女子校生のスマホゲーム事情について調査してみた件

ティーンの暇つぶしとして代表されるアプリとしてゲームは欠かせないアプリです。

ゲームというとついつい長時間プレイしてしまうようなロールプレイング系や育成系を想像してしまいますが、実際ティーンに人気のスマホゲームはどんなものなのか、調査しました!

ティーンの81.5%がプレイ経験ありと回答

10代女子プレイしたことのあるゲーム

ティーンに人気のスマホゲームアプリ1位は不動の人気「LINEツムツム(81.5%)」でした!

「LINEツムツム」は、2位「どうぶつの森ポケット(41.5%)」、3位「キャンディークラッシュ(28.7%)」のゲームと比べると2,3倍の投票差をつけ、圧倒的にプレイ経験があるゲームとなりました。

女子が食付きやすい「キャラクター」を扱うという可愛いさや、難しさを感じさせないシンプルな操作や気持ちよさが人気のようです。

初めてスマホゲームをするきっかけは「友人のおすすめ」

10代女子スマホゲームをはじめたきっかけ

ゲームがものすごく好き!という人で無い限り、どんなゲームをプレイすればいいか自分ではわからないですよね?

そんな時に、スマホゲームをはじめるきっかけを与えているのは「友人」が43.6%と最も多い回答結果となりました。

次に、はじめるきっかけとなったものは「AppStoreやGooglePlay(21%)」で、これは恐らく自分自身で探すか見つけてスマホにインストールていると考えられます。

ゲームのダウンロードのきっかけは、口コミと配信プラットフォームの影響が強いことがわかりました。

ティーンの11.4%が有料アプリ購入やアプリ内課金の経験あり

10代女子アプリの購入課金に関して

意外と思うかもしれませんが、ティーンのアプリ課金率は10%以上のユーザーが「ある」と回答がありました。

また、課金額は100〜500円と幅があり平均すると230円程度の課金をしたことがあるという結果となりました。

好きなゲームジャンルとインストール後の削除までの期間は?

10代女子どんなジャンルのゲームが好きか

好きなジャンルのゲームは「パズル(67.2%)」とツムツムやパズドラなどの人気ゲームがあることを考えると人気の理由も納得感があります。

次に2位「RPG(24.6%)」、3位「シミュレーション(24.1%)」と1位と比べると人気が1/3に減りましたが、長期的にプレイできるゲームや短いプレイ時間で済むようなゲームが人気のようです。

10代女子ゲームアプリをダウンロードしてから削除するまでの期間

こちらも意外だったのが、ゲームアプリをインストールして削除するまでの期間で、最も回答が多かったのが「3ヶ月以上削除しない(28.7%)」でした。

次に1ヶ月程度(19%)、3ヶ月程度(13.8%)という結果となり、ティーンの61.5%が1ヶ月以上のアプリをインストールした状態をキープしていることがわかりました。

ティーンはトレンドが早く、その分飽きも早いと思われがちですが、ゲームアプリに関しては28.7%ものティーンユーザーが3ヶ月以上と長い間スマホ画面上に存在している結果となりました。

【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員

調査期間:2019.05.232019.05.27

調査方法:インターネット調査

回答数:212件

話題の位置情報共有アプリ「Zenly」女子高生はどんな使い方をしてるか調査

10代女子を中心に利用されている「Zenly」というアプリ、読者の皆さんはご存知でしょうか。

「Zenly」とは、GPSで自分の今いる場所を共有できるアプリで、もちろん24時間共有するだけではなく、自分の居場所を隠す「ゴーストモード」や位置情報を固定する「フリーズ」、自分の位置を広範囲にして「曖昧」にすることも可能です。

今回は10代を対象に、Zenlyのメリットやデメリット、どんな時に実際に利用しているのかなどを聞いてみました!

Zenlyの認知度は58.4%!

10代女子位置情報共有アプリ

位置情報共有アプリでZenlyを知っている人は58.4%と半数が知っている結果になりました。

2位のココイルと42.4ポイントも差をつけ、圧倒的な認知度になっています。

Zenlyを実際に使っている人は10.9%!

10代女子Zenly認知度

今まで使ったことがないという人が75.2%でしたが、現在使っている人と過去に使っていたことがある人を合わせて24.8%と全体の約1/4のシェアがあり、存在を無視できないアプリであることが確かめられました。

実際に使っているユーザーがどんなメリットを感じているのか、調査結果で明らかになりましたので、以下にまとめていこうと思います。

Zenlyを使っている理由は「居場所を共有できる」ところ!!

10代女子Zenlyの便利なところ

1位「自分の居場所を友人に共有できる」32.2%

待ち合わせのときや、学校に行くときなどわざわざメッセージを送る必要はありません。

共有していれば、近くにいる友人と約束をしていなくても会えますし、遅刻したときに同じ電車に友人がいる安心するという声もありました。

2位「携帯を紛失したときに見つけられる」23.7%

位置共有をしていれば、もしスマホをなくしたときに友達や親のスマホから見つけることが出来るのはとても便利な機能です。

うっかりスマホを置いてきてしまったときはどこで忘れたのか一瞬で確認することが出来ます。

3位「親と居場所が共有できる」8.5%

友人と同じように、親と共有している人もいます。

始めったきっかけと同じように、便利だと思っている人がいるようです。

Zenlyを始めたきっかけは友人が使っていたからが86.4%

10代女子Zenlyをはじめたきっかけ

1位「友人が使っていたから」86.4%

周りに誘われて始めたという10代が大半なようです。

2位「SNSで流行っていたから」13.6%

今の10代の主な情報源であるSNSで流行っていたという回答もありました。

また、有名なモデルが使っていると言っていたから、という意見もありました。

3位「親が使っていたから」3.4%

少数ですが親が使っていたという意見もありました。

友人間だけではなく、親子で使用することでお互いの帰宅時間が分かったり、現在の居場所を共有することで安心材料になるのかもしれません。

使っていて感じたのは自宅の場所が知られてしまうのが嫌だ!

10代女子Zenlyを使っていて感じたこと

1位「自宅の場所が知られてしまうのが嫌だ」35.6%

何度も同じ場所に滞在すると、そこが自宅だと認識してくれるZenlyですが、そこがデメリットと感じているようです。

ゴーストモードや曖昧モードにすることも可能なので、帰宅するときにはモードの切り替えをすることで便利に使いこなせるかもしれません。

2位「常に友人の行動が気になってしまう」33.9%

気にしないように思っても友人の行動は気になってしまうようです。もし友人が自分以外のメンバーで集まっていたら、今どこにいるのか、ついスマホを見てしまうのがストレスになってしまうようです。

3位「あまり親交のない人と繋がってしまった」23.7%

その場のノリでIDを教えてしまったあとに後悔する人もいるようです。

その時は楽しくても、数回あった後にIDを教えあう、などマイルールを決めて厳選すると良いのかもしれません。また、断るときはそもそも繋がらないように事前に伝える、とユーザーの意見があり、共有を断っているユーザーもいました。

他にも

・塾の授業中にゼンリーの通知が来まくる

・充電が無くなる

と意図してないバッテリーの減りがあるためにデメリットと感じるユーザーもいました。

Zenlyを使っている人も91.5%は仲良しな友人とだけ繋がっていたい!

10代女子Zenlyの機能評価

今回のアンケートに答えたユーザーの91.5%は仲良しな友人とだけ繋がっていたいと回答しました。

これに親も含まれていると思います。

反対に「いいえ」と回答している8.5%のユーザーは、普段交流のある友人以外にも人と居場所を共有したいと考えている人も少数ですがいるみたいです。

「良い」と「まぁまぁ良い」を合わせると47.5%と約半数の人が良い評価をZenlyにしていました。

どちらともいえないというのは、便利な面もありつつ友人の行動が気になったり通知が必要以上にあったりと、多少のデメリットを感じていることが結果に繋がったのではないでしょうか。

これからもZenlyを使っていきたいユーザーは45.8%!

10代女子Zenlyの利用意向

これからも使っていきたいユーザーは、約半数の45.8%が使っていきたいと思っているようです。

実際に使っているユーザーとしては、位置情報共有アプリに対して「ネガティブ」な意見はほとんど見受けられなく、

デメリットも理解しつつ便利に使いこなしているユーザーがこれからも使用していくのかもしれません。

まとめ

Zenlyを利用しているユーザーは友達から利用を誘われることが多く、使用していない理由として友達が使っていないから、と周りの環境が大きく関係しているようです。

利用しているユーザーは「わざわざ気にしない」という意見がほとんどでしたが、過去に使っていたが辞めたユーザーやそもそも使っていないユーザーは、ゴーストモードやフリーズモードにすることで周りから何か思われるかもしれないと考えているようです。

使いこなし術としては、待ち合わせに便利だったり学校に行くときの友達の行動が分かるなど、うまく使いこなしているユーザーもおり、意見が別れるところです。

また、面白い使い方としては「マップ代わりに使っている」「迷路のコンプリート率を競ってる」という声もあり共有目的以外の使用用途をしているユーザーも一部いるようです。

友人関係以外の視点では、親と位置情報を共有しているユーザーもおり親子間の安心材料の一つにもなると思います。

アプリの特性上、プライベートが丸見えになるかもしれないという注意は必要ですが、仲の良い友達だけに限定する・親との約束ごとを決めるなど、マイルールを作ると便利に使うことができるのだと思います。

【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員

調査期間:2019.11.01-2019.11.08

調査方法:インターネット調査

回答数:238件

10代の印象に残るアプリ広告のジャンルとは?購買に繋がりやすい商材を徹底比較!

10代女子が触れるアプリ内の広告や掲載商材などどのようなものに接しているのか、またアプリ広告が商品認知、興味喚起、最終的な購買の態度変容に対してどのような影響を与えるのか、調査しました!

日常的に良く利用しているアプリほど広告との接点も多い!

日常的に良く利用しているアプリほど広告との接点も多い!

※あくまでも意識的にクリックしていると回答した割合(%)です

インスタグラム・Twitter・Youtubeはほぼほぼのティーンが利用しており、欠かせないツールとなっていることは皆さんもご存知であると思います。一方でクリック経験率でみてみると、ダントツでインスタグラムのスコアが高い傾向にあります。

おそらくインスタグラムの場合、ストーリーやタイムラインなど自然に広告が入っているため目に入りやすいことも一つの理由かもしれません。

なんだか良さそう!と思わせるのがコツ。気になったらクリックしてみる人が意外と多い!

なんだか良さそう!と思わせるのがコツ。気になったらクリックしてみる人が意外と多い!

1位 広告を見て、その商品・サービスが気になったから 【70.1%】

商品やサービスが気になったら思わずクリックしてしまうという10代女子が多くみられました。

興味をそそるようなであればクリックする可能性も高まりそうです。

2位 広告に好きな芸能人が載っていたから 【29.1%】

好きな芸能人が広告に載っていたら思わずクリックしてしまうという10代女子が29.1%いました。

好きな俳優やアイドルなど好きな人のことは知りたい!という女子に見る人が多いのかもしれません。

3位 もともと興味のある商品・サービスだったから 【20.5%】

広告ではなく店頭で見た商品や、誰かがおススメしていた商品、友達が既に持っているなどで知っていた商品が広告としてSNSやWEBサービスで見たら思わずクリックしてしまうようです。

よく表示されている広告=覚えている(興味のある)広告!?

よく表示されている広告=覚えている(興味のある)広告!?

1位 美容系(コスメ) 【63.5%】

韓国のパックやブランドの広告、新商品の宣伝などが主な内容のようです。

SNSでは他の投稿に混じっていることがあるためつい見てしまう女子が多いのではないでしょうか。

また、コスメ情報に対して興味があるティーンも多いからこそ、『認識されやすい』のかもしれませんね。

2位 ファッション系 【43.4%】

雑誌は自分の好みの系統を選んで購入しますが、広告だと様々なジャンルやブランドの服が表示されるため、知らなかったブランド、アイテムを紹介すれば興味を持ってくれるかもしれません。

また、コーディネートの参考にもなる為ファッション系の広告なら見たいと思う10代女子が43.4%いました。

3位 ダイエット系 【33.2%】

ダイエット系の広告は、SNS広告をはじめとしたウェブ広告全般でよく表示される商材です。

特に最近は、モデル系・美容系のインスタグラマーをフォローしていると、Instagramのストーリーズやポストなどで表示されることが多く、興味をもつ10代女子も多いのかもしれません。

もしかすると上位の項目ほど、ティーンからの検索ニーズが高いジャンルである可能性もありますね。

購入まであと一押し!商品を買うきっかけとして、SNS広告は間接効果あり?

購入まであと一押し!商品を買うきっかけとして、SNS広告は間接効果あり?

1位 購入したことがない 【65.6%】

購入したことがないという人が半数以上の65.6%いました。

サイトが信用できるかどうか、商品が本当に自分に合ったものかなどが広告だけでは分かりにくいため購入に繋がらないのでしょうか。

また、ネットで購入するのは10代女子にとって少しハードルが高いというのもあるかもしれません。

2位 購入を検討中 【16.0%】

16.0%の人は購入を検討中と回答しました。

広告で見た商品を気になってはいますが、購入は実際の口コミや店頭で商品を見てから購入したいという慎重派なのかもしれません。

しかし、購入段階までいっているのを考えると、広告の効果がでている可能性も十分に考えられます。

3位 元々購入するつもりはなかったが購入した 【13.5%】

思わず商品を購入したという10代女子もいます。

好きな芸能人と同じものを持ちたい、自分に必要だと思ったなど理由は様々だと思いますが、13.5%の人は広告によって実際に商品を購入したことがあるという結果になりました。

まとめ

SNS主体の生活をしている10代は、広告との接点が非常に多い傾向にあり、特に印象に残りやすいツールはインスタグラム、次点でTwitter・Youtubeという結果になりました。これは、アプリの起動時間が関係しているようにも思えます。

また広告を見慣れているからこそ、内容によってはネガティブな捉え方をせず、アクション(クリック=興味)に結び付くことも多いように思えます。

ただし、広告経由で直接購入についてはまだまだハードルが高いと思っている人も多いようです。

そのため質の良い認知(興味喚起)を取るためには、10代の生活導線をデジタル・リアルでシームレスに理解しプランニングすることが大切です。

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【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2020.01.22-2020.01.29
調査方法:インターネット調査
回答数:243件

【10代のライブ配信の視聴事情】Instagram、YouTube、LINE LIVE、人気の配信アプリは?

ここ最近ライブ配信アプリが様々リリースされており、ライブ配信における若年層マーケティングが活況を迎えています。

近年ではさらに盛り上がりが増してきており、10代女子にとってライブ配信は日常のスマホ生活に馴染むほどに浸透してきているようです。

今回は、そんな盛り上がりを見せるライブ配信について調査しました。

84.5%が視聴経験ありのライブ配信。なんとヘビーユーザーは19.2%にも!

84.5%が視聴経験ありのライブ配信。なんとヘビーユーザーは19.2%にも!

日常的に視聴している 19.2%

約4分の1の10代女子が日常的にライブ配信を視聴していると回答。

リアルタイムで配信を見たり、リアルタイムでなくてもあとから見返すことが出来るライブ配信視聴は、現代のスマホ生活に溶け込んでいると言えるかもしれません。

何回か視聴したことがある程度/過去に視聴していた 65.3%

10代女子の61.2%は視聴経験があり。

おそらく、好きなアーティストやインフルエンサーなど特定の人が配信するライブを見たり、たまたま普段使っているSNSでライブ配信機能がついていて見たという10代女子が多いのかと思います。

ライブ配信視聴経験者の約90%がライブ配信の視聴は習慣化している

ライブ配信視聴経験者の約90%がライブ配信の視聴は習慣化している

一度ライブ配信を視聴すると、ほとんどの10代女子が視聴し続けるという結果になりました。

「定期的に決まった人のライブ配信を見ている」が24.3%と約4分の1の10代女子から回答があり、「特定の配信者のライブ配信をたまに見ている」も37.8%と回答率が最も高く、定期的にライブ配信をすることでファンが定着していくのかもしれません。

ファンにとってもライブ配信がされることである意味、どこでも見てつながることができるので、配信を待ち望んでいるのかもしれません。

インスタ&Youtubeはライブ配信でも台頭!ライブ配信専用アプリではLINE LIVEが最も高い利用率

インスタ&Youtubeはライブ配信でも台頭!ライブ配信専用アプリではLINE LIVEが最も高い利用率

1位 Instagram 80.4%

10代のスマホで利用しているアプリの上位に必ず入っているアプリがInstagram。

ライブ配信でももれなくランクインしました。

Instagramは元々写真や動画を投稿するアプリでしたが、昨今ストーリーズやライブ配信機能が追加され、多機能になってきています。

ユーザーもアプリに定着しているので、ライブ配信も活用されていると考えられます。

ストーリーズ欄やおすすめ欄にライブ配信中のものが表示されて、見つけやすく見やすいです。

2位 YouTube 70.3%

動画配信サービスのYouTubeですが、最近ではライブ配信機能も多くのYouTuberに活用されている機能のひとつです。

Instagramよりも動画配信に長けている配信者がいる印象です。

また、配信ジャンルもブイログや告知系など様々なバリエーションがたくさんあるため、多くのユーザーが楽しめるライブ配信があると考えられます。

3位 LINE LIVE 37.4%

ライブ配信専用アプリとして、リリースされているLINE LIVE。

元々メッセンジャーアプリからはじまったLINEですが、昨今様々なライフスタイルアプリをリリースしています。

LINE LIVEは10代女子でも知らない人はいないくらいの認知度があると言ってもよいのではないでしょうか。

また、独自のカルチャーを持つツイキャスやSHOWROOMがTOP5内にランクインしています。

前者3アプリと比較すると、配信者を応援するというカルチャーが強く出ているアプリですが、ニッチ層のユーザーの心をぐっと掴んでポジションを不動のものにしている印象です。

「ライブ配信」を知るきっかけは「好きな有名人が配信を行っていた」が64.3%

「ライブ配信」を知るきっかけは「好きな有名人が配信を行っていた」が64.3%

ライブ配信を知るきっかけとして1番多かった意見は、好きな有名人が配信を行っていたで63.2%でした。

ライブ配信を見る動機として、「どんな人配信しているのか」が非常に影響している結果にだと思えます。

おそらく、InstagramやTwitterなどのSNSでフォローしている有名人の中には、SNSアカウント上でライブ配信の予告をする傾向があり、すでにファンを囲い込んでいるところにお知らせをするため、ユーザーとしても簡単に配信情報を知ることができ、告知先の配信アプリをインストールしているのではないでしょうか。

その他のライブ配信を知るきっかけとして、

・オーディションのSNS審査で知った

・元々使っているアプリにライブ配信機能があった

という意見がありました!

身近に感じれる環境が良い?49.8%がコメントのやりとりができるところが良いと回答

身近に感じれる環境が良い?49.8%がコメントのやりとりができるところが良いと回答

1位 コメントでやりとりができるところ 49.8%

ライブ配信の良いところとして「コメントができるところ」と回答した10代女子は49.8%いました。

リアルタイムでコメントすると配信者が返事をしてくれる為、普段は遠い存在に思える人と身近な感覚になれるため、ライブ配信を見ている10代女子が多いのではないでしょうか。

2位 スマホで見れるところ 45.7%

当たり前ですが、スマホでいつでもどこでも気軽に配信を見れる便利さが良いという回答が2番目にきました。

ライブ配信の特徴としては、ユーザーが見る環境であるスマホの縦画面に合わせた画角で配信されています。

これによって、コメントが下部で見やすかったり、ハートを送れたり様々なコミュニケーションがとれる機能が活用されています!

3位 暇つぶしにちょうどよい 31.5%

最近ではYouTube上で有名芸能人が実家に帰ったときの普段の映像を流しているだけの動画の再生回数が伸びて話題になりましたが、自宅や友達を待っているときなどなんとなく暇というときに、特に難しいことを考えずに気軽に見られる良さがあるのかもしれません。

動画配信はあまり深く考えて見なくて良いような、配信者の自宅や移動中、仕事中に少しだけ配信している内容も暇つぶしで見るにはちょうどよいのかもしれません。

好きな配信者ランキング!「俳優・女優系」が最も多く42.9%

好きな配信者ランキング!「俳優・女優系」が最も多く42.9%

1位 俳優・女優系 44.3%

テレビや映画などで見る俳優・女優のライブ配信を見ていることが多いようです。

企画や決められた台本はなく、プライベートな一面をライブ配信で見れることのギャップがウケているのかもしれまん。

配信内容は様々で、好きなお店やファッション・コスメなど直接本人のお気に入りアイテムなどの話が聞けたりすることもしばしば。

■■人気配信者一例■■

佐藤健

TBSドラマ「恋はつづくよどこまでも」ではたくさんの女子をきゅんきゅんさせています!また、公式ラインではなんと佐藤健さんから返事が届くので恋人気分が味わえると人気です。

さらに、ライブ配信アプリ「SUGAR」では抽選で選ばれると本人と会話ができることで話題になっており、ファンとの接点が多いことも特徴のようです。

ムロツヨシ

Instagramでの動画配信には戸田恵梨香さんが登場したりとムロツヨシワールド全開で10代女子を笑わせているようです。

永野芽衣

10代女子から圧倒的人気を誇り、Instagramでライブをコンスタントに行っており、等身大で見ることがでると人気なようです。

その他の女優では、広瀬すず、橋本環奈がInstagramのライブ配信で見られているようです。

2位 音楽系 38.9%

好きなアーティストは普段何をしているのか、ライブやイベント以外の姿も知りたい!見たい!などがあるのではないでしょうか。

38.9%の10代女子がアーティストのライブ配信を楽しみにしているようです。

■■人気配信者一例■■

Chay

テラスハウスで一躍人気になったChayさん。

LINE LIVEでの音楽ライブ配信が人気のようです。

flumpool

早くからライブ配信アプリで配信をしていたflumpoolさん。

こちらもLINE LIVEでの音楽ライブ配信が人気のようです。

大原櫻子

10代に人気のアーティストとして数年前からライブ配信を実施している大原櫻子さん。

音楽系のライブ配信はLINE LIVEで行われることが多い印象で、ユーザーもLINEでフォローすると配信通知が来ることが便利のようです。

3位 アイドル系 36.8%

最近はYouTubeやSNSにも登場しましたが、少し前までは有名アイドルがSNS上で配信をする行為は厳しく、ヒミツが多いアイドル界でした。

その為、今で知ることが許されなかったアイドルのプライベートや仕事の合間が分かるライブ配信は10代女子にとってわくわくする瞬間なのかもしれません。

■■人気配信者一例■■

ジャニーズ系

嵐をはじめとしたジャニーズが人気です。

他にも1月にデビューしたばかりのSnow ManやSixTONESの名前が上がっています。

メンバーの日常の配信が世の女子の心を掴んでいるようです。

乃木坂46

メンバーが全員かわいい!と人気の乃木坂46ですが、LINE LIVEではステージでは見られない素のメンバーが見られると人気のようです。

その他にも、K-POPアイドルが人気のようです。

その他では、
フリーアナウンサーの田中みな実さんが人気です。

今、10代をはじめとした若年層の女子達の人気が集まっています!

化粧品やメイク方法などをInstagramで細かく教えてくれるので真似しやすいと世の女子達から大人気のようです!

また、LINE LIVEで人気のひまりちゃん、YouTuberで流行にとっても詳しいももちさん、popteenモデルのリコリコさんの名前も多くあがりました。

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    好きな配信者と同じものが欲しいか / 好きな配信者のお気に入りのブランドキャラを好きになったことがあるか/ 好きな配信者への課金に抵抗はあるかなどもご紹介しております。ぜひご覧ください。

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【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2020.02.042020.02.29
調査方法:インターネット調査
回答数:219件

2020年7月版:ティーン女子のSNS・スマホアプリ利用動向

昨今、リアルな場よりリモート環境下でコミュニケーションすることが新型コロナウイルス流行以前よりも増加してきていますが、同時にSNSや動画アプリなどスマホアプリの利用頻度や1回の利用時間も増加傾向にあります。

そんなティーンが今、どんなアプリが利用されているのか気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、10代女子の定番アプリについて調査を行いました。

Q.よく利用しているアプリ

Q.よく利用しているアプリ

最も利用されているアプリは「LINE」でした。メッセージや電話機能以外にも、LINEニュースなど生活における情報アプリとして利用されています。

8割以上の利用がある「YouTube」「インスタグラム」、7割強の「Twitter」と並んでおり、人とのコミュニケーションを前提にしているアプリのランクインが目立ちました。

続いて、ウェブブラウザの「Safari」や「Google」、カメラアプリとして唯一上位にランクインしている「SNOW」をはじめ、フリマアプリの「メルカリ」、ショート動画SNSの「TikTok」、動画配信サービスの「ABEMA」「Tver」など目的に沿って利用できる機能アプリがランクインしています。

Q.インスタグラム/Twitterの保有アカウント数

Q.インスタグラム/Twitterの保有アカウント数

よく利用しているアプリの3位「インスタグラム」4位「Twitter」については、一人あたりどの程度アカウントを保有しているのかが気になる方も多いと思います。

インスタグラムにおいては、2個〜3個がボリュームゾーンであり、25%以上が4個以上アカウントを保有していると回答しています。

また、Twitterにおいても2個〜3個がボリュームゾーンでありますが、6個以上アカウントを保有している10代女子が11%も回答がありました。おそらく、実際稼働しているアカウントはは2,3個しか使っていないが、昔開設した休眠アカウントも含めると多くなると回答している10代女子も多いのではないかと考えられます。

Q.インスタ/Twitterの本アカの公開状況

Q.インスタ/Twitterの本アカの公開状況

鍵アカ率については、Twitterに比べインスタグラムが多い結果となりました。

Twitterについては、匿名性が高く個人を特定しにくいため鍵を付けていない場合が多いと考えられます。また、アカウントの使い分けもTwitterの方が細かくされている可能性が高いです。

インスタグラムについては、ポストやストーリーズなどで写真や動画を投稿する際、顔を載せることもあり、さらにDMも友達との連絡機能として使われることも多く、知らない人に自分のアカウントを知られたくない事情もありそうです。

Q.インスタグラム/Twitterでよく行っているコト

Q.インスタグラム/Twitterでよく行っているコト

基本的には閲覧目的で利用されているインスタグラムとTwitterですが、インスタグラムはTwitterに比べ投稿している人が多い傾向にあります。また、DMも46%もの10代女子がよく使っていると回答しており、コミュニケーションアプリとしての役割も持っていると考えられます。

一方で、Twitterに関してはトレンド情報や検索機能としての利用をされる機会が多いと考えられます。速報性の高い情報メディアとして、よく利用されているのかもしれません。

Q.インスタグラムではどのような投稿を閲覧しているか

Q.インスタグラムではどのような投稿を閲覧しているか

閲覧はよく見られている順に、ストーリーズ・おすすめ欄・タイムラインとありましたが、ジャンルでみると1位「コスメアイテム」2位「ファッション」3位「推しの写真・グッズ」、続いて「カフェなどのお店」「ご飯やスイーツ」となっています。

インスタグラムは、写真や動画の訴求効果が高いSNSですが、画一的な評価がしづらく、人によって効果が分かれる場合も多いコスメや、商品単体としてではなく着こなしなどもチェックできるファッションに関する投稿がよく閲覧されているようです。

また「推しの写真・グッズ」については、投稿の世界観を合わせたり、オタク性が高いアカウントが注目されやすいインスタグラムだからこそ、それを目的に閲覧している10代女子も多いようです。

Q.インスタグラム/Twitterのフォロワーを増やしたいか

Q.インスタグラム/Twitterのフォロワーを増やしたいか

インスタグラムはビジュアルで訴求する力が強いSNSなので、自分の投稿が他人から評価されやすく、共感する・しないがいいねやコメント数で明らかになるため、共感してくれる人を増やしたい!フォロワーも増えてほしい!と考える10代女子が多いようです。

Twitterは検索ツールや新しい情報の収集先として利用されているため、そもそも自分が投稿する機会が少なく、フォロワーを増やす動きが止まっていると考えられます。が、最新の情報収集ができる側面も強いため、オタク界隈では活発に利用されているようです。

Q.インスタグラム/Twitterの投稿でいいねが多いと嬉しいか

Q.インスタグラム/Twitterの投稿でいいねが多いと嬉しいか

インスタグラムは前述の通り、ビジュアルで訴求する面が強いため、より多くの人に共感してもらいたい・承認されたいと思っている10代女子が多いようです。

また、Twitterもいいねを多くほしいと思っている率が高く、おそらくオタク活動で利用される傾向も高いのでそういう面で共感を得たい=いいねで評価されたいと考える10代女子がいそうです。

まとめ

10代女子定番アプリとしては、不動の人気となっているLINEやYouTube・インスタグラム・Twitterがランクインしました。

特に今回は、10代女子の生態が把握しやすいインスタグラムとTwitterについて少し掘り下げて調査したところ、複数アカウントの保有数や利用方法、利用における意識などを把握することができました。

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    スマホの中に入っているアプリのジャンル/インターネット検索では何を調べているか/インスタグラムのリアアカ以外のアカウントは何用かなどもご紹介しております。ぜひご覧ください。

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【調査概要】

対象:13-19歳の女子
調査期間:2020.07.07-2020.07.14
調査方法:インターネット調査
回答数:200件

【Clubhouseの10代女子利用実態調査】認知率75%!アプリダウンロード率は?

【Clubhouseの10代女子利用実態調査】認知率75%!アプリダウンロード率は?

アプリのアイコンとして人物が使われている珍しいアイコン、ご存知の方も多いと思いますが、こちらは今話題の招待型音声SNS「Clubhouse」のものです。

今回は、話題のアプリ「Clubhouse」について10代女子の認知や利用に関して調査いたしました。

あなたはClubhouseを知っていますか

あなたはClubhouseを知っていますか

「Clubhouse」の認知率は75%という結果となります。比較的10代女子の認知度は高く、テレビでの特集や短期間に有名人が多く利用したことにより急速に認知が広まったと考えられます。

若干の差ですが、高校生の方が認知率が高い傾向が見られます。

ClubhouseがどのようなSNSか、あてはまるものを選んでください(いくつでも選択可)

ClubhouseがどのようなSNSか、あてはまるものを選んでください(いくつでも選択可)

Clubhouseの認知率は高くても、実際にどんなSNSであるのか把握している10代女子はどのくらいいるのでしょうか?

Clubhouseが「どんなSNSであるか」という回答結果では、62%が「音声SNS」と認知しており、続いて「招待制SNS」のSNSであると把握している10代女子が55%という結果となりました。

どちらの結果もClubhouseの特徴と言える結果であり、認知しているほとんどの10代女子が正しく理解していると考えられます。

周りの友人などからClubhouseに招待されたことはありますか?

ClubhouseがどのようなSNSか、あてはまるものを選んでください(いくつでも選択可)

最も高い回答結果は「招待されたことがない」が59%と過半数以上の10代女子が利用するまでにいたっていない状態であることがわかりました。

 

また、招待される場合は「友達からの招待」が多いようです。

属性別では、「招待されたことがない」が高校生53%・大学生75%という結果となっており、続く「友達からの招待」が高校生39%・大学生22%という結果となり、比較的女子高生の利用率が傾向として高いことがわかります。

あなたはClubhouse(クラブハウス)をダウンロード/利用していますか

あなたはClubhouse(クラブハウス)をダウンロード/利用していますか

ダウンロードしている10代女子は33%、ダウンロードしていないが67%という結果となりました。

招待されているユーザーに関して、ほとんどがダウンロードをしたと考えて良さそうです。

 

気になる利用率に関しては27%という結果となり、ダウンロードしたが利用していないユーザーがすでに存在していることがわかりました。

大学生はダウンロードしたほぼ全員が利用していると考えられますが、高校生はダウンロードまでしても利用には至っていない層が一部いるようです。

Clubhouse利用し始めたきっかけを教えてください(いくつでも選択可)

※対象:Clubhouseを「利用している人のみ」
Clubhouse利用し始めたきっかけを教えてください(いくつでも選択可)

利用するきっかけは「招待されたから」が最も高い結果となりました。

また上述のように有名人が「新たなSNS」として発信するケースが多いため「SNSで流行っているから」利用し始めた層も多い結果となります。

セグメント別では「好きな有名人がやってるから」利用し始めてる率は、高校生は大学生より高く、自分の好きなインフルエンサーやYouTuberやタレントなどの有名人を追いかける傾向が強いことが想定されます。

Clubhouseを利用するときの使い方を教えてください

※対象:Clubhouseを「利用している人のみ」
Clubhouseを利用するときの使い方を教えてください

利用方法に関しては、主に「誰かが立てたルームの会話を聞く」という利用者が多くいました。

また「自分で配信する」10代女子も30%程度おり、感覚の差はあると思いますが、意外と配信している10代女子が多いのではないでしょうか。

属性別の利用方法に関しては、高校生の方が「自分で配信する」割合が大学生より11%高く、10代の中では最も積極的に利用している世代と考えられます。

Clubhouseの好きなところを教えてください(いくつでも選択可)

属性別(全体・高校生・大学生)

Clubhouseの好きなところを教えてください(いくつでも選択可)

利用種別(利用者・非利用者・利用意向者)

利用種別(利用者・非利用者・利用意向者)

全体ではダウンロード率、利用率が低いため「わからない」という結果が最多となりました。

しかし、利用者に絞ってみると「有名人と会話できる可能性が高い」「有名人のオフレコ話が聞ける」ことが好きな点としてあげられており、自分の好きな有名人をフォローするために利用していることが伺えます。その傾向は、大学生よりも高校生の方が高く現れています。

Clubhouseの嫌いなところを教えてください(いくつでも選択可)

属性別(全体・高校生・大学生)

属性別(全体・高校生・大学生)

利用種別(利用者・非利用者・利用意向者)

利用種別(利用者・非利用者・利用意向者)

属性別の全体では、好きな理由同様に嫌いな部分も「わからない」が最も高い回答結果でした。

利用中の10代女子の絞ってみてみると、嫌いなポイントは「英語で分かりにくい」「招待されないと利用できない」と、利用しにくさを感じているような回答結果が多い結果となりました。

おそらく、10代女子が普段使い慣れているTwitter、Instagram、TikTokなどのオープンなSNSと比較すると、ClubhouseのクローズドなSNSの特徴に違和感を感じている可能性が高いのではないでしょうか。

まとめ

  • Clubhouseの認知率は75%
  • Clubhouseは「音声SNS」と認知している10代女子が62%、続いて「招待制SNS」のSNSであると把握している10代女子が55%
  • 10代女子の59%が「招待されたことがない」。招待される場合は「友達からの招待」
  • アプリをダウンロードしている10代女子は33%
  • 利用するきっかけは「招待されたから」「SNSで流行っているから」
  • 利用方法に関しては、主に「誰かが立てたルームの会話を聞く」
  • 好きなポイントは「有名人と会話できる可能性が高い」「有名人のオフレコ話が聞ける」
  • 嫌いなポイントは「英語で分かりにくい」「招待されないと利用できない」

【調査概要】

対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.02.19-2021.03.05
調査方法:インターネット調査
回答数:178件(内訳:中学生5件、高校生121件、大学生42件、その他10件)

10代女子のスケジュール管理方法を調査!【使っているのはアプリ?手帳?】

スマホを日常的に使いこなす10代女子はスケジュール管理を日常的にしているのでしょうか。また、管理方法としてアプリを使用するのか、それとも手帳を使用するのでしょうか?今回は10代女子のスケジュール管理の実態について調査しました。

あなたはスケジュール管理をしていますか?

あなたはスケジュール管理をしていますか?

10代女子の80%がスケジュールを管理していると回答しています。

属性別では、高校生70%・大学生91%が管理しており、大学生のほとんどがスケジュール管理を行っているようです。

あなたがスケジュール管理をする理由を教えてください

あなたがスケジュール管理をする理由を教えてください

スケジュール管理をする主な理由は「忘れないため」ですが、他の使い方として「勉強の計画」を理由としてあげる回答がありました。

高校生の方が受験や試験を重要視しているためか、回答が41%と大学生に比べて高い結果となっています。

あなたがスケジュール管理する内容を教えてください

あなたがスケジュール管理する内容を教えてください

管理する内容を見ていくと、全体では「友達との遊ぶ予定」や「アルバイトのシフト」を管理している10代女子が多いことがわかりました。

高校生にフォーカスしてみていくと勉強に関係する「テスト勉強のスケジュール」「塾のスケジュール」や学校に関係する「部活動のスケジュール」のスコアは大学生と比較して高くなりました。「学校の時間割」にだけ関してみれば、高校と違い大学では自分で組み立てることが多くなるため高校生よりも高いスコアになったと考えられます。

これら以上を踏まえると、高校生はテスト勉強や受験に向けた勉強の計画をスケジュール化して管理していることがわかります。

あなたは主に何を使ってスケジュールを管理していますか?

あなたは主に何を使ってスケジュールを管理していますか?

スケジュール管理の方法としては、アプリを活用して管理すると回答した子が69%・手帳で管理すると回答した子は52%と多くの10代女子がこのふたつを利用して管理していることがわかりました。

その中で10代女子はどのようなアプリを使っているのでしょうか?調査をもとに回答の多かった上位3つをご紹介いたします。

 

よく使用しているスケジュールアプリ
  • Googleカレンダー  / 機能がシンプルで使いやすい定番スケジュールアプリ
  • TimeTree  / お友達や家族などスケジュールを簡単に共有できる便利アプリ
  • シフトボード / シフトをいれるだけで給料計算できるシフト管理アプリ

あなたがアプリを使用してスケジュール管理する理由を教えてください

あなたがアプリを使用してスケジュール管理する理由を教えてください

アプリを利用する主な理由は、「スマホは毎日持ち歩くから」「簡単に管理できるから」など、手軽にスケジュールを登録・閲覧ができることにメリットを感じているようです。

あなたが手帳を使用してスケジュール管理する理由を教えてください

あなたが手帳を使用してスケジュール管理する理由を教えてください

手帳を使う主な理由は、「自由に書き込めてスケジュールを記録できるから」「手で書くことが好きだから」など、フォーマットに囚われずに書きたいことを自由に記入できるところがメリットと感じているようです。

[種類別]あなたがスケジュール管理する内容を教えてください

[種類別]あなたがスケジュール管理する内容を教えてください

アプリ派・手帳派のそれぞれの利用特徴についても調査しました。

アプリ派は主に「友達との遊ぶ予定」「アルバイトのシフト」での利用用途が高い結果がでました。手帳派は主に「友達との遊ぶ予定」「勉強の計画」での利用用途が高い結果となっています。

さらにアプリと手帳の利用背景には、それぞれ活用したい場面や環境によって使い分けていると考察できます。

スケジュールはいつでもどこでも記録できる状態にしておきたいが、高校生に限っては校則などでスマホを出しづらくアプリに登録できないことが多いために、すぐに記録するには手帳の方が利便性が高いと考えることができます。

逆に学校外では、スマホ利用が多くなりアプリの方が手帳よりも利便性が高くなるが故にこのような結果になったのではないかと考えることができます。

まとめ

  • 80%の10代女子がスケジュール管理をしている
  • スケジュール管理する内容として「友達との遊ぶ予定」が72%と最も多いが、高校生はテスト勉強や受験に向けた勉強の計画をスケジュール化して管理している
  • スケジュール管理の方法として69%の10代女子がアプリを利用し、52%の10代女子が手帳を利用している。
  • 手帳とアプリの使い分けは、利用する環境に応じてされている可能性がある

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.04.09-2021.04.18
調査方法:インターネット調査
回答数:138件(内訳:中学生3件、高校生66件、大学生66件)

【2021年7月版】10代女子の外出意識・遊びにいく場所・スマホアプリ利用実態調査

コロナ禍の生活様式が日々変化いる中で、コロナウイルスの脅威が10代女子の外出に対する意識や、日常の過ごし方、スマホアプリの利用にどのように影響しているのでしょうか。

今回は2020年10月に調査しました10代女子の過ごし方と比較しながら、どのように意識や行動の変化が表れているのか調査いたしました。

友人と遊びにいくことに抵抗感はありますか。

友人と遊びにいくことに抵抗感はありますか。

「かなり抵抗がある(20年10月比:7%増)」「やや抵抗あり(20年10月比:4%増)」と友人と遊びに行くことに対する抵抗感が増しています。

学校生活や自宅でオンライン授業を受けるなど、高校生と大学生で生活スタイルが異なるものの、昨年と比較し高校生、大学生ともに「あまり抵抗がない」層が抵抗感を持つようになったことが読み取れます。

友達と遊びにいくことに「抵抗がある」理由を教えてください。

友達と遊びにいくことに「抵抗がある」理由を教えてください。

全体的に抵抗感が増している傾向となりましたが、外出を控える理由は「自主的に規制している(45%)」「家族に心配をかけたくない(44%)」が主な理由としてあがりました。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の公示などの影響、ニュースなどの報道による規制がありますが、10代女子は学校や親を含めた自分以外の他者からの規制で外出を控えているのではなく、自主的に不必要な外出を避けているようです。

高校生・大学生ともに、周囲に心配をかけないようにするために自主的に外出を規制していることから、コロナウイルス予防に対する意識は高いと考えられます。

平日と休日の過ごし方を教えてださい。

平日の過ごし方(学校・部活終了後)

平日の過ごし方(学校・部活終了後)

学校帰りの過ごし方は、85%の10代女子が「自宅で過ごす」ことを選択しており、平日に目的のない不要な外出は避けていることがわかります。

特に、高校生は91%が自宅で過ごしており、大学生も77%が自宅で過ごしております。次いでバイトに行くが38%となりました。平日にバイトに行く比率は大学生の方が高い結果となります。

休みの日の過ごし方

休みの日の過ごし方

休日の過ごし方も平日と大きく変わらず、「自宅で家族もしくは一人で過ごす(73%)」と回答した10代女子が最も多い結果となりました。

次いで「バイトに行く(28%)」「友達と街中に遊びにいく(25%)」結果となりました。休日に「バイトに行く」比率は20年10月比5%増加している一方で、「友達と街中に遊びにいく」は4%減少しております。

また、高校生に利用者が多い「塾、習い事に行く」では、20年10月比で13%減っており塾においてもオンライン授業化が進むことで自宅学習が増加していることが想定されます。

外出する場合に最近、よく遊んでいる場所を教えてください。

外出する場合に最近、よく遊んでいる場所を教えてください。

基本的に平日も休日も自宅で過ごすことが多い10代女子ですが、たまに外出する際は「ご飯(41%)」「カフェ(38%)」の飲食店へいく傾向が高い結果となりました。

飲食店以外では「ショッピング(洋服)(38%)」が選ばれており、普段外出していない環境の中で外出する際はリアル店舗での購入体験を楽しみたい思いがあるのではないでしょうか。

主に高校生は「ご飯」、大学生は「ショッピング(洋服)」をしているようで、外出する際の楽しみ方に違いもあるようです。

また高校生が遊びに行く時にやることの上位に上がっていた「プリクラ」は遊びにいく頻度が減少していることが影響し、比率が落ちております。

あなたがよく利用するスマホアプリをお選びください。あなたがよく利用するスマホアプリをお選びください。

よく利用するアプリは「Instagram(63%)」「YouTube(62%)」「Twitter(52%)」の利用が依然高いものの、20年10月と比較すると利用率は落ちているようです。

そんな中、TikTokに関しては減少幅がほぼ見られない点から、10代女子がSNSに割く利用時間の中で、TikTokの閲覧に割く時間が多くなっていることが想定されます。

また、20年10月比で目立って増加がみられるのが「カメラアプリ(40%)」「通販・フリマアプリ(36%)」となっております。。特に「カメラアプリ」に関しては、20年10月比で14%増加となっており、限られた学生生活の中で昨年よりも友達と直接会える機会が徐々に増えてきていることから、友達との思い出づくりで活用されていると考えられます。

まとめ

  • 外出に対する10代女子の抵抗感は20年10月より増している。
  • 平日・休日ともに、自宅で過ごすことが多く、自主的に外出を控える傾向が高くなっている。
  • 外出する場合は、飲食やショッピングなどやることを決めている場合が多い。
  • よく使っているアプリはInstagramやYouTube・Twitterが多いが、20年10月より利用率が下がっている。
  • TikTokの利用率が20年10月からの減少幅が少なく、SNSに割く時間の中でTikTok閲覧に割く時間比率が高くなっている。
  • カメラアプリ、通販・フリマアプリの利用率が増加。

昨年に引き続き10代女子は自宅で過ごすことが多く、自主的に外出を控える傾向が高い結果となりました。外出する際は目的と持たず外出するのではなく、目的をもって必要最低限の外出を行っていることが読み取れます。

またカメラアプリの利用率増加から、学校内でのイベントや日常の友達との何気ない外出が減少してしまったことから以前にも増して「思い出」を写真として残すことの価値が高まっているのではないでしょうか。

  • ダウンロード資料のご案内

    ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、自宅で過ごすことが多い中10代女子がどの程度、SNSに時間を割いているのか、新たにダウンロードしている傾向が高いアプリは何か、を実際のスクリーンタイムを例に調査した内容もご紹介しております。ぜひご覧ください。

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.07.06-2021.07.19
調査方法:インターネット調査
回答数:178件(内訳:中学生6件、高校生89件、大学・専門学生74件、社会人5件、フリーター4件)

10代女子の「盛れる」基準とは?スマホカメラアプリの使い分け&撮影シーンを調査!

InstagramやTikTokでは写真や動画をつけて投稿することになりますが、10代女子を中心に投稿する写真や動画にフィルターやエフェクトを活用することが一般的となっております。

カメラアプリの種類は非常に多く、撮影するものに合わせたフィルターやエフェクトも数多く存在しています。そんな中、10代女子はスマホで撮影するものや共有する相手によって、どんなカメラアプリを使い分けしているのでしょうか。

また、さまざまな被写体や撮影シーンにおいて、写真が「盛れる」状態とはどのような写真なのでしょうか。

今回は、10代女子のスマホカメラの利用実態とアプリの使い分けから考察される「盛れる」とはどのようなことなのかを調査いたしました。

スマホで写真を撮る頻度

スマホで写真を撮る頻度

約4割の10代女子が毎日写真を撮っており、8割以上が週1回以上写真を撮っていると回答しました。

高校生の方がほぼ毎日撮っている10代女子が多く、大学生より撮影頻度が高いことがわかりました。

スマホにどのような写真を保存していますか

スマホにどのような写真を保存していますか

最も多いのは、友達(71%)でした。

次いで、推し関連(55%)、自分(51%)、食べ物(26%)、家族(20%)という上位結果になりました。

高校生・大学生比で見ると、上位の項目は大きな違いはないですが、高校生と大学生を対比で見るとそれぞれの特徴が見て取れます。

 高校生:友達(大学生より10%高い)、推し関連(大学生より19%高い)

 大学生:飲み物(高校生より12%高い)、家族(高校生より8%高い)

高校生は特に友達と推しに関連する写真の比率が多く、大学生は全体割合の高い友達・推し・自分以外にも飲み物や家族など様々なカテゴリの写真を保存してる傾向が高いことが分かりました。

撮影するものによってカメラアプリを使い分けしていますか

撮影するものによってカメラアプリを使い分けしていますか

撮影するものによってアプリを使い分けている10代女子は68%いました。

多くの10代女子は、撮影するものによって複数のカメラアプリを使い分けしていることが分かります。

現在使ってるスマホカメラアプリを教えてください(スマホ純正カメラを除く)

現在使ってるスマホカメラアプリを教えてください(スマホ純正カメラを除く)

最も多いのはInstagramのカメラ(54%)、次いでSNOW(45%)、3番目にBeautyPlus(21%)、Ulike(21%)がランクインしました。

高校生・大学生別に見ると、利用されているアプリが異なっている様です。

 高校生:BeautyPlus(大学生より12%高い)、Instagramのカメラ(大学生より14%高い)

 大学生:SODA(高校生より12%高い)、foodie(高校生より7%高い)

保存している写真やカメラアプリの特徴などの結果を考慮すると、高校生は人と撮る機会が多いため、肌が綺麗に見えるアプリや人との撮影に向いているBeautyPlusが多く、大学生は普段メイクをしていることや飲食系を撮る機会も多いためSODAやfoodieなどの特化型カメラアプリを利用していると考えられます。

スマホカメラアプリを使用する際に重視するポイント

スマホカメラアプリを使用する際に重視するポイント

最も重視されているのはフィルターが多い(53%)ことでした。次にナチュラルに撮れる(38%)、スタンプが多い(28%)ことがポイントとなっており、撮影する相手やSNS投稿などシェアを意識してアプリを選んでいると考えられます。

属性別に見ると、

 高校生:シャッター音を消せる(大学生より16%高い)、友達が使ってるから(大学生より10%高い)

おそらく友達を撮る機会が多いため、友達と同じアプリを使う傾向高いのだと考えられます。また、シーンとして教室など学校内で撮るケースが多いためかシャッター音を消せるアプリも重視している様です。

 大学生:撮影するものよって専用のフィルターやモードがある(高校生より7%高い)

友達以外にも、食べ物や飲み物、街並み・建物などを撮る機会が多いためか、1つのアプリで様々な撮影シーンに対応できることや、被写体を様々なフィルターで見せ方のバリエーションが多いカメラを重点的に利用したいと思われている様です。

「自分」を撮るときに使うカメラアプリ

「自分」を撮るときに使うカメラアプリ

最も多いのはiPhoneのカメラ(47%)でした。次にInstagramのカメラ(43%)、SNOW(42%)という結果になりました。

上位3つ以外にも、SODA(24%)、BeautyPlus(16%)、Ulike(16%)もサブカメラ的に利用れていると考えられます。特にSODAは、高校生より大学生の方が16%も高く、好みが分かれています。

10代女子が「自分を撮影するときに」重視する「盛れる」ポイントとは

 ナチュラルに見えること ≒ 加工しすぎに見えないこと

目元や肌の透明感は出したり、肌や顔の輪郭きれいに見せるなど、若干の補正はしたいけど、あからさまに加工してる様には見えないように表現できる「ノーマル盛れ」の状態を10代女子は「盛れている」と判断しているようです。

「友達」と写真を撮るときに使うカメラアプリ

「友達」と写真を撮るときに使うカメラアプリ

最も多いのは、Instagramのカメラ(44%)でした。次に、SNOW(34%)、iPhoneのカメラ(34%)の利用率が高い結果となりました。

高校生・大学生別に見ると、以下となります。

 高校生:Instagramのカメラ(大学生より18%高い)

 大学生:SODA(高校生より14%高い)

Instagramのカメラ利用が高校生の方が高いのは、友達との写真をInstagramに投稿することを目的にしているため、Instagramでそのまま撮ることが多いと考えられます。

10代女子が「友達と撮影するときに」重視する「盛れる」ポイントとは

 自分だけではなく、みんなで盛れてエフェクトやスタンプで遊べる

マスクをしていても顔に反応するスタンプやエフェクトが重宝されており、友達と撮る時にエフェクトなどの機能で遊べることも選ぶ理由に繋がってそうです。

「自分」や「友達」と撮影するときは、スマホカメラアプリの使い分けが明確にされており、10代女子の「盛れる」という表現のニュアンスの違いが分かりましたが、その他のカテゴリにおいてもスマホカメラアプリの使い分けはなされているのでしょうか。

特化型カメラアプリの利用率が低く、iPhoneのカメラの利用率が高いシーン

「飲み物(カフェのコーヒーなど)」を撮るときに使うカメラアプリ

「飲み物(カフェのコーヒーなど)」を撮るときに使うカメラアプリ

iPhoneのカメラ(43%)が使われることが多く、、次いでInstagramのカメラ(24%)、foodie(12%)が使用されている結果となりました。

基本的にはiPhoneのカメラとInstagramのカメラの使用率が高いですが、飲み物や食べ物の撮影に特化したfoodieの使用率がその他のアプリと比較して比較的高い傾向があるようです。

また、大学生においてはSNOW(11%)が高校生よりも利用頻度が高い結果となりました。

これらのアプリを使い分けている理由として、

  • 極端な加工やエフェクトは重視していないこと
  • カテゴリに特化したアプリの仕様やフィルター加工でさりげなく「おしゃれ感」は演出すること
が求められていると思われます。




「食べ物」を撮るときに使うカメラアプリ

「食べ物」を撮るときに使うカメラアプリ

飲み物(カフェのコーヒーなど)と近しい結果となっており、最も使われているのはiPhoneのカメラ(47%)でした。その他にはInstagramのカメラ(24%)、foodie(14%)が選ばれている結果となりました。

また、「撮らない」という結果に目を当てると、大学生の方が高校生よりも食べ物を撮影する割合が高く、物撮りを重視する傾向があると考えられます。

各シーンにおいて使い分けている理由とカメラアプリのよいと思うポイント

アンケート対象者が実際に上記カメラアプリを使い分けている主な理由を回答してもらいました。

iPhoneのカメラ

  • 最も手軽に撮れてiPhoneは画質が良いから
  • ノーマルで取りたいときはiPhone
  • iPhoneはノーマル盛れの時に使う
  • 性能がよく、変にもれたり違和感が出ることもないから

Instagramのカメラ

  • Instagramは加工しやすいから
  • Instagramはエフェクトがかわいい
  • フィルターが可愛い

SNOW

  • 可愛いスタンプがたくさんあるから
  • 後加工用で使うことが多い
  • 機能が沢山あるから
  • エフェクトとスタンプの種類が沢山あるから

SODA

  • 盛りすぎずにナチュラルに撮れるから
  • ほどよく盛れる
  • 自然な加工とフェクトがあるから

BeautyPlus

  • エフェクトをつけなくても可愛く盛れる
  • 肌が綺麗に見える

foodie

  • フード専用のフィルターが充実しているから
  • 食べ物向きの明るいフィルターがあるから
  • おいしそうにオシャレにとれる

まとめ

  • 約4割の10代女子が毎日写真を撮っている。高校生の方が撮影機会が多い
  • 写真を最も撮るのは、友達相手
    • 友達と撮る時のカメラアプリは、SNS投稿を意識し、Instagramのカメラ(44%)、SNOW(34%)、iPhoneのカメラ(34%)が選ばれている
  • デフォルト以外の利用カメラアプリは、Instagramのカメラ(54%)、次にSNOW(45%)、3番目にBeautyPlus(21%)、Ulike(21%)
    • 選ばれている理由は、フィルターが多い(53%)、ナチュラルに撮れる(38%)ため
  • 自然な写真を撮るならiPhoneのカメラ
  • 加工されててもナチュラルに撮れるカメラはSODA

  • ダウンロード資料のご案内

    「自然を撮影するとき」「建物や街並みを撮影するとき」「夜景を撮影するとき」「ファッションを撮影するとき」「ヘアスタイルを撮影するとき」「ペットや動物を撮影するとき」の高校生/大学生別の撮影意向と、撮影する際に使用するスマホカメラアプリを調査しております。資料は下記ボタンからご請求ください。

ダウンロードはこちら

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2022.01.26-2022.02.15
調査方法:インターネット調査
回答数:164件(内訳:中学生3件、高校生88件、大学・専門学生64件、社会人4件、フリーター5件)

6割のティーンがZenly利用経験者!なぜ位置情報共有するのか、JKのリアルなコメントをご紹介

22年9月に位置情報共有アプリ「Zenly」のサービス停止が告知され、今日まで様々なニュースやSNS上で取り上げられています。位置情報共有アプリと聞くと、大人には馴染みがないサービスかもしれませんが、実は10代女子の間ではメジャーなアプリとしてZenlyが利用されていることをご存知でしょうか。

今やZenlyがないと学生生活に支障が出るという人もいるほど、高い利便性を誇るサービスとなっています。果たして何がそこまで10代女子の支持を集めているのでしょうか。

今回は、Zenlyの利用経験やZenlyがなくなると困ることや、今後も位置情報共有サービスを使い続けたいか、代替サービスの利用を検討しているかなど、10代女子のホンネを調査いたしました。

Zenlyを利用したことはありますか?

Zenlyを利用したことはありますか?

Zenlyを利用したことのある10代女子は65%となっており、人気の高いアプリだということが伺えます。高校生は、72%が利用経験者となっており、Zenlyのメインユーザー層であると考えられます。

現在使っているユーザーに関しても、高校生は大学・専門学生のおよそ2倍の52%が利用者ということで、今現在も高い利用率を誇っています。

▼ここから先はZenly利用経験者が対象の調査結果となっております。

Zenlyを使っている・使っていた理由を教えてください。


Zenlyを使っている・使っていた理由を教えてください。

Zenlyを利用する理由で最も多いのは「友達・家族がどこにいるか確認するため(76%)」でした。自分の場所を知られても許せる相手と一緒に利用しているようです。

次に「待ち合わせのため」が57%と半数以上の回答がありました。

大学・専門学生においては「遊びの連絡のため」の回答率が高い傾向にあります。高校生よりも個別で行動することが多く、急に暇になった時に遊べそうな確率が高い相手に連絡を取るため、近くにいるかどうかも確認しておきたいようですね。

位置情報は誰と共有していましたか?

位置情報は誰と共有していましたか?

位置情報の共有相手の多くは「友人>親友>両親」という結果になりました。

位置情報は個人のプライバシーとして気にする情報だと考えますが、親友にとどまらず、友人にも共有しているというのは10代女子ならではないでしょうか。

その他に、Zenlyの活用方法を教えてください。

位置情報を共有できることで実際に10代女子たちはどのような使い方をしているのか、アプリの機能を知っただけでは見えてこない活用方法など、フリー回答を一部抜粋してご紹介いたします。

  • スマホを無くした時に友達とZenlyが繋がってるとすぐに探せる。ディズニーで無くした時にすぐ見つかり助かった
  • Zenlyで場所を確認しながら広範囲で行う鬼ごっこ
  • 会わないようにするため
  • 1人で遅くまで出かける際に親に心配をかけないようにするために使う
  • 友達が学校に来てるかどうかの確認
  • 友達の充電の状態を確認して、モバイルバッテリーを渡しに行ったりした
  • 自分の行ったことのある場所が塗られていくのが楽しい
  • What’s up?機能で気軽に連絡できる

Zenlyがなくなると何が困りますか?

2022年9月にZenlyがサービス中止すると公式から告知があり、話題になりましたが、実際にどんな時に困るのでしょうか。フリー回答を一部ご紹介します。

困ること

  • ことある事に親にどこにいるか連絡しないといけなくなる
  • LINEなどで連絡をしなくても相手の場所が分かってたのにわからなくなる
  • スマホをなくした時の手がかりが少なくなる
  • すれ違いが起こる
  • Zenlyしか繋がってない友達の居場所がわからなくなる
  • 友達がどこにいるのか分からなくなるので、学校に来るのか来ないのかが分からなくて困る
  • 朝の待ち合わせとかで、友達が乗り遅れてたり寝坊していたりしても分かんなくて朝不安
  • 電話して出ない理由がすぐ分からない
  • 突然会うことになった時、待ち合わせが難しくなる

 

一方、困らないと言う意見も・・・

  • もう恐いからいい
  • NauNau使うから大丈夫

もしサービスが終了しなければ、これからもZenlyは使い続けたいですか?

もしサービスが終了しなければ、これからもZenlyは使い続けたいですか?

使い続けたいと思う10代女子は74%にものぼり、現在の利用者の大半がこのまま使い続けたいと考えているようです。特に、大学・専門学生よりも高校生の方が使い続けたい率が高く出ています。

先ほどのZenlyがなくなったら困るという理由から考察すると、監視したいというよりも連絡の手間を省けたり、スマホ探しや友人のバッテリー状況の確認など、補助的に使える機能が好まれているようです。

本当にZenlyのサービスが終了してしまったら代わりのサービスは使いますか?

本当にZenlyのサービスが終了してしまったら代わりのサービスは使いますか?

Zenlyのような位置情報共有サービスを引き続き利用したい10代女子は68%いました。

前の設問でもあったように、Zenlyを使い続けたいと考えている割合と合致しているため、大きな乖離はなさそうです。

また、代わりのサービスを利用している割合もすでに19%ほどおり、Zenly以外のサービスへのニーズも確認できました。

Zenlyと同じような使い方をしている・Zenlyの代わりに利用を検討しているサービスがあれば教えてください。

Zenlyと同じような使い方をしている・Zenlyの代わりに利用を検討しているサービスがあれば教えてください。

Zenlyの代わりとなるサービスでは「NauNau」が最も多い支持を得ています。「Googleマップ」や「Snapchat」などが代替サービスとして上がっていますが、現時点では「NauNau」が突出しているようです。

高校生には「NauNau」が次に利用されそうなサービスとなり、大学・専門学生はまだ移行先がはっきり決まりきっておらず、「NauNau」以外にも「iOSの探す」や「Snapchat」が選択肢として入ってきそうな状況です。

本来の利用用途と異なる使い方ですが、「iOSの探す」でもデフォルトの機能でZenlyと同じような使い方ができるという意味で上位にランクインしたようですね。

まとめ

  • Zenlyを利用したことのある10代女子は65%
  • 現在使っているユーザーは、高校生が大学・専門学生のおよそ2倍の52%
  • Zenlyを利用する理由で最も多いのは「友達・家族がどこにいるか確認するため(76%)」
  • 位置情報の共有相手は「友人>親友>両親」
  • Zenlyを使い続けたいと思う10代女子は74%
  • Zenlyを使い続けたいのは、大学・専門学生よりも高校生
  • Zenlyに関わらず、位置情報共有サービスを引き続き利用したい10代女子は68%
  • Zenlyの代わりとなるサービスでは「NauNau」が最も多い支持

ダウンロード資料のご案内

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調査資料ダウンロードはこちら

【調査概要】
対象: 13-22歳のマイナビティーンズ会員/外部調査会社パネル(女子)
調査期間:2022.11.30-2022.12.20
調査方法:インターネット調査
回答数:358件(内訳:中学生15件、高校生274件、大学・専門学生63件、フリーター1件、社会人5件)