若年層向け ストーリーブランディング事例

若年層の認知度に課題を持っていた貝印

貝印株式会社(以下「貝印」)では、Z世代からの「KAI」ブランドの認知率が低く、もっと若年層に向けて商品の魅力を発信していきたいという思いはあるものの、どのようにアプローチしていくのが良いのかが分からない、という課題を抱えていました。

そこで貝印の「紙カミソリ」を起点としてプロジェクトを実施し、メインの施策として大学生とともに【キョーソウPROJECT】に取り組みました。

合わせてチェック!

貝印×Z世代の同プロジェクトが始まった経緯や抱えていた課題については、まとめ記事にて詳しく紹介しています。

該当記事はこちら

 

ストーリーブランディング事例

今回は【キョーソウPROJECT】に並行して、ストーリーブランディングの施策を取り入れました。

ストーリーブランディング×マンガ

ココがポイント!

ストーリーブランディングをマンガで展開することで、Z世代がより楽しめるコンテンツに!

ストーリーブランディングの施策

Z世代をターゲットに、貝印の理念や商品の魅力、【キョーソウPROJECT】の取り組みの2つのテーマで記事を構成。

 

Webメディア「マイナビ学生の窓口」に特設ページを作り、一連の記事4本をまとめて読むことができるように設定しました。

「ストーリーブランディング」って?

近年、多くの企業がストーリーブランディングを取り入れ、その手法が注目されています。今重要視されている理由や、メリットについて詳しく解説しています。

参考記事:ストーリーブランディングとは? 4つの価値とメリット、戦略方法を公開

 

実際の掲載内容

バックグラウンドストーリー

バックグラウンドストーリー

「紙カミソリ」の開発や製品化までを記事で公開しました。「紙カミソリ」が誕生するきっかけや、最初のアイデアはどこから生まれたのか、100個以上にわたる試作品づくりの話などをマンガにし、Z世代が楽しみながらサクサク読めるコンテンツに仕上げました。

 

企業としての理念や商品づくりへのこだわりなどを伝え、共感ポイントを作っています。

実際の記事はこちら

実際に「マイナビ学生の窓口」でバックグラウンドストーリーを漫画化!

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.1~

 

プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリー

大学生との取り組み「キョーソウPROJECT」がどのような形で進行していったのか、3回にわたり記事で公開。参加したメンバーの顔写真や、実際に出たアイデアなども多数掲載しました。

 

活動中のメンバーの発言や苦労エピソードなども盛り込み、読んでいる側も一緒にプロジェクトを応援したくなるような構成に仕上げました。

実際の記事はこちら

「キョ―ソウPROJECT」を追いかけ、アイデアミーティング、企業のフィードバッグの様子、最終的に残った2案から企画決定するまでを一挙公開。学生たちが困難を乗り越えていくリアルな姿を最後まで見届けられます。

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.2~

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.3~

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.4~

 

施策のポイント

Z世代はブランドのコンセプト・世界観を重視

ココがポイント!

企業の想いやブランドの世界観をきちんとした形で伝えた上で、Z世代から好感・共感を得ることが重要!

マイナビ マーケティング広報ラボ「アンケート調査」

マイナビのマーケティング広報ラボの調査によると、Z世代がメーカーやブランドを好きになった理由は、「メーカー・ブランドのコンセプト・世界観が好きだから」が半数以上を占めています。

 

Z世代にとって商品やサービスの品質面はもちろん、企業やブランドの理念に対してより強い関心をもっていることがわかりました。

 

施策の効果

マイナビのマーケティング広報ラボでは、公開された4記事を読んだ大学生に対して、アンケート調査を実施しました。

ブランドへの信頼・共感・親近感

Web施策の効果

今回の記事を読んだ後、貝印に対するイメージを聞くと、「安心・信頼できる」が1位にランクイン。続いて「定番」、「伝統のある」という声もあがっており、記事を通してブランドへの信頼や共感を得ることができました

また約30%が「若者向け」というイメージも抱いており、ブランドへの親近感も得られたようです。

 

出典:マイナビ マーケティング・広報ラボ「調査アンケート」大学1~4年生/n=351、281件/2022年4月1日~4月5日、2022年8月4日~8月19日

 

大学生が感じたブランドの魅力

また事業やブランド・商品に対して印象を聞くと、実施後には約70%が好感が持てる・やや好感が持てると回答

具体的な理由として「現状以上のものを作り続けていることに好感を持ちました」、「紙カミソリというのは誰もが思いつくアイデアではないし、環境にやさしいという部分も好印象だったから」などと、企業としての姿勢に好印象をもったようです。特に環境への配慮に好感を持つ声が多く上がりました。

さらには「勢い、熱意を感じるから」というコメントもあり、貝印の想いが心に響いている人も。企業の想いやコンセプトをしっかりと伝え、魅力を感じてもらうことができました。

 

まとめ

マイナビでは、高校生や大学生、若手社会人、子育て層など、それぞれのターゲットに合わせた複数のメディアを運営。これまで培ってきた経験や最新のトレンドをもとに、各ターゲットのインサイトに刺さる効果的なコンテンツを制作、プロモーションまでお手伝いします。

「ターゲットにささるアプローチ方法が分からない」というお悩みがあれば、ぜひマイナビにご相談ください。

 

関連記事一覧

1.【貝印×施策まとめ編】

└貝印のプロモーション全体のコンセプトや概要をまとめています。

 

2.【貝印×キョーソウPROJECT編】

└大学生と一緒に行った【キョーソウPROJECT】についてまとめています。

 

3.【貝印×ストーリーブランディング編】※本記事

└貝印の「紙カミソリ」の開発秘話やキョーソウPROJECTの様子をまとめています。

 

 

キョ―ソウPROJECTのご案内

キョ―ソウPROJECT

マイナビのキョ―ソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

キョ―ソウPROJECTのプランを見る

 

 

その他の事例

他の事例も見る
事例画像

Z世代×貝印「紙カミソリ」~プロモーション全体像~

事例画像

Z世代×貝印「紙カミソリ」~キョーソウPROJECT編~

事例画像

Z世代×貝印「紙カミソリ」~ストーリーブランディング編~

広告掲載やメディアに関するお問い合わせはこちらから

お問い合わせ
050-5443-2281

受付時間:平日10:00〜18:00(弊社所定の休業日を除く)