.2%、5位「ahamo」10.9%と、キャリア(MNO)が上位を占めています。

Q.その通信キャリア・ブランドを選んだ理由を教えてください。

Q11_その通信キャリア・ブランドを選んだ理由を教えてください。

(n=303 内訳:女性 n=153、男性 n=150

通信キャリア・ブランドを選んだ理由としては、「料金が安いから」29.7%がトップでした。この傾向は、特に女性に強く見られます。

次に多かったのは、「データ通信量の多いプランがあるから」12.5%です。特に男性で16.7%と、女性の8.5%に比べて2倍近い数値となっています。

Q.あなたの年収を教えてください。

Q9_あなたの年収を教えてください。

(n=303 内訳:女性 n=153、男性 n=150

ここで、年収について見てみましょう。全体では300万円以上500万円未満がボリュームゾーンとなっています。

男女別で見ると、男性は女性よりも「500万円以上600万円未満」と「600万円以上700万円未満」の割合が2倍近く多い結果となりました。一方、女性は男性よりも「200万円以上300万円未満」18.3%の割合がやや多くなっていました。

こうした年収の差が、女性が料金をより重視する傾向、そして、男性が通信量の多いプラン(料金は高くなりやすい)をより重視する傾向に現れているのかもしれません。

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2,利用している通信キャリア・ブランドを知ったきっかけは「家族からの紹介」「テレビCM」

Q.その通信キャリア・ブランドを知ったきっかけを教えてください。

Q12_その通信キャリア・ブランドを知ったきっかけを教えてください。

(n=303 内訳:女性 n=153、男性 n=150

通信キャリア・ブランドを知ったきっかけで一番多かったのは、「家族からの紹介」24.4%です。調査対象者が独身の若手社会人ということもあり、まだ実家とのつながりが強く、影響を受けやすいのかもしれません。

次に多かったのが「テレビCM」23.4%です。通信キャリア・ブランドの認知には、テレビCMが重要な役目を果たしているといえそうです。

 

3,今利用しているキャリアの満足している点・不満な点

Q.現在契約している通信キャリア・ブランドの満足している点を教えてください。

Q14_現在契約している通信キャリア・ブランドの満足している点を教えてください。

(n=303 内訳:女性 n=153、男性 n=150

満足している点としては、「料金が安い」34.3%が首位でした。これは、通信キャリア・ブランドを選んだ理由として「料金が安いから」が広く支持されていた結果と一致しています。また、この傾向は女性でより強く見られます。

他には、「データ通信量の多いプランがある」17.8%、「通信速度が速い」16.2%、「プラン内容が分かりやすい」16.2%と続きました。データ通信量や通信速度はスマホを快適に使うための重要な要素であり、満足度につながりやすいといえます。また、プラン内容が分かりやすいことで利用者は納得してサービスを利用でき、満足感につながっていると考えられます。

Q.現在契約している通信キャリア・ブランドの不満な点を教えてください。

Q15_現在契約している通信キャリア・ブランドの不満な点を教えてください。

(n=303 内訳:女性 n=153、男性 n=150

不満な点を聞いたところ、「不満な点はない」と答えた人が38.9%で最多でした。多くの人は、特に大きな不満を持っていないようです。

一方で、不満な点としては「料金が高い」17.2%が最多でした。料金に関しては満足している人が多いものの、不満を抱いている人も一定数いることが分かります。この傾向は特に女性で強くなっており、女性のほうがスマホの料金に対してややシビアであるといえそうです。

その他の不満な点としては、「電波が入りにくい」14.2%、「通信速度が遅い」10.6%が続きました。電波の入りやすさや通信速度はスマホを快適に使う上で重要な指標となるため、これらが満たされないと不満につながりやすいでしょう。

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4,毎月の支払額と理想の支払い額

毎月のスマホ代の理想と現実

毎月のスマホ代の理想と現実

(n=303

毎月のスマホ代(上図左)で一番多かった回答は「3,000円以上4,000円未満」19.5%です。次いで「2,000円以上3,000円未満」16.8%が多く、この2つで約4割を占める結果となりました。

理想のスマホ代(上図右)で一番多かった回答は「2,000円以上3,000円未満」24.4%です。毎月のスマホ代で一番多かった回答が「3,000円以上4,000円未満」であったことを考えると、今のスマホ代をあと1,000円ほど安くしたいと感じている人が一定数いると推察できます。

 

5,「格安スマホ」が何か説明できない人の割合は約6割

前章で示唆されたように、スマホ代を安くしたいと感じている人は一定数いると考えられます。スマホ代を安くするには格安スマホに乗り換えるのもひとつの手ですが、格安スマホはどれくらい認知されているのでしょうか?

Q.「格安スマホ」とは何か知っていますか?

Q23_「格安スマホ」とは何か知っていますか?

(n=303

そもそも「格安スマホ」とは、前述したキャリア(MNO)以外の通信事業者のこと。キャリアの回線を借りてサービスを提供しており、キャリアと比べて安価であることが特徴です。

「格安スマホ」とは何か知っているか聞いてみたところ、「『格安スマホ』という言葉を知っていて、どのようなものか説明できる」と回答した人は全体の約4割にとどまりました。

格安スマホがどのようなものかよく知られていないことが、格安スマホのユーザーが少ない原因のひとつになっているかもしれません。

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった通信キャリア・ブランド乗り換え経験の有無や格安スマホの利用意向などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    23~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/一人暮らし/iPhone・Android・その他スマートフォンを利用/自分で携帯料金を払っている

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2026年2月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代社会人の健康意識は? 運動習慣と食事回数・外食傾向、健康にかける予算感まで詳しく調査!

仕事やプライベートで忙しい日々を送るZ世代社会人にとって、健康管理は重要なテーマでしょう。食生活では、栄養バランスや手軽さを重視する傾向が年々高まっています。

そこで今回は、Z世代社会人を対象に「健康意識と食生活」についてアンケートを実施。健康を意識し始めた理由から普段の運動・食事スタイルなど、Z世代社会人のリアルな姿を詳しく調査し、解説します。

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1,健康を意識したきっかけは? 「外見重視」は半数以上、男女差も明らかに

Q.健康を意識し始めた主な理由を教えてください。

Q.健康を意識し始めた主な理由を教えてください。

(n=301、男性n=115 女性n=186)

はじめに、健康を意識し始めた理由について聞いてみると、1位「美容や体形維持」31.2%、2位「体重増加・見た目の変化」28.2%と外見に関する動機が半数以上で、3位「加齢による体調変化」23.9%の結果となりました。約4割の女性は美容や体形維持が中心ですが、男性は体調や見た目の変化のほか「仕事のパフォーマンス向上」「スポーツや趣味のパフォーマンス向上」が20.0%となりました。

男性は仕事や趣味など生活の充実を意識しているのに対し、女性は外見面を重視して健康管理に取り組む傾向がうかがえます。

 

Q.健康のために運動面で行っていることとその頻度を教えてください。

Q.健康のために運動面で行っていることとその頻度を教えてください。

(n=301)

健康のためにほぼ毎日行っている運動については、1位「ウォーキング・散歩」41.5%が最も高い割合になりました。次いで、2位は「筋トレ・ストレッチ」18.6%、3位「ジョギング・ランニング」11.0%でした。 「ウォーキング・散歩」は頻度別に見ても、すべて最上位になっています。

全体的に、 自分のペースで取り組める運動 が上位を占めており、ジムやヨガ、サウナ・スパなどの施設利用型のものは4%台と低くなっています。 Z世代社会人はスキマ時間を活用して、手軽にできる運動を取り入れていることがうかがえます。

 

Q.健康のために生活面で行っていることとその頻度を教えてください。

Q.健康のために生活面で行っていることとその頻度を教えてください。

(n=301)

健康のために行っている生活習慣は、1位「食事管理」32.6%、2位「栄養バランスを意識している」25.6%、3位「サプリメント摂取」22.6%の順でした。食に関連する項目が上位を占めており、 食事を通じたインナーケアへの意識が高い傾向 です。また、約5人に1人が「サプリメント摂取」と「十分な睡眠」を取り入れていることがわかります。一方で、「アプリやウェアラブル端末での管理」「整体やマッサージ、針灸」などは低めの数値となりました。

全体的に日々の食事を重視する人が多く、栄養バランスやサプリメント、睡眠なども一定数が重視しているようです。

 

Q.健康管理のために利用しているアプリ・デバイス・ツール等があれば教えてください。

Q.健康管理のために利用しているアプリ・デバイス・ツール等があれば教えてください。

(n=301、男性n=115 女性n=186)

健康管理のために利用しているアプリ・デバイス・ツールは「運動・歩数計アプリ」が43.2%でした。次いで「無料のフィットネス動画」19.9%、「体重・体脂肪記録アプリ」16.3%と続き、スマホで利用できる便利なサービスが上位を占めています。

特に女性は約8割が健康管理のためのアプリなどを活用しており、「運動・歩数計アプリ」の利用が約半数を占め、「体重・体脂肪記録アプリ」の利用率も男性を上回っています。

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2,約4割が普段の食生活に満足と回答、食事の回数や健康のための工夫は?

Q.健康を意識した上で、普段の食生活に満足していますか?

Q.健康を意識した上で、普段の食生活に満足していますか?

(n=301、男性n=115 女性n=186)

健康を意識した食生活に対しては「満足している」43.2%が最多で、「非常に満足している」と合わせると約6割が肯定的でした。

特に男性は「非常に満足・満足」が約6割となり、高い自己評価に。対して女性は、約4割が「満足」しているものの、「あまり満足していない」が16.7%と男性の比率よりもやや上回り、「どちらでもない」も25.3%に達しました。女性の方が男性よりも健康への理想が高く、自身の食生活に対してシビアな評価になっているのかもしれません。

 

Q.普段の生活で、食事をとるタイミングを教えてください。

Q.普段の生活で、食事をとるタイミングを教えてください。

(n=301)

食事をするタイミングについては、約7割の人が「昼食」や「夕食」、平日の「朝食」をとっていますが、休日の「朝食」は約5割にとどまり、食べる人・食べない人に分かれているようです。休日はゆっくり寝ていて朝食を抜いたり、ブランチに置き換える人も多いのかもしれません。

一方で、4人に1人が休日に「間食(昼と夜の間)」をとっており、平日よりも高い数値をマーク(平日の間食:18.9%、休日の間食25.3%)。休日は時間にゆとりを持ちやすくおやつを食べてリラックスする人も増えるようです。

 

Q.普段の食生活で健康のために行っていることを教えてください。

Q.普段の食生活で健康のために行っていることを教えてください。

(n=301、男性n=115 女性n=186)

食生活で健康のために行っていることは、トップは「野菜を多めに摂る」19.6%、次いで「意識的に水分補給をする」18.6%の順でした。男女別では顕著な差があり、女性は「野菜摂取(22.6%)」や「食事量のコントロール(19.4%)」、「自炊をメインにする(18.3%)」の比率が、男性を大きく上回っています。女性は食事の中身や量、調理法などと複合的日々の健康管理に取り組んでいる様子がうかがえます。

 

Q.普段飲んでいるサプリメントの種類を教えてください。

Q.普段飲んでいるサプリメントの種類を教えてください。

(n=301、男性n=115 女性n=186)

普段飲んでいるサプリメントの種類は、1位「ビタミンC」21.6%、2位「プロテイン」10.6%、3位「マルチビタミン」10.3%で、約3割は「摂っていない」と回答しました。

男女別で見ると、男性は「オメガ3(9.6%)」が女性の3倍以上で、健康維持や身体機能の向上を意識している様子。一方で、女性は「ビタミンC(26.9%)」「鉄分(10.8%)」の摂取率が高く、美容や貧血対策が垣間見えます。 男性は健康管理、女性は美容・体調ケアが中心 となっており、サプリ選びに目的意識の違いがうかがえます。

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3,「自炊」が基本の健康志向派、外食する際に重視するポイントは?

Q.平日と休日の食事は、普段どの食事スタイルになることが多いか教えてください。

Q.平日と休日の食事は、普段どの食事スタイルになることが多いか教えてください。

(n=301)

食事スタイルは 「自炊」が主流 で、「平日・夜」「休日・夜」は約7割が自炊をしています。外食傾向が高まるのは「休日・昼」でレストランのほかファーストフードも含めると約半数が外食を利用。平日・休日ともに「朝」を食べない人は約5人に1人でした。

全体的に、テイクアウトやデリバリーの利用は外食に比べると低い割合になり、家でくつろぎながら食べるよりも、外食を選ぶことで後片付けなどの手間も省いているのかもしれません。

 

Q.健康を意識した時によく外食で利用するお店を教えてください。

Q.健康を意識した時によく外食で利用するお店を教えてください。

(n=301 ※自由回答からランキング)

全体的に、和食や定食スタイルの店が人気が中心となっており、手軽さ・コスパの良さ・カスタマイズ性がポイントとなっています。

1位「大戸屋」、2位「やよい軒」

和食中心の定食スタイルで、主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事ができる点が特長。魚メニューの充実やごはんの種類も選ぶことができる。メニューにはカロリーや栄養成分も表示されており、手軽に健康的な食事を摂れる点からも支持を集めているようです。

3位「ガスト」、4位「サイゼリヤ」

豊富なメニューに加え、コストパフォーマンスの良さがメリット。サラダやスープ、小皿メニューなどを組み合わせ、自分の好みに合わせてバランスを調整できる点も魅力でしょう。日常で気軽に利用できる店舗として選ばれていると考えられます。

7位「すき家」、9位「松屋」「吉野家」

手頃な価格で丼・定食を選べ、ごはんの量を細かく調整可能。サラダやサイドメニューを組み合わせ、健康志向に合うカスタマイズも実現できます。注文から提供までの時間が短く、Z世代社会人にとってはタイムパフォーマンスの良さでも人気がうかがえます。

 

Q.健康を意識して外食する際、お店を選ぶ時に重視しているポイントを教えてください。

Q.健康を意識して外食する際、お店を選ぶ時に重視しているポイントを教えてください。

(n=301、男性n=115 女性n=186)

健康を意識して外食する際のポイントは、1位「価格の手頃さ」30.9%、2位「おいしさ」26.3%、3位「自分に合った量で注文できる」19.9%となりました。手頃な価格で無理なく続けられることや、おいしさなどの基本的な満足度が重視されています。

男性は「高タンパク・低糖質」12.2%の数値も目立ち、筋肉や体づくりをきっかけにお店を選ぶ傾向も。女性は「価格」や「おいしさ」に加え「自分に合った量」や「野菜のメニュー」「栄養」など、さまざまな観点から選ぶ傾向が見受けられます。

 

Q.外食やテイクアウトをする際、健康を意識して気をつけていることを教えてください。

Q.外食やテイクアウトをする際、健康を意識して気をつけていることを教えてください。

(n=301)

外食の時に気をつけていること

1位「カロリーを控えめにする」41.9%、2位「野菜の量が多いメニューを選ぶ」26.6%、3位「炭水化物の量を減らす」18.3%

テイクアウトの時に気をつけていること

1位「カロリーを控えめにする」25.6%、2位 「野菜の量が多いメニューを選ぶ」18.6%、3位「スープやサラダを付けてバランスをとる」17.6

外食時は約4割の人が「カロリーを控えめにする」と答えており、特に食事量や栄養バランスに注意していることがわかります。一方で、テイクアウトは「スープやサラダを付けてバランスをとる」など、組み合わせによって調整する傾向が見られました

 

Q.1か月あたりの自炊・外食・テイクアウトなどの各食事スタイルで使用している金額を教えてください。

Q.1か月あたりの自炊・外食・テイクアウトなどの各食事スタイルで使用している金額を教えてください。

(n=301)

1か月あたりの食費

「自炊」:7,000円~3万円未満 ※日常的な支出として、比較的お金をかける傾向
「外食(レストラン・定食)」:1,000円以上~1万円未満 ※価格を考慮しながら利用する傾向
「外食(ファーストフード)」:1,000円未満、1,000円以上~3,000円未満
「テイクアウト」:1,000円未満、1,000円以上~3,000円未満
「デリバリー」:1,000円未満

全体として自炊を中心に予算配分を行っており、「デリバリー」や「テイクアウト」など利便性が高く割高なサービスへの出費は控えめにする、堅実な姿勢がうかがえます。 食事に関しては、利便性よりもコストを重視 しているようです。

 

Q.健康や食生活について情報を調べる際、主にどの情報源から調べますか?

Q.健康や食生活について情報を調べる際、主にどの情報源から調べますか?

(n=301、男性n=115 女性n=186)

健康や食生活に関する情報源は、「SNS」45.2%、「テレビ番組」30.6%に回答が集中しました。男女別に見ると、男性は「ラジオ(ポッドキャストを含む)」や「ニュースサイト・ウェブメディア」が女性よりもやや上回り、メディアによる客観的な情報を求めるのに対し、女性は「SNS」や「友人」の比率が高く、口コミや共感を重視する傾向です。

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、Z世代の社会人が普段行っている具体的な運動や“健康意識”で選ぶテイクアウト店などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    23~29歳/男女/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/一人暮らし/普段健康を意識した生活を送っていると答えた人

  • 有効回答数

    301件

  • 調査時期

    2025年11月

  • 方法

    インターネット調査

【インタビュー】Z世代のリアル恋愛トークから読み解く、等身大の恋愛観とは?~後編~│「感情」が動くマーケティング

恋愛の先に何を見ている?
Z
世代のSNS・結婚観・お金の感覚を聞いてみた

Z世代の恋愛観とは?

Z世代のSNS・結婚観・お金の感覚

前編では、出会い方や付き合い方を中心に、若者たちが恋愛とどのように向き合っているのかを見てきました。後編では、話題を一歩進め、SNSが恋愛に与える影響や、結婚への意識、デートやお金に対する感覚など、恋愛が生活や将来設計とどう結びついているのかについて話を聞いていきます。

感情だけで突き進むのではなく、現実や先のことを考えながら選択していく姿勢は、今の若者の恋愛観を理解するうえで欠かせない視点です。

 

登場マーケターのプロフィール

中西

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

座談会出席者

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

 

SNSは“出会いの場”であり“警戒ゾーン”でもある

Z世代の恋愛にSNSはどう影響する?

Z世代の恋愛にSNSはどう影響する?

桑野

SNSが恋愛に与える影響については、どう感じていますか?

高木さん

かなりあると思います。

SNSDMでやり取りしている人は、正直、遊んでいるイメージがあります。

中西

高木さんは以前の恋人と別れたあとなど、SNSでの変化はありましたか?

高木さん

ありました。前の恋人と別れたことは投稿内容などでなんとなく周りも気づくんですよね。
別れた直後に、フォローリクエストやDMが一気に来ました。
いわゆる「どしたん?話聞こか」みたいな人が増えました。()

気持ちが落ちているときはそういう軽い誘いに流されて、「じゃあお茶でもしよう」みたいなことはありました。

桑野

実際に会ってみて、どう感じましたか?

高木さん

やっぱり遊び目的の人が多かったです。まあ当然ですけど。
エスコートが上手だったり、女の子の扱いがうまい人ほど、逆に警戒するようになりました。

中西

井田さんはどうですか?

井田さん

影響は大きいと思います。
SNS
を出会い目的で使っている人をよく見かけます。
僕自身も、やっぱりSNSは完全に知らない人というより、友達の知り合いとか趣味が同じとか何かしらつながりがある人とやり取りすることもあります。もちろん最初は恋愛目的ではないですが、そこから始まる恋愛もあるんだろうなとは思いますね。

「いずれは結婚したい」でも、焦り方は男女で違う

令和の時代でも結婚観は男女差あり?

令和の時代でも結婚観は男女差あり?

桑野

結婚については、どんな考えを持っていますか?

高木さん

仕事である程度自立してから結婚したいです。
年齢でいうと28歳くらい、遅くても30歳前には結婚したいと思っています。
子どもは欲しいので、キャリアとのバランスも考えています。

中西

周りの雰囲気はどうですか?

高木さん

結婚を意識し始めている人は増えています。
今の彼氏と結婚前提でお付き合いしているわけではないので、その点では焦りがあります
恋愛経験がそこまで多くないので、もう少し経験してから考えたい気持ちもあります。

桑野

井田さんはどうですか?

井田さん

結婚はしたいです。付き合うときは、結婚できる相手かどうかを考えています。
ただ、周りを見ると少数派だと思います。

中西

周囲とのギャップは感じますか?

井田さん

感じます。
人生設計を具体的に考えているのは、女性のほうが多い印象です。女性のほうが年齢で切って考えている人が多いなあと思います。●●才までに結婚とか、
●●才までに出産したいみたいな。僕は、そういう年齢という時間軸で区切ったことはないですね。

桑野

じゃあ男性はどういう時間軸で区切るのでしょうか。

井田さん

そうですね、年齢というよりは仕事で一人前になったらとか、昇進したらとか、転職して落ち着いてからとかそういう区切りの人が多いかなという印象です。

理想はドラマ、現実はYouTube

桑野

恋愛観は、何から影響を受けていると思いますか?

高木さん

ドラマや映画です。
昔の作品を見返したりもしますし、少女漫画の影響も大きいと思います‼もちろん現実は違うと分かっていても、理想像としてはやっぱり記憶として残っています。

井田さん

自分は映画の影響が一番強いです。
理想は映画、現実ではカップルのYouTubeなどを参考にしています。

桑野

デートの場所は、どうやって探していますか?

高木さん

Instagramで検索します。
場所を決めてから、Googleでルートも含めてデートコースごと一気に決めちゃうこともあります。

井田さん

TikTokを見ることが多いです。バズってるから行ってみよう!みたいな感じですね。
基本的にはSNSで見つけてから口コミを調べたりするのが多いかもしれないです。

奢り問題よりも“パワーバランス”が大事

令和の対等な恋愛関係とは?

令和の対等な恋愛関係とは?

桑野

最後に、お金の話も聞かせてください。

高木さん

デートで使うお金というより、女の子は、デート前の準備にお金をかけます。そこは世間の男性陣に理解してほしいです。() 勝負のデートの前には美容院行ったり、まつエクつけたり、可愛い服を買ったりします。そこの経費がたまに負担に感じちゃいます。

中西

なるほど。女性の場合、恋愛の必要経費が男性よりもかかるということでしょうか。

普段のデート自体にかかる支出はいかがですか?

高木さん

彼氏との普段のデートなら割り勘で5,000くらいが目安です。ただ、正直に言うと初デートでおごられなかった場合は、「脈なしかな」と思います。

中西

逆の場合は?

高木さん

次がないと思った相手には、割り勘を申し出ます。
「今回は出してもらったから、次は出すね」と言える関係が一番いいと思います。

桑野

井田さんはいかがですか?

井田さん

人それぞれだとは思います。だけど僕は、やっぱり男性としてはおごりたい気持ちはあります。
ただまだ社会人1年目で余裕がすごくあるわけではないので普段は割り勘で、記念日は自分が出す感じになってますね。
さんもお話していましたが、最近は、おごられることに抵抗がある女性も増えている印象です。

高木さん

信頼関係が築けてないうちは、借りを作りたくない。みたいな気持ちはあります。だからもちろん奢ってくれるとありがたいけど、今の彼氏とは長く付き合っていきたいので、割り勘が多いですし、それが一番良いと思っています。毎回男性が奢るなんて持続可能な恋愛じゃない。

 

後編まとめ~ 「感情」だけでは動かない。Z世代の恋愛は“設計”されている

後編では、SNSの影響や結婚観、デートやお金の感覚について話を聞きました。

SNSは出会いのきっかけにもなり得る一方で、距離が近くなりすぎるからこそ慎重に使われている様子が印象的でした。DMやフォローといった行為ひとつにも相手の意図を読み取り、「踏み込みすぎない」「線を引く」といった判断が自然に行われています。

結婚については、「いずれはしたい」という意識は共通しているものの、体的なタイミングや考え方には男女で違いが見られました。女性では年齢やライフイベントを基準に考えてる一方、男性は仕事や生活の安定を軸に捉えている傾向も見られましたが、二人とも恋愛が将来設計の一部として現実的に考えられている様子がうかがえます。

また、デートやお金の話からは、相手とのパワーバランスや関係性を崩さないための配慮が随所に見られました。無理をして続ける関係ではなく、お互いが納得できる形で長く続けられることが重視されています。

こうした価値観は、恋愛に限らず、Z世代が人との関係全般において大切にしている距離感とも重なります。
マーケターにとっても、「近づきすぎない」「語りすぎない」コミュニケーションを前提に、相手の気持ちや行動を決めつけず、受け手が自分なりに意味づけできる余地を残した表現が、これからより重要になっていきそうです。