働く女子のスイッチ消費

働く女子のスイッチ消費

大学生の消費実態調査

大学生の“今”が分かる!最近購入した物や、有意義と感じているモノ・コトなどをアンケート調査!
親に何かを買ってもらう際の基準や、購入のきっかけなど、定性調査の結果も盛り込みながら解説します。
大学生へのプロモーションのヒントとして、ぜひご覧ください。

10代女子のファッションに関する消費傾向を調査! 人気な服の系統からよく購入するブランド、購入場所まで解説

10代のトレンドを把握する上でファッションの要素は欠かせません。そこで今回は10代女子を対象に、ファッションについてのアンケート調査を実施しました。好きなファッションの系統やアイテム別購入傾向、洋服を購入する際に重視しているポイントまで詳しく解説します。

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1,10代女子に人気なファッションの系統とは? ブランド名もランキングで発表!

Q.あなたがよく着ている・好きなファッションの系統やキーワードを教えてください

Q.あなたがよく着ている・好きなファッションの系統やキーワードを教えてください

(n=117 内訳:【高校生】n=70、【大学・専門学生】n=47)

まず、よく着ている・好きなファッションの系統について調査すると、「韓国系」が40.2%で最多となりました。

特に高校生は半数以上が「韓国系」を支持しており、ファッションに限らず、近年の若者のトレンドは韓国発祥のものが多いことからも人気な理由が伺えます。一方、大学生・専門学生は「シンプル」が40.4%で最多の結果に。年齢が上がるにつれて、TPOに左右されない落ち着いた洋服の系統を求めていると考えられます。

Q.普段よく購入している洋服のブランド名を教えてください

Q.普段よく購入している洋服のブランド名を教えてください

※自由回答から回答の多い順にランキング (n=117)

普段よく購入している洋服のブランドについては、1位「GU」2位「GRL(グレイル)」3位「SHEIN(シーイン)」の結果に。プチプライスかつ新商品のサイクルが速くトレンドをおさえたファッションを取り扱っているブランドという共通点が10代女子に支持されていると考えられます。

Q.好きなファッションブランドに対して行っていることを教えてください

Q.好きなファッションブランドに対して行っていることを教えてください

(n=117 内訳:【高校生】n=70、【大学・専門学生】n=47)

また好きなファッションブランドに対して行っていることは、「アプリを登録している」が最多となり、次いで「新商品の情報を毎回チェックしている」となりました。購入時にポイントを貯めるなどアプリを利用する機会もあることから、好きなブランドは登録しているという方も多いのかもしれません。

また高校生は「ブランドのSNSをフォローしている」「SNSの投稿を毎回見ている」の回答も比較的高く、自ら好きなブランドの情報を積極的に収集していることが分かります。

\もっと深掘り!好きなファッション系統別に購入するブランド名を調査!/

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2,10代女子の購入頻度や場所のボリュームゾーンとは?アイテムごとに詳しく調査

Q.どのくらいの頻度で各ファッションアイテムを購入しますか?

Q.どのくらいの頻度で各ファッションアイテムを購入しますか?

(n=117)

続いて購入頻度について、ファッションアイテムごとに調査しました。全体的に「1シーズン(3か月)に1回程度」の割合が高く、季節の変わり目に購入するサイクルだと分かります。

またアイテムごとに注目してみると、【トップス】は「1~2か月に1回程度」の割合も高く、他のアイテムに比べて購入頻度が高い一方で、【靴】 【バッグ】は「半年に1回程度」 以降の割合が高くなっています。トレンドものは【トップス】で取り入れつつ、【靴】や【バッグ】は1つのアイテムを長く使用しているようです。

Q.普段着ている洋服や小物類はどこで購入していますか?

Q.普段着ている洋服や小物類はどこで購入していますか?

(n=117)

また購入場所については、全体的に「【店舗】直営店」が半数近い結果となりました。10代女子は店舗で実際に見て購入するという方が多いようです。

特に【靴】は56.4%と他のアイテムより回答率が高く、ファッションアイテムの中でも実際に試してみないとサイズ感が分かりにくいアイテムのため、店舗で購入したいという意見が多いと考えられます。一方【トップス】【バッグ】【小物類】に関しては「【オンライン】アパレルECサイト」の回答率も高い結果となりました。

\さらに調査!各アイテムの予算感や購入するECサイトの名前をランキングで発表!/

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3,購入時に重視すること第1位は「価格」!では年代で異なる傾向とは?

Q.洋服を買いに行く時は誰と行きますか?

Q.洋服を買いに行く時は誰と行きますか?

(n=117 内訳:【高校生】n=70、【大学・専門学生】n=47)

洋服を買いに行く相手については、「母親」が69.2%で最多となり、次いで「1人」43.6%の結果となりました。

年代別に見てみると、高校生は「母親」「兄弟姉妹」の回答率が高く、金銭面も含めて家族とショッピングに行く方が多いようです。一方、大学・専門学生は「学校の友人」の割合が高く、学校帰りなどにショッピングへ出かけていると考えられます。

Q.洋服を購入する際に重視していることはなんですか?

Q.洋服を購入する際に重視していることはなんですか?

(n=117 内訳:【高校生】n=70、【大学・専門学生】n=47)

続いて洋服を購入する際に重視していることは、「価格」が63.2%で最多の結果に。次いで「デザイン」「着回しのしやすさ」が並びました。

さらに年代別に注目してみると高校生は「試着して似合っていたもの」「サイズ感」「手持ちの服に合うか」の回答率が高く、実際に見て自分に似合うものを基準に選んでいることが分かります。一方で大学・専門学生は「自分の骨格に合っている」「着心地のよさ」「長く使えるか」の回答率が高くなっています。大学生の場合は、今の自分に似合うかだけでなく、より長く着られるものを選んでいる傾向があるようです。

4,10代女子のファッションに関する情報収集方法も調査!

Q.ファッションに関する情報はなにで集めていますか?

Q.ファッションに関する情報はなにで集めていますか?

(n=117)

ファッションに関する情報収集方法は、「SNS」が81.2%となり、圧倒的1位となりました。前述で好きなファッションブランドに対して「ブランドのSNSをフォローしている」という回答も一定数あったことからも、10代女子にとってファッションのトレンドや新商品の情報などはSNSで収集していることが分かります。

\もっと深掘り!SNSの回答者の中でもよく見ているコンテンツやお手本にしているインフルエンサーを調査!/

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まとめ

  •  よく着ている・好きなファッションの系統
    └【高校生】「韓国系」
    └【大学生・専門学生】「シンプル」
  • 普段よく購入しているブランド1位「GU」、2位「GRL(グレイル)」、3位「SHEIN(シーイン)」
  • 好きなファッションブランドに対して行っていることは「アプリを登録している」が最多、次いで「新商品の情報を毎回チェックしている」
  • ファッションアイテムの購入頻度は「1シーズン(3か月)に1回程度」がボリュームゾーン
  • ファッションアイテムの購入場所は「【店舗】直営店」が半数近く
  • 購入する際に重視していること1位「価格」、2位「デザイン」、3位「着回しのしやすさ」
  • ファッションに関する情報収集方法は「SNS」が8割以上

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、最も好きなファッション系統ファッションアイテム別の予算感などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    13~22歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    117件

  • 調査時期

    2024年4月

  • 方法

    インターネット調査

働く女性の洋服のお手入れ意識度を調査!保有期間やケア方法などアイテム別に徹底分析

コロナ禍が明け、外出傾向にある今、ファッションへの意識はどのように変化したのでしょうか。今回は23~35歳の働く女性314名を対象に「洋服のケアに対する意識」についてアンケート調査を実施。コロナ前後での購買金額の変化や洋服をケアする方法などをアイテムごとに詳しく解説します。

社会人女性の手持ち服を調査!各アイテムの価格帯や近年の購入傾向とは?

持っている洋服や小物の価格帯はいくらくらいですか? 平均価格を教えてください。

持っている洋服や小物の価格帯はいくらくらいですか? 平均価格を教えてください。

(n=314)

23〜35歳の女性が持っている服の平均価格帯は、「トップス」「ボトムス」は5,000円以内「靴」は1万円以内「ジャケット」「コート」「バッグ」は3万円以内が多数派という結果になりました。

ここ近年で購入する洋服に変化はありますか?

ここ近年で購入する洋服に変化はありますか?

(n=314 内訳:【23-25歳】n=59、【26-29歳】n=112、【30-35歳】n=143)

ここ近年での洋服の購入について聞くと、“購入する量”については「減った」の回答が42.7%、“購入する単価”については「上がった」の回答が29.6%となり、どの年代も同じ傾向となりました。
理由についても調査すると、どの年代においても全体的に「長く着られるものを選ぶようになった」「質がよいものを選ぶようになった」「コロナ禍で外出が減ったから」などのコメントが目立ちました。

また、年代別の結果を見ていくと、
23〜25歳は「学生の時よりも質のいい服を着るようになったから」など、単価の変化が大きく
26〜29歳は「年齢とともに似合う服が変わった」「着回しのできる服を購入したいと思うようになった」など、年齢や着回しを意識した回答が多く寄せられました。

20代は学生から社会人になり、環境が大きく変化するタイミングとなります。単価の高いものや質の良さを重視する分、購入する量が減りつつも、オフィスコーディネートや自分の年代にあった流行など“ファッションへの意識”は高いことが見受けられました。

また30〜35歳は洋服を購入する「量が増えた」が14.0%に対し「量が減った」が51.1%となり、購入する量の減少が他の年代に比べて顕著でした。その理由として、「高くても気に入った服を長く着るようになった」「物欲がなくなった」「流行に惑わされなくなったせいで長く着られるものを選ぶようになったから」などの回答が目立ちました。

30代になると、自分が好むスタイルが分かってきたことで、流行りに大きく影響されることなく着回しの効く服や無地のファッションを好むようになる傾向にあるようです。

アイテムごとに差が出る洋服や小物の保有期間とは?

持っている洋服や小物の保有期間はどれくらいですか?

持っている洋服や小物の保有期間はどれくらいですか?

(n=314)

ファッションアイテムの保有期間について聞いたところ、トップス、靴は「2〜3シーズン着用したら処分する」が多数派となりました。2〜3年でトレンドが変化することに加えて、トップスや靴は他のアイテムより比較的消耗しやすいためと思われます。

一方ジャケット、コート、バッグは約4割から半数の方が「6シーズン以上」を目安としているようです。着用回数が少なめのアイテムであることや、“単価が高く、質のよいもの”を基準に選んでいることから、その分長く保有しているのではないでしょうか。

ケアをするアイテム第1位は「コート」。各アイテムのお手入れ方法を細かく調査!

どのアイテムをケアしますか?

どのアイテムをケアしますか?

(n=314 内訳:【23-25歳】n=59、【26-29歳】n=112、【30-35歳】n=143)

お手入れをするアイテムは、回答数の多い順に「コート」71.0%、「靴」49.0%、「ジャケット」47.1% となりました。アイテムの保有期間との関連がみられ、高い金額のものや使用年数が長いものほど、ケアを行う割合が高いようです。

一方で、「バッグ」は6割以上が“6シーズン以上保有する”と回答しているものの、お手入れ率は35.7%にとどまっています。使う頻度が少なかったり、直接身に着ける衣類よりも消耗が目立ちにくかったりするためか、定期的なケアを行わない方が多いのかもしれません。

また年代別では、30代は「トップス」「ジャケット」も半数以上の方がケアを行っています。購入頻度が減っている分、今所有しているアイテムへのケアを重視していることが分かります。

【トップス】はどのような方法でケアしますか?

【トップス】はどのような方法でケアしますか?

※「トップスをケアする」と回答した方 (n=147)

【ボトムス】はどのような方法でケアしますか?

【ボトムス】はどのような方法でケアしますか?

※「ボトムスをケアする」と回答した方 (n=104)

【ジャケット】はどのような方法でケアしますか?

【ジャケット】はどのような方法でケアしますか?

※「ジャケットをケアする」と回答した方 n=148

【コート】はどのような方法でケアしますか?

【コート】はどのような方法でケアしますか?

※「コートをケアする」と回答した方 (n=230)

【靴】はどのような方法でケアしますか?

【靴】はどのような方法でケアしますか?

※「靴をケアする」と回答した方 n=154

【バッグ】はどのような方法でケアしますか?

【バッグ】はどのような方法でケアしますか?

※「バッグをケアする」と回答した方 (n=108)

【帽子、マフラー、ストールなどの小物類】はどのような方法でケアしますか?

【帽子、マフラー、ストールなどの小物類】はどのような方法でケアしますか?

※「帽子、マフラー、ストールなどの小物類をケアする」と回答した方 (n=64)

それぞれのアイテムのケア方法を聞いたところ、「スチーマー」「防虫グッズ」「衣類用スプレー」はトップス、ボトムス、ジャケット、コートで回答が多くなっており、“定番のケア”として日常的に行っている方が多いようです。

一方でジャケット、コートはトップスやボトムスに比べ、「クリーニング」でケアする割合が高くなりました。靴は6割以上の人が「防水スプレー」を使用。「手洗い」の率も高く、スニーカーなどを自分で洗う方が多いことが伺えます。

バッグは他のアイテムに比べ、「購入したブランドのお手入れサービス」を利用する方が多いようです。帽子・マフラー・ストールも「クリーニング」の利用率が高い結果となりました。

ケアを行うタイミングはいつですか?

ケアを行うタイミングはいつですか?

(n=314)

ケアを行うタイミングについては、靴は「1年に1回以上」、トップス、ボトムス、ジャケット、コートは「1年に1回」でシーズンの終わりにケアを行うという回答が多数となりました。着用頻度が比較的高いアイテムは、日常的にケアを行っているようですが、バッグは不定期派が多数。お手入れの必要性を感じたときに、都度ケアを行っているようです。

お手入れを意識し始めたタイミングやきっかけとは・・・?

洋服のお手入れを自ら行うことを意識し始めたタイミングはいつですか?

洋服のお手入れを自ら行うことを意識し始めたタイミングはいつですか?

(n=314)

洋服のお手入れを自ら行うことを意識し始めたきっかけは何ですか?

洋服のお手入れを自ら行うことを意識し始めたきっかけは何ですか?

(n=314)

お手入れを意識し始めたタイミングについては、「20歳」「25歳」「30歳」と、区切りがよい年齢を回答する方が多い結果となりました。

その理由については、「一人暮らしを始めたから 」28.3%、「価格の高い商品を買うようになったから」27.1%、「社会人になったから」23.6%という結果に。進学や就職のタイミングに加えて、“◯◯歳になったから、大人の女性として服のケアにも気を遣わなくては”、“よいものを持つようになったから、丁寧にケアして使おう”などと考える方が多いようです。

洋服のケアに関する情報収集方法は何ですか?

洋服のケアに関する情報収集方法は何ですか?

(n=314)

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」と回答した方 n=163

洋服のケアに関する情報収集方法について聞いたところ、「SNS」が最も多く半数以上の回答となりました。3番目の「まとめサイト」と合わせるとインターネットで検索して調べる方が6割以上に上ります。

さらにSNSの回答を深掘りすると、回答数の多い順に「Twitter(一般人の投稿)」 47.2% 、「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿) 」42.9%、「Instagram(一般人の投稿)」38.7%、「Twitter(インフルエンサー・有名人の投稿)」35.6%となりました。

Twitterでは「インフルエンサー」よりも「一般人の投稿」が、一方Instagramでは「インフルエンサーによる投稿」のほうが支持を集めているようです。

まとめ

・ここ近年で買う服は「量は減ったが、単価が上がった」が多数派
・コロナ禍を経て、ファッションに対する意識は“質のよいものを長く使いたい”へシフト
・20代は学生の時と差をつけた質の良さや着回しのいいファッションを求める傾向
・30代は流行りに影響されないシンプルなファッションを好む傾向
・各アイテムのケア内容
【トップス】、【ボトムス】
 └保有期間:2〜3シーズン
 └お手入れ :「スチーマー」「防虫グッズ」「衣類用スプレー」で定期的にケア
【ジャケット】、【コート】
 └保有期間:6シーズン以上
 └お手入れ :1年に1回シーズンの終わりに「クリーニング」を利用
【靴】
 └保有期間:2〜3シーズン
 └お手入れ :「防水スプレー」「手洗い」で1年に1回以上ケアする
【バッグ】
 └保有期間:6シーズン以上
 └お手入れ :不定期で気になったタイミングで「購入したブランドのサービス」を利用
・洋服のケアについての情報収集は「SNS」が多数派
・Twitterの場合は「一般人」Instagramの場合は「インフルエンサー」の投稿をチェックしている

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった『洋服の価格帯』や『保有期間に関しての年代別の調査結果』などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    23~35歳/女性/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/洋服のお手入れやケアを行っていると回答した方

  • 有効回答数

    314件(23~25歳:59件、26~29歳:112件、30~35歳:143件)

  • 調査時期

    2023年6月1日~2023年6月2日

  • 方法

    インターネット調査

Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!

Z世代の価値観・購買行動をアンケート調査!Z世代はどんな商品・サービスにお金を払う?美容・旅行・ファッション・飲酒・エンタメの購買行動から、仕事・結婚・SDGsに対する価値観まで、広報・マーケティングに役立つZ世代の特徴をまとめました。
Z世代のインサイト丸わかり!WEBセミナー」にて、ご参加者様からいただいたご質問を元に、調査・考察しています。

  • 調査対象

    男女/20~25歳/埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県在住

  • 有効回答数

    312件

  • 調査時期

    2021年2月25日~2021年2月26日

  • 調査方法

    インターネット調査

Z世代の購買行動 ~美容・旅行・ファッション・飲酒・エンタメ~

可処分所得の低いZ世代は、価格に敏感で、安価なモノを購入する?

Z世代は、価格の安さを重視するのではなく、“実際の便益に対するコスパ”で判断します。
価格が高くても、質に対して納得し、価値を感じさせることができたら、購買意欲をアップさせることが可能です。
また、高価格なモノを購入する際、まだお金に余裕のないZ世代ユーザーは、多ジャンルで消費していた資金を目的のモノに回す、という行動も見られます。(「高価な化粧品を購入するため友達との外食回数を減らす」など)
マーケティング戦略を立てる際は、ソースオブビジネス(自社商材を買ってもらうための原資、収益源)について、ユーザーのライフスタイル全体を考慮し、これまでより広げて考える必要があるかもしれません。

スキンケア・コスメを購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

スキンケア・コスメを購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

衣類・小物を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

衣類・小物を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

食品・飲料を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

食品・飲料を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

インテリア用品・家具・家電を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

インテリア用品・家具・家電を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

サービス・旅行を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

サービス・旅行を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

商品・サービスジャンルによって割合は異なるものの、「質に対する価格の安さを重視する」という回答が最も多くなりました。

Z世代が高額なモノに対し求めるものは?ハイブランドや高級なサービスの購入意向はある?

Z世代のステータス消費は大きくありません。“自分へのご褒美”に関しても、頑張った分だけ正当な評価が欲しいとは思っていますが、ハイブランドのアイテム購入には繋がりづらいのが特徴です。
Z世代の購買行動を捉えるキーワードは、「エクスペリエンス消費」。Z世代は、エンタメ性のある体験ができるもの・結果を得られる(実便益のある)ものに対してお金を払います。
また、購入対象を手に入れるだけではなく、“購入する際のステキな体験”を求めます。
“ステキな体験”とは、エンタメ性のある接客を受けたり、訪れるたびにスタッフから新しい情報や知識を得たりできることです。

将来、自分自身で購入したいと思っている憧れのものはありますか? 例)高級車、ジュエリー、バッグ、時計、家など

将来、自分自身で購入したいと思っている憧れのものはありますか? 例)高級車、ジュエリー、バッグ、時計、家など

将来、自分自身で購入したいと思っている憧れのものがあると回答したZ世代は、半数以下となりました。
また、憧れのものがあると回答した方に、具体的なものを聞くと、「家」という回答が多く集まりました。
ステータスとしての「家」ではなく、「家」という空間を購入し、家族と過ごす時間・体験を大切にしたいという、エクスペリエンス消費の表れと言えるでしょう。

Z世代が旅行に求めるもの・出かけるきっかけは?

Z世代の旅行の目的は、主に二つあります。
一つ目は、「あの風景を見たい」「あの料理を食べたい」など、地域ならではの体験がしたいとき。
二つ目は、行き先に関わらず、家族や友人などと時間を共に過ごしたいとき。
前者については、家にいてもさまざまな情報や商品を手に入れることができる時代になり、そこに行かないと見られない風景・食べられないものが少なくなってきています。
そのため、旅行のプロモーションについては、スポット自体の魅力をアピールするよりも、「その場所で誰とどういう時間を過ごせるか」「共に体験することで何を得られるか」を訴求するのが有効でしょう。

旅行の一番の目的はなんですか?

旅行の一番の目的はなんですか?

Z世代の旅行の一番の目的は、「旅行先で名所を巡ったり、食事をしたりすること」「家族や友人、恋人などと時間を共に過ごすこと」という回答が多くなりました。

Z世代はどこでファッションアイテムを購入する?

Z世代は、ファッションアイテムを「好きなブランド」ではなく、「欲しいアイテム」から探します。
そのため、必ずしも、特定ブランドが入っている百貨店や路面店で買う必要がありません。また、ネットリテラシーが高くECサイトも上手に利用できます。
Z世代は、ファッションアイテムを「どこの場所・ブランドで買うか」が決まっておらず、「何を買うか」に軸を置き、それに合わせて最適な購入場所を選択する世代です。

ファッションアイテムを購入するとき、次のどちらから探すほうが多いですか?

ファッションアイテムを購入するとき、次のどちらから探すほうが多いですか?

約7割のZ世代が、ファッションアイテムを「好きなブランド」ではなく、「欲しいアイテム(例:トップス)」から探すと回答しました。

アルコール離れが進むZ世代に、お酒への興味喚起はできる?

「アルコール離れ」と言われていますが、若者が飲酒そのものやお酒の場を拒絶したり、お酒への興味を完全に失ったりしているわけではありません。
“気の合う人たちと・好きなタイミングで・好きな種類を・好きな量だけ飲む”という意識に変わってきているのです。

Z世代へのお酒の訴求は、「お酒を飲む時間の楽しさ・有意義さ(エクスペリエンス消費)」を、シーンごとに訴求する方法が良いでしょう。
例えば、コロナ禍がきっかけで家飲みが増えている現在であれば、「動画配信サービス〇〇でいまオススメの映画は△△!この作品を見るならこのお酒とおつまみ!」など、商品そのものではなく、お酒を飲む時間の過ごし方を丸ごと提案する方法です。
また、誰と一緒に飲むか・どんな気分の時に飲むか、などのシーンと、商品をマッチングする診断テストなども、情報にエンタメ性があって受け入れられやすいでしょう。

アルコール飲料をどのぐらいの頻度で飲みますか?

アルコール飲料をどのぐらいの頻度で飲みますか?

アルコール飲料を飲むのは誰と一緒にいるときが多いですか?(複数回答)

アルコール飲料を飲むのは誰と一緒にいるときが多いですか?(複数回答)

アルコール飲料を「飲まない」と回答したZ世代は、約3割にとどまりました。
また、半数以上の方が、アルコール飲料を飲むのは「友人」と一緒にいるときが多いと回答しました。

Z世代はエンターテインメントにお金をかける?どんな作品・どんなきっかけが若者世代の財布を動かす?

Z世代は、体験・経験にお金を払うので、エンターテインメントにお金をかけることに抵抗はありません。
また、学生の頃から、音楽や動画のサブスクリプションサービスにお金を使うようになった世代でもあります。

エンタメ作品に触れる機会が多くなったため、「元々そのジャンルが好きだからハマる」というだけではなく、「たまたま見てみたらハマった」という場合もあるようです。
そのため、お金をかける作品や、ハマるきっかけは、個人によって異なり多岐にわたります。
コロナ禍のステイホーム期間に、何らかのエンタメにハマり、“推し”ができた人も少なくないでしょう。“推しへの愛が消費を動かす”ことはよく知られているとおりです。
※オタク消費については、「オタク消費の実態調査!沼女子インタビュー」をご覧ください。

同じ映画やドラマの話数を2回以上見たり、同じコンサートや舞台に2回以上行ったりしたことがありますか?

同じ映画やドラマの話数を2回以上見たり、同じコンサートや舞台に2回以上行ったりしたことがありますか?

半数以上のZ世代が、同じエンタメ作品を2回以上見たことがあると回答しました。
作品は、アニメから、ドラマ、ライブ・コンサート、舞台まで、多岐にわたりました。

Z世代の価値観 ~仕事・結婚・社会問題~

Z世代の仕事・働くことに対する考え方は?

Z世代のインサイト丸わかり!WEBセミナー」でもトピックに挙げましたが、Z世代は「地に足のついた持続可能な幸せ」を求めます。
Z世代は、親世代がリーマンショックの影響を受ける姿を見てきた世代であり、雇用不安を身近に感じてきた世代です。
そのため、日常生活が持続可能であることに幸せを感じ、遠い憧れを追わない傾向があります。
また、独立志向ではなく安定志向が強く、プライベートと両立可能な働き方を求めています。

働くことの目的について、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

働くことの目的について、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

仕事に望むものについて、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

仕事に望むものについて、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

ご自身で起業したいと思ったことはありますか?

ご自身で起業したいと思ったことはありますか?

Z世代の約7割が、働くことの目的を「生活に必要なお金を得るため」と回答しました。
望んでいるのは「収入が安定している仕事」「自分にとって楽しい仕事」であり、起業したいと思ったことがあるZ世代は4割以下にとどまりました。

Z世代は、結婚についてどう思っている?

昨今、SNSやWebメディアにて、レポ漫画の形でさまざまな結婚のスタイルが語られるようになりました。
結婚生活の多様性が伝えられる中で、結婚という形を取らなくても充実させられることが多いことが分かり、「必ず結婚したい」という人は減ってきているように思います。
ライフスタイルの多様性が認められるいまの時代には、結婚する・しないを気負うことなく選択するのかもしれません。

結婚願望について教えてください。

結婚願望について教えてください。

約1割のZ世代が「結婚したくない」と回答し、約2割が「結婚しなくてもいい」と回答しました。

Z世代の消費行動におけるSDGsへの本音は?

Z世代は、社会問題へ取り組みたいと思いながらも、それを日常の消費行動にはまだまだ反映させられていません。
「SDGsは理解した。それで、私たちは何をすればいいの?私たちができるタスクに落とし込んでほしい。教えてほしい」というのが本音です。
また、経済的にまだまだゆとりがないZ世代は、“環境に良い”だけでは価格が上がるものを購入しません。
「おしゃれで、地球環境にも良い」「美味しくて、地産地消にもつながる」など、個人の購入理由が先立ち、+αでSDGs視点が入ります。

Z世代のなかでも「SDGsを意識して行動している」層に関しては、商品購入の際、また、就職活動・転職活動の際に企業を判断するときの選択軸になってきています。
求職者に向けた企業ブランディングは、良い人材確保のため必須となっていくでしょう。

SDGsに関して教えてください。

SDGsに関して教えてください。

SDGsで意識していることを具体的に教えてください。(複数回答)

SDGsで意識していることを具体的に教えてください。(複数回答)

SDGsに関して、約65%のZ世代が「SDGsを理解している」と回答したものの、「意識して行動している」と回答したのは20%以下にとどまりました。
SDGsを意識して行動している方は、半数以上が「商品を購入する際、SDGsを意識した商品かどうかが選択基準の一つとなっている」と回答しました。

Z世代が大切にしているモーメント

Z世代は、ステータスより感情が動く瞬間を大切にします。
彼らの消費行動を捉えるキーワードは、「ステータス消費」ではなく、「エクスペリエンス消費」。
人に羨まれる「モノ」を手に入れるよりも、大切な人と過ごす心地よい「時間」に重きを置くのです。「そこでしかできない体験」「これまでにしたことがない体験」に非常に価値を感じます。
Z世代を惹きつけるには、エンタメ性のある時間を提案することがポイントとなるでしょう。

マイナビニュースでは、Z世代をターゲットとした「Z世代特集」を展開しています。
Z世代をターゲットとしたプロモーションは、マイナビニュースまでお気軽にご相談ください!

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夏休みにティーンが行きたい場所、やりたいことを調査しました!

早くも6月が終わりそうですが、もうすぐ夏がやってきますね!

ティーンが待ち望んでいる夏、そして夏休み!

この夏、ティーンはなにをして、どこに行くのか、行きたいのか?

今回はそんなティーンの知られざる夏休み事情を一足先に調査してみました!

ティーンが今年の夏行きたいスポット編

定番のテーマパーク

やはり夏休みなら、丸一日思いっきり遊びたい!!ということでテーマパークが行きたいスポットのナンバーワンでした。

その中でもディズニーランドに行きたいという声が多く、また、ユニバーサルスタジオジャパンに行きたいという声もありました。少し遠出をして普段いけないテーマパークに行って休みならでは思いっきり満喫をしたい!という気持ちが強いようです。最近ではディズニーランドやユニバーサルシティーなど、携帯のアプリの加工でいつもとまた違う可愛いフォトジェニック写真が撮れる!ということで遊びだけではなく、フォトジェニックスポットとしても人気を集めています。

夏の本命!プール&海

夏といえば鉄板のプール&海。友達とプールに行ったり、海に行ってスイカ割りをしたり、BBQをしたい!という声が沢山ありました。毎年違う水着を買うティーンも多く、友達とお揃いで買うこともあるそうです。

ティーンが今年の夏行きたい国内&国外編

国内編

国内でやはり人気なのは東京・大阪・京都・沖縄という声が多く、熱海・軽井沢などのリゾート地も人気でした。

沖縄では海や水族館、東京・大阪では観光&テーマパーク、京都では今インスタグラムを中心に流行っている抹茶のスイーツを食べたい!という声が多かったです。テレビで見て情報を得ることもありますが、最近ではインスタグラムなどで各地の綺麗な景色をあげている「フォトグラファー」の投稿写真を見て、興味を持つことも多い様です。

国外編

国外で行ってみたい場所で人気だったのはハワイ・グアムの南国でした!

またブームでもある韓流&日本から近いという理由で韓国も人気でした。また、夏休み留学などで人気なカナダのバンクーバーや、オーストラリア、セブ島などの声もありました。

南国で夏ならではのインスタ映えするような写真が撮れたり、日本で人気のパンケーキ屋さんなどの本店があることから実際に行ってみたい!と思っているようです。

夏休み限定だからできる!ネイルやヘアカラー

普段学校があると出来ない夏休みならではのネイルやヘアカラーですが、夏休み限定でイメチェンする子も多くなる、ティーンの美容事情はこうなっています!

ネイル

夏休みにネイルをする!と答えたのは半数以上の61.4%でした。

夏らしくPOPな赤やピンク、青などにする予定の子が多数いました。パステルカラーやドット柄も人気で”夏らしい”ネイルが人気のようです。

また、ネイルにかける値段は平均して3000円〜5000円のようで、高い子では数万円単位でネイルをするということもあるそうです。ネイルは3週間ほど持ち、夏休みの期間だけなので自分の気に入ったデザインにしたい為結構お金をかける傾向がありました。

ヘアカラー

夏休みに髪の毛を染める!という子はネイルよりも少ない42.4%でした。

中学生よりも高校生の方が圧倒的に多く、「茶髪」が一番人気でした。他には夏らしくピンクや、明るいグラデーション、また思い切って金髪!という声もありました。

ティーンの美容院事情としてはカットのみだとネイルと同じく3000〜5000円、カット+カラーだと8000円〜10000円以上とやはり美容にはきちんとお金をかける傾向があるように思えました。

ティーンの夏休みテレビ事情

もちろん友達とも遊ぶ夏休みですが、実際は家にいることも多いようです。

その中でもかかせないのがテレビ。夏休みならではの番組も多いのでゴロゴロと見るティーンも多いようです。しかし最近ではティーン層を中心に人気なユーチューバーもいます。今のティーンはテレビを見るのかYouTubeを見るのか聞いてみました。

TV vs Youtube

結果はテレビ59.5%、YouTube40.5%で、テレビが少しリードしていました。テレビの方がよく見るという回答には、「好きな芸能人が出てるから」「特番があるから」という声の他に「画面が大きいから」「速度制限がかからないから」といったスマフォ時代ならではの回答もありました。またYouTubeをよく見る理由としては「いつでもどこでも見れるから」「繰り返し見れるから」といった気軽さが人気を集めているようでした。

ティーンに人気の番組

テレビでは自分が好きな俳優さんが出ているドラマや、夏休みの特番、夏ならではの心霊番組などをよく見るようです。

また、YouTubeではティーンを中心に人気を集めるユーチューバー動画や、自分の好きな音楽を聴くなどが多く、ユーチューバーの投稿ではテレビでは出来ない少しぶっ飛んだ企画などが面白いと、人気を集めています。

ティーンの夏休み事情、いかがだったでしょうか?

テーマパークや旅行など普段行けないところや、ネイルやヘアカラーなどの普段できないことを、この年に一度の夏休みに行きたい!思いっきりやりたい!と思っているティーンが多い傾向がありました。

また、昔はTVの放送時間に合わせて番組などを見ていたのに、今は自分の好きなタイミングで好きな動画を観れるYouTubeなどのスマートフォンの中でのチャンネルがティーンに人気になっており10人に4人はTV   よりもYouTubeを見るというところから時代の変化も伺えました。

【第1回】「ゆるタイト靴下」「少し大きめスクバ」がSNS世代のスクールスタイル! 都内JKにインタビュー

マイナビティーンズとビデオリサーチのわかものラボは2017年の女子高生がどんなことを考えて、何をしているのか実態を明らかにするべく共同で取り組みをスタートしました。これから様々なテーマで女子高生へのアンケートやインタビューの結果から彼女たちのリアルな姿をお伝えしていきます。

今回は女子高生の学校・放課後ライフをアンケートとインタビューの結果からご紹介します。

都内の学校に通う高1〜高3の女子高生7人(内、部活生2名)にインタビューをしました。

★女子高生の制服着こなしは短め靴下がポイント!

~一世代前のティーンの姿から変化したこと~

■インタビューに参加した子たちを見ると、制服の着こなしは一世代前と比べて特筆して派手な子が少なくなった印象です。

特徴的なのは、

~一世代前のティーンの姿から変化したこと~
特徴:靴下はタイトで長さは短め。スカートの長さは膝少し上まで。

なところが今の世代全体的に言えることです。

★少し大きめスクバにリップが必需品!

■スクールバックの中身について、どのようなモノを持っているのか女子高生に事前にアンケートを実施しました。結果で特徴的だったのは携帯しているコスメで、「リップは必需品」

と言えるくらい、ほとんどの女子高生が持っていることが分かりました。。

今のティーンは、スマホとリップが必須とも言えるくらい保有率が高いです。

中でも韓国コスメブランドのリップを持っているティーンが増えており、韓国メイクに少なからず影響を受けていると見受けられます。

学校がある日にカバンに入れているものTOP5

また、スクールバックのサイズは比較的大きめの物を持っている子が多く、リュックとの使い分けをしている子も見受けられました。

★情報収集はSNS!雑誌はモデルが目当て!

雑誌も購読するが、雑誌の情報よりSNSの情報で満足しているティーンも。

次に、情報収集について聞いてみました。欲しい情報はTwitterやInstagramでも手に入れている人が多く、雑誌は買わないというティーンが多かったです。雑誌を定期的に購入しているのは7人中2人でした。買っている人に理由を聞くと、、好きなモデルさんが出てるから、という意見で、ファッションやコスメより“人”に関心を強く持っており、何が書いてあるかよりも誰が言っているのかを大切にすることは今のティーン世代の購買特徴と言っても良いかもしれません。

★ティーンの行動範囲は準備時間に比例する??

インタビューした子たちは平日学校帰りは基本的にメイクも行動範囲も控えめという子が多かったです。学校終わりに行く場所もファミレスやカフェなど気軽な場所が多く、オシャレな場所などは休日に行く子が多いようです。

その分、休日となるとしっかりメイクをして少し遠出する事が多くなるようでです。

平日と休日の差が、主にメイクはファッションなどの出かけるための準備時間や手間に比例しているのでは?と感じました。

★女子高生はやりくり上手?~コンビニも行くが、お菓子はドラッグストアで購入した方が安い

アンケートやインタビューの結果から女子高生のカバンの中に入っているモノとして「お菓子」が上がってきましたが、お菓子はコンビニやドラッグストア、スーパーで買うことが多いという意見が多いようです。

ドラッグストアの良い点として、お菓子が安く購入できるという意見がありました。少しでも安くお菓子を買ってやりくりしているようです。それでも、コンビニに行って新商品のチェックもしっかりしているそうです。

他にも支出を抑えるために、ファミレスに行ったついでに「おしぼり」を多めにもらったり、家と学校の通学定期の範囲内で行動できる所によく行くという子もいたりしました。コスメなど少し高くてもお金を出す所には出すが、逆に抑えられる所はなるべく抑えるという意識が強い傾向が見られました。今の女子高生はメリハリをつけて生活を楽しんでいるようです。

次回は女子高生のスマホの使い方をご紹介します!

【調査概要】

■定性調査・定量調査

調査方法:『マイナビティーンズ』会員に選択式アンケートを実施

回答数 : 13〜19歳の女性 377名 (定量調査)

定量調査期間: 2017年8月21日〜9月4日

定性・定量調査分析:株式会社ビデオリサーチ わかものラボ、株式会社マイナビ ティーンズ事業推進室

10代・20代ハロウィン仮装&メイク人気ランキング!今年の流行メイクは「こわかわいい?!」

10代・20代ハロウィン仮装&メイク人気ランキング!今年の流行メイクは「こわかわいい?!」

TesTee Lab ×  マイナビティーンズ ラボコラボ調査第1弾

最近の若者にスポットを当てた若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab!」とティーン向けマーケティング事例やティーンのトレンド・リサーチデータの情報発信する「マイナビティーンズ ラボ」のコラボが実現!

今回は、年々盛り上がりを見せる「ハロウィン」についてフォーカスしました。

今年のハロウィンで仮装する予定の10代、20代の女性253名(10代女性87名、20代女性166名)を対象に調査を実施しました。

2016年、2017年の仮装ランキングなど、今年のハロウィーン事情を徹底リサーチしました!

TOPICS

・若年層女性の2017年ハロウィン参加率は・・・

・若年層女性の人気の仮装ランキング in 2017!

・キーワードは「こわかわいい」!?ハロウィンメイクのお手本は「YouTube」「Instagram」

・10代、20代の去年の仮装をチェック

若年層女性の2017年ハロウィン参加率は・・・

まず事前調査として、若年層女性537名(10代女性237名、20代女性300名)を対象に2017年のハロウィンにおいて「ハロウィンにまつわることをする予定がありますか?」と聞きました。

「予定がある」と答えた人は10代女性で51.5%、20代女性で23.0%となりました。

10代女性の半数以上が何かしらの形でハロウィンに参加しようと考える一方で、20代女性の参加予定率は2割程度にとどまることがわかりました。

若年層女性の2017年ハロウィン参加率は・・・

続いて、「ハロウィンにまつわることをする予定がある」と答えた人を対象に、「どんなことをする予定がありますか?」と聞いたところ

10代女性は「お菓子を食べる」が最も多く50.8%、次いで「仮装をする」が45.9%、「友人や家族とホームパーティーをする」が41.0%となりました。

20代女性は「友達や家族とホームパーティーをする」が最も多く40.6%、次いで「外で開催されるイベントに参加する」が37.7%、「仮装をする」が36.2%となりました。

ここからは、事前調査の結果をふまえ「仮装」に焦点を当てた調査の結果をご覧ください!

2017年版、若年層女性に人気の仮装ランキング!

「ハロウィンに仮装をする予定がある」と回答した10代、20代の女性253名を対象に仮装について調査しました。

2017年版、若年層女性に人気の仮装ランキング!_10代

まず、10代女性においては「ディズニーキャラクター」の仮装が2016年に引き続き第1位となりました。

その中でも、「アリス」や「シンデレラ」の人気が特に高いことがわかりました。

上記ランキングの他にも、「ミニオン」や「マリオ」といったアニメやゲームキャラクターの仮装や

「ブルゾンちえみ」の仮装をするという声も挙がりました。

続いて、20代女性においては「魔女」の仮装が第1位となりました。

「魔女」は2016年のランキングでも第2位に入っていることからも、20代における仮装人気の高さが伺えます。

2017年版、若年層女性に人気の仮装ランキング!_20代

また、10代と同様に「ディズニーキャラクター」の人気が高いようです。

20代女性の間では「プーさん」や「ミニー」といった主要キャラクターの仮装人気が高いようです。

さらに、今年映画化された「東京喰種 トーキョーグール」や、新作公開予定の「スターウォーズ」など

今年らしい仮装をする予定の人も見られました。

他にも、「幼稚園児」「犬神家の佐清」「馬」など

ぜひ遭遇してみたい!と思うユニークな回答が挙がりました。

キーワードは「こわかわいい」!?ハロウィンメイクのお手本は「YouTube」と「Instagram」!

次に、ハロウィンメイクは何を参考にしますか?と聞きました。

キーワードは「こわかわいい」!?ハロウィンメイクのお手本は「YouTube」と「Instagram」!

10代、20代ともに「YouTube」と「Instagram」を参考にする人が多いという結果になりました。

さらに、「どんなハロウィンメイクをする予定ですか?」と自由回答で聞きいたところ

〈10代女性〉

怖い可愛い

ドールっぽく

ハロウィンでしかできないリアルな傷メイク。

化粧品で血をかいたりする

〈20代女性〉

ゴシック系

ちょいグロテスクに

派手めにかわいく

可愛らしさありつつの怖いメイク

と、可愛いらしさを残しつつも、血糊などを利用したリアルなメイクをしようと考えているようです。

若年層女性のハロウィンメイクは「こわかわいい」がキーワードになりそうですね。

10代、20代女性の去年の仮装をチェック!

10代、20代女性の去年の仮装をチェック!

10代女性はお揃いコーデの仮装が多く、20代女性はセクシーな仮装が多い印象を受けました。

また、写真の特徴として「snow」を利用して撮影している人が多く、ホラーメイク風の加工や

猫耳とヒゲがつく加工をしている人が多く見られました。

後記

以上、若年層女性の「ハロウィーン」に関する調査結果をご紹介しました。

今回は「テスティー」と共同で、10代、20代の若年層女性253名(10代女性87名、20代女性166名)に協力していただきました!

ご提供頂いた仮装写真からは、それぞれ思い思いの仮装でハロウィンを楽しんでいる様子が伺えました。

お菓子や雑貨、イベントなどますます盛り上がりを見せるハロウィン。

みなさんも楽しいハロウィンをお過ごしください♪

調査対象:10代、20代 / 女性 / 都内近郊在住 / マイナビティーンズモニター、テスティーモニター会員

割付方法:253サンプル(10代 87サンプル、20代 166サンプル)

事前調査 537サンプル(10代 237サンプル、20代 300サンプル)

画像提供 54サンプル (10代 26枚、20代28枚)

株式会社TesTee(テスティー)では、豊富な若年層モニターに対してリサーチやPRを行うことが可能です。

10代20代に対するアンケート調査やこんな調査をしてみて欲しい!という方は株式会社TesTee(テスティー)へお問い合わせ下さい。

また、ティーン向けプロモーションに興味をお持ちの担当の方はマイナビティーンズラボへお問い合わせ下さい。

ティーンに人気のコスメブランド、アパレルショップ、タピオカ店を調査してみた件

11月も半分終わり、クリスマス限定のコスメアイテムが続々と発売されてきてます。

読者のみなさんは今年はどんなアイテムとゲットする予定でしょうか?

商品によっては、発売当日は開店待ちで並ぶ人もいるらしく、あっという間に完売してしまうそうです。

特にクリスマスなどイベントの時期などは、限定品の情報をいち早く取り入れている10代女子たちは、どんなコスメを使ってメイクをして、どこで服を買っているのでしょうか。

また、流行りの商品といえばタピオカも最近は定番化されてきていますが、タピオカドリンクのお店の種類も増え、どこが人気なのかも合わせて調査しました!

メイクブランドはプチプラ代表のCANMAKEが63.3%でTOPに!

10代女子よく購入しているコスメブランド

1位 CANMAKE 63.3%

10代に人気なコスメブランド「キャンメイク」

(CANMAKE HP引用)

プチプラなのに高品質で有名なCANMAKEが1位になりました。

チークは550円~、アイシャドウは500円~と低価格なのにカラーのバリエーションが豊富で発色も良いので幅広い年齢層に人気です。

★以下コメント

・安くて質が良いから

・種類が多く、気に入ったものが見つかるから

・自分の肌に合っている

安価で高クオリティーなのがやはり人気なようです!

女子が好きなリボンや花柄をイメージしたデザインもかわいくて、ポーチに入れたくなるようなデザインが豊富なのが魅力的です!

2位 CEZANNE 45.7%

(CEZANNE HP引用)

ハイライトや下地で一世を風靡したCEZANNEもプチプラ代表と言えます。

チークは360円~、単色アイシャドウ400円~とこちらもお手頃価格です。

好みの問題もありますが、CEZANNEはCANMAKEに比べて置いてある店舗が少ないため、ランキングに差が出ているのかもしれません。

発色もよく、お小遣いの範囲でオシャレができるプチプラコスメは学生の味方です。

★以下コメント

・パッケージがかわいかったり、口コミが良かったりするから

・レビューを見て評価が高いため

・コスパの良さ

口コミで評価が良かったから購入した人が多数いました!それだけ評価が高いことが分かります。

3位 ETUDEHOUSE 32.4%

10代に人気なコスメブランド「ETUDEHOUSE」

(ETUDEHOUSE HP引用)

韓国出身ののETUDEHOUSEは手ごろな価格で優秀なコスメを購入できるブランドで10代女子に大人気のブランドです。

クリスマスコフレを出したり、日本ではありそうで無かった色を発売したりと人気が急上昇しています!

★以下コメント

・可愛いから

・手軽に買えて可愛いから

デザインがかわいいという人が多い印象でした。

美容大国韓国のコスメは見た目がかわいくて種類も豊富なのでこれからも要チェックです!

人気のアパレルショップは渋谷109が35.7%!

10代に人気なアパレルショップ

1位 109 35.7%

渋谷にある109はいつの時代も常に10代女子の最先端を走っています。

渋谷以外にも、阿倍野、鹿児島、香港にも展開しており、毎年発売される福袋に並ぶ女子たちはニュースにも取り上げられるほど名物になってきました!

★以下コメント

・今の流行がわかるし、色々なジャンルの店が入ってるから

・アクセスがいいのと友達と行きやすい

・流行りがすぐにわかるから

友達と行きやすいという意見と、流行が分かるということで人気がある109は渋谷というアクセスが便利な立地も人気の一つなようです。

2位 LUMINE 34.3%

「別人にはなれないから自分を可愛くすればいい」「自分が好きな自分が嫌い。自分を嫌うのはもっと嫌い」などキャッチコピーが毎回話題を呼ぶ広告が人気です。

定期的に開催されるルミネカードで10%オフでお得にお買い物することができます。

109よりも年齢層が幅広く、ネットのiLUMINEでは、店舗に行かなくても洋服を購入したりルミネ10%オフのサービスを受けることができます!

★以下コメント

・通学の途中に寄りやすい場所だから

・好きな洋服屋さんがたくさん集まっているから

都内を中心に13店舗展開しているルミネは交通の便が良い主要駅に隣接している為、通学途中の買い物にも利用しやすいようです。

3位 PARCO 21.0%

全国に31店舗展開しているPARCOは地方にも展開している為、全国の10代女子のオシャレスポットになっています!

POCKET PARCOというアプリでは買い物もできるため、こちらも近くに店舗がない人も利用することができます。

★以下コメント

・地元にあるから

・駅の近くにあるから出かけた帰りとかに寄り道しやすい

自宅や駅の近くにあることが良く利用する理由にしている人が多かったです。

休みの日に買い物に行きやすい立地にあるのも人気の一つなようです。

ファッションのプチプラ代表GUで買い物をする10代女子は67.6%

10代がよく購入するアパレルブランド

1位 GU 67.6%

プチプラの代表、GUが1位でした!!

流行は抑えつつ着回しのしやすい服がとっても安く買え、10代のお小遣いの中でオシャレが楽しめるブランドです。

ニットが1,990円〜、ブルゾンが2,990円〜と目を疑ってしまう価格で売っています。

スヌーピーやディズニーとコラボしたアイテムを数量限定で売っていることもあり、毎週チェックしたいブランドです。

2位 WEGO 32.9%

古着を中心に売っていましたが、渡辺直美さんがプロデュースした「PUNYUS」や古着の着こなしに合うスタイルを独自のブランドで多数展開しています。

LUMINEやPARCOの中に入っていることも多く、行きやすいのも人気の一つかもしれません。

デザインが他とは被りにくく、個性を出したい10代女子にも人気がありそうです。

3位 H&M 29.5%

スウェーデン発祥のブランドで、現地から毎週新作が届くH&Mは日本だけでなく世界中の若者に人気があります。

日本では見つからないデザインや柄が豊富で、世界の最先端の洋服が見つかります。

地方のショッピングモールにも入っていることが多いので、全国の女子のオシャレの味方です!

今や日常食のタピオカのお気に入り店はGong chaが58.6%

10代の好きなタピオカドリンク屋

1位 Gong cha 58.6%

10代の好きなタピオカドリンク屋「Gong cha」

Gong cha HPより引用)

2015年に日本に上陸した台湾のブランドです。

トッピングがタピオカ、ナタデココ、アロエ、ミルクフォーム、バジルシード、グラスジェリーの6種類から選べる豊富さで人気です。

★以下コメント

・買いやすいところにあって、美味しいから

・安いし、美味しいし、可愛い、インスタ映えするから

・とにかくおいしさ1番!!

美味しくて安いというコメントが目立ちました!

茶葉にもこだわっており、ジャスミングリーンティー、ウーロンティー、ブラックティー、阿里山ウーロンティーの4種類から自由に組み合わせることができ、柔らかいタピオカと相性が抜群です。

2位 BullPulu 28.6%

10代の好きなタピオカドリンク屋「BullPulu」

Bull Pulu HPより引用)

ブルドッグのアイコンが印象的なBullpuluは日本出身のタピオカ専門店です。同じ系列の「灯」では豆花などの台湾スイーツも楽しむことができます。

粒の大きいブラックパールを本場台湾で作っており、長時間かけて煮込んだ黒糖味のタピオカは、甘くてモッチモチの食感です。

また、冬にはホットドリンクがメニューにもあったり店舗によってメニューも少し違うので違う店舗に行ってみるといつもと違うメニューに出会える可能性があります!

★以下コメント

・タピオカがモチモチしてるから

・たぴおかがの食感がよく、美味しいから。

・タピオカがやわらかくて、黒糖味が染みついてて噛めばかむほど味が出て美味しいから

とにかくタピオカの味が美味しいと評判のBullpuluは大型ショッピングモールに入っていることが多く10代が集まりやすいところに出店しており、青森から岡山まで全国展開しているのも人気の一つかもしれません。

3位 The Alley 24.3%

10代の好きなタピオカドリンク屋「The Alley」

The Alley HPより引用)

3位はインスタでも大人気のThe Alleyでした。

トナカイのアイコンが目印で、飲んだことは無いけどインスタでは見たことがある人も多いのでは無いでしょうか。

「It’s time for Tea お茶に恋をする、美しい生活」をコンセプトにしており、こちらも常に行列ができている人気店です。

★以下コメント

・期間限定の物が魅力的なため

・おいしい

種類の多さと期間限定物を目当てに行く人が多いようです。

出来上がりから3時間以内のもののみを使用しており、タピオカ自体に甘味が付いておりもちもちな食感が人気です。

まとめ

CANMAKEやCEZANNEなどプチプラでも発色が良く高品質なブランドがたくさんある中から、流行や肌の色を見ながら研究している10代女子が多くいました。

渋谷の109は地方だと行きにくいので地元で購入している女子もたくさんいました!

GUやWEGOといったプチプラブランドは多くのショッピングモールに入っているので、LUMINEやPARCO以外のショッピングモールの中でも雑誌で得た情報を見ながらオシャレを取り入れているようです。

タピオカはGong chaが人気ですが、16.7%の10代女子は飲まないとの回答もありました。

【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員

調査期間:2019.11.062019.11.13

調査方法:インターネット調査

回答数:210件