【2025年上半期】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

更新日:2025年06月11日(水)

【2025年上半期】に流行ったヒト・コト・モノ・コトバ・ウタのランキングを発表!10代女子が選ぶ各トレンド第1位🥇とは?5つの部門に分けてランキングをご紹介します。
さらに今回2部門にわたってランクインした「CUTIE STREET」と「CANDY TUNE」から受賞コメントも届きました。ぜひご覧ください。

【2025年上半期】トレンドランキングの傾向とは?
 
M!LKの「イイじゃん」がウタ部門1位に。サビの「今日ビジュイイじゃん」のフレーズは10代女子の間で日常的に使われ、コトバ部門でも1位を獲得しました。

ヒト部門の「CUTIE STREET」やウタ部門の「CANDY TUNE」など日本の女性アイドルがランクイン。長く続いた“かっこよくて憧れる”韓国アイドル時代から“かわいくて親しみやすい”日本アイドル時代への移行が垣間見える結果となりました。

モノ部門では1位に「ポケポケ」がランクイン。「ポケモンカード」のアプリ版として新たに登場し、無料で手軽に遊べる点が10代にささっているようです。また「ポケポケ」を筆頭に「たまごっち」や漫画「君に届け」の登場人物からうまれた「くるみちゃんヘア」など、平成生まれのキャラクターコンテンツが10代女子の注目を集めています。

■ヒト部門編

【2025年上半期】10代女子が選ぶ流行ったヒトランキング

1位🥇 『大森元貴』

アーティスト「Mrs. GREEN APPLE」(通称:ミセス)のボーカル・ギター。全楽曲の作詞/作曲/編曲、 作品のアートワーク及びミュージックビデオのアイデアまで、楽曲に関する全ての要素を担当している。2024年度トレンドランキングではグループとして、ヒト部門・ウタ部門の2冠を獲得したが、その人気は2025年もとどまることなく、今回のヒト部門でも堂々の1位に。
2025年4月公開の映画「#真相をお話しします」では、菊池風磨とW主演を務めるなど、アーティストの枠を超えて活躍する姿に10代女子の注目を集めている。

2位🥈 『CUTIE STREET』

アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」より2024年8月にデビューした、8人組女性アイドルグループ。デビュー直後にリリースした楽曲「かわいいだけじゃだめですか?」がTikTokを始め、SNSを中心にバイラルヒットし、10代女子からも注目を集めるグループへと一気に駆け上がった。
2025年にMVが公開された楽曲「ひたむきシンデレラ!」もウタ部門4位にランクインしている。

『CUTIE STREET』受賞コメント👑
私たち CUTIE STREETが、10代女子が選ぶ2025年上半期トレンドランキング ヒト部門2位、さらに私たちの楽曲「ひたむきシンデレラ!」がウタ部門4位をいただきました!!
私たち「CUTIE STREET」というヒト、そして私たちの楽曲「ひたむきシンデレラ!」というウタが10代の皆さんをはじめとした、たくさんの方々に届いていることがすごく嬉しいです。
私たちを見つけてくださって、そして楽曲を聴いたり踊ったりしてくださってありがとうございます!
これからも「KAWAII MAKER」として私たちなりの「KAWAII」を皆さんにお届けしますので、これからも応援いただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

3位🥉 『timelesz(タイムレス)』

「Sexy Zone」として活動していた男性アイドルグループがオーディションを経て8人組男性アイドルグループとして新たに活動を開始。前代未聞の追加メンバーを決めるオーディションはアイドルファン以外の10代女子の間でも話題となったようだ。
6月には新体制初のアルバムリリースとライブツアーを予定している。

4位 『HANA』

コト部門にもランクインとなった、オーディション番組「No No Girls」から誕生した7人組ガールズグループ。プレデビュー曲「Drop」MVは公開半日で100万回再生を達成。番組を見ていた10代女子も多く、デビュー前から注目を集めた。
デビュー曲「ROSE」はウタ部門にも見事ランクインしている。

5位 『希空』

2024年に17歳の誕生日を迎え、インフルエンサーとして本格的に活動を開始した「希空(のあ)」が話題に。恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。卒業編2025 in ソウル」に出演すると、瞬く間に10代女子の注目を集めた。
YouTubeやTikTokなどで精力的に活動し、1年足らずでSNS総フォロワー数は268万人を超えている(2025年4月時点)。

6位 『ILLIT』

2024年3月デビューの、日本人2名を含む、5人組K-POPガールグループ。「紅白歌合戦」や主要音楽番組を始め「世界の果てまでイッテQ!」「それSnow Manにやらせて下さい」などバラエティ番組にも出演し話題に。
2025年3月には映画「顔だけじゃ好きになりません」の主題歌でもある「Almond Chocolate」をリリースし、ウタ部門3位にもランクイン。
6月には日本で初のファンコンサート「GLITTER DAY」を開催予定で、ますます目が離せない。

7位 『ジェシー』

男性アイドルグループ「SixTONES」のメンバー。2025年3月公開の映画「お嬢と番犬くん」では福本莉子とW主演を務めた。大ヒットコミックスの映画化であることから、3月に行った10代女子へのインタビューでは『観に行く予定!』『話題になってる!』といった声が多かった。
主題歌となった「バリア」もウタ部門にランクインしている。

8位 『宮世琉弥』

2025年1月公開の映画「アンダーニンジャ」「遺書、公開。」など数々の作品に出演。さらに3月公開の映画「顔だけじゃ好きになりません」では、映画初単独主演を務めた。
すでに10代女子の間で人気を博しているが、今回ますます話題となっていたようだ。

9位 『佐野晶哉』

2024年にデビューした男性アイドルグループ「Aぇ! group」のメンバー。「千鳥の鬼レンチャン」の出演をきっかけに、10代女子の間で話題に。さらに2025年は、4月期ドラマ「Dr.アシュラ」や5月公開映画『か「」く「」し「」ご「」と「』に出演するなど、俳優としても活躍の幅を広げ、注目を集めている。

10位 『菅田愛貴』

2024年にリリースした「最上級にかわいいの!」で一気に10代女子から支持を集めた、女性アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」。メンバー最年少である菅田愛貴は、2024年から「ラヴィット!」に出演するなど個人の活動も話題に。
10代女子からは、『ラヴィット!に出ていてよく観てた!』『顔がかわいすぎる!』といった声があがるほど人気を集めている。

■コト部門編

【2025年上半期】10代女子が選ぶ流行ったコトランキング

1位🥇 『倍倍FIGHT!ダンス』

7人組アイドルグループ「CANDY TUNE」の楽曲「倍倍FIGHT!」に合わせて踊るダンスが1位に。2024年の楽曲リリースから約1年後に公開されたMVをきっかけにダンスが注目され、TikTokの楽曲チャートで1位(2025年2月)に入り人気を確立した。ポップなメロディと手の動きを中心としたキャッチーなダンスが特徴で、公式アカウントでユーザー参加型の「倍倍FIGHT!チャレンジ」が展開されると、インフルエンサーをはじめ多くの人がダンス動画を披露し、10代女子の間で話題となった。

2位🥈 『timelesz project』

男性アイドルグループ 「timelesz(タイムレス)」の追加メンバーを決定するオーディション企画、通称タイプロ。2024年9月よりNetflixで世界配信され、2025年2月に新メンバー5人が決定した。書類選考から「timelesz」メンバーの佐藤勝利、菊池風磨、松島聡も審査員として参加。予告映像で、菊池が候補生にかけた言葉が“菊池風磨構文”として話題に。メンバーが候補生に叱咤激励する姿や、候補生同士の友情や努力の姿が感動を呼び、大きな反響を巻き起こした。

3位🥉 『366日』

2025年1月に公開され、興行収入22億円突破(2025年3月時点)の映画がランクイン。HYの名曲「366日」からインスパイアされたオリジナルの純愛ラブストーリーで、沖縄に住む高校生と彼の後輩の女子の20年越しの恋愛模様が描かれている。俳優の赤楚衛二が主演を務め、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナらの圧倒的演技力も高評価。
公開から徐々に注目を集め、10代女子の間でも『泣ける』『切なすぎる!』と反響を呼んだ。

4位 『ケンチャナダンス』

TikTokで流行した「ケンチャナ!」とリズミカルなベトナムの楽曲に合わせて踊るダンス。韓国ガールズグループ「aespa(エスパ)」のカリナがTikTokでダンス披露したことや、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介がTikTokで踊ったことで急速に注目度が上昇。曲に合わせて手を動かすシンプルな振り付けの「ケンチャナダンス」を真似する投稿が拡散された。
10代女子へのインタビューでも『学校でみんな流行ってた』『日本語バージョンも流行った』という声が集まった。

5位 『界隈検索』

TikTokで「界隈」と検索すると、自分がどのタイプの界隈にいるのかがわかる「界隈検索」がランクイン。多くの人が「自分の界隈調べてみた」「界隈検索やってみた」などと題して実際に検索している姿を投稿し、個性的な界隈や変わりダネの界隈が出てくることを楽しんでいる傾向が見られた。
10代女子へのインタビューでは、『検索している投稿をよく見た』という声が多かった。

6位 『No No Girls』

アーティスト兼・実業家のSKY-HI率いるBMSGが、ラッパー&シンガーのちゃんみなをプロデューサーに迎え、開催されたガールズグループオーディション番組。外見や年齢、体型に関係なく参加者の「声と人生」を評価する点でも注目され、彼女らの努力や葛藤を乗り越えて成長していく姿が感動を巻き起こした。YouTubeライブで配信された最終審査は同時視聴者数56万人超えの記録的な数字を残し、「HANA」として7人のデビューが決定。
10代女子のインタビューでは『ちゃんみなの言葉がTikTokに流れてきて感動した』という声も印象的だった。

7位 『山田くんとLv999の恋をする』

「ACEes」の作間龍斗と元「乃木坂46」の山下美月がW主演を務めた映画(2025年3月公開)。数々の大賞を受賞した恋愛マンガが原作で、2023年にTVアニメ化もされた人気作。彼氏に振られたばかりの大学生が、ネットゲームで出会った超塩対応の高校生プロゲーマーとラブコメディを繰り広げる。映画は原作を忠実に再現しており、作間演じる「山田くん」の塩対応と優しさのギャップが話題に。
10代女子へのインタビューでも『原作が好きな子の間で話題になっている』と注目度の高さが伺えた。

8位 『御上先生』

俳優の松坂桃李が日曜劇場初主演を務めた、2025年1月期ドラマ。東大卒のエリート文部科学省官僚が、18歳の高校生と共に日本教育に蔓延る腐った権力へ立ち向かう大逆転教育再生ストーリー。生徒役の演技力も光り、奥平大兼や蒔田彩珠、窪塚愛流、高石あかりなど多くの若手俳優に注目が集まった。また先の読めないストーリー展開に視聴者から考察が繰り広げられ、最終話まで盛り上がりを見せた。
10代女子からは、実際にドラマを見ている人や『切り抜き動画がめっちゃ流れてきた』といった声もあがり、注目度が高かったようだ。

8位 『女神降臨』

韓国発の大ヒットWebマンガを原作とした実写映画で、二部作として2025年3月・5月に公開された。主人公をモデルのKōki,が務め、渡邊圭祐と綱啓永が共演。メイクで変身した女神を2人のイケメン男子が奪い合う、ドキドキの三角関係ラブコメディが描かれる。
数々の胸キュンシーンやセリフが話題になり、綱啓永演じる五十嵐悠が歌う劇中歌「特別なんて」は公開から約2か月でMVの再生回数125万回突破(2025年5月時点)。後編のイメージソング「運命だよな」では初の作詞も手がけており、ファンを魅了した。

10位 『Almond Chocolate ダンス』

K-POPガールグループ「ILLIT(アイリット)」の初日本語曲「Almond Chocolate」のダンスがウタ部門に加えて、ダンスでもランクイン。好きな人への想いをさまざまな形のアーモンドチョコレートに表現した手の振り付けがTikTokで話題になり、キャッチーな手の振りを真似する人が続出した。
10代女子の間でも『ダンスが可愛いから、真似したくなる!』と盛り上がっていた。

■モノ部門編

【2025年上半期】10代女子が選ぶ流行ったモノランキング

1位🥇 『ポケポケ』

「Pokémon Trading Card Game Pocket(通称:ポケポケ)」は、「ポケモンカード」を手軽にコレクションできるスマートフォン向けアプリ。2024年10月にリリースされてから、瞬く間に中高生の間で広まった。
10代女子へのインタビューでは、『男子も女子もみんなプレイしてる』『友人とポケポケのコンテストをした』『先生とポケポケの話で盛り上がる』などの声もあり、10代全体で大流行している様子が伺えた。

2位🥈 『たまごっち』

ガシャポンや一番くじなど、現在もさまざまな商品展開で10代女子の心をつかむ「たまごっち」だが、平成女児やY2Kの流行と相まって、空前のブームが起きているようだ。キャラクターとしての人気だけではなく、おもちゃの「たまごっち」で実際に育てることにもハマっている人が多かった。
コラボ商品を発表するたびに話題になっており、2025年も目が離せない。

3位🥉 『ドバイチョコレート』

ピスタチオクリームとカダイフ(細麺状の生地)をチョコレートでコーティングした板チョコ状の菓子のことで、TikTokやInstagramから火が付き、『食べてみたい』『美味しそう』と話題になった。
2024年から段々と注目している声が聞かれつつも、日本では手に入りづらい状況が続いたが、2025年に入り、新大久保のカフェで食べられると10代女子の間で話題になり、実際に探しに行った人もいたほど。

4位 『チョコマシュマロ』

チョンドゥククッキー(マシュマロヌガー)作りが流行るなど、今年はマシュマロに関連したスイーツに注目が集まっている。その中でも、今回はチョコマシュマロに票が集まった。特にHARIBOのチョコマシュマロが人気となっており、一時は入手困難な状況となったほどだ。
バレンタインでチョコマシュマロを作った子もおり、商品だけではなく“チョコマシュマロ”自体が人気のようだ。

5位 『くるみちゃんヘア

くるみちゃんヘアとは、漫画「君に届け」に登場する胡桃沢梅(くるみざわうめ)、通称くるみちゃんの髪型のことだ。2023年にはドラマ化、2024年には10年以上の時を超えてNetflixでアニメ化している「君に届け」だが、10代女子の間でも定番の恋愛漫画となっている。
10代女子へのインタビューでは、『卒業式でくるみちゃんヘアの子が沢山いた』という声もあり、実際にこの髪型にチャレンジする人も多かったようだ。

6位 『スターバックス「THE 苺 フラペチーノ」』

「HOTEL STARBUCKS」をテーマにしたサマーシーズン第1弾として発売された商品。「 “いちごを超えたいちご”を体験」という謳い文句で、本物のいちごを頬張ったような粒々食感と果肉感を楽しむことができるフラペチーノとなっている。
実際に飲んだ10代女子からは、『甘すぎず酸っぱすぎずちょうどよくて美味しかった』『いちご感が強くて高級感があった』という声もあり、ほどよい甘さと“本物のいちご感”がウケたようだ。

7位 『Nintendo Switch 2』

2025年6月5日発売のNintendo Switch 2がランクイン。任天堂が8年ぶりに発売するゲーム専用機とあって、発売が発表されると瞬く間に話題になった。現在、購入は抽選となっていて、その当落結果でSNSは盛り上がりを見せていた。
『友達が申し込んでいたけど落選してた』『申し込んだ人がいて、しかも当選してて羨ましい』など、学校でもこの話題で盛り上がったようだ。

8位 『セブンカフェスムージー「アサイーバナナスムージー」』

2024年に大ブームを巻き起こしたアサイーだが、今度は形を変えスムージーで話題になっている。「セブンカフェスムージー」は専用マシンを使い、できたてのスムージーが楽しめると人気を博している商品だ。
店頭で手軽に購入することができるため何度も購入する10代女子もおり、鉄分やフルーツが摂取でき、1杯98カロリーと罪悪感がないため、間食にもピッタリだったようだ。

9位 『割って食べるティラミス』

韓国のティラミス専門店「HART TIRAMISU」の割って食べるティラミスがSNSでバズったことをきっかけに注目を集めている。薄くコーティングされたチョコレートを割り、下にあるクリームやスポンジと一緒に楽しむデザートで、『食べてみたい』『割る瞬間が楽しい』など、食べるだけではないエンタメ的な楽しみ方が10代女子にささったようだ。

9位 『エスターバニー』

前回に引き続きランクイン。くら寿司やマリオンクレープ、SPINSなど次々にコラボを実施しており、全国各地でポップアップも行われるなど大人気のキャラクターだ。特にぬいぐるみはスクールバッグに付けている人も多く、トレカケースなどのグッズも流行ったようだ。
独特の世界観とPOPでキュートな魅力が10代女子にウケており、これからも人気は続くと思われる。

■コトバ部門編

【2025年上半期】10代女子が選ぶ流行ったコトバランキング

1位🥇 『今日ビジュイイじゃん』

ウタ部門1位となったM!LK「イイじゃん」のフレーズがコトバ部門でも1位を獲得。“ビジュいい=ビジュアルが良い”という意味だが、10代女子の間では『友達に会った瞬間に言う!』『お互いに振り付け込みでビジュいいじゃんって言い合う!』といった声があがり、友達同士の挨拶として日常的に使用している。

2位🥈 『エッホエッホ』

ふくろうの赤ちゃんが走っているように見える一枚の写真をきっかけにXでミームとして拡散されると、TikTokで「エッホエッホ ○○って伝えなきゃ」という音源が誕生し、さらなる広がりを見せた。
10代女子の間では、『伝えたいことがある時にエッホエッホから始める』『急いでいる時に口に出してた』など、使われ方も多様化しているようだ。

3位🥉 『○○界隈』

特定の業界や趣味、関心を持つ人々の集まりを指すコトバ。「アイドル界隈」「アニメ界隈」「コスメ界隈」などSNSを中心に、共通の興味や価値観を持つ人々が交流するコミュニティとして使われていたが、『なんでも後ろに界隈をつける』という声があがるほど、いつしか10代女子にとっては日常用語に。
ひとつのカテゴリに当てはめてしまうのではなく、多様で幅広いニュアンスをもつ“界隈”は若年層にとって使いやすいコトバとなっているようだ。

4位 『ルビィちゃん!はーい!何が好き?チョコミントよりもあなた』

ラブライブ!シリーズのキャラクター黒澤ルビィ、上原歩夢、若菜四季の3人で構成された期間限定のスペシャルユニット「AiScReam(アイスクリーム)」のデビューシングルである「愛♡スクリ〜ム!」のフレーズ。各キャラクターを紹介するこの掛け声の部分がTikTokで爆発的な人気を集めた。
各キャラクター声優の音源や、名前や好きなものの部分を言い換えて自己紹介するなど10代女子の間でも話題となっていたようだ。

5位 『○○キャンセル界隈』

3位の「○○界隈」に続き「○○キャンセル界隈」も上位ランクイン。2024年のトレンドランキングは「風呂キャンセル界隈」が話題となっていたが、現在は「健康キャンセル界隈」「外出キャンセル界隈」など日常の様々な行動のなかで、面倒でやめたいことがあった時などに使用されることが多いようだ。
10代女子へのインタビューでは『風邪で学校を休む時に今日学校キャンセル界隈と友達に連絡する』など学生ならではの使い方が見受けられた。

6位 『マコモ湯構文』

インスタグラマーによって、投稿された「うちのお風呂、1年半お湯変えてません。マコモ湯って知ってますか?」という動画がきっかけに生まれた構文。動画では真っ黒なビジュアルのマコモ湯のインパクトや最終的にマコモ湯の効果を紹介している流れが話題となった。
「○○って知ってますか?」「○年間○○していません。」などフレーズを一部使ったパロディ投稿がSNSで広がりを見せ、10代女子の間でも『SNSでよく見かけた』という声が多かった。

7位 『大丈夫?/ケンチャナ』

ベトナムの人気音楽番組で披露された楽曲「KHÔNG SAO CẢ」のフレーズで、韓国語の「괜찮아(ケンチャナ)」が取り入れられていたことが話題に。TikTokを中心にSNSで「ケンチャナダンス」がバズり、コト部門でも4位にランクインとなった。
日本でもアイドルやインフルエンサーが動画を公開し、派生してケンチャナの日本語版「大丈夫」も流行っていたようだ。

8位 『お料理、得意なんです!』

きっかけは「恋のHamburg♪」という曲の「お料理得意なんです!」というセリフを音源として使用した料理動画。
料理が得意というフレーズに反するように、IHから火の手が上がったり、料理が黒焦げになったりと壊滅的な出来栄えの料理動画をあげることでギャップの激しさが話題となったようだ。

9位 『スーパー○○タイム

韓国ガールズグループ「aespa(エスパ)」の「Whiplash」という曲中に見せる、ジゼルをセンターにした振り付け。彼女の長い手足が活かされたダイナミックな動きがファンの間で話題となり、「スーパージゼルタイム」と名付けられ、切り抜きなどが拡散された。
その後、他のアイドルやインフルエンサーたちも振り付けをミーム化し、「スーパー〇〇タイム」として派生することでさらにSNSで広がりを見せたようだ。

9位 『何やってるんですか。勉強してください。』

東京大学卒、起業家の河野玄斗のYouTubeチャンネル「河野玄斗の神授業」にて発したフレーズが、視聴者に勉強のモチベーションを上げるメッセージとして広まり、SNSで話題となった。
『受験生の間で流行った』『テスト前に使って流行った』など勉強に集中する受験期やテスト前に10代女子の間では使われることが多かったようだ。

■ウタ部門編

【2025年上半期】10代女子が選ぶ流行ったウタランキング

1位🥇 『「イイじゃん」M!LK』

サビで曲調や衣装、雰囲気が大きく変わることから、サウンド面でもビジュアル面でもギャップが楽しめる“予想裏切りソング”として注目を集めた。リリース後3月のTikTok音楽チャートでは1位を獲得し、YouTubeの公式MV再生は1,300万回超え(2025年5月時点)を果たした。
特に「今日ビジュイイじゃん」のフレーズは10代女子の間でも大きく話題となり、コトバ部門でも1位を獲得している。

2位🥈 『「倍倍FIGHT!」CANDY TUNE』

「原宿から世界へ」をコンセプトとする7人組女性アイドルグループ「CANDY TUNE」の曲がランクイン。ポジティブなエネルギーと自己肯定感をテーマにした、アップテンポな応援ソング。リリースから約1年後、2025年3月にMVを公開すると、中毒性のあるサビとキャッチーで真似しやすいダンスが人気を集め、“踊ってみた動画”がSNSで急増。
10代女子の間でも瞬く間に話題となり、コト部門では1位を獲得している。

『CANDY TUNE』受賞コメント👑

このたび「倍倍FIGHT!」が10代女子が選ぶ2025年上半期トレンドランキング『ウタ』部門2位、『コト』部門1位をいただいたと聞いて、本当にうれしいです!🌈🍬💖
たくさんの方にこの楽曲が届いて、毎日の「がんばろう!」のきっかけになれていたら、私たちも“倍倍”でうれしいです🔥💪✨
SNSで踊ってくれたり、感想をシェアしてくれたり、日常の中で聴いてくださったみなさん、本当にありがとうございます!
これからも、聴いてくれた人の心に寄り添えるような楽曲を届けていきますので、応援よろしくお願いします🎶💫
一緒にこれからも“倍倍FIGHT!”していこうね〜!💥📣

3位🥉 『「Almond Chocolate」ILLIT』

K-POPガールグループ「ILLIT(アイリット)」初の日本オリジナル曲であり、SEKAI NO OWARIのNakajinが楽曲提供したことでも話題に。推しへの熱い想いや恋心を描いたJ-POP調の楽曲で、2025年2月14日のバレンタインリリースで注目を集めた。SNSではサビのアーモンドチョコレートを表現した手の振り付けが話題となり、ダンス動画が増加。
10代女子へのインタビューでは、歌いながらダンスをする人が多い印象だった。

4位 『「ダーリン」Mrs.GREEN APPLE』

昨年12月にNHK総合で放送された「Mrs. GREEN APPLE 18祭」のテーマソングとして書き下ろされた「ダーリン」が4位にランクイン。1000人の18歳世代の「本音」と、それらに答えるミセスの想いがぶつかり重なりあって、大きなエネルギーが生まれた。
10代の“青春バンド”ともいえるミセスと彼女たちの同世代がパフォーマンスを行う「18祭」の組み合わせは大きな話題を呼んだ。

4位 『「ひたむきシンデレラ!」CUTIE STREET』

2024年リリースの1stシングルCD「かわいいだけじゃだめですか?」に収録されていた「ひたむきシンデレラ!」だが、2025年1月にMVを公開すると、『ミュージックビデオが可愛い!』と10代女子の間で話題に。再生回数は1,500万回を超え(2025年5月時点)、TikTokではインフルエンサーがサビのダンス動画を投稿するなど、SNSを中心に瞬く間に拡散された。

4位 『「仮契約のシンデレラ」私立恵比寿中学』

2012年にリリースされた、私立恵比寿中学のメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」が、TikTokをきっかけにリバイバルヒット。若年層を中心にダンスや音源などがSNSで使用され、10代女子の間でも、もはやお馴染みの曲となっている様子だ。
さらにこうした盛り上がりを受けて、2025年4月には「THE FIRST TAKE」にてパフォーマンスを披露。公開からわずか3日で再生回数100万回突破を果たした。

7位 『「クスシキ」Mrs.GREEN APPLE』

「ダーリン」に続けて、2025年4月にリリースのTVアニメ「薬屋のひとりごと」の第2シーズン第2クールのオープニングテーマ曲「クスシキ」もランクイン。全編CGで描かれた「ミュージックビデオ」の概念を覆すほどの圧倒的なスケールの映像が話題となり、公開から5時間足らずで再生回数100万回を突破している。

8位 『「ROSE」HANA』

ヒト部門でもランクインを果たした「HANA」のメジャーデビューシングル「ROSE」がウタ部門にもランクイン。どんな姿でも、どんな環境でも、力強く生き抜きたいという思いが込められた楽曲。大きな話題を呼んだオーディション番組「No No Girls」で選ばれたメンバーのメジャーデビュー曲とあって、MVの再生回数は公開1か月で2,000万回超えとなった。(2025年5月時点)

9位 『「気まぐれロマンティック」いきものがかり』

韓国のガールズグループTWICEのメンバーの「NAYEON(ナヨン)」が、2025年2月に有明アリーナで開催された「BEAT AX VOL.5」にソロとして出演した際に、「気まぐれロマンティック」をカバーし一気に話題となった。これをきっかけに「いきものがかり」が歌う、オリジナル音源が各配信サイトにてチャートイン。
さらにいきものがかり自身からカバー音源のオファーを行い、NAYEON「気まぐれロマンティック」の配信が実現した。

10位 『「バリア」SixTONES』

「SixTONES」のメンバーである、ジェシー主演の映画「お嬢と番犬くん」の主題歌がランクイン。王道ラブストーリーだけでなく、コメディの要素を含む映画にマッチした力強いメロディーかつ疾走感あふれるサウンドが印象的な楽曲。映画人気とともに曲も10代女子の間で話題となったようだ。

 

お問い合わせ

「10代のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

【2025年6月12日 訂正のお知らせ】
コト部門3位「366日」のキャプションに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    618件

  • 調査時期

    2025年4月~2025年5月

  • 方法

    事前アンケートにて363名から回収したフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施
     

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