【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】家事分担の違いとは?

共働き世帯の数が増加しているなかで、夫婦の家事分担はどのように行っているのでしょうか? そこで今回は、23~29歳の共働き夫婦と、29~35歳の共働き子育て層に家事分担や家事に関連する消費傾向についてアンケートを実施しました。同じ共働きでも年代や家族構成の違いで変化があるのか比較しながら解説します。

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1,20代と子育て層で微妙に変化?理想の働き方を男女別に調査!

Q.ご自身の理想の働き方を教えてください。

Q.ご自身の理想の働き方を教えてください。

(n=613 内訳:【20代夫婦/男性】 n=146、【20代夫婦/女性】 n=154、【子育て層 /男性】 n=150、【子育て層 /女性】 n=163

まずは理想の働き方について、【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】それぞれ調査しました。全体的に「仕事5:家庭5」の回答が最多となりました。特に【20代共働き夫婦】は男女で大きな差があまりなく、両者ともに仕事と家庭が半々のバランスがよいと思っている方が多いと思われます。

さらに男性、女性で深掘りしてみると【共働き子育て層】の場合、男性は「仕事6割以上」を合計すると32.7%に対して、女性は11.7%にとどまり、「家庭6割以上」の合計が55.8%の結果に。女性は、育児のため家庭への割合が高くなる一方で、男性は家庭のために“働く“という意識から仕事の割合が高くなっていると考えられます。

2,家事全体の夫婦比率とは?主観を男女別に深掘り!

Q.家事の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

Q.家事の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

(n=613 内訳:【20代夫婦/男性】 n=146、【20代夫婦/女性】 n=154、【子育て層 /男性】 n=150、【子育て層 /女性】 n=163

続いて、家事分担について自分が行っていると思う割合について【20代共働き夫婦】の場合、男性は「5割」27.4%が最多となり、女性は「7割」20.8%で最多、次いで「5割」20.1%となりました。お互い半々で家事分担ができている家庭もある一方、女性側のほうが負担を感じている場合もありそうです。
また【共働き子育て層】の場合、男性は「5割」25.3%で最多となりつつも、5割以下を合計するとの割合が81.3%となっています。女性は「7割」「8割」の回答が多数派となり、女性の家事の割合がやや多くなっていると思われます。

20代夫婦と子育て層の両者とも、男性は半々で分担していると感じていても、女性は自身の負担が多いと思っている場合があり、男女間の認識に差があることが分かります。

Q.育児の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

Q.育児の分担について自分が行っていると思う割合を教えてください。

(n=313 内訳:【子育て層 /男性】 n=150、【子育て層 /女性】 n=163

また【共働き子育て層】 には育児分担についても調査しました。男性は「3割」、女性は「8割」の回答がそれぞれ最多となり、前述の家事分担と近しい結果となりました。

かつての女性が家庭、男性が仕事といった括りではなく、男性も家事・育児を行っていることが見受けられますが、配分は均等というよりは、女性のほうが家事育児を負担している割合が高いのが実態のようです。

3,【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】の家事分担を項目ごとに調査!

Q.家事分担について主に担当している人を教えてください。【食事】

Q.家事分担について主に担当している人を教えてください。【食事】

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

続いて、家事分担についてシーン別に細かく見ていきます。【食事】の分担に関しては「料理をする」はどちらの家庭も「妻」が86%台となっています。女性のほうが料理を担当する家庭が多いようです。一方、「買い出し」「洗い物・片付け」に関しては「妻・夫」ともに50%以上となっており、手分けしている、または入れ替わりで行っていることが分かります。

特に【20代共働き夫婦】の場合、「洗い物・片付け」は「夫」の割合が高くなっており、妻は料理担当、夫は洗い物・片付け担当と分けている家庭も多いと想定されます。

\さらに調査!【洗濯】【掃除】【育児】の分担についても家事項目ごとに深掘り/

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4,【20代共働き夫婦】と【共働き子育て層】が思う一番大変な家事とは?

Q.大変だと感じている家事・育児はありますか?【複数回答】

Q.大変だと感じている家事・育児はありますか?【複数回答】

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313)※育児は子育て層のみ

大変だと感じている家事・育児については、【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】ともに「【食事】料理」が最多となりました。どうしても工程が多くなる料理は共働き家庭にとって、特に負担が大きい家事のようです。

また【20代共働き夫婦】は2位「【食事】洗い物・片付け」となり、料理に続いて食事関連の一連の家事が大変だと感じている方が多いことが分かります。3位は「【掃除】部屋の掃除」となりました。一方【共働き子育て層】の2位は「【育児】寝かしつけ」となりました。自分の中で完結することではなく、子どもが寝るタイミングによって、時間も変わってくることも要因のひとつと考えられます。

\さらに深掘り!一番大変だと思う家事とその理由を【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】ともにエピソードで公開!/

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5,【食事】【洗濯】【掃除】の負担を減らすための購入品とは?

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電はなんですか。

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電はなんですか。

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

では日々の家事・育児の負担を減らすために活用しているものはなんでしょうか。取り入れている家電やサービスについて深堀りしていきます。

まず【食事】関連の家電について【20代共働き夫婦】は、1位「電気ポット・ケトル」43.7%、2位「冷凍庫」37.0%、3位「トースター」31.7%となりました。一方【共働き子育て層】は、1位「食器洗い乾燥機」41.5%、2位「電気ポット・ケトル」35.5%、3位「トースター」33.6%の結果に。

「電気ポット・ケトル」や「トースター」は両者共通して購入している家電のようです。また「食器洗い乾燥機」は洗う食器の数も多くなる子育て層にとって需要が高いことが分かります。

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために活用しているもの・サービスはなんですか。

Q.【食事】関連の家事の負担を軽減するために活用しているもの・サービスはなんですか。

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

【食事】関連サービスの利用頻度について「冷凍食品」「レトルト食品」は【20代共働き夫婦】の場合、「月1~3回」程度がボリュームゾーンであるのに対し、【共働き子育て層】は「月2~3回、週1回」程度となっており、頻度が高いことが分かります。
また「デリバリーサービス」は【20代共働き夫婦】の7割以上が利用していないようですが、「外食」には「月2~3回、週1回」ペースで利用しており、【共働き子育て層】よりも高い頻度であることが分かります。

大変な家事として1位に挙がっていた料理を回避するため、【20代共働き夫婦】の場合は「外食」を選択していますが、【共働き子育て層】の場合は子どもを連れていくことを考えると、「冷凍食品」「レトルト食品」を活用して、手間を減らしていると考えられます。

\さらに深掘り!今後購入したい商品やサービスを調査!/

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Q.【洗濯・掃除】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電・サービスはなんですか。

Q.【洗濯・掃除】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電・サービスはなんですか。

(n=613 内訳:【20代夫婦】 n=300、【子育て層】 n=313

続いて【洗濯・掃除】関連の家電・サービスについては、【20代共働き夫婦】は「特に購入しているものはない」が4割となりました。一方【共働き子育て層】の場合は「ロボット掃除機」「衣類乾燥機付き洗濯機」「加湿器」が20%以上となっています。

【20代共働き夫婦】にとって洗濯・掃除の家事は現状自力で行っている家庭も多い印象ですが、【共働き子育て層】は家電を活用しながら、負担を軽減したいというマインドが比較的強いことが分かります。

\さらに調査!家電やサービスにかける年間予算とは?【料理】【洗濯】【掃除】で変化あり?/

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6,家事・育児負担を軽減するための情報収集方法を調査!

Q.家事・育児を軽減するための家電やサービスの情報収集方法を教えてください。

Q.家事・育児を軽減するための家電やサービスの情報収集方法を教えてください。

(n=613 若手社会人夫婦n310、共働き子育て層n313

家事・育児負担を軽減するための情報収集方法について、【20代共働き夫婦】の半数以上が「SNS」と回答。【共働き子育て層】は「テレビ」51.8%、「SNS」49.8%が上位の結果となりました。

また【共働き子育て層】の場合は「友人」「ママ友・パパ友」「両親」などの回答も20代夫婦より高くなっており、周囲のリアルな声も参考にしていることが分かります。

\さらに深掘り!情報収集に活用しているSNSは【20代共働き夫婦】【共働き子育て層】で異なる?/

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まとめ

  • 家事分担のボリュームゾーン
    └【20代共働き夫婦】男性は「5割」、女性は「5、7割」
    └【共働き子育て層】男性は「5割」、女性は「7~8割」
  • 料理の家事分担
    └【20代共働き夫婦】「買い出し」は分担、「料理」は妻、「洗い物・片付け」は夫の割合が高い
    └【共働き子育て層】「買い出し」「料理」は妻、「洗い物・片付け」は分担の割合が高い
  • 大変だと感じている家事・育児はどちらも1位「【食事】料理」
  • 【食事】関連の家事の負担を軽減するために活用しているサービス
    └【20代共働き夫婦】外食
    └【共働き子育て層】冷凍食品、レトルト食品
  • 【洗濯・掃除】関連の家事の負担を軽減するために購入している家電・サービス
    └【共働き子育て層】「ロボット掃除機」「衣類乾燥機付き洗濯機」「加湿器」
  • 家事・育児を軽減するための家電やサービスの情報収集方法はSNSが半数近く
    └【共働き子育て層】「友人」「ママ友・パパ友」「両親」など周囲の人のリアルな声も

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  • 調査対象①20代共働き夫婦

    23~29歳/既婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/世帯年収200万以上2000万未満/夫婦で分担して家事を行っている

  • 調査対象②共働き子育て層

    29~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/世帯年収200万以上2000万未満/夫婦で分担して家事を行っている

  • 有効回答数

    613件(①n=300、②n=313)

  • 調査時期

    2024年6月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年春】Z世代社会人の国内ドラマランキング 視聴のきっかけや好きなジャンルも徹底調査

2024年4~6月期ドラマのZ世代社会人に人気なドラマランキングを発表。さらに国内ドラマの視聴スタイルについてもアンケート調査を実施しました。各ドラマを視聴するきっかけやドラマに求める要素、視聴した後の行動まで詳しく解説します。

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1,【2024年4-6月期】Z世代社会人に人気のドラマランキングを発表!

Q.現在地上波で放送している今クール(244-6月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

Q.現在地上波で放送している今クール(24年4-6月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

2024年4月期国内ドラマで最も視聴されている作品は「366日」36.8%という結果に。HYの代表曲「366日」に着想を得たオリジナルのラブストーリーということから、ストーリー以外に「曲が好き」という理由で視聴している方もいるようです。

上位以外でも「くるり~誰が私と恋をした?~」「9ボーダー」「ブルーモーメント」などは女性の割合が高く、女性のほうが多くのドラマをチェックしていることが分かります。

Q.現在放送されている国内ドラマを見ようと思ったきっかけはなんですか?

Q.現在放送されている国内ドラマを見ようと思ったきっかけはなんですか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

ドラマを見ようと思ったきっかけについては、「ドラマの宣伝をテレビCMで見て面白そうだった」が43.2%で最多となりました。次いで「好きな出演者がいるから」28.6%となり、特に女性の割合が高い結果となりました。

一方男性は「バラエティ番組等の番宣を見て面白そうだった」「原作を知っていた」の回答が女性よりも高くなっています。ドラマに興味をもつきっかけは男性はストーリーや内容、女性は出演者の場合が多いと考えられます。

\さらに深掘り!最もはまっているドラマとその理由をリアルな声とともに紹介!/

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2,見逃し配信派?リアルタイム派?視聴本数や視聴タイミングを深堀り!

Q.地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品みていますか?

Q.地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品みていますか?

(n=315)

続いて、国内ドラマの視聴スタイルについて調査しました。まず、1クールの視聴本数を聞いてみると「1~2作品くらい」41.6%が最多となり、次いで「3~5作品くらい」33.3%の結果となりました。ボリュームゾーンとしては「1~2作品」、多くて「5作品」がZ世代社会人の傾向と言えます。

Q.ドラマはどのタイミングから見ることが多いですか?

Q.ドラマはどのタイミングから見ることが多いですか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

ドラマの視聴タイミングについては、「全話欠かさずに見る」が約4割となりました。ドラマ離れとも言われる時代ですが、見たいと思った作品は基本的に全話欠かさず見る方が多数派のようです。

男女別に注目してみると、女性の場合「1話はとりあえず見る」の割合も高くなっています。前述の見ているドラマの設問で男性よりも多くのドラマの回答率が高かったことからも、とりあえず1話を見たうえで視聴を継続するのかどうか決める傾向にあることが分かります。

Q.ドラマを見る際はどのように見ていますか?

※無料配信動画サービス例)TVer
 有料配信動画サービス例)Hulu、Netflixなど
Q.ドラマを見る際はどのように見ていますか?

(n=315)

ドラマの視聴方法は、「リアルタイムで見る」「録画をして後から見る」が45%以上となりました。最近は動画配信サービスでも同時進行で地上波で放送中のドラマを視聴できることが多くなってきていますが、意外にも動画配信サービスよりも自宅のテレビなどで視聴する方が多いことが分かります。

\さらに調査!地上波国内ドラマを視聴する相手やデバイスからシチュエーションを分析!/

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3,国内ドラマの好きなジャンルは? 男女別の傾向も明らかに!

Q.普段どのようなジャンルの国内ドラマを見ていますか?

Q.普段どのようなジャンルの国内ドラマを見ていますか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

普段見ているドラマジャンルについては、「恋愛/ラブコメ系」が46.4%で最多となりました。特に女性の回答率が6割以上となっており、断トツ人気であることが分かります。次いで「ミステリー系」41.6%、「コメディ/ギャグ系」33.0%となりました。

また男性の場合は「アクション/バトル系」「スポーツ/競技系」「アドベンチャー/冒険系」の割合が女性よりも高くなっています。男性はハラハラドキドキするような迫力のある作品を求めている一方、女性は恋愛や感動系など心情が映し出される作品を好んでいると言えそうです。

Q.あなたが「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

Q.あなたが「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

また魅力に感じるドラマの要素としては、1位「イケメン」27.6%、2位「美女」22.5%となりましたが、こちらも女性の回答率が高い結果となっています。

一方、男性のみの場合は「謎解き・トリック」が1位となりました。前述の設問「国内ドラマを見ようと思ったきっかけ」と同様に、ここでも男性はストーリーや内容、女性は出演者を重視していると考えられます。

4,ドラマがZ世代社会人に与える影響とは?視聴後の行動を調査!

Q.あなたが今まで見た国内ドラマの中で、ドラマを見た後に起こした行動について、当てはまるものを教えてください。

Q.あなたが今まで見た国内ドラマの中で、ドラマを見た後に起こした行動について、当てはまるものを教えてください。

(n=315)

さらにドラマ視聴後の行動についても調査しました。「無料配信動画サービスの閲覧期間中に繰り返し見た」が34.6%で最多となり、お気に入りの作品やシーンを放送後にもリピートして視聴する方が多いようです。

また女性の場合は「家族・友達とドラマについて語る・おすすめした」という回答も一定数見られました女性のほうが一人で見て満足というよりも、ドラマの話題を周囲の人と共有して盛り上がりたいという意識があるようです。

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まとめ

  • 2024年4〜6月期のZ世代社会人に人気のドラマは「366日」
  • 国内ドラマを見ようと思ったきっかけは「ドラマの宣伝をテレビCMで見て面白そうだった」が最多
  • ドラマを見るスタイル
    └【作品数】「1~2作品くらい」41.6%
    └【ドラマの見かた】「全話欠かさずに見る」41.0%、女性は「1話はとりあえず見る」も多数派
    └【タイミング】「リアルタイムで見る」47.0%、次いで「録画をして後から見る」46.4%
  • 好きなジャンルは1位「恋愛/ラブコメ系」、2位「ミステリー系」、3位「コメディ/ギャグ系」
  • 魅力に感じるドラマの要素
    └【男性】「謎とき・トリック」「会社・仕事」「急展開・どんでん返し」などストーリーや内容重視
    └【女性】「イケメン」「美女」など出演者重視
  • 視聴後の行動は「無料配信動画サービスの閲覧期間中に繰り返し見た」が最多

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  • 調査対象

    24~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/地上波で放送しているドラマ見ている

  • 有効回答数

    315件

  • 調査時期

    2024年5月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代社会人の読書習慣とは?紙派or電子派、好きなジャンルや購入するきっかけまで徹底調査

近年の電子書籍やオーディオブックなどの登場によって、若者の読書事情に変化はあるのでしょうか?今回は24~29歳の若手社会人318人を対象に、読書についてのアンケート調査を実施しました。読書の目的から紙派・電子派、購入したいと思う書籍の要素や情報収集まで幅広く解説します。

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1,目的やジャンルから紐解く!Z世代社会人が本を読む理由は?

Q.あなたが本を読む目的を教えてください

Q.あなたが本を読む目的を教えてください

(n=318 内訳:【男性】n=148、【女性】n=170)

まず本を読む目的について調査したところ、「気分転換・ストレス発散のため」45.3%が最多の結果に。特に女性の場合は半数以上となりました。さらに「語彙力・文章力を養うため」「暇つぶし」の回答は男性よりも回答率が高くなっています。
また男性の場合は、「新たな教養や知識を蓄えるため」が1位となっており、「話のネタ・きっかけにするため」が女性に比べて高くなっています。

Q.普段どのようなジャンルの本を読みますか?(漫画・雑誌は除く)

Q.普段どのようなジャンルの本を読みますか?(漫画・雑誌は除く)

(n=318 内訳:【男性】n=148、【女性】n=170)

普段読んでいる本のジャンルは、1位「文学・小説」63.5%、2位「経済・ビジネス」34.3%、3位「資格」23.0%となりました。
男女別に注目してみると、男性は「経済・ビジネス」や「社会・政治・時事」のジャンルも割合が高い一方、女性は「文学・小説」が7割以上を占めています。

前述の読書の目的の結果と合わせて考察すると、若手社会人の男性にとって、経済や時事関連のジャンルを読むことで、「知識や話題の収集」を行いビジネスや普段の会話に活かすことを重視している一方、女性は文学・小説のジャンルを好み、読書を「気分転換」や「趣味」のひとつとして捉えているという違いが見えてきます。

\さらに調査!直近3か月に読んだ本で面白かった作品を購入きっかけと合わせて公開!/

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2,読書量や金額からZ世代社会の読書事情を調査!

Q.普段1か月あたりに何冊の本を読みますか?

Q.普段1か月あたりに何冊の本を読みますか?

(n=318)

1か月あたりに読む本の数については、「1冊」が37.7%、「2〜3冊程度」が38.4%の結果となりました。読書をする若手社会人にとって、1か月「1~3冊」がボリュームゾーンだと分かります。

Q.普段1か月あたりに本に使う金額を教えてください

Q.普段1か月あたりに本に使う金額を教えてください

(n=318)

1か月あたりに本に使う金額は、「500円以上1,000円未満」「1,000円以上3,000円未満」を合わせると7割以上となり、ボリュームゾーンであることが分かります。読書量としては前述から1~3冊と考えると、一冊あたりの約1,000円前後の本が相場だと考えられます。

Q.普段本はいつ読むことが多いですか?

Q.普段本はいつ読むことが多いですか?

(n=318)

本を読むタイミングを時間帯で調査しました。平日(仕事のある日)の場合は、仕事から帰ってきてから就寝するまでの「20時~22時」「22時~24時」がボリュームゾーンとなっています。また休日(仕事がない日)は、「14時~16時」、「20時~22時」が高い傾向となりました。

\さらに調査!本はどこで読む?男女で差が出る傾向とは?/

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3,紙派or電子派?Z世代社会人が好むスタイルとは?

Q.普段読む本の種類やデバイスを教えてください

Q.普段読む本の種類やデバイスを教えてください

(n=318 内訳:【男性】n=148、【女性】n=170)

続いて、普段読む本の種類については、全体の66.7%が「【紙】文庫本(ソフトカバー)」、次いで「【紙】ハードカバー」の結果となり、紙の本を読んでいる方が多いことが分かります。
しかし「【電子書籍】スマートフォン」の回答率は男性のほうが高く、男性の中には電子書籍を読んでいる方も一定数見られました。

\もっと深掘り!紙派と電子派、それぞれ好む理由を調査!/

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Q.普段本はどこで購入していますか?

Q.普段本はどこで購入していますか?

(n=318)

本の購入場所については、「書店」が7割以上という結果に。意外にも 「大手のECサイト(例:楽天、Amazonなど)」よりも実際に書店へ足を運ぶ方が多いことが分かります。ECサイトで購入する便利さよりも実際の本を見てから購入したいというマインドが高いようです。

4,Z世代社会人が購入したいと思う本の要素は「〇〇〇」

Q.読んでみたい・購入したいと思う要素を教えてください

Q.読んでみたい・購入したいと思う要素を教えてください

(n=318 内訳:【男性】n=148、【女性】n=170)

続いて、読んでみたい要素については、「SNSで話題になっている」が46.2%で最多となりました。話題性の高い本を読んでみたいと思う方が多いようです。さらに女性の場合は「口コミ評価が高い」「賞を受賞している」の回答も一定数あり、実際に読んだ人の評価を見てから、決めたいという傾向が出ています。

\さらに調査!若手社会人が本を読んだ後にとる行動とは?/

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5,Z世代社会人の本の情報収集方法を調査!

Q.本の情報収集方法について教えてください

Q.本の情報収集方法について教えてください

(n=318 内訳:【男性】n=148、【女性】n=170)

SNS上での話題性が、その本を読みたい要素となっているように、本の情報収集に関しても「SNS」が全体の半数という結果に。
また女性の場合は「友人」17.7%、「書店の人」11.8%なども一定数あり、友人の口コミや書店の人のおすすめなども参考にしていることが分かります。

\もっと深掘り!SNSの回答者の中でもよく見ているコンテンツとは?/

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まとめ

  • 本を読む目的は「気分転換・ストレス発散のため」が最多、特に女性の割合が高い
    └【男性】1位は「新たな教養や知識を蓄えるため」
  • 普段読む本のジャンルは1位「文学・小説」63.5%、2位「経済・ビジネス」34.3%、3位「資格」23.0%
  • 1か月あたりの読書量「1~3冊程度」、費用「500円以上3,000円未満」がボリュームゾーン
  • 普段読む本の媒体は全体の66.7%が「【紙】文庫本(ソフトカバー)」
  • 購入場所:「大手のECサイト(例:楽天、Amazonなど)」<「書店」
  • 読んでみたい、買ってみたい要素は「SNSで話題になっている」が46.2%で最多
  • 本の情報収集方法は「SNS」が全体の半数
    └【女性】「友人」、「書店の人」の回答も一定数あり

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  • 調査対象

    24~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/月に1冊以上本を読んでいる/3ヶ月以内に本を購入している

  • 有効回答数

    318件

  • 調査時期

    2024年4月

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人に音楽・動画のサブスク利用実態を調査!利用中のサービスや登録理由、選ぶ際のポイントまで徹底解説

昨今、様々なジャンルのサブスクリプションサービスが増えています。そこで今回は24~29歳の若手社会人を対象に、音楽・動画のサブスク利用についてのアンケート調査を実施しました。利用頻度や登録しているサービス、選ぶ際に重視しているポイントなど詳しく解説します。

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1,サブスクの利用状況は? 契約期間や使用頻度を調査!

Q.サブスクの加入数はどれくらいですか?

Q.サブスクの加入数はどれくらいですか?

(n=344)

まずはサブスクリプションサービス(以下サブスク)の加入数について調査すると、音楽・動画のどちらも「1つ」が多数派の結果に。しかし動画は「2つ」の回答も一定数見られました。動画は各サービスの限定配信や視聴できる作品が異なることから、複数登録している方も多いと考えられます。

Q.サブスクはどのくらいの期間利用していますか?

Q.サブスクはどのくらいの期間利用していますか?

(n=344)

続いて継続利用期間については、「2年以上3年未満」「3年以上4年未満」がボリュームゾーンとなりました。学生から社会人となるタイミングやコロナ禍によって自宅にいる時間が増えた時期などをきっかけに登録した方が多いと考えられます。

また【音楽】では「6年以上」の回答も一定数ありました。日本では2015年頃から定額制のサービスを開始する会社が増えており、サブスクが認知され始めた頃から使用している方も多いことが分かります。

Q.サブスクの利用頻度はどれくらいですか?

Q.サブスクの利用頻度はどれくらいですか?

(n=344)

利用頻度については、【音楽】の場合「毎日」が半数以上の結果となりました。“ながら”で聴くことができ、どこでも利用可能なため日常的に利用している方が多いことが分かります。また【動画】の場合も「毎日」36.3%で最多となり、「週1回以上」までの回答を合わせると87.5%となりました。

\さらに調査!サブスクを利用している時間帯は?【音楽】【動画】それぞれの傾向を解説/

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2,【音楽】で人気のサブスク調査!選ぶ際に重視しているポイントとは?

Q.音楽のサブスクを登録している理由は何ですか?

Q.音楽のサブスクを登録している理由は何ですか?

(n=344)

続いて【音楽】【動画】をそれぞれ深掘りしてみていきます。
まず音楽関係のサブスクを登録している理由について調査すると、1位「好きなアーティストの曲を聴くため」58.7%、2位「色んな曲を聴きたいから」54.4%となりました。色んな曲を聴くことができる点は、まさにサブスクの特長です。元々好きなアーティストの曲を聴くだけでなく、ランダムで聴いたアーティストや曲を好きになるという流れもサブスクが普及した今、当たり前になってきていることが見受けられます。

Q.あなたが現在使用している音楽関係のサブスクリプションサービスを教えてください。

Q.あなたが現在使用している音楽関係のサブスクリプションサービスを教えてください。

(n=344 内訳:【男性】n=164、【女性】n=180)

使用しているサービスについては、「Apple Music」が49.4%で最多の結果に。次いで「YouTube Music Premium」29.9%、「Spotify Premium」20.4%となりました。
前述の「色んな曲を聴きたいから」の回答率が高かったことからも、幅広いジャンルを聴くことができる大手のサービスが人気だと考えられます。

また男女別に見てみると、男性は「Amazon Music Unlimited」「Amazon Music Prime」の回答も一定数あり、女性よりも人気が高い結果となりました。

\さらに調査!20代のよく聴く音楽ジャンルとは?男女別で異なる結果に/

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Q.音楽のサブスクで登録する際に重視しているポイントを教えてください。

Q.音楽のサブスクで登録する際に重視しているポイントを教えてください。

(n=344 内訳:【男性】n=164、【女性】n=180)

音楽のサブスクを登録する際に重視しているポイントについては「楽曲数が多い」が46.8%で最多となり、ここまでの傾向を裏付ける結果となりました。次いで「料金が安い」32.6%、「最新の曲が多い」30.5%となりました。「最新の曲が多い」は特に女性の回答率が高く、最新のアーティストや曲をチェックしたいというトレンド意識が高いことが分かります。

\もっと深掘り!音楽のサブスクを登録したきっかけとは?リアルなエピソードを公開/

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3,【動画】で人気のサブスク調査!選ぶ際に重視しているポイントとは?

Q.動画のサブスクを登録している理由は何ですか?

Q.動画のサブスクを登録している理由は何ですか?

(n=344)

続いて【動画】のサブスクについて深掘りしていきます。まずは動画のサブスクを登録している理由について調査すると、「色んなジャンルの作品を見たいから」46.8%が最多となり、次いで「流行の作品を知るため」34.3%、「好きな出演者の作品を見るため」33.1%となりました。【音楽】の結果同様に色んなジャンルを見たいという需要が大きいことが分かります。
また最近は地上波で放送されているドラマをサブスクでも扱っていたり、サブスク内で人気ランキングが表示されたりと流行っている作品をチェックすることができる点も魅力に感じているようです。

Q.あなたが現在使用している動画関係のサブスクリプションサービスを教えてください。

Q.あなたが現在使用している動画関係のサブスクリプションサービスを教えてください。

(n=344 内訳:【男性】n=164、【女性】n=180)

動画関係のサブスクについては、「Amazonプライム・ビデオ」が68.9%で最多となりました。次いで「Netflix」47.1%となり、特に女性は52.8%と半数を超える結果に。どちらも多様なジャンルかつオリジナルコンテンツの配信もあり、作品数が豊富な点が支持されていると考えられます。

また男性の場合は「Disney+」「DAZN」の回答率が女性より高い結果となりました。

\さらに調査!20代の好きな動画ジャンルとは?男女別の結果も解説/

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Q.動画のサブスクで登録する際に重視しているポイントを教えてください。

Q.動画のサブスクで登録する際に重視しているポイントを教えてください。

(n=344 内訳:【男性】n=164、【女性】n=180)

動画のサブスクを登録する際に重視しているポイントについては「作品数が多い」が45.9%で最多となり、前述のサブスクを登録している理由を裏付ける結果となりました。音楽・動画のどちらもバラエティの豊富さを重視していることが分かります。

\もっと深掘り!動画のサブスクを登録したきっかけとは?リアルなエピソードを公開/

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まとめ

  • 【音楽】サブスク
    └利用期間「2年以上3年未満」「3年以上4年未満」がボリュームゾーン
    └利用頻度「毎日」が半数以上
    └登録理由「好きなアーティストの曲を聴くため」「色んな曲を聴きたいから」
    └登録しているサービス1位「Apple Music」2位「YouTube Music Premium」3位「Spotify Premium」
    └登録する際のポイント「楽曲数が多い」が46.8%
  • 【動画】サブスク
    └利用期間「2年以上3年未満」「3年以上4年未満」がボリュームゾーン
    └利用頻度「週1回以上」87.5%
    └登録理由「色んなジャンルの作品を見たいから」「流行の作品を知るため」
    └登録しているサービス「Amazonプライム・ビデオ」次いで「Netflix」
    └登録する際のポイント「作品数が多い」が45.9%

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、サブスク利用金額各サブスクのサービスを知ったきっかけなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    24~29歳/未婚/正社員、公務員・団体職員/音楽・動画のサブスクリプションサービスを登録している

  • 有効回答数

    344件

  • 調査時期

    2024年3月

  • 方法

    インターネット調査

【セミナーレポート】Z世代×リアルコミュニティを駆使したプロモーション事例│MarkeZine Day 2024 Spring

2024年2月28日(水)にKABUTO ONE HALL & CONFERENCEにて開催した、約4年ぶりのリアル開催となる「MarkeZine Day 2024 Spring」で講演を行いました。
本イベントは、様々な業界のキーパーソンが、広告・マーケティングに関するトレンドや事例、ノウハウを語るイベントとなっており、弊社からはコンテンツメディア事業本部※1のマーケティングチームと企画・プランニングチームから2人が登壇。
Z世代に向けたプロモーションのポイントと、実際に企業様と取り組んだ「貝印株式会社」様と「キッコーマン食品株式会社」様の、2つの事例を紹介しました。
今回は、当日の様子をレポートしつつ講演の内容も少しだけご紹介いたします。

講演テーマは「Z世代」「リアルコミュニティ」

「若年層と向き合ってきたマイナビが語るリアルコミュニティを駆使したプロモーション~貝印「紙カミソリ」・キッコーマン食品「しぼりたて生しょうゆ」の成功事例~」と題し、Z世代に向けたプロモーション事例をアンケート結果から見えてきた彼らのインサイトと共にお話ししていきました。

当日の様子

当日は定員約180名の会場はほぼ満席に。

当日の様子

 

マイナビとZ世代

「マイナビ」と言えば「マイナビ2025」や「マイナビバイト」など、採用・人材系のサービスのイメージが強いですが、実は情報メディアの運営も20年以上続けているんです。
中でも、高校生向けメディア「マイナビティーンズ」、大学生向けメディア「マイナビ学生の窓口」、若手社会人ユーザーを多く抱える「マイナビニュース」など、Z世代と言われる若年層へリーチするメディアも抱えており、それぞれの層のユーザーコミュニティも保持しています。
そのため、常に若年層への調査やインサイト分析を行ってZ世代当事者たちの動向を掴み、それらをのデータをベースにマーケティング支援を行っています。

 

Z世代に商品・サービスを購入してもらうには?

Z世代と「ファンマーケティング」

講演ではデジタルネイティブ・社会貢献への関心の高さなど、Z世代のよく知られている特徴とは別に、【ファンマーケティング】との親和性についても言及しました。
「ファンとはどんな状態か」を定義し、大学生へのアンケート調査と合わせ「企業・ブランドを『推し』にしてもらう」という観点から、どのような手法が効果的であるのかを解説しました。

Z世代と「ファンマーケティング」

同年代の声を活用したプロモーションは有効か

大学生へのアンケートでは、「これまでに購入をしたことのない商品を買う場合、商品購入の決め手となるポイントは?」という問いに対し、SNSでの話題性やメーカー・ブランドへの好感度に次ぎ、「友達・知人などからの口コミ」がランクインしています。実際に、「同世代が発案したアイデアや企画が、社会で実現されることに対して関心は?」という問いには「ある」と回答した割合が64.7%と高い結果になっています。

Z世代が購買行動において重視するポイント

 

企業が抱えるZ世代への課題

「Z世代に向けてブランディングや新規顧客獲得のアプローチをしたいけど、そもそもZ世代に合う商品サービスなのか、どう見られているのか分からない」「彼らに響くプロモーション手法が知りたい」など、企業が抱えている悩みは多くが共通しています。

  • 若年向けにブランディング活動を拡大させていきたい。
  • 学生とのコミュニケーションをつくりたい。
  • 一方的な発信ではなく、双方向のコミュニケーションがとれる企画にしたい。
  • 商品をプッシュして売る手法が続けていたが、学生やZ世代は考え方が違うのでプロモーション手法に悩んでいる。若年層世代へのリブランディングを行い、新規顧客の獲得を行いたい。

講演では、「Z世代へのリブランディングを行いたいけれど、上の世代とは違う学生やZ世代に響くプロモーション手法が分からない」という課題をお持ちだった、刃物メーカー「貝印株式会社」様の事例と、「Z世代がはじめてしょうゆを自分で買うときに、選んでもらえる商品にしたい!」という目的を持っていた「キッコーマン食品株式会社」様の2社が実施したプロモーションを紹介しました。

 

講演で紹介した事例

その他のお取り組みに関してはこちらからご確認いただけます。

事例のご紹介・お問い合わせはこちらから

「実際に事例を詳しく聞いてみたい」「Z世代のプロモーションについて相談したい」など、まだ課題が固まっていないという段階でも、一緒に課題の整理からさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

 

  • ※1コンテンツメディア事業本部のご紹介

    マイナビニュース/マイナビティーンズ/マイナビ学生の窓口/マイナビウーマン/マイナビ子育てなどのライフステージメディアを運営している事業部です。若年層のインサイト調査からプロモーションの企画・運営など、幅広いプロモーションに携わっています。
    また、10代のインサイトを調査・発信している「マイナビティーンズラボ」の運営も行っており、年2回「10代女子が選ぶトレンドランキング」を発表し常に若年層の情報を発信しています。

Z世代社会人の“働く”ことに対する価値観を調査!職場や仕事に求めることや今後のキャリアアップへの取り組みを解説

働き方が多様になってきている昨今ですが、Z世代にとって“働く”ことについてどのようなマインドをもっているのでしょうか。そこで今回はZ世代にあたる24~27歳の若手社会人を対象に、今後のキャリアについてアンケートを実施しました。仕事をする目的や職場を選ぶ上で重視している点、今後のキャリアをどのように考えているかなどを調査いたしました。詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,Z世代の仕事をする目的を調査!男女の意識の違いとは?

Q. あなたが仕事をする目的を教えてください。

Q. あなたが仕事をする目的を教えてください。

(n=349 内訳:【男性】n=125、【女性】n=224)

仕事をする目的について調査すると「生活費のため」が約半数で最多の結果に。次いで「将来の貯蓄のため」41.8%となりました。多くのZ世代は現在や将来の生活費のためにお金を稼ぐことを最大の目的としていることが分かります。

また男女別に注目してみると、女性の場合は「趣味や推し活などのプライベートを充実させるため」27.2%と男性よりも割合が高く、プライベートのために働いている方も多いようです。男性の場合は「将来自分自身がやりたい夢のため」「社会に貢献していると実感を得るため」の回答も一定数みられ、仕事自体に意義を求めていると考えられます。

2,「職場環境」「ワークライフバランス」など仕事・職場に求める要素を深掘り

Q. あなたが職場を選ぶ上で重視している点を教えてください。【職場環境】

Q. あなたが職場を選ぶ上で重視している点を教えてください。【職場環境】

(n=349 内訳:【男性】n=125、【女性】n=224)

続いて実際に仕事に求める条件について詳しく調査しました。まず【職場環境】については、「給与が高い」51.9%が最多となり、前述の仕事をする目的を裏付ける結果となりました。

男女別に見ると女性は「休暇が多い」「残業時間が少ない」「職場の人間関係」が30%以上となりましたが、男性は「会社の規模が大きい」の割合が高い結果となりました。男性は社会貢献度や会社の規模感などを重視していることから、『自分が携わる仕事の影響力』を求めている一方で、女性は仕事面よりも休暇や残業時間などを重視しており、『プライベートの時間を確保する』ことを求めていることが分かります。

Q. あなたが求める【働き方】の条件について教えてください。

Q. あなたが求める【働き方】の条件について教えてください。

(n=349 内訳:【男性】n=125、【女性】n=224)

続いて【働き方】については、「出社のみ」31.0%が最多となり、多様な働き方が進んでいる中で意外にも出社を希望する声が多い結果となりました。コロナ禍で入社時からオンラインだったり、通常通りの条件やスケジュールで働くことが難しかったりなど様々な弊害があったZ世代にとっては、むしろ出社でコミュニケーションをとりながら働きたいという考えも多いのかもしれません。

男女別の結果では、女性のほうが男性に比べてテレワークを求める率が高い傾向にあるようです。

Q. あなたが求める【ワークライフバランス】の比率を教えてください。

Q. あなたが求める【ワークライフバランス】の比率を教えてください。

(n=349)

【ワークライフバランス】については「【仕事】5:5【プライベート】」28.9%が最多となりました。
また【仕事】が6割以上の回答を合計すると30.7%、【プライベート】が6割以上の回答は40.4%となり、プライベートの率が高いほうが回答が多い結果となりました。Z世代にとって、仕事はお金を稼ぐためと考えている方が多いことから、同時にプライベートの割合もしっかり確保したいと思っているようです。

\さらに調査!気になるZ世代が求める【年収】相場とは?/

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3,Z世代が考える今後のキャリアとは?選択肢や検討時期を調査

Q.どんな職種の仕事に興味がありますか。

Q.どんな職種の仕事に興味がありますか。

(n=349 内訳:【男性】n=125、【女性】n=224)

今興味がある職種については、男女で異なる結果となりました。それぞれ1位は、男性は【営業】18.4%、女性は【事務系】29.9%となり、現職と同じ職種を選択する方が多い傾向となりました。
2位以下を見ていくと、男性は様々な職種がランクインしている中で、【営業系】や【IT・通信エンジニア】の項目が目立ち、外部内部ともにやりとりの多い職種の傾向があります。一方で女性の場合は、【企画・マーケティング系】【事務系】【管理系】といったデスクワークをメインとする仕事に集中する結果となりました。

選ぶ職種としても、前述に解説した、男性は『自分が携わる仕事の影響力』、女性は『プライベートの時間の確保』を求める傾向に当てはまっていると考えられます。

Q. 現在、今後のキャリアについてどのように考えていますか?

Q. 現在、今後のキャリアについてどのように考えていますか?

(n=349 内訳:【男性】n=125、【女性】n=224)

今後のキャリアについての現在の考えを調査すると、「しばらくは現状のまま」が23.5%で最多となりました。転職や副業など様々な選択肢を選べる環境になっていますが、割合としてはまだ同じ場所でキャリアを積みたいと検討している方が多いようです。

男女別の結果では、男性の場合「管理職になる」の回答が女性の2倍の結果となり、新卒で入社した会社で管理職を目指したいと考えている方が多いことが分かります。

Q.検討し始めた時期はいつ頃ですか?

Q.検討し始めた時期はいつ頃ですか?

(n=279)

キャリアについて検討し始めた時期に関しては、「社会人2年目」「社会人3年目」の割合が20%以上となりました。仕事に慣れ始めて、自分に合っているかどうかが分かってきた頃に、このまま同じ場所でキャリアを積むのか、別の職場や仕事にも挑戦してみるかなど、今後のステップについて一度検討する方が多いと考えられます。

\もっと深掘り!今後のキャリアを考えたきっかけや理由を各選択肢ごとに公開!/

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,今後のキャリアアップのために実践していることとは? 取り組んでいる方法や情報収集方法まで明らかに

Q.今後のキャリアアップやスキルアップのために取り組んでいることはありますか?

Q.今後のキャリアアップやスキルアップのために取り組んでいることはありますか?

(n=349)

続いて今後のキャリアアップやスキルアップのために取り組んでいることについて調査しました。全体の6割以上が取り組んでいると回答する中で「IT・プログラミング関連」「営業スキル」「TOEIC・ビジネス英語」が多数派となりました。現状の仕事に関連しつつ、さらにその能力を伸ばしたいと考えている方が多いと思われます。

Q.どのような方法で取り組んでいますか?

Q.どのような方法で取り組んでいますか?

※「特に取り組んでいることはない」以外を回答した方(n=190)

取り組んでいる方法について調査すると、「資格の取得」54.7%と半数以上の結果が得られました。社内での部署異動や転職などの際に判断基準になるため、勉強するなら資格を取りたいと考える方が多いのかもしれません。

\さらに調査!Z世代に人気の高い資格とは?/

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Q.今後のキャリアを考えるための情報をどこから入手していますか?

Q.今後のキャリアを考えるための情報をどこから入手していますか?

(n=349)

キャリアを考えるための情報収集方法は、「SNS」36.4%が最多、次いで「テレビ」28.4%となりました。SNSやマスメディアが多数派でありつつも、「会社の上司・先輩」「友人」も一定数を集めています。先輩からアドバイスをもらったり、友人と今後のキャリアの話をしたりなど身近な人と情報交換をする方も一定数見られることが分かります。

\もっと深掘り!SNSの中でもよく見るコンテンツとは?/

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まとめ

  • Z世代が仕事をする目的は「生活費のため」「将来の貯蓄のため」
  • 【職場環境】「給与が高い」51.9%で最多
    └男性「会社の規模が大きい」
    └女性「休暇が多い」「残業時間が少ない」「職場の人間関係」
  • 【働き方】「出社のみ」が多数派
    └男性「出社>テレワーク」
    └女性「出社≧テレワーク」
  • 【ワークライフバランス】「仕事≦プライベート」
  • 今後のキャリアについては「しばらくは現状のまま」が多数派
  • 検討時期「社会人2~3年目」
  • キャリアアップの取り組みは「資格の取得」派が54.7%

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  • 調査対象

    24~27歳/未婚/子どもなし/正社員・公務員・団体職員

  • 有効回答数

    349件

  • 調査時期

    2024年2月

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人の新生活に関する消費傾向を徹底調査!2023年とどう変わる?新生活を機に始めたいコトや購入したいモノの変化を解説

春は新年度や新生活がスタートするタイミング。そこで今回は25~29歳の若手社会人を対象に、春の消費についてのアンケート調査を実施しました。2023年と比較して2024年の春に始めたいことや購入したいものなど消費傾向の変化について詳しく解説します。

春の新生活シーズンに始めたいこと・見直したいことを調査!2024年は昨年に比べて意欲的?!

Q.【2023年】の春の新生活の時期に始めたこと・見直したことは何ですか?/【2024年】の春の新生活の時期に始めたいこと・見直したいことは何ですか?


Q.【2023年】の春の新生活の時期に始めたこと・見直したことは何ですか?/【2024年】の春の新生活の時期に始めたいこと・見直したいことは何ですか?

(各n=303)

春の新生活の時期に始めたこと・見直したことについて、【2023年】に行ったことと【2024年】に行いたいことをそれぞれ調査しました。比較してみると全体的に【2024年】のほうが意欲が高いことが伺えます。

選択肢ごとに注目してみると、どちらも「貯金」が1位となっていますが、【2024年】の場合は「投資・資産運用」の回答率が2番目に高くなっています。貯金のみならず、資産運用することで貯蓄を増やしたいと考える方が増えているようです。また「アパレル」「英会話」「ヨガ・ピラティス」などの趣味や勉強を新たに始めたいニーズも増えていることが分かります。

 

\もっと深掘り!【2023年・2024年】×【男性・女性】でさらに分析。男女で異なる傾向とは?/

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Q.【2023年春】どんな方法で行いましたか?/【2024年春】どんな方法で行いますか?

Q.【2023年春】どんな方法で行いましたか?/【2024年春】どんな方法で行いますか?

(各n=303)

始めたこと・見直したことについて手段を調査したところ、昨年・今年どちらも「資格の取得」が1位となりましたが【2024年】の割合が43.2%と昨年よりも高い傾向となっています。続いて2位「アプリの活用」3位「書籍の購入」の結果となり、全体的にスクールなどに通うよりも自分自身で行う方が多数派のようです。
また【2024年】は「副業・複業を行う」が昨年に比べて高くなっており、掛け持ちして新たな仕事を始めたいという意見も一定数あるようです。

Q.【2023年春】新たに始めたこと・見直したことに対してのかけた費用はいくらですか?/【2024年春】新たに始めたいこと・見直したいことに対しての予算はいくらですか?

月額の場合は月にかかる金額を教えてください。)   


Q.【2023年春】新たに始めたこと・見直したことに対してのかけた費用はいくらですか?/【2024年春】新たに始めたいこと・見直したいことに対しての予算はいくらですか?

(各n=303)

続いて費用については、【2023年】のほうが全項目において価格が高い結果となりました。予算として見積もっていた金額よりも実際は多くかかっている場合もあるのかもしれません。
また『資格取得費用』については、他の項目よりも金額が高く「5,000円~3万円未満」がボリュームゾーンとなっています。前述で「資格」の手段が最多だったことからも、費用をかけてでも取得したいと考えているようです。

 

\さらに調査!始めたいと思ったきっかけや理由についてリアルな若手社会人の回答を公開!/

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スキルアップや趣味を始める時に活用する情報収集方法とは?

Q.スキルアップや趣味を始める際の情報収集方法を教えてください。

Q.スキルアップや趣味を始める際の情報収集方法を教えてください。

※【2023年春】・【2024年春】の結果を統合
(n=606 内訳:【男性】n=308、【女性】n=298)

続いてスキルアップや趣味を始める際の情報収集方法については、「SNS」が61.7%で最多となりました。
特に女性は7割以上の方がSNSで情報を集めていることが分かりますまた「友人」に関しても女性の割合が男性に比べて高くなっています。周りの人のリアルな声も参考にしたいと思っているようです。

Q.スキルアップや趣味についてSNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

Q.スキルアップや趣味についてSNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※【2023年春】・【2024年春】の結果を統合
※「SNS」を選択した方 (n=374 内訳:【男性】n=154、【女性】n=220)

さらに「SNS」と回答した方を深掘りしてみると、1位「X(Twitter)(一般人の投稿)」54.3%の結果に。次いで「Instagram(一般人の投稿)」46.5%、「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」43.0%となりました。

男女別に見てみると、男性の場合、SNSは「X(Twitter)」投稿内容は「一般人の投稿」が多数派となる一方で女性の場合は、SNSは「Instagram」投稿内容は「インフルエンサー・有名人の投稿」が多数派となりました。

春の新生活シーズンに購入したいものについて調査!2024年は高単価商品も需要が高まる!

Q.【2023年春】新生活の時期に購入したものは何ですか?/【2024年春】新生活の時期に購入したいものは何ですか?

Q.【2023年春】新生活の時期に購入したものは何ですか?/【2024年春】新生活の時期に購入したいものは何ですか?

(各n=303)

続いて新生活の時期に購入したいものについても調査しました。昨年・今年どちらも1位は「衣服」となりました。しかし2位以下は異なり、【2024年】の2位は「家具・インテリア」20.8%で、昨年に比べて回答率が高くなっています。また「PC・ PC周辺機器」や「大型家電」についても昨年より高くなっており、【2024年】のほうが単価の高い商品に関しても需要が高まっていると推測できます。

 

\もっと深掘り!男女別の結果を分析。2023→2024で変化する女性の傾向とは?/

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Q.購入を検討し始めた時期はいつ頃でしたか?

Q.【2023年】購入を検討し始めた時期はいつ頃でしたか?Q.【2024年】購入を検討し始めた時期はいつ頃でしたか?

(各n=303)

購入を検討し始めた時期は昨年・今年どちらも「4月ごろ」が最多となっており、検討時期と購入時期が同月の結果となりました。

 

\さらに調査!実際に購入したい商品とその理由とは?各ジャンルで異なる購入マインドを分析!/

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商品購入時に参考にしている情報収集方法とは?

Q.商品購入時に参考にしている情報収集方法を教えてください。

Q.商品購入時に参考にしている情報収集方法を教えてください。

※【2023年春】・【2024年春】の結果を統合
(n=606 内訳:【男性】n=308、【女性】n=298)

続いて商品購入時に参考にしている情報収集方法については、「SNS」が半数以上で最多となりました。

また男女別に見てみると、「実際にお店で見る」「クチコミ」が男性に比べて女性の回答率が高くなっています。SNSだけではなく、店頭でリアルな商品を確かめる、クチコミで評価をチェックするなど、女性のほうが念入りに情報収集していることが分かります。

Q.商品購入時にSNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

Q.商品購入時にSNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※【2023年春】・【2024年春】の結果を統合
※「SNS」を選択した方 (n=311 内訳:【男性】n=132、【女性】n=179)

さらに「SNS」と回答した方に深掘りしてみると、1位「X(Twitter)(一般人の投稿)」49.5%、2位「Instagram(一般人の投稿)」40.2%となり、一般人の投稿がよく見られていることが分かります。

また男女別に見てみると、男性の場合、「X(Twitter) (一般人の投稿)」に回答が集中している一方で、女性の場合はInstagramを中心に「インフルエンサー・有名人の投稿」や「公式アカウント」の回答率も高く、前述同様に多岐にわたって情報収集をしていることが見受けられます。

まとめ

  • 春の新生活の時期に始めたいこと
    └【2023年】1位「貯金」、2位「運動・スポーツ」、3位「料理・食」
    └【2024年】1位「貯金」、2位「投資・資産運用」、3位「運動・スポーツ」 全体的に【2024年】のほうが意欲が高い
  • 始める方法は「資格の取得」が最多。【2024年】は「副業・複業を行う」も高まっている
  • スキルアップや趣味を始める際の情報収集方法は「SNS」61.7%
  • 春の新生活の時期に購入したいもの
    └【2023年】1位「衣服」、2位「コスメ」、3位「生活雑貨」
    └【2024年】1位「衣服」、2位「家具・インテリア」、3位「生活雑貨」 【2024年】のほうが比較的高単価のものへの購入意欲が高い
  • 購入を検討し始める・購入時期はともに「4月ごろ」
  • 商品購入時に参考にしている情報収集方法は「SNS」51.3%、「テレビ」33.8%
    └女性の場合は「実際にお店で見る」「クチコミ」の回答率も男性に比べて高い傾向

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、春の新生活シーズンの環境の変化や引っ越しに関する調査についてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 【2023年春】調査対象

    25~29歳/未婚/子どもなし/正社員・公務員・団体職員/2023年の春の新生活の時期に新しく始めたことや購入したものがあると回答した方

  • 有効回答数

    303件

  • 【2024年春】調査対象

    25~29歳/未婚/子どもなし/正社員・公務員・団体職員/2024年の春の新生活の時期に新しく始めたいことや購入したいものがあると回答した方

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2023年12月7日~2023年12月8日

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人の「ふるさと納税」利用実態を経験者・未経験者に大調査!始めるきっかけやサイトを選ぶ基準とは?

2023年10月から制度変更があり、直前には“駆け込み需要”も発生した「ふるさと納税」。今回、25〜29歳の若手社会人を対象に、「ふるさと納税をやったことがある“経験者”」と「これから始めようと思っている“未経験者”」にアンケート調査を実施しました。始めるきっかけや割り当て金額、ふるさと納税を選ぶ基準など傾向の違いを詳しく解説します。

【ふるさと納税 経験者】ふるさと納税を始めた時期や納税自治体数のボリュームゾーンとは?

Q. 初めてふるさと納税をしたのは何歳の時ですか?


Q. 初めてふるさと納税をしたのは何歳の時ですか?

【経験あり】(n=307)

Q. 平均して1年でいくつの自治体にふるさと納税を行っていますか?


Q. 平均して1年でいくつの自治体にふるさと納税を行っていますか?

【経験あり】(n=307)

「ふるさと納税を行ったことがある」方(以後“経験あり”)に、初めてふるさと納税をした年齢を調査したところ「24歳」「25歳」がボリュームゾーンとなりました。社会人になって2〜3年目のタイミングにあたることから、年間の納税額がわかったら早いうちからふるさと納税を行う方が多いようです。

1年でふるさと納税を行う自治体の数は、「2か所」「3か所」が25%以上となりました。ふるさと納税にあてられる金額にも左右されますが、1つの自治体で寄付可能額を使い切るよりも、いくつかの自治体に分散して寄付する方が多いことが分かります。

【ふるさと納税 未経験者】今までふるさと納税をしていなかった理由から興味をもった・始めたいと思ったきっかけまでを分析!

Q. 今までふるさと納税をしていなかった理由は何ですか?


Q. 今までふるさと納税をしていなかった理由は何ですか?

【経験なし】(n=302 内訳:【男性】n=151、【女性】n=151

一方で 「ふるさと納税をしたことがないが、興味がある・始めようと思っている」方(以後“経験なし”)にも調査をしました。

今までふるさと納税をしていなかった理由は、「仕組みがよくわからない」「ふるさと納税の手続きが面倒くさい」が多数派となりました。メリットの多いふるさと納税ですが、仕組みを理解することや手続きを把握することに対して、ハードルが高いと感じている方が多いようです。

また男性の場合は「自己負担額がかかるため」17.2%と女性に比べて高く、2,000円の負担額が懸念材料になっているという意見もあるようです。

Q. ふるさと納税を始めたきっかけ/興味をもった・やろうと思ったきっかけは何でしたか?



Q. ふるさと納税を始めたきっかけ/興味をもった・やろうと思ったきっかけは何でしたか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

ふるさと納税を始めたきっかけを調査したところ、“経験あり”の場合 1位「所得税の還付、住民税の控除のため」、 2位「返礼品がほしかったから」となりました。
また “経験なし” の場合も1・2位は“経験あり”の方と同様の結果となりました。会社員であれば源泉徴収で引かれてしまう税金が、少ない負担額で魅力的な返礼品に変えられることにお得さを感じて、始めるきっかけになる方が多いのかもしれません。

一方、「テレビで見て」の率に関しては、経験ありの場合は少ないものの、経験なしは一定数が集まりました。近年はCMや番組で取り上げられることも多く、目にする機会が増えたことで自分ゴトとして捉え始めたというケースもあるようです。

ふるさと納税に使うサイトや選ぶ基準とは?経験者と未経験者で明らかな違いあり!

Q. ふるさと納税に使用している/使用しようと検討しているサイトを教えてください。

Q. ふるさと納税に使用している/使用しようと検討しているサイトを教えてください。

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

Q. そのサイトを使っている/検討している理由は何ですか?


Q. そのサイトを使っている/検討している理由は何ですか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

ふるさと納税に使用するサイトについては、経験ありと経験なしで異なる結果となりました。“経験あり”の場合は「楽天ふるさと納税」が最多の55.1%となった一方で、“経験なし”で多かったのは「さとふる」50.0%、「ふるなび」35.4%となりました。

サイトを使う理由では、“経験あり”は「ポイントが貯まる・もらえるから」、“経験なし”は「有名なサイトだから」の回答が各々50%を超える結果となりました。

“経験なし”の方は「テレビでみて」がきっかけで始めるという回答も多かったことから、CMやネット広告などでよく見かけるサイトが王道だと認識し、使用する傾向があるようです。一方、数回ふるさと納税を経験した方は、日常的に使っているポイントサービスと親和性の高いふるさと納税サイトを選んでいるようです。

Q. 年間でふるさと納税にあてている/あてたいと考える金額を教えてください。


Q. 年間でふるさと納税にあてている/あてたいと考える金額を教えてください。

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

年間でふるさと納税にあてる金額は、経験ありと経験なしで分かれる結果となりました。“経験あり”の場合は「2万円以上3万円未満」が26.1%と最多で、「2万円以上4万円未満」がボリュームゾーンとなっています。

一方、“経験なし”の場合は「1万円以上2万円未満」が34.1%で最多となっており「2万円未満」がボリュームゾーンとなりました。新たに始める方は少額からスタートする傾向があるようです。

Q. 【自治体】どんな基準で選びますか?


Q. 【自治体】どんな基準で選びますか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

Q. 【寄付の使い道】どんな基準で選びますか?


Q. 【寄付の使い道】どんな基準で選びますか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

ふるさと納税を選ぶ基準について、【自治体】では「返礼品に惹かれた」が経験あり・経験なしどちらも最多となりました。
また“経験なし”は、「返礼品の還元率が高い」の選択肢も50%を超えており、よりお得なものを選びたいという傾向があるようです。

【寄付の使い道】では「おまかせ」の回答が多く、次いで「こども・子育て」が多い結果となりました。
また“経験なし”の場合は「観光」の回答率が20.2%と“経験あり”に比べて高くなっています。

若手社会人が魅力に感じる返礼品とは?

Q . 【返礼品】どんな基準で選んでいますか?


Q . 【返礼品】どんな基準で選んでいますか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

Q .今までもらったことのある返礼品の中で一番満足している返礼品を教えてください。


Q .今までもらったことのある返礼品の中で一番満足している返礼品を教えてください。

【経験あり】(n=307 内訳:【男性】n=152、【女性】n=155

続いて【返礼品】を選ぶ基準は経験あり、経験なしともに「自分が欲しいもの・好物」が90%近い結果となりました。

そこで“経験あり”の方に一番満足している返礼品について調査したところ、一番人気は「肉」28.0%、次いで「魚介・海産物」16.6%となりました。ブランドや天然ものなど、普段はなかなか買わないけれど、ふるさと納税で高級な食材を試してみたいという方も多いのではないでしょうか。

男女別にみてみると、男性の場合は「米・パン」が多く、女性は「果物・フルーツ」「お菓子・スイーツ」が多い結果となりました。

【ふるさと納税 経験者】情報収集の方法を深掘り!

Q. ふるさと納税に関して情報収集しているものを全て教えてください。


Q. ふるさと納税に関して情報収集しているものを全て教えてください。

【経験あり】(n=307 内訳:【男性】n=152、【女性】n=155

Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。


Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」を選択した方 【経験あり】(n=120 内訳:【男性】n=44、【女性】n=76

“経験あり”の方にふるさと納税の情報収集について経験者に調査したところ、「SNS」が39.1%で最多、次いで「テレビ」が28.7%の結果となりました。

さらにSNSを深掘りすると、媒体としては「X(Twitter)」、投稿は「一般人の投稿」「インフルエンサー・有名人の投稿」の回答が多くなりました。
男女別の傾向では、男性は「YouTube」、女性は「Instagram」を参考にしていることが分かります。

まとめ

【ふるさと納税経験あり】

  • 初めてふるさと納税をした年齢は「24歳」「25歳」が多数。
  • 1年でふるさと納税を行う自治体の数は、「2か所」「3か所」がボリュームゾーン。
  • 使用サイトは「楽天ふるさと納税」の支持率が高く、理由は「ポイントが貯まる・もらえるから」
  • 寄付の使い道は「こども・子育て」が多数。
  • よかった返礼品は「肉」「魚介・海産物」

【ふるさと納税経験なし】

  • 今までやらなかった理由は、「仕組みがよくわからない」「ふるさと納税の手続きが面倒くさい」が多数。
  • ふるさと納税を始めたいきっかけ「所得税の還付、住民税の控除のため」が1位で、「返礼品がほしかったから」が2位。
  • 使用サイトは「ふるなび」「さとふる」の支持率が高く、理由は「有名なサイトだから」
  • 寄付の使い道は「こども・子育て」「観光」が多数。

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、ふるさと納税経験なしの方が検討している返礼品についてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

  • 調査対象

    【ふるさと納税 経験あり】25~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/ふるさと納税をしたことがあると回答した方
    【ふるさと納税 経験なし】25~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/ふるさと納税をしたことはないが、興味がある・やろうと思っていると回答した方

  • 有効回答数

    【ふるさと納税 経験あり】307件(男性:152件、女性:155件)
    【ふるさと納税 経験あり】302件(男性:151件、女性:151件)

  • 調査時期

    2023年10月

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人600人に冬のボーナスの使い道を大調査!男女で異なる消費傾向や資産運用方法などを解説

ビジネスパーソンにとって年末の大きな楽しみでもあるボーナス。今回は2535歳の社会人を対象に冬のボーナスについて調査。男女各300名の大規模アンケートによって明らかとなった、貯蓄と消費の割合や具体的な消費先など、男女で異なるボーナスの使い道について詳しくお伝えします。

今年の冬のボーナスは昨年と比べて変化はある?若手社会人の平均支給額を調査!

昨年の冬のボーナス支給額を教えてください。


昨年の冬のボーナス支給額を教えてください。

(n=636)

昨年の冬のボーナスと比べて、今年の冬のボーナスは支給額に変化はありそうですか?


昨年の冬のボーナスと比べて、今年の冬のボーナスは支給額に変化はありそうですか?

(n=636)

まずは若手社会人の冬のボーナスについて、基本的な事柄を調査しました。去年のボーナスの支給額は、「30万円以上50万円未満」が37.3%で最多となり、次に多かった「30万円未満」35.2%と合わせても若手社会人の7割超が50万円に収まる金額が多数派だと分かります。

また、昨年の冬のボーナスと比べた今年の支給額の変化については、「ほぼ変わらない予定」 が75.2%となりました。

冬のボーナスの使用目的は?貯蓄と消費のバランスを男女別に調査!

今回の冬のボーナスの使用目的はなんですか?



今回の冬のボーナスの使用目的はなんですか?

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

今回の冬のボーナスの主な使用目的を聞いたところ、全体では「貯蓄」が63.8%で最多となり、消費としては「自分へのごほうび」が47.3%で多い結果になりました。

また男女別でみてみると、男性は女性に比べて「資産運用」の割合が高い結果となりました。ボーナスというタイミングを利用することで、多少のリスクがありつつも将来に向けて資産を増やすことにチャレンジできると感じているのではないでしょうか。

一方で女性は「美容・健康など自分磨きのため」「推し活のため」の割合が男性より高く今の自分にとってモチベーションがあがることにお金を使いたい傾向にあるようです。

貯蓄と消費にあてる金額の割合を教えてください。(※資産運用の場合は消費に入ります)


貯蓄と消費にあてる金額の割合を教えてください。(※資産運用の場合は消費に入ります)

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

貯蓄と消費の割合を聞いたところ、全体としては「貯蓄7:消費3」が多数でした。

しかし男女別でみると男性の場合は「貯蓄5:消費5」の割合が全体より高く、女性は「貯蓄7:消費3」の割合が高い結果となりました。男性のほうが資産運用なども含め、消費にあてる割合が高いといえます。

【ボーナスの使い道・貯蓄について】昨年比で貯蓄にあてる金額はどう変わる?貯蓄する理由を調査!

昨年の冬のボーナスと比べて、貯蓄にあてる金額は変化しそうですか?


昨年の冬のボーナスと比べて、貯蓄にあてる金額は変化しそうですか?

(n=636)

貯蓄にあてる金額を増やす予定と回答した方にお聞きします。その理由は何ですか?


貯蓄にあてる金額を増やす予定と回答した方にお聞きします。その理由は何ですか?

※貯蓄にあてる金額を「増やす・大幅に増やす予定」を選択した方 (n=176)

ボーナスの使い道のうち『貯蓄』について聞いたところ、去年の冬のボーナスと比べて貯蓄にあてる金額の変化は「ほぼ変わらない予定」が65.9%となりました。

一方貯蓄を増やすと回答した方に理由を聞くと、「生活維持のため」が34.7%と最も多く、次いで「お金を貯めるのが好きなため」29.5%となりました。不景気の影響下で育った若手社会人層は、倹約意識が高く、一定額を貯蓄に充てることが習慣化していることが読み取れます。

【ボーナスの使い道・消費について】男女での消費傾向の違いと資産運用の志向について深掘り!

2022年の冬のボーナスと比べて、購入にあてる金額(貯蓄以外)は変化しそうですか?


2022年の冬のボーナスと比べて、購入にあてる金額(貯蓄以外)は変化しそうですか?

(n=636)

続いて冬のボーナスの使い道のうち、『購入』にあてる金額については、こちらも去年と比べて「ほぼ変わらない予定」が65.4%で最多となりました。支給額においても「ほぼ変わらない」の割合が高かったことからも、貯蓄と消費の割合も大きく変化させることはないようです。

2023年の冬のボーナスのうち、【自分のため】の使い道を全て選んでください。


2023年の冬のボーナスのうち、【自分のため】の使い道を全て選んでください。

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

最も割合が大きいものはどのくらいの金額ですか?


最も割合が大きいものはどのくらいの金額ですか?

※「自分のために購入するものは特にない」以外を選択した方 (n=585)

自分のための使い道としては「旅行(国内)」39.2%、次いで「外食」35.1%となりました。自分へのご褒美として旅行や外食に行きたいという需要が男女ともに大きいようです。

男女別でみてみると、男性は「資産運用」に加えて、「スマホ・タブレット」「玩具・ゲームなどのエンタメ関連」「スポーツ関連(使用道具、ウェアなど)」などが一定数を集めました。また女性は「衣服」「コスメ・美容や健康器具」「推しグッズ」が高い結果となりました。男性の場合は自分自身の趣味に、女性の場合は身なりや推し活に注いでいることが分かります。

また使い道の中で最も割合が大きいものにあてる金額は「5万円未満」が30.4%と最多となりました。次に多かった「5万円以上10万円未満」と合わせても半数以上の人が10万円未満の買い物が一番大きな買い物となり、ここでも堅実的な一面が垣間見えます。

資産運用先を教えてください。


資産運用先を教えてください。

※「資産運用」を選択した方 (n=102 内訳:【男性】n=71、【女性】n=31)

使い道として資産運用と回答した方に、運用先を聞いたところ、全体では「NISA・積み立てNISA」が最多となりました。

男女別に注目してみると、男性の場合は「株式投資」「投資信託」「ETF」など多彩な投資先に回答率が分散する一方で、女性の場合は「NISA・積み立てNISA」に投資する方が8割強と集中する結果となりました。資産運用に興味の高い男性は色々と調べて自分に合った資産運用方法を見出している中で、女性はハードルの低いNISAなら挑戦したいという傾向がありそうです。また2024年からは新NISAとなることで、年間投資可能額が拡大するなど制度が大きく変わるため、今後注目度はますます高まっていくと考えられます。

4割の若手社会人は両親のためにボーナスを使うと回答。その消費内容とは?

自分以外でボーナスは誰のために使用しますか?


自分以外でボーナスは誰のために使用しますか?

(n=636)

続いて冬のボーナスの使い道について、自分以外へ使う場合、誰のために使うか聞いたところ、全体では「両親」と回答した方が4割以上いました。

両親への使い道について具体的な内容を聞いたところ、男女とも「外食」や「旅行」といった回答が多くみられました。いつもより奮発した食事や温泉などの旅行で日頃の感謝を伝えたいと考える方が多く、“モノ”を渡すだけではなく、一緒に楽しめる“コト”の要素も重視している傾向がありそうです。

情報収集はSNSが半数以上!男女別にみる傾向の違いとは?

商品を購入する際に情報収集しているものを全て教えてください。


商品を購入する際に情報収集しているものを全て教えてください。

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。


SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」を選択した方 (n=356 内訳:【男性】n=150、【女性】n=206)

冬のボーナスで購入する商品の情報収集について聞いたところ、全体では「SNS」が56.0%で最多となりました。

男女別では、「友人」や「クチコミ」は女性が男性に比べ率が高く、一方で男性は「ニュースサイト・ウェブメディア」が高くなりました。女性は他人のリアルな意見を参考にし、男性はWeb上で調べる傾向があると言えます。

さらにSNSの中でよく見ている投稿については、「X(Twitter)(一般人の投稿)」「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」「Instagram(一般人の投稿)」が回答が多くなりました。またX(Twitter)は男性の方が、Instagramは女性により支持されていることが分かります。

まとめ

  • 若手社会人のボーナスの支給額は「去年とほぼ変わらない予定」が最多。
  • 支給額は「30万円以上50万円未満」が最多で、7割超が50万円に収まる金額。
  • 冬のボーナスの使用目的は「貯蓄」が63.8%で最多、消費としては「自分へのごほうび」が47.3%。
    └【男性】「資産運用」の割合が高い。将来に向けて資産を増やすことにチャレンジできるタイミング
    └【女性】「美容・健康など自分磨きのため」「推し活のため」の割合が高い。今の自分にとってモチベーションがあがることにお金を使いたい
  • 自分のための使い道としては「旅行(国内)」39.2%、次いで「外食」35.1%。
    └【男性】「資産運用」に加えて、「スマホ・タブレット」「玩具・ゲームなどのエンタメ関連」「スポーツ関連(使用道具、ウェアなど)」など趣味に使用。
    └【女性】「衣服」「コスメ・美容や健康器具」「推しグッズ」が高く、身なりや推し活に使用。
  • 資産運用
    └【男性】「株式投資」「投資信託」「ETF」など多彩な投資先に回答率が分散
    └【女性】8割以上が「NISA・積み立てNISA」に集中
  • 自分以外の使い道は男女ともに「両親」が最多で4割以上。「外食」や「旅行」の回答が多く、親孝行しつつ一緒に楽しめる要素も重視している。
  • 購入する商品の情報収集は「SNS」。男性は「X(Twitter)」、女性は「Instagram」を参考にしている。

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、冬のボーナス支給の時期や最も金額を使う使い道などもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    25~35歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/冬のボーナスは支給予定と回答した方

  • 有効回答数

    636件(男性:322件、女性:314件)

  • 調査時期

    2023年8月28日~2023年8月29日

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人のアルコールに対する意識とは?お酒の嗜好や購入きっかけを徹底調査!

コロナ禍が明けて街のにぎわいが戻りつつある今日ですが、現代の若者のアルコールへの意識に変化はあるのでしょうか。そこで今回は23〜29歳の若手社会人318人を対象に、アルコールについての意識調査を実施しました。お酒を飲む頻度や一緒に飲む相手、消費行動を促進する商品の特徴など、若手社会人の飲酒行動について詳しく解説します。

▼関連記事はこちら
2024年調査:働く女性のアルコール事情を調査!購入派?飲み会派?好きなお酒や飲酒頻度など徹底解説

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,若手社会人がお酒を飲む頻度は?コロナ禍から変化あり!

あなたのお酒に対する考え方として、近いものを教えてください

あなたのお酒に対する考え方として、近いものを教えてください

(n=318)

どのくらいの頻度でお酒を飲みますか?

どのくらいの頻度でお酒を飲みますか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

お酒に対する考え方を聞いたところ、「好き、よくお酒を飲む」が44.3%、「そこそこ好き」 が38.7%と、お酒に対して好意的な意見が約8割となりました。

またお酒を飲む頻度については男女で差が出る結果となりました。男性の1位は「週に1回くらい」であるのに対して、女性は「機会があれば、ごくたまに飲む」が1位となりました。
全体的には“お酒は好きだけど、頻度は多くない”が今の若手社会人の多数派のようです。

外出や飲みの場が戻った今、【購入して飲む】機会はどう変化しましたか?

外出や飲みの場が戻った今、【購入して飲む】機会はどう変化しましたか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

外出や飲みの場が戻った今、【飲み会】の機会はどう変化しましたか?

外出や飲みの場が戻った今、【飲み会】の機会はどう変化しましたか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

コロナ禍と現在とのお酒に対する変化については、“購入して飲む”場合は、「コロナ禍で増え、今も同じ頻度」が22.0%。一方、“飲み会”については、「コロナ禍で減ったが、今は増えた」が34.9%で最多となりました。

飲食店の営業が通常に戻ったことで飲み会の頻度が徐々に戻りつつも、コロナ禍で家飲みが増え、そのまま習慣化しているという方も多いことが分かります。

さらに男女別に細かく見ていくと、“購入して飲む”の場合では「変化はなく、元々機会は多い」の回答が男性は23.6%に対して、「変化はなく、元々機会は少ない」の回答が女性は40.4%と真逆の結果となりました。“飲み会”の場合、男性は「変化はなく、元々機会は少ない」に対して、女性は「コロナ禍で減り、今も同じ頻度」が多い回答となりました。

この結果から、男性は元々「家飲み」の機会が多い一方で、女性は「外に飲みに行く」傾向が強いことが分かります。

2,お酒にかける金額や好みのお酒など。若手社会人の飲酒スタイルを深掘り!

どこでお酒を飲むことが多いですか?

どこでお酒を飲むことが多いですか?

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

お酒を飲む場所は、1位が「自宅」74.6%、2位が「居酒屋・ダイニングバー」67.1%。
さらに男女別にみると、男性の1位は「自宅」で女性の1位は「居酒屋・ダイニングバー」とこちらも分かれる結果となりました。

1回の飲酒に使う金額を教えてください

1回の飲酒に使う金額を教えてください

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307)

1回の飲酒に使う金額は、「3,001〜5,000円」が22.8%で最多となりました。お酒を飲む頻度は全体で「週に1回くらい」が最多だったことからも、20代の若手社会人は飲み会で1週間に使う金額が大体5,000 円以内と言えそうです。

よく飲むお酒を教えてください

よく飲むお酒を教えてください

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

よく飲むお酒は、全体では1位「チューハイ、サワー」62.2%、2位「ビール、発泡酒」55.1%、3位「ハイボール」27.7%となりました。

男女別で違いを見てみると「ビール」「焼酎」「ウィスキー」は男性のほうが多く「チューハイ、サワー」「カクテル」「梅酒」は女性のほうが多い結果に。男性は比較的度数が高く飲みごたえがあるものを、女性は甘くて口当たりがよいお酒を好む傾向にあるようです。

3,若手社会人にとっての“お酒”とは?男女別の結果から見えてきたイメージの違いを解説!

誰とお酒を飲むことが多いですか?

誰とお酒を飲むことが多いですか?

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307)

中でも誰とお酒を飲む時が、一番楽しい・リラックスできますか?

中でも誰とお酒を飲む時が、一番楽しい・リラックスできますか?

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

一緒にお酒を飲む相手について聞いたところ、1位が「同性の友人」で60.3%、2位が「一人」51.5%、 3位が「恋人」31.3%となりました。関係性が近い、会う頻度が高い人とよく飲むようです。

さらにお酒を飲んでいる時、一番楽しい・リラックスできる相手は、男性と女性で差が出る結果となりました。男性は「一人」が47.7%と他の選択肢と大きく差をつけて1番多い回答となりました。一方で、女性は1位が「同性の友人」で31.8%、2位が「恋人」で28.6%という結果に。

男性は「家飲み」の率が高かったことからも1人、自分のペースでお酒を飲む時が一番リラックスできると感じる方が多く、女性は「飲み会」で同性の友人や恋人など気の許す、リラックスできる相手と一緒に飲むことが楽しいと感じているようです。

あなたがお酒に対してもっているイメージとして、近いものを教えてください。

あなたがお酒に対してもっているイメージとして、近いものを教えてください。

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

お酒に対して持っているイメージを聞くと、男性は「おいしい」「リフレッシュできる」が上位の一方、女性は「楽しい気分になる」が一番多くなっています。

さらにお酒に対するイメージの理由を調査すると、
男性は「仕事で疲れた時に、リラックスできる」「疲れたときの癒やしを感じる一時だったから。」「ストレス発散」など、仕事の疲れや忙しさから解放するものとして、アルコールが一役かっているようです。

比べて女性は「友人とお酒を飲むと、楽しい気分になるから。」「飲みながらいろんな話に花を咲かせられるから」など、お酒を飲むという行為だけでなく、一緒にいる人との時間やコミュニケーションを楽しむツールとして使っているようです。

ここまでの結果から、男性は“自宅で1人リラックスしながら仕事の解放感に浸るため”にお酒を嗜んでおり、女性は“外出やイベントの一つとして、親しい人との会話を楽しむため”に飲み会に行く傾向にあると分かります。

4,お酒苦手派に調査!苦手な理由や飲み会へのマインドとは?

お酒が苦手、好きではない理由を教えてください

お酒が苦手、好きではない理由を教えてください

※「お酒があまり好きではない」「付き合いなど、必要があれば仕方なく飲む」「お酒が嫌い」のいずれかを回答した方 (n=54)

続いて、「お酒が好き、そこそこ好き」以外の回答をした方を対象に、お酒が苦手な理由を聞いたところ、1位が「気分が悪くなった経験があるから」40.7%、2位が「味が苦手」33.3%となりました。アルコールに弱かったり、単純に味が苦手という方が多いようです。

お酒の場に行くことはどのように思っていますか

お酒の場に行くことはどのように思っていますか

※「お酒があまり好きではない」「付き合いなど、必要があれば仕方なく飲む」「お酒が嫌い」のいずれかを回答した方 (n=54)

しかし一方で、お酒の場に行くことについては「お酒は苦手だけど飲み会の雰囲気は好き」が42.6%となりました。意外にも4割以上の方は、お酒は苦手でも飲み会には参加したいと思っているようです。

5,若手社会人が惹かれるお酒とは・・・?購入意欲が高まる要素やきっかけを深掘り!

どんなお酒であれば、飲んでみたい・買ってみたいと思いますか?当てはまる要素を全て教えてください。

どんなお酒であれば、飲んでみたい・買ってみたいと思いますか?当てはまる要素を全て教えてください。

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

では今の20代の若手社会人は、どんなお酒であれば飲んでみたい・買ってみたいと感じるのでしょうか。当てはまる要素について聞いてみると、1位「香りがいい」36.5%、2位「お酒の味があまりしない、飲みやすい 」32.4%、3位「アルコール度数が低い」20.4%となり、全体的に香りがよく、飲みやすいお酒を求めている方が多いことが分かります。

また男女別で見ていくと、男性は「癖のある味」の率が女性よりも高くなっており奇をてらったアルコール飲料は男性に受けが良いようです。一方で、女性は「限定品」や「好きなブランド」「デザインが可愛いもの」も一定数の支持を集めており、味そのものだけでなく、パッケージやイメージの良さに対しても引きがあると言えそうです。

飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

SNSを選択した方にお聞きします。飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

SNSを選択した方にお聞きします。飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

※「SNSで情報収集している」と回答した方 (n=69 内訳:【男性】n=35、【女性】n=34)

お酒を飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは、1位が「テレビCM」、2位が「お酒が飲める友人のおすすめ」、3位「SNS」という結果に。身近な人におすすめされたり、感想を聞いたことから消費行動につながることも多いようです。

また「店頭のおすすめ商品」は女性の結果が22.4%と割合が高くなっています。上記で述べた『買ってみたいと感じる要素』の結果と合わせると“おすすめ”や“限定”などのパッケージに加え、POPなど店頭でも一押しになっていることで、女性の場合は、より消費行動に移す可能性があると考えられます。

さらにSNSを選択した方の中では、Twitter、Instagramともに「一般人の投稿」が上位となりました。お酒については個人によって好みが分かれるためか、自分の好みと近い一般人の投稿を参考にする方が多いと思われます。

まとめ

・若手社会人のアルコールとの距離感は、「好き」「そこそこ好き」合わせて約8割
・コロナ禍で家飲みが増え、今も習慣化している傾向にある
・男女別の傾向
【男性】
 └飲酒の頻度:週に1日くらい
 └よく飲むお酒:「ビール、発泡酒」が70%以上、「チューハイ、サワー」、「ハイボール」
 └お酒のイメージ:“自宅で1人リラックスしながら仕事の解放感に浸るため”にお酒を嗜む
【女性】
 └飲酒の頻度:機会があれば、ごくたまに飲む
 └よく飲むお酒:「チューハイ、サワー」が65%以上、「ビール、発泡酒」、「カクテル」、「梅酒」
 └お酒のイメージ:“外出やイベントの一つとして、親しい人との会話を楽しむため”に飲み会に行く
・飲みたい・買いたいお酒は「香りがよくて、飲みやすいお酒」
・男性より女性の方が「店頭のおすすめ商品」に惹かれやすい
・SNSはTwitterやInstagramの「一般人の投稿」が購入のきっかけになりやすい

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  • 調査対象

    23~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/お酒が体質的に飲むことが出来ると回答した方

  • 有効回答数

    318件(男性:157件、女性:161件)

  • 調査時期

    2023年6月13日~2023年6月14日

  • 方法

    インターネット調査