【2024年】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

更新日:2024年11月13日(水)

2024年トレンドランキングの傾向とは?
 
2024年のトレンドランキングは、ヒト部門・ウタ部門にて「Mrs. GREEN APPLE」が2冠を達成。アーティストの「こっちのけんと」は楽曲やダンスと合わせて、ヒト部門・コト部門・ウタ部門の3部門で上位ランクインとなりました。

コト部門では「焼きポンデ作り」や「氷タンフル作り」といった10代女子でも手軽に購入できて、真似しやすい簡単アレンジレシピが話題に。

モノ部門ではフードが上位にランクイン!この2~3年はコロナ禍の影響もあり、外出先で購入したものを皆で食べる、ということ自体が下火になっていましたが、2024年はサーティワン アイスクリームの「よくばりフェス」や丸亀製麺の「うどーなつ」など、手軽に皆で食べられるスイーツの人気が戻ってきた印象です。

計5部門のトレンドランキング最新版をお届け!さらに今回3部門でTOP3にランクインを果たした「こっちのけんと」さんからの受賞コメントも掲載しています。

■ヒト部門編

■ヒト部門編

1位 『Mrs. GREEN APPLE』

現在、大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人で活動するアーティスト「Mrs. GREEN APPLE」(通称:ミセス)がヒト部門1位に。2024年は5カ月連続でシングルをリリースするなど精力的な活動が続き、今回のランキングではヒト部門・ウタ部門の2冠を獲得。
10代女子へのインタビューでは『ミセスの曲はいつも話題になる!』という声も多く、まさに彼女たちの”青春バンド”としての地位を確立しているようだ。最近はバラエティ番組への出演など各メンバーがフォーカスされ、ますます人気を集めている。

2位 『こっちのけんと』

楽曲制作や映像制作、デザインなど幅広い活動を行うマルチクリエイター「こっちのけんと」が2位にランクイン。2024年5月に「はいよろこんで」をリリースすると、キャッチーなメロディーとその音楽に合わせて踊る「ギリギリダンス」がTikTokで流行し、瞬く間に話題に。
コト部門、ウタ部門でも3位を獲得し、10代女子のトレンドの中心となった。「緑のマルチアーティスト」をキャッチコピーとし、緑のメガネや髪色がアイコンとなっているのに加え、俳優・菅田将暉の弟としても注目を集めている。

ヒト部門2位『こっちのけんと』受賞コメント👑
なななんと…!?本当にありがとうございます。僕としても今年は結婚やら「はいよろこんで」リリースやら大きく人生が動いた年でございました。そんな自分のメモリアルな年にこのような嬉しいランキングにも載せていただき本当にありがとうございます。 来年もがんばります!!!

3位 『出口夏希』

2024年上半期ランキング7位から一気に3位へと急上昇。10代女子が今最も注目している女優のひとり。4月にフジテレビ系連続ドラマ「ブルーモーメント」のヒロインや、8月には映画「赤羽骨子のボディガード」のヒロインを務め、話題となった。
大人びた雰囲気の中に可愛らしさを兼ね揃えた彼女の魅力に今後も目が離せない。

4位 『IVE』

2021年デビューの6人組韓国ガールズグループ「IVE」がランクイン。10代女子の間では2024年に公開された「HEYA」という曲が振り付けとともにTikTokで流行ったようだ。
日本のバラエティ番組にも多数出演、さらに9月にはワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’」のファイナル公演として、初の東京ドーム公演を開催。2日間で95,800人を動員する熱狂ぶりを見せた。

5位 『向井康二』

男性アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。フジテレビ系列のバラエティ番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」ではドッキリクリエイターとしてレギュラー出演を務め、同番組から誕生した自身が扮するヒーロー「マッサマン」が若年層から絶大な支持を受けている。
2024年は雑誌の表紙や「お台場冒険王2024」でメインキャラクターに就任するなど「マッサマン」としての活躍が広がり、10代女子の間でも定着しているようだ。

6位 『大西流星』

男性アイドルグループ「なにわ男子」のメンバー。2024年には個人のInstagramも開設し、フォロワー数56.7万人(2024年10月時点)を記録している。
8月には初主演となる映画「恋を知らない僕たちは」が公開となり、高校生6人がそれぞれ抱く”本気の恋”を描いた胸キュンラブストーリーが話題に。実際に劇場へ足を運んだ10代女子も多かったようだ。

7位 『松田元太』

男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバー。5位にランクインしている「マッサマン」の新キャラクター「マツダマン」として出演すると、アイドルファン以外の10代にも知名度を広げ、話題となった。さらに4-6月期ドラマ「東京タワー」、7-9月期ドラマ「ビリオン×スクール」に出演するなど俳優業としても活躍。
2024年上半期トレンドランキングから続けてのランクインを果たし、10代女子からは「ドラマでもバラエティでもずっと話題になっていた」と声があがるほど、今年の顔となっているようだ。

8位 『米澤りあ』

10代に絶大な人気の恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」シリーズにて2024年に3度出演し話題となった。TikTokでは得意のダンスや変顔動画を日々アップし、現在48.5万フォロワーを記録。(2024年10月時点)
10代女子の間では「変顔が最高」「髪色も可愛くて真似したい」といった声があり、すでに10代の憧れとなっているようだ。

9位 『ラウール』

男性アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。2024年6月にパリのモデル事務所「BANANAS MODELS」に所属したことを報告。Snow Manとしての活動を継続しながら、パリコレモデルとしても活躍する姿が大きな話題となった。さらに8月には主演映画となる「赤羽骨子のボディガード」が公開されると、こちらも10代女子の間で話題に。
アイドル・モデル・俳優業で違った顔を見せてくれる彼の才能に今後も目が離せない。

10位 『高橋藍』

男子バレーボール選手。東京オリンピックに続き、2024年はパリオリンピックの日本代表として活躍した。
オリンピックの特集に加えてバラエティ番組やCMなどメディア出演機会も多く、端正な顔立ちとムードメーカーな姿が10代女子の間でも「イケメン」「かっこいい」と話題に。バレーボール部や元々バレーボールに興味があった人以外にも人気が広まっているようだ。

■コト部門編

■コト部門編

1位 『焼きポンデ作り』

ミスタードーナツの定番商品「ポン・デ・リング」をフライパンで焼くアレンジレシピ「焼きポンデ作り」がコト部門1位に。焼くだけという簡単なアレンジなのに、新たなポン・デ・リングの味わいが楽しめるとSNSを中心に話題となった。
手軽に購入できて、自分たちでも試しやすいアレンジということもあり、10代女子の間でもSNS上で見て楽しむだけでなく、実際に試してみたという人も多かった。

2位 『氷タンフル作り』

韓国語でフルーツ飴を意味する「タンフル」が派生し、冷凍フルーツを氷水に入れるだけでアレンジになる「氷タンフル作り」が今年の夏SNSで話題となった。
TikTokでは失敗しない作り方やパリッとした食感を伝えるASMR動画が多数投稿され、新感覚でヘルシーなスイーツとして反響を呼んでいたようだ。

3位 『ギリギリダンス』

ヒト部門2位にランクインした「こっちのけんと」のシングル「はいよろこんで」のサビに合わせて踊る「ギリギリダンス」がコト部門としても3位にランクイン。
TikTokでは多くのインフルエンサーがダンス動画をアップし、本人も「ME:I」や「Da-iCE」「NiziU」など様々なアーティストと一緒に踊ったコラボ動画を投稿すると100万再生を超えるなど反響が大きく、10代女子の間では知らないという人がいないほど話題になっていた。

コト部門3位『ギリギリダンス』受賞コメント👑
本当にありがとうございます!ここ最近仕事でお会いした方や街中でお声がけしてくださった方が「うちの子供がよく歌って踊ってます!」と言ってくださっているのがとても嬉しいです。制作当初の歌詞は「Get it Get it done」だったので、カタカナ表記にして本当によかったなと思いました。これを機に少しずつ人生について考えるきっかけになっていただければ幸いです。ほんっっっっっっとうにありがとうございます!!!まだまだがんばります!!

4位 『海のはじまり』

2024年7月期の月9ドラマがランクイン。2022年に話題となったドラマ「silent」チームが再集結した、目黒蓮主演の完全オリジナルストーリーとあって、放送開始前から話題となった。
さまざまな“親子の愛”をテーマとしており、視聴していた10代女子からは、『重い内容で現実世界でもありえるストーリーを簡単に扱わず、しっかり物語にして毎回釘付けでした』という声もあった。

5位 『西園寺さんは家事をしない』

2024年7月期ドラマで、明るくポジティブな西園寺さんを中心に「偽家族」という新たな関係からお互いを理解し、心を通わせていくハートフルラブコメディ。その爽快なストーリーに加え、子役の倉田瑛茉ちゃんが10代女子の間で話題に。
「~だよねぇ」という劇中の語尾や、ドラマオフショットのSNS動画では、父親役の松村北斗と本当の親子のように過ごす姿が可愛すぎるという声が多かった。

6位 『さつまいもタイムダンス』

SNSで活躍する人気クリエイターによって投稿された動画で、「さつまいもタイム」というワード×独特なキャラクター×手を上下に動かすシュールな動きがインパクトとなり、SNSで瞬く間に広がり、10代女子の間で話題となった。
インフルエンサーのみならず、芸人など有名人もTikTokで動画を投稿するなど、一大ブームとなった。

7位 『ギリハピダンス』

ヒップホップユニットのKOMOREBI(コモレビ)が2024年6月にリリースした「GiriGiri」のダンス。手振りで簡単に真似できることから流行。10代女子のインタビュー時には、ほとんどの人が口づさみながら、ダンスを踊っていたほどだ。
「ギリハッピー」のフレーズ単独でもコトバ部門3位にランクインしている。

8位 『グミステップ』

YouTubeフォロワー数114万人(2024年10月時点)を誇る、若年層に人気な動画クリエイター「しなこ」が2024年6月にシングル曲「グミキュンプリンセス」を公開。
MVでは、カラフルでポップな世界観の中で切れのいいダンス「グミステップ」を踊る姿が注目を集めた。TikTokなどのSNSでも多くのインフルエンサーがダンスを投稿し、10代女子の間で話題となったようだ。

9位 『メイクレシピ』

「メイクレシピ」とは自分自身がメイクで使用しているコスメアイテムをひとつの画像の中に集約させたもの。アイドルや有名人、メイクが上手なインフルエンサーなどがどんなコスメを使っているのか、どのコスメの相性が良いのかを一目で知ることができると話題に。
10代女子からは『アイドル系のメイクレシピが多くて参考になった』といった声があげられた。

10位 『ビリオン×スクール』

山田涼介演じる主人公は日本最大の財閥グループ企業のCEOで“億万長者=ビリオネア”だが、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも、生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディ。
10代女子からは、『ネタシーンが面白い』『オフショットがエモい』など同世代の学園ドラマだからこその共感の声が多かった。

■モノ部門編

■モノ部門編

1位 『サーティワン アイスクリーム「よくばりフェス」』

サーティワン アイスクリームが2024年5月に開催した期間限定のキャンペーン。(※現在こちらのキャンペーンは終了しております。)
好みのアイスクリームを3つ選べる「トリプルポップ」の購入者を対象に、プラス100円(1コにつき)でスモールサイズよりやや小さいポップスクープサイズのフレーバーを最大7個まで追加でき、計10個のフレーバーを一度に購入できると話題になった。
インタビューでは『友達とカラオケで分けて食べた』『期間中に4回行った』など、10代女子の間でも盛り上がった様子が伺えた。

2位 『焼き芋 香ばしカラメル フラペチーノ』

スターバックス コーヒーから毎年人気の焼き芋フラペチーノが、今年はカラメルソースを合わせた秋の新作として登場。
インタビューでは『スターバックスの焼き芋フラペチーノは間違いない』『焼き芋が好きな子が多いから、毎年楽しみに待ってる人が結構いる』など、熱量の高いコメントがいくつも出た。
期間限定の商品にも関わらず、熱烈なファンを獲得しており、去年のフラペチーノとの違いも楽しみながら満喫しているようだ。

3位 『丸亀うどーなつ』

2024年6月から丸亀製麺の新商品として販売されているうどんから生まれたドーナツの「丸亀うどーなつ」がランクイン。発売当時は「きび糖味」と「やみつきカレー味」の2種類で、おやつとしても軽食としても人気だったようだ。
気軽に入れる丸亀製麺でフラッと寄って買って食べられる手軽さと、もちもちとした食感が美味しいと、10代女子からも好評だった。

4位 『グリークヨーグルト』

日本ではギリシャヨーグルトとして親しまれているヨーグルトのことで、韓国で流行り、その流れで日本でも流行している。韓国のグリークヨーグルトは日本で販売されているものよりもさらに水分が少なく、濃厚でもったりクリーミーな食感が特徴だ。
原宿竹下通りに韓国グリークヨーグルト専門店がオープンしたのを皮切りに、韓国のグリークヨーグルトブランドのフラッグシップストアが表参道にオープンするなど、人気が高まっている。

5位 『盛り耐性なしメイク

「盛り耐性」とは華やかな装飾に耐性があるかどうかを指す言葉。濃いメイクや華やかなメイクではなく、素材を生かしたシンプルなメイクが似合いやすいタイプのことを「盛り耐性なし」と呼ぶ。
その「盛り耐性なし」のタイプに似合うメイク方法を10代女子は「盛り耐性なしメイク」と呼んでいるようだ。アイラインを薄め・短めにしたり、カラコンは小さめなものを選ぶなど、マネしやすいのが人気の理由のようだ。

6位 『fwee(フィー)のリップアンドチーク』

SNSで話題の韓国コスメfwee(フィー)から発売されたメイクアイテムがランクイン。リップとチークが1つになったマットタイプのリップアンドチーク「プリンポット」は、ふわふわとやわらかいムースのようなテクスチャーが特徴。
カラーバリエーションも30色と、パーソナルカラーの概念が当たり前になった10代女子にとって、自分に似合う色が必ず見つかるのも嬉しいポイントだ。

7位 『ヨーグルトボウル』

4位にランクインしている、グリークヨーグルトを使用したスイーツで、アサイーボウルの”アサイー”の部分がグリークヨーグルトになっているといえば想像しやすいだろうか。
水切りしたヨーグルトにフルーツやグラノーラ、はちみつなど好きなものを乗せて食べるもので、アサイーよりも家で作りやすいと10代女子の間で人気が高まっているようだ。

8位 『セブン-イレブン「お店で焼いたチョコクッキー」』

今、チャンククッキーが10代女子の間で人気だが、セブン-イレブンから発売されたチョコクッキーもその流れを汲んで大人気のようだ。商品名の通り、お店で焼いているため出来立てを食べることができるのだが、一部店舗でしか販売されていないため、このチョコクッキーを求めてセブン-イレブンをハシゴして回ったという10代女子が多かった。

9位 『たまごっち ミニチュアチャームコレクション』

大人世代には懐かしい、たまごっちのミニチュア版のガシャポンが今、10代女子の間でも大人気となっている。昔のたまごっちのシリーズがミニチュアになっていることもあり、レトロ感がかわいいと好評のようだ。
スマホゲームのたまごっちに触れていた彼女たちにとっては、新鮮に映っているのかもしれない。

10位 『エスターバニー』

韓国系アメリカ人であるEsther Kim氏がデザインしたウサギのキャラクター。POPでキュートなテイストがかわいいと10代女子の間で人気となった。SHIBUYA109やヴィレッジヴァンガードなど、全国でポップアップストアが開催されている他、ファッションセンターしまむらとコラボするなど、今もっとも注目されているキャラクターの1つと言える。
通学鞄につけている高校生もおり、これからさらに人気が高まりそうだ。

■コトバ部門編

■コトバ部門編

1位 『おい、笑える』

一般女性が偶然発した「おい、笑える」という感想を撮影した動画がSNSにアップされると、その言い回しや間の取り方が面白いと話題になった。
10代女子へのインタビューでは、『学校でなにか面白いことがあった時に「おい、笑える」と返す』といった声もあり、日常でも使うコトバとして流行ったようだ。

2位 『風呂キャンセル界隈』

文字通り、入浴・シャワーを浴びないということを意味する。面倒くさい、気力がないといったマインドから来ているコトバで、10代女子からは『友達との夜の電話で「もう遅くなったから風呂キャンセル界隈」などとふざけて話したりする』といった声もあった。
さらに派生してなにか面倒なものがあった時に「〇〇キャンセル界隈」などと表現し、幅が広がっているようだ。

3位 『ギリハッピー』

ヒップホップユニットのKOMOREBI(コモレビ)の曲である「GiriGiri」がTikTokの音源として流行した。サビのフレーズ「ギリ・ギリ・ギリハッピー」に合わせて踊る「ギリハピダンス」が10代女子の間で流行。
やがて「ギリハッピー」というコトバとして普段使いするフレーズへと派生したようだ。

4位 『しかのこのこのここしたんたん』

2024年7月期のテレビアニメ「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマ「シカ色デイズ」のイントロ部分がTikTokの音源として流行。「しかのこのこのここしたんたん」というフレーズを繰り返しながら、踊るダンス動画は中毒性があり、Z世代の間ですぐさま話題に。
10代女子へのインタビューでは、ほとんどの人が呪文のようにこのフレーズを言えるほど浸透していた。

5位 『菊池風磨構文』

アイドルグループ「timelesz」の新メンバー募集に密着したオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」内で、参加者に指摘した菊池風磨の「~ようじゃ無理か。~はね、~しておかないと」のフレーズが「菊池風磨構文」として一大ブームに。
SNSでは何かを注意する時や自虐ネタなど構文を使った様々なパターンが投稿され、10代女子の間でも大きな話題となったようだ。

6位 『○○ミーム』

2024年上半期トレンドランキング【コト部門】で1位となった「猫ミーム」の派生として今回はコトバ部門でランクイン。猫に限らず、様々な画像や動画を素材に、コメントやキャプションをつけて再編集した動画を示し、「ミーム」というワード自体が浸透していったようだ。
特に狩野英孝の「エイコーミーム」やロバート秋山の「秋山ミーム」など芸人の切り抜き動画がSNS上で人気となった。

7位 『BeRealガチ勢』

2023年頃から10代女子の間で大流行中のアプリ「BeReal.」だが、今回は新たに「BeRealガチ勢」というコトバとしてランクイン。
毎日異なる時間に通知が届き、2分以内に写真を撮ってシェアをする仕組みとなっており、友達と遊んでいる時のみならず、起床直後など不意の瞬間に通知が届くことも日常茶飯事。そんな中でも瞬時に反応し、写真を撮って投稿を欠かさず行っているようだ。

8位 『うますぎやろがい』

何かを食べた後に「はぁ~うますぎやろがい」と言い、ダンスを踊る一連の流れがTikTokの音源として流行。
10代女子の間では、TikTok上の音源としてだけでなく、『おいしいものを食べたらみんな言っている』という声も多くあがった。
おいしさの表現のひとつとして日常的に使われるコトバとなっていたようだ。

9位 『セジュ顔』

Z世代の憧れ「なえなの」「森香澄」などが所属する、芸能事務所「seju」のタレントに似た雰囲気の人を示すコトバ。透明感があり、清楚でナチュラルな雰囲気が人気となっているようだ。
また派生して、彼女たちの雰囲気に近づけるようなメイクとして「セジュ顔メイク」も10代女子の間で話題となった。

10位 『ほんmoney』

YouTubeチャンネル登録者数209万人(2024年10月時点)を誇る、Z世代に人気のタレント「kemio」が発し、SNSで流行。現在アメリカ在住のkemioが関西弁のように「ホンマに~」という口癖が「ほんmoney」に聞こえるというファンからの声によって、kemio自身も意識して使っていたようだ。
10代女子の間でも『学校で使っている子がいた』と教室で話題となっていたようだ。

■ウタ部門編

■ウタ部門編

1位 『「ライラック」Mrs. GREEN APPLE』

「ライラック」は5カ月連続シングルリリースの第一弾としてリリースされた楽曲で、瞬く間にTikTokで拡散され話題になった。別で行った10代女子へのインタビューでは、その場にいたほぼ全員が流行った曲として挙げており、彼女たちが皆で口ずさむ姿が印象的だった。
以前から10代に人気な「Mrs. GREEN APPLE」だが、今年は曲だけではなくヒト部門でも1位を獲得しており、アーティストにも注目が集まっている。

2位 『「Magnetic」ILLIT』

今最も若年層からの注目度が高いK-POPアーティストの1組である「ILLIT(アイリット)」のデビュー曲。2024年3月にリリースされた楽曲にも関わらず、根強く10代女子に人気の様子だ。
YouTubeの公式MVは1.5億回(2024年10月時点)を記録し、SpotifyではK-POPガールグループのデビュー曲史上、最速で累計再生数1億回を突破。K-POPになじみのない層も「一度は聞いたことがある」と言うほどの大ヒットとなった。

3位 『「はいよろこんで」こっちのけんと』

コト部門にランクインしている「ギリギリダンス」の音源として、10代女子の間で爆発的な人気を得た。一度聴いたら耳から離れなくなるメロディと、メッセージ性の強い歌詞も共感を呼び、YouTubeの公式MVビデオは1億回を突破(2024年10月時点)。
歌っている「こっちのけんと」自身もヒト部門でランクインするなど、曲・ダンス・アーティストの3拍子全てに注目が集まる、2024年を代表する1曲となった。

ウタ部門3位『はいよろこんで』受賞コメント👑
本当にありがとうございます。この楽曲は僕だけでなく共同作曲のGRPさんやMV制作のかねひさ和哉さんやこっちのけんとチームの皆様全員で愛情を込めて作った一曲なので、みんなでこの喜びを分かち合いたいと思います。僕の人生だけでなく色んな意味で、色んな人の人生も変わってきている一曲なので、今後も愛していきたいと考えています。 改めましてこの度はありがとうございました。まだまだがんばります!

4位 『「きゅるりんしてみて」きゅるりんってしてみて』

“女の子の「カワイイ・リアリズム」を追求する”をコンセプトに活動している日本の女性アイドルグループ、通称「きゅるして」の楽曲がランクイン。
『TikTokのおすすめに流れてきた』『推し関連のTikTok動画のBGMによく使われてた』など、やはりTikTokで知った子も多く、サビに合わせてテンポよく踊るダンスも流行ったようだ。

5位 『「I wonder」Da-iCE』

TBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の主題歌として起用され、そこからキャッチーなメロディーと歌詞とリンクした印象的な振り付けが話題となり、TikTokで総再生回数7億回越えの爆発的なヒットを記録した。
K-POPアイドルがこぞってダンスを投稿するなど、日本にとどまらず韓国でも人気となっていて、『TikTokでよく流れてきた』と言う10代女子も多かった。

6位 『「恥ずかしいか青春は」緑黄色社会』

10代女子に人気の恋愛リアリティ番組、ABEMAの「今日、好きになりました。 夏休み編2024」(通称:今日好き)の主題歌として起用されたのをきっかけに、瞬く間に人気となった。
4年ぶりに開催された今日好きの公開オーディションでは、この楽曲のダンスをTikTokに投稿するのが応募方法となっているため、『いろんな子が踊ってる動画が回ってきた』と、接触する機会が多かったようだ。

7位 『「絶対アイドル辞めないで」=LOVE』

日本の女性アイドルグループ「=LOVE」(通称:イコラブ)の楽曲。推しの幸せを願いつつも、永遠にアイドルでいて欲しいというファンの思いを歌った楽曲となっており、ファンとアイドルの両方を経験したことのある指原莉乃だからこそ書ける歌詞だと話題になった。
今や推しがいることが当たり前になっている10代女子は、このインパクトのある歌詞に共感を覚えるのかもしれない。

8位 『「ファタール」GEMN(中島健人・キタニタツヤ)』

中島健人とキタニタツヤのユニットが歌う、TVアニメ「推しの子」の第2期OP主題歌。まさかの組み合わせが話題となり、YouTubeの公式MVは3300万回を突破(2024年10月現在)。
アイドルとして活動してきた中島健人と、TVアニメ「呪術廻戦」のオープニングテーマで知られるキタニタツヤのタッグは10代女子の間でも話題になったようだ。

9位 『「Mamushi(feat. Yuki Chiba)」Megan Thee Stallion』

インタビューでは“お金稼ぐ私はスター”の部分はどの10代女子も口ずさめるほど、今年話題になった楽曲。アメリカのラッパーであるMegan Thee Stallionと日本のラッパー千葉雄喜がコラボした楽曲で、YouTubeの公式MVは4700万回再生を突破(2024年10月現在)。
2024年上半期のランキングでも、コトバ部門に「チーム友達」がランクインしており、千葉雄喜からこれからも目が離せない。

10位 『「NEW KAWAII」FRUITS ZIPPER』

日本の女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」(通称:ふるっぱー)の楽曲で、ダンスがかわいいと10代女子の間で話題になっている。
自分や相手の良い部分も、ちょっとダメな部分も全肯定していく、聴いていて自己肯定感を上げてくれるような歌詞も共感を呼び、曲中に出てくる「にゅーかわいいと思います」というフレーズも流行っているようだ。

 

お問い合わせ

「10代のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    609件

  • 調査時期

    2024年9月~2024年10月

  • 方法

    『マイナビティーンズ』メンバー58名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施

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