20~30代女性の花粉症について調査!
マスクや市販薬など花粉症対策グッズの消費傾向を解説

更新日:2025年04月22日(火)

春は天気予報と同等に花粉飛散予報が報道されるほど、近年は花粉症に悩まされる方も多くなっています。そこで今回は、23~35歳の働く女性のうち、花粉症の症状がある方を対象にアンケートを実施。花粉症の症状から対策アイテムの購入の決め手、信用しているコンテンツなどを詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,花粉症の発症は【大人になってから】が55%!発症時期による症状の違いとは?

Q.花粉症の発症を自覚したのはいつ頃ですか?

Q.花粉症の発症を自覚したのはいつ頃ですか?

(n=307)

まず花粉症の発症を自覚した時期について調査しました。「20代前半」から「30代前半」までを合わせると55.7%の結果に。大人になってから花粉症を発症したと感じる方が多いようです。
また約2割の方は「小学生ごろ」から発症していると回答。先天性ではない場合でも、幼少期から発症してしまう方も近年は多いようです。

Q.花粉症で感じている症状を教えてください。

Q.花粉症で感じている症状を教えてください。

(n=307 内訳:【子どもの時に発症】n=136、【大人になってから発症】n=171)

では具体的に花粉症で感じている症状については、「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」「鼻づまり」が半数以上の回答となりました。

これらの花粉症の症状は、前述の発症した年齢別に見てみると、「小学生ごろ」「中学・高校生ごろ」の【子どもの時に発症】した場合のほうが、各症状の回答率が高くなっています。さらに「倦怠感」は【大人になってから発症】した方より2倍以上の回答率となっています。子どもの頃に発症し、花粉症歴が長いほうが、身体的なだるさも含め症状が重いと感じている方が多いようです。

Q.花粉症の症状がある月を教えてください。

Q.花粉症の症状がある月を教えてください。

(n=307)

続いて年間での花粉症時期について調査すると、『症状が出る時期』は「2月」から段々と感じ始めて、「3~4月」がピークとなっています。『花粉症対策商品を購入する時期』の目線で見てみると、症状がひどくなる「3月」がボリュームゾーンですが、症状が出始める2月より前の「1月」から購入をする方も一定数いることが分かります。

\【さらに調査!】20~30代女性が花粉症対策として行っていることとは?/

調査資料ダウンロードはこちら

2,「マスク」購入率は90%以上!花粉症対策商品の購入実態を調査

Q.花粉症対策として過去に購入したことのある商品の種類をすべて教えてください。※感染症対策等ではなく、「花粉症対策」のために購入したもののみ

Q.花粉症対策として過去に購入したことのある商品の種類をすべて教えてください。

(n=307 内訳:【子どもの時に発症】n=136、【大人になってから発症】n=171)

続いて、花粉症対策の商品について見ていきましょう。
まず過去に購入したことのある商品については、「マスク」の購入は9割以上となりました。次いで「目薬」54.1%、「内服薬(市販薬)」42.2%、「処方薬」38.8%、「保湿ティッシュ(箱型)」30.0%となっています。

前述にて「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」などが主な症状として挙がっていたことから、症状に対応する商品が上位にきています。

\【さらに調査!】使用頻度や購入場所も花粉症対策の各商品カテゴリごとに調査/

調査資料ダウンロードはこちら

3,花粉症対策のための【マスク】【内服薬】購入時に重視しているポイントとは?

Q.花粉症対策のためのマスクを購入する際に重視していることを教えてください。

Q.花粉症対策のためのマスクを購入する際に重視していることを教えてください。

(n=307)

では先ほど、過去に購入したことのある商品で回答の多かった【マスク】について購入時に重視するポイントを調査すると、1位「耳が痛くなりにくい」43.0%、2位「高機能フィルター」32.3%、3位「安さ」25.7%となりました。安さよりも機能面を重視する方が多いことが分かります。
花粉をブロックする点はもちろんですが、マスクは外出時など長時間着用することもあるため、より不快感を減らすことができる商品を求めていると考えられます。

Q.花粉症対策のための内服薬(市販薬)を購入する際に重視していることを教えてください。

Q.花粉症対策のための内服薬(市販薬)を購入する際に重視していることを教えてください。

(n=307)

内服薬は「眠くなりにくい」が44.3%で最多の結果に。仕事や出かけている際などに影響が出ないことが最も重要なポイントのようです。
次いで「即効性」37.1%、「1回の効き目が長い」25.4%となり、薬が効き始めるタイミングや長さも重視していることが分かります。

\【もっと深掘り!】マスクや内服薬の実際に購入している商品名をランキング形式で公開!/

調査資料ダウンロードはこちら

4,花粉症対策のための【メイクアイテム】購入時に重視しているポイントとは?

Q.花粉症の症状の変化により、メイクアイテムを変えることはありますか?

【20代】Q.花粉症の症状の変化により、メイクアイテムを変えることはありますか?【20代】

【30代】Q.花粉症の症状の変化により、メイクアイテムを変えることはありますか?【30代】

(n=307 内訳:【20代】n=139、【30代】n=168)

続いて花粉症による、メイクへの影響はどうでしょうか。
年代別に見てみると、30代は各アイテムを普段から使用しており、花粉症の症状による変化はない方がほとんどですが、20代は【アイシャドウ】を「症状が出る時期に商品を変えた」の回答が10.8%となりました。

また【化粧下地】【ファンデーション】は「症状が出る時期のみ使用」の回答が7%台となり、30代に比べて2倍の回答率の結果に。20代のうち、普段はベースメイクを使用していない層でも、花粉症の時期は肌荒れをカバーするために使う方が一定数いることがわかります。

Q.花粉症対策のためのスキンケア・メイクアイテムを購入する際に重視していることを教えてください。

Q.花粉症対策のためのスキンケア・メイクアイテムを購入する際に重視していることを教えてください。

(n=307 内訳:【20代】n=139、【30代】n=168)

メイクやスキンケアアイテム購入時に重視するポイントについては、1位「バリア機能」32.9%となりました。やはり花粉をブロックする機能がある商品は目をひくようです。

年代別に注目してみると、20代の2位は「高保湿」21.6%、3位「べたつかない」19.4%の結果に。乾燥した肌はバリア機能が低下しやすく、花粉などの刺激を受けやすくなるため、肌の潤いを保てるような高保湿の商品を重視していると考えられます。
また30代は2位「低刺激性」23.8%、3位「べたつかない」16.7%となり、様々な効果よりも、刺激が少なく肌に優しい商品を好む傾向にあるようです。

\【さらに調査!】花粉症対策のために意識して摂取しているものを調査/

調査資料ダウンロードはこちら

5,花粉症対策商品の予算感を調査!通常商品よりもお金をかけてもよい商品カテゴリとは?

Q.花粉症対策用の商品全体にかける1カ月あたりの予算はいくらですか?

Q.花粉症対策用の商品全体にかける1カ月あたりの予算はいくらですか?

(n=307 内訳:【20代】n=139、【30代】n=168)

花粉症対策商品を購入する際の1か月あたりの予算については、「500円以上1,000円未満」がボリュームゾーンとなりました。

また年代別に注目してみると、30代は「1,000円以上1,500円未満」が最多となり、「2,500円以上3,000円未満」かけている方も一定数見られました。

Q.花粉症に効果があると謳っている商品がある場合、通常の商品よりもプラスでいくらまでお金をかけられますか?

Q.花粉症に効果があると謳っている商品がある場合、通常の商品よりもプラスでいくらまでお金をかけられますか?

(n=307)

花粉症に効果があると謳っている商品への購入意欲については、『マスク』『ティッシュ』『内服薬』は通常商品よりも「+100~500円未満まで」であれば花粉症に効果がある商品を購入する派が多いことが分かります。

特に『マスク』は、「+1,000円未満まで」がボーダーラインとなっています。前述の重視するポイントから、「耳が痛くなりにくい」かつ花粉ブロックに効果の高い商品であれば通常商品よりも価格が高い場合でも、購入検討する可能性が高いと考えれます。

Q.花粉症についての情報を収集する際に信用しているコンテンツを教えてください。

Q.花粉症についての情報を収集する際に信用しているコンテンツを教えてください。

(n=307 内訳:【20代】n=139、【30代】n=168)

さらに信用しているコンテンツについても調査すると、20代・30代で傾向が分かれる結果に。

20代の場合は、「一般人の投稿」「企業の公式アカウントからの投稿」「インフルエンサーの投稿」が上位になっていますが、30代は「医師・専門家による解説(記事)」「医師・専門家による解説(動画)」など、専門家からの情報をより信頼している方が多いことが分かります。

\【さらに調査!】20~30代女性の花粉症に関する情報収集方法とは?/

調査資料ダウンロードはこちら

まとめ

  • 花粉症は「20代前半」~「30代前半」での発症が55.7%
  • 花粉症の主な症状は「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」「鼻づまり」
  • 症状が出る時期は、「3月」「4月」がボリュームゾーン
    └花粉症対策商品を購入する時期は「1月」から
  • 花粉症対策商品で重視するポイント
    └マスク:「耳が痛くなりにくい」「高機能性フィルター」
    └内服薬:「眠くなりにくい」「即効性」
    └スキンケア・メイクアイテム:「バリア機能」、20代は「高保湿」も
  • 花粉症に効果がある商品にかけることができる金額
    └マスク:通常商品よりも「+1,000円未満まで」
    └ティッシュ、内服薬:通常商品よりも「+500円未満まで」
  • 花粉症についての情報で信頼しているコンテンツ
    └20代:「一般人の投稿」「インフルエンサーの投稿」
    └30代:「医師・専門家による解説」

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、花粉症対策のために気にしている成分花粉症対策商品を購入する際に重視しているポイントなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

  • 調査対象

    23~35歳/女性/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/花粉症(小学生以前に発症を除く)/花粉症対策を行っている

  • 有効回答数

    307件

  • 調査時期

    2025年4月

  • 方法

    インターネット調査

おすすめのお役立ち記事

他の記事も見る
30代社会人のお菓子や炭酸飲料の消費傾向を調査!購入時に重視するポイントや幼少期との摂取頻度の変化とは?

2025年05月14日(水)

30代社会人のお菓子や炭酸飲料の消費傾向を調査!購入時に重視するポイントや幼少期との摂取頻度の変化とは?

【2025年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

2025年04月24日(木)

【2025年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

20~30代女性の花粉症について調査!マスクや市販薬など花粉症対策グッズの消費傾向を解説

2025年04月22日(火)

20~30代女性の花粉症について調査!マスクや市販薬など花粉症対策グッズの消費傾向を解説

おすすめのお役立ち資料

他の資料も見る
【 プライベート編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

【 プライベート編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

【 仕事編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

【 仕事編 】スイッチのオンとオフ ~Z世代/30代社会人の気持ちの変化による消費と行動~

Z世代女性のダイエット・ 健康意識と自分の見た目に対する意識

Z世代女性のダイエット・ 健康意識と自分の見た目に対する意識

おすすめのお役立ち動画

他の動画も見る
【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

広告掲載やメディアに関するお問い合わせはこちらから

お問い合わせ
050-5443-2281

受付時間:平日10:00〜18:00(弊社所定の休業日を除く)