働く女性のヘルスケア意識を調査!運動やサプリetc. 健康と美をキープするための消費実態とは?

更新日:2023年08月23日(水)

近年、在宅勤務が浸透したことで、人々の健康意識が高まったり、運動不足解消のためのジムの利用者が増えています。そこで今回は、23~34歳の働く女性のうち、運動やヘルスケア意識の高い方を対象にアンケートを実施。普段の運動習慣や栄養・サプリメント、消費行動について詳しく調査しました。

ヘルスケア意識の高い、働く独身女性の普段の生活習慣とは?

健康やヘルスケアに気を遣うようになった理由を教えてください。


健康やヘルスケアに気を遣うようになった理由を教えてください。

(n=312 内訳:【23-25歳】n=55、【26-29歳】n=112、【30-34歳】n=145)

健康やヘルスケアに気を遣うようになった理由について聞いたところ、1位は「ダイエットのため」50.3%、続いて2位が「美しくなりたい」47.4%となり、約半数の方が体形を意識した行動だと分かります。

また3位は年代別に傾向が違い、20代前半は「健康で働き続けるため」、20代後半は「運動不足をキープしたい」、さらに30代前半は「若々しさをキープしたい」となりました。

20代の場合は、今後のキャリアも念頭におきつつ、将来に役立つ体づくりを今から始めようという意識が高いようです。一方で30代の場合は、年を重ねても今の状態をキープしたいという現状維持を保つことに意識が向いているようです。

普段の運動習慣について教えてください。

普段の運動習慣について教えてください。

(n=312 内訳:【23-25歳】n=55、【26-29歳】n=112、【30-34歳】n=145)

どのくらいの頻度で運動を行いますか?


どのくらいの頻度で運動を行いますか?

※「ほとんど運動はしない」以外を選択した方 (n=256)

普段の運動習慣については、「YouTube等の無料コンテンツを活用して、自分で行える運動をしている」が多い回答となりました。

さらに年代別にみると20代前半は「特に何も参考にせず、自己流で運動をしている」の回答が多く、自宅などで気軽にできる運動を行っているようです。一方、20代後半~30代前半の場合は、「ジムやスクールなどの有料サービスを利用している」の回答も多く、お金と時間をかけて運動を習慣化させていることが分かります。

また、運動の頻度については、「週2〜3日」が37.5%で1番多い回答となりました。次いで「ほぼ毎日」「週4〜5日」となり、1週間に2日以上、運動する機会を設けている方が多い結果となりました。

ジムやスクール、サークルで運動する場合の人気のジャンルとは?入会のきっかけを年代別に深掘り!

ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?


ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?

※「ジムやスクールなどの有料サービスを利用している」を選択した方 (n=99)

ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。入会・利用したきっかけを教えてください。


ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。入会・利用したきっかけを教えてください。

※「ジムやスクールなどの有料サービスを利用している」を選択した方 
(n=99 内訳:【23-25歳】n=43、【26-29歳】n=43、【30-34歳】n=44)

続いてジムやスクールなどの有料サービスを利用して運動している方を対象に、どんな運動をしているか聞いたところ、ジムでの運動が上位を占め、中でも「筋トレマシン」「ウォーキング」「ランニング」の回答が多く初心者でも取り組みやすいマシンを使った運動をしているようです。次いで「ヨガ」が人気という結果となりました。

また、入会・利用したきっかけについては、20代前半の場合は66.7%が「通いやすい場所だから」と回答。次いで「会費が安いから」となり、自宅近くや通勤途中に立ち寄れるなどの利便性に加えて、安さを重視していることが分かります。

一方で20代後半~30代前半の場合は「学生時代や子どもの時に経験があり、またやりたいと思ったから」を回答する方が多い結果となりました。学生時代に運動経験がある方は仕事に慣れてきた時期から趣味としてもう一度始めたいと検討するケースも多いようです。

無料コンテンツや自己流で運動する場合の特徴とは?

無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?


無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?

※「自分で運動をしている」を選択した方 (n=189)

無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。運動はどこで行いますか?


無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。運動はどこで行いますか?

※「自分で運動をしている」を選択した方 (n=189)

さらにジム・サークルに所属している方、自己流で運動している方どちらも含めた運動による消費行動を見ていきます。
また無料コンテンツや自己流で運動している方の行っている運動については、1位が「ストレッチ」、2位は「筋トレ」、3位が「ウォーキング」となりました。無料の動画コンテンツでやり方を簡単に調べることができたり、詳しい知識がなくても行うことができる手軽な運動が人気のようです。

運動する場所については、7割以上の方が「自宅内」と回答。時間や天候などに左右されない上、人目を気にすることなく自分のペースでできる点から自宅で行っている方が多いと考えられます。

運動のために新しく購入したもの、1ヶ月の平均消費金額とは?運動による消費行動を追究!

その運動をするにあたり、何を購入しましたか?


その運動をするにあたり、何を購入しましたか?

※「ほとんど運動はしない」以外を選択した方 (n=256)

運動のために、1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?


運動のために、1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?

※「ほとんど運動はしない」以外を選択した方 
(n=256 内訳:【ジム・サークルに所属している】n=99、【無料コンテンツ・自己流で運動している】n=189)

運動をするために購入したものについては、1位が「ウェア」、2位が「シューズ」、3位が「ヨガマット」という結果になりました。多くの方が、運動するのに適した服装を購入しているようです。

運動のために1ヶ月に使う金額の平均については、自己流で運動をしている場合は、半数以上が「1,000円未満」と回答しました。ウェアやシューズは一度に使う金額は大きいものですが、毎月購入するものではないため、1ヶ月に使う金額は平均して低くなるようです。

一方、ジム・サークルに所属している場合は会費等がかかるため、人によって1か月にかかる金額はまちまちですが、「1,000円以上7,500未満」が大体の相場となっているようです。

ヘルスケア意識の高い女性が栄養面で気をつけていることとは?購入時のこだわりを調査!

普段の食事について教えてください。


普段の食事について教えてください。

(n=312)

続いて栄養面についても調査し、普段の食事について聞いたところ、「カロリーの摂りすぎに気をつけている」「栄養バランスに気をつけている」が上位となりました。無理のない範囲でカロリーや栄養バランスに気をつけている方が多いようです。

今、栄養などのヘルスケアについて、意識的に摂取しているものを教えてください。


今、栄養などのヘルスケアについて、意識的に摂取しているものを教えてください。

(n=312)

ヘルスケア商品の購入時にこだわってるポイントは何ですか?


ヘルスケア商品の購入時にこだわってるポイントは何ですか?

※「特に摂取しているものはない」以外を選択した方 (n=197)

意識的に摂取しているものの中では「プロテイン」や「栄養補助食品(サプリメント、タブレット)」の回答が多く、ヘルスケア商品の購入時にこだわっているポイントについては、1位「コスパ」、2位「栄養価が高い」、3位「味が美味しい」となりました。

栄養面などの機能性も意識しつつ、コスパや味のおいしさが優れていることは、無理なく長続きさせるために重視しているポイントだといえます。

ヘルスケアに対して1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?


ヘルスケアに対して1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?

※「特に摂取しているものはない」以外を選択した方 (n=197)

ヘルスケア商品の購入に、1ヶ月で使っている金額の平均については、1位が「1,000円以上3,000円未満」、また過半数が5,000円未満という結果になりました。

ヘルスケアに関する情報収集方法、1位はSNS。見ている投稿内容は年代別に変化あり!

ヘルスケアに関する情報はどのように収集していますか。


ヘルスケアに関する情報はどのように収集していますか。

(n=312)

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。


SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」を選択した方 
(n=190 内訳:【23-25歳】n=35、【26-29歳】n=72、【30-34歳】n=83)

ヘルスケアの情報収集方法については、60.8%が「SNS」と回答しました。次いで2位が「テレビ」、3位は「友人」となり、リアルの知り合いの情報を重視している方も一定数いるようです。

SNSの利用については、46.3%の方が「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」と回答し、2位は「Instagram(一般人の投稿)」、3位が「Twitter(現X)(一般人の投稿)」でした。健康や運動についての情報がビジュアルでわかりやすく手に入るInstagramを活用している方が多いです。

また20代に注目してみると20代前半の場合は「インフルエンサー・有名人の投稿」をよく見ているのに対し、20代後半の場合は「一般人の投稿」のほうが支持が高いことが分かります。

まとめ

  • 普段の運動習慣のきっかけは、「ダイエットのため」「美しくなりたい」などの体系維持が多数
  • 運動の頻度は「週2〜3日」が1位、75%以上が週2日以上の運動を習慣化している
    【ジムやスクール、サークル等の有料サービス利用】
     └人気の運動:ジムでの運動、中でも「筋トレマシン」「ウォーキング」「ランニング」
     └始めたきっかけ:「通いやすさ」「学生時代や子どもの時に経験があり、またやりたいと思ったから」が多数
    【無料コンテンツや自己流で運動】
     └人気の運動:「ストレッチ」「筋トレ」「ウォーキング」
     └行う場所:「自宅内」が7割以上
  • 普段の食事は「カロリーの摂りすぎに気をつけている」「栄養バランスに気をつけている」が上位
  • ヘルスケア商品の1ヶ月の平均購入金額は「1,000円以上3,000円未満」でコスパを重視している
  • ヘルスケアについての情報収集は「SNS」が多数。SNS利用者はInstagramのインフルエンサー・有名人の投稿をチェックしている

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、現在行っている運動やヘルスケアについてどんな効果を感じているかについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

  • 調査対象

    23~34歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/健康や運動、ヘルスケアに気を遣っていると回答した方

  • 有効回答数

    312件(23~25歳:55件、26~29歳:112件、30~34歳:145件)

  • 調査時期

    2023年7月14日~2023年7月18日

  • 方法

    インターネット調査

関連記事のご紹介

【未就学児のパパママ対象】熱中症や日焼けなど、夏の子どものヘルスケア意識と購買傾向を調査!

おすすめのお役立ち記事

他の記事も見る
若手社会人に音楽・動画のサブスク利用実態を調査!利用中のサービスや登録理由、選ぶ際のポイントまで徹底解説

2024年04月25日(木)

若手社会人に音楽・動画のサブスク利用実態を調査!利用中のサービスや登録理由、選ぶ際のポイントまで徹底解説

F1層のコスメに関する消費傾向を調査!ブランドスイッチのきっかけやアイテム別の購入ポイント・金額感まで徹底解説

2024年04月18日(木)

F1層のコスメに関する消費傾向を調査!ブランドスイッチのきっかけやアイテム別の購入ポイント・金額感まで徹底解説

【2024年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

2024年04月10日(水)

【2024年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

おすすめのお役立ち資料

他の資料も見る
SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新大学生編~

SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新大学生編~

SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新社会人編~

SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新社会人編~

大学生女子の「推し活」実態調査

大学生女子の「推し活」実態調査

おすすめのお役立ち動画

他の動画も見る
【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

広告掲載やメディアに関するお問い合わせはこちらから

お問い合わせ
050-5443-2281

受付時間:平日10:00〜18:00(弊社所定の休業日を除く)