共働き子育て層の冬の大掃除事情とは?掃除用品の消費傾向やハウスクリーニング利用度を調査!

更新日:2023年11月09日(木)

年末に向けて、大掃除の計画を立て始める方が多い季節になりました。そこで今回は共働き子育て層を対象に冬の大掃除についてアンケートを実施。重点的に掃除するエリアや、ハウスクリーニングの利用実態について調査しました。詳しく解説していきます。

今シーズンの大掃除はいつ行う?重点的に掃除したいエリアとは?

Q. 今年の冬の大掃除はいつごろ行う予定ですか?


Q. 今年の冬の大掃除はいつごろ行う予定ですか?

(n=309)

Q. どこを大掃除する予定ですか?


Q. どこを大掃除する予定ですか?

(n=309)

まずは今シーズンの大掃除を行う時期やエリアについて調査しました。大掃除の時期については、「12月(クリスマス以前)」と「12月(年末)」が約34%で同じくらいの比率となりました。年内のうちに大掃除を行う方が大半だと分かります。

大掃除をする予定の場所は、「玄関」「コンロ」が特に多く、次いで「換気扇」「トイレ」「浴室」の回答も7割近くとなりました。普段掃除が行き届かない場所や、水回りなどは大掃除の対象にしている方が多いようです。

大掃除のためのアイテムはどこで購入する?注目するキーワードは?各エリア別に徹底調査!

Q. 各箇所の掃除用品はどこで購入しますか?

Q. 各箇所の掃除用品はどこで購入しますか?


(n=309)

続いて掃除道具や洗剤など、大掃除に使う掃除用具をどこで購入するか、掃除をするエリアごとに調査しました。どのエリアも共通して「ドラッグストア」で購入する方が多い結果となりました。次いで「100円均一」の回答率も高く、子育て世帯は普段使いしているドラッグストアのほか、100円均一を上手に活用していることが分かります。

Q.【キッチン(コンロ・換気扇・シンク)】の 掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。


Q.【キッチン(コンロ・換気扇・シンク)】の 掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。

(n=309 内訳:【男性】n=151、【女性】n=158)

掃除用品を購入するときに、気にしているキーワードについて各エリア別で調査しました。
まず【キッチン(コンロ・換気扇・シンク)】は「頑固な汚れが落ちる」が46.9%で最多、次いで「短時間でキレイになる」が38.5%となりました。油が蓄積しがちなキッチンでは汚れを落とすことが最優先と考える方が多いようです。

男女別に見てみると、女性の場合は「使い捨てできる」「手荒れなどを気にせず使える」の回答率も高く、汚れを落としつつも自分自身に負担がが少なくて済む要素を求めていることが分かります。

Q.【水回り(浴室・洗面所)】の掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。

Q.【水回り(浴室・洗面所)】の掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。

(n=309 内訳:【男性】n=151、【女性】n=158)

次に【水回り(浴室・洗面所)】についても【キッチン】同様に「頑固な汚れが落ちる」、「短時間でキレイになる」の順に高い傾向となりました。また男女別の傾向としては、「環境に配慮している」の回答率が女性に比べ、男性の方が高い結果となりました。

Q.【トイレ】の掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。


Q.【トイレ】の掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。

(n=309 内訳:【男性】n=151、【女性】n=158)

続いて【トイレ】の場合は、1位「頑固な汚れが落ちる」34.0%、「短時間でキレイになる」が29.5%で2位の結果となりました。汚れを落とすことに加え、時間をかけたくないという需要があるようです。

男女別の結果では、女性の場合は「キレイが長持ちする」の回答率が高く、掃除の頻度を少なくしたいと考えていることが分かります。一方で男性の場合は「デザイン性が高い」の回答が女性に比べて高い結果となりました。トイレに常備しておく掃除用具として見た目にも気を遣いたいと考えているようです。

Q.【居室(窓・網戸)】の掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。


Q.【居室(窓・網戸)】の掃除用品の購入に関して、気にしているキーワードを教えてください。

(n=309 内訳:【男性】n=151、【女性】n=158)

【居室(窓・網戸)】の場合は、1位「短時間でキレイになる」35.9%、2位「キレイが長持ちする」32.0%の順位となりました。他のエリアに比べて、集中した汚れがあるわけではないので、掃除の時間や頻度を短縮したいという需要が最も高いと言えそうです。男女別に見てみると、女性は「掃除の手順がシンプル」の回答率が高く、一方で男性は「環境に配慮している」が高くなっています。

各エリアで使用する商品を通して、女性の場合は負担やストレスを軽減する機能性を重視している一方で、男性の場合は環境への配慮や見た目などデザイン性をプラスαの要素として求めているのではないでしょうか。

Q. 各大型家電の掃除はどのようにしますか?


Q. 各大型家電の掃除はどのようにしますか?

(n=309)

掃除するのが比較的難しい大型家電についても調査しました。「自分で掃除する」がどの家電も半数以上の回答率となりました。各家電別に注目してみると、【エアコン】は「ハウスクリーニングに頼む」方が3割近くと他の家電に比べて自分自身で行うにはハードルが高いと感じている方も多いようです。また【冷蔵庫】は「特に掃除しない」の回答率が比較的高く、日々の掃除で完結している方が多い印象となりました。

新しい掃除用品を買う時の情報収集方法とは?

Q. 新しく掃除用品を購入する際にチェックするメディアを教えてください。


Q. 新しく掃除用品を購入する際にチェックするメディアを教えてください。

(n=309 内訳:【男性】n=151、【女性】n=158)

Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。新しく掃除用品を購入する際にチェックしているSNSを教えてください。


Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。新しく掃除用品を購入する際にチェックしているSNSを教えてください。

※「SNS」を選択した方 (n=105 内訳:【男性】n=43、【女性】n=62)

新しく掃除用具を購入する際、チェックしているメディアは「テレビ番組」が40.5%、「SNS」が34.0%という結果となりました。また男女別に見てみると、女性は「友人」「両親」と回答する方も一定数いました。テレビやSNSに加えて、周りのリアルな意見を参考にする傾向もあるようです。

さらにSNSでの情報収集を深ぼりしてみると「Instagram」の回答率が最も高い結果となりました。また「X(Twitter)」や「YouTube」も30%以上を占めており、各SNS万遍なくチェックしていることが分かります。
またチェックしている投稿は「一般人の投稿」がどのSNSも高くなっており、ここでも使用した方のリアルな意見が重視されていると言えます。

大掃除を「ハウスクリニーング業者に依頼する」割合は58.5%!選ぶ決め手やきっかけを深掘り!

さらに共働き子育て層のハウスクリーニング業者の利用実態についても詳しく調査しました。

Q. 大掃除の際にハウスクリーニング業者への依頼を検討していますか?


Q. 大掃除の際にハウスクリーニング業者への依頼を検討していますか?

(n=309)

大掃除の際、ハウスクリーニング業者への依頼を検討しているかどうかについては、「今回依頼する・検討している」の回答が58.5%と半数以上の結果となりました。忙しい共働き層にとってハウスクリーニングに頼みたいという需要は高いようです。
また「以前に使ったことがある」方の中では、「今回も依頼する・検討している」の回答率が高く、共働き子育て層において一度依頼をすると、リピート率は圧倒的に高いことが分かります。

今回依頼する予定のある方に、依頼する理由を聞いたところ、「自分でやるより綺麗になるから」「専門的な知識がないと間違って掃除すると故障に繋がりそうだから」など、専門業者の力を頼りにしている回答が多く寄せられました。
反対に、依頼する予定のない方の理由は、「費用が高い」など価格面を気にする回答が特に目立ちました。また、「他人が自宅に入ってくることに抵抗がある」などの回答も一定数みられ、特に子どもが小さい家庭では散らかっている家を見せたくなかったり、感染症を気にしていることから、利用をためらう方がいることが分かりました。

Q. ハウスクリーニング業者を選ぶときのポイントはなんですか?(最大5つまで選択可能)


Q. ハウスクリーニング業者を選ぶときのポイントはなんですか?(最大5つまで選択可能)

※「今回依頼する・検討している」を選択した方 (n=181 内訳:【男性】n=87、【女性】n=94)

Q.ハウスクリーニング業者を利用する・検討しているきっかけを教えてください。


Q.ハウスクリーニング業者を利用する・検討しているきっかけを教えてください。

※「今回依頼する・検討している」を選択した方 (n=181 内訳:【男性】n=87、【女性】n=94)

今回依頼する予定のある方に、業者を選ぶときのポイントについて調査すると、「価格の安さ」「清掃のクオリティ」「サービスの内容」「接客の丁寧さ」が上位を占める結果となりました。

男女別に注目してみると男性の1位は「価格の安さ」51.7%、女性の1位は「清掃のクオリティ」51.1%となりました。また女性は「大手の会社」「口コミの評価」と回答した方も男性に比べて多い結果となりました。男性は“価格面”を最も重視しているのに対し、女性は“サービスの質”を重視する傾向があり、またそれを測る指標として、大手の会社という安心感や実際に依頼した方の意見も検討材料にしていると言えそうです。

ハウスクリーニング業者を利用する・検討しているきっかけについては、「テレビ・CM」が32.0%で最も高く、次いで「SNSのおすすめ」が25.4%となりました。また「チラシ」の回答率も上位となっており、ハウスクリーニング利用の促進として自宅に直接届く「チラシ」は効果が高いと言えそうです。

こちらも男女別に見てみると男性は「ダイレクトメール」の回答率が高く、セグメントして送ることで女性に比べて反応がよい傾向にあります。一方で女性の場合は、「友人」の回答率が21.3%と高く、ここからも利用者の声を重視していることが読み取れます。

まとめ

  • 大掃除をするタイミングは、「12月(クリスマス以前)」と「12月(年末)」
  • 掃除する場所は「玄関」「コンロ」が特に多く、次に「換気扇」「トイレ」「浴室」
  • 掃除用品の購入は、どのエリアも共通して「ドラッグストア」が最多。次に「100円均一」「ホームセンター」
  • 掃除用品を選ぶポイントは「頑固な汚れが落ちる」「短時間でキレイになる」が多数派
    └プラスαの要素【男性】「環境に配慮している」「デザイン性が高い」、【女性】「使い捨てできる」「手荒れなどを気にせず使える」
  • 大型家電の掃除は「自分で掃除する」が多いが、エアコンは「ハウスクリーニングに頼む」方が3割近く
  • ハウスクリーニング業者の利用については、「今回依頼する・検討している」が半数以上で特にリピート率が高い。
    └選ぶポイント 【男性】「価格の安さ」、【女性】「清掃のクオリティ」
    └利用きっかけ【男性】「YouTube」「ダイレクトメール」、【女性】「友人」

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、掃除分担やハウスクリーニング利用検討に関する実際のコメントなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/今年の冬に大掃除をする予定と回答した方

  • 有効回答数

    309件(男性:151件、女性:158件)

  • 調査時期

    2023年10月13日~2023年10月16日

  • 方法

    インターネット調査

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