一人暮らし大学生のお金事情を調査!
働き方や生活・趣味にかけるお金の内訳など詳しく解説

更新日:2024年11月06日(水)

一人暮らしの大学生は、学業・生活・アルバイトなど様々な両立が求められます。そんな中で彼らは自由なお金をどのように稼ぎ、使っているのでしょうか。今回は、一人暮らしの大学生を対象に大学生のお金事情についてアンケートを実施しました。お金を稼ぐ方法や目的、使い道など詳しく解説します。

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1,大学生のお金の稼ぎ方を調査!働く目的とは?

Q,大学生になってからお金を稼ぐために行っていることを教えてください。

Q,大学生になってからお金を稼ぐために行っていることを教えてください。

(n=304 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=157)

まず、一人暮らしの大学生がお金を稼ぐために行っていることを調査すると、「長期アルバイト(基本半年以上)」80.6%が最多の結果に。定期的な収入を得るために固定のアルバイトを行っている方が8割以上ということが分かります。次いで「ポイ活」53.6%、さらに女性は「フリマサイトに出品する」も23.6%の回答率となりました。

アプリに登録したり不要になったものを売ったりと、アルバイト以外にもコツコツとお金を稼いでいる方が多いようです。

Q,アルバイト・インターンをしている方にお聞きします。そこで働いている目的を教えてください。

Q,アルバイト・インターンをしている方にお聞きします。そこで働いている目的を教えてください。

※「アルバイト」「有給インターン」と回答した方 (n=304 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=157)

前述でアルバイトやインターンをしていると回答した方の中で働いている目的について調査すると、1位「生活費のため」79.4%、2位「貯金のため」58.4%、3位「趣味代のため」52.6%となりました。一人暮らしの生活費のためというのが主な理由ではありつつ、趣味や貯金のために必要最低限以上のお金を稼いでいることが分かります。

また男女別の結果に注目してみると、女性の場合は「推し活のため」31.8%となっており、男性よりも回答率が高くなっています。マイナビキャリアリサーチLab(外部リンク)のZ世代の調査で「推しがいる」と回答した方は93.7%という調査結果があり、ライブやグッズなど、推し活のための費用を重視している方も多いようです。

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2,稼いだお金の使い道は?生活費や趣味など男女で異なる比率に

Q,自分で稼いだ収入は何に使っていますか? 1カ月の金額(家賃などの生活費)

Q,自分で稼いだ収入は何に使っていますか? 1カ月の金額(家賃などの生活費)

(n=304)

続いて収入の使い道について調査しました。家賃などの生活費に関して、「使っている」回答の中では【家賃】「5万以上」が16.4%となり、最も費用がかかる項目となっております。【光熱費】【通信費】【勉学費】は「5,000円以上1万円未満」がボリュームゾーンとなっています。また【日用品】は「3,000円以上5,000円未満」が最多の結果となりました。

Q,自分で稼いだ収入は何に使っていますか? 1カ月の金額(家賃などの生活費以外)

【男性】
Q,自分で稼いだ収入は何に使っていますか? 1カ月の金額(家賃などの生活費以外)【男性】
【女性】
Q,自分で稼いだ収入は何に使っていますか? 1カ月の金額(家賃などの生活費以外)【女性】

(n=304 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=157)

続いて生活費以外については男女で異なる結果となりました。
男性の場合は【家具・インテリア】【家電】【サークル・部活】【美容】の項目は、多少幅はあるものの「3,000円以上5,000円未満」までがボリュームゾーンとなっています。また【衣服】【趣味】に関しては「1万円以上2万円未満」までがボリュームゾーンとなっています。
「1万円」前後を目安に各項目に万遍なくお金をかけている傾向があるようです。

女性の場合【家具・インテリア】【家電】【サークル・部活】の項目については「1,000円未満」「1,000円以上3,000円未満」にとどまる結果に。一方で【衣服】【趣味】は「5,000円以上2万円未満」がボリュームゾーンとなっています。さらに【推し活】に関しては、男性は「1,000円未満」に対して「1万円以上2万円未満」が最多の結果となりました。
女性は費用をかけるもの/かけないものと、あらかじめ大まかな予算を決めることによって、【推し活】【衣服】などに高い金額を費やすことができているようです。

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3,欲しいものがあった時はどのようにする?対応方法を調査!

Q,欲しいものがあった時など、臨時でお金が必要になった時にはどのようにしていますか。

Q,欲しいものがあった時など、臨時でお金が必要になった時にはどのようにしていますか。

(n=304 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=157)

では欲しいものがあり、臨時でお金が必要になった場合はどうするのでしょうか。
「働いているアルバイトの日数を増やす」「単発バイトなど新たなアルバイトを増やす」の回答が目立ちました。特に男性は新たに単発アルバイトを行う割合が高くなっています。臨時でお金が必要になった際にはできるだけアルバイトを増やすことで対応しているようです。

一方で「購入をあきらめる」の回答率も37.5%と一定数あり、本当に必要なものかどうかを吟味しているようです。

Q,臨時でお金が必要になった時に行うアルバイトで重視していることは何ですか?

Q,臨時でお金が必要になった時に行うアルバイトで重視していることは何ですか?

※「単発バイトなど新たなアルバイトを増やす」と回答した方 (n=112 内訳:【男性】 n=64、【女性】n=48)

前述の設問で「単発バイトなど新たなアルバイトを増やす」と回答した方に、単発のアルバイトで重視していることについても調査しました。「日払い可能」「未経験でもできる」は全体で40%以上の結果となりました。

また男女別に注目してみると、女性は「高時給」「短時間の勤務が可能」の回答率も高くなっていることが分かります。臨時収入を目的としており、より高い時給や通常アルバイトと掛け持ちするため、すき間時間でできることなどが条件となっていると考えられます。
一方で男性は「一人作業でできる」の回答率も一定数あり、黙々と作業ができる点や未経験でも働きやすいなど、金額面より仕事面を重視している傾向があるようです。

4,欲しいものの情報は「SNS」で収集!

Q,欲しいものを購入する際の情報収集方法を教えてください。

Q,欲しいものを購入する際の情報収集方法を教えてください。

(n=304 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=157)

欲しいものを購入する際の情報収集は「SNS」が62.8%で最も多い結果に。特に女性の回答率が高くなっていることが分かります。

男性の場合は「テレビ」「ニュースサイト・ウェブメディア」などの割合が女性よりも高くなっており、メディアから情報を得ている方も多いようです。

Q,SNSと回答した方にお聞きします。該当するものを選んでください。

Q,SNSと回答した方にお聞きします。該当するものを選んでください。

※「SNS」と回答した方 (n=191 内訳:【男性】 n=82、【女性】n=109)

さらにSNSの回答の詳細を見てみると、男女で傾向が分かれる結果となりました。
男性は主に「X(Twitter)」から情報を得ており、投稿内容は「一般人の投稿」「友人・知人の投稿」を参考にしているようです。一方で女性は「Instagram」を情報源に投稿内容は「インフルエンサー・有名人の投稿」「一般人の投稿」を参考にしていることが分かります。

男性は比較的一般の方の意見を参考にしているのに対して、女性はインフルエンサーや有名人の投稿に注目している傾向があります。

まとめ

  • 大学生がお金を稼ぐ方法は「長期アルバイト(基本半年以上)」80.6%、「ポイ活」53.6%
  • お金を稼ぐ目的:1位「生活費のため」、2位「貯金のため」、3位「趣味代のため」
  • 生活費以外で最もお金をかけているもの
    └【男性】:全体的に1万円前後で万遍なくお金をかけている。特に【趣味】は「1万円以上2万円未満」が最多
    └【女性】:【衣服】【趣味】【推し活】などをメインに「1万円以上2万円未満」お金をかけている
  • 臨時で欲しいものがあった時には「働いているアルバイトの日数を増やす」「単発バイトなど新たなアルバイトを増やす」
  • 単発アルバイト先を選ぶポイントは「日払い可能」「未経験でもできる」
  • 欲しいものの情報収集方法は「SNS」
    └【男性】:主に「X(Twitter)」、投稿内容は「一般人の投稿」「友人・知人の投稿」を参考
    └【女性】:主に「Instagram」、投稿内容は「インフルエンサー・有名人の投稿」「一般人の投稿」を参考

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  • 調査対象

    18~23歳/未婚/子どもなし/大学生/一人暮らし/お金を稼ぐために行っていることがある

  • 有効回答数

    304件

  • 調査時期

    2024年10月

  • 方法

    インターネット調査

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