働く女性のヘアケア意識を調査!アイテム別の平均購入価格や重視するポイントなど消費傾向を分析

更新日:2023年11月30日(木)

秋冬シーズンは夏に受けたヘアダメージや乾燥が気になり始める時期となり、ヘアケア需要が高まります。今回は、23〜34歳の働く女性を対象に、ヘアケア意識についてアンケート調査を実施しました。年代別の髪の悩みや、アイテム選びで重視するポイント等、忙しい女性たちのリアルなヘアケア事情を詳しく解説します。

働く女性の髪のお悩みを調査!年齢が高まると感じる悩みとは・・・?

まずは髪にまつわる基本的なことがらを調査しました。

Q. 現在の髪の長さを教えてください。


Q. 現在の髪の長さを教えてください。

(n=328)

Q. 現在の髪のお悩みはなんですか?


Q. 現在の髪のお悩みはなんですか?


(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

髪の長さは20代前半(23〜25歳)、20代後半(26〜29歳)、30代(30〜34歳)とすべての年齢層で「ミディアム(顎下から鎖骨くらいまでの長さ)」の割合が最も高くなりました。

現在の髪のお悩みは、すべての年齢層で「パサつき・乾燥」「くせ・うねり」が半数以上の回答率となりました。
また年齢が高くなるにつれて、「白髪」「頭皮のニオイ」の割合も高くなっています。30代になると20代では気にならなかった悩みが増えていることが分かります。

 

\もっと深掘り!髪の長さ別に見る悩みの違いとは?/

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【ホームケア】シャンプー、ドライヤー、ヘアオイルetc. 各ヘアケア商品の価格帯や購入場所とは?

続いてヘアケア商品の平均価格帯や購入場所についてカテゴリーごとに調査しました。

Q. 各ヘアケア商品において購入している価格帯を教えてください。

Q. 各ヘアケア商品において購入している価格帯を教えてください。

(n=328)

Q.各ヘアケア商品において購入場所を教えてください。


Q.各ヘアケア商品において購入場所を教えてください。

(n=328)

【シャンプー】【トリートメント・コンディショナー】【ヘアオイル・ミスト・バームなど】の購入価格帯は「1,000円以上3,000円未満」が40%以上で多数派となりました。購入場所は「ドラッグストア」で購入する方が多いようです。

【くし・ブラシ】の価格帯は「1,000円未満」が44.5%となり、こちらはプチプライスを好んでいることが分かります。購入場所は「ドラッグストア」「バラエティショップ」が30%以上で分かれる結果となりました。

さらに【ドライヤー】は「5,000円以上10,000円未満」が24.4%でボリュームゾーンとなりました。電化製品かつ長く使用するものなので、他の商品に比べて価格が高い傾向があるようです。購入場所は「総合ECサイト」が29.3%で最多となり、店舗よりもオンラインで購入する方が多い結果となりました。

 

\もっと深掘り!年代で差が出る価格帯や購入場所のボリュームゾーンとは?/

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【ホームケア】ヘアケア商品を購入する時のポイントをカテゴリーごとに徹底調査!

では実際に商品を購入する際にはどんな点を重視しているのでしょうか。こちらもヘアケア商品のカテゴリーごとに調査しました。

Q.【シャンプー】を購入する際に重視していることは何ですか?


Q.【シャンプー】を購入する際に重視していることは何ですか?

(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

【シャンプー】を購入する際に重視していることは、「香りのよさ」 「しっとり感・まとまりやすさ」が35%以上で上位となりました。
年代別に見てみると、20代前半は「コスパ」、20代後半は「泡立ちのよさ」も重視している傾向があります。

 

Q.【トリートメント・コンディショナー】を購入する際に重視していることは何ですか?


Q.【トリートメント・コンディショナー】を購入する際に重視していることは何ですか?

(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

【トリートメント・コンディショナー】の購入する際に重視していることは、「しっとり感・まとまりやすさ」が42.4%で最多、次いで「保湿力」「髪のパサつき」「香りのよさ」が上位となりました。トリートメント・コンディショナーで仕上げるため、シャンプー以上にケアの要素を求めていることが分かります。

 

Q.【ドライヤー】を購入する際に重視していることは何ですか?

Q.【ドライヤー】を購入する際に重視していることは何ですか?

(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

【ドライヤー】を購入する際に重視していることは「風量が大きい」が46.3%で最多となりました。ドライヤーを選ぶときは短い時間で早く乾くことを重視している方が多いようです。
年代別に見ると20代前半は「コスパ」が高い一方で、20代後半・30代になると「イオン機能」の回答率が高くなり、機能面を重視し始めることが分かります。

 

Q.【ヘアオイル・ミスト・バームなど】を購入する際に重視していることは何ですか?

Q.【ヘアオイル・ミスト・バームなど】を購入する際に重視していることは何ですか?

(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

【ヘアオイル・ミスト・バームなど】を購入する際に重視していることは 1位は「しっとり感・まとまりやすさ」35.4%、次いで「香りのよさ」27.7%となりました。
年代別では、20代後半は「ダメージケア・修復力があるもの」、30代は「保湿力」の割合が高く、20代前半に比べて、髪の悩みも増えてくるため、それぞれの悩みに特化した商品を求めているようです。

 

\もっと深掘り!各ヘアケア商品で実際に使用しているブランドとは?年代別にランキングを発表!/

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【ホームケア】ヘアケア商品購入の情報収集方法とは?

ヘアケア商品を購入する際にはどのようにして情報収集しているのでしょうか。年代別の調査結果を深掘りしていきます。

Q. ヘアケア商品を購入する際にチェックする項目を教えてください。

Q. ヘアケア商品を購入する際にチェックする項目を教えてください。

(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

ヘアケア商品を購入する際には、「SNS」をチェックする方が半数以上という結果に。次いで「クチコミ」「友人」となり、使用した人の意見を参考にしたいと考えているようです。

また年代別に見てみると、20代前半は意外にも「テレビCM」の影響を受けているようです。ドラッグストアで購入できる価格帯のものを使用していることから、CMで紹介している商品が目にとまっているのかもしれません。
一方20代後半は「美容師」の割合が多く、20代前半の時よりも少しランクを上げたい方も一定数いることから、ヘアの専門家の意見を取り入れていると考えられます。
さらに30代は「まとめサイト」の割合が高い結果となりました。購入場所で「総合ECサイト」が他の年代に比べて高かったことからも商品を調べるところから購入までウェブで完結させる方も多いようです。

Q.SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。ヘアケア商品を購入する際にチェックしているSNSを教えてください。


Q.SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。ヘアケア商品を購入する際にチェックしているSNSを教えてください。

※「SNSをチェックしている」を選択した方 (n=176 内訳:【20代前半】 n=40 【20代後半】 n=63 【30代】 n=73)

SNSをチェックしているという方に深掘り調査すると、全体的に「Instagram」をよく見ているようです。
年代別では、20代後半は「X(Twitter)」そして20代前半は「X(Twitter)」に加えて「TikTok」をチェックしている方が他の年代に比べて一定数いることが分かります。見ているコンテンツは「インフルエンサー・有名人の投稿」が多数派となりました。

検索ワードやタグについては、『ヘアケア』『ダメージケア』『さらさら』『まとまる』『ツヤ・艶髪』など、悩みや理想の質感をワード検索する方が多いようでした。

 

\もっと深掘り!ヘアケア関連でよく見る・好きなインフルエンサーとは?名前が挙がったインフルエンサーを発表!/

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【サロンケア】ヘアサロンに行く頻度や1回に使う金額は?

さらにホームケアに続いて、ヘアサロンでのケアについても調査しました。

Q. ヘアサロンに行く頻度はどのくらいですか?


Q. ヘアサロンに行く頻度はどのくらいですか?

(n=328 内訳:【ショートヘア】 n=58 【ミディアムヘア】 n=168 【ロングヘア】 n=102)

Q. ヘアサロン1回につきどのくらいの金額を使いますか?

Q. ヘアサロン1回につきどのくらいの金額を使いますか?

(n=328)

ヘアサロンに行く頻度は「2か月に1回」「3か月に1回」が上位となり、どの年齢層でも半数以上の方が3か月に1回以上の頻度でヘアサロンに行っていることが分かります。

1回につき使う金額は、【ヘアカット】が「3,000円以上5,000円未満」「5,000円以上10,000円未満」、【ヘアカラー】が「5,000円以上10,000円未満」、【トリートメント】が「3,000円以上5,000円未満」がボリュームゾーンとなりました。

ヘアカラーはヘアダメージが少ないものや色味がキレイに出るものなどプラスαの要素を入れることで価格が上がりますが、そこは妥協せずお金をかけたいと思う方も多いと考えられます。

Q. ヘアサロンを選ぶ際に優先する条件はなんですか?

Q. ヘアサロンを選ぶ際に優先する条件はなんですか?

(n=328 内訳:【20代前半】 n=67 【20代後半】 n=118 【30代】 n=143)

ヘアサロンを選ぶ際に優先する条件は、「通いやすさ」が45.7%で最多、次いで「価格が安い」が27.4%となりました。リピートして通うことを考えると立地や価格は必須条件となってくるようです。

さらに年代別に見てみると、20代前半は「口コミの評価が高い」「駅からの近さ」の回答率も一定数あり商品購入時のみならず、ヘアサロンを選ぶ際にも口コミのチェックは欠かせないことが分かります。
一方20代後半、30代は「室内の雰囲気」の回答率が高く、落ち着いて癒される空間かどうかも重視するポイントのようです。
また20代の方は「女性スタッフが多い」の割合が30代に比べて高く、同性の方に施術を依頼したい方が多いと考えられます。

まとめ

  • 髪の悩みはすべての年齢層で「パサつき・乾燥」「くせ・うねり」が多数。
    └30代「白髪」「頭皮のニオイ」の割合が高くなる。
  • 各ヘアケア商品の価格帯・購入場所
    └【シャンプー】【トリートメント・コンディショナー】価格帯「1,000円以上3,000円未満」、購入場所「ドラッグストア」
    └【ドライヤー】価格帯「5,000円以上10,000円未満」、購入場所「総合ECサイト」「バラエティショップ」
  • 各ヘアケア商品の重視するポイント 
    └【シャンプー】「香りのよさ」「しっとり感・まとまりやすさ」
    └【トリートメント・コンディショナー】「しっとり感・まとまりやすさ」「保湿力」「髪のパサつき」「香りのよさ」
    └【ドライヤー】「風量が大きい」
    └【ヘアオイル・ミスト・バーム】「しっとり感・まとまりやすさ」「香りのよさ」
  • 情報収集は半数以上が「SNS」をチェック。『ヘアケア』『ダメージケア』『さらさら』『まとまる』『ツヤ・艶髪』などのワードやタグで検索。
  • ヘアサロンは半数以上が「3か月に1回以上」の頻度
  • ヘアサロン選びで優先する条件は、「通いやすさ」が最多、次いで「価格が安い」
    └20代前半「口コミの評価が高い」、20代後半・30代「室内の雰囲気」

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  • 調査対象

    23~34歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/女性/ヘアケアを行っている/現在髪の悩みがあると回答した方

  • 有効回答数

    328件

  • 調査時期

    2023年10月25日~2023年10月26日

  • 方法

    インターネット調査

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