Z世代社会人のドラッグストア活用実態を調査!
利用頻度や購入品の傾向、重視するポイントとは?

更新日:2025年07月14日(月)

日用品や食品、化粧品など多様な商品を取り扱うドラッグストアが増えていますが、若手社会人はどのようにドラッグストアを活用しているのでしょうか。今回は、23〜29歳の若手社会人を対象に、ドラッグストアの活用実態についてアンケートを実施しました。ドラッグストアの利用頻度や重視するポイント、つい購入してしまう商品カテゴリなど、ドラッグストアの活用実態をあらゆる角度から分析し、詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,「ドラッグストア」の位置づけとは?スーパー、コンビニなど他業態と比較調査!

Q.各店舗にどのくらいの頻度で行きますか?

Q.各店舗にどのくらいの頻度で行きますか?

(n=314)

まず【ドラッグストア】【スーパーマーケット】【コンビニエンスストア】を比べると、店舗に行く頻度については、それぞれ「週1回程度」がボリュームゾーンとなりました。
しかし、スーパーやコンビニは「週3回程度」が20%台となっているのに対して、ドラッグストアは「2週間に1回程度」の割合が高く、スーパーやコンビニよりも頻度は低めであることが分かります。

Q.リアル店舗での買い物で、一番使用する場所を教えてください。

Q.リアル店舗での買い物で、一番使用する場所を教えてください。

(n=314)

また各シチュエーションに応じて、一番使用する場所を調査すると、「最も行く頻度が高い」「最も1回あたりの購入量が多い」場所は【スーパーマーケット】が最多となっています。
また「購入予定がなくても立ち寄ってしまう」「購入予定がなくても何か購入してしまう場所」は【コンビニエンスストア】が最多の結果に。スーパーは購入するものを決めたうえで一回に多くの買い物をする場所、一方コンビニは購入量は少ないが、つい立ち寄ってしまう場所として使用している方が多いようです。

そんな中【ドラッグストア】は「最も1回あたりの購入量が多い場所」「購入予定がなくても立ち寄ってしまう場所」で2位となっています。まさにスーパーとコンビニの中間的な立ち位置を獲得していると言えそうです。

Q.スーパーなどの他業態と比べたとき、ドラッグストアを選ぶメリットは何だと感じていますか?

Q.スーパーなどの他業態と比べたとき、ドラッグストアを選ぶメリットは何だと感じていますか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

ではスーパーなど他業態と比べて、ドラッグストアを選ぶメリットを深堀りしてみましょう。1位「価格の安さ」33.4%、2位「クーポンが使える」29.6%、3位「自宅から近い」28.3%となっています。
以前の『共働き子育て層のドラッグストアに関する調査』では、1位「自宅から近い」2位「勤務先から近い」3位「ポイント制度」の結果となりました。子育て層は距離感を重視しているのに対して、独身の若手社会人の場合は、価格を重視していることが分かります。

また特に女性は「クーポンが使える」「ポイント制度」の回答が高く、低価格というだけでなく、お得に購入できる仕組みであることがメリットと感じていると思われます。

\【さらに調査!】食品・日用品・ケア商品などカテゴリ別に購入場所を調査/

調査資料ダウンロードはこちら

2,ドラッグストアを利用するタイミングや求めていることとは?

Q.ドラッグストアを利用するタイミングはどんな時ですか?

Q.ドラッグストアを利用するタイミングはどんな時ですか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

では、ここからは本題【ドラッグストア】に焦点をあてて深堀りしていきます。

ドラッグストアを利用するタイミングは、「日々利用している」が36.0%で最多の結果に。前述の「購入予定がなくても立ち寄ってしまう場所」では、コンビニに次いで2番目に多い結果となっていたことからも、買うものを決めている時だけでなく、ふらっと立ち寄る場合も含め利用頻度が高いことが分かります。

一方女性は「購入が必要になった時に行く」「クーポンをもっている時に行く」の回答が上位となっており、男性に比べて、購入する日や商品をある程度計画したうえで、店舗へ行く方が多いと考えられます。

Q.ドラッグストアに求めることはなんですか?

Q.ドラッグストアに求めることはなんですか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

ドラッグストアに求めることについては、「価格の安さ」が39.5%で最多の結果に。次いで「自宅からの近さ」27.4%、「クーポンが使える」26.1%、「ポイント制度」25.8%となりました。

ここでも女性は、やはりクーポンやポイントの回答率が高く、割引や特典を重視していることが分かります。一方男性は「勤務先からの近さ」の回答率が女性よりも高く、利便性を求めている方も一定数いるようです。

3,よく利用しているドラッグストアをランキングで発表!

Q.よく利用しているドラッグストアを教えてください。

Q.よく利用しているドラッグストアを教えてください。

(n=314)

よく利用しているドラッグストアについては、1位「マツモトキヨシ」40.5%、2位「ウエルシア」29.0%、3位「スギ薬局」17.8%となりました。

\【もっと深堀り!】好きなドラッグストアとその理由を調査!消費者の声をお届け/

調査資料ダウンロードはこちら

4,ドラッグストアでよく購入する商品とは?商品カテゴリ別に徹底調査!

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

ドラッグストアでよく購入する商品については、「医薬品(市販薬)」39.2%で最多の結果に。次いで「スキンケア」「ヘアケア」「ボディケア」などケア用品についても30%台の回答率となっています。

特に女性は「メイク用品」含め、ケア用品を購入するためドラッグストアへ行く方も多いと考えられます。
また食品関連の商品は、「菓子類」「飲料」が20%台となっており、一定数の方がよく購入していることが分かります。

Q.ドラッグストアで各カテゴリの商品を購入する際、どんな商品を選びますか?

Q.ドラッグストアで各カテゴリの商品を購入する際、どんな商品を選びますか?【男性】

Q.ドラッグストアで各カテゴリの商品を購入する際、どんな商品を選びますか?【女性】

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

ではドラッグストアで商品を購入する際はどのような商品を選んでいるのでしょうか。
男女別に深掘りしてみると、男女ともに「通常商品」がボリュームゾーンとなっていますが、『菓子類』は女性の場合「特売商品」が最多となっており、特価になったタイミングで購入していることが分かります。

さらに女性のほうが「クーポン対象商品」や「ポイントがプラスαでつく商品」の回答率が高く、クーポンやポイントを重視している傾向を裏付ける結果となりました。

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

(n=314 内訳:【男性】n=156、【女性】n=158)

さらにドラッグストアに行った際に、購入する予定がなかったのについ購入してしまう商品についても調査しました。「つい購入してしまうことはない」と回答した方は31.2%。つまり約7割の方は、ドラッグストアに行った際、衝動買いをすることがあるようです。

商品カテゴリについては、1位「菓子類」2位「飲料」3位「サプリメント」の順となりました。前述のよく購入する商品で回答の多かった「医薬品」や「ケア用品」はドラッグストアへ行く目的のカテゴリである一方、食品関連は、衝動買いしがちなカテゴリだと言えます。

特に「菓子類」は女性の回答率が男性の2倍以上となっており、女性がつい手に取る商品だと分かります。前述にて菓子類は「特売商品」を購入する方が多かったことから、元々購入予定はなかったが、特売商品になっていたため、購入してしまうというシチュエーションが考えられます。

\【もっと深堀り!】つい買ってしまう理由とは?男女で異なる傾向を解説!/

調査資料ダウンロードはこちら

まとめ

  • ドラッグストアの利用頻度は「週1回」「2週間に1回」程度がボリュームゾーン⇒スーパーやコンビニより頻度は低め
  • ドラッグストアの立ち位置
    └【最も1回あたりの購入量が多い場所】:スーパー>ドラッグストア>コンビニ
    └【購入予定がなくても立ち寄ってしまう場所】:コンビニ>ドラッグストア>スーパー
  • ドラッグストアに求めること 1位「価格の安さ」、2位「自宅から近い」、3位「クーポンが使える」
  • よく利用するドラッグストア 1位「マツモトキヨシ」2位「ウエルシア」3位「スギ薬局」
  • ドラッグストアで使用する平均購入金額のボリュームゾーン
    └【1回あたり】1,000円以上3,000円未満、【1ヶ月あたり】3,000円以上1万円未満
  • ドラッグストアでよく購入する商品は「医薬品(市販薬)」「スキンケア」「ヘアケア」「ボディケア」
  • ドラッグストアで購入する商品は基本「通常商品」
    └【女性】「クーポン対象商品」「ポイントがプラスαでつく商品」
  • ドラッグストアでつい購入してしまう商品:1位「菓子類」2位「飲料」3位「サプリメント」
    └特に【女性】は「菓子類」の回答率が高い

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、ドラッグストアを選ぶ基準ドラッグストアで使用する平均購入金額などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

ドラッグストア連携施策のご紹介

マイナビで制作したタイアップ動画または貴社素材をドラッグストア店頭に設置した大型ディスプレイに放映し、広告の再想起を行うことで購買最大化を狙います。
さらに企画実施後は店舗のPOSデータ、ブランドリフト調査による効果検証まで一貫して実施。「認知」から「購買後押し」まで!購買効果を最大限に促進可能なおすすめの企画です。

企画の詳細はこちら

  • 調査対象

    23~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県在住/直近3カ月以内にドラッグストアに行った

  • 有効回答数

    314件

  • 調査時期

    2025年6月

  • 方法

    インターネット調査

おすすめのお役立ち記事

他の記事も見る
Z世代社会人のドラッグストア活用実態を調査!利用頻度や購入品の傾向、重視するポイントとは?

2025年07月14日(月)

Z世代社会人のドラッグストア活用実態を調査!利用頻度や購入品の傾向、重視するポイントとは?

【2025年春】年代別ドラマ・映画ランキング 好きなドラマの要素や映画館・有料動画配信サービスの利用実態など社会人・大学生・高校生の特徴を徹底分析!

2025年07月07日(月)

【2025年春】年代別ドラマ・映画ランキング 好きなドラマの要素や映画館・有料動画配信サービスの利用実態など社会人・大学生・高校生の特徴を徹底分析!

ぬい活とは? トレンドが広がる背景と4つの特徴を徹底分析

2025年06月27日(金)

ぬい活とは? トレンドが広がる背景と4つの特徴を徹底分析

おすすめのお役立ち資料

他の資料も見る
【 プライベート編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

【 プライベート編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

【 仕事編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

【 仕事編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

Z世代女性のダイエット・ 健康意識と自分の見た目に対する意識

Z世代女性のダイエット・ 健康意識と自分の見た目に対する意識

おすすめのお役立ち動画

他の動画も見る
【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

広告掲載やメディアに関するお問い合わせはこちらから

お問い合わせ
050-5443-2281

受付時間:平日10:00〜18:00(弊社所定の休業日を除く)