令和の共働き夫婦クラスター最新分析!ママ・パパのインサイト&消費実態を解説

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共働き子育て層の復職準備について調査!育休中に行なっていたコトや購入したモノとは?

厚生労働省の調査では、育児休業終了後の復職者の割合は年々増加していると言われています。そこで今回は、25~35歳の子どもがいる女性のうち、育休後に復職した方を対象にアンケートを実施しました。取得した育休期間や復職に向けて育休中に行っていたこと、復職準備として購入した家電・サービスといった消費傾向まで詳しく解説します。

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1,育休の取得期間はどのくらい? パートナーの育休や復職後の勤務時間を調査!

Q.育休から復帰した時期の子どもの月齢を教えてください。

Q.育休から復帰した時期の子どもの月齢を教えてください。

(n=303)

育休から復帰した時期の子どもの年齢は、【1歳未満】(0か月~11か月)が40.3%、【1歳】(1歳0か月~1歳11か月)が53.5%、【2歳以上】(2歳0か月以上)が6.3%となりました。

Q.パートナー(夫)は育休をどのくらいの期間取得しましたか?

Q.パートナー(夫)は育休をどのくらいの期間取得しましたか?

(n=303 復帰時の子どもの年齢:【子ども1歳未満】n=122、【子ども1歳以上】n=181)

またパートナーの育休取得については、「取得していない」が45.5%となりました。2022年からは「産後パパ育休制度」が施行され、男性も育休を取得しやすい職場環境が推進されていることから、約半数の方が育休を取得しているというのが現状のようです。取得者のなかでは「1週間以上3か月未満」がボリュームゾーンとなっています。

さらに復職時の子どもの年齢別に注目してみると、【子ども1歳未満】は「3か月以上6か月未満」がボリュームゾーンとなっており、「6か月以上1年未満」の回答も10%以上となっています。一方で【子ども1歳以上】は「取得していない」が1歳未満よりも高くなっています。

Q.復職後の勤務時間を教えてください。

Q.復職後の勤務時間を教えてください。

(n=303 復帰時の子どもの年齢:【子ども1歳未満】n=122、【子ども1歳以上】n=181)

さらに復職後の勤務時間については「フルタイム勤務」が63.4%と多数派の結果となりました。

また、復職時の子どもの年齢別に深堀りしてみると、【子ども1歳以上】の場合は、「フルタイム勤務」56.9%「時短勤務」42.5%となっている一方で、【子ども1歳未満】は「フルタイム勤務」が7割以上を占めています。前述のパートナーの育休の設問では、【子ども1歳未満】のほうがパートナーも育休を利用している方が多かったことから、夫婦ともに育休を利用することによって、女性もフルタイム勤務を可能にしていると考えられます。

\【さらに調査】育休復帰時期や復職後の勤務形態についても調査!/

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2,復職に向けて行っていたこととは?準備期間や費用について調査!

Q.復職に向け、育休中に行っていたことを教えてください。

Q.復職に向け、育休中に行っていたことを教えてください。

(n=303 復帰時の子どもの年齢:【子ども1歳未満】n=122、【子ども1歳以上】n=181)

復職に向け、育休期間中に行っていたことは「生活リズムを整える」が39.6%で最多の結果に。次いで「小児かかりつけ医の登録」26.1%、「病児保育・病後児保育の登録」24.4%となり、医療関連の登録が目立ちます。また「時短家電の購入」「家族旅行」なども20%台となっています。

復職時の子どもの年齢別に見ていくと、【子どもが1歳未満】は「病児保育・病後児保育の登録」が最多の結果に。また「ファミリーサポートの登録」「ベビーシッターの利用検討」「家事代行サービスの利用検討」なども【子ども1歳以上】に比べて回答率が高くなっています。1歳未満の子育てをしながら、フルタイム勤務で働くために、育児・家事ともに様々なサービスを利用することに積極的であることが分かります。
また【子どもが1歳以上】の場合は育休期間が長いため、「生活リズムを整える」が1位に。また「家族旅行」や「保育園で使うものを手作りする」など長期の育休を取得しているタイミングで、子どもとの思い出や自身の休息もとりたいというインサイトが感じられます。

Q.復職の何か月前くらいから準備を始めましたか?

Q.復職の何か月前くらいから準備を始めましたか?

(n=303)

続いて、復職の準備期間について、『保育園選び』は「半年前~11か月前」が38.3%でボリュームゾーンとなりました。約1年程度で復帰する方が多いため、保育園選びは、子どもが産まれる前から行っていた方と産まれた後に始めた方とそれぞれ個人差がありそうです。
また『保育園の準備』『自分の復帰準備』に関しては「1か月前」がボリュームゾーンとなりました。

Q.復職準備期間にかかった各費用を教えてください。

Q.復職準備期間にかかった各費用を教えてください。

(n=303)

復職準備としてかかった費用についてもカテゴリ別に調査しました。

全体では、『保育園準備』は「5,000円以上1万円未満」「1万円以上2万円未満」が20%台で1万円前後がボリュームゾーンとなっています。また自分の復職に向けた『メイク』『スキンケア』『ファッション』のアイテムは「5,000円以上1万円未満」の回答率が高く、1万円がボーダーラインだと分かります。

\【もっと深掘り!】復職時の子どもの年齢別に比較!準備期間や費用に差が出るポイントとは?/

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3,【保育園選び】重視するポイントや情報収集方法など

Q.保育園選びで重視したことを教えてください。

Q.保育園選びで重視したことを教えてください。

(n=303 復職時の勤務時間:【時短】n=110、【フルタイム】n=192)

ここからは具体的な復職準備について見ていきます。まず保育園選びに関しては、「家から近い」が60.1%と、大差をつけて一番重視したこととなりました。

勤務時間別では、特に【時短】が7割以上と高い回答率となっています。一方で【フルタイム】の場合は、「保育時間が長い」「延長保育が可能」が【時短】よりも高くなっており、開所時間が早い園や急な残業にも対応できる保育時間の長い保育園を選んでいることが分かります。

Q.保育園準備の情報はどこで集めましたか。

Q.保育園準備の情報はどこで集めましたか。

(n=303)

保育園準備の情報収集方法は「SNS」が30.7%で最多の結果に。次いで「友人」19.5%となりました。情報の早いSNSやママ友とリアルでの相談が大きな情報源となっていることが分かります。

\【もっと深掘り!】SNSと回答した方に参考にしている投稿を調査!/

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4,【時短家電やサービス】仕事と育児の両立で手間を減らしたい家事とは?

Q.家電やサービスを利用することで、手間を軽減させたい家事・育児はどれですか?

Q.家電やサービスを利用することで、手間を軽減させたい家事・育児はどれですか?

(n=303 復職時の勤務時間:【時短】n=110、【フルタイム】n=192)

続いて、家電やサービスによって手間を軽減させたい家事・育児について調査すると1位「料理」2位「部屋の掃除」3位「洗い物・片付け」となりました。忙しい中で、子どもと大人の分の料理をしなければいけない分、時間も手間もかかる食事の項目は多くの方が軽減したい家事だと分かります。

また勤務時間別に注目すると【フルタイム】の場合は「洗濯物をしまう」「アイロンがけ」といった洗濯に関する項目も一定数を集めています。フルタイムで働き、子どもを迎えにいったあと食事や掃除だけでなく、洗濯にも気を回さなければならないため、細かい家事に対する時短家電やサービスに対しても消費意欲が高いと考えられます。

Q.復職を機に購入した時短家電やサービスを教えてください。

Q.復職を機に購入した時短家電やサービスを教えてください。

※「時短家電やサービスは購入していない」以外と回答した方 (n=180)

また復職に向けて実際に購入した時短家電やサービスについては、「ロボット掃除機」が16.7%で最多、次いで「衣類乾燥機付き洗濯機」16.1%となりました。掃除や洗濯に関しては、ある程度コストをかけてでも負担を減らそうとしているようです。

\【もっと深掘り!】復職時の子どもの年齢や時短/フルタイム勤務別に深掘り調査!/

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5,【美容・ファッション】自分自身の復職準備として購入したものとは? 

Q.復職に向けて購入した美容家電やサービスについて教えてください。

Q.復職に向けて購入した美容家電やサービスについて教えてください。

※「美容家電やサービスは購入していない」以外と回答した方 (n=117)

また復職に向けて購入した美容家電やサービスについては、1位「ヘアドライヤー」16.2%、2位「シミ取り」13.7%、3位「整体・マッサージ」「ヘアアイロン」12.8%となりました。
復職後、日々出社となるため、身だしなみを整えるため「ヘアドライヤー」「ヘアアイロン」などヘアアイテムを新調したり、「シミ取り」「整体・マッサージ」など悩みを復職前に解消したりする傾向がうかがえます。

Q.復職に向けて購入したファッションアイテムを教えてください。

Q.復職に向けて購入したファッションアイテムを教えてください。

※「ファッションアイテムは購入していない」以外と回答した方 (n=117)

復職に向けて購入したファッションアイテムは「ブラウス」が最多の結果に。また「スーツ」「ジャケット」などフォーマル寄りの商品の購入が目立ちました。靴の項目では、「スニーカー」が多数派となっています。

Q.復職後に着用するファッションアイテムを選ぶ際に重視している点を教えてください。

Q.復職後に着用するファッションアイテムを選ぶ際に重視している点を教えてください。

(n=303)

ファッションアイテムを選ぶ際に重視している点は、1位「動きやすさ」26.4%、2位「着回ししやすい」25.1%、3位「長く使える」「洗濯可能」20.5%となりました。 前述にてスニーカーが多数派となっていた点も含め、子どもの送り迎えなどもあり、動きやすさを重視する方が多いようです。

以前の【アイテム編】Z世代社会人のオフィスファッションに関する調査では、「プライベートでも使える」「手持ちの服に合うか」といった項目も女性は上位に入っており、ファッション性も求めている傾向にある一方で、復職する女性の場合は、「動きやすさ」「洗濯可能」といった機能性を重視していることが分かります。

\【さらに調査!】復職に向けて購入したメイクアイテムも調査!/

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まとめ

  • 育休の取得期間:「6か月以上1年3か月未満」がボリュームゾーン
  • パートナーの育休取得率:約半数
    └【子ども1歳未満】「3か月以上6か月未満」がボリュームゾーン
    └【子ども1歳以上】「取得していない」53.6%
  • 復職後の勤務時間:「フルタイム勤務」63.4%「時短勤務」36.3%
  • 育休中に行っていたこと
    └【子ども1歳未満】「病児保育・病後児保育の登録」
    └【子ども1歳以上】「生活リズムを整える」
  • 保育園選びで重視したこと:「家から近い」が約6割
  • 復職に向けて購入した時短家電やサービス:1位「ロボット掃除機」、2位「衣類乾燥機付き洗濯機」
  • 復職に向けて購入した美容家電やサービス:1位「ヘアドライヤー」、2位「シミ取り」、3位「整体・マッサージ」「ヘアアイロン」
  • 復職後に着用するファッションアイテムで重視するポイント:「動きやすさ」が最多

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  • 調査対象

    24~29歳/既婚/子どもあり/子ども0~6歳/正社員、公務員・団体職員/過去に育休を取得したことがある

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2025年4月

  • 方法

    インターネット調査

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都内在住、共働き子育て層の車事情とは?【自家用車派】の購入ポイントや【カーシェア派】の使用頻度など利用実態を調査!

子育て層にとって、自家用車購入のメリットやデメリットはどこにあるのでしょうか。今回は、東京都在住者に焦点をあて、25~35歳の共働き子育て層を対象に、車の利用実態についてアンケートを実施しました。自家用車を購入している家庭には、車の使用用途や購入時期、予算感を調査。さらに自家用車を購入していない家庭は、カーシェアやレンタカーなどの車のサービス利用について調査しています。

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Ⅰ-1,【車購入あり】購入理由や自家用車の主な使用用途とは?

まずは自家用車を購入している共働き子育て層に購入理由やポイント、費用などを調査していきます。

Q.自家用車を購入した理由を教えてください。

Q.自家用車を購入した理由を教えてください。

(n=301)

自家用車を購入した理由は「行動範囲が広がるから」が66.8%で最多となりました。長時間の移動は、子育て層にとって荷物の量や子どもの機嫌などを考えるとハードルが高いものです。
公共交通機関のみを利用するよりも、お出かけの選択肢が増えるという点が、自家用車購入の決め手のひとつとなっているようです。

次いで「日常的に車を利用する必要があるから」は43.9%の結果に。東京都在住の方も半数近くが買い物や子どもの送り迎えなど、頻繁に車を使用しているようです。

Q.自家用車の主な使用用途を教えてください。

Q.自家用車の主な使用用途を教えてください。

(n=301 内訳:【子ども1人】n=211、【子ども2人以上】n=90)

自家用車の主な使用用途は「食料品や日用品の買い物」72.1%に回答が集まりました。購入後は、日々の買い物など日常的に使用している家庭が多いようです。
次いで「日帰りの旅行・お出かけ」49.2%、「近場での外食」40.2%となりました。

また【子ども2人以上】の家庭では「キャンプやアウトドアなどのレジャー」「宿泊を伴う旅行」も40%以上の回答率となっています。日常生活だけでなく、休日のお出かけにも使われており、前述の購入理由「行動範囲が広がるから」を裏付ける結果となっています。

\【さらに調査!】使用頻度や夫婦間での運転する割合など/

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Ⅰ-2,【車購入あり】子育て層に人気のボディタイプは?子どもの人数別に深堀り!

Q.現在所有している自家用車のボディタイプを教えてください。

Q.現在所有している自家用車のボディタイプを教えてください。

(n=301 内訳:【子ども1人】n=211、【子ども2人以上】n=90)

自家用車のボディタイプは、子どもの人数によって選ぶ車のサイズ感に差が出るようです。
【子ども1人】の家庭では、「SUV」24.9%が人気。日常生活はもちろん、レジャーなど様々なシーンで使うことができ、おしゃれで豊富なデザインの中から選べるなどの魅力があります。

一方で【子ども2人以上】の家庭では「ミニバン」25.6%が1位に。基本的に3列シートで後部座席が広い点が特徴です。車内が広く、天井も高いので、おむつ替えができたり、荷物をたくさん乗せても快適に乗ることができるため、人気だと考えられます。

Ⅰ-3,【車購入あり】自家用車の購入時期は「第一子○○」、予算感は世帯年収によって異なる結果に!

Q.自家用車を購入した時期を教えてください。

Q.自家用車を購入した時期を教えてください。

(n=301 内訳:【子ども1人】n=211、【子ども2人以上】n=90)

では自家用車の購入実態について深掘りしていきましょう。まず、購入した時期は「第一子妊娠前」が48.8%で最多となりました。「第一子妊娠中」の結果と合わせると69.7%となり、約7割は第一子出産前に自家用車を購入しているようです。

また子どもの人数別に見てみると、【子ども2人以上】の家庭の場合も、「第一子妊娠前」から「第一子出産後」の購入がボリュームゾーンとなっており、第一子の時が自家用車を購入するタイミングであることが分かります。

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Q.購入時の金額・予算感を教えてください。

Q.購入時の金額・予算感を教えてください。

(n=301 内訳:【700万円未満】n=84、【700万円以上1,000万円未満】n=114、【1,000万円以上】n=103)

購入時の金額・予算感は、「200万円以上300万円未満」「300万円以上400万円未満」がボリュームゾーンの結果に。

世帯年収別に注目してみると、世帯年収【700万円未満】は「200万円以上300万円未満」、【700万~1,000万円未満】は「200万円以上400万円未満」、【1,000万円以上】は「400万円以上500万円未満」がボリュームゾーンとなりました。世帯年収が高いほど予算は高くなり、年収の2分の1~3分の1くらいが予算の目安となっていることが分かります。

\【さらに調査!】自家用車購入時の決済方法や夫婦間の決済権の割合とは?/

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Ⅰ-4,【車購入あり】ひと月あたりの維持費用を調査!

Q.ひと月あたりの維持費用はいくらですか?

【維持費(税金,メンテナンス代,保険料,ガソリン代などを含む)】
Q.ひと月あたりの維持費用はいくらですか?
【駐車場代】
Q.ひと月あたりの維持費用はいくらですか?

(n=301 内訳:【戸建て】n=194、【マンション】n=104)

続いて維持費用についても調査しました。まず税金やメンテナンス代、保険料、ガソリン代などを含むひと月あたりの維持費については「1万円以上2万円未満」「2万円以上3万円未満」が22%台でボリュームゾーンとなりました。

また駐車場代については「1万円未満」「1万円以上2万円未満」が回答率が高くなっています。しかし、居住形態別に見てみると【マンション】は「1万円以上2万円未満」「2万円以上3万円未満」がボリュームゾーンとなっています。

Ⅰ-5,【車購入あり】子育て層が自家用車購入時に重視するポイント1位は・・・?

Q.自家用車を購入する際に重視していたポイントはなんですか?

Q.自家用車を購入する際に重視していたポイントはなんですか?

(n=301 内訳:【戸建て】n=194、【マンション】n=104)

続いて、自家用車を購入する際のポイントについて調査しました。1位「安全性能」25.5%、2位は「見た目のデザインや色味」「燃費がよい」22.9%で同率の結果となりました。子どもと一緒に乗車する機会も多い子育て層にとっては、「安全性能」を特に重視していることが分かります。

さらに居住形態別に見てみると、【戸建て】は「コンパクトさ」13.4%、【マンション】は「リセールのしやすさ」16.4%と一定の支持を得ており、差が出ているポイントとなります。
【マンション】の場合、前述の維持費用の結果からも駐車場代がかさむことが想定されるため、リセールを念頭に入れたうえで、購入を検討する方も少なくないようです。

Ⅰ-6,【車購入あり】今後も自家用車所有したい?それとも?

Q.今後、継続して自家用車を所有し続けたいと考えていますか?

Q.今後、継続して自家用車を所有し続けたいと考えていますか?

(n=301)

さらに今後の自家用車の所有についての考えも調査しました。「今の車を所有し続ける」が半数以上の結果となりました。総合的に見るとメリットの方が上回っているのでしょう。日々の買い物やお出かけの手段として利便性を感じている方が多いようです。

また今の車を手放す派は「新たな車の購入を検討している」が多数派の意見となりました。自家用車の所有をやめて他のサービスを検討するというよりも、ライフスタイルに応じて異なるタイプの車を購入したいと考えているようです。

\【もっと深掘り!】自家用車を購入した結果のメリット・デメリットをそれぞれ調査!/

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Ⅱ-1,【車購入なし】カーシェアやレンタカーの利用頻度を調査!

ここからは自家用車を購入せず、カーシェアやレンタカーなどのサービスを利用している方を対象に調査しました。

Q.自家用車を購入していない理由を教えてください。

Q.自家用車を購入していない理由を教えてください。

(n=299 内訳:【戸建て】n=157、【マンション】n=141)

まず自家用車を購入していない理由は、1位「車自体が高額だから」44.8%、2位「車本体のメンテナンス費用がかかるから」36.1%、3位「車の税金がかかるから」31.8%となりました。車購入という大きな買い物かつ、月々のメンテナンス費用がかかることを考え、購入に至っていないことが分かります。

また居住形態別の傾向を見てみると、【マンション】の場合は「駐車場の維持費がかかるから」「駐車場がないから」といった駐車場の確保や維持費もハードルになっているようです。

Q.カーシェア、レンタカーなどのサービス使用状況を教えてください。

Q.カーシェア、レンタカーなどのサービス使用状況を教えてください。

(n=299)

カーシェア、レンタカーのサービス利用状況については、【カーシェア】は「週1~2回程度」「月1~2回程度」が多数派となっています。一方【レンタカー】は「半年に1回程度」が最多の結果に。短時間利用でも借りやすい点が魅力のカーシェアのほうが利用頻度が高いようです。

また【車のサブスク・カーリース】は「利用したことはない」が38.5%と、まだ浸透率が高くはないようですが、利用者の中では「週1~2回程度」がボリュームゾーンとなっており、頻繁に利用されていることが分かります。

\【さらに調査!】カーシェアやレンタカーの利用時間や金額など/

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Ⅱ-2,【車購入なし】車のサービス利用後に自家用車購入意欲が増す!?その理由とは?

Q.サービス利用後、自家用車の購入意欲に変化はありましたか?

Q.サービス利用後、自家用車の購入意欲に変化はありましたか?

(n=299 内訳:【戸建て】n=157、【マンション】n=141)

カーシェアやレンタカー、サブスクなど車のサービスを利用してみて、自家用車の購入意欲はどうなったかを調査してみると、「自家用車を購入予定」「今後、自家用車の購入を検討したい」という意見が多数派となりました。

また居住形態別に見てみると、【戸建て】の場合は「自家用車を購入予定」は47.8%と約半数近くが購入しようと考えいる一方で、【マンション】の場合は、「自家用車を購入せず、サービスを利用したい」派も32.6%となりました。
マンション住みの家庭にとっては、前述の傾向から駐車場の確保や費用がかかることを懸念しているため、サービス利用のほうがよいと考える方も多いと思われます。

Q.サービス利用後に自家用車を購入したいと思った理由を教えてください。

Q.サービス利用後に自家用車を購入したいと思った理由を教えてください。

※「自家用車を購入予定」または「今後、自家用車の購入を検討したい」と回答した方
(n=200 内訳:【子ども1人】n=138、【子ども2人以上】n=62)

では、「自家用車を購入予定」または「購入を検討したい」と答えた方に深堀り調査していきます。

自家用車を購入したいと思った理由については、1位「返却場所が限られている」35.5%、2位「返却時間が読めない」34.5%、3位「予約が面倒」27.5%となりました。車のサービスを利用してみて不便だと感じる点が浮き彫りになったようです。

また【子ども2人以上】の家庭では「返却時間が読めない」が最多の結果に。子どもの体調により、病院へ連れて行く際や、送り迎えの時間の変動など、子どもが2人以上いることで、より柔軟な使い方ができるほうがよいと考え、自家用車を検討するというケースも多いのではないでしょうか。

\【もっと深掘り!】これから自家用車を購入したい時期や予算感を調査/

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まとめ

【自家用車あり】

  • 購入理由は「行動範囲が広がるから」66.8%
  • ボディタイプは「SUV」が人気
    └子ども2人以上:「ミニバン」「ワンボックスカー」も
  • 購入した時期は「第一子妊娠前」が最多
    └子ども2人以上:「第一子妊娠~出産後」に購入
  • 購入時の金額・予算感は「200万円以上400万円未満」がボリュームゾーン
    └世帯年収1,000万円以上:「400万円以上500万円未満」が最多
  • ひと月あたりの維持費用のボリュームゾーン
    └【税金・メンテナンス代などの維持費】「1万円以上3万円未満」
    └【駐車場代】「1万円以上2万円未満」
  • 購入時に重視したポイントは1位「安全性能」2位「見た目のデザインや色味」「燃費がよい」
  • 今後も「今の車を所有し続ける」57.8%

【自家用車なし】

  • 自家用車を購入していない理由は「車自体が高額だから」「車本体のメンテナンス費用がかかるから」
  • 車のサービス使用頻度のボリュームゾーン
    └【カーシェア】「週1~2回程度」「月1~2回程度」
    └【レンタカー】「半年に1回程度」
  • 車のサービス利用後は「自家用車を購入・検討したい」派が66.9%
    └購入検討の理由は1位「返却場所が限られている」2位「返却時間が読めない」3位「予約が面倒」

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  • 調査対象

    25~35歳/既婚/0~6歳の子どもあり/自分・配偶者ともに正社員、公務員・団体職員/東京都在住/世帯年収200万円以上
    └①自家用車あり:自家用車を所有している
    └②自家用車なし:自家用車を所有していない/過去1年にカーシェア、レンタカー、車のサブスク・カーリースのいずれかを利用した

  • 有効回答数

    ①301件 ②299件

  • 調査時期

    2025年2月

  • 方法

    インターネット調査

共働き子育て層のドラッグストア活用実態を調査!よく利用するお店やドラッグストアに求めるポイントとは?

近年ドラッグストアは医薬品に限らず、日用品や化粧品、食品などバラエティ豊かな商品が並んだり、店舗数が拡大したりと日常に欠かせない存在となってきています。今回は、25〜35歳の共働き子育て層対象に、ドラッグストアの活用実態についてアンケートを実施しました。購入頻度や実際に購入している商品、ドラッグストアに求めることなどから、ドラッグストアの位置づけを紐解いていきます。

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1,ドラッグストアは「週1回程度」利用!選ばれる理由とは?

Q.各店舗へ行く頻度を教えてください。

【男性】
Q.各店舗へ行く頻度を教えてください。【男性】
【女性】
Q.各店舗へ行く頻度を教えてください。【女性】

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

【ドラッグストア】【スーパーマーケット】【コンビニエンスストア】をピックアップして、各店舗へ行く頻度を調査しました。男女ともに【ドラッグストア】へ行く頻度は「週1回程度」が最多となり、6割以上の方が「週1回以上」の頻度で店舗へ行っている結果となりました。
これは【コンビニエンスストア】と同じくらいの頻度となっており、気軽に利用していることがわかります。

また男性の場合は「毎日」の割合が女性の約2倍となっており、店舗へ行く頻度としては男性のほうが高いようです。

Q.実店舗での買い物で、一番使用する場所を教えてください。

Q.実店舗での買い物で、一番使用する場所を教えてください。

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

続いて実店舗の買い物で一番使用する場所を調査すると、「スーパーマーケット」が49.5%で最多となり、次いで「ドラッグストア」33.3%の結果に。
「スーパーマーケット」は日常的な食品の購入が中心と考えられるため、高頻度かつ買う用途もしっかりしていることが想定されます。

「ドラッグストア」または「どれも同じくらい」と回答した方にお聞きします。
Q.他の店舗に比べてドラッグストアで購入する理由は何ですか?

Q.他の店舗に比べてドラッグストアで購入する理由は何ですか?

※「ドラッグストア」または「どれも同じくらい」と回答した方 (n=105 内訳:【男性】 n=54、【女性】n=51)

では他の店舗に比べて「ドラッグストア」を利用する理由を深堀りしてみましょう。前述で「ドラッグストア」または「どれも同じくらい」と回答した方に深堀りしてみると、「自宅から近い」が圧倒的に多く79.1%となりました。日常生活の利便性が店舗選びの大きな要因となっていることがわかります。

また男女間での違いを見てみると、男性は「ポイント制度」や「クーポンが使える」の回答率が高いことから、コストを重視する傾向があるようです。
一方、男性に比べて女性は「様々な商品カテゴリがある」15.7%の回答率が高い傾向となりました。

共働き子育て層にとって、食品や日用品、子どもが使用するものなど日々購入するモノが多いことから、一度に多くの商品を揃えられる便利さを重視していると考えられます。

\共働き子育て層が考えるドラッグストアの位置づけをさらに分析!/

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2,ドラッグストアを利用するタイミングはどんなとき?

Q.ドラッグストアを利用するタイミングはどんな時ですか?

Q.ドラッグストアを利用するタイミングはどんな時ですか?

(n=303)

続いてドラッグストアを利用するタイミングについて調査しました。
「購入が必要になった時に行く」が46.2%で最多の結果に、次いで「クーポンをもっている時に行く」36.3%、「セールや特売日をチェックして行く」33.0%となりました。購入するモノがある時だけでなく、クーポンやセール情報などを自ら確認した上で行くという主体的な行動が見受けられます。

3,ドラッグストアでのマストバイ商品とは?平均購入金額も調査!

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

ドラッグストアで最も購入されている商品は「医薬品(市販薬)」55.1%という結果に。共働き子育て層にとって必需品であり、ドラッグストアでしか買えない商品のため、マストとなっています。さらに「日用品」や「スキンケア」「ベビー用品」「菓子類」なども30%以上の回答率となりました。

また女性の場合は「スキンケア」や「ヘアケア」など自身のケア用品もドラッグストアで揃えていることがわかります。

Q.各カテゴリの商品はどこで最も購入することが多いですか?

Q.各カテゴリの商品はどこで最も購入することが多いですか?

(n=303)

さらに各カテゴリの商品を最も購入している場所を調査しました。【ドラッグストア】では「健康補助食品」「スキンケア」「ヘアケア」「ベビー用品」「日用品」が半数以上の結果に。食品の中では「健康補助食品・特定保健用食品」はドラッグストアで購入する方が多数派のようです。

また「菓子類」「冷凍食品」「飲料」は【スーパーマーケット】が6割以上と主流ですが、【ドラッグストア】派も25%以上と4人に1人はドラッグストアで購入していることがわかります。用品やケア用品のみならず、食品もドラッグストアでの購入が一般化してきていると考えられます。

Q.ドラッグストアで使用する平均購入金額はいくらですか?

Q.ドラッグストアで使用する平均購入金額はいくらですか?

(n=303)

ドラッグストアで使用する平均金額について、1回あたりに購入する金額は「1,000円以上3,000円未満」39.3%がボリュームゾーンとなりました。

また1ヶ月あたりの購入金額は「1万円以上3万円未満」が25.1%で最多となっています。前述の頻度の設問にて「週1回以上」が6割以上だったことも合わせると、日用品などの買い物のために週2,3回ほど通っていると想定できます。

\ドラッグストアに期待する商品カテゴリを調査!ママ・パパで求めているものは異なる?/

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4,ドラッグストアでつい購入してしまう商品とは?

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

(n=303)

ドラッグストアに行った際につい購入してしまう商品カテゴリは、1位「菓子類」29.4%、2位「医薬品(市販薬)」18.5%、3位「飲料」14.2%となりました。
特に「菓子類」や「飲料」は特売で安いものも多く、衝動買いにつながりやすいのかもしれません。

Q.ドラッグストアでつい商品を購入してしまうきっかけはなんですか?

Q.ドラッグストアでつい商品を購入してしまうきっかけはなんですか?

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

では、つい商品を購入してしまうきっかけとは何でしょうか。調査すると、男性と女性で順位が異なる結果となりました。

男性は、1位「チラシ」31.5%、2位「ドラッグストアのサイネージ」29.2%となる一方で、女性は1位「お店に入ってすぐの店頭に商品が配置されていた」31.0%、2位「目玉商品として配置されていた」30.2%となっています。
男性の場合は商品の紹介やビジュアルを見て購入意欲へつながっており、女性の場合は実物の商品が目に入ることで手に取ってしまうという傾向がありそうです。

\ドラッグストアに求めていることを調査!価格?距離?それとも内装?/

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5,よく利用しているドラッグストアランキング

Q.よく利用しているドラッグストアを教えてください。

Q.よく利用しているドラッグストアを教えてください。

(n=303)

Q.そのドラッグストアを利用している理由を教えてください。

Q.そのドラッグストアを利用している理由を教えてください。

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

よく利用するドラッグストアについては、「マツモトキヨシ」と「ウエルシア」がそれぞれ33.7%で最多となりました。

利用している理由としては、「自宅から近い」が43.9%で最多となり、特に女性は半数以上の回答率となっています。どちらも全国的に店舗数が多く、利用しやすい環境が整っている点が選ばれているようです。次いで「ポイントを集めている」28.7%、「クーポンが使える」28.4%となりました。

\ドラッグストア同士では何を基準に選んでいる?競合との差別化するポイントを深堀り!/

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まとめ

  • ドラッグストアへの来店頻度は「週1回以上」が6割以上
  • 実店舗で一番使用する場所:1位「スーパーマーケット」49.5%、2位「ドラッグストア」33.3%
  • ドラッグストアで購入する理由は「自宅から近い」
    └【男性】「ポイント制度」「クーポンが使える」などコスト重視
    └【女性】「様々な商品カテゴリがある」など便利さ重視
  • ドラッグストアでよく購入する商品は「医薬品(市販薬)」が最多、「日用品」「スキンケア」「ベビー用品」「菓子類」「飲料」も
  • ドラッグストアで使用する平均購入金額
    └1回あたり:「1,000円以上3,000円未満」
    └1ヶ月あたり:「1万円以上3万円未満」
  • ドラッグストアでつい購入してしまう商品カテゴリ:1位「菓子類」、2位「医薬品(市販薬)」、3位「飲料」
    └【男性】「チラシ」「ドラッグストアのサイネージ」を見て購入
    └【女性】「お店に入ってすぐの店頭に陳列」「目玉商品として配置」されている実物を見て購入
  • よく利用するドラッグストア:「マツモトキヨシ」「ウエルシア」
    └利用している理由は「自宅から近い」

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、好きなドラッグストア会員登録の有無などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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ドラッグストア連携施策のご紹介

マイナビで制作したタイアップ動画または貴社素材をドラッグストア店頭に設置した大型ディスプレイに放映し、広告の再想起を行うことで購買最大化を狙います。
さらに企画実施後は店舗のPOSデータ、ブランドリフト調査による効果検証まで一貫して実施。「認知」から「購買後押し」まで!購買効果を最大限に促進可能なおすすめの企画です。

企画の詳細はこちら

  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子ども0~6歳/正社員、公務員・団体職員/東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県在住/直近3か月以内にドラッグストアへ行った

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2024年11月

  • 方法

    インターネット調査

【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】お金の使い方を調査!

近年の物価上昇に付随してお金への関心が高まっています。さらに2024年から新NISAが開始されるなど、今まで以上に貯金や資産運用などに関心を持つ家庭が多くなると予測されます。そこで今回は、23~29歳の共働き夫婦と、29~35歳の未就学児をもつ共働き子育て層に、お金の使い方についてアンケートを実施しました。家賃や生活費などの家計から個人の支出事情まで各家庭を比較しながら詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,お金の管理方法~生活費編~ 家計支出の夫婦の割合を調査!

Q.家賃や生活費などのお金の管理方法を教えてください。

Q.家賃や生活費などのお金の管理方法を教えてください。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

家賃や生活費などのお金の管理方法については、 【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】(※以下【20代夫婦】【子育て層】と表記)どちらも「共同の口座を作り、夫婦で管理している」が最多となりました。

さらにそれぞれに注目してみると【20代夫婦】は「口座は別々で、都度折半する」「口座は別々で項目別に分担する」16.6%、また【子育て層】は「共同の口座を作り、妻が管理している」21.0%となりました。
【20代夫婦】の場合は、夫婦どちらかがお金を管理するよりも、夫婦で管理または口座は別といった“それぞれのお金”という認識が強いように感じます。一方で【子育て層】はまとめて“家庭のお金”という認識のもと、夫婦または妻が管理している場合が多いと考えられます。

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<家賃関連>
(※個人的な出費ではなく、家庭の出費についての回答)

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<家賃関連>

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

続いて家計の支出について、まず『家賃』『水道光熱費』『通信料』『保険料』の項目について調査しました。
【20代夫婦】は基本的に各項目「【夫】5:5【妻】」が高くなりました。 また『家賃』『水道光熱費』に関しては「【夫】10:0【妻】」も30%以上となっており、二分する結果となりました。

【子育て層】は『家賃』『水道光熱費』の項目において「【夫】10:0【妻】」が最多となりました。また『通信料』『保険料』の項目は「【夫】5:5【妻】」が高くなっていますが【20代夫婦】に比べると率は低くなっています。

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<食費・日用品関連>
(※個人的な出費ではなく、家庭の出費についての回答)

Q.家計の支出は夫婦どちらが支払っていますか。<食費・日用品関連>

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

次に『食費』『外食費』『日用品』『大型家具・家電』の項目を見ていきます。こちらも【20代夫婦】は全項目「【夫】5:5【妻】」が40~50%で最多となっています。
また『食費』は「【夫】0:10【妻】」、『外食費』は「【夫】10:0【妻】」の割合が2番目に高い結果となりました。普段の食費は妻が担当する代わりに外食の際には夫がすべて出すなど、項目で担当を分けることで偏りがないようにしていると思われます。

【子育て層】も「【夫】5:5【妻】」の回答が最多ではありつつ、20~30%となっており、 「【夫】10:0【妻】」と二分する結果となりました。

\さらに深掘り!個人の収入の使い道とは?家賃や食費などは全体収入の何%使っているのか細かく調査!/

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2,お金の管理方法~個人支出編~ 個人的な出費はいくらまで?

Q.生活費以外で個人の出費はどのように管理していますか。

Q.生活費以外で個人の出費はどのように管理していますか。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

ここからは、生活費以外の個人の出費について見ていきます。まず 『交際費』『娯楽費』『旅行費』『子ども費』の項目においての管理方法は、【20代夫婦】【子育て層】どちらも「個人口座から使う」が最多となりました。
しかし『旅行費』『子ども費』に関しては「共同口座から使う」の回答も一定数ありました。旅行や子どもに関する費用は、家庭で生じる費用でもあるため、個人ではなく共同口座を使用している家庭も多いようです。

Q.生活費以外で個人の出費には月いくらくらい使いますか。

Q.生活費以外で個人の出費には月いくらくらい使いますか。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

続いて『自分の衣服費』『美容費』『交際費』『娯楽費』『旅行費』『子ども費』の項目において月に使う金額を調査しました。
全体的に【20代夫婦】は「5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」がボリュームゾーンとなる一方【子育て層】は「5,000円未満」が最多となりました。
また『娯楽費』に関しては「1万円以上2万円未満」の回答率が【20代夫婦】と【子育て層】で差が出ているのが特徴的です。

【20代夫婦】は【子育て層】に比べて、生活費や必要最低限の費用が夫婦分のみになるため、その分個人の娯楽費や欲しいモノ・コトにお金をかけていることが分かります。

\さらに調査!個人の出費で一番よく購入するものとは?【20代夫婦】【子育て層】×男女別で結果を公開/

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3,お金の管理方法~貯金編~ 毎月の貯金額や資産運用の現状を調査!

Q.家計のために毎月どれくらい貯金をしていますか。<家計全体>

Q.家計のために毎月どれくらい貯金をしていますか。<家計全体>

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

続いて貯金事情についても調査しました。家計全体において、【20代夫婦】は「1万円以上5万円未満」「5万円以上10万円未満」がボリュームゾーンとなりました。
また【子育て層】も同様の傾向でありつつ、「10万円以上15万円未満」の回答率も一定数あり、子育て層のほうが貯金している金額が高いことが分かります。今後の子どもの費用を検討し、できるだけ貯金にまわしていると考えられます。

\さらに深掘り!家計全体のうち個人で貯金している金額とは?男女別で細かく調査/

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Q.貯金・貯蓄のために行っていることを教えてください。

Q.貯金・貯蓄のために行っていることを教えてください。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

Q.資産運用と回答した方にお聞きします。資産運用先を教えてください。

Q.資産運用と回答した方にお聞きします。資産運用先を教えてください。

※「資産運用」と回答した方 (n=242 内訳:【20代夫婦】n=124、【子育て層】n=118)

貯金や貯蓄のために行っていることは【20代夫婦】【子育て層】どちらも 1位「ポイ活をする」2位「資産運用」の順となりました。
また「資産運用」の回答を深掘りしてみると、「NISA」が両者とも圧倒的に多い結果に。次いで「投資信託」「株式投資」となりました。

\さらに調査!【20代夫婦】【子育て層】が共通する貯金の目的とは?/

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4,貯蓄方法や資産運用の情報収集方法を調査!

Q.貯蓄方法や資産運用についての情報収集方法を教えてください。

Q.貯蓄方法や資産運用についての情報収集方法を教えてください。

 (n=635 内訳:【20代夫婦】 n=302、【子育て層】n333

貯蓄方法や資産運用の情報収集については、【20代夫婦】は「SNS」が41.4%で他の選択肢に差をつけて最多の回答率となりました。また【子育て層】は1位「テレビ」40.5%、2位「SNS」35.4%の結果となりました。
子育て層はテレビとSNSが主な情報源となっている一方で、20代はSNS一択という違いが表れています。

\さらに深掘り!情報収集に活用しているSNSとは?/

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まとめ

  • お金の管理方法は「共同の口座を作り、夫婦で管理している」が最多
  • <家賃関連>の支出
    └【20代共働き夫婦】基本的に「【夫】5:5【妻】」、『家賃』『水道光熱費』は「【夫】10:0【妻】」と二分する結果
    └【共働き子育て層】『家賃』『水道光熱費』は「【夫】10:0【妻】」が最多、『通信料』『保険料』は「【夫】5:5【妻】」が高い
  • <食費・日用品関連>の支出
    └【20代共働き夫婦】『食費』『外食費』『日用品』『大型家具・家電』の全項目「【夫】5:5【妻】」が40~50%で最多
    └【共働き子育て層】「【夫】5:5【妻】」の回答が最多ではありつつ、 「【夫】10:0【妻】」と二分する結果
  • 個人の出費の管理方法は「個人口座から使う」が最多
  • 生活費以外で個人の出費
    └【20代共働き夫婦】「5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」がボリュームゾーン
    └【共働き子育て層】「5,000円未満」がボリュームゾーン
  • <家計全体>毎月の貯金額
    └【20代共働き夫婦】「1万円以上10万円未満」がボリュームゾーン
    └【共働き子育て層】「1万円以上15万円未満」がボリュームゾーン
  • 貯金のために行っていることは 1位「ポイ活をする」2位「資産運用」
  • 貯蓄方法や資産運用の情報収集方法
    └【20代共働き夫婦】「SNS」41.4%
    └【共働き子育て層】「テレビ」40.5%、「SNS」35.4%

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、夫婦間での収入に関する把握度合い夫婦で決めているお金のルールなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象①20代共働き夫婦

    23~29歳/既婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/世帯年収200万以上2000万未満

  • 調査対象②共働き子育て層

    29~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/世帯年収200万以上2000万未満

  • 有効回答数

    635件(①n=302、②n=333)

  • 調査時期

    2024年6月

  • 方法

    インターネット調査

【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】家事分担の違いとは?

共働き世帯の数が増加しているなかで、夫婦の家事分担はどのように行っているのでしょうか? そこで今回は、23~29歳の共働き夫婦と、29~35歳の共働き子育て層に家事分担や家事に関連する消費傾向についてアンケートを実施しました。同じ共働きでも年代や家族構成の違いで変化があるのか比較しながら解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,20代と子育て層で微妙に変化?理想の働き方を男女別に調査!

Q.ご自身の理想の働き方を教えてください。

Q.ご自身の理想の働き方を教えてください。

(n=613 内訳:【20代夫婦/男性】 n=146、【20代夫婦/女性】 n=154、【子育て層 /男性】 n=150、【子育て層 /女性】 n=163

まずは理想の働き方について、【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】それぞれ調査しました。全体的に「仕事5:家庭5」の回答が最多となりました。特に【20代共働き夫婦】は男女で大きな差があまりなく、両者ともに仕事と家庭が半々のバランスがよいと思っている方が多いと思われます。

さらに男性、女性で深掘りしてみると【共働き子育て層】の場合、男性は「仕事6割以上」を合計すると32.7%に対して、女性は11.7%にとどまり、「家庭6割以上」の合計が55.8%の結果に。女性は、育児のため家庭への割合が高くなる一方で、男性は家庭のために“働く“という意識から仕事の割合が高くなっていると考えられます。

2,家事全体の夫婦比率とは?主観を男女別に深掘り!

Q.家事の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

Q.家事の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

(n=613 内訳:【20代夫婦/男性】 n=146、【20代夫婦/女性】 n=154、【子育て層 /男性】 n=150、【子育て層 /女性】 n=163

続いて、家事分担について自分が行っていると思う割合について【20代共働き夫婦】の場合、男性は「5割」27.4%が最多となり、女性は「7割」20.8%で最多、次いで「5割」20.1%となりました。お互い半々で家事分担ができている家庭もある一方、女性側のほうが負担を感じている場合もありそうです。
また【共働き子育て層】の場合、男性は「5割」25.3%で最多となりつつも、5割以下を合計するとの割合が81.3%となっています。女性は「7割」「8割」の回答が多数派となり、女性の家事の割合がやや多くなっていると思われます。

20代夫婦と子育て層の両者とも、男性は半々で分担していると感じていても、女性は自身の負担が多いと思っている場合があり、男女間の認識に差があることが分かります。

Q.育児の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

Q.育児の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

(n=313 内訳:【子育て層 /男性】 n=150、【子育て層 /女性】 n=163

また【共働き子育て層】 には育児分担についても調査しました。男性は「3割」、女性は「8割」の回答がそれぞれ最多となり、前述の家事分担と近しい結果となりました。

かつての女性が家庭、男性が仕事といった括りではなく、男性も家事・育児を行っていることが見受けられますが、配分は均等というよりは、女性のほうが家事育児を負担している割合が高いのが実態のようです。

3,【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】の家事分担を項目ごとに調査!

Q.家事分担について主に担当している人を教えてください。【食事】

Q.家事分担について主に担当している人を教えてください。【食事】

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

続いて、家事分担についてシーン別に細かく見ていきます。【食事】の分担に関しては「料理をする」はどちらの家庭も「妻」が86%台となっています。女性のほうが料理を担当する家庭が多いようです。一方、「買い出し」「洗い物・片付け」に関しては「妻・夫」ともに50%以上となっており、手分けしている、または入れ替わりで行っていることが分かります。

特に【20代共働き夫婦】の場合、「洗い物・片付け」は「夫」の割合が高くなっており、妻は料理担当、夫は洗い物・片付け担当と分けている家庭も多いと想定されます。

\さらに調査!【洗濯】【掃除】【育児】の分担についても家事項目ごとに深掘り/

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4,【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】が思う一番大変な家事とは?

Q.大変だと感じている家事・育児はありますか?【複数回答】

Q.大変だと感じている家事・育児はありますか?【複数回答】

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313)※育児は子育て層のみ

大変だと感じている家事・育児については、【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】ともに「【食事】料理」が最多となりました。どうしても工程が多くなる料理は共働き家庭にとって、特に負担が大きい家事のようです。

また【20代共働き夫婦】は2位「【食事】洗い物・片付け」となり、料理に続いて食事関連の一連の家事が大変だと感じている方が多いことが分かります。3位は「【掃除】部屋の掃除」となりました。一方【共働き子育て層】の2位は「【育児】寝かしつけ」となりました。自分の中で完結することではなく、子どもが寝るタイミングによって、時間も変わってくることも要因のひとつと考えられます。

\さらに深掘り!一番大変だと思う家事とその理由を【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】ともにエピソードで公開!/

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5,【食事】【洗濯】【掃除】の負担を減らすための購入品とは?

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電はなんですか。

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電はなんですか。

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

では日々の家事・育児の負担を減らすために活用しているものはなんでしょうか。取り入れている家電やサービスについて深堀りしていきます。

まず【食事】関連の家電について【20代共働き夫婦】は、1位「電気ポット・ケトル」43.7%、2位「冷凍庫」37.0%、3位「トースター」31.7%となりました。一方【共働き子育て層】は、1位「食器洗い乾燥機」41.5%、2位「電気ポット・ケトル」35.5%、3位「トースター」33.6%の結果に。

「電気ポット・ケトル」や「トースター」は両者共通して購入している家電のようです。また「食器洗い乾燥機」は洗う食器の数も多くなる子育て層にとって需要が高いことが分かります。

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために活用しているもの・サービスはなんですか。

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために活用しているもの・サービスはなんですか。

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

【食事】関連サービスの利用頻度について「冷凍食品」「レトルト食品」は【20代共働き夫婦】の場合、「月1~3回」程度がボリュームゾーンであるのに対し、【共働き子育て層】は「月2~3回、週1回」程度となっており、頻度が高いことが分かります。
また「デリバリーサービス」は【20代共働き夫婦】の7割以上が利用していないようですが、「外食」には「月2~3回、週1回」ペースで利用しており、【共働き子育て層】よりも高い頻度であることが分かります。

大変な家事として1位に挙がっていた料理を回避するため、【20代共働き夫婦】の場合は「外食」を選択していますが、【共働き子育て層】の場合は子どもを連れていくことを考えると、「冷凍食品」「レトルト食品」を活用して、手間を減らしていると考えられます。

\さらに深掘り!今後購入したい商品やサービスを調査!/

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Q.【洗濯・掃除】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電・サービスはなんですか。

Q.【洗濯・掃除】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電・サービスはなんですか。

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

続いて【洗濯・掃除】関連の家電・サービスについては、【20代共働き夫婦】は「特に購入しているものはない」が4割となりました。一方【共働き子育て層】の場合は「ロボット掃除機」「衣類乾燥機付き洗濯機」「加湿器」が20%以上となっています。

【20代共働き夫婦】にとって洗濯・掃除の家事は現状自力で行っている家庭も多い印象ですが、【共働き子育て層】は家電を活用しながら、負担を軽減したいというマインドが比較的強いことが分かります。

\さらに調査!家電やサービスにかける年間予算とは?【料理】【洗濯】【掃除】で変化あり?/

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6,家事・育児負担を軽減するための情報収集方法を調査!

Q.家事・育児を軽減するための家電やサービスの情報収集方法を教えてください。

Q.家事・育児を軽減するための家電やサービスの情報収集方法を教えてください。

(n=613 若手社会人夫婦n310、共働き子育て層n313

家事・育児負担を軽減するための情報収集方法について、【20代共働き夫婦】の半数以上が「SNS」と回答。【共働き子育て層】は「テレビ」51.8%、「SNS」49.8%が上位の結果となりました。

また【共働き子育て層】の場合は「友人」「ママ友・パパ友」「両親」などの回答も20代夫婦より高くなっており、周囲のリアルな声も参考にしていることが分かります。

\さらに深掘り!情報収集に活用しているSNSは【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】で異なる?/

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まとめ

  • 家事分担のボリュームゾーン
    └【20代共働き夫婦】男性は「5割」、女性は「5、7割」
    └【共働き子育て層】男性は「5割」、女性は「7~8割」
  • 料理の家事分担
    └【20代共働き夫婦】「買い出し」は分担、「料理」は妻、「洗い物・片付け」は夫の割合が高い
    └【共働き子育て層】「買い出し」「料理」は妻、「洗い物・片付け」は分担の割合が高い
  • 大変だと感じている家事・育児はどちらも1位「【食事】料理」
  • 【食事】関連の家事の負担を軽減するために活用しているサービス
    └【20代共働き夫婦】外食
    └【共働き子育て層】冷凍食品、レトルト食品
  • 【洗濯・掃除】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電・サービス
    └【共働き子育て層】「ロボット掃除機」「衣類乾燥機付き洗濯機」「加湿器」
  • 家事・育児を軽減するための家電やサービスの情報収集方法はSNSが半数近く
    └【共働き子育て層】「友人」「ママ友・パパ友」「両親」など周囲の人のリアルな声も

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、家事・育児に費やす時間【平日】【休日】家事・育児の夫婦間で決めているルールなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象①20代共働き夫婦

    23~29歳/既婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/世帯年収200万以上2000万未満/夫婦で分担して家事を行っている

  • 調査対象②共働き子育て層

    29~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/世帯年収200万以上2000万未満/夫婦で分担して家事を行っている

  • 有効回答数

    613件(①n=300、②n=313)

  • 調査時期

    2024年6月

  • 方法

    インターネット調査