Z世代×『ゴーストバスターズ』vol.3 Web施策編

Z世代×『ゴーストバスターズ』vol.3 Web施策編

「マイナビ学生の窓口」にて、【Z世代×『ゴーストバスターズ』】コラボアイス企画プロジェクトが実施されました。

【課題】若年層への認知拡大

学生たちと一緒に、映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(以下、映画『ゴーストバスターズ)』)をモチーフにしたコラボアイスを作り、公開を盛り上げるプロジェクトを実施しました。

また、今回の学生たちとの取り組みをより多くの人に伝え、同年代の若い人々にもアプローチするためにWeb施策も実施しました。

まずは概要をチェック!

今回のプロジェクトの経緯や全体の施策について、まとめ記事で詳しく紹介しています。

参考記事:若年層×『ゴーストバスターズ』施策まとめ編

 

3つのWeb施策

3つのWeb施策

Web施策のメインは「オリジナルロールアイス総選挙」。気になるアイスに投票すると、抽選で豪華賞品をプレゼントするキャンペーンを実施。人気投票プレゼントキャンペーンで注目度を上げ、コラボアイスプロジェクトへの興味喚起をしました。

記事では、実際に参加した学生が「プロジェクトストーリー」を書くことにより、読者に親近感を与え、共感しやすい内容に。またInstagramにて、アイス試食の様子もリール動画で配信し、総選挙や記事への誘導につなげました。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

 

1.コラボアイスの人気投票&プレゼントキャンペーン

「オリジナルロールアイス総選挙」

学生向け情報サイト「マイナビ学生の窓口」にて、特設ページ「オリジナルロールアイス総選挙」をオープン。学生が考案した4つのアイスのうち、「食べてみたい」もしくは「食べておいしかったアイス」に投票すると、抽選で豪華賞品が当たるという企画にしました。

賞品には、同映画のチケットや関連グッズ、コラボアイスが無料で食べられるチケットなども入れ、映画の宣伝にもつなげました。

 

アイスの紹介例

アイスの紹介例「総選挙」ページ内のアイスをクリックすると、詳細ページに遷移し、学生たちのラフ案とともに、フレーバーやこだわりポイントも紹介。アイスにコーンフレークをmixしザクザク食感を出したり、白玉トッピングで“マシュマロマン”に見立てたりなどと、学生ならではのアイディアが満載です。

学生たちがアイスだけでなく、トッピングやソース、写真映えにもこだわり、ベストな組み合わせを徹底的に考えたことが伝わります。

実際にコラボアイスを見てみたい! 食べてみたい!と、読者が気になる要素がたくさん盛り込まれており、興味喚起をしています。

 

2.学生目線のプロジェクトストーリー記事

コラボアイスのメニュー考案
今回、コラボアイス考案の「キョーソウPROJECT」に参加した大学生と高校生に、それぞれの視点から記事を書いてもらいました。プロジェクト内で学んだことや、洋画にまつわる特別なエピソード、みんなの発表を見て感じていたことなど、等身大の言葉が響きます。

大学生と高校生、それぞれの取り組み

<大学生>
・ロールアイスクリームのフレーバーデザイン&メニュー資料を作成し、提案。
・「オリジナルロールアイス総選挙」を広める
プロモーション案を発表

<高校生>
・ロールアイスクリームのフレーバーデザイン&メニュー資料作成のお手伝い。
・店舗「ロールアイスクリームファクトリー」をリサーチ

実際の記事はこちら

 

3.Instagramのリール動画

Instagramのリール動画

出典:学生の窓口Instagramより

コラボアイス発売後、より多くの若年層に認知拡散できるよう、Instagramのリール動画を配信しました。

動画内では、プロジェクトに参加した高校生と大学生が「ロールアイスクリームファクトリー」の店舗を訪れ、メンバーと一緒に作ったアイスを試食します。考案したアイスが作られていくのを見守る姿や、受け取った瞬間の歓声、みんなで記念写真を撮る様子や、アイスを食べて喜ぶ姿など、終始キラキラ笑顔があふれています。

参加した学生たちの楽しそうな雰囲気が伝わる、魅力的なコンテンツに仕上げました。

 

Web施策で得られた効果

学生・若年層からの支持

同キャンペーンは、「マイナビ学生の窓口」への会員登録が必須という参加条件があったため、投票や応募へのハードルは上がったものの、最終的に、大学生635人の投票を集めました。また人気投票で1位となったアイスは実店舗での販売数も多く、人気投票と販売数に相関性が見られたのが印象的でした。

Instagramでは、ハッシュタグを複数使うことで、『ゴーストバスターズ』やロールアイスクリームに興味・関心のある層にも効果的にアプローチでき、より多くの若年層から反響を集めることができました。

 

マイナビの「Z世代」調査データ

マイナビのマーケティング広報ラボでは、学生やZ世代、子育て層など、あらゆるターゲットを対象にアンケート調査を定期的に実施。今回は、10代女子でどのようにフードのトレンドが生まれるのか、分析しました。

 

10代女子のフードトレンドは “写真映え”が重要

10代女子に行った調査によると、流行ると感じるフード・スイーツの要素トップ3は、1位「見た目が映える」44.8%、2位「味がおいしそう」34.5%、3位「価格の安さ」28.4%でした。10代女子は、食べ物の“写真映え”が、トレンドにおける重要な要素だということがわかります。

Q.話題の食べ物やスイーツについて、あなたが行っていることを教えてください。

マイナビ マーケティング・広報ラボより:13~22歳のマイナビティーンズ会員/n=116件/2024年11月~12月実施

マイナビ マーケティング・広報ラボより:13~22歳のマイナビティーンズ会員/n=116件/2024年11月~12月実施

話題の食べ物やスイーツについて行っていることは、「友人と流行っているフードやスイーツについて話をする」、「SNSで流行りのフードやスイーツを検索する」が上位にランクイン。さらに「SNSで流行っているフードやスイーツを実際に購入する」、「SNSで話題のお店に実際に行ってみる」と回答し、約4~5人に1人は購入にも積極的なようです。

また、写真映えを重視し購入にも前向きなことから、実際に購入して写真を撮って楽しんだり、SNSで情報発信する姿もうかがえます。“映える”フードはSNS経由で、同年代に広まっていく傾向でしょう

10代の最新トレンド情報

2025年に10代女子の間で流行るフードを予測! 昨年流行したフードの傾向や、10代女子が重視する食べ物の要素・好きな味など、最新のトレンドを網羅しています。

参考記事:【2025年版】10代女子の今年流行る食べ物やスイーツを予測! 話題になるフードの特徴などトレンド化するポイントを徹底調査



まとめ

マイナビでは、高校生や大学生、若手社会人、子育て層など、それぞれのターゲットに合わせた複数のメディアを運営。これまで培ってきた学生とのコミュニティや最新のトレンドをもとに、各ターゲットのインサイトに刺さる効果的なコンテンツを制作、プロモーションまでお手伝いします。

「ターゲットにささるアプローチ方法が分からない」など、お気軽にご相談ください。

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└プロモーション全体のコンセプトや概要をまとめています。

 

2.【Z世代×『ゴーストバスターズ』 キョーソウPROJECT編】

└大学生・高校生との取り組み【キョーソウPROJECT】についてまとめています。

 

3【Z世代×ゴーストバスターズ Web施策編】※本記事

└キョーソウPROJECTのプロジェクトストーリーの記事化や、Instagramの投稿についての施策をまとめています。

 

キョーソウPROJECTのご案内

キョーソウPROJECT

マイナビのキョーソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

キョーソウPROJECTのプランを見る

 

Z世代×『ゴーストバスターズ』vol.2 キョーソウPROJECT編

Z世代×『ゴーストバスターズ』vol.2  キョーソウPROJECT編

「マイナビ学生の窓口」にて、【Z世代×『ゴーストバスターズ』】コラボアイス企画プロジェクトが実施されました。

【課題】若年層への興味喚起

若者の洋画離れ”という映画業界の課題に対して、若年層とどのように接点を作りアプローチしていけばいいのか。若年層が楽しめる機会を作りたいけど、何をしたらいいのかがわからない、というのが課題でした。

そこで、映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(以下、映画『ゴーストバスターズ』)の公開に向け、コラボアイスを考案する【キョーソウPROJECT】が実施されました。

この記事では、高校生・大学生が参加した【キョーソウPROJECT】の活動に注目して、詳しく見ていきます。

初めに概要をチェック!

今回のプロジェクトの経緯や全体の施策について、まとめ記事で詳しく紹介しています。

参考記事:若年層×『ゴーストバスターズ』施策まとめ編

 

キョーソウPROJECTとは

キョーソウPROJECTの概要

 キョーソウPROJECT

「マイナビのキョーソウ PROJECT」では、“若者の力が世界を変える!”というコンセプトのもと、Z世代と企業が「共創(キョーソウ)」して、ビジネス課題に向き合い、具体的な解決方法を考えます。

企業は学生へ、マーケティング体験を提供し、事業や商品・サービスに込められた思いを伝える機会を創出。学生は企業へ、Z世代起点の企画・アイデアをご提案。学生と企業で、ワクワクする未来を創造するプロジェクトです。

 

キョーソウPROJECT 実施の流れ

1.メンバー募集
まずは、プロジェクトに参加したい学生メンバーを募集。志望動機を参考に、熱意のある学生を集めます。

 

2.アイデアミーティング
集まった学生たちがグループに分かれ、アイデアをブレストします。

 

3.共創ミーティング
学生発のアイデアに、企業の担当者から意見やアドバイスをもらい、一緒にブラッシュアップ。最後には、企業に向けてプレゼンテーションをします。

 

『ゴーストバスターズ』×キョーソウPROJECTの取り組み

ゴーストバスターズ×キョーソウPROJECTの取り組み

今回のプロジェクトには、大学生15名、高校生6名が参加しました。

 

ブランディング

ココがポイント!

キョーソウPROJECTでは、学生へのブランディングも可能!
企業の理念や取り組み、商品・サービスの魅力や開発の裏側など、学生たちに直接伝える機会を作ることができます。

映画『ゴーストバスターズ』の世界観を知る

映画『ゴーストバスターズ』の世界観を知る

ソニー・ピクチャーズの臼井さんが、映画『ゴーストバスターズ』最新作の見どころやキーワード、注目シーンなどを紹介。またアメリカと日本で同作のタイトルが違うことについても触れ、それぞれのタイトルに込められた想いを明かしました。

アイスのメニュー開発の裏側を学ぶ

アイスのメニュー開発の裏側を学ぶ

アイスのメニュー開発の裏側を学ぶ

続いて、ロールアイスクリームファクトリーの代表・浅野さんが登壇し、これまで手がけたアイスの紹介や、メニュー開発の秘話を披露。今まで6万個のアイスを食べてきたという専門家のシズリーナ荒井さんからも、映画とアイスの共通点や、メニュー考案のヒントなど、アドバイスを受けました。

 

学生からのアウトプット

コラボアイスのメニュー考案

コラボアイスのメニュー考案

コラボアイスのメニュー考案

グループごとのディスカッションでは、意見が活発に交わされていました。また登壇者へ質問したり、スマホで調べものをしたりと、理解を深めようとする意欲的な面も。終始、真剣にアイデアをまとめていたのが印象的でした。

学生からのアウトプットと商品化(一例)

学生からのアウトプット

実際に商品化されたアイス

最終的にラフ案にまとめて、プレゼンテーションへ。見た目だけでなく、ソースやトッピングなど、学生ならではのアイデアやこだわりがたくさん込められており、会場全体が興味津々で聞き入っていました。

企業側からも好評価をもらい、今回発表された4つのアイデアを、ロールアイスクリームファクトリーが可能な限り再現。実際にコラボメニューとして開発、商品化され、期間限定で発売となりました。

 

キョーソウPROJECTで得られた効果

大学生×高校生の相乗効果

店舗取材の様子

同プロジェクトでの高校生のメインミッションは、ロールアイスクリームファクトリーの店舗リサーチ。

 

ロールアイスクリームの作成工程を動画撮影したり、「キラキラがかわいい!」と店舗内の装飾などにも目を向けたりと、入念にチェック。トレンド感度の高い高校生ならではの、フレッシュな視点で調査できました。

 

グループでのディスカッションの際も、大学生の意見に賛同したり、新しいアイデアを出したりと、メニュー考案をサポートしました。

 

企業×学生の“共創”

企業と学生が同じ熱量で“共創”できたことからも、期間限定での商品化へと結びついたのでしょう。学生も企業の方々の熱意を感じ、心を動かされたようです。

参加学生の感想

今回参加してみて、企業担当者の方々の熱量を目の当たりにし、このプロジェクトが成功するために自分の持つ力全てを出し切りたいと思いました。

臼井さんからの講評

学生のラストスパートの追い上げがすごいと感じた。
この企画のすごいところは、これから社会に出ようとしている人と社会で働いている人が、同じ空間で一緒に世に出るものを考えているところ。まさにリアル『ゴーストバスターズ』であり、ここでの経験を社会に出てから思い出してもらえると嬉しい。

 

キョーソウPROJECTの強み

マイナビでは、学生コミュニティ「ガクラボ」を運営しており、さまざまな高校や大学の生徒・学生が集まっています。

ココがポイント!

「ガクラボ」は、説明会や学生との面談を経て、選抜された高校生・大学生が所属しています。
キョーソウPROJECTでは、「ガクラボ」のメンバーが自ら立候補し、志望理由を提出。通過した人のみ参加が可能となっています。そのため、学生の熱意や意欲の高さが強みです。

 

参加学生の熱意

実際に今回、同プロジェクトに参加したメンバーの志望理由を見てみましょう。

大学生の応募動機(※一部抜粋)

・キョーソウPROJECTをきっかけにディスカッション力を高め、自身のスキルアップに繋げたい。

 

・他大生と一つの物事について考えて共に活動する機会が少ないため、色々な人の考えに触れたり、コミュニケーション能力を伸ばす機会にしたいと思いました。

 

映画が好きで映画館によく行くので、映画館のプロモーション施策というテーマに興味を持ったから。

 

映画を見ることが好きで、エンタメ業界に関心があるからです。

 

・コラボメニューの開発は経験したことがなく、食品に関わる学部で学んでいるので、興味を持ちました

 

実際に働くということを経験してみたいと思ったので、応募させていただきました。

社会で働くことに関心のある人や、スキルアップを目指す人だけでなく、今回のテーマに沿った映画業界に興味のある人、食品系の学部の人からも応募が集まっています。
このように、学生の意欲と企業のニーズに合った人を適切にマッチングさせることで、熱い議論が生まれ、プロジェクトの成功を後押ししています。

 

まとめ

マイナビでは、「ガクラボ」のコミュニティを活かして、さまざまなプロモーション施策を展開。今回ご紹介したキョーソウPROJECTのほか、若年層のインサイトを捉えたプロモーションを実現します。お気軽にご相談ください。

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3【Z世代×『ゴーストバスターズ』 Web施策編】

└キョーソウPROJECTのプロジェクトストーリーの記事化や、Instagramの投稿についての施策をまとめています。


キョーソウPROJECTのご案内

キョーソウPROJECT

マイナビのキョーソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

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Z世代×『ゴーストバスターズ』vol.1 施策まとめ編

Z世代×『ゴーストバスターズ』vol.1 施策まとめ編

 

大学生向け情報サイト「マイナビ学生の窓口」にて、【Z世代×『ゴーストバスターズ』】コラボアイス企画プロジェクトが実施されました。

 

【課題】若年層への興味喚起

近年、映画業界では“若者の洋画離れ”が、大きな課題となっています。動画配信サービスの普及により、映像コンテンツの視聴スタイルも変化しており、さまざまな影響を受けています。

このような現状に、若年層に洋画を見てもらうにはどうしたらいいのか、 若年層が洋画や映画に興味を持つきっかけを作りたいと考えていました。

今回、ソニー・ピクチャーズと、ロールアイスクリームで話題のトレンドファクトリーのコラボレーション企画が実現。学生たちとともに、映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(以下、映画『ゴーストバスターズ』)をモチーフにしたコラボアイスを作ることで、一緒に同映画の公開を盛り上げようと動き出しました。

会社概要

【株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント】

米国Sony Pictures Entertainment (SPE)の日本支社で、ソニーグループが制作する作品や、国内外の映画作品の劇場配給を行っています。

映像作品のライセンス提供、アニメや短編映画などのオリジナルコンテンツ、邦画の企画・制作も手がけており、夢と感動を与えるエンタテインメントを届けています。

 

【株式会社トレンドファクトリー】

ロールアイスクリームは、アイスクリームをコールドプレートの上でくるくると巻いて仕上げる、SNSで話題の新感覚スイーツ。ベースのアイスにフルーツやクッキー、チョコなどを加えたり、40種類以上のトッピングと10種類以上のソースで、自分好みのオリジナルアイスを作ることができます。

2017年に日本初のロールアイスクリーム専門店を原宿にオープンし、かわいくておいしい”と人気を集めています。

 

プロモーション事例

今回のプロモーションについて、企業と学生たちがともにビジネス課題の解決に取り組む【キョーソウPROJECT】と【Web施策】の2つに分けて紹介していきます。

 

プロモーション全体イメージ図

プロモーション全体イメージ図

【キョーソウPROJECT】

マイナビが手がける「キョーソウPROJECT」では、大学生と高校生がコラボアイス企画に参加。アイスクリームのフレーバー選びからトッピング、キャラクターのピックを使った飾りつけなど、写真映えまで意識したオリジナルメニューを考案しました。

 

【Web施策】

「Web施策」では、オリジナルロールアイス総選挙、レポート記事、Instagram投稿の3つに取り組みました。

・オリジナルロールアイス総選挙
「マイナビ 学生の窓口」にてコラボアイスの人気投票を実施。学生が考えたアイスのメニュー案やこだわりポイントを紹介し、投票を促進しました。

・レポート記事
「キョーソウPROJECT」に参加した大学生・高校生が、同プロジェクトの取り組みについて自ら執筆し、「マイナビ学生の窓口」「マイナビティーンズ」にて記事で公開。それぞれの活動を振り返り、大変だったことや挑戦したことなど、彼らの想いを伝えています。

・Instagram
期間限定でコラボアイスが商品化され、店舗で発売されました。参加メンバーの実食の様子をInstagramのリール動画で投稿しました。

 

それぞれの取り組みや企画のポイントについて、別記事で詳しく紹介します。

 

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└キョーソウPROJECTのプロジェクトストーリーの記事化や、Instagramの投稿についての施策をまとめています。

 

キョーソウPROJECTのご案内

キョ―ソウPROJECT

マイナビのキョーソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

キョーソウPROJECTのプランを見る

 

Instagramでファン化・コミュニティ形成×キング醸造

Instagramでファン化・コミュニティ形成×キング醸造

【課題】若年層への認知向上

キング醸造株式会社(以下「キング醸造」)は、創業120年を超える醸造調味料の老舗。醸造技術を活かして、本みりんや料理酒、清酒など調味料をはじめとする数々の商品を送り出してきました。

近年ライフスタイルや食生活の変化により、「料理」や「食事」の在り方も変わりつつあります。さまざまな変化の影響を受ける中、自宅での調理においても調味料の選び方や使いどころがわからないという若年層の声も多くなりました。

キング醸造では“もっと料理を身近に楽しんでもらいたい”との想いのもと、「若年層に調味料の役割や魅力・活用方法を伝えていく」、「商品の認知度を上げる」という課題を抱えていました。

 

Instagram 施策事例

「日の出自炊部」企画

より多くの人に料理を楽しんでもらう機会を作るために、日の出ブランドにちなみ「日の出自炊部」を立ち上げ、メンバーを募集することに。メンバーにはオリジナルレシピと日の出調味料のセットをプレゼントし、料理の新たな楽しみ方を紹介しました。

<日の出自炊部の活動>
料理からデザートまでの幅広いオリジナルレシピと、日の出調味料のセット(料理酒、みりん、サラダチキンの素など)を、約2ヶ月に1度サブスクスタイルで自宅に3回お届け。約半年の間にオリジナルレシピを参考に商品を使用した料理を作り、作った料理の写真をInstagram上で自由に投稿してもらいます。

 

「日の出自炊部」メンバー募集

メンバーの募集は、Instagram広告にて実施しました。

Instagramココがポイント!

・20代~30代の女性ユーザーが多い
・グルメ・料理系の投稿は人気カテゴリーで、ターゲットとの親和性が高い
・広告配信では「興味・関心」など属性による絞り込みも可能で、より精度の高いターゲティングに!

 

実際のInstagram掲載例と2つのターゲット層

Instagram 施策事例

Instagram 施策事例

 

 2つのターゲット層に合わせて全9パターンのクリエイティブを作成し、Instagramのマイナビウーマン・日の出みりんアカウントでそれぞれ掲載しました。

<マイナビウーマン>
ターゲット層:20代~30代の働く女性
  マインド:【簡単・時短料理】もっと効率よく料理をしたい!

 

<日の出みりん>
ターゲット層:料理が好きな人
  マインド:【スキルを極める料理】もっと料理を楽しみたい!

 

応募者数

約20日間の配信の結果、200名の募集に対し、応募数2354名。男性からの応募も集まりました。

合わせてチェック!

SNSでプロモーションをする際の選び方や手法を徹底解説! 主要なSNSの特性をふまえ、活用方法を紹介しています。

参考記事:SNSプロモーションとは? メリット・効果的なコツ・成功事例を解説

 

Instagram施策の効果とメリット

質の高いターゲット層

Instagramを通して、料理好きな質の高いターゲット層とマッチング。日の出自炊部メンバーからも高い満足度が得られました。

メンバーが実際に自分で商品を使ってみることで、調味料の知識や料理のレパートリーも広がり、調理習慣も増えたとのこと。結果、ブランドへの好意・信頼感にもつながり「今後も使い続けたい」という人が約97%と圧倒的な効果を生み、高いエンゲージメントを醸成しました。

 

参加者の声

「5期生」事後アンケート結果
・日の出自炊部の感想「大変楽しかった」・「楽しかった」:約94%

「日の出自炊部」5期生事後アンケート

出典:「日の出自炊部」5期生事後アンケートより/ n=34/2023年6月~7月取得

5期生の約94%が自炊部の活動に満足しており、料理を楽しめた様子。これまでの2期生~4期生の時から高い満足度を継続しており、ターゲットのニーズとも合致していることがわかります。

・調理習慣のきっかけ「増えた」:70.6%

・今まで知らなかった調味料の使い方を知れた:70.6%

・簡単・時短レシピのバリエーションが増えた:79.4%

・日の出調味料への印象「今後も使い続けたい」:97.1%


また日の出調味料を「今後も使い続けたい」と答えた5期生は約97%という結果からも、ターゲットとのマッチングがうまくできたようです。

「5期生」事後アンケート

・レシピがついているので、自炊の参考になりとても助かりました!使ったことのない、サラダチキンの素を知ることができたのも大きな発見でした。

 

・何となく和食にだけ使うイメージであった料理酒やみりん風調味料ですが、洋風やスイーツにも広く使えることが分かりバリエーションが広がりました

 

・普段使っている調味料のいろんなアレンジ方法を知ることができたり、今まで使ったことない調味料を使う機会をいただけたり、メニューのレパートリーが増えたり、お料理がいつも以上に楽しくなりました

 

コミュニティ化

「日の出自炊部」指定のハッシュタグを作り、Instagram投稿を促進。メンバー同士で投稿に「いいね」を送りあったり、盛り付け方やアレンジの参考にしたりと活動自体が盛り上がり、料理を楽しむ姿が見受けられました。

また「日の出自炊部」で過去に活動していたメンバーと現役メンバーとのコメントのやり取りもあり、自然な形で交流が生まれることも。キング醸造の担当者もメンバーからの投稿に積極的にコメントをすることで、コミュニティがさらに広がりました。

 

参加者の声

「5期生」事後アンケート

他の方の投稿を見たり、それを参考にアレンジしてみたりと、毎日のお料理を楽しむきっかけとなりました。これまでノルマに感じていた部分も楽しいと思えるようになり嬉しいです。今後も是非参加したいです。

 

・レシピがどれも簡単に失敗なく作ることができるので食材をアレンジしたり何度もつくりました。投稿するとコメントをしてくださりとても嬉しかったです。モチベーションもあがりました

 

マイナビの「Z世代」調査データ

Z世代社会人の自炊の情報源は「Instagram」

Q.自炊をする際に何を参考にして作っていますか?

マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代社会人の自炊事情のアンケート」より

マイナビ マーケティング・広報ラボ「Z世代社会人の自炊事情のアンケート」より:23歳‐28歳/正社員、公務員・団体職員/一人暮らし/n=362件/2024年7月

マイナビのマーケティング・広報ラボの調査によると、Z世代社会人のうち自炊の時に参考にしている情報源は1位「SNS」(35.6%)2位「レシピサイト」(32.9%)、3位「テレビ」(21.6%)とわかりました。

全体的に「レシピサイト」よりも「SNS」を情報源にしている人が多く、女性だけで見ると「SNS」を利用しているのは(45.6%)と高い傾向。SNS内ではInstagramを参考にしている人が多く、一般人もインフルエンサーの投稿も同様に注目しているようです。

Z世代の自炊事情

マイナビのマーケティング広報ラボでは、23〜28歳のZ世代社会人を対象に、自炊事情についてアンケートを実施。自炊の頻度や食費、レシピの情報収集方法まで詳しく解説しています。

参考記事:Z世代社会人の自炊事情とは?食費や頻度から自炊に対する考え方まで細かく調査

 

まとめ

今回Instagramを活用し「日の出自炊部」のメンバー募集や活動を行うことで、料理が好きな若年層に効果的に訴求。活動への満足度も高く、新しいレシピを取り入れて料理を楽しむのはもちろん、Instagramの投稿をきっかけにメンバー同士での交流も生まれました。「日の出自炊部」を起点に、自然な流れでコミュニティが形成され、エンゲージメントの向上にもつながりました。

 

SNS運用支援施策

SNSマーケティング運用支援施策

マイナビでは、高校生や大学生、社会人層などを対象としたメディアのほか、自社でSNSも複数運営。各メディアごとに登録会員も所属しており、ユーザーのインサイト分析をもとにしたコンテンツマーケティングを強みとしています。

 

SNSのアカウント立案や広告施策、インフルエンサーのキャスティング、コンテンツ制作など幅広く運用をサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

SNS運用ならマイナビ!

 

Z世代×貝印「紙カミソリ」~キョーソウPROJECT編~

学生コミュニティとのキョ―ソウ事例

 

約4か月にわたり大学生と取り組んだプロモーション

貝印株式会社(以下「貝印」)では、Z世代からの「KAI」ブランドの認知率が低く、もっと若年層に向けて商品の魅力を発信していきたいものの、どのようにアプローチしていくのが良いのかが分からない、という課題を抱えていました。

そこで貝印の「紙カミソリ」を起点としてプロジェクトを実施し、メインの施策として大学生とともに【キョーソウPROJECT】に取り組みました。

この記事では、約4か月にわたる【キョーソウPROJECT】の活動に注目して、詳しく見ていきます。

合わせてチェック!

今回のプロジェクトが始まった経緯や抱えていた課題については、まとめ記事にて詳しく紹介しています。

該当記事はこちら

 

キョーソウPROJECTの事例

キョーソウPROJECTとは

キョ―ソウPROJECT

「マイナビのキョーソウ PROJECT」では、企業とZ世代をつなぎ、Z世代のアイデアを起点に社会に反映していく新しい取り組み。商品企画やプロモーションなど、さまざまな課題に対して「共創(キョ―ソウ)」することで、ワクワクする未来を創造するプロジェクトです。

 

実施の流れ

キョーソウPROJECTの取り組み

上記のような流れで、企画を実施しました。

 

貝印×キョーソウPROJECT

貝印×キョーソウPROJECT

プロジェクトは、若年層に「紙カミソリ」を広めるには?というテーマで実施され、男女7名の大学生とファシリテーターが参加。大学生からは56個のアイデアがうまれ、議論を重ねるなかで企画をブラッシュアップさせていきました。

ココがポイント!

最初のアイデア出しでは「お台場にガンダム級の巨大な紙カミソリの模型を立てる」、“食べられる紙のお菓子”をヒントに「食べられる紙カミソリ」を作るなどと、意見が活発に出て盛り上がりました。

大学生から出た素敵なアイデアをどのようにビジネスとして効果的な施策にするか、企業側の視点でも考えていくのがポイントです。

合わせてチェック!

参加大学生のアイデア出しからブレストの過程、何度も練り直した企画書の作成の様子まで、活動を追いました。詳細はこちらからまとめて読むことができます。

貝印のキョ―ソウPROJECTを読んでみる

 

大学生からの提案アイデア例

大学生からのアイデア例

「紙カミソリ」を広めるアイデアとして、Z世代の多くが経験する「受験」のイベントに着目し、合格祈願の付加価値を付けたカミソリを提案。ターゲットにはZ世代の親を想定して、親子の絆を深めるアイテムとしても魅力を打ち出しました。

さらにSNS上でのバズらせ方、メディアへの波及方法まで考え、企画に落とし込みました。

プランナーから一言

受験シーズンという特定の時期を狙ったブランディング施策であることや、「余計なものを削ぎ落とす」という縁起の担ぎ方も貝印さんから高評価をいただけました。

 

X(Twitter)の施策で、より多くのZ世代の声を反映

X(Twitter)投票キャンペーンの実際の投稿画像

また、Z世代からより多くの共感を得るアイデアを探るため、X(Twitter)上で投票キャンペーンも実施。投票の結果、「KAMIカミソリ」が選ばれ、商品の実現化を後押ししました。

ココがポイント!

X(Twitter)の投票キャンペーンを取り入れることで、より多くのZ世代の率直な意見をリアルタイムで反映可能に!SNSでの盛り上がりを醸成し、Z世代のインサイトに刺さるプロモーションアイデアを生み出しました。

 

実際に行われた施策

【キョ―ソウPROJECT】で実際に行われたブランディング施策

最終的に、上記のようなプロモーション施策が実施されました。

 

キョーソウPROJECTのポイント

Z世代が共感しやすいのは同世代のアイデア

ココがポイント!

Z世代にとって、同世代のアイデアから生まれた商品は注目度も高く、口コミも広まりやすい傾向!

キョーソウPROJECTのポイント

マイナビのマーケティング広報ラボでは、消費行動のアンケートを実施。

 

調査によると、Z世代のうち約65%の人が同世代が発案したアイデアに「関心がある」と回答しており、同世代のアイデアが反映された商品に強い関心を持つことがわかりました。

具体的な理由として「こんなものが欲しいというのが似てると思うから」、「同世代だと共感できるから。口コミも信頼できる」という声があがっており、同世代のアイデアは共感や信頼も得やすいようです。

詳しい調査データはこちら

 

 

キョーソウPROJECTの効果

キョ―ソウPROJECTの最大のメリットは、Z世代との交流を通して、ターゲット層からのアイデアや意見を直接取り入れることができること。実際にアイデア出しやブラッシュアップの過程に立ちあうことで、Z世代の本音を聞けるのも強みです。

今回、X(Twitter)キャンペーンも行ったことで、より多くのZ世代の声を反映するアイデアが完成。Z世代のブランド認知を高め、彼らの心を動かす企画を実現することができました。

 

参加者の声

プロジェクトを終え、参加した大学生メンバーにアンケートを実施しました。

参加大学生の声

・「社員さんとお話しする中で貝印さんの社員さんそれぞれが商品に愛情を持っていることがよく伝わってきました

 

・「今まで貝印の商品を使ったことがあったものの、会社名までは知る機会がなかったが、このプロジェクトに参加してからは、ドラッグストアなどで目にすると手に取ってしまうぐらい貝印に興味をもつようになったから」

 

・「今回のプロジェクトに参加して、貝印さんの商品がとても目に入るようになりました。知れば知るほど、用途に合わせた商品を多く作っていて、使いやすいからです」

 

 

貝印担当者からの「良かった点」

貝印担当者の声

最終的なアウトプット(企画内容)の質。他社で同様の内容を実施した際は、体験がメインになってしまい実際にプロモーション戦略として活用するレベルのものはできなかったので。また、透明性の高い運用で社内での共有なども即時にでき、良かった

 

まとめ

マイナビの大学生向けメディア「学生の窓口」には、現役の大学生が所属するコミュニティ「ガクラボ」があります。

日々、学生メンバーと交流しながらZ世代のトレンドをキャッチし、インサイトを分析しているため、キョーソウPROJECTなどのさまざまな施策で若年層の「リアルな声」を取り入れたプロモーションを実現することが可能です。若年層へのプロモーションにお悩みの場合は、ぜひご相談ください。

 

関連記事一覧

1.【貝印×施策まとめ編】

└貝印のプロモーション全体のコンセプトや概要をまとめています。

 

2.【貝印×キョーソウPROJECT編】※本記事

└大学生と一緒に行った【キョーソウPROJECT】についてまとめています。

 

3.【貝印×ストーリーブランディング編】

└貝印の「紙カミソリ」の開発秘話やキョーソウPROJECTの様子をまとめています。

 

キョ―ソウPROJECTのご案内

キョ―ソウPROJECT

マイナビのキョ―ソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

キョ―ソウPROJECTのプランを見る

 

Z世代×貝印「紙カミソリ」~ストーリーブランディング編~

若年層向け ストーリーブランディング事例

若年層の認知度に課題を持っていた貝印

貝印株式会社(以下「貝印」)では、Z世代からの「KAI」ブランドの認知率が低く、もっと若年層に向けて商品の魅力を発信していきたいという思いはあるものの、どのようにアプローチしていくのが良いのかが分からない、という課題を抱えていました。

そこで貝印の「紙カミソリ」を起点としてプロジェクトを実施し、メインの施策として大学生とともに【キョーソウPROJECT】に取り組みました。

合わせてチェック!

貝印×Z世代の同プロジェクトが始まった経緯や抱えていた課題については、まとめ記事にて詳しく紹介しています。

該当記事はこちら

 

ストーリーブランディング事例

今回は【キョーソウPROJECT】に並行して、ストーリーブランディングの施策を取り入れました。

ストーリーブランディング×マンガ

ココがポイント!

ストーリーブランディングをマンガで展開することで、Z世代がより楽しめるコンテンツに!

ストーリーブランディングの施策

Z世代をターゲットに、貝印の理念や商品の魅力、【キョーソウPROJECT】の取り組みの2つのテーマで記事を構成。

 

Webメディア「マイナビ学生の窓口」に特設ページを作り、一連の記事4本をまとめて読むことができるように設定しました。

「ストーリーブランディング」って?

近年、多くの企業がストーリーブランディングを取り入れ、その手法が注目されています。今重要視されている理由や、メリットについて詳しく解説しています。

参考記事:ストーリーブランディングとは? 4つの価値とメリット、戦略方法を公開

 

実際の掲載内容

バックグラウンドストーリー

バックグラウンドストーリー

「紙カミソリ」の開発や製品化までを記事で公開しました。「紙カミソリ」が誕生するきっかけや、最初のアイデアはどこから生まれたのか、100個以上にわたる試作品づくりの話などをマンガにし、Z世代が楽しみながらサクサク読めるコンテンツに仕上げました。

 

企業としての理念や商品づくりへのこだわりなどを伝え、共感ポイントを作っています。

実際の記事はこちら

実際に「マイナビ学生の窓口」でバックグラウンドストーリーを漫画化!

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.1~

 

プロジェクトストーリー

プロジェクトストーリー

大学生との取り組み「キョーソウPROJECT」がどのような形で進行していったのか、3回にわたり記事で公開。参加したメンバーの顔写真や、実際に出たアイデアなども多数掲載しました。

 

活動中のメンバーの発言や苦労エピソードなども盛り込み、読んでいる側も一緒にプロジェクトを応援したくなるような構成に仕上げました。

実際の記事はこちら

「キョ―ソウPROJECT」を追いかけ、アイデアミーティング、企業のフィードバッグの様子、最終的に残った2案から企画決定するまでを一挙公開。学生たちが困難を乗り越えていくリアルな姿を最後まで見届けられます。

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.2~

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.3~

~貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト!vol.4~

 

施策のポイント

Z世代はブランドのコンセプト・世界観を重視

ココがポイント!

企業の想いやブランドの世界観をきちんとした形で伝えた上で、Z世代から好感・共感を得ることが重要!

マイナビ マーケティング広報ラボ「アンケート調査」

マイナビのマーケティング広報ラボの調査によると、Z世代がメーカーやブランドを好きになった理由は、「メーカー・ブランドのコンセプト・世界観が好きだから」が半数以上を占めています。

 

Z世代にとって商品やサービスの品質面はもちろん、企業やブランドの理念に対してより強い関心をもっていることがわかりました。

 

施策の効果

マイナビのマーケティング広報ラボでは、公開された4記事を読んだ大学生に対して、アンケート調査を実施しました。

ブランドへの信頼・共感・親近感

Web施策の効果

今回の記事を読んだ後、貝印に対するイメージを聞くと、「安心・信頼できる」が1位にランクイン。続いて「定番」、「伝統のある」という声もあがっており、記事を通してブランドへの信頼や共感を得ることができました

また約30%が「若者向け」というイメージも抱いており、ブランドへの親近感も得られたようです。

 

出典:マイナビ マーケティング・広報ラボ「調査アンケート」大学1~4年生/n=351、281件/2022年4月1日~4月5日、2022年8月4日~8月19日

 

大学生が感じたブランドの魅力

また事業やブランド・商品に対して印象を聞くと、実施後には約70%が好感が持てる・やや好感が持てると回答

具体的な理由として「現状以上のものを作り続けていることに好感を持ちました」、「紙カミソリというのは誰もが思いつくアイデアではないし、環境にやさしいという部分も好印象だったから」などと、企業としての姿勢に好印象をもったようです。特に環境への配慮に好感を持つ声が多く上がりました。

さらには「勢い、熱意を感じるから」というコメントもあり、貝印の想いが心に響いている人も。企業の想いやコンセプトをしっかりと伝え、魅力を感じてもらうことができました。

 

まとめ

マイナビでは、高校生や大学生、若手社会人、子育て層など、それぞれのターゲットに合わせた複数のメディアを運営。これまで培ってきた経験や最新のトレンドをもとに、各ターゲットのインサイトに刺さる効果的なコンテンツを制作、プロモーションまでお手伝いします。

「ターゲットにささるアプローチ方法が分からない」というお悩みがあれば、ぜひマイナビにご相談ください。

 

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└貝印のプロモーション全体のコンセプトや概要をまとめています。

 

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3.【貝印×ストーリーブランディング編】※本記事

└貝印の「紙カミソリ」の開発秘話やキョーソウPROJECTの様子をまとめています。

 

 

キョ―ソウPROJECTのご案内

キョ―ソウPROJECT

マイナビのキョ―ソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

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Z世代×貝印「紙カミソリ」~プロモーション全体像~

貝印×若年層プロモーション

若年層プロモーションの実施背景

マイナビの「学生の窓口」にて、【貝印の「紙カミソリ」をみんなに広めよう!プロジェクト】を実施しました。

貝印の企業課題

貝印株式会社(以下「貝印」)は創業115年を超える老舗メーカーで、刃物をメインとした日用品やキッチン用品、ビューティーケア用品などを扱う企業です。これまでにも数々の新しい製品を生み出し、人々の生活を支えてきました。

ところが、調査によると、貝印の「KAI」ブランドに対しZ世代の認知率は約20~30%で、若年層から認知度が低いことが判明。またZ世代に対して「KAI」ブランドの認知度を上げたいけれど、具体的に何をすればいいのかわからない…というのも課題でした。

そこで、Z世代とともに、貝印のこだわりの商品「紙カミソリ」と、ブランドの認知を上げるプロジェクトをスタートしました。

 

Z世代×貝印のプロモーション事例

貝印の「紙カミソリ」みんなに広めよう!プロジェクト

 

プロモーション全体イメージ図

Z世代×貝印のプロモーション事例「プロモーション全体図」

 

3つのプロモーション施策

キョ―ソウPROJECT

 

キョ―ソウPROJECT

 

マイナビが手がけるZ世代との【キョーソウPROJECT】では、貝印と大学生が約4か月にわたりコラボし、「紙カミソリ」や「貝印」という会社名を広めるプロモーション施策を考えました。

またキョーソウPROJECTの様子をプロジェクトストーリーとしてWeb記事で配信。XTwitter)では投票キャンペーンを行い、SNS上でもZ世代をターゲットとした施策を行いました。

それぞれの取り組みや企画のポイントについて、別記事で詳しく紹介しています。

 

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3.【貝印×ストーリーブランディング編】

└貝印の「紙カミソリ」の開発秘話やキョーソウPROJECTの様子をまとめています。

 

キョ―ソウPROJECTのご案内

キョ―ソウPROJECT

マイナビのキョ―ソウPROJECTは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

キョ―ソウPROJECTのプランを見る

 

 

小売業界の広告事例

小売業界の広告事例

実施概要

  • 実施時期

    2021年3月

  • ご出稿前の課題や要望

    自社で運営するオウンドメディアやアプリで囲いきれない層に対して、アプローチをしたい。

  • マイナビ実施内容

    SGC企画(サポーターコンテンツ)
    オウンドメディアをマイナビニュースのドメインで展開。CMSやサーバーの設定・保有が不要。
    潜在層に向けて、商品やサービスを長期的に訴求。インサイトデータを元にコンテンツ制作をサポート(マイナビにて制作も可能)。運営コンサルティングを実施。

  • 成果・結果

    想定PVを大きく超える数値を獲得。コンテンツ内容や掲載出面がターゲットとマッチし、自社で囲いきれていなかった潜在層(特に30代女性)に効率的にアプローチできた。


  • 広告に関するお問い合わせはこちら

    美容業界の広告事例


    実施概要

  • 実施時期

    2020年3月

  • ご出稿前の課題や要望

    脱毛サロンの新規参入に伴い、脱毛機の製品理解をフックに知名度を上げたい。

  • マイナビ実施内容

    記事広告・カテゴリジャック・ホワイトリスト配信・DSP・コンテンツ納品
    マイナビウーマンが全国の店舗を取材し、体験レポート記事を格納。
    特定のカテゴリページをジャックし、質の高い読者にリーチ。作成した記事は納品し、コンテンツを二次利用。

  • 成果・結果

    マイナビウーマンのメイン読者層である可処分所得の高い未婚女性を獲得でき、リスティング広告やアフィリエイト広告に比べ、顧客単価が高い層を獲得できた。
    また、コンテンツ作成に利用した写真やテキストの素材を、他媒体へ流用できる汎用性があった。


  • 広告に関するお問い合わせはこちら

    消費財業界の広告事例

    消費財業界の広告事例

    実施概要

  • 実施時期

    2020年9月

  • ご出稿前の課題や要望

    出産を控えるママに向けて「無添加」という点を訴求し、“子育てを応援する洗濯洗剤=自社商品”といった刷り込みを行い、自社のブランド想起率向上を実現させたい。

  • マイナビ実施内容

    出産準備特集(記事広告・マイナビDSP) はじめての出産を控える新米パパ・ママにアプローチができるPV保証型特集企画。自然検索流入で急成長中のマイナビ子育てで、自社商品やサービスを訴求。 マイナビDSPにて、「妊娠中の悩み」や「妊娠週数・月齢別の情報」ページを閲覧しているユーザーをセグメントし、届けたいターゲットにリーチ。

  • 成果・結果

    想定PVを大きく超える数値を獲得。読後アンケートでの「一番魅力に感じた点」では、今回の訴求ポイントであった「無添加へのこだわり」が最も多く支持され、回答者の内3人に2人に対して購入意欲を醸成できた。


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