令和の共働き子育て層の教育観とは?人気の習い事から受講スタイル、決め手となるキーワードまで徹底調査!

運動や芸術、知育など、さまざまな種類がある子どもの習い事。子どもの興味や適正に合わせてどんな習い事をさせるか、悩んでいる親たちは多いはずです。そこで今回は、未就学児のお子さんをもつパパママ306人を対象にアンケートを実施。子どもに身につけさせたいスキルや人気の習い事、習い事を選ぶ際のポイント等を調査しました。詳しく解説します。

  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/保育園、幼稚園などに通っている/子どもに習い事をさせている・検討していると回答した方

  • 有効回答数

    306件

  • 調査時期

    2023年8月10日~2023年8月14日

  • 方法

    インターネット調査

令和の共働き子育て世代の教育方針とは・・・? 

今からお子さんに身につけてほしいスキル・感性について、優先度の高いものを最大5つまで選んでください。


今からお子さんに身につけてほしいスキル・感性について、優先度の高いものを最大5つまで選んでください。

(n=306 内訳:【0~2歳】n=119、【3~4歳】n=107、【5~6歳】n=80)

まず令和の子育て世代の教育観を把握するため、子どもに身につけてほしいスキルや感性について調査しました。
「自ら考える力・主体性」が65.4%で最多となり、次いで「コミュニケーション能力」53.6%とこちらも過半数を超える結果となりました。今時のパパママは、幼少期から自分で考えて行動し“生き抜く力”や“他者と良好な関係性を築く力”を身につけてほしいと思っていることが分かります。

さらに年代別の結果を見てみると、3~4歳は「運動能力・スポーツ」、5~6歳は「礼儀、言葉遣い」が他の年代と比べて回答が多くなりました。体を動かしたり、物事を理解できるようになるなど、成長につれて段々と身に着けてほしいスキルも増えていくようです。

未就学児に人気の習い事を子どもの年代別に分析!選ぶ基準や決め手となるポイントとは?

現在行っている習い事はいくつありますか?


現在行っている習い事はいくつありますか?

(n=306 内訳:【0~2歳】n=119、【3~4歳】n=107、【5~6歳】n=80)

1つの習い事に対して週何回通わせていますか?(複数ある場合は一番通っている習い事を基準としてください)


1つの習い事に対して週何回通わせていますか?(複数ある場合は一番通っている習い事を基準としてください)

※「現在行っている習い事はない」以外を選択した方 (n=164)

現在習っている習い事の数は、「1つ」が29.7%で最多となりました。さらに1つの習い事に対する頻度は、「週1回」が約半数で多数派となりました。

また年代別でみると、年代が上がるのに比例して、習い事をしている数も「2つ以上」の回答率が上がっていることが分かります。

現在習わせている習い事を教えてください。


現在習わせている習い事を教えてください。

※「現在行っている習い事はない」以外を選択した方 (n=164 内訳:【0~2歳】n=48、【3~4歳】n=56、【5~6歳】n=60)

現在習わせている習い事を聞いたところ、全体では1位が「公文などの学習系」と「水泳」、3位が「英会話」、4位が「リトミック」、5位が「幼児教室(小学校受験対策を含む)」となりました。

また、お子さんの年齢によって違いがみられました。0〜2歳では「リトミック」が39.6%と最多。音楽に触れ合いながら身体を動かす「リトミック」は子どもの最初の習い事として人気のようです。
3〜4歳は「水泳」「公文などの学習系」「英会話」の回答が多くなりました。3歳ごろから運動にも力を入れたいと検討する中「水泳」がスポーツの中では男女ともに人気のスポーツのようです。
さらに5~6歳になると「ピアノ、バイオリンなどの音楽系」の回答が多くなっています。

習い事にまつわるエピソードとして、習い事をさせることで良かった点に関しては、「子どもが楽しそう」「集中力・習慣がついた」「コミュニケーション力、周りとの交流がスムーズになる」という声が寄せられ、早いうちから始めるメリットを感じていることが分かりました。

一方で悩んでいる点では、「お金がかかる」「送迎が大変」「時間の調整が難しい」など、実際に始めたことで感じる共働きだからこその現実的な悩み「何があっているか分からない」「長続きするのか」といった子どものモチベーションに関する内容も多数寄せられました。

その習い事をさせている(または検討している)きっかけはなんですか?


その習い事をさせている(または検討している)きっかけはなんですか?

※「現在行っている習い事はない」以外を選択した方 (n=164)

習い事をさせている(または検討している)きっかけは、「親(自分)が習っていて良いと思ったから」が42.1%と多数派となりました。親自身が経験していたからこそ、子どもにアドバイスしたり、気持ちを分かち合えるなど、親も一緒になって取り組める習い事を選ぶ傾向があるようです。

次いで2番目に多かったのは、「子どもが習いたいという意思があったから」31.1%となり、子どもの主体性を重視し、まずはやらせてみるという意見も多いようです。

受講スタイルや決める時のキーワードなど、共働きならではのポイントとは?

これから習わせたい、または受講を検討している習い事を教えてください。


これから習わせたい、または受講を検討している習い事を教えてください。

(n=306)

これから習わせたい、または受講を検討している習い事については、「水泳」「英会話」 「ピアノ・バイオリンなど音楽系」に回答が集まりました。現在習わせている習い事と相違のない結果となり、これから検討している方にとっても人気の習い事だと分かります。

習い事の受講スタイルを教えてください。


習い事の受講スタイルを教えてください。

(n=306)

受講スタイルは、「スクールに通う」が過半数で、「幼稚園や保育園で行っている」も3割弱となりました。定番の通いスタイル以外にも、幼稚園や保育園と提携している習い事は送迎の負担が少なく、共働き家庭に人気のようです。

習い事を決める際のキーワードを教えてください。


習い事を決める際のキーワードを教えてください。

(n=306)

習い事を決める際のキーワードについて聞いたところ、最も多かった回答は「家から近い・通いやすい」で65.4%となりました。やはり共働き家庭にとっては、送迎がネックになることが多く、なるべく通いやすいことが重視されるポイントのようです。

また「子どもが楽しく習える」「先生との相性」「教室の雰囲気」も上位の回答となりました。通いやすさに加えて、習う本人の子どもにも負担が少ない習い事を探しています。さらに子どもにあっているかどうかを始める前から知りたい、習い始めてからのギャップをなるべく少なくしたいと思っているため、体験や見学ができると検討しやすいのではないでしょうか。

習い事にかける1ヶ月あたりの金額を各項目で調査!結果から見える令和のパパママの傾向とは?

1つの習い事にかける1ヶ月あたりの平均金額を教えてください。

1つの習い事にかける1ヶ月あたりの平均金額を教えてください。

(n=306)

続いて習い事にかける費用について、費目ごとに詳細に調査しました。
<月謝代>の最多は3,000円以上5,000円未満、<教材、練習着など必要不可欠なもの>は3,000円未満。<自主練費>と<遠征・合宿・発表会などの特別費用>の最多は 1,000円未満となり、各費用の最多の価格帯を合計しても1ヶ月で1万円未満の結果となりました。

「子どもが長続きするか分からない」「共働きで時間の調整が難しい」といった続けることに対する悩みがあったことからも、令和のパパママはいきなり高額な習い事をさせるリスクよりは“あまり費用をかけずにまずは楽しんで習い事をしてほしい”と思っている方が多いのかもしれません。

習い事の情報収集は「SNS」が1位!人気の投稿内容は・・・?

 習い事についてどのように情報収集をしていますか?


 習い事についてどのように情報収集をしていますか?

(n=306)

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNS」を選択した方 (n=117)

習い事に関する情報収集については、「SNS」が「テレビ」を上回り多数となりました。また、SNSと回答した方に詳細を聞いたところ、「Instagram(一般人の投稿)」と「X(Twitter)(一般人の投稿)」が多くの支持を集めました。インフルエンサーや公式アカウントよりも、口コミ要素のある一般人の投稿を求めて情報収集している方が多いと思われます。

まとめ

・子どもに身につけてほしいスキルは「自ら考える力・主体性」「コミュニケーション能力」が過半数超え
 └年齢が上がるにつれて「運動能力・スポーツ」「礼儀、言葉遣い」の要素も求めている
・習い事の数は「1つ」が最多で、頻度は「週1回」
・通わせている習い事
 └【0~2歳】「リトミック」「公文など学習系」
 └【3~4歳】「水泳」「公文など学習系」「英会話」
 └【5~6歳】「水泳」「公文など学習系」「英会話」「ピアノ、バイオリンなどの音楽系」
・習い事を選んだきっかけは「親(自分)が習っていて良いと思ったから」「子どもが習いたいという意思があったから」が多数
・習い事にかかる1ヶ月あたりの費用は<月謝代>3,000円以上5,000円未満                                
 教材費や自主練費と合わせても1万円未満が多数派
・習い事に関する情報収集はSNSが最多
 └中でも「Instagram(一般人の投稿)」と「X(Twitter)(一般人の投稿)」をチェックしている

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令和の共働き夫婦クラスター最新分析!ママ・パパのインサイト&消費実態を解説

令和の共働き夫婦クラスター最新分析!ママ・パパのインサイト&消費実態を解説

共働き子育て夫婦の消費実態

共働き子育て夫婦の消費実態に関するアンケート調査結果を公開!
家事を時短するために購入した商品・サービス、ネットショッピングをしている時間帯や使う金額、世帯年収や家事分担の実態など、リアルな共働き世帯の声をまとめました。
妊娠中・未就学児を持つ世帯の、パパ・ママ両方へプロモーションを考えている方におすすめです。

【未就学児のパパママ対象】熱中症や日焼けなど、夏の子どものヘルスケア意識と購買傾向を調査!

小さなお子さんを育てるパパママたちは、毎日の子どもの体調管理に気を配っていますが、特に猛暑のこの夏はどんな対策を行っているのでしょうか。そこで今回は、未就学児のお子さんを育てるパパママ314人を対象に夏の子どものヘルスケアについて意識調査を実施。お子さんの夏の健康について行っている対策や悩み事、実際にどんなグッズを購入しているかなど詳しく解説します。

  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/保育園、幼稚園などに通っている/子どもの夏の健康について気になる・心配していることがあると回答した方

  • 有効回答数

    314件(男性:151件、女性:163件)

  • 調査時期

    2023年7月7日~2023年7月10日

  • 方法

    インターネット調査

子どもの夏特有の心配ごと第1位は・・・?具体的な対策も調査!

お子さんの夏の健康について、特に気になっている・心配していることはありますか?

お子さんの夏の健康について、特に気になっている・心配していることはありますか?

(n=314)

お子さんの夏の健康について、行っている対策はありますか?

お子さんの夏の健康について、行っている対策はありますか?

(n=314)

お子さんの夏の健康について、特に気になっている・心配していることの1位は「夏風邪」63.1%、2位が「熱中症」62.4%となりました。また、「あせも・湿疹などの皮膚の炎症」や「虫刺され」など、肌に関する心配ごとも一定数を占めています。

また具体的に行っている対策については、1位が「こまめな水分補給」、2位が「車内や屋内の空調管理」となり、上記の心配していることとリンクした夏風邪や熱中症を防ぐための対策が上位に上がりました。

子どもの夏のヘルスケアのために購入するものとは?重視するポイントと合わせてお悩み別に調査!

【日焼け、暑さ対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

【日焼け、暑さ対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

(n=314 内訳:【男性】n=151、【女性】n=163)

【日焼け、暑さ対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)


【日焼け、暑さ対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

※「特に購入する予定のものはない」以外を回答した方 (n=294)

子どもの夏の健康について、何を購入したか(または購入を検討しているか)、購入する際にこだわっているポイントを悩み別に詳しく調査しました。
まず【日焼け、暑さ対策】では「子ども用日焼け止め」「帽子」が多くの回答を集めました。一方で、「熱中症対策用の飲料や食品」の比率は高くはなく、熱中症や夏風邪に対してはグッズの購入よりも水分補給や体温の管理などで対策する方が多いと推察されます。

また、男女別の結果を比較してみると、「子ども用日焼け止め」は男性31.1%、女性59.5%と女性のほうが購入意欲が高い結果となりました。元々女性のほうがUVケアを意識する傾向にあることから、子どもへの対策の意識も高くなるようです。

購入の際のこだわりは、「肌に優しい」や「コスパ」を重視する方が多いことがわかりました。

【スキンケア】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。


【スキンケア】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

(n=314)

【スキンケア】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)


【スキンケア】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

※「特に購入する予定のものはない」以外を回答した方 (n=277)

続いて【スキンケア】でも、「日焼け止め」が1位となりました。子どもの肌は刺激に弱いため、特に夏は日焼け対策を重視する方が多いことがわかります。

購入する際のポイントは「肌に優しい」「コスパ」が上位となり、「UVカット」以上に肌に合うかどうかが一番気にかけているポイントのようです。

【栄養バランス対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

【栄養バランス対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

(n=314 内訳:【0~2歳】n=135、【3~4歳】n=124、【5~6歳】n=55)

【栄養バランス対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

【栄養バランス対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

※「特に購入する予定のものはない」以外を回答した方 (n=180 内訳:【0~2歳】n=65、【3~4歳】n=74、【5~6歳】n=41)

【栄養バランス対策】では「栄養補助食品(おやつ)」「栄養補助ドリンク」「栄養補助食品(ゼリー)」が上位となりました。

こだわっているポイントは「栄養価が高い」となりました。暑さで食欲が落ちたり、食事のリズムが乱れてしまいがちだったりと、夏の栄養バランスを補うために栄養価の高いおやつやドリンク、ゼリーを活用している方が多いようです。

さらに子どもの年代別に比較してみると、「栄養補助食品(サプリ、タブレット)」「栄養補助ドリンク(パウダー)」は年齢に比例して回答率も段々と高くなっています。年齢が上がるにつれて、食べられるものや好みが増えていくことで取り入れるタイプも多様化していることが分かります。

またこだわっているポイントも0~2歳の乳児は「飲み込みやすさ」が他の年代よりも高く重視されている一方、3~4歳は「カルシウム」5~6歳は「鉄分、亜鉛」の率が高くなっています。年齢が上がると必要な栄養素も多くなり、特に成長を助けるカルシウムや鉄分を重視する傾向にあるようです。

子どもの夏のヘルスケア商品を購入する際、どなたが決めますか?


子どもの夏のヘルスケア商品を購入する際、どなたが決めますか?

(n=314)

購入したもの・購入する予定のものは合計でいくらくらいですか?

購入したもの・購入する予定のものは合計でいくらくらいですか?

(n=314 内訳:【0~2歳】n=135、【3~4歳】n=124、【5~6歳】n=55)

夏の子どもの健康にまつわるグッズの購入は、7割以上の方が「母親が決めている」と回答しました。また、合計の金額は「1,000円未満」が1位となり、購入する際のポイントで「コスパ」がどのジャンルでも上位に上がったこととも結びつく結果となりました。

また年代別にみると、3~4歳は「2,000円~5,000円未満」、5~6歳は「7,500円~1万円未満」が10%以上の回答率となっており、年齢が上がるにつれて購入平均金額も高くなっていることが分かります。

コロナの前後で子どもの健康についての対策や意識は変化した?

コロナが落ち着いた今、子どもの健康に対する意識はコロナ禍と比べて変化しましたか?


コロナが落ち着いた今、子どもの健康に対する意識はコロナ禍と比べて変化しましたか?

(n=314)

本調査では、コロナが落ち着いた今、子どもの健康に対する意識に変化があったかどうかについても調べました。
その結果、【マスクなど飛沫対策】のみ「やや意識が低くなった」が1位となりましたが、その他の項目については「変わらず意識している」が多数派となりました。パパママたちの子どもの体調管理に対する意識は、コロナ禍に大きく左右されることなく、元々高い傾向にあるようです。

子どもの年代に応じて変化する?!ヘルスケアに関する情報収集方法とは?

子どものヘルスケアについてどのように情報収集していますか?


子どものヘルスケアについてどのように情報収集していますか?

(n=314 内訳:【男性】n=151、【女性】n=163)

子どものヘルスケアについて、どのように情報収集をしているか聞いたところ、1位が「SNS」、2位が「テレビ」となりました。

男女別で違いがみられたのは「ママ・パパ友」で、男性17.9%、女性30.1%という結果に。一方で男性は「ニュースアプリ」の率が20.5%と女性9.2%に比べて高くなっています。女性はママ友同士の交流など周囲の人たちとリアルで情報交換をしているのに対して、男性はアプリや検索などインターネットで情報を得ている傾向があります。

子どものヘルスケアについてチェックするSNSを教えてください


子どものヘルスケアについてチェックするSNSを教えてください

※「SNSで情報収集している」と回答した方 (n=152)

情報収集する中で、一番信用して見ているコンテンツを全て教えてください。

情報収集する中で、一番信用して見ているコンテンツを全て教えてください。

※「リアルの知人のみ、情報収集はしていない」以外を回答した方 (n=282 内訳:【0~2歳】n=121、【3~4歳】n=109、【5~6歳】n=52)

チェックしているSNSは約84%の方が「Instagram」と回答し、子育て世代の中でのInstagram活用率の高さがうかがえる結果となりました。

情報収集する中で一番信用して見ているコンテンツについては、「一般人の投稿」「インフルエンサー・有名人の投稿」が上位となりました。

また子どもの年齢別に見てみると、0~2歳は「インフルエンサー」や「一般人」の投稿の回答率が高く、一般のリアルな声や同じ境遇の意見が知りたいと思っているようです。
3~4歳は「一般人」や「企業の公式アカウント」の投稿の回答率が高く、段々と企業が出している正式な情報を知りたい傾向が高まっていく傾向にあります。
さらに5~6歳は「企業の公式アカウント」、「専門家による解説」の投稿の回答率が高く、より専門的な知識を求めるようになります。
乳児は個人差が大きく、都度同じ状況になっている意見を取り入れたい意識が高いですが、段々と信頼度の高い専門的な情報を得たいと意識が変化していくのではないでしょうか。

まとめ

・子どもの夏のヘルスケアについて、気になっていることは「夏風邪」「熱中症」、具体的な対策は「こまめな水分補給」「車内や屋内の空調管理」
・ヘルスケアの対策グッズを購入する際に気を付けるポイントはどの項目も「コスパ」が上位に。肌に触れるものは「肌への優しさ」を特に重視
・購入の決定権は7割が「母親」、合計金額は「1,000円未満」が多数派
・コロナ後、「マスクなど飛沫対策」はやや意識が低くなったが、「スキンケア」「消毒や殺菌」「外出先のケガ」など他の健康管理については「変わらず意識している」が多数派
・子どもの健康に関する情報収集源は「SNS」「テレビ」がメイン。SNSは8割が「Instagram」を利用
・信頼しているコンテンツ
 └【0~2歳】「インフルエンサー・有名人の投稿」「一般人の投稿」
 └【3~4歳】「一般人の投稿」「企業の公式アカウントからの投稿」
 └【5~6歳】「企業の公式アカウントからの投稿」「専門家による解説(記事)」

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働く20代~30代の未婚男女を対象にした、SNS利用状況とサブスクリプションサービス利用状況についてのアンケート調査結果を公開! Z世代とミレニアル世代を比較し、情報収集手段(Instagram/Twitter/Facebook/YouTube)・投稿のモチベーション・サブスク利用ジャンルについてまとめました。 ビジネスパーソン・Z世代・ミレニアル世代のインサイトを知りたい方におすすめです。

首都圏在住子育て層に大調査!マイホームは欲しい?or欲しくない?〜イマドキ夫婦のライフプランと資産運用戦略を徹底分析〜

一生で一番大きな買い物とも言われる、マイホーム。そこで今回は首都圏で共働きをする子育て層303名を対象に、マイホームに対する意識と資産運用に関する調査を実施。理想のマイホームや購入にあたって重視すること、さらに住宅ローンの選び方など、子育て層ならではの悩みやポイントを詳しい調査結果とともに解説します。

  • 調査対象

    25~35歳/東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県在住/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/マイホーム以外に住んでいると回答した方

  • 有効回答数

    303件(男性:142件、女性:161件)

  • 調査時期

    2023年5月23日~2023年5月29日

  • 方法

    インターネット調査

子育てミレニアル世代の8割以上がマイホーム願望あり!その理由とは?

現在の住まいについて教えてください。

現在の住まいについて教えてください。

(n=303)

マイホームについて、今の考えに近いものを教えてください。

マイホームについて、今の考えに近いものを教えてください。

(n=303)

マイホームに対する意識について尋ねたところ、「欲しい」が84.1%、「欲しいとは思わない」が14.5%と、 約8割以上の方がマイホーム願望ありという結果になりました。

マイホームが欲しい理由を教えてください(最大3つまでお選びください。)

マイホームが欲しい理由を教えてください(最大3つまでお選びください)。

※「マイホームが欲しい」と回答した方 (n=255 内訳:【女性】n=137、【男性】n=118)

マイホームが欲しいと回答した方の理由については、「今の家が狭いから」が44.1%で1位となりました。また広さについては「将来子どもが増えたときに狭くなるから」も23.6%と一定数あり、広さを重要視するのは子育て世代ならではの特徴かもしれません。

2位は「マイホームを持つことが夢だから」31.3%、3位は「マイホームは資産になるから」27.0%となりました。

また、男女別に比較してみると「自分たちの意見を取り入れた内装やリフォームができるから」の回答率が女性19.7%、男性8.5%と、女性が男性の倍近くの回答を集めました。女性によっては、マイホームをもつということだけでなく、内装など家の中の空間にこだわりをもつ方が多いようです。

理想のマイホームを深掘り!1位は新築の〇〇。マイホーム選びに重視するポイントとは?

マイホームを購入するならどんな家がいいですか。

マイホームを購入するならどんな家がいいですか。

※「マイホームが欲しい」と回答した方 (n=255)

マイホームが欲しいと回答した方に、理想の住まいについてさらに深掘り調査を行いました。

どんな家がいいかについては、上位3位がすべて「新築」で、1位が「郊外の一戸建て」2位が「都心(または都市部)の一戸建て」3位が「都心(または都市部)のマンション」となりました。

マイホームを検討する上で重要視する点は何ですか(最も重視するものを3つまで選んでください。)

マイホームを検討する上で重要視する点は何ですか(最も重視するものを3つまで選んでください。)

※「マイホームが欲しい」と回答した方 (n=255 内訳:【女性】n=137、【男性】n=118

マイホームを検討する上で重視するポイントは、6割以上が「子育てしやすい環境」次いで「治安のよさ」が38.4%の回答を集めました。購入したいマイホームが新築のうち「郊外」が44.9%、「都心」38.7%と郊外を希望する方が多かったこととも関連していることが分かります。

また「交通の便のよさ」も35.7%と回答を集めており、都心派が重視しているポイントだと考えられます。

さらに、男女別みると女性の方が「最寄りの駅までの距離」が33.6%と比較的多い回答となっており、「通勤の利便性」よりも最寄りの駅までの距離や時間に対する意識が強いようです。

マイホームの情報収集は「住宅展示場や相談会」が男女ともに1位。SNS利用に差が出る理由とは?

マイホームを検討するにあたって、どのように情報収集をしていますか。

マイホームを検討するにあたって、どのように情報収集をしていますか。

※「マイホームが欲しい」と回答した方 (n=255 内訳:【女性】n=137、【男性】n=118

マイホームの情報収集については、「住宅展示場や相談会」が36.9%と男女ともに1位となりました。ネット時代であっても、マイホームについては実際に自分たちの目で確かめたい方が多いようです。

全体で27.1%の回答となった「SNS」ですが、内訳は女性が34.3%、男性が18.6%と女性のほうが高い傾向にあります。女性は「マイホームが欲しい理由」の回答で「自分たちの意見を取り入れた内装やリフォームができるから」が男性の倍近くいたことからも、SNSを駆使して、内装やどんな家にしたいかなど、様々なケースをビジュアル込みで検索していると考えられます。

また一方で、男性は女性よりも「職場の同僚」の割合が高く、直接身近な人に聞くことで、現実的な意見をもらいたいと考えているのではないでしょうか。

住宅ローンの利用を「検討している」が約8割!「メガバンク派」と「ネット銀行派」が求めるポイントを解説。

住宅ローンの利用を検討していますか?

住宅ローンの利用を検討していますか?

※「マイホームが欲しい」と回答した方 (n=255)

どのような種類の住宅ローンを利用したいですか?

どのような種類の住宅ローンを利用したいですか?

※「住宅ローンの利用を検討している」と回答した方 (n=209)

その住宅ローンを利用したい理由を教えてください。

その住宅ローンを利用したい理由を教えてください。

※「住宅ローンの利用を検討している」と回答した方 (n=209 セグメント:【メガバンク・地方銀行】n=86、【ネット銀行】n=28

住宅ローンについての意識についても調査したところ、利用を「検討している」が8割以上という結果になりました。

種類については「メガバンク・地方銀行の住宅ローン」が全体の4割を占めています。選択した理由として回答が多かったのは1位が「安心感」41.9%、次いで「サポートが手厚そうだから」が2位で26.7%となりました。

一方、「ネット銀行の住宅ローン」を選択した方の理由は「金利が安いから」が64.3%と圧倒的に多く、続いて「保険などのオプションが充実しているから」の回答が挙がりました。

額が大きく支払い期間が長期にわたる特性ゆえ、メガバンクが今も主流ですが、金利の安さなどからネット銀行が選択できるのであればそちらのほうがお得と考える方も多いようです。

まとめ

  • マイホームが「欲しい派」が8割以上
  • 理想のマイホームは「新築」中でも「郊外の一戸建て」が人気
  • 重視するポイントとして、郊外派は「子育てしやすい環境」や「治安のよさ」、都心派は「交通の利便性」を重視する傾向にある
  • 住宅ローンの利用を「検討している」が8割以上
  • 具体的な種類は「メガバンクや地方銀行」の支持が根強い
  • ネット銀行派は「金利の安さ」を重要視
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子育ての情報収集に関する調査

未就学児~小学生の子どもを持つ共働き夫婦を対象に、情報収集に関するアンケート調査を実施!子どもの年齢別に、育児・家事の悩みや、情報収集で利用するツール、重要視している点をまとめました。子育て世帯をターゲットとしたプロモーションのヒントとしてご活用ください。

  • 調査対象

    全国/正社員、嘱託・契約社員、公務員・団体職員、派遣社員、パート・アルバイト、自営業・フリーランス※産休中・育休中含む
    (a)女性/第一子を妊娠中または0~1歳 (b)女性/第一子が2~3歳
    (c)女性/第一子が4~5歳 (d)男性/パートナーが第一子を妊娠中または未就学児
    (e)女性/第一子が小学生 (f)男性/第一子が小学生

  • 有効回答数

    (a)274件 (b)303件
    (c)302件 (d)300件
    (e)303件 (f)302件

  • 調査時期

    2021年8月25日~2021年8月27日

  • 調査方法

    インターネット調査

第一子を妊娠中または第一子が未就学児の母親・父親の情報収集

未就学児の育児・家事で悩んでいることは?

子どもの年齢を問わず「子どもの健康の不安・悩みがある」という回答が最も多くなりました。
「家庭の経済状況・教育資金に関する不安・悩みがある」という回答は、子どもの年齢が4~5歳で最も多くなります。義務教育が始まる前に、教育資金の準備をしておきたいという傾向が見られます。
また、母親は父親に比べ「子ども向けの家づくり(インテリア・収納・掃除)に関する悩みがある」と回答している割合が多く、子育てしやすい家づくりに関連する商品の訴求は、母親の心を掴めるかがポイントになるでしょう。

一番上のお子さまに関する、直近の育児・家事に関して教えてください。(複数回答)

一番上のお子さまに関する、直近の育児・家事に関して教えてください。(複数回答)

未就学児の子どもに関する情報収集で利用するものは?

第一子を妊娠中または第一子が0~1歳の母親は、他の年齢の子どもを持つ母親に比べて「テレビ(リアルタイム視聴)」の割合が少なく、「SNS(Facebook・Twitter・Instagram)」「知人・友人・パートナーに相談する」という回答の割合が多くなりました。初めての子育ての場合、経験者の声や信頼できる知人の意見を参考にすることが多いといえます。
一方、未就学児の父親は、母親に比べて「SNS(Facebook・Twitter・Instagram)」「知人・友人・パートナーに相談する」の割合が少なく、「ニュース・ポータルサイト/アプリ」という回答の割合が多くなりました。父親は、個人の意見を集めるよりも、普段利用するメディアから発信される情報を参考にする傾向にあるようです。

一番上のお子さまに関する情報収集で、よく利用するものを教えてください。(複数回答)

一番上のお子さまに関する情報収集で、よく利用するものを教えてください。(複数回答)

未就学児に関する情報は何があると信頼できる?

情報を信頼できるポイントとして、母親は「医師や専門家の監修があるかどうか」に重きを置いている傾向があり、父親は「経験者の実体験による情報かどうか」に重きを置いている傾向があるようです。
子どもの年齢が低いほど重要視している点の回答数が多く、特に子どもの健康・発育の情報収集には、専門家の監修がマストといえるでしょう。

一番上のお子さまに関する情報収集で、信頼できるポイントとして重要視している点を教えてください。(複数回答)

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「マイナビ子育て」の認知度

「マイナビ子育て」の認知度

「マイナビ子育て」で見ている情報

母親・父親ともに「子どもの健康・病気に関する情報」「子どもの発育に関する情報」を閲覧しているという回答が最も多くなりました。「マイナビ子育て」では、信頼できる情報を提供するため、医師や専門家監修の記事を多く掲載しています。
また、父親は母親よりも「夫婦間についての情報」を多く閲覧しています。「マイナビ子育て」では、育児・家事に関する夫婦間の悩みや不安を解消できるという商品・サービス紹介も需要があります。

「マイナビ子育て」で閲覧する情報を教えてください。(複数回答)

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第一子が小学生の母親・父親の情報収集

小学生の育児・家事で悩んでいることは?

母親・父親ともに「子どもの教育の不安・悩みがある」という回答が最も多くなり、次いで教育に関する「習い事・教育サービスについて比較検討中」「家庭の経済状況・教育資金に関する不安・悩みがある」という回答が多くなりました。
未就学児の子どもを持つ親と同様に「子ども向けの家づくり(インテリア・収納・掃除)に関する悩みがある」という回答の割合は母親のほうが多く、子育てしやすい家づくりに関連する商品の訴求は、母親の心を掴めるかがポイントになるでしょう。

一番上のお子さまに関する、直近の育児・家事に関して教えてください。(複数回答)

一番上のお子さまに関する、直近の育児・家事に関して教えてください。(複数回答)

小学生の子どもに関する情報収集で利用するものは?

母親・父親ともに「テレビ(リアルタイム視聴)」という回答が最も多く、母親は「知人・友人・パートナーに相談する」、父親は「ニュース・ポータルサイト/アプリ」と回答した割合が多くなりました。
小学生の子どもを持つ母親は、未就学児の子どもを持つ母親よりも、身近な意見を参考にする割合が少なくなり、主に教育に関して自分の子どもに合わせた情報収集を多媒体から行う傾向にあるようです。

一番上のお子さまに関する情報収集で、よく利用するものを教えてください。(複数回答)

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小学生の子どもに関する情報は何があると信頼できる?

情報を信頼できるポイントとして、母親・父親ともに「経験者の実体験による情報かどうか」という回答が最も多くなり、次いで「医師や専門家の監修があるかどうか」という回答が多くなりました。
商品やサービスの広告を出稿する際の切り口として、医師や専門家をアサインしたり、座談会やインタビューを実施したりすることで、信頼度の高い情報となるでしょう。

一番上のお子さまに関する情報収集で、信頼できるポイントとして重要視している点を教えてください。(複数回答)

一番上のお子さまに関する情報収集で、信頼できるポイントとして重要視している点を教えてください。(複数回答)

「マイナビニュース」の認知度

「マイナビニュース」の認知度は、母親・父親ともに8割以上となっています。
父親は母親よりも「ニュース・ポータルサイト/アプリ」を利用して情報収集する割合が多いため、「マイナビニュース」も父親に閲覧される割合が多いといえます。

「マイナビニュース」を知っていますか?

「マイナビニュース」を知っていますか?

※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

「マイナビニュース」で見ている情報

母親・父親ともに「子どもの健康・病気に関する情報」を閲覧している割合が多くなっています。
また、父親は母親よりも「子どもの発育に関する情報」を閲覧している割合が多い傾向にあります。ビジネスマンの閲覧率が高い「マイナビニュース」では、父親に向けた「子どもの発育・教育サービス」や「進学のための資金に関する情報」の訴求が有効です。

「マイナビニュース」で閲覧する情報を教えてください。(複数回答)

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まとめ

未就学児の子どもを持つ母親ほど、SNSで体験談を調べたり、身近な人に相談したりすることで、子育ての悩みを解決していることが分かりました。
一方で、医師や専門家の監修があるかどうかが重要視されており、育児専門サイトは、初めての子育てをサポートするメディアとして重要な役割を担っていることが分かります。

父親は、ニュース・ポータルサイトといった、普段使うツールでまとめて情報収集をしていることが分かりました。
家事・育児に関する情報を、父親の目に触れるメディアで流すことで、より一層、父親の育児・家事への関心度を高めることができるかもしれません。

マイナビメディアでは、未就学児の子どもを持つ母親に向けた子育て情報サイト「マイナビ子育て」、ビジネスパーソンに向けた総合情報サイト「マイナビニュース」を運営しています。
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