【2021年】ティーンが選ぶトレンドランキングを発表!

2021年のトレンドランキングはSNS内での話題化、特に「YouTube」、「TikTok」での拡散をきっかけに話題化される傾向が強い結果となった。

この流れは上半期のランキングでも同様の傾向がみられ、ティーン内のトレンド化には「YouTube」、「TikTok」が切り離せないことがうかがえる。

またTVを中心に活躍するタレントのYouTube進出。YouTuber、TikTokerのTV進出が活発になり、SNSとTVの距離が縮まったことで「TVからSNSへの波及」、「SNSからTVへの波及」と情報の流れが多角化していることが表れる結果となった。

今回の結果としては、

〈ヒト〉部門では、話題となったTVコンテンツへの出演者が、多く顔をそろえた。また2021年上半期同様にYouTuberもランクインする結果に。

〈コト〉部門では、話題となった映画やドラマ、アニメなどのTVコンテンツが上位を占めた。

〈モノ〉部門では、TikTokやInstagramを中心に話題となったフードやコスメ、推し活グッズなどがランクイン。

〈コトバ〉部門では、TikTok上での拡散をきっかけに話題となったワードが多くランクイン。

<ヒト>部門

流行ったヒトランキング2021

1位 『なにわ男子』

11月12日にメジャーデビューを果たし、メディアへの露出が急増。また先月10月19日にはグループの単独YouTubeアカウントも開設し、チャンネル登録者数はすでに56.3万人(11/15時点)を記録。グループとして「しゃべくり007」をはじめとする人気バラエティ番組への出演や、メンバーの道枝駿佑さんが10月からスタートしたドラマ「消えた初恋」で、目黒蓮(Snow Man)さんとW主演を務めるなど、グループだけではなくメンバー個人での活躍にも注目が集まっている。

2位 『コムドット』

「地元ノリを全国へ」「放課後の延長」をスローガンに活動している男性5人組YouTuber。現在チャンネル登録者数は250万人を越え、数々の人気YouTuberとのコラボ動画や関西コレクションへの出演により、爆発的に人気を集めている。11月に発売されるファッション誌「ViVi」1月号では、YouTuberとしては初の表紙を飾ることも決まっており、更なる活躍が期待される。

3位 『山田裕貴』

「コト」ランキングでもランクインしている「東京リベンジャーズ」では、原作でも大人気のキャラクター「龍宮寺 堅(ドラケン)」を熱演し、「ハマり役すぎて感動」と熱狂するティーンが続出。また、同じくランクインしているドラマ「ハコヅメ」でも “モジャツン”ペアの「ツン」こと山田武志を演じるなど、多くの話題を集めた。

4位 『平成フラミンゴ』

9月にチャンネル登録者数100万人を達成した話題沸騰中の幼なじみ女性2人組YouTuber。テンポの良い「あるある」ネタや体を張った面白企画、また様々な大物YouTuberとのコラボが注目を集め、ティーンからの人気が急増。

5位 『村方乃々佳(ののかちゃん)』

小さな体を一生懸命に使う姿と可愛らしい歌声で各メディアで「可愛すぎる」「本当に癒される」と話題となった若干3歳の童謡歌手。SNSで発信された動画が爆発的に拡散されたことでバラエティ番組やTGC teen へも出演。また日本のみならず韓国でも話題となっており、今年の5月には初のソロ・アルバムもリリース。
Instagramのフォロワーもすでに12万人を超えている。

6位 『眞栄田郷敦』

ドラマ「プロミス・シンデレラ」では、イケメンだが性格が悪い高校生・「片岡壱成」を熱演し、普段の謙虚なイメージとは真逆の「悪っぽい役が新鮮」とSNS上で話題に。主役の二階堂ふみさん演じる「早梅」へのプロポーズシーンも多くの反響を呼び、ティーンの心を掴んだ。

7位 『ENHYPEN(エンハイプン)』

CJ ENMとHYBEによる超大型プロジェクト『I-LAND』で選出されたグローバルボーイグループ。今年の7月に、デビューシングル『BORDER:儚い』で日本デビューを果たしたことで日本国内での人気にも火が付く。TikTokで「Hey Tayo」のダンス動画を投稿するティーンが続出するなど、SNS上でも話題となった。

8位 『中島健人(Sexy Zone)』

〈コト〉部門でもランクインしているドラマ「彼女はキレイだった」では、主役の長谷部宗介役を務め、副編集長としてのクールでプライドの高い姿と、小芝風花さん演じる愛の前で見せる「弱い」姿のギャップが、ティーンから多くの共感を呼んだ。また、長谷部宗介名義で開設したInstagramアカウントも、フォロワーが50万人を超えるなど、夢中になる女子が続出。

9位 『赤楚衛二』

8位の中島健人さんの主演ドラマ「彼女はキレイだった」では、明るい性格で周囲を和ませるムードメーカー「樋口拓也」を熱演。ウザい程猛烈にアタックしてくるキャラクター性と、愛らしさの絶妙なバランスがティーンからの反響を呼んだ。また、先月から始まったドラマ「SUPER RICH」でも可愛らしい年下男子を演じており、SNS上でも話題沸騰中。

10位 『美 少年/ジャニーズJr.』

ジャニーズJr.内の6人組グループ。今年7月より放送されたドラマ「ザ・ハイスクールヒーローズ」では、1年ぶりとなるグループ全員での主演を務めたことでSNSを中心に大きな話題となった。メンバーの那須雄登さんはミュージカル「魔女の宅急便」で所属事務所公演以外の作品初出演を果たし、浮所飛貴さんは初主演映画「胸が鳴るのは君のせい」やバラエティへの出演など、グループだけではなく個人としての活躍の幅も広げている。

<コト>部門

流行ったコトランキング2021

1位 『東京リベンジャーズ』

2017年より「週刊少年マガジン」で連載中の人気漫画。2021年4月よりTVアニメが放送されると、瞬く間に話題となり、作中のキャラクターを「推す」ティーンが急増。また、北村匠海さん主演の実写映画は、「キャスト陣が豪華すぎる」とこちらも大きな話題となり、興行収入43.8億円(2021年9月末時点)を突破した。

2位 『ドラマ「ドラゴン桜」』

2005年に放送された前作ドラマの15年後を舞台とし、初回からツイッター”世界トレンド1位”を獲得。今作は髙橋海人(King & Prince)さんをはじめとする若手キャストが出演したことで話題となった。また最終回では前作の出演者との新旧・東大専科豪華共演というサプライズ演出に対して、Twitterを中心に歓喜の声が続出した。

3位 『「Butter」BTS』

グローバルスーパースターBTSが5月21日に世界同時リリースした英語曲デジタルシングル。全米シングルチャート「Billboard Hot 100」にて発売初週から7週連続1位を獲得するなど全世界で大ヒットとなった。TikTokやYouTubeなどで踊ってみた動画が拡散されたことでティーンの間でも話題となった。

4位 『「イカゲーム」』

Netflixで配信されている韓国ドラマ。9月17日に配信となると、94ヶ国で視聴ランキング首位を獲得し、Netflix創設以来最大のヒットとなった。ドラマの視聴だけではなく、ドラマ内の”だるまさんがころんだ”や”型抜きゲーム”がSNS上で拡散され、話題となったことも人気の要因となる。

5位 『ドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」』

戸田恵梨香さんと永野芽郁さんがダブル主演を務めた、やけにリアルな交番エンターテインメント。戸田さん演じるワケあり元エース・藤聖子と永野さん演じるひよっこ新人警官・川合麻依のテンポのいいやりとりがクセになるとティーンの間で話題に。また、「見ていて応援したくなる」という声が多いことも人気の理由のひとつであった。

6位 『映画「かぐや様は告らせたい〜天才たちの頭脳戦〜ファイナル」』

平野紫耀(King & Prince)さんと橋本環奈さんが共演し話題となった「かぐや様は告らせたい〜天才たちの頭脳戦〜」の続編。初登場の週末観客動員数ランキングで1位を獲得し、大ヒットした。前作同様、ティーン人気の高いキャストが数多く出演していることから、「顔面が最強すぎる」と各SNSで話題に。また今作は「感動した」「泣ける」といった声が多数見られるなど、多くのティーンを虜にした。

7位 『「シル・ヴ・プレジデント」P丸様。』

YouTubeやTikTok等の動画投稿サイトで活躍中のマルチエンターテイナーP丸様。の1stアルバム『Sunny!!』の収録曲。キャッチーなフレーズが耳から離れないと話題となり、TikTok上の音楽にあわせて踊るティーンが続出。

8位 『ドラマ「彼女はキレイだった」』

〈ヒト〉部門でランクインした中島健人(Sexy Zone)さんと小芝風花さんがダブル主演、同じく<ヒト>部門にランクインしている赤楚衛二さんも出演した”初恋すれ違い”ラブストーリー。胸きゅんシーンが多いことがSNS上で話題となっていた本作品。放送日には、毎回Twitterのトレンド入りするなど、多くのティーンを魅了していた。

9位 『「ヨワネハキ feat.和ぬか,asmi」MAISONdes』

今年2月から始動した音楽プロジェクトMAISONdesから5月に発表された楽曲。7月下旬頃からTikTokを中心に話題となり、8月には「THE FIRST TAKE」へ出演するなど、さらに人気を高めた。2021年11月現在、TikTokでの#ヨワネハキの再生数は、2.5億回を超えており、ダンス動画を投稿するティーンが急増。

10位 『僕のヒーローアカデミア』

2014年から「週刊少年ジャンプ」で連載しており、コミックスの全世界累計発行部数が5,000万部を突破した人気漫画。個性豊かなキャラクターが登場し、成長していく姿に魅了されるティーンが続出。2021年3月よりTVアニメ第5期が放送され、8月に公開した劇場版第3弾では、大の”ヒロアカ好き”を公言する吉沢亮さんがゲスト声優を務め話題となった。

<モノ>部門

流行ったモノランキング2021

1位 『マリトッツォ』

丸いブリオッシュ生地に生クリームを挟んだイタリアンスイーツ。たっぷりの生クリームを挟んだ滑らかな断面が「映える」とティーンを中心に話題となりTikTokやInstagram上で数多く投稿された。苺やピスタチオを組み合わせたシンプル且つ華やかな見た目も人気の要因。

2位 『SHEIN(シーイン)』

中国発のファストファッション通販サイト。「韓国ファッションがプチプラで買える」とTikTokを中心に話題となった。驚くべきは品数の豊富さと価格帯で、アクセサリーは100円以下、トップスでも2,000円以内で買えるものが多数。新作が毎日入荷される点も、トレンドのサイクルが早いティーンから支持される理由のひとつ。

3位 『97%(キューナナパーセント)』

フリュー株式会社からリリースされた最新プリ機。自然な抜け感で「プリなのにやり過ぎていない」と登場してInstagramを中心に瞬く間に広まった。韓国トレンドの“クアンク”(着飾っているようで着飾っていない)が取り入れられているので丁度良く盛れると高い評価を得ている。

4位 『スタバの「47 JIMOTOフラペチーノ」』

スターバックスコーヒーが日本上陸25周年記念に発売した47都道府県ごとに味の違うフラペチーノ。発売前からSNSで大きな話題となっており、Instagram上で各都道府県のフラペチーノが多数投稿された。地元に限らず全国の店舗に足を運ぶティーンも現れた。(現在は販売終了)

5位 『台湾カステラ』

大きな見た目とぷるぷる揺れる様が動画映えするとTikTokを中心に話題に。タピオカを筆頭に台湾スイーツがブームとなり「台湾カステラ」も注目を浴びるようになった。シフォンケーキのようなフワフワ感、スフレのようなシュワシュワ感が今までにない食感であると人気に。

6位 『シカクリーム』

韓国で皮膚再生クリームと呼ばれ絶大な人気を誇っている。最近ではDAISOから「シカシリーズ」が発売されたことで、プチプラ且つ美肌になれる韓国コスメとInstagramを中心に大きな話題となった。これ一本でダメージを受けた肌を鎮静・保湿まで行えるという点でティーンにも支持されている。

7位 『かじるバターアイス』

赤城乳業株式会社から発売された「かじるバターアイス」。発売後瞬く間にInstagramで話題になり、各地で売り切れが続出し”幻のアイス”とまで言われた。しっかりとバターの味はしつつも重たさは感じずクセになると高い評価を得ている。トーストやパンケーキに乗せるなどのアレンジレシピも、Instagramだけではなく、TikTok上でも話題となっている。

8位 『推しプリント』

推しの写真をプリントして一緒に写真を撮りInstagramに投稿するティーンが続出。モノクロプリントすることで推しが更にかっこよくなると話題に。オタクの間で流行っている推し活の新アイテムで、お気に入りの写真をプリントするだけという手軽さも人気の理由。

9位 『ショートケーキ缶』

株式会社GAKUの代表が発信したTwitterの投稿が拡散され、見た目が可愛すぎると発売前から大きな話題に。缶に入ったスイーツという今までに無い新しい見た目や、外から見えるフルーツの断面がSNS映えすると多くのティーンから高い評価を得ている。

10位 『ダイソーの不織布マスク』

従来の長方形のマスクとは異なり、アゴ周りのぶかぶかが解消されているので小顔に見え、3Dワイヤー効果で正面からでも盛れるとTikTok上で話題となった。幅広い色展開や低価格という点もティーンから人気の理由となっている。

<コトバ>部門

流行ったコトバランキング2021

1位 『ひよってるやついる?』

〈コト〉部門でランクインした「東京リベンジャーズ」に登場する最強不良グループ・東京卍會の総長であるマイキーこと佐野万次郎のセリフ。あまり馴染みのないフレーズなことからTikTokで使われだし、友達との会話などで使用するティーンが続出。

(例)これから遊び行くけど、ひよってるやついる?

2位 『ここ舞香ん家だから』

2019年7月のしゃべくり007にゲストとして出演した山本舞香さんが、エピソードとして話した兄の彼女に対して放ったセリフ。TikTok上の音源として今年の5月頃から使用され、山本舞香さん本人も動画を上げたことで話題となった。

3位 『顔面大優勝』

顔が1番かっこいい、美しいヒト・キャラを表す時に使うフレーズ。
アイドルファンやアニメファンの間で推しを表すときに使われており、TwitterやTikTokで話題となっていた。最近では推し以外でもペットに対しても使うティーンがみられる。

(例)推しの顔面大優勝

4位 『#ご当地フラペチーノ』

スターバックスが2021年6月30日より発売し<モノ>部門でもランクインした「47 JIMOTOフラペチーノ」が話題となった。そこでしか味わえないフラペチーノの写真とともに「#ご当地フラペチーノ」を付けてInstagramやTikTokで投稿するティーンが急増。

5位 『きまずいきまずい』

上半期で〈ヒト〉部門にランクインしたYouTuberの中町綾さんが動画内で口癖のように発するフレーズ。キャッチーな言い方であるため真似をしやすく、きまずい場面で使用するティーンが続出。

6位 『圧倒的○○』

他の人が相手にならないくらい秀でているという意味で、○○を強調したい時に使うコトバ。

(例)圧倒的イケメン、圧倒的No.1

7位 『それね』

“それな”と同じように「相手の言葉に同意・共感する」という意味。TwitterなどSNS上での会話で多くのティーンから使われている。

(例)「〇〇くんかっこいいよね!」「それね!」

8位 『もみあげ手裏剣』

Snow Manのメンバー向井康二さんが、もみあげあたりから指ハートをする時に放ったフレーズ。Instagram上ではもみあげ手裏剣のポーズとともに「#もみあげ手裏剣」と付けて投稿するティーンが続出。

9位 『共有からLINE開いて○番目が○○』

TikTok上の動画で多く見られるフレーズ。共有ボタンからLINEを開き、○番目の人が○○という占いのようなもので、〇〇部分に様々なワードを当て込むことが出来る汎用性の高さが人気の要因。

(例)共有からLINE開いて3番目が自分のことを好きな人

10位 『あーしの夢っすか〜?超チルなラッパー』

ある女性TikToker(アカウント名:とびばこ)の質問箱に届いた質問の返答として、言ったコトバ。言い方がキャッチーで、真似をして動画を投稿するティーンが急増し、瞬く間に話題となった。

 

<マイナビティーンズラボ「2021年ティーンが選ぶトレンドランキング」概要>
調査方法: 『マイナビティーンズ』メンバー213名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員に複数選択式アンケートを実施。
回答数 : 13〜19歳の女性1,176名 【複数選択式】
調査期間: 2021年10月8日(金)~10月27日(水)

10代女子に刺さるクリエイティブ制作のポイント解説!クリックしたくなるSNS広告の要素とは?

若年層向けにプロモーションを行う際、10代の滞在時間が長いSNSはタッチポイントとして無視できない存在となっております。マイナビティーンズでもクライアント様のプロモーションのご支援をする際にSNSを活用したプロモーション設計を数多く手がけております。

そんな中でInstagram、YouTube、TikTok、Twitterを中心としたSNS広告を実施するケースも多くSNS広告の効果の最大化にはクリエイティブが重要な要素となります。

今回は実際にマイナビティーンズでお手伝いさせていただいております案件を例に、10代にクリックされやすい広告クリエイティブのポイントを考察していきます。

※案件内容は10代に人気のインフルエンサーがYouTubeLIVE配信を行い、視聴者と一緒に自習する企画となります。

※案件例はTikTok広告で動画となります。クリエイティブの要素は「出演キャスト情報」「勉強している女子高生」「自習ノート」の3点となります。

4つの広告の中で最もクリックしたくなる広告は?

4つの広告の中で最もクリックしたくなる広告は?

まず、実際に配信した広告のクリエイティブを元に「クリックしたくなると思う広告」のアンケートを取りました。結果としては「勉強している女子高生とノートとキャスト情報(42%)」次いで「キャスト情報(29%)」が良い広告とわかりました。

「勉強している女子高生とノートとキャスト情報」広告の評価一例

  • 勉強風景が親しみやすい
  • 一緒に勉強してる気持ちになれる
  • 手元の動きがしっかり見えていて相手が勉強していることがよくわかるし、自分もそういうふうに勉強しようと思える
  • どういった企画なのかがわかりやすいく、インフルエンサーの出演情報も載っているから

アンケートの結果では3つの要素を入れている「勉強している女子高生と自習ノートをキャスト情報」のクリエイティブが最もクリックしたくなるという結果となりましたが、実際にTikTok広告を配信した際のクリック率(CTR)はどのような結果となっているのでしょうか。

広告比較結果(CTR)

広告比較結果(CTR)

「キャストのみ」の広告以外は比較的、クリック率が高い結果となりました。

考察としては、広告を見た人が「高校生向け」の「自習をするための企画」であるとわかりやすかったことが高いクリック率であることの要因だと考えられます。

出演キャストがメインのYouTube LIVEとなりますが、実際に女子高生が勉強している様子がクリエイティブ内に入ることで広告を見る側が自分ごと化されて、クリック率が高い結果となったと考えられます。

このようなクリック率の高い広告クリエイティブを生み出せた要因の一つに、マイナビティーンズ会員の女子高生自ら広告クリエイティブの要素を検討した点が挙げられます。

同世代の女子高生にクライアントのサービスが理解されるか、広告の印象が残りやすいかという視点や、今回の広告の最低限の訴求ポイントを考慮し、制作を行いました。

本事例で活用されたサービスついて

マイナビティーンズでは本事例のように女子高生会員自身が同世代の視点で、10代がわかりやすいと思うクリエイティブを制作するサービスをご提供しております。大人の目線では考えつかない要素を10代女子高生目線で制作することで、普段のプロモーションでは得られない気付きを得られます。

広告クリエイティブが

  • いつも同じようなデザインでマンネリ化してしまっている
  • 10代女子がターゲットのサービスや商品であるが大人の意見だけでクリエイティブを制作していることに違和感を感じている

など課題をお持ちの方は是非、ご相談ください!

また、以下の本調査ではSNS広告のクリエイティブについてアンケート調査を実施しております。

上記の事例と照らし併せてみることで、10代女子にクリックされやすいクリエイティブの要素や広告に対する意識を調査しておりますので是非、参考にしてみてください。

SNS広告のクリエイティブで印象に残りやすい形式

SNS広告のクリエイティブで印象に残りやすい形式

最も印象に残る広告は、動画(61%)となりました。静止画による訴求よりも直観的に見てわかる訴求が評価されたと考えられます。

クリックしやすいSNS広告の要素

クリックしやすいSNS広告の要素

印象に残るクリエイティブは動画形式となりましたが、クリックしやすいクリエイティブも動画形式(49%)となりました。

デザイン要素としては、文字が少なくシンプル(27%)、どの企業の広告なのか明確(27%)、どんな課題を持った人向けなのかがわかりやすい(20%)点が評価されました。

デザインとしては、文字情報が少なくシンプルであること・訴求しているサービスや商品のターゲットがわかることが重要であり、さらにどこの企業のサービスなのか明確にすることで広告や商品への信頼ができると読み取れます。

また、多くの広告に触れている中で特に高校生は「どの年齢層向けなのかがわかりやすい(28%)」点を重視し、自分はこの広告のターゲットであるのか広告の裏を直感的に読んでいると考えられます。

SNS広告をクリックする理由

SNS広告をクリックする理由

広告を見て、その商品・サービスが気になったから(67%)が最も高い結果になりました。

クリックしやすい広告の要素でもあるように「自分向けのサービス・商品なのか?」という点がわかることが、クリックに繋がっていると考えられます。

SNS広告クリックしたあとでとる行動

SNS広告クリックしたあとでとる行動

公式HP・商品のサイトを見に行った(50%)、SNSで見た商品について調べてみた(26%)、SNSのクチコミを見に行った(22%)と、広告で受け取った印象を公式サイトやSNSで調べる傾向が高いようです。

広告は認知経路の一つの要素であるため、広告ですべてを理解してもらうよりも
クリックした後のユーザーの行動を意識した情報設計が重要であると考えます。

SNS広告に対して思うこと

SNS広告に対して思うこと

自分が知らなかった商品を知れる・出会いがある(59%)、ついつい見てしまう(35%)と、SNS広告に対してポジティブな意見が多く寄せられました。

まとめ

  • 静止画より動画広告の方が印象に残る
  • 広告クリックにつながるクリエイティブは「自分向けのサービス・商品なのか?」がわかること
  • 広告で受け取った印象を公式サイトやSNSで調べる傾向が高い
  • 10代女子には広告はポジティブに捉えられている

10代女子に評価されている広告の傾向が今回の調査でかなり具体的にわかったのではないでしょうか。

広告の受け取り手である10代女子のセグメントだけで、広告クリエイティブを考えるのではなく、そのクリエイティブをどのような気持ちで10代女子が受け取るかまで考慮して作ることで、より効果の高い結果を生み出せるのではないでしょうか。

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.10.21-2021.11.08
調査方法:インターネット調査
回答数:187件(内訳:中学生6件、高校生96件、大学・専門学生80件、社会人3件、フリーター2件)

【10代女子のマスク事情を調査!】求めるモノは機能性?マスク生活への不満はある?

マスク生活が日常に定着し、街のどこを歩いてもマスクをしている人を見かける時代になりました。

そんな昨今の状況で日常的にマスクを着用するからこそ、マスクに求めるポイントにも変化が起きているかもしれません。今回はそんな気になる10代女子のマスク事情について調査いたしました。

普段つけているマスクの種類

普段つけているマスクの種類

普段つけているマスクの種類として1位は、「不織布マスク(90%)」となりました。
2位に「布マスク(19%)」3位に「ポリウレタン素材マスク(12%)」がランクインしました。
不織布マスクは圧倒的なスコアで堂々の1位で最近では不織布マスクも色やカタチなどたくさんのバリエーションが用意されており、選択の幅が広がったのも要因と考えられます。また、ここ数年で布マスクの着用者も多く見かける事がありますが、10代女子においても布マスク着用の割合は19%で2位という結果になりました。

マスクに求める重要ポイント

マスクに求める重要ポイント

マスクに求める重要なポイントは『息がしやすい(61%)』ことでした。
次に、『サイズ感(56%)』・『フィット感(49%)』と続き、いずれも快適性や自分の顔のサイズと合ったものを選んでいるという結果になりました。

以下選択をした理由をまとめました。

「息がしやすい」を選択者の意見

A, 毎日長時間付けるものだから、快適に過ごせるものがいい

「サイズ感」を選択者の意見

A, 密閉性を求めて感染予防したい。サイズ感があっていないと顔が大きく見えてしまったり、サイズ感があっていると小顔に見えるから

「フィット感」を選択者の意見

A, フィット感がないと擦れてメイクが落ちてしまう。また、フィット感がないと感染対策として不安。

などの回答がありました。

やはり毎日着用するものだからこそ、妥協できないのは快適性や機能性を求めているのだと考えられます。逆に毎日つけるものであってもマスクはまだおしゃれアイテムとしての意識は高くないことが分かりました。


高校生大学生ともにマスク本来の機能である感染予防を基本的には重要視していますが、そんな中でも高校生は、「小顔に見えるようなマスク(37%)」を選ぶ傾向が見られました。

マスク生活に不満があるか?/今後もマスクを着用して生活がしたいか?

マスク生活に不満があるか?/今後もマスクを着用して生活がしたいか?

先にも述べたように、今や当たり前になったマスク着用ですが、そもそも今後もマスクを着用して生活したいか?はたまた現在のマスク生活に不満があるか?の2点も調査しました。


”マスク生活に不満がありますか?“の設問では44%が「どちらでもない」と回答しました。続いて“今後もマスクを着用して生活したいか?“の設問については半数以上の53%が「今後もつけていたい」と回答する結果になりました。

これら結果から鑑みると10代女子はマスク着用における小顔効果などで日常的なメリットを感じているためマスク生活を今後も続けてもよいと考えていたり、不満をそれほど感じていないと考えられます。

まとめ

• 10代女子においては不織布マスクが最も人気だが、約2割は布マスク利用もしている
• マスクには「息のしやすさ」「サイズ感」「フィット感」を求めており、おしゃれさを求める10代女子は少ない
• 高校生はマスクとしての機能性はもちろんのこと「小顔に見えるかどうか」など見た目を比較的に気にしている

今や着用が当たり前になったマスクに彼女たちが求めるモノは、マスク本来の感染症対策などの役割を重要視しており、付随して快適さや小顔効果などの機能性を求めているというのが今回の調査でわかりました。

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.10.22-2021.11.07
調査方法:インターネット調査
回答数:173件(内訳:中学生7件、高校生95件、大学・専門学生67件、その他4件)

【2021年冬ドラマ(10-12月)ランキング】 10代女子が “ドラマに求める要素”も調査!

マイナビティーンズラボの定番調査である、2021年冬クール(10〜12月)で10代に人気の国内ドラマについて調査いたしました。

人気ドラマの調査は、マイナビティーンズラボの中でも多数の方に読まれる記事として過去にも多数調査結果を公開してきましたが、


過去の調査記事

【2021年7月~9月期】10代女子に人気のドラマランキング

【2021年】10代女子に人気の国内&韓国ドラマを調査!

10代女子がテレビコンテンツを見る上で必要な要素は「推し」と「きゅん」~人気ドラマをもとにポイントを解析~

 

今回はさらに「10代に人気のストーリー要素」まで踏み込んだ調査を実施し、骨太な記事に仕上がりましたので、是非ご覧ください!

21年10〜12月クールの国内ドラマで見ているものは?

21年10〜12月クールの国内ドラマで見ているものは?

今クールで最も見られているドラマは「恋です!〜ヤンキーくんと白杖ガール〜(47%)」という結果になり、次点で「婚姻届に判を捺しただけですが(30%)」が続きます。
「ヤンキーくんと白杖ガール」が人気な理由としては、赤座ユキコ演じる杉咲花さんと黒川森生演じる杉野遥亮さんの”ピュアな恋”に多くのキュンポイントがあることが要因です。
純粋・一途が大好きな10代女子は、どっぷりハマる人も多いようですね。

 

1位『恋です!〜ヤンキーくんと白杖ガール〜』

日本テレビ系列水曜よる10時〜放映中、杉咲花さん演じる勝ち気だけど恋には臆病な弱視の盲学校生・赤座ユキコ。杉野遥亮さん演じる喧嘩上等だけど根は純粋な不良少年・黒川森生。二人が運命の出会いをし惹かれ合っていく笑って泣けて時々ハッとする新世代ラブコメディ!

2位『婚姻届に判を捺しただけですが』

TBS系列火曜よる9時〜放映中、清野菜名さんと坂口健太郎さんが共演するドラマ。独身を謳歌しているイマドキ女子・大加戸秋葉(清野菜名)と堅物で変人な性格難ありのサラリーマン・百瀬柊(坂口健太郎)。即席偽装夫婦が見つける本当の夫婦の形とは!?不意キュン必至の偽り夫婦ラブコメディ!

3位『消えた初恋』

テレビ朝日系列土曜よる11時30分〜放映中、なにわ男子の道枝駿佑さんとSnow Manの目黒蓮さんW主演。話題沸騰中の大人気コミックを初のドラマ化。勘違いから始まる高校生の恋と友情を描く青春物語。ピュアで一生懸命だけどちょっぴりトンチンカン、尊い”初恋ラブコメ”ドラマ。

4位『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』

フジテレビ系列月曜よる9時〜放映中、主演・窪田正孝さん、そして本田翼さん、広瀬アリスさん、浜野謙太さんら豪華キャストが共演。2019年4月期に放送された第1期の続編。病院の放射線科ラジエーションハウスを舞台に、診療放射線技師の闘いを描いたヒューマンドラマ。

5位『真犯人フラグ』

日本テレビ系列日曜よる10時30分〜放映中、西島秀俊さん主演の連続ドラマ。妻子の失踪がきっかけで日本中から疑惑の目を向けられながらも、真実を暴いていく主人公・相良凌介(西島秀俊)。”真犯人”は誰なのか…多彩なキャストが送るノンストップ考察ミステリードラマ。

10代女子が「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれているか

 

10代女子が「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれているか

10代女子がドラマに求める要素は「イケメン」「片想い」「主題歌」「笑い」「高校」「両想い」「ツンデレ」「医療」が高めの傾向となりました。

この要素が含まれているほど、“10代から支持されるドラマ”である可能性が高いようです。さらに直近3年のドラマにあてはめてみると、「10代に人気のあったドラマ」は、“上位要素”を多く含んでいる結果となりました。

2019年10代に人気だったドラマ

2020年10代に人気だったドラマ

2021年10代に人気だったドラマ

また年代ごとの傾向を見ると、

  • 2019年は「イケメン・高校・謎解き・片想い」
  • 2020年は「イケメン・片想い・ツンデレ」
  • 2021年が「イケメン・男女グループ・片想い・美女」

となっており、いずれにおいても「イケメン・片想い」要素が入ってきていることから、やはりこの2つの要素は10代女子にとっては不可欠であるように思えます。加えて「イケメン・片想い」要素と相性が良い「ツンデレ」要素もあると、なお良いのかもしれません。(昨今の韓ドラブームも同様の魅力ポイントがあげられているため)

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.10.22-2021.11.16
調査方法:インターネット調査
回答数:169件(内訳:高校生94件、大学・専門学生75件)

【2022年10代女子が選ぶ流行フード予測】本命はお弁当ケーキ?生絞りモンブラン?

2021年は、見た目のインパクトが強く、Instagram やTikTok上で拡散されたことで話題化したフードが流行する年となりました。
代表的なフードとしては「マリトッツォ」「地球グミ」「フルーツ大福」があり、いずれもキャッチーなビジュアルが特徴的なフードです。
では、2022年は一体どんなフードが流行るのでしょうか?2021年と同じ傾向となるのでしょうか?
今回も前回と同様、まだ大人が知らないような、2022年にティーンの間で流行りそうなフードトレンドをいち早くお届けいたします。

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【7選】2022年流行りそうなフード

【7選】2022年流行りそうなフード

1位「お弁当ケーキ」(28%)

1位「お弁当ケーキ」(28%)

韓国発!お弁当ボックスに入った食べきりサイズのケーキ。シンプルだけどカラフルな可愛らしい見た目は写真映えするとインスタグラムで話題になっているようです。持ち運びにもぴったりな大きさなので、おしゃピクをする10代女子を中心にさらに人気が出ると予想されます。

2位「生搾りモンブラン」(18%)

2位「生搾りモンブラン」(18%)

 

オーダーが入ってから絞ってもらえるモンブラン。甘さ控えめの大人な味で、高級感があるところも注目の一つのようです。各地に専門店がオープンしており、目の前で絞ってもらえるお店もあるみたいなのでぜひ堪能してみてください。

2位「韓国風クッキー」(18%)

2位「韓国風クッキー」(18%)

大きめサイズでボリューム満点だけど、甘さ控えめでバリエーションも豊富な韓国風のクッキーのこと。専門店もあり、テイクアウト用のボックスもすごく可愛いとSNSに投稿する10代女子が急増しています。

4位「飲むわらびもち」(16%)

4位「飲むわらびもち」(16%)

「生わらびもち」で好評を博していた和菓子店が開発した、飲めるほど柔らかい飲む系スイーツの新形態。ネクストタピオカドリンクとして注目され、今年に入り都内でも専門店がオープンし、今後さらに人気が出ると予想されます。

5位「ズコットケーキ」(15%)

5位「ズコットケーキ」(15%)

マリトッツォに続くイタリア発祥の人気スイーツ。ドーム型のスポンジの中に生クリームやアイス、フルーツなどが詰まっているケーキ。見た目のインパクト抜群で、SNS上での投稿が急増しカフェ巡り好きな10代女子を中心に注目されています。

6位「溶岩パスタ」(14%)

6位「溶岩パスタ」(14%)

鉄鍋の中にトマトクリームとチーズがメインとして煮込まれ、溶岩のようにチーズが流れているパスタ。見た目のインパクトに惹かれ、SNS上で動画を投稿する10代女子が急増。新たなチーズ系フードとして注目されています。

7位「クリームうどん」(12%)

7位「クリームうどん」(12%)

一見、ソフトクリームのような白いビジュアルがインパクト大のうどんのこと。
じゃがいも、生クリーム、スパイスなどが入ったの白い特製ムースの下にうどんが隠れており、今までない新感覚な味わいが10代女子に人気となっている。

【4選】2021年に流行したフード

【4選】2021年に流行したフード

1位「マリトッツォ」(52%)

1位「マリトッツォ」(52%)

丸いブリオッシュ生地に生クリームを挟んだイタリアンスイーツ。たっぷりの生クリームを挟んだ滑らかな断面が「映える」とティーンを中心に話題となりTikTokやInstagram上で数多く投稿された。

2位「地球グミ」(48%)

2位「地球グミ」(48%)

韓国のASMR系YouTuberがこぞって紹介し、日本でも多くのティーンの間でもブームとなったグミ。見た目のインパクトが強く、パッケージに大陸の柄が入っており、中身は真っ青なグミで不思議な食感が人気となっている。

3位「綾鷹カフェの抹茶ラテ」(25%)

 

3位「綾鷹カフェの抹茶ラテ」(25%)

日本コカ・コーラの緑茶ブランドである「綾鷹」が出した抹茶ラテ。クセになる深い味わいと甘みがティーンの間でも話題となったことで売り切れ続出となり、SNS上でも「手に入らない」と、一時期話題となった。

4位「フルーツ大福」(22%)

シンプルな見た目のイメージが強い大福のイメージを覆した、フルーツが丸ごと大福生地に包まれた、可愛いビジュアルが特徴的な大福。いちごやみかんやキウイ、マスカットなど様々な種類があり、10代女子にもインスタ映えすると人気となった。

まとめ

以上、2022年のフードトレンド予想から2021年のフードトレンド振り返りまで、一挙11品のご紹介でした。
皆さんがSNSやテレビでよく見たフードや、周り人が良く食べている、話しているというフードはありましたでしょうか?
2021年は主にTikTokやインスタ上で流行ったスイーツが多くランクインする結果となりましたが、2022年のトレンドフード予想に関しましても、2021年の傾向が世襲され、よりスイーツ系フードの人気が高まった結果となりました。
今後も10代女子がTikTokやInstagram、YouTube上でトレンドとなるフードを見つけ出す風潮は続いていきそうです。

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【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.11.22-2021.12.02
調査方法:インターネット調査
回答数:265件(内訳:高校生142件、大学・専門学生92件、中学生20件、フリーター11件)

【マーケティング担当者必見】2022年ティーン向けプロモーション施策の動向調査

トレンドの移り変わりが早いティーンへのプロモーションは、デジタル・SNSの活用こそが重要なポイントとなっています。

今回は、WEBキャンペーンやInstagramやTwitterをはじめとしたSNS広告など、あらゆる手段で効果的なティーンプロモーションを行う企業ご担当者様へ「2021年に注力した施策」と「2022年に注力したい施策」について調査を実施しました。

今プロモーションのプラットフォームとして注目度の高いSNSや、2022年で注力意向の高い施策などご紹介いたします。

2020年と2021年のプロモーション施策比較

2020年と2021年のプロモーション施策比較

まず、昨年はティーン向けプロモーションにおいて各企業のご担当者様はどのような施策を注力的に実施したのでしょうか?2020年度との比較でご紹介いたします。

SNS広告の活用は年々加速傾向となる

2021年に実施した施策として、最も高かったInstagram広告(54%)を皮切りに、Twitter広告(53%)、YouTube広告(46%)などSNSの主要プラットフォームは軒並み高い施策となったようです。

昨年比(2020年)では、Instagram広告(12%増)、Twitter広告(14%増)YouTube広告(7%増)と増加した結果となり、認知施策や流入施策で多く活用されている印象です。

また、SNSキャンペーン(50%)も非常に高い施策となっており、キャンペーンとの掛け合わせてSNSを利用する傾向があるようです。

SNS広告以外でもデジタルを主軸とした施策が多い

WEB出稿の実施割合(46%)も多く、昨年比で10%も増加しており、デジタル施策への注力度が伺えます。

キャスティング関連では、インフルエンサーによるInstagram投稿(36%)、YouTubeタイアップ(28%)、インフルエンサーによるTwitter(26%)が高い傾向にあります。

特に注目したいポイントは、TikTokerによるTikTok投稿施策で、2020年から6%増加しており、取り組まれている企業も出てきており、2021年はTikTokのプロモーション活用が昨年よりも加速した年でもありました。

リアルのPRイベントは、2020年より実施傾向が高くなっており6%増、一方でオンラインのPRイベントは10%減とPRイベントのリアル開催が増加傾向に見られます。

2022年に注目・注力したい広告施策

2022年に注目・注力したい広告施策

SNS広告は活用は更に加速し、特にTikTok広告への注目度の増加が目立つ

Instagram広告(39%)、Twitter広告(30%)は2021年もよく実施された施策で2022年もさらに高い注目が寄せられており、活用が続きそうです。

また、TikTok広告が2022年では33%の企業で活用を視野に入れている企業があり、2021年比較で8%も増加しており注目度の高いSNSプラットフォームとなりつつあるようです。

インフルエンサーによる投稿活用においてもTikTok投稿の注目度が増加

インフルエンサーによるInstagram投稿(39%)、YouTubeタイアップ(30%)は2021年から引き続き注力意向がある中、インフルエンサーによるTikTok投稿(24%)が注力意向が増加傾向にあり、SNS広告と同様にインフルエンサー投稿においてもTikTokが注目されているようです。

2022年にプロモーション活用したいSNSプラットフォーム

2022年にプロモーション活用したいSNSプラットフォーム

Instagram(77%)、YouTube(69%)、Twitter(63%)は引き続き活用意向が高く、2021年比だとInstagramの活用意向が13%増加しています。

注視すべき点は、TikTokの活用意向が50%あり、2021年比で11%増加しています。広告、キャスティングで活用するだけにとどまらず、SNSプラットフォームとしてTikTokのビジネス活用する意向が目立つ結果となりました。

まとめ

  • 2021年のプロモーション施策
    • SNS広告が主要となり、Instagram広告(54%)、Twitter広告(53%)、YouTube広告(46%)が実施された
    • キャスティング関連では、インフルエンサーが多く活用され、InstagramやTikTok上での投稿を中心に行われた
    • WEBキャンペーンはSNSを絡めて実施する企業が多かった
  • 2022年に向けた注目・注力施策
    • Instagram広告とTikTok広告が中心となりそう
    • インフルエンサー施策は引き続き注目度が高く、TikTokもプラットフォームとして活用意向が高い
    • 上記以外にもTikTokアカウント運用など活用意向もある

 

ターゲティングすることが難しい若年層に向けたプロモーションプランニングにあたり、ティーンがアクティブなタッチポイントであるSNS内での広告配信や若年層ファンの含有率の高いインフルエンサーの活用が加速していることが本調査より分かります。

特に広告配信を中心にプロモーションのプラットフォームとしてTikTokの注目度が高まっていることが読み取れる結果となりました。

 

【調査概要】
対象:マイナビティーンズラボメルマガご登録企業ご担当者様
調査期間:2021.12.05-2021.12.13
調査方法:インターネット調査
回答数:75件

【最新オタ活(推し活)調査】2022年はアニメオタクが急増!?利用金額・グッズ購入割合を比較!

一昨年も調査を実施し、10代女子の間ではめずらしいことではなくなった「オタ活」。

2020年頃からは、「推し活」など新たな名称で呼ばれたり、活動の幅が広がってきておりますが、昨年よりもライブやイベントなどの実施が増えてきた今、オタ活の内容や使用金額などにどのような変化が起きているのでしょうか? 今回は10代女子の2022年現在の最新オタ活実態について調査いたしました。

前回記事:【2020年調査】10代女子のオタク率は86%まで上昇中!?高校生と大学生のオタ活消費金額の高いジャンルを比較!

自分自身が何かしらのオタクであると思いますか

較!

自分自身が何かしらのオタクであると思いますか

自分自身が何かしらのオタクであると自覚している10代女子は87%となっており、前回調査とほぼ同一の結果となりました。

10代のオタ活熱は引き続き高いといえそうです。

どんなジャンルのオタクですか?

どんなジャンルのオタクですか?

前回の調査結果と同様、全体で見ると「ジャニーズ(47%)」が最も高い結果となり、次いで「アーティスト(28%)」「K-POP(25%)」「俳優・女優(22%)」が上位にランクインしています。

ジャニーズオタク、いわゆる「ジャニオタ」は変わらず、熱狂的なオタクが多いことがわかります。

「K-POP」は、動画配信サービス(NetflixやHuluなど)に加入する10代が増えたことにより、K-POPアーティストが出演するドラマなどがさらに身近になり、ファン化するということが大きな要因でしょう。 また、「アニメ(前回8位)」と「YouTuber(前回10位)」の順位も前回より上昇傾向にあり、これは昨年から続く「アニメブーム(鬼滅の刃や東京リベンジャーズなど)」や「新制YouTuberの台頭(コムドットや中町綾など)」によるものであると思われます。

一方で、前回5位にランクインしていた「LDH」が15位までランクダウンする結果となりました。

どのようなオタ活を行っていますか

どのようなオタ活を行っていますか

最近はリアルイベントなどが増えたため、「推しのグッズを買う(82%)」が最も高いスコアとなりました。前回調査時は、1位に「推しの映像を見る(85%)※前回」がランクインしていたため、オンラインからリアルへと、ライフスタイルが変化(正確には戻ってきた)していることがわかります。

次いで「推しの映像を見る(81%)」「推しの出演する番組を見る(71%)」「SNSで情報収集をする(70%)」が上位にランクインしました。

どのような推しグッズをつくりますか

※「どのようなオタ活を行っていますか」の設問で「推しのオリジナルグッズを作る(34%)」と回答した人

どのような推しグッズをつくりますか

上位には「うちわ(51%)」「トレカ(48%)」「キーホルダー(42%)」がランクインしており、属性別では、「トレカ(50%)」と「キーホルダー(45%)」は高校生、「うちわ(62%)」は大学生のスコアが高い結果となりました。

ジャニオタは「うちわ(86%)」、K-POPオタは「トレカ(83%)」のスコアが80%以上を占めており、オタク属性によって求めるグッズが異なることがわかります。

他のアイテムと比べて、「うちわ」「トレカ」は、自分自身の手で手軽に作成できたり、オタ友と交換ができるため、人気グッズとなる傾向にあります。

オタ活に使っている金額はどれくらいですか(1か月)

オタ活に使っている金額はどれくらいですか(1か月)

1か月に使用する平均費用は17,916円で前回調査の10,894円(自粛前)よりも約7,000円ほど増加しました。

各オタクジャンル別にみると、ジャニオタやアーティストオタが2万円を超えるスコアとなっており、前回の調査時にはライブなどのリアルイベントに参加しづらい状況でしたが、昨今、リアルイベントへの積極的な参加が増えたことによるリベンジ消費が大きな要因として考えられます。

去年と比べて今年はオタ活の頻度は増えましたか

去年と比べて今年はオタ活の頻度は増えましたか

去年に比べて60%の10代女子がオタ活頻度が増えているという結果になりました。

ワクチン接種やリアルイベントの開催、各種コロナ対策も浸透してきたことが要因といえるでしょう。

まとめ

  • オタクの自覚がある10代女子は87%。特に、高校生が増加傾向。
  • オタクジャンルは前回同様「ジャニオタ」が最も多く、次いで「アーティストオタ」「K-POPオタ」「俳優・女優オタ」となった。
  • 高校生の動画配信サービス(NetflixやHulなど)加入への傾向が高まったためか、「アーティストオタ」「K-POPオタ」「俳優・女優オタ」の高校生の率が高くなった。
  • オタ活内容として1番おこなわれていることは「グッズ購入」であり、次いで「推しの映像を見る」「SNSで情報収集をする」「推しの出演する番組を見る」こととなった。
  • 制作するグッズとして多いのは「うちわ」「トレカ」「キーホルダー」となった。
  • 制作するグッズは、高校生は「トレカ」と「キーホルダー」率が高く、大学生は「うちわ」は率が高い。
  • オタ活の平均費用は17,916円という結果で、前回調査の10,894円(自粛前)より約7,000円ほど増加している。
  • 60%の10代女子が去年に比べてオタ活頻度が増えていると自覚している模様。

前回調査時(2020年8月)同様に、10代女子のオタク率は高い傾向にありました。また情勢の変化により、グッズ購入をはじめとしたオタ活にかける平均金額も上昇していることから、オタ活・推し活需要がさらに増えていくことが予想されます。

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マイナビティーンズとは?

13~19歳のアクティブな10代女子に向けたYouTube連動型の新感覚サイト

SNSを中心としたコミュニケーションの発信元となる、流行感度の高いJK(JC)メンバーを組織化。ティーンのインサイトを熟知し、最適なプランニングと実施・運営を行っております。

マイナビティーンズの詳細はこちら

 

  • 調査対象

    13-19歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    226件(内訳:高校生129件、大学・専門学生79件)

  • 調査時期

    2021年12月27日~2022年1月13日

  • 方法

    インターネット調査

【SNS広告やテレビCM】気になる10代女子の広告事情を調査!

10代女子向けのプロモーションを考えていく上で、何が彼女たちの心に響くのか、いったい何を求めているのかを理解することは難しく、ご担当の皆様は頭を抱えることが多いのではないでしょうか?

今回は、そんな10代女子が広告から受ける印象や日常生活で認知している広告について調査しました。

あなたが信頼できると感じる広告を教えてください

あなたが信頼できると感じる広告を教えてください

信頼できる広告として最も高いスコアだったのはテレビCM、次いで電車広告、駅広告があげられました。

信頼できる理由としては…

  • お金がかかっているからこそ嘘はないし信頼できる
  • プロが広告を作っている気がするから安心
  • 公共の場にあるあら
  • 日常生活する上で見かけない日はほぼないから

という回答が多く集まりました。

信頼できないと感じる広告を教えてください

信頼できないと感じる広告を教えてください

信頼できない広告として一番高いスコアをあげたのはYouTube広告、TikTok広告、Instagram広告となり、これらSNS広告はテレビ広告・電車広告などのマス広告と相対的に信頼できない広告のイメージを多くの10代女子がかかえていることが分かりました。

信頼できない理由としては…

  • SNSは気軽に見るものだからこそ、誰でも簡単に広告が配信できそうだから嘘の情報も多い気がする
  • 基本的に流れてくる広告は知らない企業や商品が多いから、安全かどうかわからない
  • 飲むだけで痩せるとか、肌がきれいになるとか過剰な効果を謳うものが多いから

という意見がありました。

信頼できる広告にテレビCMや電車広告。信頼できない広告にYouTube広告やTikTok広告が選ばれていますが、これら結果は10代女子の特徴と照らし合わせると少し違和感があります。なぜなら、彼女たちは今、テレビに触れている時間よりもスマホに触れている時間が多く、SNSを中心に情報を取得することが一般的になっているからです。

10代女子の特徴と今回の結果を鑑みると、信頼できると回答したテレビCMや電車広告は広告として認知しておらずひとつのコンテンツとして認識している可能性があります。近いもので言うとMVやドラマのようなものではないでしょうか。

反対に信頼できないと回答したSNS広告については、機能やサービスを前面に押し出しすぎているからこそ信頼につながっていない。また、SNS閲覧頻度が高いからこそ自分の興味がない事象も多く流れてくることで信頼できないものと認識していると考えられます。

ですが、信頼されない広告として多くの10代女子から認知されているSNS広告は若年層向けのプロモーションでは意味がないのでしょうか?

記憶に残っている広告はどのような広告か?

記憶に残っている広告はどのような広告か?

先ほどの調査結果からひとつの疑問が残りました。多くの10代女子から認知されているSNS広告は若年層向けのプロモーションでは意味がないのでしょうか?

その疑問を明らかにしていくために彼女たちにとって記憶に残る広告とはなにかについて調査しました。最も高いスコアを獲得したのは「好きなタレントや俳優がでている」(44%)、次いで「耳に残る歌があるもの」(33%)「キャッチーなフレーズがあるもの」(27%)と続き、彼女たちが記憶に残ると感じる広告にはこれら要素が不可欠であることがわかりました。もっと掘り下げてみていくと、信頼できる広告とは何かの調査において、SNS広告であるYouTube広告やInstagram広告でも好きなタレントや俳優がでている、また耳に残る歌やキャッチーなフレーズがあることで同様に記憶に残っていると回答していることが分かりました。

つまり、記憶に残る広告=効果のある広告であり、だからこそSNS広告においてもこの3つのポイントを意識することで若年層にも受け入れられる効果的なSNS広告になると考えています。

まとめ

ここまで10代女子の広告への意識について調査してきました。結果として信頼される広告ではテレビCMが高いスコアを獲得し、反対に比較的安価に出稿が可能なSNS広告では機能や効果を前面に押し出しすぎて信頼につながっていないことがわかりました。

好きなタレントや俳優がでている、または覚えやすい歌やキャッチーなフレーズがある広告は10代女子に受け入れられやすい広告であると今回の結果から考えられます。

【調査概要】

対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.12.17-2021.12.29
調査方法:インターネット調査
回答数:158件(内訳:中学生7件、高校生103件、大学・専門学生44件、その他4件)

【2022年のトレンドは?】 流行韓国コスメ予測!キーワードはビタコス!?

10代の韓国トレンドは勢い劣らずまだまだ続いていますが、10代女子のコスメ事情においても韓国トレンドが影響を与えている様です。

ECサイトや店舗進出など韓国コスメ商品が手に入りやすくなったことや、商品バリエーションの拡充などにより、10代女子の間で広く普及してきています。

そんな韓国コスメですが10代女子に今後更に普及されていくと考えられる中、マイナビティーンズでは、

  • 2022年どんな韓国コスメが流行しそうか
  • 2022年の韓国コスメで注目すべきポイントは何か

をマイナビティーンズメンバーへのグループインタビューとアンケートを行い調査しました。

普段使用しているコスメは?

普段使用しているコスメは?

10代女子が普段使いするコスメは国内コスメ(81%)が最も高いスコアとなっています。しかし、国内コスメと並ぶ勢いで韓国コスメ(62%)が台頭していきているのがわかります。特に高校生の利用率(67%)が高く、より若い世代に韓国コスメが浸透していると考えられます。

従来は国内コスメが主流でしたが、昨今は韓国コスメも選択肢の一つとして当たり前になってきているというのも推測ができます。

普段使いのコスメで重要視するポイントは?

普段使いのコスメで重要視するポイントは?

韓国コスメに限らず普段使いのコスメで最も重視していることは「値段」(66%)でした。10代女子でも手が届く値段設定でなおかつコストパフォーマンスの高いコスメが人気のようです。

次に「自分に合う色」(60%)を重視していますがこの要素を特に気にしているのは、大学生より高校生(高校生64%、大学生53%)の方がスコアが高いという結果になりました。。高校生は大学生と比較するとコスメに関する経験値が少ないため「自分に合う色」も定まりにくく、このスコアが高くなっていると考えられます。

3番目に支持の高かった「肌荒れしないか」については大学生の方が(64%)と圧倒的に気にしている結果になりました。このように「肌荒れしないか」に見られるコスメの機能性は高校生では36%、大学生の64%と比較するとスコアに大きく差が開いています。日常的なメイクの頻度にも関係しているかもしれませんが高校生では肌のケアよりもかわいくなることが重要なのかもしれません。

ただし別途行ったグループインタビューでは興味深い回答が得られたので、合わせてご紹介いたします。

高校生の最近のコスメ事情

  • 最近の商品は「かわいい」「似合う」だけではなくて付加価値的にケア要素(肌にやさしいか、保湿はあるのか)があるかどうかも気になっている。
  • マスクを着用するようになって2年がたち、今まで以上にケアすることも大事なポイントになっている。

など、グループインタビューではこれまで機能商品は特に重視されてこなかったものが昨今の生活様式に適したコスメを欲していると伺えました。

今はまだ高いニーズにはなっていませんが、今後重視するポイントで高くなりそうです。

韓国コスメに対するイメージは?

 

韓国コスメに対するイメージは?

韓国コスメのイメージは、「発色がいい」(56%)「パッケージがおしゃれ」(51%)や「ブランドの種類が豊富」(34%)など比較的好意的なイメージを持たれていることがわかりました。

高校生と大学生比較で見ると、特に高校生は上記の割合が高い結果となっております。

最近の韓国コスメの商品ラインアップには、手頃な値段や豊富なカラーバリエーションに加え、保湿やビタミン成分などの機能性も加えた商品が増えており、グループインタビューでも多く上がった10代女子が今まさに重視してる要素が入ったコスメ商品の人気が続きそうです。

今使っている/持っている韓国コスメブランドは?

 

今使っている/持っている韓国コスメブランドは?

では次に、10代女子の今現在の利用している/持っているブランドについて聞いてみました。

約半数の20代女子が「ETUDE」(50%)「rom&nd」(49%)の商品を使っている/持っていると回答しています。

これら上位に入っているブランドは、店舗展開やECサイト、SNSで日常的に目にする機会が増えていること、また高校生の間でポジティブな口コミが拡散されているなどして、加速度的に伸びている様です。

ティーンが考える、2022年に流行りそうな韓国コスメのキーワード

ティーンが考える、2022年に流行りそうな韓国コスメのキーワード

さあお待たせしました!最後に2022年来るかもしれない韓国コスメのキーワードを予測してみたいと思います!

最も高かいスコアを獲得したのは「ビタミン成分」(42%)で、肌ケアの注目度が高いことが伺えます。マスクをつけて外出するようになって約2年がたちマスクによる肌荒れが気になりだしてきた10代女子が多そうです。

グループインタビューでも、「最近気にする様になった」「友達との会話の中でもよく聞く様になった」など注目度が伺えます。

詳しく話を聞いていくと、ティントにビタミン成分が配合されており、塗るだけでうるおい続くかわいさとケア要素の両方が満たせる韓国アイテムを魅力的に感じている10代女子が多い様です。

マイナビティーンズメンバーとのグループインタビューでは、このようにビタミン成分が配合された韓国コスメのことを『ビタコス』と呼ぶそうで、じわじわとこのキーワードが流行する予感です!

次に「プラスアルファの機能性」がランクインしているので彼女たちにとって今後コスメ選びではかわいくなるだけではなく、どんな機能が備わっているのかがコスメを選ぶ一つの基準になりそうです。

これらの結果から、今年のヒットコスメ要素を予想します!

2022年のコスメ商品のヒットの要素として、

  • ビタミン成分入りのケア要素コスメ『ビタコス』

10代女子の中でヒットするかもしれません。

ビタミン成分やその他肌ケア成分が入ったコスメアイテムはこれから10代女子に流行る可能性大なので、今後も要チェックです!

まとめ

  • 韓国コスメもコスメ商品の主流になりつつある
  • 韓国コスメのイメージは「発色が良い」「パッケージがおしゃれ」「ブランドの種類が豊富」
  • 「ETUDE」や「rom&nd」は10代女子の約半数が保有している
  • 2022年重視されるコスメ要素は「ビタミン成分配合」「肌ケア要素」などのプラスアルファの機能性
  • 『ビタコス』の名称でビタミンコスメが人気の予感!

 

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2022.1.28-2022.2.8
調査方法:インターネット調査
回答数:148件(内訳:中学生5件、高校生88件、大学・専門学生50件、その他5件)

【グループインタビュー概要】
対象:コスメが好き/知識がある15-17歳のマイナビティーンズ会員
調査日:2022.1.13
調査方法:グループインタビュー
参加者数:5名 (高校生5名)

10代女子の「盛れる」基準とは?スマホカメラアプリの使い分け&撮影シーンを調査!

InstagramやTikTokでは写真や動画をつけて投稿することになりますが、10代女子を中心に投稿する写真や動画にフィルターやエフェクトを活用することが一般的となっております。

カメラアプリの種類は非常に多く、撮影するものに合わせたフィルターやエフェクトも数多く存在しています。そんな中、10代女子はスマホで撮影するものや共有する相手によって、どんなカメラアプリを使い分けしているのでしょうか。

また、さまざまな被写体や撮影シーンにおいて、写真が「盛れる」状態とはどのような写真なのでしょうか。

今回は、10代女子のスマホカメラの利用実態とアプリの使い分けから考察される「盛れる」とはどのようなことなのかを調査いたしました。

スマホで写真を撮る頻度

スマホで写真を撮る頻度

約4割の10代女子が毎日写真を撮っており、8割以上が週1回以上写真を撮っていると回答しました。

高校生の方がほぼ毎日撮っている10代女子が多く、大学生より撮影頻度が高いことがわかりました。

スマホにどのような写真を保存していますか

スマホにどのような写真を保存していますか

最も多いのは、友達(71%)でした。

次いで、推し関連(55%)、自分(51%)、食べ物(26%)、家族(20%)という上位結果になりました。

高校生・大学生比で見ると、上位の項目は大きな違いはないですが、高校生と大学生を対比で見るとそれぞれの特徴が見て取れます。

 高校生:友達(大学生より10%高い)、推し関連(大学生より19%高い)

 大学生:飲み物(高校生より12%高い)、家族(高校生より8%高い)

高校生は特に友達と推しに関連する写真の比率が多く、大学生は全体割合の高い友達・推し・自分以外にも飲み物や家族など様々なカテゴリの写真を保存してる傾向が高いことが分かりました。

撮影するものによってカメラアプリを使い分けしていますか

撮影するものによってカメラアプリを使い分けしていますか

撮影するものによってアプリを使い分けている10代女子は68%いました。

多くの10代女子は、撮影するものによって複数のカメラアプリを使い分けしていることが分かります。

現在使ってるスマホカメラアプリを教えてください(スマホ純正カメラを除く)

現在使ってるスマホカメラアプリを教えてください(スマホ純正カメラを除く)

最も多いのはInstagramのカメラ(54%)、次いでSNOW(45%)、3番目にBeautyPlus(21%)、Ulike(21%)がランクインしました。

高校生・大学生別に見ると、利用されているアプリが異なっている様です。

 高校生:BeautyPlus(大学生より12%高い)、Instagramのカメラ(大学生より14%高い)

 大学生:SODA(高校生より12%高い)、foodie(高校生より7%高い)

保存している写真やカメラアプリの特徴などの結果を考慮すると、高校生は人と撮る機会が多いため、肌が綺麗に見えるアプリや人との撮影に向いているBeautyPlusが多く、大学生は普段メイクをしていることや飲食系を撮る機会も多いためSODAやfoodieなどの特化型カメラアプリを利用していると考えられます。

スマホカメラアプリを使用する際に重視するポイント

スマホカメラアプリを使用する際に重視するポイント

最も重視されているのはフィルターが多い(53%)ことでした。次にナチュラルに撮れる(38%)、スタンプが多い(28%)ことがポイントとなっており、撮影する相手やSNS投稿などシェアを意識してアプリを選んでいると考えられます。

属性別に見ると、

 高校生:シャッター音を消せる(大学生より16%高い)、友達が使ってるから(大学生より10%高い)

おそらく友達を撮る機会が多いため、友達と同じアプリを使う傾向高いのだと考えられます。また、シーンとして教室など学校内で撮るケースが多いためかシャッター音を消せるアプリも重視している様です。

 大学生:撮影するものよって専用のフィルターやモードがある(高校生より7%高い)

友達以外にも、食べ物や飲み物、街並み・建物などを撮る機会が多いためか、1つのアプリで様々な撮影シーンに対応できることや、被写体を様々なフィルターで見せ方のバリエーションが多いカメラを重点的に利用したいと思われている様です。

「自分」を撮るときに使うカメラアプリ

「自分」を撮るときに使うカメラアプリ

最も多いのはiPhoneのカメラ(47%)でした。次にInstagramのカメラ(43%)、SNOW(42%)という結果になりました。

上位3つ以外にも、SODA(24%)、BeautyPlus(16%)、Ulike(16%)もサブカメラ的に利用れていると考えられます。特にSODAは、高校生より大学生の方が16%も高く、好みが分かれています。

10代女子が「自分を撮影するときに」重視する「盛れる」ポイントとは

 ナチュラルに見えること ≒ 加工しすぎに見えないこと

目元や肌の透明感は出したり、肌や顔の輪郭きれいに見せるなど、若干の補正はしたいけど、あからさまに加工してる様には見えないように表現できる「ノーマル盛れ」の状態を10代女子は「盛れている」と判断しているようです。

「友達」と写真を撮るときに使うカメラアプリ

「友達」と写真を撮るときに使うカメラアプリ

最も多いのは、Instagramのカメラ(44%)でした。次に、SNOW(34%)、iPhoneのカメラ(34%)の利用率が高い結果となりました。

高校生・大学生別に見ると、以下となります。

 高校生:Instagramのカメラ(大学生より18%高い)

 大学生:SODA(高校生より14%高い)

Instagramのカメラ利用が高校生の方が高いのは、友達との写真をInstagramに投稿することを目的にしているため、Instagramでそのまま撮ることが多いと考えられます。

10代女子が「友達と撮影するときに」重視する「盛れる」ポイントとは

 自分だけではなく、みんなで盛れてエフェクトやスタンプで遊べる

マスクをしていても顔に反応するスタンプやエフェクトが重宝されており、友達と撮る時にエフェクトなどの機能で遊べることも選ぶ理由に繋がってそうです。

「自分」や「友達」と撮影するときは、スマホカメラアプリの使い分けが明確にされており、10代女子の「盛れる」という表現のニュアンスの違いが分かりましたが、その他のカテゴリにおいてもスマホカメラアプリの使い分けはなされているのでしょうか。

特化型カメラアプリの利用率が低く、iPhoneのカメラの利用率が高いシーン

「飲み物(カフェのコーヒーなど)」を撮るときに使うカメラアプリ

「飲み物(カフェのコーヒーなど)」を撮るときに使うカメラアプリ

iPhoneのカメラ(43%)が使われることが多く、、次いでInstagramのカメラ(24%)、foodie(12%)が使用されている結果となりました。

基本的にはiPhoneのカメラとInstagramのカメラの使用率が高いですが、飲み物や食べ物の撮影に特化したfoodieの使用率がその他のアプリと比較して比較的高い傾向があるようです。

また、大学生においてはSNOW(11%)が高校生よりも利用頻度が高い結果となりました。

これらのアプリを使い分けている理由として、

  • 極端な加工やエフェクトは重視していないこと
  • カテゴリに特化したアプリの仕様やフィルター加工でさりげなく「おしゃれ感」は演出すること
が求められていると思われます。




「食べ物」を撮るときに使うカメラアプリ

「食べ物」を撮るときに使うカメラアプリ

飲み物(カフェのコーヒーなど)と近しい結果となっており、最も使われているのはiPhoneのカメラ(47%)でした。その他にはInstagramのカメラ(24%)、foodie(14%)が選ばれている結果となりました。

また、「撮らない」という結果に目を当てると、大学生の方が高校生よりも食べ物を撮影する割合が高く、物撮りを重視する傾向があると考えられます。

各シーンにおいて使い分けている理由とカメラアプリのよいと思うポイント

アンケート対象者が実際に上記カメラアプリを使い分けている主な理由を回答してもらいました。

iPhoneのカメラ

  • 最も手軽に撮れてiPhoneは画質が良いから
  • ノーマルで取りたいときはiPhone
  • iPhoneはノーマル盛れの時に使う
  • 性能がよく、変にもれたり違和感が出ることもないから

Instagramのカメラ

  • Instagramは加工しやすいから
  • Instagramはエフェクトがかわいい
  • フィルターが可愛い

SNOW

  • 可愛いスタンプがたくさんあるから
  • 後加工用で使うことが多い
  • 機能が沢山あるから
  • エフェクトとスタンプの種類が沢山あるから

SODA

  • 盛りすぎずにナチュラルに撮れるから
  • ほどよく盛れる
  • 自然な加工とフェクトがあるから

BeautyPlus

  • エフェクトをつけなくても可愛く盛れる
  • 肌が綺麗に見える

foodie

  • フード専用のフィルターが充実しているから
  • 食べ物向きの明るいフィルターがあるから
  • おいしそうにオシャレにとれる

まとめ

  • 約4割の10代女子が毎日写真を撮っている。高校生の方が撮影機会が多い
  • 写真を最も撮るのは、友達相手
    • 友達と撮る時のカメラアプリは、SNS投稿を意識し、Instagramのカメラ(44%)、SNOW(34%)、iPhoneのカメラ(34%)が選ばれている
  • デフォルト以外の利用カメラアプリは、Instagramのカメラ(54%)、次にSNOW(45%)、3番目にBeautyPlus(21%)、Ulike(21%)
    • 選ばれている理由は、フィルターが多い(53%)、ナチュラルに撮れる(38%)ため
  • 自然な写真を撮るならiPhoneのカメラ
  • 加工されててもナチュラルに撮れるカメラはSODA

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    「自然を撮影するとき」「建物や街並みを撮影するとき」「夜景を撮影するとき」「ファッションを撮影するとき」「ヘアスタイルを撮影するとき」「ペットや動物を撮影するとき」の高校生/大学生別の撮影意向と、撮影する際に使用するスマホカメラアプリを調査しております。資料は下記ボタンからご請求ください。

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【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2022.01.26-2022.02.15
調査方法:インターネット調査
回答数:164件(内訳:中学生3件、高校生88件、大学・専門学生64件、社会人4件、フリーター5件)