アンバサダーマーケティングのメリットは? 導入のポイントと成功事例を紹介

アンバサダーマーケティングは、ブランドのファンとともに行うプロモーション施策。SNSでの口コミやレビューなどユーザー視点の情報は重宝されており、今後の消費行動にも大きく影響を与える要素でしょう。

この記事では、アンバサダーマーケティングの概要や重要性、メリット・デメリット、成功のポイントなどを詳しく解説していきます。

アンバサダーマーケティングの概要

アンバサダーマーケティングとは

 

アンバサダマーケティングとは?

アンバサダーマーケティングとは、特定のブランドや商品・サービスの愛用者をアンバサダーとして任命し、彼らによる口コミやレビューなどの情報発信によってブランドのプロモーションを行うマーケティング方法のことです。

アンバサダーはブランドの理念や価値を理解し、その魅力を伝えていく役割を果たします。従来の広告手法と比較すると、アンバサダーマーケティングは消費者からの信頼を得やすく、購買意欲をより高める効果もあると言われています。

 

アンバサダーとは?

アンバサダー、インフルエンサー、アドボケイトの比較表

アンバサダー

特定の商品やサービス・ブランドの熱心なファンや支持者で、積極的に情報発信・PRする人のこと。ブランドとの強い関係性を持ち、プロモーション活動を長期的に行うのが特徴です。

※ハイブランド等のアンバサダーはモデルや著名人が任命され、ブランドの「顔」としての活動を期待されることが多く、通常のアンバサダーを起用する場合とは少し異なります。

インフルエンサー

X(Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSで一定のフォロワー数がいて影響力のある人ですが、必ずしもブランドのファンであるとは限りません企業から報酬をもらいながら、短期的な契約でプロモーション活動をするパターンが多いです。

アドボケイト

翻訳すると「支持者・擁護者」という意味で、ブランドの支持者として自ら積極的に情報発信をする人のこと。企業から報酬をもらうことなく、自分の意志で自由に情報発信をしていることが違いです。

 

アンバサダーマーケティングが重要な理由

ここでは、アンバサダーマーケティングが重要な理由について解説していきます。

 

消費者との関係性作り

近年はモノを購入する際、商品やサービスそのものの価値よりも、ブランドや企業の理念・コンセプトを重視して選ぶ傾向が高まっています。そのため企業にとって、ブランドに好意を持つ消費者は大切な存在であり、消費者と関係を深めてファン化していくことが重要です。

一度ブランドのファンになると長期にわたり商品やサービスを愛用してもらえることが多く、新製品も好意的に購入されることが多いでしょう。SNS上でファンが魅力を発信したり、ファン同士でコミュニティが形成されたりすれば、影響力もその分大きくなっていきます

今後企業がブランドのファンをさらに増やしていくためにも、アンバサダーを通じて商品やサービスの魅力を自然な形で広めていくのが適しています。

Z世代の約60%は好きなブランドを継続購入する傾向!
マイナビ マーケティング・広報ラボ「消費行動についてのアンケート」

マイナビ マーケティング・広報ラボ「消費行動についてのアンケート」より:18-22歳の学生/n=230件/2023年12月8日~2023年12月31日

 

マイナビのマーケティング広報ラボの調査によると、Z世代の中で好きなメーカー・ブランドに対して「継続的な購入」をすると答えた人は、約60%。過半数の人がリピート買いをする傾向があることがわかりました。「新商品のチェック」も半数近くがしており、好きなブランドへの信用や期待値は高いようです。

参考資料:リアルコミュニティを駆使したZ世代との共創プロモーション事例


 

口コミによる影響力の拡大

SNSの普及により、実際に商品やサービスを使った人の口コミやレビューが大きな影響力を持つようになりました。例えば何か特定の欲しいものがある場合、事前にその商品のレビューを読んでから購入を決める人は多いでしょう。

一般人からの実体験ベースの口コミには説得力があり、信頼性の高い情報源として購入のきっかけにつながりやすい傾向が出ています。消費者からの共感と信頼を得るためにも、アンバサダーによる口コミやレビューの需要はさらに高まっていくと考えられています。

 

アンバサダーマーケティングのメリット・デメリット 

アンバサダーマーケティングのメリット・デメリット 

ここからは、アンバサダーマーケティングのメリット・デメリットについて詳しく説明します。

アンバサダーマーケティングのメリット

・低コスト
・ユーザーの本音や意見を集めやすい
・潜在層にも広まりやすい

低コスト

アンバサダーマーケティングは、従来の一般的な広告手法と比較した際、あまりコストをかけずに実施できるのがメリットです。

アンバサダーは前提としてブランドのファンであるため、自ら積極的にブランドや製品の魅力をアピールしてくれます。また必ずしも報酬が発生するものではないので、低コストでブランディングができます

 

ユーザーの本音や意見を集めやすい

アンバサダーはブランドのファンであり、ユーザーでもあります。実際に商品を使っていることで、商品に関する基本的な情報やスペック、メリットもある程度把握しているのが強みです。また「この機能は使いづらい」、「あの機能があれば、さらによくなりそう!」など、ユーザー視点での率直な意見やアイディアを持っているというメリットもあります。

ユーザーからの本音や意見が集まることで、企業は商品の改良につなげたり、最新のトレンド把握や新製品の企画など、あらゆる方面で情報活用ができるでしょう。

 

潜在層にも広まりやすい

アンバサダーは実体験をベースにしていることからも、ライフスタイルに合わせて商品やサービスの魅力を伝えることができ、自然な形で広まりやすいのもメリットです。

またSNSは共通の趣味趣向でつながることが多いので、アンバサダーのSNSには似たような興味・関心を持っているフォロワーが集まっている可能性が高いでしょう。アンバサダーがブランドや商品に関する投稿をすれば、そういった潜在層にも効果的にアプローチでき、認知拡大につなげることができます

Instagramの情報は信用度が高い傾向!

マイナビのマーケティング・広報ラボが行った調査によると、新社会人はInstagramの情報を1番信用していることがわかりました【※X(Twitter)、Instagram、YouTubeと比較した際】。特に美容と飲食店のジャンルは信用性が高く、インフルエンサーか一般人かどうかに関わらず、投稿を見ているようです。

参考資料:SNS上での情報収集と広告に対する感じ方~新社会人編~

アンバサダーマーケティングのデメリット

・アンバサダーの選定
・継続的なサポートが必要
・SNS上での炎上リスク

アンバサダーの選定

アンバサダーを選ぶことが重要なポイントですが、選定する手間や難しさがあります。アンバサダーにはブランドの価値観やビジョンを理解した上で活動することが求められますが、適任者の条件や基準は明確にはわからず、実際に活動をしてもらわないと把握できないことも多いでしょう。

選定の難しさをふまえた上で、イベントを開催してユーザーと直接会う機会を設けたり、SNSで気軽に交流できる場を設けてみたりと、アンバサダー探しの場を作って適任者を探すのも一つの方法です。

 

継続的なサポートが必要

アンバサダーとして活動する中で、時にはブランドへの熱意が冷めてしまうなど、活動への意欲が下がることもあるでしょう。彼らのモチベーションを維持するには、継続的なサポートも欠かせません

例えば商品開発の裏側を限定公開したり、アンバサダーから出たアイディアを新商品に反映させたりするのも効果的。ブランドのファンとして喜べるような“特別感のある取り組み”ができると、彼らの熱意も高まるでしょう。

 

SNSでの炎上リスク

アンバサダーが個人的な理由でSNSなどで炎上した場合、ブランドにその影響が及ぶ可能性も。SNSの炎上は飛び火しやすく、批判の矛先が変わり思わぬ事態に巻き込まれるリスクがあります。

アンバサダーのSNS
での発言やプライベートでの行動が問題視された場合、これまでの言動もすべてチェックされ、批判の的になることもよくあります。ブランドのイメージが損なわれるリスクにも注意しておきましょう。

 

アンバサダーマーケティングの手法と流れ

ここからはアンバサダーマーケティングの進め方を具体的にチェックしていきましょう。


アンバサダーマーケティングの手法と流れ

1.目標を設定

マーケティング活動を通じて達成したい目標を設定しましょう。具体的にはSNSのエンゲージメント数やフォロワー数など、何を一番の数字目標にするかを考えてください。目標を明確にすることで、マーケティング活動の方向性も定まります。

2.ターゲット設定

続いてはターゲット設定へ。既存のターゲット層をさらに増やしたいのか、新規層にアプローチしたいのかによっても、選ぶべきアンバサダーは当然変わってきます。これらの要素を明確にすることで、アンバサダーに求める要素も見えてきます。

3.アンバサダーの選定基準やガイドラインを作る

アンバサダーに期待する役割や守るべき行動基準を設定しましょう。一般的な役割は、製品のレビューやイベントへの参加、情報発信などがあげられます。ターゲット設定をもとに選定基準も決めます。またアンバサダーの投稿内容もブランディングの一部になるので、避けてほしい内容・表現などもガイドラインでまとめておくと共有がスムーズです。

4.アンバサダーを探す

アンバサダーを見つけるためには、徹底的なリサーチが必要です。ブログやSNSなどで商品やサービスについて肯定・好意的な投稿をしている人を調べてみたり、ファンを集めたイベントなどを開催して探すのがよくある方法です。SNSで直接募集してみるのも有効です。 

5.プログラムの運用を開始

プログラムの運用前に、ブランドの理念やメッセージをアンバサダーに共有しましょう定期的なミーティングやコミュニケーションの場を設定し、コンセプトにズレがないか確認するのもおすすめです。情報の共有や進捗確認なども行います。

6.結果の評価と次のステップ

アンバサダーマーケティングでは、企画の運用後にアンバサダー1人1人の成果を確認することが大切です。SNSのセッション数やエンゲージメント率などを確認し、改善案を考えていくことが多いです。アンバサダー自身の個人的な目標も考慮し、定期的にサポートしていきましょう。

 

アンバサダーマーケティング成功のためのポイント

アンバサダーマーケティング成功のためのポイント

ここでは実際に、アンバサダーマーケティングを成功させるための3つの重要なポイントについて詳しく説明します。

 

アンバサダーの選定

まずは適切なアンバサダーを見つけることが不可欠です。SNSのフォロワー数だけでなく、投稿の頻度やフォロワーとのメッセージ内容、エンゲージメント率などもチェックするといいでしょう

探す手間や負担を少しでも楽にするためにはアンバサダー募集のキャンペーンを実施するのも、一つの手です。また何かしらアンバサダーの経験をしたことがある人は活動に対して事前に理解があるため、運用がスムーズにできるメリットもあるでしょう。

アンバサダー選定の際には、資格や専門知識、ターゲットとの親和性についても考慮しますが、やはり一番はブランドのファンであることが効果を高める要素です。

 

アンバサダーのモチベーションを高める

アンバサダーがブランドに対して高い熱量を持っていることも成功の鍵となります。企業は彼らに対して定期的な情報提供はもちろん、ブランドの最新情報や裏側も共有することでモチベーションを維持・高めることが重要です。

例えば新製品の先行体験や限定イベントへの招待など、“特別なメリット”を作ります。また彼らの意見を積極的に商品に取り入れることで、一緒にブランドを作っている!と実感を生むこともできるでしょう。自分の意見やこだわりが反映された商品はプロモーション活動もより積極的になるはずです。

 

コミュニティ形成

アンバサダー同士のコミュニケーションを促進し、コミュニティ作りをしていくのも大切です。コミュニティ内で情報・意見交換をおこなうことで、お互いに刺激を受けたり相乗効果も発揮できるでしょう。ファンはファン同士で集まることで、ブランドへの愛を深めることができます

また表彰制度を取り入れて、優れた活動をおこなったアンバサダーを表彰し、評価や感謝を伝えるのも効果的。全員のモチベーション向上にもつながります。どんな投稿が反響がいいのか、クリエイティブの作成ポイントなども共有できれば次の企画の際にも活かせますし、投稿もより活発になります

大学生が新商品をチェックするSNSは?

「情報収集についてのアンケート」

マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集についてのアンケート」より:18-20歳の学生/n=160件/2023年11月22日~2023年12月31日

 

マイナビのマーケティング・広報ラボが行った調査によると、大学生の約半数はX(Twitter)やInstagram経由で、新商品や商品レビューをチェックしていることがわかります。商品レビューはYouTubeの割合も高く、X(Twitter)やInstagramで気になった商品を見つけ、動画で詳細を見ながら吟味しているのかもしれません。

参考資料:SNS上での情報収集と広告に対する感じ方~新大学生編~

 

アンバサダーマーケティングの注意点

「質」の分析が重要

アンバサダーに対して「数」より「質」を重視しましょう。SNSのフォロワー数や「いいね!」の数は一定の影響力を表していますが、最も重視すべき要素はエンゲージメント率です。

例えば、フォロワー数が10万人のインフルエンサーが50人のユーザーから反応を得たとします。この場合のエンゲージメント率はわずか0.05%です。一方、フォロワー数が1万人のインフルエンサーが50人のユーザーから反応を得たとすると、そのエンゲージメント率は0.5%になります。フォロワー数が多くてもエンゲージメント率が低ければ影響力は限定的で、狙ったターゲット層にアプローチできているかは不明です

エンゲージメント率からは、アンバサダーから派生したフォロワーがどれだけポジティブな影響を与えるか、そこからさらにどのように波及していくかもおおまかに把握しておきましょう。フォロワーがどのような層に影響を与えているのかもポイントで、購買行動や興味関心についても分析が必要です。このように「質」を見ていくことが成功の鍵となります。

 

アンバサダーマーケティングの事例

では、実際に企業がアンバサダーとともにどのようにブランディング活動をしているのかを見ていきましょう。

「とりぐら」

とりぐらInstagram

出典元:とりぐら公式Instagram

マイナビが運営する「とりぐら」は明日からできる大人かわいい一人暮らしのハンドブックをコンセプトに、誰でも気軽に取り入れられる暮らしのアイディアを発信しています。

アンバサダーは「とりぐら」の世界観のファンであり、一人暮らしのインテリアを楽しむ人が活動中。アンバサダーとの交流もしており、「とりぐら」の投稿内容や企画参加しやすい投稿テーマなどについてアンケートで意見を聞くことも。

これまでアンバサダー企画として「上半期買ってよかったもの」、「水回り収納」、「便利なキッチンアイテム」などをテーマに投稿募集し、“実用性があるのにかわいい・オシャレ”なアイテムが見つかる点で人気を集めています

 

「とりぐら」のInstagram施策はこちら

 

「ワークマン」

「ワークマン」公式アンバサダー出典元:ワークマン公式サイト

作業服・関連用品の専門店「ワークマン」のアンバサダーは、同社の製品が好きなのはもちろん、専門分野に精通した人や趣味を極めている人など、個性的な人々が講師欽定されているのが特徴。ワークマンの公式サイトでも紹介されており、キャンプブロガーやモーターサイクルジャーナリスト、アウトドアライター、農業女子、釣りインフルエンサーなど多彩なメンバーです。

公式アンバサダーの動画投稿では、テントやレインジャケットなど同社のさまざまな商品を取り上げており、各分野のユーザー目線から情報発信。商品の機能性やメリットはもちろん、実際に使いながら得たノウハウやこだわりの使い方を紹介する動画が人気を集めています

またアンバサダーと一緒に商品開発も手がけ、数々のヒット商品も生み出されました。ライフスタイルや趣味に合わせた商品の使いこなしを見せることで、注目されています


マイナビのSNS支援サービス


SNSマーケティング運用支援施策

マイナビではSNSマーケティングの戦略・運用・広告配信・レポートまで、一気通貫して支援が可能。ユーザーのインサイト分析をもとにしたコンテンツマーケティングを強みとしています。

 

メディアの運営を活かしたアンバサダーの選定や、著名人・インフルエンサーアサインもサポートしますので、お気軽にご相談ください。

施策の詳細はこちら

まとめ

アンバサダーマーケティング成功のポイントは、ブランドのファンであるアンバサダーを見つけコミュニケーションを取りながらコツコツと関係性を作っていくことです。ブランドの魅力が自然な形で広まっていけば新しいファンも増え、ブランディングやコミュニティへと発展していくでしょう。

 

大学生の一人暮らしの悩みを調査!自炊・掃除の実態からお金の使い方まで詳しく解説

大学進学を機に一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。初めての一人暮らしでは、家事やお金の管理などをすべて一人で行わなければならず、戸惑いや負担が大きくなります。そこで今回は18〜23歳の大学生に一人暮らしの悩みを調査。自炊・掃除などの家事の悩みから、気になるお金事情まで詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,初めての一人暮らし、大学生の悩み第1位は〇〇!

Q.初めて一人暮らしをしてみて、大変なこと・上手くいかないと思ったことを教えてください。

Q.初めて一人暮らしをしてみて、大変なこと・上手くいかないと思ったことを教えてください。

(n=306 内訳:【男性】 n=148、【女性】n=158)

まず、一人暮らしで大変だと感じることについて聞いてみると、「自炊・食生活」が72.2%で最多となりました。他の選択肢に比べて圧倒的に回答率が高く、実家から一人暮らしになったことで慣れない自炊生活に不安を感じている方が多いようです。

男女別に注目してみると、女性は「体調管理」「精神面」の回答率が男性よりも高くなっています。女性の場合は、一人暮らしを始めたことでやらなければいけない行動面だけでなく、気持ちの面での不安も大きいことが分かります。

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2,大学生の一人暮らし【食生活】自炊の頻度や悩みとは?

Q.普段の食生活について教えてください。

【平日】
Q.普段の食生活について教えてください。【平日】

【休日】
Q.普段の食生活について教えてください。【休日】

(n=306 内訳:【男性】 n=148、【女性】n=158)

では大学生の一人暮らしの様々な悩みや実態について、ここから【食生活】【洗濯・掃除】【お金の使い方】のセクションごとに見ていきます。まず【食生活】について、朝昼晩を平日と休日に分けて細かく調査しました。

【平日】は女性の場合、すべての時間帯で「自分で調理したものを食べる」が最多となっており、特に平日夜は7割以上となっています。
一方男性の場合は、平日昼は「学食」「外食」のほうが高くなっています。講義などがある平日昼は自炊を行わない方が多いようです。

続いて【休日】は男女ともに【平日】よりも「自分で調理したものを食べる」「外食」などの選択肢に分散する結果となりました。平日は自炊をしている分、休日は外食に出かけるといったメリハリをつけていると考えられます。

また【休日】は【平日】に比べて朝食を「食べない」方が増える傾向にあります。

Q.自分で調理をする頻度はどれくらいですか。

Q.自分で調理をする頻度はどれくらいですか。

(n=306 内訳:【男性】 n=148、【女性】n=158)

調理頻度については、「毎日」「週5~6回」「週4~3回」が20%以上でボリュームゾーンとなっています。前述の普段の食生活の結果同様に、自分で調理をしている頻度が高いことが伺えます。特に女性は「毎日」の回答率が男性よりも高い結果となりました。

Q.「調理をする」と回答した方にお聞きします。調理の悩みはなんですか?

Q.「調理をする」と回答した方にお聞きします。調理の悩みはなんですか?

(n=306 内訳:【男性】 n=148、【女性】n=158)

では自分で調理をすると回答した方に、調理の悩みについて深掘りすると、「洗い物が多いことが面倒」が40.6%で最多、次いで「同じメニューになりがちでレパートリーが少ない」35.1%となりました。料理を作って終わりではなく、その後の洗い物が面倒だと感じている方や週3回以上調理をするため、メニューがマンネリ化してしまうことに悩んでいる方が多いようです。

さらに男女別にみてみると、男性の場合は「調理に時間がかかる」の回答率が高い一方で、女性は「日々献立を考えることが面倒」「買い出しが大変」などの回答が目立ちました。
男性は調理をすること自体にフォーカスし、時短で行いたいと考えていますが、女性の場合は献立や買い出しなど調理に至るまでの工程が面倒だと感じている
という違いが見受けられます。

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3,大学生の一人暮らし【洗濯・掃除】家事頻度や情報収集方法を調査

Q.洗濯・掃除の頻度を教えてください。

【洗濯】
Q.洗濯・掃除の頻度を教えてください。【洗濯】

【掃除】
Q.洗濯・掃除の頻度を教えてください。【掃除】

(n=306)

続いて【洗濯・掃除】について調査しました。まず洗濯・掃除の頻度について、工程や場所ごとに深掘りしていきます。

【洗濯】『洗濯物を洗う・干す・たたむ』の3つの工程については「週4~3回」がボリュームゾーンとなり、すべての工程を同じ頻度で行っていると考えられます。また『アイロンがけ』は「行わない」が4割以上の結果となりました。

また【掃除】は『部屋の片づけ・掃除』『トイレの掃除』は「週1回」がボリュームゾーンとなりました。『ゴミ出し』は「週2回」が30%以上となり、決まった曜日に出すルーティーンとして行うことができているのではないでしょうか。さらに『風呂の掃除』に関しては「毎日」と「週1回」がどちらも16%台となり、他の場所よりも頻度が分散する結果となりました。

Q.洗濯・掃除の悩みはなんですか?

Q.洗濯・掃除の悩みはなんですか?

(n=306 内訳:【男性】 n=148、【女性】n=158)

では大学生が抱える【洗濯・掃除】の悩みは何でしょうか。調査したところ、順位は男女で異なる結果に。

男性は1位「布団など大判なものの洗い方が分からない」2位「黄ばみやシミ、汚れが落ちない」3位「部屋干しの生乾き臭」「洗濯物の分け洗いの仕方が分からない」となりました。上位はすべて洗濯に関する項目となっている点が目立ちます。布団や洗濯物の分け洗いなど、実家暮らしから一人暮らしになったことで、初めて自分自身で行うことの数々に“やり方自体が分からず戸惑い”を感じているようです。

一方女性は1位「途中でやる気がなくなる」2位「部屋干しの生乾き臭」3位「すぐ汚れてキレイな状態を保てない」の順となっており、やる気やキレイな状態を保つことなど、“継続して家事を行うことへの面倒さ”といった気持ちの面での悩みが多数派となっています。

Q.洗濯や掃除などの家事に関する情報収集方法を教えてください。

Q.洗濯や掃除などの家事に関する情報収集方法を教えてください。

(n=306)

【洗濯・掃除】の情報収集方法については、「SNS」を利用している方が44.1%で最多の結果に。次いで2位「テレビ」31.4%、3位「両親」20.6%となりました。今まで実家で家事をしてくれていた両親に直接聞くという方も一定数いることが分かります。

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4,大学生の一人暮らし【お金の使い方】1か月あたりの収支内訳を調査!

Q.1か月あたりの支出の内訳を教えてください。

Q.1か月あたりの支出の内訳を教えてください。

(n=306)

ここからは一人暮らしの大学生の【お金の使い方】について見ていきます。まず1️か月あたりの支出の内訳について調査しました。

家計に関する基本支出の項目では、『家賃』「3万円以上7万円未満」、『水道光熱費』「5,000円以上2万円未満」がボリュームゾーンとなっています。また『食費』は「1万円以上3万円未満」がボリュームゾーンとなり、前述の【食生活】に関する設問で自炊をする方が多かったこともあり、外食を控えて、食費を抑えていることが分かります。通信料や日用品は「5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」がボリュームゾーンとなり、他の項目に比べて低い金額感となりました。

Q.1か月あたりの収入額はいくらくらいですか?

Q.1か月あたりの収入額はいくらくらいですか?

(n=306)

続いて1か月あたりの収入については『仕送り』と『自分で稼いでいるお金(アルバイトなど)』に分けて調査しました。

『仕送り』は「もらっていない」24.2%となり、5人に1人以上は仕送りをもらわずにすべての生活費を自分のお金から支払っていることが分かります。仕送りをもらっている方の中では、「3万円以上7万円未満」がボリュームゾーンとなりました。前述の支出額の設問において、『家賃』と金額帯が同じであることから、仕送りは家賃に充てている方が多いと考えられます。

またアルバイトなど『自分で稼いでいるお金』は、「3万円以上9万円未満」がボリュームゾーンとなりました。仕送りをもらっていない方も一定数いることから、生活費を賄えるだけの金額を自分で稼いでいるようです。

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まとめ

  • 一人暮らしで大変だと感じることは「自炊・食生活」72.2%

    <食生活>
  • 普段の食生活
    └【平日】女性:朝昼晩で「自分で調理したものを食べる」が最多
    └【平日】男性:朝晩は「自分で調理したものを食べる」、昼は「学食」「外食」が多数派
    └【休日】:男女ともに平日よりも「自分で調理したものを食べる」「外食」の選択肢に分散
  • 調理頻度は「毎日」「週5~6回」「週4~3回」が20%以上でボリュームゾーン
  • 調理の悩み1位は「洗い物が多いことが面倒」

    <洗濯・掃除>
  • 洗濯・掃除の頻度
    └洗濯物を洗う、干す、たたむ:「週4~3回」がボリュームゾーン
    └部屋の片づけ・掃除、トイレの掃除:「週1回」がボリュームゾーン
    └ゴミ出し:「週2回」が30%以上で最多
  • 洗濯・掃除の悩み
    └男性:1位「布団など大判なものの洗い方が分からない」
    └女性:1位「途中でやる気がなくなる」

    <お金の使い方>
  • 1か月あたりの支出
    └家賃「3万円以上7万円未満」、水道光熱費「5,000円以上2万円未満」、食費「1万円以上3万円未満」がボリュームゾーン
  • 1か月あたりの収入
    └仕送り「3万円以上7万円未満」がボリュームゾーン
    └自分で稼いでるお金「3万円以上9万円未満」がボリュームゾーン

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、参考にしているレシピサイトやアカウント検索するワードやハッシュタグなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    18~23歳/未婚/子どもなし/大学生/一人暮らし

  • 有効回答数

    306件

  • 調査時期

    2024年7月

  • 方法

    インターネット調査

X(Twitter)広告の出し方は? 種類と選び方、設定方法まで詳しく紹介

X(Twitter)は世界中の人とつながり、気軽にコミュニケーションをとることのできる人気のSNSです。他のSNSと比べて、リアルタイムで情報が飛び交い拡散力も高いため、X(Twitterを活用した広告運用を行う企業も多く存在します。

この記事では、X(Twitter)を活用した広告の配信方法やメリット、選び方、成功させるためのポイント、注意点など詳しく紹介します。

X(Twitter)広告のメリット


X(Twitter)広告のメリット

まずはX(Twitter)広告には、どのようなメリットや特性があるのかを見ていきましょう。

低コストで始められる

X(Twitter)広告のメリットの一つは、広告費用を設定できること。広告は基本的に、媒体ごとに広告運用の最低出稿金額が設定されています。しかし、X広告には最低出稿金額がなく、少額から運用可能。予算をかけずに始めやすく、費用の調整もしやすいのが利点です

 

拡散力が高い

X(Twitter)は、日本での国内ユーザー数も多く、20~50代まで幅広い年代が利用しています。今起きていることがリアルタイムで話題になりやすく、情報の検索や発信などアクティブなユーザーが集まっています

また、いいねやリポストなどの独自機能により、ユーザー間で投稿の拡散がされやすい傾向も。このような特徴から拡散力が高く、多くの人に即時に情報を広めることができます

 

若年層に効果的

幅広い年代から支持されているX(Twitter)ですが、特に若年層の利用者が多い傾向です。総務省のデータによると10〜30代の半数以上がX(Twitter)を利用しており、なかでも20代のX(Twitter)利用率は78.8%と高くなっています。
※出典:総務省「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」

また他のSNSと比較すると、広告配信では性別や地域、キーワードなどターゲットの項目を細かく設定できるため、狙った層にアプローチしやすいのがメリットです。

若年層はX(Twitter)をフル活用!

マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集に関するアンケート」2023年12月4日~12月18日
出典:マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集に関するアンケート」、22歳~25歳/n=489件/2023年12月4日~12月18日

マイナビのマーケティング・広報ラボで行った調査でも、若年層がX(Twitter)をよく利用しており、幅広く情報収集していることがわかりました。そのほか一般人の投稿でよく見ているジャンルや、SNSの広告に関する本音など、詳細の調査結果をまとめています。

参考資料:SNS上での情報収集と広告に対する感じ方~新社会人編~

X(Twitter)広告の主な種類

X(Twitter)広告の主な種類

X(Twitter)には、画像や動画など広告のフォーマットがいくつかあるので、チェックしましょう。

 

プロモ広告(旧プロモツイート)

プロモ広告とはXのタイムライン上に表示され、最もよく使われているスタンダードな形式です。リツイート(リポスト)などで拡散が期待できるのがメリットです。

 

テキスト広告

X(Twitter)テキスト広告

通常の投稿と同じフォーマットでテキストのみの広告なので、ユーザーからも自然に読まれやすい傾向。

広告として大々的に宣伝するのではなく、さりげない形でアピールしたいときに適したフォーマットです(投稿の下部にプロモーション表記)。

一方で他の投稿に埋もれやすいデメリットもあるので、どんな内容を書くのか工夫が必要です。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

画像広告

X(Twitter)画像広告

テキストと1枚の画像を使って紹介できる広告
。画像があれば視覚的にも訴求しやすく、商品のイメージも伝わりやすくなるでしょう。

投稿用の画像を作成する手間は発生しますが、動画広告よりもコストは抑えられます。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

動画広告

X(Twitter)動画広告
投稿に動画コンテンツ(15秒~2分20秒)を埋め込んだ広告。動画はタイムライン上で自動再生されるため訴求力が高いのがメリット。

ただし、掲載できる動画のサイズや再生時間には規定があるため、効果的にアピールするためにはコストをかけて作りこむ必要があります。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

カルーセル広告

X(Twitter)カルーセル広告

複数の画像または動画を取り入れた広告
。画像や動画は2枚~6枚まで複数入れることができ、ユーザーはスワイプするだけで簡単に見ることができます。

情報量を増やし、商品やサービスの詳細を紹介したい時のPRにおすすめです。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

モーメント広告



複数の投稿を1つのツイートとしてまとめて宣伝できる広告。

X(Twitter)の1投稿の文字数は140文字までですが、複数の投稿をまとめられるので、伝えたい情報を簡単に増やすことができます。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

タイムラインテイクオーバー

X(Twitter)タイムラインテイクオーバー

タイムラインテイクオーバーは、タイムラインの最上部に広告を表示できます。

ユーザーがその日X(Twitter)にアクセスした時に、1日の最初の広告として最上部に出てくるので一番目に入りやすく、インパクトを残しやすいでしょう。

多くのユーザーにリーチできるのはもちろん、新商品の発売日など、特定の日に最大限のアピールをするのにも向いています。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

トレンドテイクオーバー、トレンドテイクオーバープラス

X(Twitter)トレンドテイクオーバー、トレンドテイクオーバープラス

トレンドテイクオーバーは、X(Twitter)のトレンドに連動して表示される広告
です。タイムラインテイクオーバーと同様に、「話題を検索」タブの一番上に24時間独占的に掲載されるので、多くのユーザーにアプローチできます。

トレンドテイクオーバープラスでは、同タブ内に6秒間の動画やGIF画像、静止画を表示することが可能です。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

X (Twitter)Amplify

X (Twitter)Amplify
X (Twitter)Amplifyは、広告と関連性の高い動画をマッチングさせて掲載する動画広告のこと。X (Twitter)AmplifyプレロールとX (Twitter)Amplifyスポンサーシップの2種類があります。

X (Twitter)Amplifyプレロールとは動画の本編前に配信される広告で、X(Twitter)と提携する200社以上のパブリッシャーのなかから広告の配信先を選ぶことができます

一方X (Twitter)Amplifyスポンサーシップは、広告主が選んだパブリッシャーと1対1で提携を結び配信する広告です(広告主自身で広告を設定するセルフサービス方式では配信できません)。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

X(Twitter)ライブ

X(Twitter)ライブ


X(Twitter)ライブは、動画コンテンツをライブ配信できる広告

新製品発表会やイベントのライブ配信など、ユーザーとリアルタイムでつながることができダイレクトな反応を求める企画に向いています。
画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」

 

X(Twitter)広告のカスタム機能

X(Twitter)広告では、カスタム機能があります。代表的なものをチェックしましょう。

 

X(Twitter)広告のよく使われるカスタム機能

<投票のカスタム機能を入れたX(Twitter)の投稿画像> 

X(Twitter)広告のよく使われるカスタム機能

投票機能

広告に追加し、ユーザーに投票してもらう

 

カンバセーションボタン

独自のハッシュタグが入った広告のツイートをユーザーに促す

 

アプリボタン

広告からアプリのダウンロードページに誘導する

 

Webサイトボタン

広告から特定のWebサイトに誘導する

これらのカスタム機能を広告フォーマットと組み合わせれば、簡単にユーザー参加型の広告にすることができ、訴求力がさらに高まります。商品や投稿内容に合わせて、カスタム機能を取り入れてみるのもおすすめです。

画像出典:Xビジネス「広告クリエイティブの仕様」


若年層の約半数!X(Twitter)キャンペーンの参加率の高さに注目!

出典:マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集に関するアンケート」2023年12月4日~12月18日出典:マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集に関するアンケート」、22歳~25歳/n=489件/2023年12月4日~12月18日

 

マイナビマーケティング・広報ラボの調査では、新社会人の約半数がX(Twitter)のキャンペーンに応募したことがあると回答しており、他のSNSよりも高い参加率となっています。応募したきっかけや理由も詳しく調査しました。

参考資料:SNS上での情報収集と広告に対する感じ方~新社会人編~

 

X(Twitter)広告の目的別、選び方


X(Twitter)広告の目的別、選び方

X(Twitter)広告のフォーマットにはさまざまな種類があるため、どれを選ぶのがベストなのか悩むこともあるでしょう。キャンペーンの目的別におすすめの広告フォーマットを紹介するので、参考にしてみてください。

 

リーチ数

より多くの人に広告を見てもらうことを目的としているため、目にした瞬間にユーザーに興味関心をもってもらうことが重要。画像や動画を使って視覚的にアプローチすることがおすすめです。

<おすすめの広告フォーマット>画像広告、動画広告、カルーセル広告

 

エンゲージメント数

より多くのユーザーに広告を見てもらい、「いいね」やリツイート、返信などのエンゲージメントを増やすことが目的です。ユーザーが反応しやすくなるように投票やアンケート、誘導ボタンなどのカスタム機能もうまく取り入れるとよいでしょう。広告自体の露出を高め、タイムラインテイクオーバーも効果的です。

<おすすめの広告フォーマット>※カスタム機能を活用 画像広告、動画広告

オンライン広告についてはこちら!
この記事では、X(Twitter)のSNSの特長からエンゲージメントの定義や重要性まで紹介。エンゲージメントの確認方法や分析テクまで詳しく解説しています。

関連記事:X(Twitter)エンゲージメントとは? 見方と分析、高めるテクも完全網羅

動画の再生数

動画の再生数を増やすには、最初の数秒でユーザーの興味を惹けるようインパクトのあるコンテンツをしっかり作りこむのがポイントカルーセル広告を取り入れて、続きの展開を複数の投稿にわたって見せていく方法も効果的です。

<おすすめの広告フォーマット>動画広告、カルーセル広告

 

Webサイトの訪問者数

Webサイトへの訪問を増やす場合、サイトにそのまま遷移できる【Webサイトボタン】のカスタム機能を追加しましょう。動画広告やカルーセル広告は、Webサイトボタンを追加して配信できるので、広告を見たユーザーをそのままサイトに誘導できます。

遷移先のサイトはホームページやオウンドメディアのほか、ECサイトやアンケートの入力フォームなども設定可能です。

<おすすめの広告フォーマット>※カスタム機能を活用 動画広告、カルーセル広告

 

アプリのインストール数

アプリのインストール数を増やすための広告は、Webサイトへの誘導広告と同様に【アプリボタン付き】のカスタム機能を付け、画像広告や動画広告、カルーセル広告が向いています。画像や動画を組み合わせてアプリの機能や内容をわかりやすく伝えるようにしましょう。

<おすすめの広告フォーマット>※カスタム機能を活用 画像広告、動画広告、カルーセル広告

 

X(Twitter)広告の出し方

X(Twitter)で初めて広告運用を行う場合は、アカウントの作成や支払い方法の登録なども必要になるため、しっかり手順を確認しておきましょう。

X(Twitter)広告を出す流れ】

X(Twitter)広告の出し方

1.広告アカウントを作成しログイン

まず、X(Twitter)広告を配信するための広告アカウントを作成します。X(Twitter)アカウントとは別に<広告アカウント>の開設が必要で、手続きはオンラインでできます。広告アカウント作成から実際に設定ができるまで2週間ほど期間がかかる場合があるので注意しましょう。

X(Twitter)広告キャンペーンの計画、管理、レポート作業の中心となるツールのことをX広告マネージャーと呼び、【ads.X.com】で広告アカウントにログインできます。

 

2.支払い方法を追加

X(Twitter)で広告の配信を開始するには、支払い可能なカード(クレジットカードまたはデビットカード)を登録する必要があります。【ads.X.com】にログインし、アカウント名をクリック「新しいお支払い方法を追加」からカード情報を入力してください。

 

3.広告を作成

続けて、キャンペーンの目的を選択します。リーチやエンゲージメント数、動画の再生数、アプリのインストール数など8項目あるので、目的に合わせて選びましょう。広告のフォーマットに合わせて画像や動画などのコンテンツを追加して広告を作成します。

この時にターゲティングや予算とスケジュールの設定も行います。予算と配信開始日も入力したら、X(Twitter)のターゲット設定に進みます。ターゲティングは細かく設定できますが、最初はあまり絞り込みすぎず、反響を見ながら調整していきましょう

 

4.広告配信

最後に、配信する広告の設定をします。【広告の詳細】画面では、投稿の画像や動画、文言の詳細条件を設定できます。キャンペーンの目的に合わせて、選べる広告のフォーマットも変わるので、よく検討してください。設定が終われば、広告配信の準備は完了です。

その後、継続的に新しい広告を配信する際には「広告マネージャー」画面から設定を行うことができます。広告マネージャーの画面上部に表示されているメニューから「キャンペーンを作成」を選択し、広告作成を行います。ターゲットや予算も状況や段階に応じて設定し直すことができます。

 

5.効果測定

キャンペーンが開始されたら、広告マネージャーのダッシュボード機能を使ってリアルタイムで効果をモニタリングできるようになります。閲覧したユーザーの内訳やKPIなどが把握でき、測定データはカスタムレポートとして保存することも可能です。

 

X(Twitter)広告の課金方式と予算相場

X(Twitter)広告にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。課金方式と予算相場について解説します。X(Twitter)広告の課金方式と予算相場

X(Twitter)広告の課金方式

X(Twitter)広告の課金方式には以下の6つがあります。

クリック課金

広告がクリックされると費用が発生する代表的な課金方式。
1クリックあたり24円~200円

 

インプレッション課金

広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する課金方式。
1,000インプレッションあたり400円~650円

 

再生数課金

広告に掲載した動画が50%以上表示された状態で2秒間の再生、または全画面表示などのアクションが行われた場合に費用が発する
1再生あたり5円~20円

 

アプリインストール課金

ユーザーがアプリをインストールする、あるいはアプリを起動すると費用が発生する
1インストールあたり100円~250円

 

エンゲージメント課金

広告に対して、リポストなどのアクションに基づいて費用が発生する課金方式。
1エンゲージメントあたり40円~100円

 

X(Twitter)広告の予算相場

X(Twitter)広告は最低出稿金額が設定されていないため、広告主が金額を自由に設定できます。予算相場は1日に1,000円程度が最低ラインの傾向。費用は広告のフォーマットやキャンペーンの目的によっても変動するため、初めは少額で設定し試してみましょう。

 

 X(Twitter)広告の成功ポイント

 X(Twitter)広告の成功ポイント

ここからは、X(Twitter)広告の効果をより高めるための施策について紹介します。

ターゲットの詳細設定

X(Twitter)広告の特徴は、配信する際にターゲットの設定が細かくできることです。性別や年齢、地域などの基本的な設定はもちろんのこと、投稿や検索内で特定のキーワードを使ったユーザー層、特定のイベントに関連する投稿をしているユーザーやその投稿を見ているユーザ層など、ターゲットを絞って最適なアプローチができます。

X(Twitter)は投稿内容やフォロワーにユーザーの趣味や関心が非常に表れやすいので、より精確なターゲティングが実現できます。

 

A/Bテスト機能

X(Twitter)は広告が配信されると、リアルタイムで効果を分析することが可能X(Twitter)のA/Bテスト機能を使って、文言や画像を変えたいくつかの広告パターンを用いて効果検証してみるのもおすすめです。

広告を通じて、ユーザーのクリック率を向上させたいのか、コンバージョン率を改善させたいのか、目的を定めておきましょう。A/Bテスト機能を使いこなして、ターゲット層がよい反応を示す要素を客観的に分析できます。

【SNS広告やテレビCM】10代女子の記憶に残りやすい広告は?
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、10代女子を対象に広告に対するアンケート調査を実施。記憶に残る広告について聞くと、「好きなタレントや俳優がでている」(44%)と回答。そのほか2つの重要な要素とは?

参考記事:【SNS広告やテレビCM】気になる10代女子の広告事情を調査!


X(Twitter)広告の注意点

X(Twitter)広告の注意点

最後に、X(Twitter)広告を運用する際に知っておくべき注意点についても紹介します。

事前に認証バッジを取得

Xで広告配信を行うには、アカウントの認証バッジが必要になります。「X Premium(ブルー)」、あるいは「Verified Organization(ゴールド:認証済み組織)」など、アカウント名の末尾にブルー、ゴールド、グレーの3色のチェックマークが付きます。

認証バッジを獲得するには、Xの月額有料プランへ加入しなければいけません。政府機関や多国間機関などのみ、グレーのマークが付きます。

炎上のリスク

X(Twitter)は拡散力が強いSNSであるため、広告配信後に否定的なリアクションやコメントがついて望ましくない形で広まり、炎上するリスクもあります。不快にさせる表現や内容がないか配慮するのはもちろんのこと、ユーザーからのコメントなども随時チェックするようにしましょう。


マイナビのSNS支援サービス


SNSマーケティング運用支援施策
マイナビでは、高校生や大学生、社会人層などを対象としたメディアのほか、自社でSNSも複数運営。各メディアごとに会員も所属しており、ユーザーのインサイト分析をもとにしたコンテンツマーケティングを強みとしています。

SNSのアカウント立案や広告施策、インフルエンサーのキャスティング、コンテンツ制作など幅広く運用をサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

SNS運用でお悩みなら

まとめ

本記事では、X(Twitter)広告の種類やメリット、広告の出し方、成功させるためのポイントについて紹介しました。X(Twitter)は拡散力が高くユーザーとのコミュニケーションも取りやすいSNSのため、広告運用は始めやすいです。うまく取り入れて、効果を高めていきましょう。


X(Twitter)エンゲージメントとは? 見方と分析、高めるテクも完全網羅

X(Twitter)は世界中で人気のSNSの1つであり、日々多くの人が利用しています。X(Twitter)のエンゲージメントは、投稿を分析する上で大事な指標です。

本記事では、X(Twitter)におけるエンゲージメントの重要性と高める方法について詳しく解説します。

X(Twitter)のSNS特性

X(Twitter)のSNS特性

まずはX(Twitter)のSNS特性から理解していきましょう。

X(Twitter)とは

X(Twitter)は、140文字以内のテキスト投稿をメインとしたSNS。リアルタイムでの情報共有を強みとし、多くのユーザーが最新情報をいち早く取得し、即時に反応していくのが大きな特徴です。

また誰でも匿名で気軽に情報を発信できることから幅広い年齢層が活用しており、さまざまな趣味趣向で交流を楽しんでいます。

 

X(Twitter)の特性

X(Twitter)の特性として挙げられるのは、拡散性リポスト(リツイート)機能により、簡単に他のユーザーの投稿をシェアできるため、投稿を即時に拡散することが可能です。

DMを通じてユーザー同士で直接コミュニケーションをとることもでき、交流しやすい点も魅力でしょう。

 

X(Twitter)のメイン年齢層

X(Twitter)は幅広い年齢層が利用していますが、特に10代から30代の若年層ユーザーからの支持が厚いです。若年層はSNSを日常的に利用しており、リアルタイムでの情報交換や交流を重視する傾向。そのため、X(Twitter)は若年層にとって非常に重要なコミュニケーションツールです。

10代の半数以上が複数アカウントを使い分け!
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、10代のSNSの使い方を調査しました。約半数以上がX(Twitter)の複数アカウントをもっており、使い分けをしていることが判明! どのような使い分けをしているのか、そのほかInstagram、LINE、TikTokなどのSNSでよく使う機能についても詳細をまとめています。

参考記事:今の10代のSNS利用実態を調査!LINEやInstagram、X(Twitter)など SNSごとの使い分けやよく使う機能を大解剖

 

X(Twitter)エンゲージメントの定義

X(Twitter)のエンゲージメントとは、ユーザーが特定の投稿に対して反応したアクションの総数です。エンゲージメントは、ユーザーが投稿にどれだけ関心をもったか、価値があると感じたかを評価するための重要な指標。ユーザーが単に投稿を「見る」だけでなく、その投稿に対して何らかの形で「反応、行動」していることを示します

X(Twitter)のエンゲージメント数にカウントされる、ユーザーの主な行動を見ていきましょう。


X(Twitter)エンゲージメントの定義

「いいね」

ユーザーが、投稿を気に入ったことを示すアクション。具体的には、X(Twitter)で「いいね」ボタンをクリックすることが該当し投稿に好感をもってもらえていることがわかります。

 

「リポスト(リツイート)」

ユーザーが、他のユーザーの投稿を自分のフォロワーにも共有すること。投稿に共感したり、他の人にも情報をシェアしたいなどと、好反応を得ていることが多いです。

 

「返信」

投稿に対して、コメントや意見を相手に送ること。X(Twitter)の「返信」や「コメント」などが該当し、双方で直接メッセージを送りあうことができます

 

「フォロー」

ユーザーが特定のアカウントをフォローすること。アカウントをフォローすると、自身のタイムラインにそのアカウントの投稿が表示されるようになり、投稿が更新されるたびにリアルタイムで見ることができます。

 

「クリック」

投稿内のリンクやハッシュタグをクリックすること。具体的には、投稿内のURLをクリックして、商品ページや別サイトなどにアクセスし閲覧する行動が該当します。

 

X(Twitter)インプレッションとエンゲージメントの違い

X(Twitter)の投稿への反応を見る上で、インプレッションとエンゲージメントはどちらも重要な指標ですが、それぞれ異なる数値を表しています。

 

インプレッション

インプレッションは、特定の投稿がユーザーの画面に「表示された回数」を指します。簡単に言うと、ユーザーが投稿を目にした回数をカウントするための指標です。たとえば、自分の投稿がタイムラインに1,000回表示された場合、その投稿のインプレッション数は1,000になります。この指標は、投稿がどれだけ多くの人に見られたかという「量」を測ります

 

エンゲージメント

エンゲージメントは、ユーザーが投稿に対して実際に「反応、行動を起こした回数」を示します。具体的には、先述した「いいね」「リポスト(リツイート)」、「返信」などがエンゲージメントに含まれます。

たとえば、自分の投稿に対して100回「いいね」をもらい、50回リツイートされ、10回返信された場合、エンゲージメント数は160になります。この指標は、投稿に対するユーザーの「反応」を測ります

 

これらの指標の違いをまとめると、インプレッションは「見る回数」を測る指標であり、エンゲージメントは「反応、行動の回数」を測る指標です。インプレッションが多い=ユーザーから好反応を得ているとは限りませんが、エンゲージメントの数が多いと、ユーザーが投稿に対して興味や関心を持っていることがわかります

X(Twitter)エンゲージメントを確認する方法

X(Twitter)エンゲージメントを確認する方法

X(Twitter)のエンゲージメントを確認すると、投稿がユーザーにどれだけ広まっているのかを客観的に評価し改善点を見つけることができます。確認方法の詳細もチェックしましょう。

X(Twitter)のアナリティクス機能

この機能はX(Twitter)が提供する分析ツールで、アカウント全体のパフォーマンスや自分のツイートのエンゲージメントデータを詳細に確認することができます。各投稿ごとの数値データは無料で見ることができますが、アカウント全体の数値は「X Premium」(有料プラン)利用者のみ閲覧可能です。

アカウント全体の数値                           

 アナリティクス機能では、アカウントのインプレッション数やエンゲージメント率、「いいね」、「リツイート(リポスト)」、「返信」、「クリック」の項目など、期間を絞りこんだ上でさまざまな指標を数値として把握できます。この機能により、どの投稿に反響があったのか数値で把握することができます。

各投稿ごとの数値           

アカウントのある1つの投稿を詳細に分析したい場合は、特定の投稿を開いて「ポストのアナリティクスを表示」を選択。投稿ごとのインプレッション数やエンゲージメント、クリック数が表示されます。この投稿経由で獲得した新しいフォロワー数や、プロフィールへのアクセス数も合わせて確認できます。

 

X(Twitter)エンゲージメント率の計算方法と平均値

エンゲージメント率を算出することで、投稿のパフォーマンスを客観的に評価することができます。エンゲージメント率は、どれだけユーザーに効果的にアプローチできているのかを把握するための重要な指標となります。

X(Twitter)エンゲージメント率の計算方法


X(Twitter)エンゲージメント率の計算方法エンゲージメント率は、上記の計算式で求めることができます。

エンゲージメント総数は「いいね」や「リツイー
ト」、「返信」など、ユーザーがその投稿に対して行った【ユーザーからのアクション(反応、行動)の総数】、インプレッション数は投稿がユーザーに【表示された回数】です。

エンゲージメント数をインプレッション数で割り、100を掛けます。これらの数値を用いて、エンゲージメント率が計算できます。

 

X(Twitter)エンゲージメント率の平均値

X(Twitter)のエンゲージメント率は、企業アカウントで0.3%~1.5%程度です。例えばインプレッション数が高くても、エンゲージメント数が低ければ、投稿に対してあまり好感を得られていないことがわかります。そのためエンゲージメント率を出すことで、反響が把握しやすくなります。

ただしエンゲージメント率は業界やフォロワー数によっても常に変動するため、平均値はあくまでも参考程度にし、それぞれの投稿の反響を見ながら戦略を考えることが重要です。

 

X(Twitter)エンゲージメントの分析方法

X(Twitter)エンゲージメントの分析方法

エンゲージメントを分析することで、投稿に対してどれだけのユーザーから反響があったか知ることができます。この情報をもとに改善案を考え、より高いエンゲージメントを目指すための有効な戦略を立てることが可能です。

以下は、エンゲージメントの分析を行うための具体的な方法です。これらの分析をもとに、どの曜日や時間帯に投稿するのが最も効果的なのか、どんな投稿内容がユーザーからの反応がよいのか探るためのヒントを得ましょう。

ユーザーからの反応

投稿に対して、「いいね」が多いものと「リツイート」が多いものでは、ユーザーからの反応は異なります。「いいね」は共感や好感を持ってもらえていることがわかりますが、リツイートが多いものの方が投稿が拡散され、より多くの人に情報を広めることができます

ユーザーのそれぞれの反応を比較し、どんなジャンルの情報が広まりやすいのか分析しましょう。

 

投稿タイミング

どの曜日や時間帯にエンゲージメントが高くなりやすいのか、傾向を調べるのも大切です。ターゲット層のユーザーに対して、朝の通学・通勤時間帯やお昼のタイミング、帰宅時間、就寝前…などと投稿を出す時間帯を少しずつ変えて反応を見てみましょう。

投稿内容に合わせて時間帯を変えるのも一つの手で、ユーザーの生活パターンを考えることがベストなタイミングを見つけるヒントになります。

 

投稿タイプ

X(Twitter)はテキストメインのSNSですが、テキストのみだけでなく、画像や動画付き、リンク付き投稿など、いくつかパターンを組み合わせて投稿することも可能。どの組み合わせで投稿するのが最もエンゲージメントを高められるか、それぞれの投稿を比較して反応をみるのも大切です。

 

X(Twitter)のエンゲージメントを高める施策

X(Twitter)のエンゲージメントを高める施策

エンゲージメントを高めるためには、無料でできる方法と有料の方法があります。それぞれの特長を詳しく見ていきましょう。

 

<無料の施策>

有益な情報を提供する

ターゲット層が興味を持つ有益な情報を投稿します。最新の情報を求めているのか、役立つノウハウ系の情報が欲しいのか、シェアしたくなる情報を提供しましょう。

 

目を惹く画像や動画を使う

インパクトのある画像や動画を使って視覚的にアピールし、ユーザーの関心を引きます。文字だけのツイートがタイムラインに並ぶ中、画像や動画は目に止まりやすく印象に残りやすい傾向です。

 

決まった時間に投稿する

定期的に決まった時間に投稿して、ユーザーに覚えてもらいやすくします。X(Twitter)はリアルタイムで多くの投稿が次々と流れてくるため、固定の時間帯に1日に複数回投稿を行って印象づけることも効果的。

 

コメントやメッセージに返信する

ユーザーからのコメントや質問には返信をし、積極的に交流をしましょう。たとえば、コメントに対してお礼の言葉を返信するだけでも親近感を持ってもらいやすくなり、関係性を築くきっかけにもなります。

 

ユーザーの意見を取り入れる

ユーザーの意見や提案を参考にして、投稿内容を改善します。X(Twitter)の投票機能を使って、ユー「どんな情報が知りたい?」などと直接聞いて回答を選択してもらうのも良いでしょう。X(Twitter)の投票機能を使えばユーザーも気軽に参加でき、エンゲージメント率が高まります。

 

トレンドのハッシュタグを使う

トレンドのハッシュタグを使って、多くの人に投稿を見てもらいやすくします。X(Twitter)ではリアルタイムで話題のキーワードやハッシュタグが更新されるので、うまく取り入れて情報を発信すると拡散されやすくなるでしょう。

 

参加型キャンペーンの実施

ユーザーが参加できるコンテストやキャンペーンを実施して、エンゲージメントを高めます。たとえば、「いいね!」を押すだけで応募できるプレゼント企画なども効果的です。

10代女子がX(Twitter)で調べていることは?
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、10代女子がX(Twitter)でどんな情報を調べているのか調査したところ、主に3つのジャンルがよく閲覧されていることがわかりました。「時事性・ニュース性」の他、2つのジャンルは?

参考記事:【4大SNSの役割を調査!】10代女子における各SNSの使い分け・利用目的とは

<有料の施策>

有料の方法では、広告やキャンペーンを通じてターゲットを絞ったアプローチができたり、短期間での効果的な集客を実現できます。簡単に紹介します。

プロモ広告

通常の投稿と同じ形式で広告を表示できるため、ユーザーから自然な形で読まれやすいでしょう。テキストだけでなく、リンクや画像、動画も掲載可能。投稿の下部に「プロモーション」の文字が表示されます。

 

プロモアカウント(フォロワー獲得広告)

有料でアカウント自体をプロモーションし、新しいフォロワーを獲得します。ターゲティングオプション(広告やプロモーションの内容を特定のユーザー層に向けて最適化するための設定機能)を活用して、関心のあるユーザーにアカウントを紹介できます。

 

プロモトレンド

X(Twitter)内でも特に注目されるトレンド欄のトップに広告を出すことができます。1日1社のみで目立つ位置に表示されるので多くのユーザーにアピールし、短期間で認知度を一気に高めることができます。

 

プロモモーメント

特定の複数ツイートを1つにまとめて宣伝できる広告です。1つの投稿は140文字までの文字数制限がありますが複数まとめることができるため、投稿する内容を増やすことができます。

 

プロモビデオ広告

タイムライン上に動画広告を表示させる広告のこと。動画広告はインパクトが大きく、自動再生されるため、ユーザーの目に止まりやすく印象づけられます

 

まとめ

X(Twitter)エンゲージメントの定義から確認方法、エンゲージメント率の計算の仕方、さらにエンゲージメントを高めるための施策について詳しく解説しました。ユーザーが本当に求める質の良い投稿をしていくことで、ブランディングや認知拡大にもつながり効果を発揮するでしょう。専門的なサポートを取り入れて、効率よくSNS活用するのもおすすめです。

 

SNSマーケティングの運用支援施策

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Z世代社会人の自炊事情とは?食費や頻度から自炊に対する考え方まで細かく調査

一人暮らしの社会人にとって自炊は必要不可欠。近年はレトルト食品やデリバリーなど食の選択肢が広がってきています。そこで今回は23〜28歳のZ世代社会人を対象に、自炊事情についてアンケートを実施しました。自炊の頻度や食費、レシピの情報収集方法まで詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,一人暮らしのZ世代社会人に調査!普段の食事は自炊派?or外食派?

Q.普段の食事はどのようにしていますか。行っているものをすべて選んでください。

Q.普段の食事はどのようにしていますか。行っているものをすべて選んでください。

(n=362)

まず普段の食事内容について調査すると、「調理をして主菜と副菜を作る」が57.5%で最多の結果に。1回の食事で2品以上を調理をする人が半数以上だと分かります。次いで「調理をして主菜のみ作る」44.2%、「出来合いのものを温める」が36.5%となりました。

\さらに深掘り!朝昼晩の食事を平日・休日に分けて細かく調査!/

調査資料ダウンロードはこちら

2,新常識!?Z世代社会人にとっての自炊のボーダーラインとは?

Q.あなたが思う「自炊」とは、どこからだと考えていますか?

Q.あなたが思う「自炊」とは、どこからだと考えていますか?

(n=362)

では、Z世代社会人にとって「自炊」とはどこからだと考えているのでしょうか。上から難易度が低い順に調査しました。

最も高い割合を占めたのが、「包丁を使って食材を切る」23.2%、次いで「フライパンや鍋など火を使う」16.0%となりました。前述の普段の食事の設問では「主菜・副菜を作る」という回答が最多だったことからも、包丁やフライパンなどを使用してしっかりと調理をすることが自炊だと考えている方が多数派のようです。

しかし一方で最も難易度の低い「購入した総菜を食器に移す」が13.0%で3位となりました。今までの概念にとらわれず、“少しでも自分で手を加えれば自炊“と考える層が一定数いることもまたZ世代社会人の特徴のようです。

3,自炊の頻度や1か月にかける食費を調査!

Q.自炊の頻度を教えてください。

【調理過程】
【調理過程】

(n=362)

続いて自炊の頻度について調査しました。
まず【調理過程】の項目を見ていくと『電子レンジで加熱調理する(食材を使う)』『炊飯器を使う』は「週2回」が20%以上でボリュームゾーンとなりました。また『包丁を使って食材を切る』『フライパンや鍋など火を使う』は「週4~3回」が最多となりました。
一方『揚げ物を作る』は「行わない」が40.6%で最多となり、こちらはハードルの高さが伺えます。

【既製品を使う】
【既製品を使う】

(n=362)

次に【既製品を使う】場合に関しては、全体的に「週1~2回」がボリュームゾーンの結果となりました。

基本的には包丁やフライパンを使って調理をする自炊を心掛けつつ、週1~2回は、出来合いのものを電子レンジで加熱するだけ、購入した総菜を食器に移すだけといったカタチで手を抜きながら、バランスをとっていることが分かります。

Q.1か月の食費にかける金額はいくらですか。

Q.1か月の食費にかける金額はいくらですか。

(n=362)

続いて1か月にかかる食費について『自炊』『外食・テイクアウト』に分けてみていきます。

『自炊』の食費は、全体で「1万円以上2万円未満」が33.4%でボリュームゾーンとなりました。一方『外食・テイクアウト』も「1万円以上2万円未満」が最多であるものの、「5,000円未満」「1万円以上2万円未満」と回答率に大きく差がなく、分散する結果となりました。
外食の費用は2万円未満に抑え、その分自炊を重視していることが分かります。

\さらに調査!Z世代社会人の自炊にかける時間や食材の購入場所とは?/

調査資料ダウンロードはこちら

4,自炊で惹かれるワードは「○○○飯」重視する点も調査!

Q.自炊をするにあたって重視していることはなんですか?

Q.自炊をするにあたって重視していることはなんですか?

(n=362 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=215)

では自炊をするにあたって重視していることについて調査すると、「食費を抑える」が68.5%で最多の結果に。次いで「時短」34.5%となりました。
Z世代社会人にとって、食費を抑えることは自炊のメニューを考える上で重視している点であり、自炊中心の食生活をしていること自体の理由でもあると考えられます。

さらに男女別に注目してみると、女性の場合は「味・おいしさ」34.0%、「好きな食材を入れる」15.4%となり、どちらも男性よりも重視していることが分かります。女性のほうが自炊のクオリティを高めたり、好きな食材を入れて気持ちを高めたりすることで、自炊を継続できるように工夫しているのではないでしょうか。

Q.「自炊」で興味を惹かれるワードを最大3つ選んでください。

Q.「自炊」で興味を惹かれるワードを最大3つ選んでください。

(n=362 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=215)

「自炊」で興味を惹かれるワードは「ずぼら飯」が35.1%で男女ともに最多の結果となりましたが、2位以下は男女で異なります。

男性は2位「1分めし」、3位「ほったらかし料理」の一方で、女性は2位「レンチンレシピ」、3位「ワンパンレシピ」の順となりました。
男性は“1分”や“ほったらかし”など、とにかく手間がかからないことを連想するワードを重視していると考えられます。一方で女性の場合は、“レンチン”や“ワンパン”といった道具を使いながら、簡単にできるレシピを求めているようです。

\さらに深掘り!自炊でよく作るメニューとは?理由も合わせて発表!/

調査資料ダウンロードはこちら

5,Z世代社会人の自炊レシピの情報源とは?男女で異なる傾向に

Q.自炊をする際に何を参考にして作っていますか?

Q.自炊をする際に何を参考にして作っていますか?

(n=362 内訳:【男性】 n=147、【女性】n=215)

自炊のレシピを考える際に参考にしている情報源は、「SNS」35.6%が最多という結果に。次いで「レシピサイト」32.9%となりました。

特に女性はどちらも4割以上の回答率となっており、作りたいものをSNSやレシピサイトで検索をして、より美味しく作れるレシピを探しているようです。一方、男性の場合は「情報収集はしていない」が31.3%となり、自己流で行っている方も一定数いることが分かります。

Q.SNSと回答した方にお聞きします。どのSNSを参考にしていますか。

Q.SNSと回答した方にお聞きします。どのSNSを参考にしていますか。

※「SNS」と回答した方 (n=129 内訳:【男性】 n=31、【女性】n=98)

SNSの回答を深掘りしてみると、「Instagram」が最多の結果に。特に女性に人気で86.7%を占めています。男性の場合は「YouTube」の回答率も半数以上となり、「Instagram」と分散する結果となりました。

\さらに深掘り!よく見ているコンテンツは専門家の投稿?一般人の投稿?/

調査資料ダウンロードはこちら

まとめ

  • 普段の食事は「調理をして主菜と副菜を作る」が半数以上
  • 自炊のボーダーラインは「包丁を使って食材を切る」が多数派だが、「購入した総菜を食器に移す」も一定数あり。
  • 自炊の頻度
    └『包丁を使って食材を切る』『フライパンや鍋など火を使う』などの【調理】する場合は週3~4回
    └『購入した総菜を食器に移す』『電子レンジで加熱する』などの【既製品を使う】場合は週1~2回
  • 1か月にかける食費のボリュームゾーン
    └自炊「1万円以上3万円未満」
    └外食・テイクアウト「5,000円未満~2万円未満」
  • 自炊で重視していることは「食費を抑える」68.5%
  • 自炊で興味を惹かれるワード1位「ずぼら飯」
    └男性2位「1分めし」、3位「ほったらかし料理」
    └女性2位「レンチンレシピ」、3位「ワンパンレシピ」
  • 自炊の情報収集方法は「SNS」や「レシピサイト」

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  • 調査対象

    23~28歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/一人暮らし

  • 有効回答数

    362件

  • 調査時期

    2024年7月

  • 方法

    インターネット調査

ストーリブランディングとは? 4つの価値とメリット、戦略方法を公開

ブランディングとは、「ブランド」の理念や価値を伝え、好感を持ってもらう一連の活動のこと。多くの人々と「ブランド」がより深いつながりを作る方法として注目されているのが「ストーリーブランディング」です。

この記事では、今なぜストーリーブランディングが必要とされているのかを掘り下げ、ブランディングの4つの価値を紹介。ストーリーブランディングのメリット、具体的な方法について解説します。


ストーリーブランディングとは

ストーリーブランディングとは人々に企業の理念や商品開発の背景などを「ストーリー=物語」として伝えることで、商品そのものの価値やブランドをより深く理解してもらうための手法です。

マイナビ学生の窓口でのストーリーブランディング事例

マイナビ学生の窓口でのストーリーブランディング事例

「マイナビ学生の窓口」では、貝印と「紙カミソリ」をみんなに広めよう!プロジェクトを実施し、世界初の「紙カミソリ」の商品開発の裏側から同プロジェクトの進行の様子をマンガのストーリー形式で紹介しました!
開発者の思いなどを物語にして発信することで、若年層へ波及していった事例となります。

マンガの詳細を見てみる

 

なぜ今ストーリーブランディングが注目されているのか


なぜ今ストーリーブランディングが注目されているのか


ここでは、現代の消費者行動や市場の動向をふまえて、ストーリーブランディングが注目される理由を詳しく探っていきます。

消費者の価値観の変化

情報化社会の進行とSNSの普及によって、消費者が多くの情報を簡単に得ることが可能に。商品情報を得た上で、“どんな企業が、どういう想いで商品を作っているのか”、企業に対しても高い関心を持つようになりました

これまでは物を購入する際、価格や機能などが大きな決定要因でしたが、現在ではその商品を作るブランドや企業を選ぶ理由まで考えるようになっています。したがって企業は消費者に対して、商品づくりへのこだわりや想いを伝えて「共感」を得ることが大切です。

例えば、環境問題に配慮した商品は、消費者からの支持や共感も集まりやすい傾向。“社会にとって良い影響を与えるもの”を考えて選ぶ消費者が増えています。

これまでに購入をしたことのない商品を買う場合、商品購入の決め手となるポイントは?

マイナビ マーケティング・広報ラボ「消費行動についてのアンケート」より:18-22歳の学生/n=230件/2023年12月8日~2023年12月31日

Z世代の商品購入の決め手は?
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、メーカー・ブランドを好きになった理由や、そのマインドを味方につけたプロモーション事例を掲載しております。ぜひプロモーションの参考としてご覧ください。

関連資料:Z世代の購買行動における調査結果とプロモーション事例

 

市場の競争激化

年々市場競争が激しくなっており、多くの企業から商品が生み出され、ものがあふれる時代に。消費者が選ぶ選択肢も拡大しています

また技術の進化も目覚ましく、人気の商品はすぐに他社にも模倣され、新たな商品が生まれるスピードも速くなっています。このような環境下では、商品そのものの差別化が難しくなっており、機能性や利便性とは別の要素で選ばれる傾向が顕著です。

 

企業と消費者の関係性の変化

これまで企業と消費者は、「売買」だけのつながりによる関係性を築いていましたが、現代では「関係の構築」が重要視されています。

SNSの普及により、消費者側からも商品やブランドに対して「率直な意見」が発信できる環境に。商品に興味・好意を持つ人々が集まり、ファン化・コミュニティ化しやすい状況になっています。そのため、消費者からも発信したくなるようなブランドの魅力が求められています。

 

ブランドの長期的価値の向上

ストーリーブランディングはブランドの根本的な価値を高めるための長期的なアプローチ方法の一つです。

一貫したメッセージを発信し続けることで、ブランドへの信頼性や価値を長期的に向上させることが可能に。これにより、ブランドは消費者の心に深く根付くことができ、長期間にわたって支持される存在となるのです。

 

情報化時代の戦略の1つ

インターネットの普及により、消費者は日々膨大な情報や広告を目にするようになりました。従来の広告手法では消費者の興味や関心は惹けず、商品の認知度を上げるには、常に新しいプロモーション手法が求められるようになっています

このような背景から企業側から発信するコンテンツの重要性が高まり、消費者にとって共感を生みやすいストーリーブランディングが重要視されています。

 

ブランディングにおける4つの価値

ブランディングにおける4つの価値

ブランディングは、消費者にブランドへの興味や好意をもってもらうための基本的なアプローチです。まずは、おさえておきたいブランディングの4つの価値について詳しく見ていきましょう。

1. 機能的価値

機能的価値は、商品の機能や品質のこと。例えばパソコンの場合は「薄くて軽量で持ち運びしやすい」、「充電が長持ちする」、「大型ディスプレイで見やすい」などのスペックが、機能的価値になります。

人気商品は機能的価値を高めていることが多く、ブランディングにおいて機能的価値を高めることが重要です。

 

2. 情緒的価値

情緒的価値は、消費者がそのブランドに対して抱く感情、その商品を使ったときに感じる精神的な付加価値のことです。

例えばiPhoneは「オシャレでかっこいいイメージ」、「Apple創業者スティーブ・ジョブズのカリスマ性」などに情緒的価値を感じている人々が大勢います。そのため、iPhoneに限らず他のApple製品も好んで使用することが多く、ブランド自体のファンとして商品を長期的に使ったり、新たに商品を購入する際にも同社を選ぶ傾向です。

 

3. 自己表現的価値

自己表現的価値は消費者が商品やサービスを通じて自分自身のアイデンティティや価値観を表現できることです。

例えばハイブランドを身につけることによって、自分に自信を持つことができたり、相手にクリエイティブな印象を与えたりと、自分のアイデンティティを表現するために商品を使っています。

 

4. 社会的価値

社会的価値は、企業が社会に対してどのような貢献をしているのかを示すものであり、今後さらに重要になってくる要素でしょう。

近年ではSDGsへの取り組みを積極的に発信したり、日本だけにとどまらず世界の環境問題や経済格差に向き合い活動をしている企業も増えています。

 

ストーリーブランディングのメリット

ストーリーブランディングのメリット

ここではストーリーブランディングがもたらすメリットについて、より詳細に解説していきます。

認知度の向上

ストーリーブランディングのメリットの一つは、ブランドの認知度を高め、顧客の記憶に残ることです。

独自のブランドストーリーは、消費者の感情や心にストレートに響き、印象に残りやすい傾向。他のブランドと差別化を図るための重要な手段となります。

 

共感性

消費者と感情的なつながりを持つことで、ブランドへの共感性を高める効果があります。

例えばイベントやキャンペーンなど別の方法でも、ブランドへの好感や共感を得ることはできますが、一時的な効果になりがちで、共感性を持続することは難しいでしょう。ストーリーブランディングは共感性を高め、長期的に継続することが可能で、“ファン”として関係性を築くことができます

大学生女子が企業に好感を持つポイント
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、大学生女子に「推し」とのコラボで好感を持つポイントを調査しました。SNS上で彼女たちがチェックしていることは?

関連資料:大学生女子の「推し活」実態

 

信頼性

ブランドの信頼性向上のための手段としても活用できます。

ブランドが一貫した価値観や目標を持ち、理想を実現しようとする姿勢を見せることで、ブランドに対して信頼性を生むことができます。ブランドだけでなく、商品の品質への信頼や安心感にもつながる重要な要素です。

 

ストーリーブランディングの主要な3パターン

ストーリーブランディングには、主に以下の3つのパターンがあります。それぞれのパターンには独自の効果があり、ブランドの特徴や目指す方向性に合わせて適切に選択することが重要です。それぞれのパターンを詳しく見ていきましょう。



エピソードストーリー

エピソードストーリーは、ブランドの誕生秘話や創業者の苦労、成長の過程、転機となった出来事など具体的なエピソードを中心に展開します

これらは、ブランドに対する親しみや信頼感を生み出す効果があります。例えば、創業者がどのような志を持ってこのブランドを立ち上げたのか、どのような悩みを解決しようと思って商品を作り始めたのかなどと、具体的なドラマを描くことで、消費者の共感を引き出します。

 

ブランド化ストーリー

ブランド化ストーリーは、ブランドのアイデンティティや理念を中心に、ブランドがどのようにして誕生したかを描いたストーリーのことです。

このストーリーでは、ブランドの存在意義や使命、価値観について語ります。ブランドの核心にある理念やビジョンを明確に伝えることで、消費者に対して強いメッセージを発信し、ブランドのファンを増やしていきます。例えば、品質に対するこだわりなどブランドの本質的な部分を強調することで、消費者との深い信頼関係を築きます。

 

 ビジョンストーリー

ビジョンストーリーは、ブランドの未来のビジョンや社会的な使命を中心に展開するストーリーです。

このストーリーでは、ブランドがどのような未来を目指しているのか、社会にどのような良い影響を与たいと考えているのかを語ります。

未来志向のメッセージを発信することで、消費者に対してブランドの長期的な方向性や目標を示し、共感と期待感を生み出します。例えば、持続可能な社会の実現に向けた取り組みや、革新的な技術を通じて未来を切り開くビジョンなどを伝えることで、消費者のブランドへの関心と支持を高めることができます。

 

ストーリーブランディングの戦略

ストーリーブランディングを成功させるための戦略には、以下のようなポイントがあります。これらの戦略を実践することで、効果的なストーリーブランディングが可能になります。

ストーリーブランディングの戦略

1. 明確なブランドメッセージを作る

まずはブランドのメッセージを明確に定義し、それを基にストーリーを構築します。

ブランドメッセージは、ブランドの理念や価値観を一言で表現するもので、ストーリーブランディングの基盤です。ブランドが何を目指しているのか明確にすることで、共感しやすくします。シンプルで覚えやすいメッセージだと印象に残り、SNS上でも拡散されやすいでしょう。

 

2. 伝えたい相手を明確にする

次に伝えたい相手を明確にし、そのターゲットに響くようなストーリーを展開します。

同じ商品であっても、性別や年齢層によってそれぞれのニーズは異なります。性別や年齢、住んでいる地域など、どこまで細かく設定するのか、具体的に1つ1つ決めましょう。ターゲットのニーズや興味などを分析した上で、インサイトに沿ったストーリーを展開することで、より効果を発揮できるでしょう。

 

3. 一貫性のあるストーリーを維持する

一貫したストーリーは、ブランドの信頼性を高めるために重要です。

例えば「この製品を使えばこんな悩みが解決できる」、「その製品やサービスがあることによって、こんな生活が実現できる」などと、ターゲットに合わせたシチュエーションを具体的に示すことで、潜在ニーズにも気づくことができるでしょう。テーマが一貫していれば印象にも残りやすく、信頼へとつながっていくでしょう。

 

4. 効果測定

ストーリーブランディングを使った各コンテンツの効果を測定し、フィードバックをもとに改善を行います。

ブランドの認知度やエンゲージメント率など、それぞれ目標設定した各指標を定期的にチェックしましょう。データだけでなく、SNS上の反響やコメントも見ながら、消費者のアイディアや意見を取り入れてみるのも大切です。消費者の声を反映させることで、親近感も増し共感へとつながりやすいでしょう。

 

まとめ

今後も、市場競争の激化や情報化社会による影響はさらに大きくなり、ストーリーブランディングの重要性は増していくでしょう。これまで以上に消費者のインサイトをとらえ、企業と消費者がともに商品やブランドを作り上げていくことが重要だと考えられています。

 

「キョーソウ PROJECT」とは


キョ―ソウプロジェクト


「マイナビのキョーソウ PROJECT」では、企業とZ世代が一緒に商品企画やプロモーションを考え、Z世代の視点からアイディアを形にしていく新しい取り組みです。
実際にZ世代のメンバーと一緒にプロジェクトを進めていくことで、ブランディングから最新のマーケティングデータの取得、新規のファン作りまで一貫してサポートしています。

マイナビ「キョーソウPROJECT」

 

【2024年】 instagram マーケティングの最新戦略とは? 成功事例と実施の流れを解説

Instagramは写真や動画などを通じて、誰とでも気軽につながることのできるSNS。おしゃれやトレンドに敏感な女性の利用率が特に高いことから、このような特徴を活用した「Instagramマーケティング」を取り入れる企業が増えています。

今回は、ユーザーに向けて効果的なアプローチ・プロモーションを行う「Instagramマーケティング」の方法や、メリット・デメリット、成功事例から導く戦略ポイントについて紹介します。

【1】Instagram マーケティング5つの手法

Instagram マーケティングについて、まずは5つの手法を紹介。自社の商品やサービスに適した方法を選びましょう。

Instagram マーケティングの5つの手法

公式アカウント運用

Instagramで企業の公式アカウントを作成し、写真や動画などのコンテンツを配信していきます。

写真や動画を投稿するので、自社の商品やサービス、ブランドのイメージがダイレクトに伝わりやすく、一度フォローしてもらえれば長期的に投稿を見てもらえるのがメリットです。

企業が運営する公式アカウントでは、投稿する写真や動画のテーマを統一して、ブランドの世界観が伝わりやいようにするなど、アカウントの作りこみに工夫が必要です。また、一定数のフォロワーを獲得するためには、ユーザーの興味を引くような魅力的なコンテンツにする必要があります。

 

キャンペーン

Instagram上で行うキャンペーンも、マーケティング手法の一つ。
一般的に、まずは企業公式のアカウントをユーザーにフォローしてもらい、ユーザーの個別アカウントで特定のハッシュタグやメンションをつけた写真を投稿してもらう方法が取られています。

キャンペーンの参加条件を満たしたユーザーの中から、商品やサービス、クーポンなどを抽選でプレゼント。同じような施策はX(旧Twitter)上でも行なわれていますが、ストーリーズ機能やハイライト機能などInstagram独自の機能を活用することで、キャンペーンへの訴求の幅が広がります。

 

広告運用

Instagramのアカウントをビジネスアカウントに設定すると、Instagramの広告機能を利用できます

Instagramの広告機能は、自身のアカウントをフォローしているユーザーに限らず、フォロワー以外の幅広い人に向けて広告を配信できるというメリットがあります。親会社が運用するFacebookの広告データを流用できるため、Instagramでも同じ広告を配信できます。

年齢や性別、住まいなどの基本情報に加え、興味関心や悩みなどのさまざまな情報をもとにしてターゲットを設定でき、広告を届けたいユーザーに向けて的確な訴求を行える点もメリットでしょう。

また「画像広告」や「動画広告」のほかにも、ユーザーが個別に投稿したストーリーズの間に挿入される「ストーリー広告」など、さまざまなタイプの広告フォーマットが用意されています。画像と動画を組み合わせたストーリー広告を配信するなど、フォーマットの活用も自由なので、商品の宣伝やブランドのイメージを構築することにも効果的です。

 

Instagramショッピング

Instagramのビジネスアカウントでは、広告機能だけではなくショッピング機能を利用して、実際に商品の売買を行うことができます

画像や動画に付けられたタグから直接ECサイトへと誘導でき、面倒な手順を踏むことなく購入までスムーズに操作可能。InstagramはECサイトでの商品購入につながりやすい傾向があります

まだ日本では提供されていませんが、Instagram内で決算が完了する「チェックアウト機能」や、Instagramライブでの「ライブショッピング機能」などもあるため、これらの機能が活用できるようになれば、Instagramでの商品購入がさらに盛んになるでしょう。

 

インフルエンサー

インフルエンサーとは、SNSのフォロワー数が多く、情報発信を通して世間に与える影響力が大きい人物のこと。Instagramの場合には、インスタグラマーとも呼ばれています。

インフルエンサーのなかでもそれぞれに特化した専門分野があるため、自社商品に適したインフルエンサーに商品やサービスを宣伝してもらうことで、新規層にも効果的にアプローチが可能に。インフルエンサーの発信する情報は、フォロワーからの注目も集めやすい上に信用も得られやすいため、商品やサービスを自然に広めることができます。

今、10代女子に人気のインフルエンサーは?
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、2024年の10代女子に人気のインフルエンサーをランキング形式で紹介しています。最新の調査結果をチェック!

参考記事:【2024年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

 

【2】Instagram マーケティングのメリット・デメリット

次に、Instagramマーケティングのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。まずは一覧表をチェックし、詳細をみていきましょう。

Instagram マーケティングのメリット・デメリット

<Instagramマーケティングのメリット>

集客にコストがかからない

Instagramでは、無料でアカウントを作成できるのが第一のメリット。例えば、HPを作成するとなると、ページの制作費やサーバー代など、必ず一定のコストが発生しますが、Instagramは無料でアカウントを作ることができ、集客コストがかかりません。

またリアルタイムの情報発信も可能なため、アカウントにフォロワーが付けば一度に多くの人に宣伝できるだけでなく、情報の更新も気軽に行うことができます

 

視覚的にアピールできる

写真や動画がメインのInstagramは、視覚的なアピールがしやすく、印象に残りやすいという点もメリット。どのような商品なのか一目でわかるため、文章で長々と商品の詳細を説明する手間が省け、ユーザーにとってもイメージがしやすくなります。

特に視覚的なアピールが向いている業界は、トレンドを生み出しやすい食品・コスメ・アパレル系など。企業だけでなく、実際に購入した消費者が商品画像を投稿することも多く、相乗効果も生まれやすいでしょう。

 

ブランディングしやすい

Instagramは、過去に投稿した写真や動画もホーム画面にそのまま残るため、投稿を継続すればするほど、アカウント独自の世界観が生まれやすくなります

企業の公式アカウントも、統一感を持った投稿を続けていれば、ブランドイメージを自然に確立することが可能。カラーやロゴマークなどビジュアルで無意識に覚えてもらえることも多いので、投稿に統一感を持たせることは重要なポイントです。

 

ユーザー(消費者)との距離が近い

Instagramの「いいね」や「コメント」、「DM」などの機能を利用すれば、企業とユーザー(消費者)が簡単にコミュニケーションをとることができます。いいねやコメントの数が多い投稿を分析することで、消費者のニーズや興味関心を知ることもできますし、ントから潜在ニーズをつかむきっかけにもなるでしょう。

10代女子のInstagramの利用実態
マイナビのマーケティング・広報ラボでは、10代のSNS利用実態について調査を実施しました。10代女子の8割が使うInstagram機能が明らかに!

参考記事: 今の10代のSNS利用実態を調査!LINEやInstagram、X(Twitter)など SNSごとの使い分けやよく使う機能を大解剖

 

<Instagramマーケティングのデメリット>

成果が出るまでに時間がかかる

Instagramマーケティングでは、成果が出るまでにある程度の時間がかかります。

Instagramは一度フォローしてもらったフォロワーには継続した情報発信が可能ですが、フォロワー以外の層には届きづらいというデメリットがあります。フォロワー数を増やすためには、ブランドイメージやファンが確立されるまで時間をかけて投稿し続け、アカウントを少しずつ成長させることが不可欠です。

 

運用に手間がかかる

Instagramは画像や動画の投稿がメインであるため、文章だけでの投稿が可能なほかのSNSに比べると、編集作業に時間がかかることも。

どのアカウントもビジュアル重視で作成しているので、閲覧数を稼ぐためには凝った編集や演出が必要になる場合もあります。また、広告運用やキャンペーン施策などを行う際には、人的なリソースの確保も必要になります。

 

他のSNSに比べて拡散力が劣る

X(旧Twitter)には、他人の投稿をボタンひとつで拡散できるリポスト機能がありますが、Instagramにはありません。

先述したように、Instagramはフォロワー以外へのアピールが難しく、一定数のフォロワーが付く前は情報の拡散もあまり期待できないでしょう。ハッシュタグや投稿時間、反響のよかった投稿内容を分析して、コツコツと地道にフォロワーを増やしていくことが重要です。

 

【3】Instagram マーケティングの戦略

では具体的に、Instagramマーケティングはどのように行えばよいのでしょうか。ここからは、Instagramマーケティングの始め方と手順、効果測定の方法などを解説します。

Instagram マーケティングの戦略

1.マーケティングの目的を決める

まず初めに、マーケティングを行う目的を設定します。<ブランドイメージの拡散>や<売上の向上>、<認知度の拡大>など、何を目的とするかによってマーケティング手法も異なります。それぞれの目的に合う方法で、適切なターゲットに訴求できるようにするためにも、マーケティングの目的は明確にしておきましょう。

また、表示回数やクリック数などのエンゲージメントについても、具体的に数値化して目標設定しておくと、次の施策が立てやすくなります。

 

2.アカウントを作成する

目的やターゲットが定まったら、次はアカウントを作成へ。企業の公式アカウント名を考えましょう。企業名やブランド名、店舗の名前などがそのまま使われることが多いです。

また、プロアカウント内のビジネスアカウントを使用すると、インサイト分析やショッピング機能、広告機能の使用が可能になります。投稿の分析が行えるので、ビジネスアカウントの使用をおすすめします。

 

3.コンテンツを作成する

アカウントを作成したら、実際に投稿するコンテンツを作成していきます。投稿の種類には、写真や画像のポストのほかに、リール動画、ストーリーズ、ライブ配信などがあります。

投稿に慣れるまでは、写真や画像を使った投稿から始めてみましょう。最近ではリール動画が主流で、人気も高くなっています。投稿の反響を見つつ、機能を使い分けていくようにしましょう。

 

4.ターゲットユーザーにリーチする

作成したコンテンツをInstagramにアップして、ターゲットにリーチします。

投稿する際には、ターゲット層を意識したハッシュタグを付けるのも忘れずに。位置情報機能の活用やユーザーからのコメントに返信をするなどのアクションもフォロワー数を増やすためには大切です。

 

5.効果測定をする

コンテンツを投稿したら、効果測定まで必ず行いましょう。

ビジネスアカウントでは「Instagramインサイト」と呼ばれる機能を使うことができリーチしたアカウントの数やアクションを実行したアカウントの詳細まで見ることができます。投稿を続けていれば、表示回数やクリック数などに何かしら傾向が出てくるので、コンテンツの反響を見て、改善案を考えましょう。

 

【4】Instagramマーケティングを成功させるためのポイント4選

Instagramマーケティングを成功させるために気を付けるべきポイントを紹介します。

Instagramマーケティングを成功させるためのポイント4選

ターゲットを決める

マーケティングを成功させるための重要なポイントとなるのがターゲット設定。同じ商品やサービスであっても、年代や性別によって効果的な訴求内容や方法は大きく異なります。例えば、10代~20代の女性には、リールやストーリーズの投稿の方が効果が出やすい傾向。Instagramを通してまずはどんな層にアピールしたいのか、ターゲットを明確にしましょう。

ターゲット層の興味関心やライフスタイル、よく利用しているハッシュタグなども細かく調査すると、ターゲットのニーズに合わせて情報を発信できます。また年齢や居住エリアなどを細かく設定したペルソナを定めてみてもよいでしょう。

 

KPIを設定

KPIとは「中間目標」を意味しており、設定することで現時点での状況把握や今後のプロセスを定めることに役立ちます。

Instagramマーケティングにおいて設定するべきKPIの項目は、一般的にフォロワー数や投稿へのいいね数、ECサイトへの流入数。これらの目標数が曖昧だと、改善点を見つけることも難しくなります。明確な指標としてKPIを設定し、数字の面からも運用状況を検証できるようにしておきましょう。

また、Instagramは運用の成果が出るまでに時間がかかるSNSであるため、運用段階に合わせて適切なKPIをその都度設定し、運用と改善を継続することがポイントです。

 

ハッシュタグを活用

Instagramでフォロワー以外のユーザーに注目してもらうには、ハッシュタグの活用が重要です。

自社アカウントを新規のユーザーに見つけてもらうには、検索結果に表示される必要があります。そのため多くのユーザーが使用しているハッシュタグや、ターゲットとなるユーザーにニーズのあるハッシュタグを活用し、目に触れる回数を増やすように心がけましょう。

ハッシュタグを活用することでユーザーとの接点が増えるだけでなく、自社のオリジナルのハッシュタグが広まればコミュニティ形成にもつながるメリットもあります。

あわせて読みたい
今人気のハッシュタグや、ジャンル別で注目のハッシュタグを一挙紹介。ハッシュタグの付け方についても詳しく解説

参考記事:【2024年】Instagramの人気ハッシュタグは? 業界別トレンドもチェック

 

投稿済コンテンツや他アカウントの分析

ユーザーのニーズを知るためには、投稿したコンテンツに対する反応を調べる必要がありますInstagram内の機能や分析ツールを使って、獲得したエンゲージメントや表示回数を定期的に分析し、適宜改善を加えていくようにしましょう。

また、フォロワー数が多いアカウントを調べるのもおすすめ。投稿内容や運用方法をチェックし、投稿の切り口や見せ方、どのような点が反響を集めているのか、分析しましょう。他アカウントと比較することで、課題や改善点が見つけられるかもしれません。

 

【5】Instagramマーケティングの成功事例4選

Instagramマーケティングを行っている企業の成功事例を紹介します。それぞれの工夫についても言及しているので、アカウント運用の際に参考にしてみてください。

 

とりぐら


とりぐら公式Instagram

 

マイナビが運営する「とりぐら」は、“明日からできる大人かわいい一人暮らしのハンドブック”をコンセプトに、誰でも気軽に取り入れられる暮らしのアイディアを発信しています。

とりぐらは「#とりぐらぴっく」などと独自のハッシュタグを用いて、ユーザー側からも気軽に投稿したくなるシカケを作っています。

またメインターゲットを「20代~30代前半の女性」に絞り、インサイトを分析した上で好みのテイストも細かく設定。あらかじめ絞り込んだターゲットに対して“ささる投稿”を作りこむことで好感度を上げ、新規フォローにつなげています

出典元:とりぐら公式Instagram


とりぐら

【とりぐらのInstagram施策】

 

消費の決定権を握る若年層へアプローチできる「とりぐら」で、Instagramを活用したプレゼント/モニターキャンペーンプランの実施が可能!

詳細はこちら

 

ダイソー

ダイソー公式Instagram

 

100円ショップ「ダイソー」のInstagramは、約190万人と多大なフォロワー数を獲得(2024年7月現在)。

季節やトレンドに合った商品写真や画像のほか、実際に商品の使い方を紹介したリール動画などを投稿しています。インスタライブでも新商品を取り上げ、ユーザーからの質問やコメントに丁寧に対応しています

投稿はメインターゲットを女性にしており、商品名だけのシンプルなもの・キャッチーなフレーズで魅せているものが多く、一目でどのような商品であるのかがわかるようになっています。

また、ダイソーの商品を利用したDIYコンテストや商品企画を募集するキャンペーン施策も反響を集めており、ユーザーとの交流を積極的に取り入れてアカウントを盛り上げています

出典元:ダイソー公式Instagram

 

ロクシタン


ロクシタン公式Instagram

 

コスメティックブランド「ロクシタン」は、リール動画やインスタライブ機能を活用しています。

動画での投稿をメインに取り入れることで、ユーザーは気軽に“ながら視聴”することができ、商品の詳細も伝わりやすくなるという利点があります。

またリール動画では、ユーザーが遊び感覚で楽しめるコンテンツも。自分にぴったりの香りがすぐにわかるルーレット診断も人気を集め話題になりました。

ユーザーを楽しませる工夫を随所に凝らしています。

出典元:ロクシタン公式Instagram

 

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店公式Instagram

 

 

北欧で作られたインテリアや生活雑貨を販売するネットショップ「北欧、暮らしの道具店」のInstagramは、美しく統一された世界観で圧倒的な人気を集めています。

投稿は白を基調としてシンプル、写真の質感や明るさもすべて統一されています。

投稿の頻度も高く、午前中は気軽に読めるお役立ちアイテム、夕方から夜にかけては暮らしを格上げする魅力的な商品などと、ユーザーの生活に合わせて時間帯によって出し分けもされています。

また、ECサイトで購入できる商品はリンクされていて、気になった商品はそのまま購入できる導線に。

Instagramの投稿内容とECサイトの商品説明はそれぞれ違う切り口で書かれており、商品の魅力についてしっかり言及。共感できるポイントをたくさん作りこんでいます。

出典元:北欧、暮らしの道具店公式Instagram

 

まとめ

Instagramは気軽に始められるSNSで、現代ではブランドの認知度アップやキャンペーン施策に欠かせないものとなっています。初めは効果が出るまでに多少時間がかかりますが、ユーザーとの接点を持つこともでき、長期的に見てメリットの方が上回る傾向です。サポートサービスなども取り入れながら、うまく活用していきましょう。

 

マイナビのSNSマーケティング運用支援施策

SNSマーケティング運用支援施策

マイナビでは、SNSのアカウント運用や広告運用をはじめとして、コンテンツ制作やインフルエンサーのキャスティングなど、SNSマーケティングの戦略・運用・広告配信・レポートまでを一貫してサポートするサービスを展開しています。

これまで自社でも数多くのメディアを運営し、SNSも多岐にわたり運用してきた強みを生かし、最新トレンドを取り入れた提案で課題を解決していきます。

施策の詳細はこちら

 

【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】お金の使い方を調査!

近年の物価上昇に付随してお金への関心が高まっています。さらに2024年から新NISAが開始されるなど、今まで以上に貯金や資産運用などに関心を持つ家庭が多くなると予測されます。そこで今回は、23~29歳の共働き夫婦と、29~35歳の未就学児をもつ共働き子育て層に、お金の使い方についてアンケートを実施しました。家賃や生活費などの家計から個人の支出事情まで各家庭を比較しながら詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,お金の管理方法~生活費編~ 家計支出の夫婦の割合を調査!

Q.家賃や生活費などのお金の管理方法を教えてください。

Q.家賃や生活費などのお金の管理方法を教えてください。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

家賃や生活費などのお金の管理方法については、 【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】(※以下【20代夫婦】【子育て層】と表記)どちらも「共同の口座を作り、夫婦で管理している」が最多となりました。

さらにそれぞれに注目してみると【20代夫婦】は「口座は別々で、都度折半する」「口座は別々で項目別に分担する」16.6%、また【子育て層】は「共同の口座を作り、妻が管理している」21.0%となりました。
【20代夫婦】の場合は、夫婦どちらかがお金を管理するよりも、夫婦で管理または口座は別といった“それぞれのお金”という認識が強いように感じます。一方で【子育て層】はまとめて“家庭のお金”という認識のもと、夫婦または妻が管理している場合が多いと考えられます。

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<家賃関連>
(※個人的な出費ではなく、家庭の出費についての回答)

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<家賃関連>

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

続いて家計の支出について、まず『家賃』『水道光熱費』『通信料』『保険料』の項目について調査しました。
【20代夫婦】は基本的に各項目「【夫】5:5【妻】」が高くなりました。 また『家賃』『水道光熱費』に関しては「【夫】10:0【妻】」も30%以上となっており、二分する結果となりました。

【子育て層】は『家賃』『水道光熱費』の項目において「【夫】10:0【妻】」が最多となりました。また『通信料』『保険料』の項目は「【夫】5:5【妻】」が高くなっていますが【20代夫婦】に比べると率は低くなっています。

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<食費・日用品関連>
(※個人的な出費ではなく、家庭の出費についての回答)

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<食費・日用品関連>

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

次に『食費』『外食費』『日用品』『大型家具・家電』の項目を見ていきます。こちらも【20代夫婦】は全項目「【夫】5:5【妻】」が40~50%で最多となっています。
また『食費』は「【夫】0:10【妻】」、『外食費』は「【夫】10:0【妻】」の割合が2番目に高い結果となりました。普段の食費は妻が担当する代わりに外食の際には夫がすべて出すなど、項目で担当を分けることで偏りがないようにしていると思われます。

【子育て層】も「【夫】5:5【妻】」の回答が最多ではありつつ、20~30%となっており、 「【夫】10:0【妻】」と二分する結果となりました。

\さらに深掘り!個人の収入の使い道とは?家賃や食費などは全体収入の何%使っているのか細かく調査!/

調査資料ダウンロードはこちら

2,お金の管理方法~個人支出編~ 個人的な出費はいくらまで?

Q.生活費以外で個人の出費はどのように管理していますか。

Q.生活費以外で個人の出費はどのように管理していますか。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

ここからは、生活費以外の個人の出費について見ていきます。まず 『交際費』『娯楽費』『旅行費』『子ども費』の項目においての管理方法は、【20代夫婦】【子育て層】どちらも「個人口座から使う」が最多となりました。
しかし『旅行費』『子ども費』に関しては「共同口座から使う」の回答も一定数ありました。旅行や子どもに関する費用は、家庭で生じる費用でもあるため、個人ではなく共同口座を使用している家庭も多いようです。

Q.生活費以外で個人の出費には月いくらくらい使いますか。

Q.生活費以外で個人の出費には月いくらくらい使いますか。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

続いて『自分の衣服費』『美容費』『交際費』『娯楽費』『旅行費』『子ども費』の項目において月に使う金額を調査しました。
全体的に【20代夫婦】は「5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」がボリュームゾーンとなる一方【子育て層】は「5,000円未満」が最多となりました。
また『娯楽費』に関しては「1万円以上2万円未満」の回答率が【20代夫婦】と【子育て層】で差が出ているのが特徴的です。

【20代夫婦】は【子育て層】に比べて、生活費や必要最低限の費用が夫婦分のみになるため、その分個人の娯楽費や欲しいモノ・コトにお金をかけていることが分かります。

\さらに調査!個人の出費で一番よく購入するものとは?【20代夫婦】【子育て層】×男女別で結果を公開/

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3,お金の管理方法~貯金編~ 毎月の貯金額や資産運用の現状を調査!

Q.家計のために毎月どれくらい貯金をしていますか。<家計全体>

Q.家計のために毎月どれくらい貯金をしていますか。<家計全体>

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

続いて貯金事情についても調査しました。家計全体において、【20代夫婦】は「1万円以上5万円未満」「5万円以上10万円未満」がボリュームゾーンとなりました。
また【子育て層】も同様の傾向でありつつ、「10万円以上15万円未満」の回答率も一定数あり、子育て層のほうが貯金している金額が高いことが分かります。今後の子どもの費用を検討し、できるだけ貯金にまわしていると考えられます。

\さらに深掘り!家計全体のうち個人で貯金している金額とは?男女別で細かく調査/

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Q.貯金・貯蓄のために行っていることを教えてください。

Q.貯金・貯蓄のために行っていることを教えてください。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

Q.資産運用と回答した方にお聞きします。資産運用先を教えてください。

Q.資産運用と回答した方にお聞きします。資産運用先を教えてください。

※「資産運用」と回答した方 (n=242 内訳:【20代夫婦】n=124、【子育て層】n=118)

貯金や貯蓄のために行っていることは【20代夫婦】【子育て層】どちらも 1位「ポイ活をする」2位「資産運用」の順となりました。
また「資産運用」の回答を深掘りしてみると、「NISA」が両者とも圧倒的に多い結果に。次いで「投資信託」「株式投資」となりました。

\さらに調査!【20代夫婦】【子育て層】が共通する貯金の目的とは?/

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4,貯蓄方法や資産運用の情報収集方法を調査!

Q.貯蓄方法や資産運用についての情報収集方法を教えてください。

Q.貯蓄方法や資産運用についての情報収集方法を教えてください。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

貯蓄方法や資産運用の情報収集については、【20代夫婦】は「SNS」が41.4%で他の選択肢に差をつけて最多の回答率となりました。また【子育て層】は1位「テレビ」40.5%、2位「SNS」35.4%の結果となりました。
子育て層はテレビとSNSが主な情報源となっている一方で、20代はSNS一択という違いが表れています。

\さらに深掘り!情報収集に活用しているSNSとは?/

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まとめ

  • お金の管理方法は「共同の口座を作り、夫婦で管理している」が最多
  • <家賃関連>の支出
    └【20代共働き夫婦】基本的に「【夫】5:5【妻】」、『家賃』『水道光熱費』は「【夫】10:0【妻】」と二分する結果
    └【共働き子育て層】『家賃』『水道光熱費』は「【夫】10:0【妻】」が最多、『通信料』『保険料』は「【夫】5:5【妻】」が高い
  • <食費・日用品関連>の支出
    └【20代共働き夫婦】『食費』『外食費』『日用品』『大型家具・家電』の全項目「【夫】5:5【妻】」が40~50%で最多
    └【共働き子育て層】「【夫】5:5【妻】」の回答が最多ではありつつ、 「【夫】10:0【妻】」と二分する結果
  • 個人の出費の管理方法は「個人口座から使う」が最多
  • 生活費以外で個人の出費
    └【20代共働き夫婦】「5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」がボリュームゾーン
    └【共働き子育て層】「5,000円未満」がボリュームゾーン
  • <家計全体>毎月の貯金額
    └【20代共働き夫婦】「1万円以上10万円未満」がボリュームゾーン
    └【共働き子育て層】「1万円以上15万円未満」がボリュームゾーン
  • 貯金のために行っていることは 1位「ポイ活をする」2位「資産運用」
  • 貯蓄方法や資産運用の情報収集方法
    └【20代共働き夫婦】「SNS」41.4%
    └【共働き子育て層】「テレビ」40.5%、「SNS」35.4%

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、夫婦間での収入に関する把握度合い夫婦で決めているお金のルールなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象①20代共働き夫婦

    23~29歳/既婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/世帯年収200万以上2000万未満

  • 調査対象②共働き子育て層

    29~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/世帯年収200万以上2000万未満

  • 有効回答数

    635件(①n=302、②n=333)

  • 調査時期

    2024年6月

  • 方法

    インターネット調査

チラシの効果を高めるには? 種類別のメリットや反響を上げるコツを解説

店頭での配布や郵便ポストへの投函物など、普段から目にすることの多いチラシですが、配布することでどのような効果があるのでしょうか。

最近では紙のチラシだけではなく、Web上で閲覧できる電子チラシも注目を集めています。
情報を届ける手法が多様化する中、これまで以上に「誰に、どのような情報を届けたいのか」、しっかりと考えて発信していくことが重要です。

本記事ではチラシの種類、それぞれの効果やメリット・デメリットについて紹介。チラシに適した業種や宣伝効果を上げる方法についても解説していきます。

【1】チラシの主な5種類の効果

チラシと一口に言っても、その種類はさまざま。ここでは、チラシの主な5種類を紹介します。ターゲットとなる層や配布方法も異なるため、それぞれの特徴を一つずつ見ていきましょう。

 

新聞折込チラシ

新聞折込チラシは、新聞の中にチラシを折り込んで配布する方法です。
新聞を購読しているミドル世代からシニア世代への訴求に効果的。信頼性の高い新聞と同時に受け取られるため、折込チラシも同様に商品やサービスに信用を得られやすい傾向があります。
また、地域ごとにカスタマイズされたチラシを配布することで、ローカルな情報も効果的に伝えることができます。

 

ポスティングチラシ

ポスティングチラシは、一戸建てやマンション、アパートなどのポストに直接投函するチラシのことを指します。
一戸建て住宅には家族向けや子供をターゲットとしたチラシ、アパートには若者向けのチラシを投函する、◯◯地域限定で配布する…というように、配布する地域やターゲットを絞りやすいことに加え、新聞を契約していない層にも宣伝できるという利点があります。
また、ポストに投函するだけで簡単に情報を届けられるため、新規店舗オープンなど、即時性の高い情報も提供するのに適しています。

 

地域メディア

特定の地域に住む人や働いている人々に向けて、行政・エリア情報、日常生活に役立つニュースやイベント情報などを届けている地域メディア。
フリーペーパーや冊子などの紙媒体と一緒に折り込まれる、エリアに密着したチラシです。
近年ではオンライン上での配信も増えており、地域メディアのウェブサイトやソーシャルメディアを通じて情報を発信。これにより、スマートフォンやパソコンからも簡単にアクセスでき、より広範な地域住民に情報を届ける電子チラシも可能になっています。

 

街頭配布

街頭配布とは、企業や団体などが街中で直接チラシを手渡しする方法です。
主な目的は、多くの人に対して商品やサービス、イベントの情報を直接伝えることです。
駅前やショッピングモールの入り口、繁華街、学校の近くなど、通行人が多い場所でチラシを配布します。配布者は決められた場所でチラシを持ち、通行人に声をかけながら手渡すことで、情報を広めることができます。

また、街頭配布は瞬時に多くの人に情報を届けることができるため、新商品のプロモーションやイベントの告知に効果的。チラシの効果をより高めるには、人が多い時間帯や場所を選ぶこと、適切なスタッフ数で配布を行うことなど、戦略的な工夫が重要です。

 

電子チラシ

電子チラシ(Webチラシ)は、インターネットを経由して閲覧できるチラシであり、自社で運営するサイトやアプリ、SNSなどに掲載します。
自社サイト以外のECサイトなどから電子チラシへ誘導することもでき、電子端末を利用する多くの人の目に触れられやすい傾向。紙のチラシのように在庫管理や配布の手間、印刷費用がかからない点も大きなメリットで注目を集めています。

 

【2】主なチラシ5種のメリット・デメリット

ここからは【チラシの主な5種類】を5つの項目(配布率、情報量、ターゲットへのリーチ率、エリア選定、コスト)で比較し、メリットとデメリットをそれぞれご紹介します。


主なチラシ5種のメリット・デメリット

全国の20歳以上の男女を対象とした「チラシの閲覧状況を調査したデータ」(※)によると、チラシを閲覧する人の中で最も見られているものが、ポスティングチラシで、47.2%という結果でした。
新聞の折込チラシも半数近い44.7%の人に見られており、次いで電子チラシが35.7%、店頭チラシが30.1%という割合です。
ポスティングチラシや折込チラシは直接自宅に届くので、新聞やほかの郵便物を確認する際に一緒に見るという人が多いと考えられます。

一方で、電子チラシはパソコンやスマートフォンを活用する若い世代にもニーズがあるように見受けられますが、まだあまり普及していないのかもしれません。

※出典:マクロミル・翔泳社(共同調査)「紙チラシと電子チラシの利用状況および意識の調査」

 

1.新聞折込チラシ

新聞折込チラシのメリット・デメリット

新聞折込チラシのメリット

新聞折込チラシは、信頼度の高いメディアである新聞と一緒に配布されるため、チラシに記載された商品やサービスに対しても信用を得られやすく、何度も読み返せるのがメリットでしょう。
一度に広範囲に配布できるため、コストをおさえながら多くの人に情報を届けることができます。

 

新聞折込チラシのデメリット

新聞購読をしている家庭のみに配布されるため、新聞を購読していない層には配布されません。
また、地域を絞って配布することができないため、狙っているターゲット層にきちんと届いているのか把握しづらい面も。
複数のチラシとともに折り込まれるので、他の情報と紛れてしまう可能性もあります。

2.ポスティングチラシ

ポスティングチラシのメリット・デメリット

ポスティングチラシのメリット

ポスティングチラシは、手作業で一枚一枚配布するため、特定のエリアに確実にチラシを届けることが可能。
また新聞折込チラシとは異なり、チラシ単体で届くため、ユーザーの目に触れる確率はやや高い傾向です。
チラシのデザインやレイアウトは比較的自由に設定できるため、商品の特徴やキャンペーン内容をわかりやすく伝えやすいでしょう。
さらにはQRコードやクーポンコードをチラシに入れることで、配布後の反応を測定しやすくなることもメリット。どの程度の人がチラシを見て反応したのかがわかり、効果の把握もスムーズにできます。

 

ポスティングチラシのデメリット

ポスティングチラシは、狙ったエリアに集中してチラシを届けることができますが、チラシの投函をNGとしている人もおり、一度に配布できる範囲にも限界があります。
ポスティング自体に一定の労力がかかり、配布作業の管理や調整、コストが負担になります。
また新しい情報が必要になり、再度印刷しなおす場合には印刷費がかさみ、情報の変更を柔軟におこなうのは難しいかもしれません。
ほかにも、紙のチラシを使用することで環境への負担が生じる可能性があり、リサイクルなどの配慮が必要です。

 

3.地域メディア


地域メディアのメリット・デメリット

地域メディアのメリット

地域メディアにチラシを折り込むことで、地元の情報に関心のある住民をターゲットに情報が行き渡ります。
地域住民の集客や購買意欲を促進するためには、「親近感」が最も重要。新聞の折り込みチラシよりも、やや親近感を得やすい点はメリットでしょう。
また、配布エリアやコストは地域メディアによって差が生じますが、エリアによっては新聞よりも配布率が高い場合もあります。

 

地域メディアのデメリット

掲載メディアにもよりますが、決められた広告枠があるため載せられる情報に限りがあります。特定の地域に特化しているため、広域のマーケティング向きではありません。
また地域メディアによって配布エリアやコストは異なるため、折り込むメディアを決めるためには事前に調べるなど、会社へ問い合わせを行う手間も生じます。

4.街頭配布

街頭配布のメリット・デメリット

街頭配布のメリット

街頭配布のメリットは、チラシを配布するだけでそのまま情報を伝えることができるため、情報の即時性と効率性が確保されます。
場所や時間を選んだ配布も可能なので、特定のターゲット層に対して効果的にアプローチできるのが街頭配布の大きな利点です。

 

街頭配布のデメリット

手渡しで一枚ずつ配布するため、多くの人に配布するためには十分な人手と時間が求められます。悪天候時には、計画通りに配布を実施するのが難しく、配布のタイミングや方法は工夫が必要です。
配布枚数やエリアにもよりますが、ポスティングなどに比べて、多くの人員が必要となるため、人件費が高くなる可能性があり、コスト面でもデメリットが生じます。チラシを直接渡せたとしても、受け取った人が内容に興味を持たない場合には、その場で捨てられてしまう可能性も。
配布したチラシの効果を詳細に把握するのが難しく、反響の確認や効果分析が難しいかもしれません。

5.電子チラシ

電子チラシのメリット・デメリット

電子チラシのメリット

電子チラシはインターネット上で配布できるため、どこのエリアでも簡単に情報を届けられます。印刷や配布のコストも不要なため、広告費用をあまりかけずにできるのもメリットです。
デジタルマーケティングツールを使えば、特定のユーザー層に対して精密に配信できるため、ターゲットを絞った効果的なアプローチも可能。
アクセス解析を通じて開封率やクリック率などのデータも取得できるため、チラシの効果やターゲットへのリーチ率も詳細に把握できます。

 

電子チラシのデメリット

電子チラシは、一度に広範囲に配布できる半面、特定の層を狙うためにはターゲティングの設定が重要。
比較的安価で始められることから競合も多く、チラシを見てもらえる機会の減少や他の情報に埋もれてしまう可能性も。ターゲット層の興味や関心を引く工夫が必要です。
インターネットや電子端末の操作に不慣れなユーザーの場合、アクセスに手間がかかることも考えられ、その不便さが消費者の関心を削ぐ可能性もあります。
また電子チラシを作成したり、データの収集や分析をしたりする際に専門的なスキルが必要になる点にも注意が必要です。

 

【3】チラシが向いている業種

では、チラシの効果が得られやすい業種にはどのようなものがあるのでしょうか。チラシの媒体によって向いている業種が異なるため、紙チラシと電子チラシに分けて解説します。

 

紙チラシが向いている業種・職種

紙チラシが向いている業種・職種の表

紙チラシのメリットは、地域やターゲットを絞って配布できること。
そのため地域特化型の業種の販促に向いています。例えば、食料品や家電、衣類などの生活に欠かせない商品を取り扱う業種や、セールやモデルルームなどの集客イベントを定期的に行う業種などが挙げられます。
また、不動産や旅行会社など複数のプランや商品を取り扱う業種は、広告内に詳細な説明を記載することがあるため、何度も見返せて情報の比較がしやすい紙チラシのほうが向いているでしょう。

ほかにも、住宅地のなかにある美容室やカフェ、学習塾などは、周辺の地域住民にアピールすると、新規顧客の獲得や認知度アップを期待できます。

 

電子チラシが向いている業種・職種

電子チラシが向いている業種・職種

一方で電子チラシは、全国各地の幅広い層に向けてアプロ―チができますが、日頃からインターネットを使いこなしている若年層向けが適しています。
飲食店や全国にチェーン展開している業種や、ECサイトなどのオンライン上で購入・利用できるサービスを提供している企業の販促にも向いています。
ネットショッピングやオンラインスクールなど、オンライン上でのサービスがメインであれば、やはり電子チラシの方がより宣伝効果が見込めるでしょう。

 

【4】チラシの効果を高める4つの方法

紙や電子といった媒体によっても効果の異なるチラシですが、その効果を高めるには次の4つのポイントがあります。


チラシの効果を高める4つの方法

(1)ターゲットを明確にする

まず、チラシを配布する地域やターゲット層を具体的に決めます。
宣伝する商品やサービスのターゲットと配布対象が合致していなければ、チラシの反響率だけでなく、集客効果や売上も見込めないため、ターゲットを分析することはとても重要です。
具体的には、紙チラシであれば、一戸建てと集合住宅のどちらをメインに配布するのかや、店舗周辺からどこまでの距離を配布エリアとするのか、ターゲットの年齢層などを検討し、慎重に絞り込みを行いましょう。

 

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マイナビが提供する「エリア便企画」では、独自の会員データや国勢調査の情報を活用して、より精確なターゲット設定を実現。商材やサービス内容を踏まえた上で、最適な配布エリアをオーダーメイドで提案し、効果を高めることができます。

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(2)チラシの内容を精査する

チラシの内容を精査する際には、消費者の興味を引くためにいくつかのポイントに注意することが大切です。
まず、一番に伝えたい内容を決めます。消費者の関心を引くキャッチコピーを考え、短く分かりやすい言葉で商品の魅力や特典を伝えることが重要です。
さらに、必要な情報を分かりやすく整理し、情報の過不足がないようにしながら、特典やクーポン情報は目立つ位置に配置することで、消費者の目を引くようにします。
消費者が次の行動を起こしやすいように、「お申し込み先はこちら」、「詳しくはウェブサイトへ」など具体的な表現を盛り込むことが効果的です。内容が伝わりやすいレイアウトや、商品のイメージに合うデザインを意識しましょう。
電子チラシの場合は、動画やアニメーションを使用して商品の魅力をより効果的に伝えることや、シェアキャンペーンを行うことでより多くの人にリーチする方法もあります。これにより、より広範囲かつ効果的なマーケティングが実現できます。

 

(3)配布方法を設定する

配布のタイミングを考慮し、効果的な時期を見極めましょう。例えば、セール前や新商品発売のタイミングでの配布は、消費者の関心を引くのに効果的です。
また集客効果の高い場所に配布エリアを絞り込むことで、より多くのターゲット層にリーチします。駅前やショッピングモールなど、人が多く集まる場所での配布が効率的ですが、なかには、特定のエリアに絞って行った方が効果が出やすいものもあります。
さらには配布スタッフの教育を行い、丁寧な対応や適切な配布方法を徹底させることが重要。スタッフの教育によって質を高め、効果を最大化することができます。

このように、配布方法を選定する際には、タイミング、スタッフの教育、配布エリアの選定など、さまざまな要素を複合的に考え、最適な方法を用いるようにしましょう。

 

(4)効果を測定する

チラシの配布が完了した後は、必ず効果測定を行いましょう。効果測定を通じて、チラシの成果を確認し、今後のマーケティング戦略に活かすことができます。

 

電子チラシの効果測定

電子チラシの効果測定は、比較的簡単に行えます。
主な測定方法としては、クリック率の分析やコンバージョン率を見てみましょう。
各クリック率を確認することで、チラシのリンクがどれだけ反応があったかを把握でき、コンバージョン率の測定からはクリック後のアクション(購入や申し込みなど)の達成度を評価できます。
さらに、ウェブサイトのアクセス解析ツールを使用して、チラシからの流入やユーザーの行動を詳細に分析することで、チラシの効果をより正確に確認することができます。

 

紙チラシの効果測定

一方で、紙チラシの効果測定には少し工夫が必要ですが、QRコードやクーポンコードを利用して、チラシ経由で行動を起こしたユーザーを特定し、具体的な数値を把握していきます。

ほかにもアンケート参加者を対象にしたキャンペーン施策(プレゼントや割引クーポンなど)を実施することで、チラシを見た人から直接フィードバックを得ることも可能に。地域別の反響データをもとに今後の配布エリアの改善に役立てることも有効です。
効果測定で得られたデータは、チラシの成功要因や改善点を分析するために活用します。具体的には、クリック率やコンバージョン率を分析してチラシの興味喚起力を評価し、収集したデータを基に次回のチラシ作成や配布方法の戦略を見直します。
また、アンケートやキャンペーンで得られたユーザーの意見や感想を分析し、商品の改善やサービス向上に役立てることもできるでしょう。これらにより、より効果的なマーケティング施策を立案し、次回のチラシ活動をさらに充実させることができます。

 

まとめ

チラシの宣伝効果を高めるためには、商品やサービス、ターゲット層に合わせて適切なチラシの種類や配布方法を選ぶことが重要です。また配布後には効果測定を実施し、得られたデータを基に、どこを改善していくのか、次回の戦略を細かく立てることが成功の鍵です。

 

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【2024年】Instagramの人気ハッシュタグは? 業界別トレンドもチェック

今や、若者のトレンドを検索するために欠かせないSNS「Instagram」。Instagramは写真をメインにシェアできるアプリで、独自のオシャレな世界観で人気を集めています。
Instagramの投稿に欠かせないのは、ハッシュタグ。ハッシュタグを付けることで、自身の投稿がどんなジャンルの情報なのかを伝え、多くの人に広めることが可能です。そのため、ハッシュタグのトレンドを知ることはとても重要です。

今回は、今人気のハッシュタグや、ジャンル別で注目のハッシュタグを一挙紹介。ハッシュタグの付け方についても詳しく解説します。

【1】2024年上半期で人気のInstagramハッシュタグ

まずは、2024年上半期で人気のハッシュタグを50個紹介します。

ハッシュタグ 意味
1 #love 愛、愛する
2 #instagood インスタいいね
3 #fashion ファッション
4 #instagram インスタグラム
5 #photooftheday 今日の写真
6 art 芸術
7 #photography 写真
8 #beautiful 美しい
9 #nature 自然
10 #picoftheday 今日の写真
11 #travel 旅行
12 #happy ハッピー
13 #cute かわいい
14 #instadaily インスタ日記
15 #style スタイル
16 #tbt Throw back Thursday
(木曜日に思い出の写真を投稿する)の略
17 #repost 再投稿
18 #followme 私をフォローして
19 #summer
20 #reels リール
21 #like4like いいね!するからいいね!してね
22 #beauty 美しい
23 #fitness フィットネス
24 #food 食べ物
25 #instalike インスタいいね
26 #explore 検索
27 #photo 写真
28 #me
29 #selfie 自撮り写真
30 #music 音楽
31 #viral バズる
32 #friends 友達
33 #life 生活、人生
34 #fun 楽しい
35 #smile 笑顔
36 #family 家族
37 #ootd outfit of the day (今日のコーデ)の略
38 #girl 女の子
39 #makeup メイク
40 #likeforlikes いいね!するからいいね!してね
41 #dog
42 #model モデル
43 #design デザイン
44 #motivation やる気
45 #handmade ハンドメイド、手作り
46 #lifestyle ライフスタイル
47 #likeforlike いいね!するからいいね!してね
48 #sunset 夕陽
49 #artist アーティスト
50 #dogsofinstagram 犬のインスタグラム

※出典:HubSpot   601 Most Popular Instagram Hashtags in 2023 [+ Trends & Data]


【2】コピペでつかえる! 今、注目のジャンル別Instagramハッシュタグ

(1)ファッション系ジャンル

ファッション系ハッシュタグ

ファッション関連のハッシュタグでは、「#今日のコーデ」、「#ootd」(outfit of the dayの略語=今日のコーデ)や、ジャンル別の「#◯◯コーデ」などのハッシュタグがよく使われています。自身の日々のコーディネートを投稿したり、気になるジャンルのコーディネイトをチェックする人が多いようです。

ハッシュタグ 意味
1 #今日のコーデ 今日のコーディネイト
2 #fashion ファッション
3 #fashioninsta オシャレな人
4 #◯◯コーデ ブランド名・色+コーデ
5 #◯◯ファッション ◯◯(ジャンルや系統)ファッション
6 #低身長さん 小柄な人向けのファッション
7 #おしゃれさんと繋がりたい おしゃれな人とつながりたい
8 #◯◯購入品 お店・ブランド名+購入品
9 #骨格◯◯ 骨格タイプに合わせたファッション
(ストレート、ウェーブ、ナチュラル)
10 #ootd outfit of the dayの略語
=今日のコーデ

 

(2)食べ物系ジャンル

食べ物系ハッシュタグ

食べ物系のハッシュタグでは、「#instafood」や「#◯◯グルメ」など、鮮やかで写真映えする食べ物を投稿している一方、「#おうちごはん」も人気です。

ハッシュタグ 意味
1 instafood 食べ物の投稿
2 #飯テロ 食欲をそそる食べ物
3 #cafestagram カフェ系のInstagram
4 madefromscratch 手作りの料理やもの
5 #カフェ巡り いろんなカフェに行くこと
6 #おうちごはん おうちで食べるごはん
7 ◯◯ランチ ◯◯(地名・メニュー)ランチ
8 ◯◯グルメ ◯◯(地名・メニュー)グルメ
9 #お取り寄せ お取り寄せやネット注文した商品
10 #作り置き 作り置きの食べ物

 

食べ物のトレンドは「Instagram」で情報収集する人が過半数!
マイナビのマーケティング・広報ラボが行った調査によると、10代女子の間では、流行りの食べ物に関する情報収集方法について「SNS」が84.9%で圧倒的に多数派でした。そのうち「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」経由で知るという人が過半数を超えています。

参考記事:【2024年版】10代女子が予測!今年流行る食べ物やスイーツを調査!

 

(3)旅行系ジャンル

旅行系ハッシュタグ

旅行系のハッシュタグでは、「#◯◯旅行」(◯には地名を入れる)や「#国内(海外)旅行」など、場所や地名を入れたシンプルなハッシュタグがよく使われています。

ハッシュタグ 意味
1 travel
2 travelgram 旅行の投稿
3 #女子旅 女性の旅、女性同士の旅
4 #国内旅行 #海外旅行 国内旅行、海外旅行
5 #旅スタグラム 旅行
6 #staycation 「stay」(滞在)と「vacation」(休暇)を組み合わせた造語。
自宅や自宅近辺で過ごす休暇
7 ◯◯旅行 ◯◯(地名)旅行
8 ◯◯観光 ◯◯(地名)観光
9 ◯◯ホテル ホテルの名称、◯◯(地名)ホテル
10 vacation 休暇

 

(4)ペット系ジャンル

ペット系ハッシュタグ

ペット関連のハッシュタグは「#犬」、「#猫」「#鳥」など飼っている動物名で使われているものが多く、トイプードルやチワワなどの犬種マンチカン、スコティッシュフォールドなどの猫種でつながる人も多いようです。

ハッシュタグ 意味
1 catsofinstagram 猫の投稿
2 dogsofinstagram 犬の投稿
3 puppy  子犬
4 #犬好きな人と繋がりたい 犬が好きな人と繋がりたい
5 #ねこ、#猫 猫の写真や動画
6 #いぬ、#犬 犬の写真や動画
7 #愛犬、#愛猫 飼っている犬・猫
8 #犬のいる暮らし、#猫のいる暮らし 犬・猫との生活
9 #instapet ペット
10 petstagram ペット

 

(5)美容・コスメ系ジャンル

美容・コスメ系ハッシュタグ

美容・コスメ関連のハッシュタグは「#ブルベ」「#イエベ」など肌タイプ別や、パーツごとに分類した〇〇メイク、など具体的で絞り込んだ言葉が目立つ傾向。美容の目的がハッシュタグに表れています。

ハッシュタグ 意味
1 #垢抜け 外見をより魅力的に見せる
2 #ブルべ Blue-based」の略。肌色のベースが青みがかっている人向け。
クールな色味が似合う
3 #イエベ 「Yellow-based」の略。肌色のベースが黄みがかっている人向け。
あたたかい色味が似合う
4 #顔タイプ 顔の形やパーツのタイプ
5 #美容オタク 美容好きの人
6 #デパコス デパートで販売されているコスメ
7 #ネイルアート 凝ったネイル
8 #ヘアアレンジ ヘアアレンジ
9 ◯◯ケア 健康や美しさを保つための方法
10 #◯◯メイク ◯◯(パーツやジャンル)メイク

 

(6)ライフスタイル系ジャンル

ライフスタイル系ハッシュタグ

ライフスタイル関連のハッシュタグは「#instadaily」、「#DIY」など投稿者の趣味・趣向が分かるような投稿をしている人が多い傾向。また、「#instamood」など日々の気持ちを投稿している人も一定数いるようです。

ハッシュタグ 意味
1 #シンプルライフ シンプルな暮らし
2 #一人暮らし・#二人暮らし 一人・二人暮らし
3 #家づくり 家づくりのアイディア
4 lifestyle ライフスタイル
5 handmade ハンドメイド
6 #インテリア雑貨 インテリア雑貨
7 #DIY 自分で作ったもの
8 #インテリア インテリア
9 #丁寧な暮らし 丁寧な暮らし
10 #ルームツアー 部屋の中やインテリア雑貨を紹介
働く女性のインテリアは「Instagram」(一般人の投稿)で情報収集!
マイナビのマーケティング・広報ラボが行った調査によると、働く一人暮らしの女性では、インテリアや内装を変えるときの情報収集について「SNS」と回答した方が6割以上でした。そのうち「Instagram(一般人の投稿)」をチェックしている人が過半数を超えています。

参考記事:一人暮らし女性のインテリア意識は?購入時に重視するポイントやSNSでの検索ワードなどアイテム別に調査!

 

(7)フィットネス系ジャンル


フィットネス系ハッシュタグ

フィットネス関連のハッシュタグは「#トレーニング」、「#痩せたい」などで、トレーニング内容を投稿したり、モチベーションを上げるために気持ちを共有したりしている人が多いです。また、日頃のトレーニングの成果を振り返るための投稿も見受けられます。

ハッシュタグ 意味
1 #トレーニング トレーニング
2 #パーソナルトレーニング 個別のトレーニング
3 #ヨガ ヨガ
4 feeltheburn ハードなワークアウトやエクササイズの成果
5 nopainnogain 「痛みなくして得るものなし」という意味の格言。ハードなトレーニングが結果に結びつくという意味
6 workout 運動やトレーニング
7 lookgoodfeelgood  外見と内面を鍛えて、気分も前向きに
8 #痩せたい 痩せたい
9 #ボディメイク 体作り
10 #筋トレ初心者 筋トレを始めた人

 

(8)写真系ジャンル


写真系ハッシュタグ

写真関連のハッシュタグは「#映えスポット」、「#誰かに見せたい景色」など実際に撮った写真を共有したり、思い出としてInstagramに保存したりする目的で投稿している人が多いようです。

ハッシュタグ 意味
1 #◯◯写真 ◯◯(地名など)で撮影した写真
2 #カメラ初心者 カメラ初心者
3 #カメラのある生活 カメラを取り入れた生活
4 #ファインダー越しの私の世界 カメラで撮影した写真
5 #誰かに見せたい景色 シェアしたい写真
6 #映えスポット 写真映えする場所
7 #〇〇フォト (撮影場所や記念日など)の写真
8 #写真部 写真を撮ることが好きな人たち
9 #子どもの日常をもっと写真に 子どもの日常写真
10 #ノスタルジックな瞬間を 懐かしい雰囲気の写真

 

(9)リール・動画系

リール・動画系ハッシュタグ


リールとは、短い動画を作って共有するための機能。リール関連のハッシュタグは「#reels」、「#makeup」など、投稿した動画のジャンルがそのまま分かるようなハッシュタグが使われています。

ハッシュタグ 意味
1 #trending トレンドになっているテーマ
2 #funny おもしろい動画
3 #explorepage Instagramの「Explore」ページに表示される
4 viral 動画の閲覧数を増やす目的
5 tutorial 操作や手順を詳しく説明
6 #dance ダンス関連の動画
7 makeup メイク関連の動画
8 music 音楽関連の動画
9 fitness フィットネス関連の動画
10 food 料理や食べ物関連の動画

 

(10)フォローやいいねを増やしたいとき

フォローやいいねを増やしたいとき

フォローやいいねを増やしたいときによく使われるハッシュタグは、「#いいね返し」、「#followme」など。Instagram上でのコミュニケーション方法として、言葉をそのままハッシュタグにして伝えるというのが主流のようです。

ハッシュタグ 意味
1 #いいね返し いいね!してくれたので いいね!をします
2 #フォロー返し フォローしてくれたらフォローします
3 followme 私をフォローして
4 #followforfollow お互いフォローしあいましょう
5 #いいねした人全員フォローする いいね!してくれた人を全員フォローします
6 l4l いいね!してくれたら返します
7 instalike インスタグラムの投稿にいいね!をしてね
8 tflers tags for likesの略。タグづけしたらいいね!します
9 likeback お互いの投稿にいいね!を約束します
10 doubletap 投稿に2回タップしていいね!をしてね

 

【3】Instagramでよく使い回される、定番ハッシュタグ

Instagramでよく使い回される、定番ハッシュタグ

Instagramでよく使い回される定番のハッシュタグとして、5つのパターンを紹介します。これらのハッシュタグは、「◯◯」に興味や関心のある単語を入れることで、共通の趣味や価値観のユーザーを引き寄せやすくなります。

 

(1)#insta◯◯、#◯◯stagram

これらは「Instagram」をもじったハッシュタグで、◯◯には自分の名前など名詞を入れるのが一般的です。例えば、カナさんが投稿する場合は「#kanastagram」、飼っている犬の投稿をする場合は「#dogstagram」というように自由にカスタマイズできるのが特徴です。

 

(2)#◯◯好きさんと繋がりたい

「#insta◯◯」、「#◯◯stagram」と同じように◯◯には名詞が入るのが一般的で、「#カフェ好きさんと繋がりたい」、「#旅行好きさんと繋がりたい」などが挙げられます。文字の通り「繋がり」を求めるハッシュタグで、具体的なブランド・商品名を入れるなど、今や定番のハッシュタグの一つです。

 

(3)#◯◯部

「#◯◯好きさんと繋がりたい」と同じく、繋がりや交流を求める方が使用する際に効果的なハッシュタグです。例えば「#お弁当部」、「#アイス部」などその内容はさまざまで、投稿に付けるだけで、同じ趣味や関心を持つユーザーと気軽につながることができます

 

(4)#◯◯のある暮らし

「#◯◯部」と似たような意味合いを持ち、◯◯にユーザー自身が興味や関心を持つ単語を入れることで、共通点があるユーザーと繋がりやすくなります。具体的には、「#花のある暮らし」や「#グリーンのある暮らし」などライフスタイルに関連する単語が入ります。

 

(5)#◯◯+カフェ(ランチ、グルメ)

◯◯には「渋谷」、「心斎橋」など地名を入れてカフェ(ランチ、グルメ)と組み合わせて作成することで、お店探しをしているユーザーの目に留まりやすくなります。飲食店やグルメ系インフルエンサーなどが積極的に使用しており、日本でよく使われているハッシュタグの一つです。

 

【4】Instagramハッシュタグの付け方


ハッシュタグの成り立ち

1つの投稿に使用できるハッシュタグの数は30個までで、数が多いほど上位表示されやすいというわけではありません。投稿したコンテンツとの関連性が最も重要となります。
ハッシュタグの付け方は、大テーマ(世間一般で広く認知されている単語や関連する内容のもの)、中テーマ(投稿ジャンルに結び付くもの)、小テーマ(アカウントに関するもの)とハッシュタグボリューム数を目安に選択することがおすすめです。

 

・大テーマ(ビッグハッシュタグ、ビッグワード)

投稿に関連した世間的に広く認知されている単語や言葉で、投稿数は10万件以上のものが該当します。例えば、「#固有名詞」、「#insta◯◯」などのハッシュタグが挙げられます。

 

・中テーマ(ミドルハッシュタグ、ミドルワード)

ビッグワードから派生させたキーワードで、投稿数は1万~10万件のものが該当します。例えば、ビッグワードが「#スイーツ」の場合は、「#スイーツ好きな人とつながりたい」、「#スイーツ写真」、「#スイーツ食べ歩き」などがミドルワードとして挙げられます。

 

・小テーマ(スモールハッシュタグ、スモールワード)

ミドルワードからさらに細分化したもの。投稿に関する具体的なキーワードや独自のハッシュタグで、投稿数は1万件以下のものが該当します。例えば、ミドルワードが「#スイーツ写真」の場合は、「#いちご大福作り」など、より具体的で限定的な言葉が入ります。
ビッグワードにプラスして、関連するミドルワードやスモールワードを組み合わせることで、投稿が多くの人の目に留まりやすくなります。

 

まとめ

Instagramのハッシュタグは、あらゆる投稿の中から自分が欲しい情報を見つけ出すためにも、自身の投稿を多くの人に広めるためにも、とても重要な役割を果たしています。今回紹介した人気やトレンドのハッシュタグをぜひ活用してみてください。

 

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