未完成がちょうどいい。2025トレランが映す“10代の今”│「感情」が動くマーケティング

“モノが売れる理由”は、価格や機能だけじゃない。心が動く瞬間にこそ、消費の本質があります。
この連載では、日常のなかのちょっと気になるトレンドをテーマに、マーケターの視点からその背景やヒントを紐解いていきます。

登場マーケターのプロフィール

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

 

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

リアル・世界観・AI。10代女子の価値観が一段シフトした年

中西

桑野さん、今年のトレンドランキングが発表されました。かなり象徴的な結果でしたよね。まずは今年の総評から伺えますか?

桑野

2025年はAIが一気に日常レベルで進化したのもあって、デジタル環境そのものの“空気”が変わった1年だったと思います。SNSでも“盛る・映える”より等身大のゆれが求められるようになった印象です。

未完成さや人間らしさが“価値”になる時代へ

ヒト部門

中西

今年は、あと、「今日、好きになりました。」が強かったですね。モンタさんやHANAさんなど“世界観そのもの”が支持された印象があります。

桑野

たしかに!長浜広奈さんもMON7Aも含めて、“完璧なスター”じゃなくて“物語や感情の手ざわりが伝わる存在”が強い支持を集めた感じがします。

中西

デジタルが洗練されたことで、“未完成さ”や“温度のある表現”に価値を見いだす動きがより際立ちましたね。

桑野

“整いすぎない世界観”とかさ。“寄り添う感じの空気”が刺さるんだよね。
今年のランキングって、まさに “等身大を大切にする流れ” を象徴してたと思う。

世界観ごと好きになれる人が人気者に。

中西

ヒト部門は特に“空気感”が大事になっていました。これも今年の象徴的な流れですね。

桑野

“この人の世界観好きだわ”ってところからファンになる。ビジュアルだけの時代じゃない気がします。
 その人の背景もふくめてまとっているオーラも見られる。 

中西

日常の色味、言葉遣い、生活感……。すべてが“その人の物語”として受け止められている感じがあります。

桑野

しかも作り込んでない。それが逆に魅力になる可能性。“生活の延長線にある世界観”に魅力がある人が求められている。

AI:ChatGPTがランクインした意味とは?

コトバ部門

中西

そしてChatGPTのランクインは非常に象徴的でした。

桑野

これは今回の大きなトピックですね。10代女子の“好きなモノ”にAIが入るって転換点。相談相手みたいな距離感っていうのもおもしろい。

中西

“友達ほどじゃないけど聞いてほしい”ってときにAIがちょうどいい。ジャッジされないし、裏切らない安心感 があります。心理的安全性としてのAIですね。

デコって自分の印にする”文化が広がった

中西

今年は“デコるアイテム”の人気がすごく顕著でした。ラブブ、目印チャーム、日焼けキティなど。

桑野

めっちゃ象徴的ですよね。“自分だけの印” を楽しむって流れが一気に広がったよね。

中西

私のような平成世代は懐かしくて萌えましたよ(笑)
通学バッグに大ぶりチャームを重ね付けしたり、平成テイストのアクセントが“自分らしさの表現”になっているように見えました。

桑野

わかる。10代の子たちってデジタルが当たり前で、効率化された世界に慣れすぎてる反動かもね。
こういう “余白のある可愛さ” “遊び心のあるアクセント” がすごく心地いいんだと思う。

映画の人気復活。“エンタメ×おでかけ”の体験価値

中西

個人的に意外だったのは、“映画”の人気です。サブスク全盛の時代に、あえて映画館へ足を運ぶティーンが増えているのは象徴的でした。

桑野

そこ!私もびっくりした。
でも考えたら、“誰かと一緒に映画館に行く”って、それ自体がひとつのイベントになっている。

中西

2000円前後で楽しめる“コト消費”として、物価高の中でもコスパの良い“おでかけ体験”になっていますね。

桑野

しかも、映画の後に語りあえる。“語れる時間まで含めて価値”っていう10代の感覚がすごく出てると思う。

中西

“映えスイーツ”がやや落ち着きを見せているのも興味深かったです。価格と満足度を冷静に見ながら、本当に好きなものへお金を使う方向へ変わっています。

桑野

うん。10代の消費感覚って、実はめちゃ現実的で賢いよね。

10代女子の“今”=世界観×等身大×AI×体験

中西

今年のランキングは、10代女子の“価値の置き場”がどこにあるかを明確に示していましたね。

桑野

うん。等身大の世界観、自分らしさのデコ、AIという寄り添う存在、語れる体験。全部つながってる。

中西

効率化の先に、“ゆれ”“余白”“寄り添い”が求められる時代になったということですね。

桑野

“人間らしさ”がめっちゃ価値になった年だったと思います。

中西

人間らしさ、まさにZ世代にとってそこがまた新鮮で面白いと感じるポイントですね。来年のトレンドランキングもまた新しい発見がありそうで楽しみです。

「界隈消費」から読み解くZ世代と令和の消費構造vol.2│「感情」が動くマーケティング

モノが売れる理由”は、価格や機能だけじゃない。心が動く瞬間にこそ、消費の本質があります。
この連載では、日常の中のちょっと気になるトレンドをテーマに、マーケターの視点からその背景やヒントを紐解いていきます。

今回は 「界隈消費」 

今話題の界隈消費について、全3回にわたって考察していきます。

前回の記事はこちら

「界隈消費」から読み解くZ世代の気持ちの動き方
~Vol2.SNSが繋ぐ界隈と社会 拡散する小さな熱狂~
 

消費も動かすZ世代の熱はいったいどこまで広がるのか

界隈の熱はどこへ向かうのか?

前回の「界隈消費は若者文化を越えた。Z世代が動かす共感経済」では、Z世代の“好き”や“共感”が可視化され、世代を越えて経済を動かす構造を見てきました。界隈消費は、単なる若者の流行ではなく、共感を軸に広がる社会の新しいかたちでした。

では、その共感はどのように広がり、社会を巻き込んでいくのでしょうか。

誰か一人の「好き」や「こだわり」が、どうやってトレンドへと変わるのか。そして、なぜZ世代の界隈発信が、世代を超えて購買を動かすまでに成長するのか。

その鍵を握っているのが、SNSという共感のハブ です。界隈で生まれた“小さな熱狂”が、SNSを通じて拡散し、社会に波紋を広げていきます。

第2回では、SNSがどのように界隈と社会をつなぎ、共感を増幅させているのかを整理します。

SNSが界隈消費を加速させる仕組み

SNSでは、毎日のように新しい「○○界隈」が生まれ、一部の熱狂が突然“トレンド”へと変わります。Z世代はモノを“見せびらかす”のではなく、それと過ごす時間や空気感を共有する傾向があります。 
例えばコスメひとつにとっても、その商品そのものがその日の自分のテンションを上げるアイテム。最近では韓国コスメメーカーをはじめ、パッケージのデザインに徹底的にこだわる企業が増えています。所有することで複数のメリットを感じることができる、そんなアイテムが界隈消費を加速させるのではないでしょうか。

つまり消費は「所有」することだけにとどまらず、“どんな時間やどんな気持ちをもたらしてくれるのかというQOLの表現になっているのかもしれません。
これがまさに今まで唱えられていて捉えることができなかった、モノ消費ではなく、トキ・コト消費を可視化した現象だと言えそうです。

さらにSNSのアルゴリズムが、「好きな人が好きなもの」を可視化し、同じ熱量を持つ人同士をつなぐことで共感の連鎖を加速させます。

モノを買うことは、そのコトやトキを満たすかどうかも大事な時代

拡散する“小さな熱狂”の事例

いくつかの代表的な界隈発トレンドは以下の通りです。

・Y2Kファッション:Z世代の再解釈がInstagramで拡散。“新しいレトロ”として古着市場も活発に。

・平成リバイバル :TikTokの楽曲・アニメから火がつき、グッズやアパレルへ派生。懐かしさ×新しさのリミックス。

・健康キャンセル界隈メシ(#トゥーンバ #どん兵衛油そばアレンジ):たまには欲望のまま食べたいものを食べる、チートデイが若者のライフスタイルに馴染みつつある。

「界隈」から「社会」へ広がるプロセス

Z世代から生まれた界隈消費が社会的ブームになることも多々ある

無数に生まれては消えていく界隈。
そのすべてがブームになるわけではありません。
界隈消費が社会に定着し、「スタンダード」と呼ばれるまでには、いくつもの段階を経て“残っていくもの”と“消えていくもの”が分かれていきます。

 1.個人の“好き”が発信される  

 2.共感した人が“仲間”として再発信   

  3.他界隈・大人世代が“面白い”と感じる  

  4.企業・メディアが注目し、商業化  

  5.“界隈発”が“社会発”へ進化  

界隈がブームへと成長するかどうかの分かれ目は、
「(2) 共感した人が仲間として再発信」から「(3) 他界隈・大人世代が面白いと感じる」へ行けるかどうか。
この“越境”が生まれることで、初めて界隈の熱は社会へと波及します。

企業が理解すべき「SNS時代の界隈消費」

マーケットが何を望んでいるかの見極めが必要になる

SNSの世界では、“自社ターゲット”を捕まえようとするのは少しナンセンスかもしれません。言い古された言葉ですが、年齢・性別・属性だけでは人の価値観を捉えられません。
企業が把握すべきは、「自社ブランドがどんな共感の文脈で語られているか」という点です。

そして今、企業は問われています。

「マーケットといかに会話ができているか」

“何を作るか”より“どんな共感を生むか”がマーケティングの出発点です。界隈消費はそのマーケットイン思想を体現する現象。
Z世代の感性には、企業が学ぶべき“市場との対話のヒント”が眠っています。

 

マーケットインが意味する“市場”の正体

マーケットインという言葉はよく語られますが、その“マーケット”の中身は、かつてよりもずっと複雑になっています。
共感や空気、感情の揺れ、世界観の違い……。
数字では切り取れない要素が、今の市場には確かに存在しています。

そしていま、マーケットを理解するうえで欠かせないのが、「会話する姿勢」です。
マーケットとは一方的に分析する対象ではなく、会話が成立する相手になっています。
企業が声を届け、生活者がリアクションを返す。
その反応に再び企業が応答する――。
この往復によって、初めて“関係”が育まれ、優良なUGC(ユーザー生成コンテンツ)が生まれていきます。

つまり、マーケットインとは「生活者の声を聴く」ことに留まらず、生活者と会話を続けることそのものに意味があるのだと思います。
この対話の積み重ねこそが、複雑化する市場を理解するうえでの唯一の道であり、“共感”という目に見えない価値を共有する唯一の方法なのかもしれません。

そう考えると、界隈消費は単なるトレンドではなく、私たちマーケターに与えられた“新しい宿題”のようなものなのかもしれません。
生活者が大切にしている温度や空気を、これからもできるだけ丁寧に見ていきたい。
その積み重ねこそが、結果として“いまの時代にフィットしたマーケットイン”につながっていくのではないでしょうか。

マイナビとして、揺れる市場と向き合い続けるということ

そしてもうひとつ、大切なこと。

それは、この複雑な“揺れる市場”には、明確な正解がないということです。

共感は移ろい、界隈は立ち上がっては消えていく。

昨日の「好き」が、今日も同じ熱量で語られるとは限りません。マーケターとして、これほど捉えにくい市場はないのかもしれません。

けれど、だからこそマイナビがZ世代と真摯に向き合い続ける意義があると感じています。彼らの“好き”の変化や、日々の温度の揺れを丁寧に見つめること。答えが出ないからこそ、短期的な結論を求めず、対話を続けること。その積み重ねが、これからの市場を読み解くための唯一の道になるはずです。

界隈消費は、単なる若者文化の観察ではなく、「生活者とともに歩むマーケティングとは何か」を問い直すきっかけだと思っています。その問いに、私たちマイナビ自身がこれからも向き合い続けていきたい。そんな気持ちを込めて、このテーマに取り組んでいます。

SNSが社会の感情を可視化する時代へ

SNSは、ただの情報発信ツールから、  人々の感情と価値観を可視化するシステムへと進化しました。

Z世代の界隈消費は、データで動く社会から感情で動く社会への象徴的なシフトなのです。

【次回予告】

界隈発トレンドが市場をどう広げ、大人世代へどう波及するのか。 

推し活・キャラクター消費・キダルト市場を事例に、

Z世代が火をつけ、大人世代が育てる「共感の経済圏」を解き明かします。

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「界隈消費」から読み解くZ世代と令和の消費構造vol.1│「感情」が動くマーケティング

“モノが売れる理由”は、価格や機能だけじゃない。心が動く瞬間にこそ、消費の本質があります。
この連載では、日常の中のちょっと気になるトレンドをテーマに、マーケターの視点からその背景やヒントを紐解いていきます。

今回は 「界隈消費」 

今話題の界隈消費について、全3回にわたって考察していきます。

「界隈消費から読み解くZ世代の気持ちの動き方」
~Vol1.界隈消費とは?共感で広がるZ世代の経済圏~
 

界隈消費とZ世代

みんながそれぞれの界隈に存在しているのが当たり前になったZ世代。

「○○界隈」という言葉、SNSで見かけない日はありません。

韓国コスメ界隈、平成レトロ界隈、推し活界隈……。
最近では、風呂キャンセル界隈や健康キャンセル界隈といった言葉も登場しています。
その日の気分やブームによって、複数の界隈に所属するZ世代も少なくありません。

最初に界隈が生まれるのは、誰か一人の“好き”や“こだわり”です。
それを自己表現としてSNSに投稿した瞬間、「わかる、それ私も!」と共感する人
が現れます。
そこで「同じ界隈の仲間」が生まれます。
自分だけの世界だと思っていたものが、全国に同じ感覚を持つ人がいると気づいたとき、共感は一気に拡散していきます。

界隈消費とは、共感が可視化され、連鎖していく仕組みのことを指します。
単なる趣味や嗜好の集まりではなく、「自分らしさを見つける」ための社会的な回路になっているのです。

界隈消費のリアル

界隈消費をひも解くと、いくつかのリアルが見えてきます。

ひとつは 「所属感」 
同じ界隈の仲間と一緒に買う、一緒に楽しむ。
その行為自体が満足につながります。
購買はモノを得る手段であると同時に、仲間との共感を確認するセレモニーでもあります。

もうひとつは 「自己表現」 
買ったものや体験はSNSで発信され、自分のアイデンティティを彩る記号になります。
誰かに見せるためではなく、「これが自分」という証**として機能しているのです。
まさに「自分の機嫌は自分でとる」を体現するのが界隈消費といえます。

そして 「拡散性」 TikTokInstagramに投稿された小さな消費の断片は、界隈を超えて拡散し、全国規模のトレンドを生み出す火種となります。界隈消費は、まさに個人の感情と社会の動きが交差する地点にあるのかもしれません。

界隈女子

SNSで繋がり共感し、界隈ごとに“仲間”を作るZ世代。

Z世代という“感性”

Z世代を単に若者と呼ぶのはもう古い。

―Z世代とは年齢ではなく、価値観のこと。―
令和になり、マーケティングの現場ではそう捉えるようになってきました。

SNSでつながり、共感を軸に世界を感じ取る新しい感性
この感性を持つ人たちは、もはや10代や20代だけでなく、30代にも広がっています
Z世代的な価値観を持つ大人たちは、消費の“共鳴者”であり、経済を動かす側に立っているのです。

メディアではしばしば「Z世代=SNSで拡散する世代」と語られますが、実態はもっと複雑です。
Z世代の消費行動は、偶発的な“バズ”ではなく、日常的に存在する界隈の中で育まれていることが多いのです。

大切なのは“共感”と“共鳴”
好きの共有が購買行動に変わり、購買行動が新しい文化を生む。
Z世代のリアルを理解するには、SNSのトレンド分析だけでは足りないというのが現状なのです。

Z世代が作るトレンド、大人が完成させる経済

エンジェルブルー

平成ブームを牽引するアパレルブランド「エンジェルブルー」
https://www.narumiya-online.jp/shop/default.aspxより引用

令和の消費を彩るトレンド――Y2Kファッション、平成リバイバル、韓国カルチャー。
その発火点の多くには、Z世代の存在があります。

界隈から生まれた小さな火種がSNSで拡散し、社会全体に広がっていきます。
そこから大人たちが共鳴し、購買行動を通じて経済圏を完成させていく

ブームの起点は若者でありながら、経済を完成させるのはその“感性”に呼応した大人たち。
この二段構えで、令和の消費は動いています。

“平成リバイバル”を単なる懐古ブームと捉えるのは早計かもしれません。
Z世代にとっては、知らない時代を“新しいレトロ”として楽しむカルチャー。
一方でミレニアル世代にとっては、自分が生きてきた時代を再発見する行為。

つまり、単なるノスタルジーではなく、異なる世代の“解釈”が新しい価値と共感を生んでいるのです。世代をまたいだ感情が界隈消費を拡大し、経済を動かすエネルギーになっています。

企業がZ世代を理解するということ

企業がZ世代を理解するということは、単に若者のトレンドを追うことではありません。

Z世代が起点となり、上の世代へと価値観が伝播していく。
その“共鳴の連鎖”を読み解くことこそ、いまのマーケティングに求められている視点です。

そしてZ世代は、すでに社会の中で働き、稼ぎ、消費を促す側にまわり始めています。
彼らは“買う側”から“動かす側”へと変わりつつあるのです。
大人世代もまた、Z世代的な価値観を自然に受け入れながら共鳴している。

世代とは、切れ目ではなく連なりです。
消費はその連なりの中で生まれ、進化していきます。

マイナビは、学生、社会人、子育て世代など、さまざまなライフステージのリアルを見つめるメディアを通して、その連なりを静かに観察してきました。

界隈消費を通して見えるのは、若者だけのムーブメントではなく、共感を軸に世代を超えてつながる、新しい社会のかたちなのです。

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