物価高も関係なし?10代女子のお金の価値観「推し活・外食・レジャー」など体験を重視

10代女子は、友達同士の旅行代、毎月のスマホ代やコスメ代など、何かと支出の機会が多く、お小遣いだけではなくアルバイトなどをして収支のバランスをとっている人も少なくありません。そんな中、最近では物価高などの影響で日用品からブランド品まで、様々な商品の値上げがされており、10代女子の日常にも大きな影響を与えていると考えられます。
今回は、10代女子が普段何にお金を使うのか?その金額から購入内容、物価高による影響など、10代女子のお財布事情について調査しました。

あなたのお金を得る方法を教えてください

あなたのお金を得る方法を教えてください

お金を得る方法として「バイト代」「おこづかい」「お年玉」が一般的なようです。「ポイ活」や「フリマアプリで売る」こと、またその他の回答には「インスタ」「アンケート」などがあがり、アルバイト以外でも収入を得ている10代女子も一定数いるようです。

また、属性別で見てみると高校生は「おこづかい」が最も回答が多く66%、大学・専門学生は「バイト代」が最も多く81%という結果になりました。

お小遣いは月にどのくらいもらっていますか?

お小遣いは月にどのくらいもらっていますか?

最も多いのは「5,000円未満」となりました。大学・専門学生の場合は、おこづかいを「1万円以上」もらっている学生が34%程見られましたが、高校生は12%という結果となり、大きな差があります。高校生から大学・専門学生の境目はおこづかい制の分岐点となり、おこづかいをもらわない学生の割合が増える一方で、もらっている学生は高校生よりも多い金額をもらう事が多いようです。

使ったお金の記録をつけていますか?

56%の10代女子が「記録はつけていない」と回答しました。特に高校生は大学・専門学生に比べて記録していない人が多く、67%の結果となりました。

大学・専門学生の場合は、バイトなどで収入額が増える一方、友達同士で旅行に行くなど、まとまったお金を個人で利用する機会が増え、今まで以上に収支を意識したお金の管理が必要になると考えられます。

お金の記録をつけるという回答では、「家計簿のアプリで記録している」が最も多く27%、次に「家計簿ノートに記録している」が13%という結果になりました。その他の回答としては「クレジットカードの明細で確認する」「LINEのレシート機能」など様々な回答が見られました。

普段決済手段は何を利用しますか?

普段決済手段は何を利用しますか?

「現金」が最も多く89%の回答を集めました。続いて「QRコード決済」が56%、「電子マネー決済」が42%と並んでいます。様々な決済手段が登場していますが、10代女子の間ではまだ現金が主流のようです。

現金が積極的に使われている理由としては「どこでも使えるから」「お金を使っている実感ができるから」という回答が多く上がりました。どこでも使えることや使いすぎ防止につながることの安心感は、他の決済手段と比べて現金のメリットと言えるでしょう。

一方で2016年ごろから本格的に普及し始めた「QRコード決済」はわずか8年たらずで56%のシェアを持っていると考えると高い成長度ではないでしょうか。使う理由としては、「楽だから」「スマホだけで済む」「ポイントがたまる」という意見が上がりました。QRコード決済は「支払いの気軽さ」「お得さ」が魅力的なようです。こういった決済手段をうまく活用して、お得に支払いをしている学生も多いようです。

お金を使う主要な用途を最大3つ教えてください

お金を使う主要な用途を最大3つ教えてください

「交通費」が最も多く、続いて「外食代」「推し活代」「遊び・レジャー代」という結果になりました。その他の回答としては「映画鑑賞」「普段の食費」なども上がりました。

実際に商品を購入するよりも「外食代」や「交通費」、「遊び・レジャー代」といった体験や友人との交際費にお金を多く使う学生が多いようです。また高校生の場合は「プレゼント代」が21%と大学生よりも多く回答が集まりました。

さらに、高校生に比べ、服装や校則などに対して自由度の高い大学・専門学生の方がメイクをしているイメージがありますが、高校生の方が「コスメ代」と回答した人が多い結果となりました。休日や特別な時に使用するからこそ、デパコスや単価の高いものを購入しているのかもしれません。

コスパが良くてついつい買ってしまうものを教えてください

主に、「コスメ」「お菓子」「化粧水」という回答が上がりました。

「コスメ」は100円均一やプチプラで買いやすい価格帯のモノでも今は種類が豊富であることから、アイシャドウやリップは各カラーを試したり、新商品が出た時などついつい手軽に買ってしまうのではないかと思われます。

「お菓子」はドラッグストアやディスカウントストアなどの店前で安売りしている事も多く、価格も手に取りやすいことから思わず購入してしまうことが多くありそうです。

コスパは悪いけどついつい買ってしまうものを教えてください

コスパは悪いけどついつい買ってしまうものは「推しのグッズ」が特に多く、続いて「コンビニの商品」「お菓子」が多く回答が集まりました。

「推しのグッズ」は限定グッズや握手会などの特典、異なるデザインなどの特別感から値段が張っても欲しくなってしまったり、公式や推しにお金を使って応援することが目的であったりとコスパだけが推し活の目的ではないようです。

「コンビニの商品」「お菓子」は、学内・学校付近にあるコンビニや購買の影響が大きいのではないでしょうか。スーパーなどの小売店と比較すると高めの価格になっていますが、一つ一つの値段も高くないことから、友達と一緒に立ち寄って買ってしまうという事が多いのではないかと思います。

最近値上がりされたものでもう買えないなと思うものを教えてください

およそ4人に1人が「マクドナルド」と回答しました。マクドナルドの値上げはネットニュースやテレビでも話題になりました。10代女子にとってはその安さが魅力であったためか、値上がりしたから買えないという意見が多く集まりました。

また、「カップ麺」や「卵」という回答も多く見られました。10代女子が食料品の価格変動も意識しているというのは意外ですね。身近なものでなくても、ニュースなどで話題となったものは10代女子にとっても手に取りづらい印象がついているのかもしれません。

あなたがお金をかけずに楽しんでいる遊びを教えてください。

「スマホゲーム」「YouTube」「公園」「おしゃべり」などが上がりました。特に無料のスマホアプリを利用してゲームや漫画、動画など様々なコンテンツを楽しんでいる学生が多いようです。

また、「おしゃべり」や「散歩」など友人と過ごす楽しみ方も多く上げられました。10代女子にとって、楽しむためには行う内容よりも「誰と時間を過ごすか」の方が重要なのでしょう。

支出を減らす工夫としてクーポンの活用はしてますか?

10代女子の支出タイミングについて思っていたより多い!と思う方も多いのではないでしょうか。安いから、単価が低いからと、ついつい買ってしまう経験は、10代女子に限らずあるかと思います。

とはいえ、十分な収入を得ている10代女子は少ないと思います。少しでも支出を減らす工夫としてクーポン活用について聞いてみました。

支出を減らす工夫としてクーポンの活用はしてますか?

クーポンや割引の取得方法は「公式アプリのクーポン」「ポイントカード」「会員登録している公式サイトのポイント」が多く、特に「公式アプリのクーポン」は84%の10代女子が活用しています。実物のカードタイプよりもスマホで管理できて出しそびれもないため、利用率が高いようです。またお店からのクーポンを利用する人が多く見られましたが、「クーポン配信アプリ」や「LINEのクーポン」など様々なクーポンを配信するサービスから見つけて利用する学生もいるようです。

特に大学・専門学生は複数の方法を用いてクーポンを集めている人が多く、高校生と比較すると節約意識が高いように思われます。

まとめ

  • 主な収入源に、高校生は「おこづかい」大学・専門学生は「バイト代」
  • 「お金の記録は付けない」10代女子が56%
  • 決済手段は「現金」が89%、「QRコード決済」も56%と健闘
  • お金を使う用途は「外食代」「推し活」「遊び・レジャー代」など経験にフォーカスした使い方
  • 低コスパでも買ってしまうものは「推しのグッズ」「コンビニの商品」「お菓子」
  • 最近値上がりされたものでもう買えないものは「マクドナルド」
  • クーポンや割引の取得方法は「公式アプリのクーポン」が84%

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10代女子定番の勉強アイテムやアプリとは?テスト期間の過ごし方を調査!

日々の授業に加えて、部活や委員会、アルバイトなど忙しい学生生活を送る10代女子ですが、中でも大切なのは学業で、定期テストや受験勉強に向けて勉強をする人がほとんどでしょう。
また新しい生活様式として、オンライン授業の普及や小中学校でもタブレット端末を使った授業形態が普及したりと、時代に合わせて学習環境や授業、自習の仕方も大きく変化しているのではないかと思われます。
そこで今回は、生まれた時から携帯端末が普及していたZ世代である10代女子たちが、現在どのように勉強し、テスト期間を過ごしているのかを調査しました。

あなたはテスト勉強の予定を立てて勉強しますか?

あなたはテスト勉強の予定を立てて勉強しますか?

全体では、「予定を立てる」が52%となりましたが、年代別で見ると、高校生は48%と半数以下、大学・専門学生では63%という結果となり、大学・専門学生が高校生よりも15%多い結果となりました。

大学・専門学生は選択授業が多くなることから、集団行動の高校生と比べて、一斉に同じ時間割のテストではなくなる点や、筆記や課題発表など授業によってテスト形式が異なる点などから、自分で予定を調節し、逆算する必要があるため、高い数値になったと考えられます。

予定はどうやって管理しますか?

予定はどうやって管理しますか?

「紙のスケジュール帳で管理する」が最も多く、59%の10代女子が紙で管理しています。次いで「スマホのメモ機能で管理する」、「カレンダーアプリで管理する」が多い回答となりました。

さらに「裏紙に書き出す」「頭の中で整理する」という声もその他の回答として複数あがりました。

また、大学・専門学生は、高校生に比べてデジタルで管理している人が多く見られます。日々授業のコマ数が違ったり、アルバイトやサークル活動など学校以外の個人の予定が増えるため、日々異なるタスクを管理するのに、スマホの方が手軽で目につきやすいと考えられます。また私服を着る機会が増え、鞄もオシャレ優先で小さいサイズのものを利用することも、スマホ一つで完結できる管理方法が好まれている理由のひとつです。

 

テスト勉強はいつから始めますか?

テスト勉強はいつから始めますか?

全体の約60%が「1、2週間前から」テスト勉強を始め、「1か月以上前から」勉強している10代女子も7%ほどいました。

また大学・専門学生の場合は、「一夜漬けする」と「1か月以上前から」の割合がどちらも10%以上あり、ふり幅が大きいことが分かります。高校生のように部活の休止期間や具体的なテスト期間というものはなく、各自受けている授業によってテスト範囲や形式が各々異なるため、高校生よりも分散した結果になったと考えられます。

 

テスト勉強はいつの時間帯にしていますか?
テスト勉強はいつの時間帯にしていますか?

「平日の放課後」が74%と最も多く、「休日の午後」が55%と次に多い結果となりました。時間の自由度が高い休日よりも平日に勉強する人が多いことから、学校や塾などで出された課題をメインで勉強を進める学生が多数います。

その他、「休日の午前中」や「深夜」に勉強する学生など朝型、夜型も一定数いる中で、高校生の方が「休日の深夜」に勉強する割合が多く、最後の追い込みとして、深夜まで粘って勉強する人も少なくありません。

 

勉強する場所はどこを使っていますか?

勉強する場所はどこを使っていますか?

70%の学生が「自宅の自分の部屋」で勉強しています。次いで「自宅のリビング」が45%、「カフェ・喫茶」が24%となりました。「学校の図書館」や「塾の自習室」で勉強する10代女子は、合わせて約54%ほど見られました。「カフェ・喫茶」や「ファミレス」などお金のかかる勉強場所は、高校生より大学・専門学生に好まれているようですが、全体的に安価で長居できる場所に人気が集まっているのではないかと考えられます。

図書館や自習室など静かな場所を好む学生もいれば、カフェ・カラオケ・ファーストフード店などの周囲の環境音が比較的大きな場所を好む学生もいるようです。その他の回答には「学校のラウンジ」「フードコート」なども見られました。

 

テスト勉強をするときに欠かせないアイテムは何ですか?

欠かせないアイテムとして「暗記シート」が最も多く回答され、回答者の約4人に1人が回答としてあげていました。他には、暗記シートで消す用の「オレンジのペン」や「タイマー」「ルーズリーフ」などの回答が多くありました。

勉強の際に使うアイテムは、今も変わらずアナログのツールが多く使用されています。理由としては、何度も書いたり、手を動かす方が記憶に残るという点や、様々な機能が付いていない方が誘惑が少なく、より集中できる点が考えられそうです。

 

テスト勉強期間のスマホの活用方法を教えてください。

テスト勉強期間のスマホの活用方法を教えてください。

「勉強系のYouTubeや動画を見る」が最も多い回答となりました。動画の活用方法は映像授業を見たり、勉強の様子を配信している動画を見たりと様々な活用方法が考えられます。次いで「SNSで友人と勉強の情報交換をする」「SNSで勉強系のアカウントを見ている」など他の人の様子を見てモチベーションを上げるという声も多く上がりました。

勉強のツールとしてはアナログ派が多数でしたが、勉強の際にモチベーションを上げるためや、理解を深めるためにスマホなどのデジタル機器やコンテンツを利用している学生が多く見られました。

勉強時に利用するアプリについて

また、その際に使用されているアプリは、映像授業が見られる「スタディサプリ」や友人と勉強記録を共有できる「Studyplus」が多く利用されているようです。その他には「クァンダ(QANDA)」という数学の問題をスマホで撮ると人工知能AIが解説してくれるアプリも複数人から回答がありました。

「Studyplus」や「クァンダ」にはタイマー機能が搭載されており、それにより勉強時間の記録や他の人の勉強状況も確認できます。時間を区切りメリハリをつけて勉強することで効率をあげたり、誰かと一緒に勉強することでモチベーションを高めることが、10代女子にとって重要だと言えます。

 

勉強中、集中力を上げる・保つためにやっていることは何ですか?

勉強中、集中力を上げる・保つためにやっていることは何ですか?

集中力を上げる・保つためにやっていることには「音楽をかける」「甘いものを食べる」「勉強時間をこまめに区切る」に多く回答が集まりました。

全体として、集中力を上げるために何か道具に頼るというより、音楽をかけて自分の気分を高めたり、食べ物や飲み物を摂りつつ休憩を挟むことでリフレッシュするよう意識しているようです。

さらにテスト期間中のストレス解消方法としては「音楽を聴いて歌って踊る」「休憩時間にTVやYouTubeを見る」や「推しの動画を見る」などの行動があがりました。声を出したり、体を動かすことで発散する人や、休憩のタイミングで好きなドラマや動画を見るという小まめなゴールを設定することで頑張れるという人もいるようです。10代女子にとって推しの存在は、勉強を乗り越えるモチベーションにもなっていることが分かります。

 

テスト期間が終わったらどんなことをしますか?

テスト期間が終わったらどんなことをしますか?

「買い物に行く」が60%と最も多く、次いで「時間を気にせず十分に寝る」「録画や見逃していたテレビ番組を見る」という回答が多く上がりました。

最も多い「買い物に行く」はテスト期間中は外に出かけることを意識的に制限しているため、外出や買い物をすることで抑えていた欲求を解放できるのではないでしょうか。また年代別に比べると、高校生は「カラオケ」や「プリクラを撮る」行動が多い一方で、大学・専門学生は「映画を観に行く」「ライブ・コンサートに行く」「テーマパークに行く」が多くなっています。高校生はテストが終わったその足で友達と気軽に行ける場所がメインになっていますが、大学・専門学生の場合は、友人や推し活仲間とテスト終わりの日程で計画を立てて、一日楽しめる場所へ行く傾向が強いです。

 

まとめ

  • 「予定を立てる」人は高校生では48%、大学・専門学生では63%
  • 予定の管理方法は「紙のスケジュール帳」が59%
  • 勉強をするタイミングは「平日の放課後」が多く、74%の10代女子がこの時間に勉強
  • 勉強場所は、「自宅の自分の部屋」「自宅のリビング」「カフェ・喫茶」が人気
  • 欠かせないアイテムは「暗記シート」「オレンジのペン」「タイマー」「ルーズリーフ」
  • スマホは動画を見て理解を深めたり、他の人を見てモチベーションアップに活用
  • 使用されているアプリは、映像授業を見られる「スタディサプリ」が最も多く、勉強記録を残し共有できる「Studyplus」も人気
  • 集中力を上げる・保つために「音楽をかける」「甘いものを食べる」「勉強時間をこまめに区切る」ことが意識されている
  • テスト期間後には「買い物に行く」が60%

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【TOP3解説付き】PPAPやSNOWがランクイン!2016年ティーンに流行したトレンドランキング

本日、マイナビティーンズ(ユーザー参加型チャレンジサイト)にて

ティーンが選ぶトレンドランキング2016が発表されました。

マイナビティーンズラボでは、発表を受けてラボ視点でトレンドのTOP3について深掘りをしていきたいと思います。

調査内容————————————————

期間:2016年10月13日~31日実施

回答数:13~19歳の女性 1029名/マイナビティーンズ調べ

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ヒト部門

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1位は『ぺこ&りゅうちぇる』

今では、TVで見かけないことがないくらい活躍中のぺこ&りゅうちぇるが、トレンドランキング1位になりました。

元々は原宿の女子中高生に人気であったぺこ。彼氏のりゅうちぇるとカップルでテレビに出演し、原宿カップル代表として世間に定着したことから、さらにティーンへの認知が広まりました。

2位は俳優の『山﨑賢人』

ティーンに大人気の漫画「ヒロイン失格」「orange」「オオカミ少女と黒王子」「四月は君の嘘」などの実写化映画に続々出演し、1年を通してティーンの話題となりました。

3位は『トレンディエンジェルの斎藤さん』

CMでも起用されるほど話題となった“斎藤さんゲーム”のネタ元である、『トレンディエンジェルの斎藤さん』が選ばれ、学校でも気軽に真似し易いネタと斎藤さんのキャラクターが受け入れられました。

コト部門

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1位はSNOWの『キラキラピンクねずみ』

2016年3月ごろから話題となりはじめ、今ではティーンの定番アプリとなった SNOWの『キラキラピンクねずみ』のスタンプがランクイン。「ゆめかわいい」の世界観で可愛く盛れるスタンプとして、SNS上に自撮り投稿が盛んに行われました。

2位は『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』

公式動画や関連動画を含め、世界中で2億回以上再生されている2016年最大級の大ヒット・ピコ太郎の『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』が駆け込みランクイン。ジャスティン・ビーバーさんがツイートしたことで、世界中に広まったPPAPはティーン以外にも波及していきました。

3位は『イヤホンガンガン伝言ゲーム』

イヤホンで大音量の音楽を流しながら行う伝言ゲーム。SNSにゲームを行っている楽しい様子をアップしたことで広まり話題となりました。以前からある伝言ゲームをアレンジして楽しむティーンならではの発想が同世代にウケました。

モノ部門

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1位はカメラアプリ『SNOW』

今や国内1500万DLを達成したカメラアプリ『SNOW』。以前からカメラアプリを使って可愛く撮って盛るという自撮り文化はありましたが、SNOWの顔認識機能とスタンプによって盛りのバリエーションが格段に増え、新しい「可愛い」の表現方法としてティーンの間で受け入れられ、すでに定番のカメラアプリとして認知されています。SNOWが支持され続けている理由として、常に新作のスタンプが登場して新しいモノに敏感なティーンに刺激を与え続けている事も要因です。

2位はフリマアプリの『メルカリ』

簡単に安く欲しいアイテムをゲットできるということで、今では多くのティーンがメルカリを利用した経験があると回答。

3位はファッション小物の『チョーカー』

以前からファッションに敏感なティーンが着用していたコトと、ティーンに支持されているWEGOなどのアパレルショップが幅広いバリエーションのチョーカーを取り入れたコトから、爆発的な人気になりました。

コトバ部門

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1位は『おけまる』

「OK」の意味として使われているコトバで、語尾につける句読点の「。」を敢えて口に出す「まる」という発音が可愛いということでティーンに多く使われています。

主に、LINEなどで相手との会話の中で「了解。」というような意味で使われています。

2位は『アモーレ』

イタリア語で愛を意味する『アモーレ』。サッカー日本代表の長友選手が口にしたコトバが、リアルタイムでTwitter上でバイラルを起こし、その後恒常的にティーンの間で使われた事からランクイン。

普段からヘビーなTwitterユーザーであるティーンが話題をキャッチし拡散した結果となりました。

3位はトレンディエンジェル斎藤さんのギャグ『ペッペッペー』

ヒト部門でもランクインしたトレンディエンジェル斎藤さんのギャグ『ペッペッペー』が選ばれ、新しいことを取り入れるティーンならではのランクインという結果になりました。

まとめ

2016年ティーンが選ぶトレンドランキングのTOP3解説はいかがでしたでしょうか。

SNOWは年間を通してティーンの支持を得続けていたカメラアプリで見事1位という結果に、PPAPは2016年の後半から認知が一気に広まりランクインという結果になるなど、時流を反映した結果になりました。

ティーンのトレンドは世の中のトレンドの先取りとして、次に何が流行るのか写し鏡の存在にもなり得ます。

ただし、トレンドに敏感で先取りする一方で、次々に新しいものを取り入れる傾向もあるので、世の中を巻き込むまでに至らないことも数多くあります。

マイナビティーンズラボでは常にティーンの動向を追い、若年層に課題をお持ちの担当者様のPRや販促などのティーンマーケティング支援を通して、今のティーンが未来の顧客に育っていく様お手伝いさせて頂きます。

ヒト・コト・モノ・コトバが何故流行ったのか、何がティーンに刺さっているのか、ご興味がある方は是非ご連絡ください。

4割のティーンが毎日使う人気のエフェメラルSNSを調査

今ティーンのスマホの画面に収まっているアプリで必ずと言っていいほど入っているエフェメラル(一定期間で消える)SNSアプリの、SNOWやスナップチャットやインスタグラムですが、マイナビティーンズが発表する「トレンドランキング」にて、上半期は1位SNOWと2位スナップチャットが入り、通年でSNOWが1位を獲得しており、なぜここまでティーンに受け入れられているのか独自調査を行いました。

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題目:SNOWやSnapchatなど”消える系SNS”について

期間:2016年12月6日〜2016年12月15日

回答数:420件

対象:マイナビティーンズ会員(13歳〜19歳)

8割以上のティーンが使ったことがあると答える「SNOW」

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本調査結果からもわかるように1番支持のあるSNOWが81%。

2番目に支持のあるインスタグラムのストーリー機能は47.6%と、SNOWとの使用率に大きな差があります。

また、スナップチャットの使用率は32.9%で、SNOWに比べてティーンの支持は半分以下でした。

5割以上の回答者が「データを残したくないから」を選ぶ

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使用率の高い理由として大きく3点回答が得られました。

1点目は「データが残らないから(35.7%)」

→一定期間が経つと自動的に消えるという「やっぱり投稿しなかったほうが良かったかな」と考えなくて良くなる安心感があるからと考えられます。

2点目は、「カメラ機能が充実してるから(33.3%)」

→詳しくは、カメラの加工機能で盛れる機能を指しているようです。特にSNOWは、多彩なフィルターやスタンプがあって顔を「盛れる」ことから様々な自分を表現でき、ティーンに選ばれています。

頻度高く使うフィルターは、「動物」のカメラフィルター

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顔認識で動物のフィルターがかかるモノに62.9%と支持が固まっており、「擬人化」ならぬ「擬動物化」で可愛さを表現しているようです。

トレンドランキングでも、SNOWの動物フィルターが「キラキラピンクねずみ」と「あっちのくまも」の2つがランクインしており、動物フィルターの人気度がわかります。

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「友人との写真」と「自撮り」のためと回答

使用者の70%以上が「友人との写真」と「自撮り」用で使用していると回答があり、「」にフォーカスしたカメラの使い方に寄っています。

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なぜここまで流行ってるのか

使い始めたきっかけを質問したところ、主な理由として「友達が使ってるから」と回答。

他にも

  • 変顔が保存されないから
  • 気軽だから

と「消える」機能があるからこその使いやすさが回答として上がっています。

エフェメラル機能が欲しい?カメラの動物フィルター加工が欲しい?

これらのエフェメラルSNSはカメラ機能が充実しているコトから単純に「写真加工できるカメラ」として使われているコトも多いようで、撮った写真は様々なアプリで分散して使用されています。

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撮った写真や動画のデータのアップ先は、主にその撮影をしたアプリ上が多いです。

しかし、他のアプリでアップするを選んだユーザーや、カメラはSNOWやスナップチャットだけどデータのアップ先は違うユーザーも多く、ティーンの多くが自分のフォロワーなどに見える自分の姿を意識して使い分けていると考えられます。

4割以上が毎日1回以上は使用するヘビーユーザー

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40%近くのユーザーが「毎日」何かしらの形で使用しており、ティーンにとって欠かせないアプリとして定着しているとみえます。

一方で「一週間に1回」「見るだけ」のライトユーザーも多く、アプリは入っているけれど写真だけや他の用途で使うためなのか、ティーンが使い分けている背景がみえます。

このアクティブ率は一定期間を経て消えるという、エフェメラルSNSならではの結果と考えられます。

8割の回答者が女友達とのコミュニケーション手段として使用

カメラのフィルター機能を使うユーザーが多いのか女友達とのコミュニケーションで使用されており、特に流行に敏感なティーンの子たちの間では新しいスタンプがでることで使い続ける新鮮さを感じるユーザーも多いようです。

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2割のユーザーがエフェメラルSNSでの失敗経験を持つ

エフェメラルSNSを使っていて、失敗したことがあるかという質問には20%が「ある」と回答。

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一番やりとりする「友人」と失敗が多い

  • 事故画を送ってしまった
  • 保存したいのに保存できなかった
  • 盛れていない写真をアップしてしまった

など、エフェメラルSNSを使用するメリットがデメリットにもなるコトがあり、使う頻度が多いと失敗することも自然と多くなりそうです。

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まとめ

今回の調査結果からエフェメラルSNSはティーンの間で受け入れられており(特にSNOW)、用途としては、

  • アップした画像が一定期間を経て「消える」
  • カメラのフィルターで「盛れる」
  • 「女友達」との間で使われている

ということがわかりました。

せっかく盛れた写真を消える機能をもったエフェメラルSNSにアップしてデータが消える勿体無さを感じる一方で、常に情報が流れてアップデートされる現代で生活するティーンにとっては次々に情報を消費する生活の方が心地よいのかもしれません。

いくつ知ってる?15種類の“かわいい“を使い分けるティーン「○○かわいい」集

読者のみなさんは、電車や街でティーンの会話を耳にした際に聞き慣れない略語や造語が出てきた経験はありませんか?

2016年のティーンが選ぶトレンドランキングでは「おけまる」や「ぐうかわ」など、平成一桁生まれ(平成元年〜9年生まれまでのこと)ですら知らない言葉がランクインしていました。

特に女子中高生たちの会話の中で頻出する言葉が「〇〇かわいい」と言う造語。

言葉の意味を理解せず使用していませんか?ティーン向けに考えた企画を“絵に描いた餅”にしないために、ティーンが使う言葉の意味を知ってみませんか?

今回は15種類の“かわいい“という意味を含む若者言葉をシーン別に紹介します。

とにかく可愛い!!!と思った時に使われる「○○かわ!」

「おにかわ」

意味:とても可愛い

使用例:「新ドラマの子役の女の子おにかわいい!!」

「ばちかわ」

意味 :バッチリキマっていて可愛い

使用例:「今日のファッションばちかわだね!」

「ぐうかわ」

意味:ぐうの音も出ないくらい可愛い

使用例:「猫がじゃれ合ってる動画見たけど、あれぐうかわ」

「めっかわ」

意味 :めっちゃ可愛い

使用例:「この新作の靴めっかわ!欲しい!」

これらの「かわいい」はモノやヒトに限らず、幅広く使われています。

「かわいい」をより強く表現する時に使用されています。

人に対してよく使われる「○○かわ!」

「きれかわ」

意味:綺麗+可愛い

使用例:「雑誌の表紙のモデルさんきれかわで憧れる」

「かっこかわいい」

意味:かっこ良い+可愛い

使用例:「昨日ドラマに出てた俳優さんかっこかわいすぎた!」

基本的にヒトに対して使われることが多いです。「きれかわいい」は主に女性に対して、「かっこかわいい」は「かわいい」は昨年話題になったジェンダーレス男子や子犬系の男性に使われることが多いです。

主にキャラクターに使われる「○○かわ!」

「つよかわ」

意味:強くて、なおかつ可愛い

使用例:「ゲームアプリのガチャでつよかわなキャラ出た!!」

「ぶすかわ」

意味:ブスなところが逆に可愛い

使用例:「この変な動きするキャラ、ぶすかわで愛しい。」

「きもかわ」

意味:気持ち悪いけど可愛い

使用例:「流行りのきもかわスタンプ買ってみた」

「グロかわ」

意味:グロテスクだけど可愛い

使用例:「深海魚特集の魚グロかわ(笑)」

きもかわキャラクターやぶすかわキャラクターなどは一癖あるところが逆に「かわいい」とよく使われています。

LINEのスタンプでも”キモ激しく動くベタックマ”や、”けたたましく動くクマ”など、かわいいクマのイラストに奇妙な動きをかけた”きもかわ”スタンプに流行しています。

ファッション的な要素も持ち合わせる「○○かわ!」

「ゆめかわ」

意味:夢や絵のような世界で可愛い/パステルカラーやメルヘンチックなファッション

使用例:「このプリゆめかわ」

「だるかわ」

意味:だるく感じるけどそれでも可愛い/ラフでルーズなファッション

使用例:「かまってちゃんだけどそこもだるかわ」

「ずるかわ」

意味:ずるいくらい可愛い/ずるっとオーバーサイズを着るファッション

使用例:「小さい子の笑顔ってずるかわだよね」

日常的会話でも使われることもありますが、TwitterやLINEなどのSNS上で使われることが多いSNS用語です。

また○○かわ×ファッションとしての意味も兼ね備えています。

否定的から入る「○○かわ!」

「病みかわ」

意味:ネガティブでメンヘラっぽくて、毒気があるのが可愛い

使用例:「あのチョーカー、病みかわでしょ」

「むりかわ」

意味:もう無理!!ってくらい可愛い

使用例:「MV見たけどなにあの表情!むりかわ!!」

逆説的に可愛いを表現して、普通に「可愛い」と表現するより振り幅が広くなり、結果「相当可愛い!」という意味で使われています。

まとめ

ティーンの日常で使われる「かわいい」はとても幅が広く、「かわいい」が多様化してそれぞれ微妙に異なる意味を持っています。

可愛い芸能人や小さい子供などのヒトに対して、ふわふわした女の子らしい可愛いモノに対してはもちろん、少し癖のあるキャラクターや子猫から深海魚まで、ティーンは「かわいい」と表現します。

様々なニュアンスの意味を持つの「かわいい」をシーン別に使い分けていることが分かります。

読者のみなさんもティーンと同じ目線で、今日から「○○かわ!」使ってみませんか?ティーンに近い感覚で物事を捉えるとティーン向け施策のヒントがあるかもしれません。

 

マイナビティーンズとは?

13~19歳のアクティブな10代女子に向けたYouTube連動型の新感覚サイト

SNSを中心としたコミュニケーションの発信元となる、流行感度の高いJK(JC)メンバーを組織化。ティーンのインサイトを熟知し、最適なプランニングと実施・運営を行っております。

マイナビティーンズの詳細はこちら

”プロフィールプリ”や”トイストーリー風プリ”などティーンの最新プリクラポーズを集めました!

ティーン達が思う今しかできないことで上位に上がってくる「プリクラ」(電通総研調べ:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/0420-004029.html)。

今の時代、スマートフォンで落書き加工が出来たり、アプリで”盛れる”のに、ティーンがわざわざお金を払って「プリクラ」撮るのには理由があります。

それは「プリクラ」だからこそ出来る、今撮りたい”落書き加工”があるからです。

ティーンの流行は「プリクラ」の中にもあります。SNOWを筆頭にスマートフォンで”盛れる”アプリが進化している中、今だからこそ撮りたい、「プリクラ」だからこそできる落書き加工とはなんなのか。

今回はそんなティーンならではの「プリクラ」の撮り方、そして活用法をご紹介します。

■プロフィールプリクラ

基本このプリクラの撮り方は 2 人で撮る時用で、一人一人端に立ち、空いた真ん中のスペースにスタンプなどで落書きするのではなく、自分の名前や誕生日、インスタグラムのアカウントなどを書きます。

これを SNS に投稿することで名刺代わりになったり、一緒に友達を紹介できたりするようです。自分のプロフィールを SNS に投稿する時は、スマートフォンで 写真を撮ってコメントに書いて投稿するのではなく、プリクラにプロフィールを最初から盛り込む「プロフィールプリクラ」が今のティーンの主流のようです。

■抱きしめられてる風プリクラ

このやり方は背景をキャラクターの色に設定し、落書きの時に顔と手を付け足し、まるでそのキャラクターに抱きしめられているように撮るプリクラです。(または、スマホで後加工できるように余白を空けておいて、撮る方法もあるようです)

「フレームを自分たちで作る」という新しいプリクラの撮り方であり、ティーンならではの発想で様々なキャラクターで挑戦する人が増えています。

ツイッターやインスタグラムで ”#バーバパパ” などと検索すると出てきますよ!

■ダブルタップしてください

今一番熱い「ダブルタップしてください」

この言葉を SNS に投稿する際に加工して付け加えると、見た人が自然とダブルタップし、 「いいね!」がつくシステムです。

ティーンは SNS に投稿し、共感してもらって「いいね!」を得たいという欲求が強いので、 普通に乗せるより、この言葉を画像の中に盛り込むことで、より「いいね!」が貰えるテク ニックということで、プリクラに限らず、いろんな写真で真似するティーンが続出中です。

【トイストーリー風】

トイストーリーに出てくる人形は靴の裏に持ち主の名前が書いてあります。そのパロでィーでカメラに自分達の靴の裏を向け、その後落書きでそこに自分の名前を書くというのが流行っています。

わかる人にはわかる、オシャレプリクラとして人気です。

【トイストーリー番外編】トイストーリーで人気のキャラクター、「ポテトヘッド」。

  • 実際の投稿

    まえみなと双子コーデ👧💞👧
    プリクラは張り切ってみました😂✨
    最後のポテトヘッドはノリでまた実践しちゃいました😂✌️たのしかたよ😜
    — か り の あ い か 2017年3月12日

じゃがいもの形をしていて体のパーツを自由に差し込む事が出来るキャラクターなので、じゃがいもではなく、ティーンならではの新しい発想でお菓子にポテトヘッドを付けたすとい う、可愛いお菓子の投稿のやり方が話題になっています。

ポテトヘッドに変身させるお菓子で人気なのは「パピコ」「Caplico」のあたまなとどになって います。

【まとめ】

「プリクラ」は昔はよくプリクラ手帳というものを使ってシール帳などに貼って保管して自分だけで満足していましたが、今のティーン達は「SNS にあげる為に撮る」という思考に変わっていて、どれだけ”可愛い”、”オシャレ”、”面白い”画像をUPできるか。

そして、どれだけ「いいね!」を貰えるかが軸になっていて、自分だけではなく他の誰かの共感を得たいという気持ちが強いのがよく分かります。

だからこそ最近のティーン達は撮った写真をそのまま載っけるのではなく、「プリクラ」に 情報を盛り込んだり、「いいね!」を貰いやすくする加工を施すなど、一手間加える傾向が強くなっています。

今回紹介した「ダブルタップしてみてください」はどんなプリクラ、どんな写真にも使えて とても便利で、「抱きしめられてる風プリクラ」は自分で落書きしてフレームを作るので、 自由に世界に 1 つだけのオリジナルのフレームが作れる。

このようにティーンにとって「自由に一手間加えれるなにか」はオリジナリティーを出せる為、「自分もやってみたい!」という気持ちになりやすく、このポイントを押さえることで、自然と流行に繋がっていくと考えます。

【シーン別】イマドキ女子高生が気になってるコンビニスイーツをJK編集部に聞いてみました!

1週間に何度も立ち寄ってしまうコンビニエンスストアですが、その中でもティーンが最も立ち寄る場所が「お菓子コーナ」や「スイーツコーナー」。

コンビニエンスストア1店舗に約3000点もの商品が並ぶなか、ティーンが行くたびに欠かさず購入しているものがお菓子やスイーツ。

ティーンが普段何気なく購入しているスイーツはどんなものなのか、そんな気になるティーンの最新の「お菓子事情」を食べるシーンに分けてご紹介します!

「一口で食べれる」「食べる手軽さ」勉強中にちょうど良いお菓子


勉強中に食べたくなるお菓子は片手でも食べれて手が汚れない「チョコレート」や「ステック」の形のスナック類が選ばれました。

やはり勉強するときは糖分が必要!と思うティーンも多いようです。

「コンパクト」「手が汚れにくい」学校に持ち込みたいお菓子

お菓子がオッケーな学校では休み時間や、昼食のときなどでお菓子パーティーを開くこともあるそうです。

どんなものであれ「可愛い」の感覚を大切にしているティーンにとって、お菓子も1ファッションとし、みんなに見られるため、パッケージが可愛いものを選ぶ傾向がありました。

また、パクッと食べれる手軽さを重視した「アメ」や「グミ」などが人気のようです。

「お腹を軽く満たす」「動いてても食べられる」登下校時に食べたいお菓子

登下校中にみんなで分けて食べれる大きめのお菓子や、時間がないときでもパッと食べれる「(パウチ型の)飲むゼリー」などが選ばれました。

登下校中に友達とお喋りをしながら、また一人での登下校中にすぐ食べれるものを中心に選ぶようです。

今(17−18時に買いに行きました)食べたい好きなお菓子では?

コンビニでしか買えない「コンビニスイーツ」は人気が高く、期間限定商品やコラボ商品などもあるので、流行に敏感なティーンたちはコンビニのスイーツコーナーを毎回チェックするようです。

そしてお菓子だけに限らず、スムージーなどのフルーツ系の飲み物や、タピオカなど手軽に買えて手軽に飲めるということで注目されています。

このシーンのみ、シーンとは違う商品の選び方をしており、主にインスタ映えしそうなパッケージが可愛いものやオシャレに見えるもの。タピオカやフレッシュジュースなど、少し嗜好性の高い物も購入圏内に入ってきました。

購買特徴は「パッケージのファッション性&シェアのしやすさ」

やはりティーンは食べるだけではなく、お菓子も1つのファッションとして、 「持っていても可愛い」ものを無意識に判断しているようです。

そのような手 に取りたくなるような可愛い、POPな見た目、また食べやすさ、などを重視して買っている傾向が高いです。

食べ方として一人で食べることもありますが、みんなで共有し食べることも多く、分け合えるお菓子も人気でした。

もちろん中身の味などの重要度もありますが、ティーンが手に取りやすく・好む物はパッケージが大きく関係していることがわかりました。

263名のティーンのコスメポーチの中身、コスメ数や購入価格がいくらなのか大解剖!

今や中学生からメイクをするほど、00年代生まれのティーンはメイクに興味を持ち、流行りのコスメや新商品のコスメ情報はいち早く知りたいと思っています。

ティーン世代のあるあるですが、学校でメイクが禁止でもすっぴん風なメイクをしたり、韓国のアイドル風のオルチャン風メイクや、うさぎ目メイクやイガリメイクなどたくさんのメイク方法を知って、メイクを楽しんでます!

そんなメイクをするときに欠かせないティーン達のコスメ事情をご紹介します!

ティーンのメイクポーチは「デザインシンプル派」が支持率大!

まず、メイクコスメ道具を買う前にかかせないのがメイクポーチです。

ティー ンが1番重要視しているのは6割以上が ”デザイン” と答えました。

また、キャラクターものより、シンプルでお洒落なデザインを好むティーンが多く見受けられました。

ポーチの容量も大事のようで大きすぎず小さすぎない絶妙な大きさで、持ち運びしやすいモノが人気のようです。

ティーンのメイクポーチの中身は「リップ」は欠かせない!

ティーンのメイクポーチに必ずといってもいいほど入っているものは、「リップクリーム(72.2%)」「マスカラ(50.2%)」。

それに続いて「チーク(41.4%)」や「アイライナー(38%)」でした。「ファンデーション(43.3%)」はまだ使わなくてもいいという考えも持っているティーンもおり意見が割れましたが、日焼け止めが入っているモノが良いというティーンもいました。

まずメイクといったら「リップクリーム」から入るという声が多く、コレクショ ンにしているティーンもいるようです。また、「グロス」などよりは「リップクリーム」を愛用しているティーンか多く見受けられました。

学校では色なし、外出する時は色あり、など場所によって使い分けることもあるそうです。

ティーンに人気なコスメの色「安定のブラック」

「マスカラ」や「アイライナー」などブラック、ブラウンやピンクなど多色ある中、「マスカラ」、「アイライナー」共に人気を誇る色はやはり王道のブラックでした。

ですが、ブラウンも、印象が柔らかく見え、お人形さんのように仕上がる!と同じくらい人気でした。

シャドーの人気色はブラウンに続きピンクを使っているというティーンが多くみられました。春夏は明るめの色を使うと季節もメイクに使う色に影響しているようです。

ティーンのコスメの選び方は「値段重視」

ティーンがコスメを買うときに1番重要視するポイントは、第1にやはり「値段(42%)」でした。

プチプラという言葉があるくらいやはり安くて可愛いということは ティーンにとってとても大切なポイントだと伺えます。

その次に「使い心地」で、 持ち運びがしやすいコンパクトなサイズだったり、発色がいいなど気にいるとリピートし続けることが多いようです。そしてその次に「デザイン」でした。メイクポーチでは「デザイン」、コスメでは値段という結果になり、機能性をみて最後にその中で可愛いものを選ぶという思考のようです。

コスメ平均購入金額は、1000円〜1500円の「プチプラ価格」

平均的にはどのコスメも1000円〜1500円くらいで購入する傾向にあり ました。その中でも直接肌につける「ファンデーション」や「シャドー」などは 少し金額が高くてもいいものを買い、「リップクリーム」や「アイライナー」など手軽なものに関しては1000円以下で購入することが多いようです。

「カラ ーコンタクト」などは平均的に購入金額は3000円でした。

まとめ

ティーンのコスメ事情、いかがだったでしょうか!?

ティーンはメイクポーチには値段よりデザインを最重視しますが、中身のコスメはデザインより先に「プチプラで良いもの」という意識があるようです。

だからと言って可愛いくなくていいわけではなく、ティーンでも手の届くくらい値段で、デザインも可愛いと購入する傾向が強い様。

また65%以上のティーンが、期間限定商品やコラボ商品などにも関心があるようです。

一度気にいるとリピートするという声も多かったので、以上の点を抑えるとティーンに響く商品が生まれるかもしれません!

【調査概要】

調査方法:『マイナビティーンズ』会員に選択式アンケートを実施

回答数 : 13〜19歳の女性 263名 【複数選択式】

調査期間: 2017年4月24日(月)~5月1日(月)

夏休みにティーンが行きたい場所、やりたいことを調査しました!

早くも6月が終わりそうですが、もうすぐ夏がやってきますね!

ティーンが待ち望んでいる夏、そして夏休み!

この夏、ティーンはなにをして、どこに行くのか、行きたいのか?

今回はそんなティーンの知られざる夏休み事情を一足先に調査してみました!

ティーンが今年の夏行きたいスポット編

定番のテーマパーク

やはり夏休みなら、丸一日思いっきり遊びたい!!ということでテーマパークが行きたいスポットのナンバーワンでした。

その中でもディズニーランドに行きたいという声が多く、また、ユニバーサルスタジオジャパンに行きたいという声もありました。少し遠出をして普段いけないテーマパークに行って休みならでは思いっきり満喫をしたい!という気持ちが強いようです。最近ではディズニーランドやユニバーサルシティーなど、携帯のアプリの加工でいつもとまた違う可愛いフォトジェニック写真が撮れる!ということで遊びだけではなく、フォトジェニックスポットとしても人気を集めています。

夏の本命!プール&海

夏といえば鉄板のプール&海。友達とプールに行ったり、海に行ってスイカ割りをしたり、BBQをしたい!という声が沢山ありました。毎年違う水着を買うティーンも多く、友達とお揃いで買うこともあるそうです。

ティーンが今年の夏行きたい国内&国外編

国内編

国内でやはり人気なのは東京・大阪・京都・沖縄という声が多く、熱海・軽井沢などのリゾート地も人気でした。

沖縄では海や水族館、東京・大阪では観光&テーマパーク、京都では今インスタグラムを中心に流行っている抹茶のスイーツを食べたい!という声が多かったです。テレビで見て情報を得ることもありますが、最近ではインスタグラムなどで各地の綺麗な景色をあげている「フォトグラファー」の投稿写真を見て、興味を持つことも多い様です。

国外編

国外で行ってみたい場所で人気だったのはハワイ・グアムの南国でした!

またブームでもある韓流&日本から近いという理由で韓国も人気でした。また、夏休み留学などで人気なカナダのバンクーバーや、オーストラリア、セブ島などの声もありました。

南国で夏ならではのインスタ映えするような写真が撮れたり、日本で人気のパンケーキ屋さんなどの本店があることから実際に行ってみたい!と思っているようです。

夏休み限定だからできる!ネイルやヘアカラー

普段学校があると出来ない夏休みならではのネイルやヘアカラーですが、夏休み限定でイメチェンする子も多くなる、ティーンの美容事情はこうなっています!

ネイル

夏休みにネイルをする!と答えたのは半数以上の61.4%でした。

夏らしくPOPな赤やピンク、青などにする予定の子が多数いました。パステルカラーやドット柄も人気で”夏らしい”ネイルが人気のようです。

また、ネイルにかける値段は平均して3000円〜5000円のようで、高い子では数万円単位でネイルをするということもあるそうです。ネイルは3週間ほど持ち、夏休みの期間だけなので自分の気に入ったデザインにしたい為結構お金をかける傾向がありました。

ヘアカラー

夏休みに髪の毛を染める!という子はネイルよりも少ない42.4%でした。

中学生よりも高校生の方が圧倒的に多く、「茶髪」が一番人気でした。他には夏らしくピンクや、明るいグラデーション、また思い切って金髪!という声もありました。

ティーンの美容院事情としてはカットのみだとネイルと同じく3000〜5000円、カット+カラーだと8000円〜10000円以上とやはり美容にはきちんとお金をかける傾向があるように思えました。

ティーンの夏休みテレビ事情

もちろん友達とも遊ぶ夏休みですが、実際は家にいることも多いようです。

その中でもかかせないのがテレビ。夏休みならではの番組も多いのでゴロゴロと見るティーンも多いようです。しかし最近ではティーン層を中心に人気なユーチューバーもいます。今のティーンはテレビを見るのかYouTubeを見るのか聞いてみました。

TV vs Youtube

結果はテレビ59.5%、YouTube40.5%で、テレビが少しリードしていました。テレビの方がよく見るという回答には、「好きな芸能人が出てるから」「特番があるから」という声の他に「画面が大きいから」「速度制限がかからないから」といったスマフォ時代ならではの回答もありました。またYouTubeをよく見る理由としては「いつでもどこでも見れるから」「繰り返し見れるから」といった気軽さが人気を集めているようでした。

ティーンに人気の番組

テレビでは自分が好きな俳優さんが出ているドラマや、夏休みの特番、夏ならではの心霊番組などをよく見るようです。

また、YouTubeではティーンを中心に人気を集めるユーチューバー動画や、自分の好きな音楽を聴くなどが多く、ユーチューバーの投稿ではテレビでは出来ない少しぶっ飛んだ企画などが面白いと、人気を集めています。

ティーンの夏休み事情、いかがだったでしょうか?

テーマパークや旅行など普段行けないところや、ネイルやヘアカラーなどの普段できないことを、この年に一度の夏休みに行きたい!思いっきりやりたい!と思っているティーンが多い傾向がありました。

また、昔はTVの放送時間に合わせて番組などを見ていたのに、今は自分の好きなタイミングで好きな動画を観れるYouTubeなどのスマートフォンの中でのチャンネルがティーンに人気になっており10人に4人はTV   よりもYouTubeを見るというところから時代の変化も伺えました。

新!盛れる写真”他撮り”!?ティーンがスマホ撮影で気をつけてることを調査

ティーンをイメージする時に、SNS世代や自撮り、双子ダンスなど様々なキーワードが思い浮かびますよね?

今回は、そんなティーンの写真の撮り方について調査しました!

ティーンのプリクラやスマホで撮った写真を見ていて何気なく気づくことがあります。

それは、撮りたい画角を意識していたり、光のあたり具合にこだわりがあったり、見えない工夫がたくさんされています。

まずは、ティーンが写真を撮るシーンから

・自撮り

・他撮り(※自撮りの逆で他人に撮ってもらったSNAPのこと)

(↑他撮り写真)

を意識する視点から聞いてみました!

SNOW(78%) & B612(65.3%) がカメラアプリの圧倒的支持を獲得中!

SNOWもB612もSnapchatも顔認識フィルターが機能としてありますが、

  • フィルターの種類が豊富
  • 微妙な色の出方が違う
  • 使い慣れてる

など、選ぶ理由は様々です。

上位2つの

  • SNOW
  • B612

とその他のアプリとの違いについては、フィルターのバリエーションがティーンの好みにあっているか、使いやすいフィルターか、というのが主な理由としてありました。

71%以上の女子高生がが自撮りも他撮りも、写真を撮るのは”休日”&”友人”と!

自撮りや他撮りをするタイミングは断トツで休日に友人と居るとき!

上位3つまでをとってみても。

  1. 休みの日に友達と出掛けているとき
  2. 放課後に友達と居るとき
  3. 学校の休憩時間

という結果から見られる通り、友達と居る時間に写真を撮ってます。写真を撮る当たり前の動機かもしれませんが、SNOWなどのカメラフィルターなどがあることによって、撮る機会も増えていると思います。

機会が増えれば、撮り方のバリエーションも増えるのは自然のようで、その場の雰囲気やあるものによって、撮り方をアレンジする、編集力がティーンにはあります!

プリクラのポーズについては、以前マイナビティーンズラボでもご紹介したことがあると思いますが、写り方や見られ方を意識する点がティーンはとても高いです。

過去の記事はこちら

スマホで撮るときはフィルター支持派が多数!!

撮り方をアレンジして、

  • タイマーセット
  • フレームなどのアイテム活用

などアイディアに溢れる撮り方もありますが、依然としてフィルター支持派が多数見受けられました!

手軽に撮れる、そして遊べることが人気を支えているのかもしれません。

やっぱり女子は「可愛く(78.8%)」「キレイ(50.8%)」が大前提

  • 自撮り
  • 他撮り
  • リモート
  • アイテムを使う

など様々な撮り方がありますが、やっぱりティーンの女子が意識するのは、大前提として

  • 可愛く撮れる
  • キレイに撮れる

がありました。

一言で表現すると、「盛れる」ということになります。

つまり、盛れる撮り方がしたい!!

というティーンの欲求を叶えてくれるものがあると自然とティーンの間で人気になっていきます。

「盛る」という言葉の支持を得ることが最大のポイント!

そんな「盛る」を専門にした人が、SNOW公式カメラマンとしているらしいです。

詳しくは↓↓↓

その名も「盛人(もりんちゅ)」

「SNOW」で楽しめる“盛りテク”を巧みに使いSNS映えする写真を撮影してくれる「SNOW」公式カメラマン「盛人(もりんちゅ)」。

なぜ”盛人”が生まれたのか、SNOWの方に聞いてみました。

最近のSNSの流れで我々が着目した、新リア充の行為の中に「他撮り」というキーワードがあります。

他撮りは、自撮りの逆で他人に撮ってもらったSNAPのことですが、SNSで自撮り以外の撮影方法として、他人に撮ってもらった、もしくは他人と一緒に映ったSNAPを多く投稿する傾向が強くなりました。

また、顔のアップだけでなく引き目で写真を撮りたい、全身を見せた写真を撮りたいなど、自撮りでは表現できない撮影方法のため、他撮りのニーズが近年高くなったのではないかと考えています。

今までは高性能な一眼レフカメラとプロのカメラマンがいないとクリエイティブとして認められたかもしれませんが、今はスマホで撮った動画がそのままCMになったり、ポスターになったりする時代ですので、スマホで簡単に素敵なSNAPを撮れる仕事があってもいいんじゃないかと思い、その中で”盛人”が生まれました。

そんな”盛人”がこの夏の活動の皮切りとして、2017年7月13日(木)~2017年8月31 日(木)まで

三浦海岸海水浴場 海の家「OFFER HOUSE by LINEバイト」

で活動しています。

詳しくはこちら→http://baito-mag.line.me/ja/archives/offerhouse.html

※お品書きの10パターンの写真サンプルから、その中で残したい思い出の一枚を選択してもらい、盛人が撮影します。

SNOW公式カメラマンの”盛人”の活動開始の背景には、ティーンの他撮り文化を汲み取って再現し、一緒に盛り上がっていこうという意図も見えます。

企画の根幹に、「ティーンの生活や撮影習慣」を置いたプロモーションの切り口がうまく実現された事例なのではないかと思います。

【調査概要】

調査対象:13〜19歳のマイナビティーンズ会員

調査期間:2017年07月10日〜2017年07月14日

調査方法:インターネット調査

回答数:118件