ミレニアル世代調査:コロナ禍で大きく変化!F1層の行動・お金・意識

ミレニアル世代調査:コロナ禍で大きく変化!F1層の行動・お金・意識

働く女性のヘルスケア意識を調査!運動やサプリetc. 健康と美をキープするための消費実態とは?

近年、在宅勤務が浸透したことで、人々の健康意識が高まったり、運動不足解消のためのジムの利用者が増えています。そこで今回は、23~34歳の働く女性のうち、運動やヘルスケア意識の高い方を対象にアンケートを実施。普段の運動習慣や栄養・サプリメント、消費行動について詳しく調査しました。

  • 調査対象

    23~34歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/健康や運動、ヘルスケアに気を遣っていると回答した方

  • 有効回答数

    312件(23~25歳:55件、26~29歳:112件、30~34歳:145件)

  • 調査時期

    2023年7月14日~2023年7月18日

  • 方法

    インターネット調査

ヘルスケア意識の高い、働く独身女性の普段の生活習慣とは?

健康やヘルスケアに気を遣うようになった理由を教えてください。


健康やヘルスケアに気を遣うようになった理由を教えてください。

(n=312 内訳:【23-25歳】n=55、【26-29歳】n=112、【30-34歳】n=145)

健康やヘルスケアに気を遣うようになった理由について聞いたところ、1位は「ダイエットのため」50.3%、続いて2位が「美しくなりたい」47.4%となり、約半数の方が体形を意識した行動だと分かります。

また3位は年代別に傾向が違い、20代前半は「健康で働き続けるため」、20代後半は「運動不足をキープしたい」、さらに30代前半は「若々しさをキープしたい」となりました。

20代の場合は、今後のキャリアも念頭におきつつ、将来に役立つ体づくりを今から始めようという意識が高いようです。一方で30代の場合は、年を重ねても今の状態をキープしたいという現状維持を保つことに意識が向いているようです。

普段の運動習慣について教えてください。

普段の運動習慣について教えてください。

(n=312 内訳:【23-25歳】n=55、【26-29歳】n=112、【30-34歳】n=145)

どのくらいの頻度で運動を行いますか?


どのくらいの頻度で運動を行いますか?

※「ほとんど運動はしない」以外を選択した方 (n=256)

普段の運動習慣については、「YouTube等の無料コンテンツを活用して、自分で行える運動をしている」が多い回答となりました。

さらに年代別にみると20代前半は「特に何も参考にせず、自己流で運動をしている」の回答が多く、自宅などで気軽にできる運動を行っているようです。一方、20代後半~30代前半の場合は、「ジムやスクールなどの有料サービスを利用している」の回答も多く、お金と時間をかけて運動を習慣化させていることが分かります。

また、運動の頻度については、「週2〜3日」が37.5%で1番多い回答となりました。次いで「ほぼ毎日」「週4〜5日」となり、1週間に2日以上、運動する機会を設けている方が多い結果となりました。

ジムやスクール、サークルで運動する場合の人気のジャンルとは?入会のきっかけを年代別に深掘り!

ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?


ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?

※「ジムやスクールなどの有料サービスを利用している」を選択した方 (n=99)

ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。入会・利用したきっかけを教えてください。


ジムやスクール、サークルなどで運動していると回答した方にお聞きします。入会・利用したきっかけを教えてください。

※「ジムやスクールなどの有料サービスを利用している」を選択した方 
(n=99 内訳:【23-25歳】n=43、【26-29歳】n=43、【30-34歳】n=44)

続いてジムやスクールなどの有料サービスを利用して運動している方を対象に、どんな運動をしているか聞いたところ、ジムでの運動が上位を占め、中でも「筋トレマシン」「ウォーキング」「ランニング」の回答が多く初心者でも取り組みやすいマシンを使った運動をしているようです。次いで「ヨガ」が人気という結果となりました。

また、入会・利用したきっかけについては、20代前半の場合は66.7%が「通いやすい場所だから」と回答。次いで「会費が安いから」となり、自宅近くや通勤途中に立ち寄れるなどの利便性に加えて、安さを重視していることが分かります。

一方で20代後半~30代前半の場合は「学生時代や子どもの時に経験があり、またやりたいと思ったから」を回答する方が多い結果となりました。学生時代に運動経験がある方は仕事に慣れてきた時期から趣味としてもう一度始めたいと検討するケースも多いようです。

無料コンテンツや自己流で運動する場合の特徴とは?

無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?


無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。どんな運動を行いますか?

※「自分で運動をしている」を選択した方 (n=189)

無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。運動はどこで行いますか?


無料コンテンツや自己流で運動していると回答した方にお聞きします。運動はどこで行いますか?

※「自分で運動をしている」を選択した方 (n=189)

さらにジム・サークルに所属している方、自己流で運動している方どちらも含めた運動による消費行動を見ていきます。
また無料コンテンツや自己流で運動している方の行っている運動については、1位が「ストレッチ」、2位は「筋トレ」、3位が「ウォーキング」となりました。無料の動画コンテンツでやり方を簡単に調べることができたり、詳しい知識がなくても行うことができる手軽な運動が人気のようです。

運動する場所については、7割以上の方が「自宅内」と回答。時間や天候などに左右されない上、人目を気にすることなく自分のペースでできる点から自宅で行っている方が多いと考えられます。

運動のために新しく購入したもの、1ヶ月の平均消費金額とは?運動による消費行動を追究!

その運動をするにあたり、何を購入しましたか?


その運動をするにあたり、何を購入しましたか?

※「ほとんど運動はしない」以外を選択した方 (n=256)

運動のために、1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?


運動のために、1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?

※「ほとんど運動はしない」以外を選択した方 
(n=256 内訳:【ジム・サークルに所属している】n=99、【無料コンテンツ・自己流で運動している】n=189)

運動をするために購入したものについては、1位が「ウェア」、2位が「シューズ」、3位が「ヨガマット」という結果になりました。多くの方が、運動するのに適した服装を購入しているようです。

運動のために1ヶ月に使う金額の平均については、自己流で運動をしている場合は、半数以上が「1,000円未満」と回答しました。ウェアやシューズは一度に使う金額は大きいものですが、毎月購入するものではないため、1ヶ月に使う金額は平均して低くなるようです。

一方、ジム・サークルに所属している場合は会費等がかかるため、人によって1か月にかかる金額はまちまちですが、「1,000円以上7,500未満」が大体の相場となっているようです。

ヘルスケア意識の高い女性が栄養面で気をつけていることとは?購入時のこだわりを調査!

普段の食事について教えてください。


普段の食事について教えてください。

(n=312)

続いて栄養面についても調査し、普段の食事について聞いたところ、「カロリーの摂りすぎに気をつけている」「栄養バランスに気をつけている」が上位となりました。無理のない範囲でカロリーや栄養バランスに気をつけている方が多いようです。

今、栄養などのヘルスケアについて、意識的に摂取しているものを教えてください。


今、栄養などのヘルスケアについて、意識的に摂取しているものを教えてください。

(n=312)

ヘルスケア商品の購入時にこだわってるポイントは何ですか?


ヘルスケア商品の購入時にこだわってるポイントは何ですか?

※「特に摂取しているものはない」以外を選択した方 (n=197)

意識的に摂取しているものの中では「プロテイン」や「栄養補助食品(サプリメント、タブレット)」の回答が多く、ヘルスケア商品の購入時にこだわっているポイントについては、1位「コスパ」、2位「栄養価が高い」、3位「味が美味しい」となりました。

栄養面などの機能性も意識しつつ、コスパや味のおいしさが優れていることは、無理なく長続きさせるために重視しているポイントだといえます。

ヘルスケアに対して1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?


ヘルスケアに対して1ヶ月で平均いくらくらいの金額を使いますか?

※「特に摂取しているものはない」以外を選択した方 (n=197)

ヘルスケア商品の購入に、1ヶ月で使っている金額の平均については、1位が「1,000円以上3,000円未満」、また過半数が5,000円未満という結果になりました。

ヘルスケアに関する情報収集方法、1位はSNS。見ている投稿内容は年代別に変化あり!

ヘルスケアに関する情報はどのように収集していますか。


ヘルスケアに関する情報はどのように収集していますか。

(n=312)

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。


SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」を選択した方 
(n=190 内訳:【23-25歳】n=35、【26-29歳】n=72、【30-34歳】n=83)

ヘルスケアの情報収集方法については、60.8%が「SNS」と回答しました。次いで2位が「テレビ」、3位は「友人」となり、リアルの知り合いの情報を重視している方も一定数いるようです。

SNSの利用については、46.3%の方が「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」と回答し、2位は「Instagram(一般人の投稿)」、3位が「Twitter(現X)(一般人の投稿)」でした。健康や運動についての情報がビジュアルでわかりやすく手に入るInstagramを活用している方が多いです。

また20代に注目してみると20代前半の場合は「インフルエンサー・有名人の投稿」をよく見ているのに対し、20代後半の場合は「一般人の投稿」のほうが支持が高いことが分かります。

まとめ

  • 普段の運動習慣のきっかけは、「ダイエットのため」「美しくなりたい」などの体系維持が多数
  • 運動の頻度は「週2〜3日」が1位、75%以上が週2日以上の運動を習慣化している
    【ジムやスクール、サークル等の有料サービス利用】
     └人気の運動:ジムでの運動、中でも「筋トレマシン」「ウォーキング」「ランニング」
     └始めたきっかけ:「通いやすさ」「学生時代や子どもの時に経験があり、またやりたいと思ったから」が多数
    【無料コンテンツや自己流で運動】
     └人気の運動:「ストレッチ」「筋トレ」「ウォーキング」
     └行う場所:「自宅内」が7割以上
  • 普段の食事は「カロリーの摂りすぎに気をつけている」「栄養バランスに気をつけている」が上位
  • ヘルスケア商品の1ヶ月の平均購入金額は「1,000円以上3,000円未満」でコスパを重視している
  • ヘルスケアについての情報収集は「SNS」が多数。SNS利用者はInstagramのインフルエンサー・有名人の投稿をチェックしている
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【未就学児のパパママ対象】熱中症や日焼けなど、夏の子どものヘルスケア意識と購買傾向を調査!

小さなお子さんを育てるパパママたちは、毎日の子どもの体調管理に気を配っていますが、特に猛暑のこの夏はどんな対策を行っているのでしょうか。そこで今回は、未就学児のお子さんを育てるパパママ314人を対象に夏の子どものヘルスケアについて意識調査を実施。お子さんの夏の健康について行っている対策や悩み事、実際にどんなグッズを購入しているかなど詳しく解説します。

  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳/保育園、幼稚園などに通っている/子どもの夏の健康について気になる・心配していることがあると回答した方

  • 有効回答数

    314件(男性:151件、女性:163件)

  • 調査時期

    2023年7月7日~2023年7月10日

  • 方法

    インターネット調査

子どもの夏特有の心配ごと第1位は・・・?具体的な対策も調査!

お子さんの夏の健康について、特に気になっている・心配していることはありますか?

お子さんの夏の健康について、特に気になっている・心配していることはありますか?

(n=314)

お子さんの夏の健康について、行っている対策はありますか?

お子さんの夏の健康について、行っている対策はありますか?

(n=314)

お子さんの夏の健康について、特に気になっている・心配していることの1位は「夏風邪」63.1%、2位が「熱中症」62.4%となりました。また、「あせも・湿疹などの皮膚の炎症」や「虫刺され」など、肌に関する心配ごとも一定数を占めています。

また具体的に行っている対策については、1位が「こまめな水分補給」、2位が「車内や屋内の空調管理」となり、上記の心配していることとリンクした夏風邪や熱中症を防ぐための対策が上位に上がりました。

子どもの夏のヘルスケアのために購入するものとは?重視するポイントと合わせてお悩み別に調査!

【日焼け、暑さ対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

【日焼け、暑さ対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

(n=314 内訳:【男性】n=151、【女性】n=163)

【日焼け、暑さ対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)


【日焼け、暑さ対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

※「特に購入する予定のものはない」以外を回答した方 (n=294)

子どもの夏の健康について、何を購入したか(または購入を検討しているか)、購入する際にこだわっているポイントを悩み別に詳しく調査しました。
まず【日焼け、暑さ対策】では「子ども用日焼け止め」「帽子」が多くの回答を集めました。一方で、「熱中症対策用の飲料や食品」の比率は高くはなく、熱中症や夏風邪に対してはグッズの購入よりも水分補給や体温の管理などで対策する方が多いと推察されます。

また、男女別の結果を比較してみると、「子ども用日焼け止め」は男性31.1%、女性59.5%と女性のほうが購入意欲が高い結果となりました。元々女性のほうがUVケアを意識する傾向にあることから、子どもへの対策の意識も高くなるようです。

購入の際のこだわりは、「肌に優しい」や「コスパ」を重視する方が多いことがわかりました。

【スキンケア】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。


【スキンケア】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

(n=314)

【スキンケア】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)


【スキンケア】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

※「特に購入する予定のものはない」以外を回答した方 (n=277)

続いて【スキンケア】でも、「日焼け止め」が1位となりました。子どもの肌は刺激に弱いため、特に夏は日焼け対策を重視する方が多いことがわかります。

購入する際のポイントは「肌に優しい」「コスパ」が上位となり、「UVカット」以上に肌に合うかどうかが一番気にかけているポイントのようです。

【栄養バランス対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

【栄養バランス対策】として今年購入したもの、購入する予定のものを教えてください。

(n=314 内訳:【0~2歳】n=135、【3~4歳】n=124、【5~6歳】n=55)

【栄養バランス対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

【栄養バランス対策】として購入する際のこだわっているポイントを教えてください。(最大5つまで)

※「特に購入する予定のものはない」以外を回答した方 (n=180 内訳:【0~2歳】n=65、【3~4歳】n=74、【5~6歳】n=41)

【栄養バランス対策】では「栄養補助食品(おやつ)」「栄養補助ドリンク」「栄養補助食品(ゼリー)」が上位となりました。

こだわっているポイントは「栄養価が高い」となりました。暑さで食欲が落ちたり、食事のリズムが乱れてしまいがちだったりと、夏の栄養バランスを補うために栄養価の高いおやつやドリンク、ゼリーを活用している方が多いようです。

さらに子どもの年代別に比較してみると、「栄養補助食品(サプリ、タブレット)」「栄養補助ドリンク(パウダー)」は年齢に比例して回答率も段々と高くなっています。年齢が上がるにつれて、食べられるものや好みが増えていくことで取り入れるタイプも多様化していることが分かります。

またこだわっているポイントも0~2歳の乳児は「飲み込みやすさ」が他の年代よりも高く重視されている一方、3~4歳は「カルシウム」5~6歳は「鉄分、亜鉛」の率が高くなっています。年齢が上がると必要な栄養素も多くなり、特に成長を助けるカルシウムや鉄分を重視する傾向にあるようです。

子どもの夏のヘルスケア商品を購入する際、どなたが決めますか?


子どもの夏のヘルスケア商品を購入する際、どなたが決めますか?

(n=314)

購入したもの・購入する予定のものは合計でいくらくらいですか?

購入したもの・購入する予定のものは合計でいくらくらいですか?

(n=314 内訳:【0~2歳】n=135、【3~4歳】n=124、【5~6歳】n=55)

夏の子どもの健康にまつわるグッズの購入は、7割以上の方が「母親が決めている」と回答しました。また、合計の金額は「1,000円未満」が1位となり、購入する際のポイントで「コスパ」がどのジャンルでも上位に上がったこととも結びつく結果となりました。

また年代別にみると、3~4歳は「2,000円~5,000円未満」、5~6歳は「7,500円~1万円未満」が10%以上の回答率となっており、年齢が上がるにつれて購入平均金額も高くなっていることが分かります。

コロナの前後で子どもの健康についての対策や意識は変化した?

コロナが落ち着いた今、子どもの健康に対する意識はコロナ禍と比べて変化しましたか?


コロナが落ち着いた今、子どもの健康に対する意識はコロナ禍と比べて変化しましたか?

(n=314)

本調査では、コロナが落ち着いた今、子どもの健康に対する意識に変化があったかどうかについても調べました。
その結果、【マスクなど飛沫対策】のみ「やや意識が低くなった」が1位となりましたが、その他の項目については「変わらず意識している」が多数派となりました。パパママたちの子どもの体調管理に対する意識は、コロナ禍に大きく左右されることなく、元々高い傾向にあるようです。

子どもの年代に応じて変化する?!ヘルスケアに関する情報収集方法とは?

子どものヘルスケアについてどのように情報収集していますか?


子どものヘルスケアについてどのように情報収集していますか?

(n=314 内訳:【男性】n=151、【女性】n=163)

子どものヘルスケアについて、どのように情報収集をしているか聞いたところ、1位が「SNS」、2位が「テレビ」となりました。

男女別で違いがみられたのは「ママ・パパ友」で、男性17.9%、女性30.1%という結果に。一方で男性は「ニュースアプリ」の率が20.5%と女性9.2%に比べて高くなっています。女性はママ友同士の交流など周囲の人たちとリアルで情報交換をしているのに対して、男性はアプリや検索などインターネットで情報を得ている傾向があります。

子どものヘルスケアについてチェックするSNSを教えてください


子どものヘルスケアについてチェックするSNSを教えてください

※「SNSで情報収集している」と回答した方 (n=152)

情報収集する中で、一番信用して見ているコンテンツを全て教えてください。

情報収集する中で、一番信用して見ているコンテンツを全て教えてください。

※「リアルの知人のみ、情報収集はしていない」以外を回答した方 (n=282 内訳:【0~2歳】n=121、【3~4歳】n=109、【5~6歳】n=52)

チェックしているSNSは約84%の方が「Instagram」と回答し、子育て世代の中でのInstagram活用率の高さがうかがえる結果となりました。

情報収集する中で一番信用して見ているコンテンツについては、「一般人の投稿」「インフルエンサー・有名人の投稿」が上位となりました。

また子どもの年齢別に見てみると、0~2歳は「インフルエンサー」や「一般人」の投稿の回答率が高く、一般のリアルな声や同じ境遇の意見が知りたいと思っているようです。
3~4歳は「一般人」や「企業の公式アカウント」の投稿の回答率が高く、段々と企業が出している正式な情報を知りたい傾向が高まっていく傾向にあります。
さらに5~6歳は「企業の公式アカウント」、「専門家による解説」の投稿の回答率が高く、より専門的な知識を求めるようになります。
乳児は個人差が大きく、都度同じ状況になっている意見を取り入れたい意識が高いですが、段々と信頼度の高い専門的な情報を得たいと意識が変化していくのではないでしょうか。

まとめ

・子どもの夏のヘルスケアについて、気になっていることは「夏風邪」「熱中症」、具体的な対策は「こまめな水分補給」「車内や屋内の空調管理」
・ヘルスケアの対策グッズを購入する際に気を付けるポイントはどの項目も「コスパ」が上位に。肌に触れるものは「肌への優しさ」を特に重視
・購入の決定権は7割が「母親」、合計金額は「1,000円未満」が多数派
・コロナ後、「マスクなど飛沫対策」はやや意識が低くなったが、「スキンケア」「消毒や殺菌」「外出先のケガ」など他の健康管理については「変わらず意識している」が多数派
・子どもの健康に関する情報収集源は「SNS」「テレビ」がメイン。SNSは8割が「Instagram」を利用
・信頼しているコンテンツ
 └【0~2歳】「インフルエンサー・有名人の投稿」「一般人の投稿」
 └【3~4歳】「一般人の投稿」「企業の公式アカウントからの投稿」
 └【5~6歳】「企業の公式アカウントからの投稿」「専門家による解説(記事)」

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ティーンの睡眠事情について調査してみた件

明日から7月に突入しますが、季節は梅雨。

みなさんは、梅雨の時期になると眠くなることはありませんか?

梅雨の時期は、湿度が高く体の中に熱がこもりやすいため、体温が上昇し眠くなることがあるようです。

普段より眠くなりやすい環境であるからこそ、余計に寝不足と感じることも多い時期かもしれません。

しかし、現実問題23.2%(日本人20代男女)もの人は「睡眠で休養が十分にとれていない」という調査結果が厚生労働省から発表されています。

参照:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf

20代の約1/4が睡眠で休養が十分に取れていない結果ですが、この調査対象に10代は含まれていません。

今回は、そんな睡眠に関連する調査をティーンを対象に行いました。

10代女子の睡眠時間は6時間程度が最も多い38.4%

学校のある平日は、6時間程度が最も多く占め38.4%となりました。

次に、5時間程度・7時間程度がともに24.1%という結果となり、5時間〜7時間の睡眠時間がボリュームゾーンとなっています。

10代女子平日の睡眠時間

なお、休日となると8時間程度が最も多く24.6%という結果となりました。

次に7時間程度(20.5%)、6時間程度(17.4%)という結果となっており、平日に比べ長い時間睡眠がとれているとわかります。

10代女子休日の睡眠時間

寝不足と感じている10代は90.6%

20代女性は、

  1. 5時間以上6時間未満(35.4%)
  2. 6時間以上7時間未満(34.2%)

という結果となっており、20代に比べると10代の方が長い時間睡眠がとれているとわかりますが、それでも寝不足と感じている10代が90.6%もいることから、睡眠状態はとても良いと判断することは難しいのではないでしょうか。

10代女子最近寝不足と感じたこと

寝不足理由の1位はSNS(73.7%)

ここまで10代を寝不足にさせる理由は何でしょうか?

24時間いつでも好きな時に好きなだけ繋がれるSNSの存在が、睡眠に支障をきたしていると考えられます。

また、37.9%が「勉強」が理由で寝不足と感じているようです。

10代女子寝不足と感じる理由

具体的なSNSとして

  • インスタグラム
  • ツイッター
  • ユーチューブ

その他のスマホコンテンツとして

  • 深夜TV番組
  • ネットTVのAbema

をチェックしていると回答がありました。

寝不足による悩みは様々

90.6%もの10代女子が寝不足と感じていますが、その影響は以下のような悩みを生んでいます。

主な悩みとして、

  1. 寝起きが悪い(51.8%)
  2. 起床時に疲れを感じる(50.4%)
  3. 目が冷めてもすぐに動けない(48.7%)
  4. 目覚ましで起きれない(45.1%)

があります。

これらは、睡眠不足が影響していると考えられますが、10代女子がこれほど睡眠に対して悩みを抱えていると考えると、日常生活でも様々な場面で影響が出ていそうです。

10代女子睡眠の悩み

実際の起床時間や就寝時間は?

【平日】

殆どは23時〜深夜1時の間に就寝し、6時〜7時の間に起床しており、

10代女子平日の就寝時間
10代女子平日の起床時間

【休日】

休日は深夜2時頃に就寝すると回答した10代女子が13.8%と平日の5.8%と比較すると2倍以上多くなり、夜更かししていると見られます。

最も多い時間帯が0時〜深夜1時でした。

10代女子休日の就寝時間

また、起床時間に関しては8時より遅く起きる10代女子が44.6%と、平日の3.1%に比べると14倍以上の開きがあり、多くが遅寝遅起き体質であることが考えられます。

10代女子休日の起床時間

10代女子が寝不足改善のためにしたこととは!?

「その他」が56.3%と過半数をしめ、回答には

  • 特に対策はしていない
  • 寝る前30分はスマホを触らない
  • クラシックを聴く

などがありました。

また、睡眠改善のためのアプリや食生活改善など直接効果がありそうなことから、情報収集をしているという10代女子もいることがわかりました。

10代女子寝不足を改善するためにしたこと

まとめ

睡眠不足は今や社会問題となっていますが、その問題は10代のころから抱えているということが、今回の調査結果で見えてきました。

そして、寝不足と感じていても特に対策をとっていない10代女子も多く、慢性的な寝不足状態が続く大きな問題なのかもしれないです。

【調査概要】

対象:13-19歳のマイナビティーンズ会員

調査期間:2019.06.17-2019.06.25

調査方法:インターネット調査

回答数:226件

10代女子の脱毛事情とは?高校生・大学生別のムダ毛処理の方法や悩みを調査!

清潔感を重視する10代女子にとって身だしなみや体のお手入れは、関心の高いトピックスとなります。そんな中、学校や友達との日常において「ムダ毛」を気にし始め、自分なりにお手入れを始めることも多くなることで、「ムダ毛」について課題や悩み、コンプレックスを持つタイミングが増えてくることが予想されます。

今回は、10代女子の「ムダ毛処理」や「脱毛に対する意識」について調査いたしました。

初めてムダ毛処理した年齢

初めてムダ毛処理した年齢

初めてのムダ毛処理は13歳(42%)、14歳(28%)となっており、中学生の間に始めている10代女子が多い結果となります。全体の84%は高校入学前にはムダ毛処理を始めていることがわかります。

ムダ毛処理をした・してみたいと思ったきっかけ

ムダ毛処理をした・してみたいと思ったきっかけ

ムダ毛処理のきっかけは、友達がやってるから(42%)、同性の目が気になるから(36%)、異性の目が気になるから(34%)という結果となりました。

友人や異性の目をきっかけに周囲の環境などを気にしはじめることをきっかけにムダ毛処理をはじめたいと思う10代女子が多いようです。

また、プールや海にいくときに気になるから(32%)と夏のイベントをきっかけにムダ毛処理を意識しはじめる10代女子もいました。

清潔だと思うから(34%)からも10代女子が清潔感を重視していることがわかります。

ムダ毛処理の方法

ムダ毛処理の方法

基本的にカミソリ(87%)を使用してムダ毛処理を行なっているようです。

高校生は脱毛クリームの使用率が高く、大学生になると家庭用脱毛器、脱毛サロン、医療脱毛を活用しているようです。

大学生になると、アルバイトで自由に使えるお金が増えたり、時間割も自分で決められて比較的時間コントロールできるためか、脱毛サロンや医療脱毛も選択肢に入ってきていると考えられます。

自分のムダ毛処理の満足度

自分のムダ毛処理の満足度

あまり満足してない(48%)という回答が最も多く、高校生・大学生ともにムダ毛処理についての悩みを抱えているようです。

では、満足度が低くなっているのはどのような点が要因となっているのでしょうか。

ムダ毛処理の悩み

ムダ毛処理の悩み

 

先程の設問でムダ毛処理の結果に「あまり満足していない」という回答が最も高かった理由としてて、処理してもすぐに生えてくる(80%)、剃り残し(69%)、毛穴の黒ずみ(52%)とカミソリなどでセルフ脱毛した結果、自分の理想とする状態に届いていないため満足度が低いと考えられます。

自分が思い描く清潔感のある状態に、自己処理によるお肌の状態が追いついていないことが想定されます。

ムダ毛処理に関する情報の取得方法

ムダ毛処理に関する情報の取得方法

SNSではInstagram(37%)、YouTube(36%)より情報取得を行なっているようです。

また、同様の悩みをもちやすい友達(29%)とも情報交換をしているようです。

Googleなどで検索(28%)も活用されており、自身の体にまつわる情報かつコンプレックスに感じることについては能動的に検索エンジンで検索して調べていることがわかります。

あなたの脱毛に対するイメージ

あなたの脱毛に対するイメージ

ポジティブなイメージは、清潔(68%)、キレイ(57%)、憧れ(31%)となり、ネガティブなイメージは、お金がかかりそう(46%)、面倒くさい(32%)であることが考えられます。

脱毛を行うコストによるイメージ以外でマイナスなイメージは少なく、より清潔感を表すための手段として脱毛が捉えられていることが分かりました。

脱毛への興味

脱毛への興味

既にやったことある(32%)となり、内訳として高校生(30%)は大学生(36%)と大学生の体験比率が高い結果となりますが、高校生にも脱毛が浸透していることが分かりました。

また、興味があり今後やってみたいと思う(60%)と10代女子の脱毛に対する実施意向が高く、10代女子の脱毛意向は高い結果となりました。

脱毛をやっている・やってみたいと思う理由

脱毛をやっている・やってみたいと思う理由

全体としては、自己処理が面倒だから(68%)、ムダ毛を気にせずファッションを楽しみたいから(67%)が脱毛をやっている・やってみたいと思う理由としてあげられています。

特に高校生は、自分だとキレイにできないから(61%)、ムダ毛を気にせずファッションを楽しみたいから(67%)、ムダ毛がないと清潔だから(59%)とい大学生よりも数値が高く、脱毛に対する期待値が大学生よりも高校生の方が高いことが考えられます。

どんな脱毛サロンに通ってみたいか

どんな脱毛サロンに通ってみたいか

高校生・大学生共通して価格が安い(74%)、痛くない(56%)点を重視しているようです。

高校生特有の結果としては、カウンセリングが丁寧(56%)、SNSのクチコミが多い(45%)、認知度が高くて有名なお店(31%)が大学生よりも気にされているポイントになっており、大学生よりも経験値や知識が浅いことから、店舗に対して安心感を求めていることがわかります。

以下のうち知っている脱毛サロン

以下のうち知っている脱毛サロン

認知度では、ミュゼプラチナム(84%)、キレイモ(76%)、銀座カラー(42%)が高い結果となりました。

大学生の方が脱毛をやっている人が多いせいか、上位以外の店舗も高校生より知っている人が多い結果となりました。

まとめ

  • 初めてのムダ毛処理は13歳(42%)、14歳(28%)と中学生時に行う10代女子が多い
  • ムダ毛処理のきっかけは、友達がやってるから(42%)
  • ムダ毛処理の結果に「あまり満足していない」が、カミソリ(87%)による処理による感想であると考えられる
  • 脱毛のネガティブポイントは、お金がかかりそう(46%)、面倒くさい(32%)
  • 高校生(30%)、大学生(36%)が脱毛をすでにやったことがあり、全体として興味があり今後やってみたいと思う(60%)と興味関心が高い
  • 脱毛をする理由は、自己処理が面倒だから(68%)、ムダ毛を気にせずファッションを楽しみたいから(67%)
  • 脱毛サロンを選ぶ基準は、価格が安い(74%)、痛くない(56%)
  • 認知度では、ミュゼプラチナム(84%)、キレイモ(76%)が上位ランクイン

ムダ毛処理や脱毛に関しては、全体的に興味関心が高く、中学生から大学生まで広く意識されていることが考えられます。

10代女子でも特に高校生は、自分に経験値がなくコンプレックスに繋がりやすいことについて、InstagramやYouTubeなどのSNSに加え、能動的に検索エンジンで検索し情報を取りにいく傾向が強いです。またクチコミを重視することで不安を取り除いていることがわかりました。

こちらの結果から、10代から「初めて利用する」商材やサービスや体験についても、同様の行動をSNSやWEB上で行うことが想定されます。当てはまる商材はSNS上の情報発信に加え、SNS上で検索された際に自社サービスのクチコミが上位に表示されやすい状態、検索エンジンで検索された際に正しく適切な情報が表示されている状態を作っておくことが重要でしょう。

  • ダウンロード資料のご案内

    ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、ムダ毛処理をしている部位/ムダ毛処理の頻度とかける費用/医療脱毛と脱毛サロンの利用意向などもご紹介しております。ぜひご覧ください。

ダウンロードはこちら

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.08.11-2021.08.24
調査方法:インターネット調査
回答数:191件(内訳:中学生7件、高校生106件、大学・専門学生73件、社会人3件、フリーター2件)

【10代女子のマスク事情を調査!】求めるモノは機能性?マスク生活への不満はある?

マスク生活が日常に定着し、街のどこを歩いてもマスクをしている人を見かける時代になりました。

そんな昨今の状況で日常的にマスクを着用するからこそ、マスクに求めるポイントにも変化が起きているかもしれません。今回はそんな気になる10代女子のマスク事情について調査いたしました。

普段つけているマスクの種類

普段つけているマスクの種類

普段つけているマスクの種類として1位は、「不織布マスク(90%)」となりました。
2位に「布マスク(19%)」3位に「ポリウレタン素材マスク(12%)」がランクインしました。
不織布マスクは圧倒的なスコアで堂々の1位で最近では不織布マスクも色やカタチなどたくさんのバリエーションが用意されており、選択の幅が広がったのも要因と考えられます。また、ここ数年で布マスクの着用者も多く見かける事がありますが、10代女子においても布マスク着用の割合は19%で2位という結果になりました。

マスクに求める重要ポイント

マスクに求める重要ポイント

マスクに求める重要なポイントは『息がしやすい(61%)』ことでした。
次に、『サイズ感(56%)』・『フィット感(49%)』と続き、いずれも快適性や自分の顔のサイズと合ったものを選んでいるという結果になりました。

以下選択をした理由をまとめました。

「息がしやすい」を選択者の意見

A, 毎日長時間付けるものだから、快適に過ごせるものがいい

「サイズ感」を選択者の意見

A, 密閉性を求めて感染予防したい。サイズ感があっていないと顔が大きく見えてしまったり、サイズ感があっていると小顔に見えるから

「フィット感」を選択者の意見

A, フィット感がないと擦れてメイクが落ちてしまう。また、フィット感がないと感染対策として不安。

などの回答がありました。

やはり毎日着用するものだからこそ、妥協できないのは快適性や機能性を求めているのだと考えられます。逆に毎日つけるものであってもマスクはまだおしゃれアイテムとしての意識は高くないことが分かりました。


高校生大学生ともにマスク本来の機能である感染予防を基本的には重要視していますが、そんな中でも高校生は、「小顔に見えるようなマスク(37%)」を選ぶ傾向が見られました。

マスク生活に不満があるか?/今後もマスクを着用して生活がしたいか?

マスク生活に不満があるか?/今後もマスクを着用して生活がしたいか?

先にも述べたように、今や当たり前になったマスク着用ですが、そもそも今後もマスクを着用して生活したいか?はたまた現在のマスク生活に不満があるか?の2点も調査しました。


”マスク生活に不満がありますか?“の設問では44%が「どちらでもない」と回答しました。続いて“今後もマスクを着用して生活したいか?“の設問については半数以上の53%が「今後もつけていたい」と回答する結果になりました。

これら結果から鑑みると10代女子はマスク着用における小顔効果などで日常的なメリットを感じているためマスク生活を今後も続けてもよいと考えていたり、不満をそれほど感じていないと考えられます。

まとめ

• 10代女子においては不織布マスクが最も人気だが、約2割は布マスク利用もしている
• マスクには「息のしやすさ」「サイズ感」「フィット感」を求めており、おしゃれさを求める10代女子は少ない
• 高校生はマスクとしての機能性はもちろんのこと「小顔に見えるかどうか」など見た目を比較的に気にしている

今や着用が当たり前になったマスクに彼女たちが求めるモノは、マスク本来の感染症対策などの役割を重要視しており、付随して快適さや小顔効果などの機能性を求めているというのが今回の調査でわかりました。

【調査概要】
対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2021.10.22-2021.11.07
調査方法:インターネット調査
回答数:173件(内訳:中学生7件、高校生95件、大学・専門学生67件、その他4件)

【2022年夏目前】JKのリアルな汗悩みとは?人気の制汗剤タイプも調査!

夏を目前に控えて気になるのが「汗」。汗をかくと嫌だなと感じるのは世代共通ですよね。今回はそんな10代女子の汗に関する悩みや汗対策について調査しました。

汗対策で活用される「制汗剤」の利用実態についても調査しておりますので、是非ご覧ください。

汗についての悩みは?

汗についての悩みは?

汗の悩みをもつ10代女子はかなり多く、悩みはないと回答したのはわずか5%にとどまりました。

大多数が汗に対して何らかの悩みをもっているようです。

汗の悩みとして最も気になるのは「ニオイ」(66%)となり、次いで「髪型が乱れる」(55%)「べたつき」(52%)「服の汗シミ」と「メイクが落ちる」(49%)が、目立つ悩みとしてあがりました。

高校生と大学生の比較では、「ニオイ」はともに最も高いスコアなのは変わらず、高校生の悩みは「髪型が乱れる」(65%)「服の汗シミ」(54%)の割合が高く、大学生は「べたつき」(54%)「メイクが落ちる」(48%)が「ニオイ」に続く上位の悩みとなり、高校・大学生の間で若干悩みの内容が異なることがわかりました。

高校生は周囲と同じ制服で過ごすことが多く、おしゃれの差別化ポイントが髪型であるため、髪型の乱れが悩みとして割合が高く、大学生は高校生よりもメイクの自由度が高いため「メイクが落ちる」の悩みの割合が高くなっていることが予想されます。

どんな時に汗が不快と感じるのか

どんな時に汗が不快と感じるのか

次に汗をかくことに対する10代女子の気持ちにフォーカスを当てて調査を行いました。汗を不快と感じている10代女子は、通学中は93%だったことに対して運動中は48%となり、汗をかくシーンによって感じ方が異なるようです。

不快と感じる通学中の汗においては、朝にセットした髪型やメイクが汗によって崩れたり乱れたりしてしまうことが要因として考えられます。

ただし汗をかいてしまう、もしくは汗がでてしまうなどすべての汗に対して「不快」と感じているわけではなく、むしろ「心地よい」と感じるシーンもあり、汗自体をかきたくないというより汗をかくことでニオイや見た目が変化し、それが適したシーンではない時に悩みとなっていると考えられます。

気になる汗の場所は?

気になる汗の場所は?

実際に汗で気になる体の箇所については、「ワキ」(80%)を最も気にしているようです。

「ワキ」の次に気になる箇所は高校生と大学生で異なる結果になりました。

 高校生が多く悩んでいる箇所|額 63%
 大学生が多く悩んでいる箇所|背中 44%

また、おもしろい結果として「前髪」のスコアも高校生と大学生で差が出ました。高校生60%に対して大学生42%。結果として高校生が大学生よりも前髪を重要視しており、崩れてほしくない、乱れてほしくないと考えていることがわかります。

汗が気になるシーンであげた「通学中」を筆頭に高校生の方が汗をかきやすい・気にするシーンが多いのだと考えられます。シーンを具体的に見ていくと自転車通学であったり、授業で体育があったり、部活動も大学よりは参加する高校生が多いのが要因なのかもしれません。

つまり高校生は、学校での集団生活をする時間が長かったり、ケアをする時間が取りづらかったりすることで、気になる箇所も多くなっているのではないでしょうか。

逆に大学生は、自分で生活リズムをある程度コントロールできたり、自由な時間が増えるため、汗をかいても何かしらのケアがすぐできたり、そもそも汗をなるべくかかないような過ごし方を意識できるため、高校生よりは気になる箇所が少ないのだと考えられます。

あなたがしている汗の対策は?

あなたがしている汗の対策は?

ここまで汗の悩みや汗が気になる場所について調査してきましたが、ここではそんな多くの10代女子が悩む汗対策の方法にフォーカスしていきたいと思います。

汗対策のメインは「制汗剤を使う」(75%)で半数以上の10代女子が行う汗対策となりました。

それに続く形で「ハンディファンを使う」(48%)「冷たい飲み物を飲む」(47%)「うちわや扇子で扇ぐ」(39%)など体感的に涼を得られる対策が続く結果になりました。 つまりは10代女子にとって汗対策=制汗剤を使用するという認識だと考えられます。

どのようなタイプの制汗剤を使用するのか?

どのようなタイプの制汗剤を使用するのか?

汗対策=制汗剤という結果に基づき、10代女子に人気の制汗剤のタイプも調査しました。制汗剤にもさまざまな種類がありますが、10代女子に最も人気のタイプはシートタイプ(75%)となりました。

次いでスプレータイプ(32%)、ロールオンタイプ(24%)という結果でした。 シートタイプについては、持ち運びに便利であることが最大の理由になっているそうです。

制汗剤に求める要素は?

制汗剤に求める要素は?

制汗剤は「シートタイプ」を使っている10代女子が非常に多かったのですが、制汗剤としてどのような機能が求められているのでしょうか。

最も支持が高かったのは「制汗効果」(69%)、次に「消臭」(66%)となりました。

見た目や人とのかかわりに影響がでる「汗が出にくくなる対策」「ニオイ対策」が最も求められている効果と考えられます。制汗剤を選ぶポイントとして、容器やパッケージのデザインよりもしっかり機能性で判断しているようです。

もちろん、携帯性やデザイン性が高いに越したことはないと思いますが、選ぶポイントは

  • 制汗機能
  • 消臭機能

となるため、その点をしっかりパッケージや広告などで訴求・差別化できている商品が10代女子により手に取られやすい商品になるのではと考える事ができます。

まとめ

  • 汗の悩みで最も気になるのは「ニオイ」
  • 汗が不快に感じるタイミングは、通学中は93%、運動中は48%
  • 汗をかいて最も気になるのは「ワキ」
    • 次点で高校生が多く悩んでいる箇所|額 63%
    • 次点で大学生が多く悩んでいる箇所|背中 44%
  • 汗対策のメインは「制汗剤を使う」、次いで「ハンディファンを使う」「冷たい飲み物を飲む」「うちわや扇子で扇ぐ」
  • 人気の制汗剤タイプは「シートタイプ」
  • 制汗剤に求められている機能は「制汗機能」「消臭機能」


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    ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、汗を意識してしまう人は? / いつから汗対策するのか? / 制汗剤を使用する際のポイントは?/ 好きな制汗剤の香りは?などもご紹介しております。ぜひご覧ください。

ダウンロードはこちら

対象: 13-19歳のマイナビティーンズ会員
調査期間:2022.04.15-2022.05.08
調査方法:インターネット調査
回答数:196件(内訳:中学生16件、高校生82件、大学・専門学生89件、その他9件)