【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

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【2025年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

TikTokやYouTubeといった各SNSの発信により、たちまち人気となるインフルエンサー。近年は多くのクリエイターが活躍しており、幅広いジャンルのコンテンツを発信する多才な人から、1つのジャンルを極める人など様々です。
今回はSNSを中心に活躍する、今最も10代女子に影響力のあるヒトをアンケート調査しました。【インフルエンサー部門】【商品レビュー部門<美容・コスメ>】【商品レビュー部門<フード>】の3部門にてランキングを発表します。

10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

【インフルエンサー部門】

1位🥇:希空(のあ) /初ランクイン

俳優「杉浦太陽」と元モーニング娘。「辻希美」を両親にもつ「希空(のあ)」の芸能活動デビューは大きな話題となり、恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。卒業編2025 in ソウル』に出演すると、瞬く間に10代女子の注目を集めた。SNS総フォロワー数は268万人超え(2025年4月時点)。

10代女子の声🎤
「希空ちゃん超かわいくて、いつもオシャレで本当に憧れ!」「かわいいし、ガーリーが似合ってて真似したくなるから」「可愛いし、共感できるとこが多い」といった声が寄せられ、
人気はとどまるところを知らず、加速し続けている。

2位🥈:MINAMI

前回3位から順位をあげて今回もランクインとなった、10代女子に絶大な人気を誇るインフルエンサー「MINAMI」。YouTube登録者数はサブアカウント合わせて136万人(2025年4月時点)を誇る。SNSでは、ファッションやメイク、ダンス動画、さらにアーティストとしての音楽活動の様子などマルチに活躍する姿が印象的だ。

10代女子の声🎤
「メイクやファッション、歌、日常の様子など見ていて楽しくコンテンツがたくさんあったり、とにかくビジュアルが良い」「可愛いし、努力が見えて応援できる」「ずば抜けてかわいい、努力家」といった声が多く、
可愛さに加えて、努力を惜しまない姿に共感し応援している同世代が多いようだ。

3位🥉:さくら

女子小中高生向けYouTubeチャンネル「めるぷち」の元メンバーであり、現在はYouTubeチャンネル「さくらチャンネル」やTikTokなどでティーンに絶大な支持を受けている人気インフルエンサー。SNS総フォロワー数は491万人超え(2025年4月時点)。

10代女子の声🎤
「服とかメイクとか同世代だとどんな感じなのか基準になる」「参考になる価格帯のコスメや服を使ってたり、身長が近くて参考にしやすい」といった声が多く、
憧れの存在ながら、同世代として参考にしやすいといった親近感も兼ね揃えているようだ。

4位:一生友子 /初ランクイン

ひなことゆなの2人組でTikTokやYouTubeを中心に活動し、若年層に人気のインフルエンサーが今回初のランクイン。“一生友達でいようね”という意味が込められた「一生友子」は、高校生の時からインフルエンサーとして活動を始め、大学生となった現在もVlogや日常の様子など2人の仲のいい動画が人気を集めている。

10代女子の声🎤
「TikTokなど最先端の音源を使ってて参考になる」「プリクラの書き方講座を見て学ぶことが多い」「2人の仲の良さを見るのがとても好きだから。」などの声があがった。

5位:おさき

10代女子のカリスマ的存在インフルエンサー「おさき」が今回もランクイン。SNS総フォロワー数は262万人(2025年4月時点)を誇り、特にYouTubeチャンネル「おさき日記」では、ファッションやコスメに加えて家族との日常なども発信している。

10代女子の声🎤
「飾らない自然体な姿を見せて親近感を感じるから」「可愛いだけじゃなくて面白いところが最高」「ありのままの姿をみることができるから」といった声が寄せられ、
等身大の姿に共感する同世代から支持を集めている。

商品レビュー部門<美容・コスメ>

1位🥇:ハウスダスト /初ランクイン

YouTubeやTikTokなどSNS総フォロワー数は300万人超え(2025年4月時点)の人気美容系クリエイターが1位を獲得。プチプラコスメを活用したメイク術や、メイクの細かいテクニックを解説するコンテンツが人気を集め、Z世代を中心に高い支持を得ている。

10代女子の声🎤
「メイク上手すぎるしすごい分かりやすい。技術力圧倒的ナンバーワン!」「めっちゃ参考になる!困ったら絶対ハウスダストちゃん見る!」など、
メイクの技術力やレビューを参考にしている声が多数あがっていた。

2位🥈:nanakoななこ

メイクのHow to動画を中心に様々なコンテンツを日々アップし、YouTube登録者数151万人(2025年4月時点)を誇る動画クリエイター。時短メイクのテクニックや垢抜けメイク、デート準備のルーティンなどを紹介。さらに活動はYouTubeに留まらず、ラジオパーソナリティや自身のブランド「leur charme(ルルシャルム)」を手掛けるなど多方面で活躍している。

10代女子の声🎤
「100均やプチプラコスメを使ってフルメイクしている動画は同じコスメを使ってメイクできて嬉しい」「メイク方法が分かりやすい。さまざまな系統のメイクを紹介してくれている。」「視聴者に一番寄り添っている動画」といった声があり、
常に視聴者目線を大切にしながら、丁寧かつ分かりやすいレビューが高評価を得ているようだ。

3位🥉:コスメヲタちゃんねるサラ

プチプラコスメからハイブランドまで幅広いレビューを行う人気美容系クリエイター。YouTubeチャンネル登録者数は139万人超え(2025年4月時点)、新作コスメの最速レビュー動画や、メイクとエンタメを掛け合わせる一風変わった動画を発信している。

10代女子の声🎤
「わかりやすいし正直レビュー!面白く紹介してくれるから」「圧倒的なコスメ量だから、プチプラも多く紹介してくれてメイク初心者でも実践しやすい!」などの声があがった。
豊富な情報量をもつ彼女の的確で正直なレビューを参考にコスメの購入を検討する人も多いようだ。

4位:くれいじーまぐねっと

エア、UraN、浅見めいの3人で2018年に結成、「死ぬまで青春」 をスローガンに掲げる”期限切れJK3人組クリエイター”。彼女たちのYouTubeチャンネルでは、メイクやファッション、ライフスタイルに関する動画のほか、バラエティ要素の強い企画も多く、チャンネル登録者数は212万人(2025年4月時点)を誇る。

10代女子の声🎤
「色々な企画があって面白い」「特に購入品紹介やメイク動画を参考にしてます!」「三人のほのぼのとした感じが癒される」など
正直なレビューはもちろん、3人の面白い掛け合いが見ていて楽しいという意見も多くあがっていた。

5位:なごみ /初ランクイン

「なこなこチャンネル」で若者のトレンドとなったカップルYouTuberのなごみだが、個人チャンネル「nagomi」でもダイエットや美容に関する動画で人気を集めている。

10代女子の声🎤
「とにかく可愛すぎるし全女子の憧れ」「ナチュラルメイクで参考になる」「レビューしている商品はすぐ売り切れになるほどのレビューの上手さ」などの声があがっており、若い世代の心を掴んでいるようだ。

商品レビュー部門<フード>

1位🥇:ハシダ

食レポや食べ歩き、簡単レシピの紹介を行い、軽快なトークとユーモアのある動画が人気のグルメ動画クリエイターが1位を獲得。SNS総フォロワー数は228万人超え(2025年4月時点)。

10代女子の声🎤
「新作のレビューがはやくて、参考になる」「最速で新作レビューしてくれるから」「正直なレビューが面白く、友達とハシダさんの評価を話すこともある」「紹介が丁寧で面白く、このお店いきたい!と思わせてくれる」といった声があり、情報のスピード感や丁寧なレビューが支持を得ているようだ。

2位🥈:しなこ

YouTube登録者数は125万人(2025年4月時点)、カラフルなファッションやASMR動画などで若年層に絶大な人気の「しなこ」がランクイン。

10代女子の声🎤
「カラフルなお菓子などを食べていたり作っている動画があって面白いから!」「美味しそうに食べてて見てて飽きない」「かわいいし、見ていて笑顔になれるから」「ポップで可愛いから」といった声が多く、
食だけでなく彼女のキャラクター性が10代女子の心を掴んでいるようだ。

3位🥉:正直レビュー

スイーツとグルメを中心に紹介するレビューアカウント。その名の通り忖度のない、“正直なレビュー”が話題となり、視聴者からの信頼が厚く、TikTokの『正直レビュー🍰』アカウントでは総いいね数940万いいね(2025年4月時点)を獲得している。

10代女子の声🎤
「正直な食レポをしていて、食べるか迷っている時に参考になるから」「行ってみたいと思っていた飲食店に本当に行くべきか立ち返って考えることができるから」などリアルな感想を参考にしている声が目立った。

4位:のすけぼっち飯 /初ランクイン

ファミレスやラーメン店、回転寿司などで大量に食べる「ぼっち飯」スタイルが特徴で、SNS総フォロワー数は136万人超え(2025年4月時点)。

10代女子の声🎤
「豪快で見ていて気分が良いから」「食べ方が綺麗で見ていて楽しい」「自分自身もぼっち飯をすることが多いため、参考になる」といった声があり、
豪快ながらも綺麗に食べる様子が好感を得ているようだ。

5位:バヤシ /初ランクイン

TikTokのフォロワー数は驚異の5,530万超え(2025年4月時点)の料理系TikTokクリエイター。料理動画を中心に発信し、特にASMRスタイルの調理動画が世界中で人気を集めています。

10代女子の声🎤
「大きい料理をとても美味しそうに食べるところに好感がもてる」「ASMRが上手だから」「飯テロが豪快で良いから。自分はカロリー高すぎて食べれないけど見てるだけで幸せになる。」といった声があがった。

まとめ

以上、【2025年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキングでした。

インフルエンサーは10代女子にとって、憧れの存在でありつつ、身近な存在であることが求められています。そのため、動画の面白さやクオリティといった面はもちろんながら「偽りのないリアルな意見」「等身大の姿」「視聴者の声を取り入れたテーマ・構成」といったポイントが、部門問わず信頼度が高く人気のインフルエンサーの特徴と言えそうです。

10代女子のトレンドやインサイトに大きく影響を及ぼす存在ですので、今後の最新トレンドのキャッチアップに、本調査をぜひお役立ていただけますと幸いです。

お問い合わせ

「消費者のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「インフルエンサーアサインを検討したい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

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  • 調査対象

    マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)

  • 有効回答数

    ①初回 n=77件 ②2回目 n=546件
    (2段階に分けて定量調査を実施。初回は名称をFAで聴取し、2回目は初回であがった名称を選択式で実施。)

  • 調査時期

    2025年2月~2025年3月

  • 方法

    インターネット調査

リアルコミュニティを駆使したZ世代との共創プロモーション事例

本資料では、「自社の商品サービスがZ世代に合うのか、どう見られているのか分からない」「彼らに響くプロモーション手法が知りたい」というお悩みを持つ2社と共に行った、Z世代向けのプロモーション事例をポイントを押さえつつ紹介いたします。
若年層に向けたプロモーションのご参考にぜひご覧くださいませ。

【2025年版】10代女子が選ぶ!人気キャラクターランキング グッズの購入きっかけや購入したいコラボ商品など消費行動も調査

今回は【2025年版】のキャラクターランキングをご紹介します。昨年結果との違いや今年話題になりそうなキャラクターとは?さらにキャラクターグッズの購入きっかけや購入したいコラボ商品など10代女子の消費傾向についても詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,【2025年版】好きなキャラクターランキングを発表!2年連続であのキャラクターが首位に!

Q.あなたが好きなキャラクターを教えてください。【歴代結果】

Q.あなたが好きなキャラクターを教えてください。【歴代結果】

10代女子に好きなキャラクターについて聞いてみると、1位「おぱんちゅうさぎ」2位「ディズニープリンセス」「スヌーピー」3位「クロミ」の結果となりました。

歴代の結果と比較してみると、「おぱんちゅうさぎ」は【2023年】から段々と人気が出始め、【2024年】【2025年】は1位を獲得。10代女子に人気なキャラクターとして地位を確立したと言えそうです。
また2024年には東京ディズニーリゾートにファンタジースプリングスができたことなどから、ディズニープリンセスの人気が伸びていると推測されます。

\【もっと調査!】なかでも一番好きなキャラクターとは?10代女子が推しているキャラクターやその理由が明らかに!/

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Q.キャラクターの好きなポイントを教えてください。

Q.キャラクターの好きなポイントを教えてください。

(n=385)

さらにキャラクターの好きなポイントについては「顔・表情」が53.8%で最多となりました。次いで「フォルム」46.8%の結果に。見た目に関するポイントが上位にきていることが分かります。

また3位には「キャラクターの設定・コンセプト」33.2%となっており、見た目の好みに加えて、そのキャラクターの設定や世界観なども重視されているようです。

2,キャラクターコンテンツの情報源は「SNS」が主流!

Q.キャラクターのコンテンツ(漫画やアニメ、2次創作物を含む)をどの媒体で見ることが多いですか?

Q.キャラクターのコンテンツ(漫画やアニメ、2次創作物を含む)をどの媒体で見ることが多いですか?

(n=385)

キャラクターのコンテンツを見る媒体については、「Instagram」「X(Twitter)」「TikTok」「YouTube」が上位の結果に。SNSがメインとなっているのが明らかです。特に「Instagram」46.0%、「X(Twitter)」42.1%が回答率が高くなっています。

おぱんちゅうさぎやちいかわなどはSNSで漫画の一コマや動画が公開されており、キャラクターの見た目だけでなく、そのストーリーを知ることができます。前述の好きなポイントとして「キャラクターの設定・コンセプト」が上位にランクインしていたことから、SNSでキャラクターの面白さや見た目とのギャップなどを知り、より好きになるという流れが考えられます。

Q.好きなキャラクターに対して行っていることを教えてください。

Q.好きなキャラクターに対して行っていることを教えてください。

(n=385 内訳:【高校生】n=290、【大学生】n=95)

好きなキャラクターに対して行っていることは「公式アカウントをフォローしている」が27.5%で最多の結果に。前述の結果でもキャラクターのコンテンツはSNSでチェックしている方が多く、好きなキャラクターのアカウントは積極的にフォローしています。

次いで「友人と好きなキャラクターの話をする」「新着情報や新作グッズを定期的にチェックしている」も20%以上の回答率となり、情報収集は定期的に行っているようです。
また「新作グッズが出ると購入する」も16.4%と、情報収集から購入にまで至るケースも一定数あることが分かります。

3,グッズ購入派は9割以上! 10代女子が購入するグッズの目的や金額感とは?

Q.好きなキャラクターに対して、持っているグッズを教えてください。

Q.好きなキャラクターに対して、持っているグッズを教えてください。

(n=385)

続いてキャラクターのグッズについて調査しました。「グッズは持っていない」は10.1%に留まり、10代女子の9割が好きなキャラクターのグッズを持っていることが分かります。

グッズのカテゴリについては「ぬいぐるみ」57.7%や「キーホルダー」54.5%が半数以上となりました。「ステッカー・シール類」「タオル・ハンカチ」「ポーチなどの小物」「ペン類」など文房具や身につけやすいアイテムが人気となっています。

Q.キャラクターのグッズを購入する目的・購入のきっかけを教えてください。

Q.キャラクターのグッズを購入する目的・購入のきっかけを教えてください。

※「グッズは持っていない」以外と回答した方 (n=346 内訳:【高校生】n=262、【大学生】n=84)

では、グッズを購入する目的やきっかけはどんなことでしょうか。「持っていると気分が上がるから」58.0%が最多の結果に。次いで「コレクションとして集めたい」42.7%となりました。キーホルダーや文房具などのアイテムを購入して、日々身に着けたり、勉強中に使うことによって、モチベーションをあげているようです。

また高校生と大学生を比較してみると、「なんとなく衝動買い」「イベントなどに出かけた記念」は大学生のほうが高い回答率となっていることが分かります。高校生よりも自由に使えるお金が多いと思われる大学生は、事前に購入を予定していたもの以外でも、その場で購入を決める場合もありそうです。

Q.キャラクターのグッズひとつあたりにかける上限金額を教えてください。

Q.キャラクターのグッズひとつあたりにかける上限金額を教えてください

※「グッズは持っていない」以外と回答した方 (n=346)

キャラクターグッズの購入金額については、「1,000円以上2,000円未満」26.9%、次いで「500円以上1,000円未満」26.0%となりました。また「3,000円以上」から10%未満の回答率となっています。

10代女子によって、1つのグッズにかけられる金額は、500円以上2,000円未満がボリュームゾーンであり、3,000円未満がボーダーラインであることが分かります。

\【もっと調査!】10代女子がよくグッズを購入する場所とは?/

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4,購入したいコラボ商品とは?10代女子が実際に購入している商品と比較!

Q.購入したいと思うコラボ商品のカテゴリはなんですか?

Q.購入したいと思うコラボ商品のカテゴリはなんですか?

(n=385)

続いてコラボ商品について調査しました。まず、購入したいと思うコラボ商品のカテゴリについては「文房具」が47.3%で最多となりました。次いで「お菓子」44.7%、「スマホで使うスタンプ・壁紙」35.6%、「コスメ」31.9%の順となりました。

Q.実際に購入したことがあるコラボ商品のカテゴリはなんですか?

Q.実際に購入したことがあるコラボ商品のカテゴリはなんですか?

(n=385)

さらに、購入したことがあるコラボ商品のカテゴリについては、「文房具」「お菓子」が40%以上で上位の結果となり、実際に購入していることが分かります。

一方で、「コスメ」は15.1%に留まる結果となりました。購入したいと思っているものの、実際に購入している方は少ないようです。
グッズは欲しいと思いながらも、あまりお金をかけられない10代女子にとって、必需品となる文房具やお腹を満たすお菓子よりも優先順位が下がるコスメは、気軽に手を出しにくいことが考えられます。

\【さらに深堀り!】実際に購入したことがあるコラボ企画とは?10代女子の購入エピソードも公開!/

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5,【2025年流行予測】今年流行りそうなキャラクターランキング!

Q.2025年に流行りそうなキャラクターを教えてください。

Q.2025年に流行りそうなキャラクターを教えてください。

※自由回答から回答の多い順にランキング (n=385)

続いて2025年に流行りそうなキャラクターに自由回答式で調査しました。最も回答が多かったキャラクターは「ちいかわ」、次いで「パペットスンスン」、「おぱんちゅうさぎ」となりました。

前述の好きなキャラクターにもランクインしている10代女子の間で定番化しつつあるキャラクターもあれば、「パペットスンスン」「エスターバニー」「miiko characters」などは今年新たにランクインとなりました。

\【さらに深堀り!】なぜそのキャラクターが流行ると思う?今年注目しているキャラクターの理由を調査!/

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Q.そのキャラクターは何をきっかけに知りましたか?

Q.そのキャラクターは何をきっかけに知りましたか?

(n=385)

キャラクターを知ったきっかけは「店頭で見かけた」が16.1%で最多の結果に。次いで「X(Twitter)(一般人の投稿) 」15.6%、「X(Twitter)(公式アカウント)」12.7%となりました
SNSに限らず、リアルの場合はお店でグッズを見かけて知る方が多いようです。またSNSの中では、 X(Twitter)が多数派であることが分かります。

 

まとめ

  • 【2025年版】好きなキャラクターランキング
    └1位「おぱんちゅうさぎ」2位「ディズニープリンセス」「スヌーピー」3位「クロミ」
  • キャラクターの好きなポイント「顔・表情」「フォルム」が半数以上で見た目に関するポイントを重視、さらに「キャラクターの設定・コンセプト」も
  • 見ているキャラクターコンテンツは「Instagram」や「X(Twitter)」などのSNSが主流
  • 好きなキャラクターに対しては「公式アカウントをフォローしている」「友人と好きなキャラクターの話をする」「新着情報や新作グッズを定期的にチェックしている」
  • 好きなキャラクターのグッズは「ぬいぐるみ」「キーホルダー」を持っている
  • グッズを購入する目的「持っていると気分が上がるから」「コレクションとして集めたい」
  • グッズ購入の予算「3,000円未満」がボーダーライン
  • コラボ商品
    └購入したいカテゴリ「文房具」「お菓子」「スマホで使うスタンプ・壁紙」「コスメ」
    └実際に購入したカテゴリ「文房具」「お菓子」「スマホで使うスタンプ・壁紙」
  • 【2025年】流行りそうなキャラクター
    └1位「ちいかわ」2位「パペットスンスン」3位「おぱんちゅうさぎ」

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、キャラクターを好きになったきっかけコラボグッズ購入の金額のボーダーラインなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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関連記事のご紹介

【まとめ】10代女子が選ぶ! 好きなキャラクターランキング

  • 調査対象

    マイナビティーンズ会員
    15~19歳/未婚/女性/高校生、大学生/好きなキャラクターがいる

  • 有効回答数

    385件

  • 調査時期

    2025年1-2月

  • 方法

    インターネット調査

【2025年版】10代女子の今年流行る食べ物やスイーツを予測! 話題になるフードの特徴などトレンド化するポイントを徹底調査

2025年に10代女子の間で流行るフードを予測!さらに昨年流行したフードの傾向や10代女子が重視する食べ物の要素・好きな味などをアンケート調査し、詳しく解説。まだ大人が知らない、10代のトレンド情報をいち早くお届けします。

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1,【2025年予測】今年流行る食べ物やスイーツは⋯?

Q.2025年に流行りそうな食べ物を教えてください。

Q.2025年に流行りそうな食べ物を教えてください。

(n=116)

2025年に流行ると思う食べ物について、1位は「グリークヨーグルト」25.0%となりました。2024年のアサイーブームから派生して、フルーツやシリアルと一緒に食べるヨーグルトが流行りそうという声が多く、人気が広がってきているようです。
次いで2位「カヌレチュロス」23.3%、3位「麻辣湯」21.6%の結果に。

グリークヨーグルトや麻辣湯などの“ヘルシーさ”は2025年も引き続き10代女子のフードトレンドとなりそうです。また『カヌレ×チュロス』や『アサイー×クレープ』など、すでに単体でも人気のスイーツ同士を組み合わせた、“進化系スイーツ“が注目されているようです。

1【グリークヨーグルト

1位【グリークヨーグルト】

【マイナビティーンズ会員】

グリークヨーグルトとは、牛乳を発酵させて作ったヨーグルトを水切りし、水分やホエーを除去したもの。通常のヨーグルトよりも濃厚でもっちりとした食感が魅力で、韓国ではいち早くブームに。10代女子からは「ヘルシー」「韓国ブーム」という点から今年流行りそうなフード1位にランクイン。昨年のアサイーボウルのブームに続く流れで注目度が増しています。

2【カヌレチュロス

2位【カヌレチュロス】

【引用元:「Papillon」公式インスタグラム(@papillon-canuchuro)】 

味はカヌレ見た目はチュロスの「カヌチュロ」専門店が「Papillon(パピヨン)」が2024年6月に丸の内にオープン。単体でも人気のカヌレとチュロスですが、組み合わせるという斬新さが10代女子の間でじわじわと話題になっている様子。通常のカヌレよりも食べやすく満腹感がありそうといった声もあり、食べ歩きフードに旋風を巻き起こすかもしれません。

3【麻辣湯

3位【麻辣湯】

【引用元:「七宝麻辣湯」】 

麻辣湯は中国で親しまれている春雨や野菜などの具材を煮込んだスープ。1位同様にこちらもヘルシーフードがランクイン。お店によってはトッピングが選べたり、自分で好きな具材を入れて作ったりとアレンジしやすい点も魅力のひとつです。

Q.その食べ物をどこで知りましたか?

Q.その食べ物をどこで知りましたか?

(n=116)

10代女子が流行りそうと感じる食べ物の情報源については、「SNS」69.0%が最も多い結果になりました。
2024年はプルプルとゆれる「猫プリン」の動画がTikTokでバズったり、人気インフルエンサーの中町綾がプロデュースするアサイーボウル専門店『I♡ACAI』がオープンしたりとSNSを中心とした投稿が流行りのきっかけとなっていることが分かります。

\もっと深掘り!10代女子のリアルなコメントから流行りそうな理由を紹介/

調査資料ダウンロードはこちら

2,【2024年結果】昨年流行った食べ物やスイーツは「アサイーボウル」

Q.2024年に流行った食べ物を教えてください。

Q.2024年に流行った食べ物を教えてください。

(n=116)

続いて2024年に流行った食べ物については、「アサイーボウル」56.9%が1位の結果に。専門店のオープンやチェーン店でもメニュー化されるなど実店舗が増えたことで、今でもブームは続いているようです。
次いで2位「タンフル」40.5%、3位「猫プリン」32.8%となりました。

1【アサイーボウル

1位【アサイーボウル】

【マイナビティーンズ会員】 

ヘルシーフードのブームの代名詞ともいえるアサイーボウルが昨年流行った食べ物1位となりました。人気インフルエンサー中町綾が火付け役となり、専門店のオープンやチェーン店でもメニュー化されるなど実店舗が増加。10代女子の間では『友達とかSNSで沢山食べてるの見た!』『高いのに何度も食べるほど美味しい』など実際に食べておいしかったと回答する方が多かった。

 

2【タンフル

2位【タンフル】

2位には、韓国語でフルーツ飴を意味する「タンフル」40.5%がランクイン。通常のタンフルに加え、コーティング部分の飴を氷にアレンジした「氷タンフル」が昨年の夏に話題となり、【2024年】10代女子が選ぶトレンドランキングのコト部門では2位を獲得。
さらにTikTokでタンフルを作る動画やダンス音源がバズり、“タンフル”というキャッチーなコトバ自体も流行化しました。

3猫プリン

3位【猫プリン】

【引用元:「NAMCHINI82 CAFE」公式インスタグラム(@namchini82cafe)】 

お皿を揺らすとぷるぷると揺れる姿がかわいいと2024年の上半期に流行った猫プリンが3位にランクイン。10代女子からは『インスタのリールにみんなぷるぷるさせて載せていた』という声もあり、特にSNSで話題となった。

Q.実際に食べたものを教えてください。

実際に食べたものを教えてください。

(n=116)

では実際に10代女子が食べたものは何でしょうか。最も多かったのは「タンフル」33.6%、続いて「アサイーボウル」31.9%の順となりました。一方で、前述の2024年に流行ったフードランキングでは3位だった「猫プリン」は5.2%と低い結果に。話題性は高かったものの、実際に食べた人は少なかったようです。

手軽に自宅で作ることができる「タンフル」や10代がよく行くテーマパークやカフェのメニューとしておいている「つぶつぶアイス」「チュロス」などが購入までつながっているようです。

\実際に食べに行った場所やお店の名前も公開!/

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3,10代女子が流行ると思う要素は価格よりも○○!

Q.これは流行ると感じるフード・スイーツの要素はなんですか。

Q.これは流行ると感じるフード・スイーツの要素はなんですか。

(n=116)

流行ると感じる食べ物の要素は「見た目が映える」が44.8%で最多となり、次いで「味がおいしそう」34.5%となりました。
「価格の安さ」よりも見た目や味を重視していることが分かります。

Q.話題の食べ物やスイーツについて、あなたが行っていることを教えてください。

Q.話題の食べ物やスイーツについて、あなたが行っていることを教えてください。

(n=116)

続いて、話題の食べ物についての行動について見ていきます。最も多かった回答は「友人と流行っているフードやスイーツについて話をする」45.7%となり、次いで「SNSで流行りのフードやスイーツを検索する」44.0%の順となりました。日常生活の中で友人と話したり、SNSで検索したりと、会話のネタや情報収集がメインの行動となるようです。

また「SNSで流行っているフードやスイーツを実際に購入する」「コンビニやお店で新作商品が出ると購入しに行く」「SNSで話題のお店に実際に行ってみる」は20%台となりました。実際に購入するなど行動に移す派は4~5人に1人の割合だと分かります。

\食べた後の10代女子の行動も深堀り調査!/

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4,食べ物に関する企業アカウントの投稿はInstagramをチェック!

Q.食べ物に関する情報収集方法を教えてください。

Q.食べ物に関する情報収集方法を教えてください。

(n=116)

食べ物全般に関する情報収集も「SNS」一強の結果となりました。また「情報収集はしていない」は2.6%となり、ほとんどの人が食べ物に関する情報収集を行っていることが分かります。

10代女子にとって、食べ物の情報収集は日常茶飯事で、友人との話題のひとつになったり、流行っているお店や食べ物を目的に外出先を決めたりなどと、重要なカテゴリになっているようです。

\流行フードやスイーツの情報収集として10代女子がチェックしているインフルエンサーとは?/

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Q.フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントや情報源を教えてください。

Q.フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントや情報源を教えてください。

(n=116)

Q.フォローしている企業アカウント名を教えてください。

Q.フォローしている企業アカウント名を教えてください。

※自由回答から回答の多い順にランキング

フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントについては、「Instagram」が最多となりました。最新商品のお知らせやアレンジレシピなど、Instagramで投稿を行うことで10代女子の目に留まりやすいと考えられます。

またフォローしている企業アカウントを自由回答で調査したところ、1位「明治(Meiji)」2位「スターバックスコーヒー」3位「セブン-イレブン」のランキング結果となりました。

5,10代女子が好む食べ物やスイーツの味とは?

Q.好きな味はどれですか。

Q.好きな味はどれですか。

(n=116)

続いて10代女子が好む味について調査しました。「甘い」が61.2%で他の味と大差をつけて1位となりました。次いで「濃厚」36.2%、「甘じょっぱい」29.3%の結果に。

10代女子にとって、「素材本来の味」「甘さ控えめ」などよりも、甘さや濃厚さなどはっきりとした味のほうが好んでいる傾向がありそうです。

\10代女子にとって食感も重要な要素!食欲が湧く食感ワードとは?/

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まとめ

  • 【2025年】流行る食べ物・スイーツ予測
    └第1位「グリークヨーグルト」 第2位「カヌレチュロス」 第3位「麻辣湯」
  • 【2024年】流行った食べ物・スイーツ
    └第1位「アサイーボウル」 第2位「タンフル」 第3位「猫プリン」
  • 流行る食べ物やスイーツは「SNS」で情報収集する派が約7割
  • 流行りそうな食べ物のポイントは「見た目が映える」「味がおいしそう」
  • 話題の食べ物やスイーツに対する行動は「友人と流行っている食べ物やスイーツについて話をする」「SNSで流行りの食べ物やスイーツを検索する」
  • 食べ物に関する企業アカウントは「Instagram」をチェック
  • 10代女子が好きな味
    └第1位「甘い」 第2位「濃厚」 第3位「甘じょっぱい」

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過去記事のご紹介

2024年調査:【2024年版】10代女子が予測!今年流行る食べ物やスイーツを調査!
2023年調査:【2023年10代女子が選ぶ流行フード予測】既にプチブレイク!?10円パンや2Dケーキetc…
2022年調査:【2022年10代女子が選ぶ流行フード予測】本命はお弁当ケーキ?生絞りモンブラン?
2021年調査:【2021年10代女子が選ぶ流行フード予測】注目はとろけるショートケーキ?台湾からあげ?

  • 調査対象

    13~22歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    116件

  • 調査時期

    2024年11月~12月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

2024年トレンドランキングの傾向とは?
 
2024年のトレンドランキングは、ヒト部門・ウタ部門にて「Mrs. GREEN APPLE」が2冠を達成。アーティストの「こっちのけんと」は楽曲やダンスと合わせて、ヒト部門・コト部門・ウタ部門の3部門で上位ランクインとなりました。

コト部門では「焼きポンデ作り」や「氷タンフル作り」といった10代女子でも手軽に購入できて、真似しやすい簡単アレンジレシピが話題に。

モノ部門ではフードが上位にランクイン!この2~3年はコロナ禍の影響もあり、外出先で購入したものを皆で食べる、ということ自体が下火になっていましたが、2024年はサーティワン アイスクリームの「よくばりフェス」や丸亀製麺の「うどーなつ」など、手軽に皆で食べられるスイーツの人気が戻ってきた印象です。

計5部門のトレンドランキング最新版をお届け!さらに今回3部門でTOP3にランクインを果たした「こっちのけんと」さんからの受賞コメントも掲載しています。

■ヒト部門編

■ヒト部門編

1位 『Mrs. GREEN APPLE』

現在、大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人で活動するアーティスト「Mrs. GREEN APPLE」(通称:ミセス)がヒト部門1位に。2024年は5カ月連続でシングルをリリースするなど精力的な活動が続き、今回のランキングではヒト部門・ウタ部門の2冠を獲得。
10代女子へのインタビューでは『ミセスの曲はいつも話題になる!』という声も多く、まさに彼女たちの”青春バンド”としての地位を確立しているようだ。最近はバラエティ番組への出演など各メンバーがフォーカスされ、ますます人気を集めている。

2位 『こっちのけんと』

楽曲制作や映像制作、デザインなど幅広い活動を行うマルチクリエイター「こっちのけんと」が2位にランクイン。2024年5月に「はいよろこんで」をリリースすると、キャッチーなメロディーとその音楽に合わせて踊る「ギリギリダンス」がTikTokで流行し、瞬く間に話題に。
コト部門、ウタ部門でも3位を獲得し、10代女子のトレンドの中心となった。「緑のマルチアーティスト」をキャッチコピーとし、緑のメガネや髪色がアイコンとなっているのに加え、俳優・菅田将暉の弟としても注目を集めている。

ヒト部門2位『こっちのけんと』受賞コメント👑
なななんと…!?本当にありがとうございます。僕としても今年は結婚やら「はいよろこんで」リリースやら大きく人生が動いた年でございました。そんな自分のメモリアルな年にこのような嬉しいランキングにも載せていただき本当にありがとうございます。 来年もがんばります!!!

3位 『出口夏希』

2024年上半期ランキング7位から一気に3位へと急上昇。10代女子が今最も注目している女優のひとり。4月にフジテレビ系連続ドラマ「ブルーモーメント」のヒロインや、8月には映画「赤羽骨子のボディガード」のヒロインを務め、話題となった。
大人びた雰囲気の中に可愛らしさを兼ね揃えた彼女の魅力に今後も目が離せない。

4位 『IVE』

2021年デビューの6人組韓国ガールズグループ「IVE」がランクイン。10代女子の間では2024年に公開された「HEYA」という曲が振り付けとともにTikTokで流行ったようだ。
日本のバラエティ番組にも多数出演、さらに9月にはワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I HAVE’」のファイナル公演として、初の東京ドーム公演を開催。2日間で95,800人を動員する熱狂ぶりを見せた。

5位 『向井康二』

男性アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。フジテレビ系列のバラエティ番組「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」ではドッキリクリエイターとしてレギュラー出演を務め、同番組から誕生した自身が扮するヒーロー「マッサマン」が若年層から絶大な支持を受けている。
2024年は雑誌の表紙や「お台場冒険王2024」でメインキャラクターに就任するなど「マッサマン」としての活躍が広がり、10代女子の間でも定着しているようだ。

6位 『大西流星』

男性アイドルグループ「なにわ男子」のメンバー。2024年には個人のInstagramも開設し、フォロワー数56.7万人(2024年10月時点)を記録している。
8月には初主演となる映画「恋を知らない僕たちは」が公開となり、高校生6人がそれぞれ抱く”本気の恋”を描いた胸キュンラブストーリーが話題に。実際に劇場へ足を運んだ10代女子も多かったようだ。

7位 『松田元太』

男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバー。5位にランクインしている「マッサマン」の新キャラクター「マツダマン」として出演すると、アイドルファン以外の10代にも知名度を広げ、話題となった。さらに4-6月期ドラマ「東京タワー」、7-9月期ドラマ「ビリオン×スクール」に出演するなど俳優業としても活躍。
2024年上半期トレンドランキングから続けてのランクインを果たし、10代女子からは「ドラマでもバラエティでもずっと話題になっていた」と声があがるほど、今年の顔となっているようだ。

8位 『米澤りあ』

10代に絶大な人気の恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」シリーズにて2024年に3度出演し話題となった。TikTokでは得意のダンスや変顔動画を日々アップし、現在48.5万フォロワーを記録。(2024年10月時点)
10代女子の間では「変顔が最高」「髪色も可愛くて真似したい」といった声があり、すでに10代の憧れとなっているようだ。

9位 『ラウール』

男性アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。2024年6月にパリのモデル事務所「BANANAS MODELS」に所属したことを報告。Snow Manとしての活動を継続しながら、パリコレモデルとしても活躍する姿が大きな話題となった。さらに8月には主演映画となる「赤羽骨子のボディガード」が公開されると、こちらも10代女子の間で話題に。
アイドル・モデル・俳優業で違った顔を見せてくれる彼の才能に今後も目が離せない。

10位 『高橋藍』

男子バレーボール選手。東京オリンピックに続き、2024年はパリオリンピックの日本代表として活躍した。
オリンピックの特集に加えてバラエティ番組やCMなどメディア出演機会も多く、端正な顔立ちとムードメーカーな姿が10代女子の間でも「イケメン」「かっこいい」と話題に。バレーボール部や元々バレーボールに興味があった人以外にも人気が広まっているようだ。

■コト部門編

■コト部門編

1位 『焼きポンデ作り』

ミスタードーナツの定番商品「ポン・デ・リング」をフライパンで焼くアレンジレシピ「焼きポンデ作り」がコト部門1位に。焼くだけという簡単なアレンジなのに、新たなポン・デ・リングの味わいが楽しめるとSNSを中心に話題となった。
手軽に購入できて、自分たちでも試しやすいアレンジということもあり、10代女子の間でもSNS上で見て楽しむだけでなく、実際に試してみたという人も多かった。

2位 『氷タンフル作り』

韓国語でフルーツ飴を意味する「タンフル」が派生し、冷凍フルーツを氷水に入れるだけでアレンジになる「氷タンフル作り」が今年の夏SNSで話題となった。
TikTokでは失敗しない作り方やパリッとした食感を伝えるASMR動画が多数投稿され、新感覚でヘルシーなスイーツとして反響を呼んでいたようだ。

3位 『ギリギリダンス』

ヒト部門2位にランクインした「こっちのけんと」のシングル「はいよろこんで」のサビに合わせて踊る「ギリギリダンス」がコト部門としても3位にランクイン。
TikTokでは多くのインフルエンサーがダンス動画をアップし、本人も「ME:I」や「Da-iCE」「NiziU」など様々なアーティストと一緒に踊ったコラボ動画を投稿すると100万再生を超えるなど反響が大きく、10代女子の間では知らないという人がいないほど話題になっていた。

コト部門3位『ギリギリダンス』受賞コメント👑
本当にありがとうございます!ここ最近仕事でお会いした方や街中でお声がけしてくださった方が「うちの子供がよく歌って踊ってます!」と言ってくださっているのがとても嬉しいです。制作当初の歌詞は「Get it Get it done」だったので、カタカナ表記にして本当によかったなと思いました。これを機に少しずつ人生について考えるきっかけになっていただければ幸いです。ほんっっっっっっとうにありがとうございます!!!まだまだがんばります!!

4位 『海のはじまり』

2024年7月期の月9ドラマがランクイン。2022年に話題となったドラマ「silent」チームが再集結した、目黒蓮主演の完全オリジナルストーリーとあって、放送開始前から話題となった。
さまざまな“親子の愛”をテーマとしており、視聴していた10代女子からは、『重い内容で現実世界でもありえるストーリーを簡単に扱わず、しっかり物語にして毎回釘付けでした』という声もあった。

5位 『西園寺さんは家事をしない』

2024年7月期ドラマで、明るくポジティブな西園寺さんを中心に「偽家族」という新たな関係からお互いを理解し、心を通わせていくハートフルラブコメディ。その爽快なストーリーに加え、子役の倉田瑛茉ちゃんが10代女子の間で話題に。
「~だよねぇ」という劇中の語尾や、ドラマオフショットのSNS動画では、父親役の松村北斗と本当の親子のように過ごす姿が可愛すぎるという声が多かった。

6位 『さつまいもタイムダンス』

SNSで活躍する人気クリエイターによって投稿された動画で、「さつまいもタイム」というワード×独特なキャラクター×手を上下に動かすシュールな動きがインパクトとなり、SNSで瞬く間に広がり、10代女子の間で話題となった。
インフルエンサーのみならず、芸人など有名人もTikTokで動画を投稿するなど、一大ブームとなった。

7位 『ギリハピダンス』

ヒップホップユニットのKOMOREBI(コモレビ)が2024年6月にリリースした「GiriGiri」のダンス。手振りで簡単に真似できることから流行。10代女子のインタビュー時には、ほとんどの人が口づさみながら、ダンスを踊っていたほどだ。
「ギリハッピー」のフレーズ単独でもコトバ部門3位にランクインしている。

8位 『グミステップ』

YouTubeフォロワー数114万人(2024年10月時点)を誇る、若年層に人気な動画クリエイター「しなこ」が2024年6月にシングル曲「グミキュンプリンセス」を公開。
MVでは、カラフルでポップな世界観の中で切れのいいダンス「グミステップ」を踊る姿が注目を集めた。TikTokなどのSNSでも多くのインフルエンサーがダンスを投稿し、10代女子の間で話題となったようだ。

9位 『メイクレシピ』

「メイクレシピ」とは自分自身がメイクで使用しているコスメアイテムをひとつの画像の中に集約させたもの。アイドルや有名人、メイクが上手なインフルエンサーなどがどんなコスメを使っているのか、どのコスメの相性が良いのかを一目で知ることができると話題に。
10代女子からは『アイドル系のメイクレシピが多くて参考になった』といった声があげられた。

10位 『ビリオン×スクール』

山田涼介演じる主人公は日本最大の財閥グループ企業のCEOで“億万長者=ビリオネア”だが、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも、生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディ。
10代女子からは、『ネタシーンが面白い』『オフショットがエモい』など同世代の学園ドラマだからこその共感の声が多かった。

■モノ部門編

■モノ部門編

1位 『サーティワン アイスクリーム「よくばりフェス」』

サーティワン アイスクリームが2024年5月に開催した期間限定のキャンペーン。(※現在こちらのキャンペーンは終了しております。)
好みのアイスクリームを3つ選べる「トリプルポップ」の購入者を対象に、プラス100円(1コにつき)でスモールサイズよりやや小さいポップスクープサイズのフレーバーを最大7個まで追加でき、計10個のフレーバーを一度に購入できると話題になった。
インタビューでは『友達とカラオケで分けて食べた』『期間中に4回行った』など、10代女子の間でも盛り上がった様子が伺えた。

2位 『焼き芋 香ばしカラメル フラペチーノ』

スターバックス コーヒーから毎年人気の焼き芋フラペチーノが、今年はカラメルソースを合わせた秋の新作として登場。
インタビューでは『スターバックスの焼き芋フラペチーノは間違いない』『焼き芋が好きな子が多いから、毎年楽しみに待ってる人が結構いる』など、熱量の高いコメントがいくつも出た。
期間限定の商品にも関わらず、熱烈なファンを獲得しており、去年のフラペチーノとの違いも楽しみながら満喫しているようだ。

3位 『丸亀うどーなつ』

2024年6月から丸亀製麺の新商品として販売されているうどんから生まれたドーナツの「丸亀うどーなつ」がランクイン。発売当時は「きび糖味」と「やみつきカレー味」の2種類で、おやつとしても軽食としても人気だったようだ。
気軽に入れる丸亀製麺でフラッと寄って買って食べられる手軽さと、もちもちとした食感が美味しいと、10代女子からも好評だった。

4位 『グリークヨーグルト』

日本ではギリシャヨーグルトとして親しまれているヨーグルトのことで、韓国で流行り、その流れで日本でも流行している。韓国のグリークヨーグルトは日本で販売されているものよりもさらに水分が少なく、濃厚でもったりクリーミーな食感が特徴だ。
原宿竹下通りに韓国グリークヨーグルト専門店がオープンしたのを皮切りに、韓国のグリークヨーグルトブランドのフラッグシップストアが表参道にオープンするなど、人気が高まっている。

5位 『盛り耐性なしメイク

「盛り耐性」とは華やかな装飾に耐性があるかどうかを指す言葉。濃いメイクや華やかなメイクではなく、素材を生かしたシンプルなメイクが似合いやすいタイプのことを「盛り耐性なし」と呼ぶ。
その「盛り耐性なし」のタイプに似合うメイク方法を10代女子は「盛り耐性なしメイク」と呼んでいるようだ。アイラインを薄め・短めにしたり、カラコンは小さめなものを選ぶなど、マネしやすいのが人気の理由のようだ。

6位 『fwee(フィー)のリップアンドチーク』

SNSで話題の韓国コスメfwee(フィー)から発売されたメイクアイテムがランクイン。リップとチークが1つになったマットタイプのリップアンドチーク「プリンポット」は、ふわふわとやわらかいムースのようなテクスチャーが特徴。
カラーバリエーションも30色と、パーソナルカラーの概念が当たり前になった10代女子にとって、自分に似合う色が必ず見つかるのも嬉しいポイントだ。

7位 『ヨーグルトボウル』

4位にランクインしている、グリークヨーグルトを使用したスイーツで、アサイーボウルの”アサイー”の部分がグリークヨーグルトになっているといえば想像しやすいだろうか。
水切りしたヨーグルトにフルーツやグラノーラ、はちみつなど好きなものを乗せて食べるもので、アサイーよりも家で作りやすいと10代女子の間で人気が高まっているようだ。

8位 『セブン-イレブン「お店で焼いたチョコクッキー」』

今、チャンククッキーが10代女子の間で人気だが、セブン-イレブンから発売されたチョコクッキーもその流れを汲んで大人気のようだ。商品名の通り、お店で焼いているため出来立てを食べることができるのだが、一部店舗でしか販売されていないため、このチョコクッキーを求めてセブン-イレブンをハシゴして回ったという10代女子が多かった。

9位 『たまごっち ミニチュアチャームコレクション』

大人世代には懐かしい、たまごっちのミニチュア版のガシャポンが今、10代女子の間でも大人気となっている。昔のたまごっちのシリーズがミニチュアになっていることもあり、レトロ感がかわいいと好評のようだ。
スマホゲームのたまごっちに触れていた彼女たちにとっては、新鮮に映っているのかもしれない。

10位 『エスターバニー』

韓国系アメリカ人であるEsther Kim氏がデザインしたウサギのキャラクター。POPでキュートなテイストがかわいいと10代女子の間で人気となった。SHIBUYA109やヴィレッジヴァンガードなど、全国でポップアップストアが開催されている他、ファッションセンターしまむらとコラボするなど、今もっとも注目されているキャラクターの1つと言える。
通学鞄につけている高校生もおり、これからさらに人気が高まりそうだ。

■コトバ部門編

■コトバ部門編

1位 『おい、笑える』

一般女性が偶然発した「おい、笑える」という感想を撮影した動画がSNSにアップされると、その言い回しや間の取り方が面白いと話題になった。
10代女子へのインタビューでは、『学校でなにか面白いことがあった時に「おい、笑える」と返す』といった声もあり、日常でも使うコトバとして流行ったようだ。

2位 『風呂キャンセル界隈』

文字通り、入浴・シャワーを浴びないということを意味する。面倒くさい、気力がないといったマインドから来ているコトバで、10代女子からは『友達との夜の電話で「もう遅くなったから風呂キャンセル界隈」などとふざけて話したりする』といった声もあった。
さらに派生してなにか面倒なものがあった時に「〇〇キャンセル界隈」などと表現し、幅が広がっているようだ。

3位 『ギリハッピー』

ヒップホップユニットのKOMOREBI(コモレビ)の曲である「GiriGiri」がTikTokの音源として流行した。サビのフレーズ「ギリ・ギリ・ギリハッピー」に合わせて踊る「ギリハピダンス」が10代女子の間で流行。
やがて「ギリハッピー」というコトバとして普段使いするフレーズへと派生したようだ。

4位 『しかのこのこのここしたんたん』

2024年7月期のテレビアニメ「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマ「シカ色デイズ」のイントロ部分がTikTokの音源として流行。「しかのこのこのここしたんたん」というフレーズを繰り返しながら、踊るダンス動画は中毒性があり、Z世代の間ですぐさま話題に。
10代女子へのインタビューでは、ほとんどの人が呪文のようにこのフレーズを言えるほど浸透していた。

5位 『菊池風磨構文』

アイドルグループ「timelesz」の新メンバー募集に密着したオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」内で、参加者に指摘した菊池風磨の「~ようじゃ無理か。~はね、~しておかないと」のフレーズが「菊池風磨構文」として一大ブームに。
SNSでは何かを注意する時や自虐ネタなど構文を使った様々なパターンが投稿され、10代女子の間でも大きな話題となったようだ。

6位 『○○ミーム』

2024年上半期トレンドランキング【コト部門】で1位となった「猫ミーム」の派生として今回はコトバ部門でランクイン。猫に限らず、様々な画像や動画を素材に、コメントやキャプションをつけて再編集した動画を示し、「ミーム」というワード自体が浸透していったようだ。
特に狩野英孝の「エイコーミーム」やロバート秋山の「秋山ミーム」など芸人の切り抜き動画がSNS上で人気となった。

7位 『BeRealガチ勢』

2023年頃から10代女子の間で大流行中のアプリ「BeReal.」だが、今回は新たに「BeRealガチ勢」というコトバとしてランクイン。
毎日異なる時間に通知が届き、2分以内に写真を撮ってシェアをする仕組みとなっており、友達と遊んでいる時のみならず、起床直後など不意の瞬間に通知が届くことも日常茶飯事。そんな中でも瞬時に反応し、写真を撮って投稿を欠かさず行っているようだ。

8位 『うますぎやろがい』

何かを食べた後に「はぁ~うますぎやろがい」と言い、ダンスを踊る一連の流れがTikTokの音源として流行。
10代女子の間では、TikTok上の音源としてだけでなく、『おいしいものを食べたらみんな言っている』という声も多くあがった。
おいしさの表現のひとつとして日常的に使われるコトバとなっていたようだ。

9位 『セジュ顔』

Z世代の憧れ「なえなの」「森香澄」などが所属する、芸能事務所「seju」のタレントに似た雰囲気の人を示すコトバ。透明感があり、清楚でナチュラルな雰囲気が人気となっているようだ。
また派生して、彼女たちの雰囲気に近づけるようなメイクとして「セジュ顔メイク」も10代女子の間で話題となった。

10位 『ほんmoney』

YouTubeチャンネル登録者数209万人(2024年10月時点)を誇る、Z世代に人気のタレント「kemio」が発し、SNSで流行。現在アメリカ在住のkemioが関西弁のように「ホンマに~」という口癖が「ほんmoney」に聞こえるというファンからの声によって、kemio自身も意識して使っていたようだ。
10代女子の間でも『学校で使っている子がいた』と教室で話題となっていたようだ。

■ウタ部門編

■ウタ部門編

1位 『「ライラック」Mrs. GREEN APPLE』

「ライラック」は5カ月連続シングルリリースの第一弾としてリリースされた楽曲で、瞬く間にTikTokで拡散され話題になった。別で行った10代女子へのインタビューでは、その場にいたほぼ全員が流行った曲として挙げており、彼女たちが皆で口ずさむ姿が印象的だった。
以前から10代に人気な「Mrs. GREEN APPLE」だが、今年は曲だけではなくヒト部門でも1位を獲得しており、アーティストにも注目が集まっている。

2位 『「Magnetic」ILLIT』

今最も若年層からの注目度が高いK-POPアーティストの1組である「ILLIT(アイリット)」のデビュー曲。2024年3月にリリースされた楽曲にも関わらず、根強く10代女子に人気の様子だ。
YouTubeの公式MVは1.5億回(2024年10月時点)を記録し、SpotifyではK-POPガールグループのデビュー曲史上、最速で累計再生数1億回を突破。K-POPになじみのない層も「一度は聞いたことがある」と言うほどの大ヒットとなった。

3位 『「はいよろこんで」こっちのけんと』

コト部門にランクインしている「ギリギリダンス」の音源として、10代女子の間で爆発的な人気を得た。一度聴いたら耳から離れなくなるメロディと、メッセージ性の強い歌詞も共感を呼び、YouTubeの公式MVビデオは1億回を突破(2024年10月時点)。
歌っている「こっちのけんと」自身もヒト部門でランクインするなど、曲・ダンス・アーティストの3拍子全てに注目が集まる、2024年を代表する1曲となった。

ウタ部門3位『はいよろこんで』受賞コメント👑
本当にありがとうございます。この楽曲は僕だけでなく共同作曲のGRPさんやMV制作のかねひさ和哉さんやこっちのけんとチームの皆様全員で愛情を込めて作った一曲なので、みんなでこの喜びを分かち合いたいと思います。僕の人生だけでなく色んな意味で、色んな人の人生も変わってきている一曲なので、今後も愛していきたいと考えています。 改めましてこの度はありがとうございました。まだまだがんばります!

4位 『「きゅるりんしてみて」きゅるりんってしてみて』

“女の子の「カワイイ・リアリズム」を追求する”をコンセプトに活動している日本の女性アイドルグループ、通称「きゅるして」の楽曲がランクイン。
『TikTokのおすすめに流れてきた』『推し関連のTikTok動画のBGMによく使われてた』など、やはりTikTokで知った子も多く、サビに合わせてテンポよく踊るダンスも流行ったようだ。

5位 『「I wonder」Da-iCE』

TBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の主題歌として起用され、そこからキャッチーなメロディーと歌詞とリンクした印象的な振り付けが話題となり、TikTokで総再生回数7億回越えの爆発的なヒットを記録した。
K-POPアイドルがこぞってダンスを投稿するなど、日本にとどまらず韓国でも人気となっていて、『TikTokでよく流れてきた』と言う10代女子も多かった。

6位 『「恥ずかしいか青春は」緑黄色社会』

10代女子に人気の恋愛リアリティ番組、ABEMAの「今日、好きになりました。 夏休み編2024」(通称:今日好き)の主題歌として起用されたのをきっかけに、瞬く間に人気となった。
4年ぶりに開催された今日好きの公開オーディションでは、この楽曲のダンスをTikTokに投稿するのが応募方法となっているため、『いろんな子が踊ってる動画が回ってきた』と、接触する機会が多かったようだ。

7位 『「絶対アイドル辞めないで」=LOVE』

日本の女性アイドルグループ「=LOVE」(通称:イコラブ)の楽曲。推しの幸せを願いつつも、永遠にアイドルでいて欲しいというファンの思いを歌った楽曲となっており、ファンとアイドルの両方を経験したことのある指原莉乃だからこそ書ける歌詞だと話題になった。
今や推しがいることが当たり前になっている10代女子は、このインパクトのある歌詞に共感を覚えるのかもしれない。

8位 『「ファタール」GEMN(中島健人・キタニタツヤ)』

中島健人とキタニタツヤのユニットが歌う、TVアニメ「推しの子」の第2期OP主題歌。まさかの組み合わせが話題となり、YouTubeの公式MVは3300万回を突破(2024年10月現在)。
アイドルとして活動してきた中島健人と、TVアニメ「呪術廻戦」のオープニングテーマで知られるキタニタツヤのタッグは10代女子の間でも話題になったようだ。

9位 『「Mamushi(feat. Yuki Chiba)」Megan Thee Stallion』

インタビューでは“お金稼ぐ私はスター”の部分はどの10代女子も口ずさめるほど、今年話題になった楽曲。アメリカのラッパーであるMegan Thee Stallionと日本のラッパー千葉雄喜がコラボした楽曲で、YouTubeの公式MVは4700万回再生を突破(2024年10月現在)。
2024年上半期のランキングでも、コトバ部門に「チーム友達」がランクインしており、千葉雄喜からこれからも目が離せない。

10位 『「NEW KAWAII」FRUITS ZIPPER』

日本の女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」(通称:ふるっぱー)の楽曲で、ダンスがかわいいと10代女子の間で話題になっている。
自分や相手の良い部分も、ちょっとダメな部分も全肯定していく、聴いていて自己肯定感を上げてくれるような歌詞も共感を呼び、曲中に出てくる「にゅーかわいいと思います」というフレーズも流行っているようだ。

 

お問い合わせ

「10代のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    609件

  • 調査時期

    2024年9月~2024年10月

  • 方法

    『マイナビティーンズ』メンバー58名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施

【2024年10月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

TikTokやYouTubeといった各SNSの発信により、たちまち人気となるインフルエンサー。近年は多くのクリエイターが活躍しており、多才に幅広いジャンルを発信するものから、1つのジャンルを極めるアカウントなど様々です。今回は今最も10代女子に影響力のあるインフルエンサーを【ライフスタイル】【商品レビュー】【大食い】の部門別にアンケートを実施。2024年10月のランキングをお届けします。

10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

【2024年10月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

【ライフスタイル部門】

1位:中町綾

SNSの総フォロワー数513.6万人(2024年10月時点)を誇る人気インフルエンサー。10月からはファッション誌「CanCam」の専属モデルとしてデビュー。またスキンケアブランド〈ASUNE(アスネ)〉やアサイーボウル専門店「I♡ACAI」のプロデュースを行うなど様々な分野で活躍している。

10代女子からは「生き方、考え方が好き!」「明るくてみていて元気になれるし、自分の憧れ」「正直なコメントをしてくれるし話がおもしろい」といった声が寄せられ、多才ながらも等身大の姿を忘れないところが人気の秘密のようだ。

2位:おさき

インフルエンサーランキングでは常に上位ランクインを果たす、まさに10代女子のカリスマ的存在インフルエンサー『おさき』が今回もランクイン。小学6年生からYouTubeを開始、ファッションやコスメなどを発信するほか、家族と仲睦まじい姿が自然体で同世代を中心に人気を集めている。

10代女子からは「流行に関する投稿をたくさんしている。3兄弟仲良しでおもしろい」「明るくて見ていてhappyになる」「家族も登場していて楽しそう。メイクも参考になる!」といった声が寄せられ、人気はとどまるところを知らず、加速し続けている。

3位:MINAMI

YouTubeはサブアカウント合わせて登録者数132万人(2024年10月時点)越えとなる10代インフルエンサー『MINAMI』が今回で3回連続のランクインとなった。

「メイク、ファション全てが憧れ! 面白さや優しさも最高!」「歳が近いから親近感がある」といった声が10代女子からは多く、憧れの存在ながら、同世代として参考にしやすいといった親近感も兼ね揃えているようだ。2023年からは歌手活動もスタートさせ、8月には5枚目となるシングル曲を配信するなどマルチに活躍中である。

4位:ひまひま

小学生の頃から動画投稿をスタートし、現在YouTubeチャンネルの登録者数は81.8万人(2024年10月時点)。さらに日本テレビ「超無敵クラス」にレギュラー出演し、現役女子高生タレントとしても活躍している。

「小学生の頃から見ていて、成長ぶりがかわいい」「自分と同世代で芸能活動と高校生活を両立していて、頑張ろうと思える」「努力家ですてき」といった声があり、同世代かつ小学生から活躍し成長している姿に親近感と憧れを抱く10代女子が多いようだ。

5位:中島結音(ゆのん)

ABEMA「今日、好きになりました。」シリーズに出演。さらにシリーズ初となる、ガールズアーティスト『arban(アルバン)』として24年3月まで活動。

明るくムードメーカーな姿が人気となり、10代女子からは「愛嬌があってかわいい!」「笑顔も可愛くてすごい太陽みたいな人」「自分の魅せ方を凄く分かっている」という声が多かった。11月からは縦型ショートドラマ 『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』への出演を予定しており、今後益々の活躍が注目される。

【商品レビュー部門】

1位:正直レビュー

スイーツとグルメを中心に紹介するレビューアカウント。TikTokの『正直レビュー🍰』アカウントでは総いいね数720万(2024年10月時点)を獲得している。時に絶賛、時に厳しい忖度のない、その名の通り”正直なレビュー”が話題をよんでいる。

10代女子からは「的確なレビューが好き」「気をつかって必ず美味しいと言わずに正直にレビューしてくれて信用できるから」「正直にレビューをしてくれるので、本当にいい店がみつかる」といった声が多く、絶大な人気を誇っている。

2位:ハシダ(大阪グルメ×簡単レシピ)

的確な食レポとマシンガントーク、レシピ紹介が人気のSNS総フォロワー数は234万人越え(2024年10月時点)のグルメ動画クリエイターがランクイン。

10代女子からの支持も高く「気になってる新商品を的確に説明してくれるから」「とても最速で新作レビューしてくれるから」「食べ物を2つに割るのが見てて美味しそう」「ユーモアがあって動画をみてて面白いから」といった声が多く集まった。

3位:コスメヲタちゃんねるサラ

YouTubeチャンネル登録者数は125万人超え(2024年10月時点)の美容インフルエンサー。プチプラからハイブランドまで新作コスメのレビューやエンタメ性を加えた動画を日々発信している。

10代女子からは「わかりやすい説明と信頼できるからコスメを買う時の参考になる」「ついついみてしまうテンポ感」「とにかく紹介してくれるコスメの種類が多い」といった声があり、的確で分かりやすい彼女のレビューを参考にコスメの購入を検討する人も多いようだ。

4位:整形アイドル轟ちゃん

自ら整形を公表し、整形後の姿だけでなく、失敗談やダウンタイムの様子など赤裸々に公開する姿が、若年層から絶大な支持を受けている。

10代女子からは「考え方が素敵で、良い影響を受けるから」「素で話してくれている感じがする。リアルな本音ばかりで親近感を感じる」のような彼女のマインドに共感する内容に加えて「コンテンツが面白い」といった声も多く、コンテンツ自体の評価も高いようだ。

5位:鹿の間

2019年からYouTubeを始動。マイナス12kgダイエットが反響を呼び、現在チャンネル登録者数は90.5万人(2024年10月時点)と伸び続けている。

10代女子からは「商品紹介やメイク動画がとにかく分かりやすいから」「プチプラ紹介などお金が無くても参考にできる動画がある」「正直レビューしてくれるし可愛くて目の保養だから」といった声が集まった。2024年にはカラコンブランド「cicica」をプロデュースするなど活躍の場を広げている。

【大食い部門】

1位:カノックスター

韓国語で「食事動画」を意味する”モッパン”を中心に発信し、現在YouTube登録者数192万人(2024年10月時点)を誇る。いわゆる綺麗な食レポや食べ方からは逸脱した、彼の型破りなモッパンが面白いと若い世代に人気となっているようだ。

人気クリエイターとのコラボ動画や最近は2024年に誕生した娘との動画も公開しており、10代女子からは「汚いけど笑っちゃうから」「カノックスターにしかない魅力がある」「癖が強くて面白い」といった声があり、唯一無二の魅力でランキング1位獲得となった。

2位:しなこ

カラフルなお菓子を作って食べるASMR動画が人気となり、SNS総フォロワー数は350万人超え(2024年10月時点)。動画クリエイターとしてだけでなく、「ベビタピトーキョー」や「Sweet XO Good Grief」などでお菓子をプロデュースするスイーツクリエーターとしても活躍。さらに2024年には「しなこワールド」でアーティストデビューを果たすなど、多才な顔をもつ。

夢かわいいファッションやメイクは10代のアイコンとなっており、「しなこちゃんの雰囲気がすき」「カラフルで可愛い」「映像・音の両方で楽しませてくれる」といった声が集まった。

3位:MIYU ASMR

2019年からスタートしたYouTube『MIYU ASMR』は現在チャンネル登録者数243万人(2024年10月時点)。

大食いながらも、きれいな所作や咀嚼音が好評で、10代女子からは「大量な食べ物を美味しそうに最後まで食べ切るのが気持ちいいし、音も最高だから!」「盛り付けとか食べ方とかがきれい」「見た目も音も良くて癒されるから」「動画映えする画角、食べ物で見ていて飽きない」といった声が多かった。かわいらしい見た目と研究つくされたASMRが10代女子に癒しを与えているようだ。

4位:jkの偉大な胃袋

『jkの偉大な胃袋』の名前でASMRや食べ放題などの様子を投稿。TikTokでは投稿する度に10万以上のいいねがついている。

「笑顔でいっぱい食べてくれるし私たちでも食べやすいものが多い」「同じ高校生なのに動画編集が上手すぎる。偉大な胃袋という名前の通りたくさん食べてくれてる。友達との動画が面白い。」「とても美味しそうに食べるところが見ていて気持ちいいから」といった10代の声が多数あり、等身大の高校生の姿が同世代の間で人気となっているようだ。

5位:もえのあずき

身長153cmの可愛らしい見た目ながら、大食いタレントというギャップが魅力の「もえあず」こと「もえのあずき」がランクイン。バラエティー番組「元祖!大食い王決定戦」の5代目爆食女王(2015年から3連覇)の偉業をもつ実力派である。

10代女子からは「食べ物を粗末にせず、綺麗に食べるから好き」「顔や仕草がもえあずの個性に溢れててかわいいし食べているところを見て飽きない」「美味しそうに全部食べているから」といった声が集まった。

まとめ

以上、【2024年10月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキングでした。

近年は情報過多の時代がさらに進み、フェイク動画など情報の真偽やモラルが問われることも。そんな中で10代女子にとって、動画の面白さやクオリティといった面はもちろんながら「偽りのないリアルな意見」「等身大の姿」といった信頼度の高いインフルエンサーが人気を集めていることが分かります。信頼度の高いインフルエンサーのレビューや動画は見て楽しむだけでなく、実際に商品購入時の参考にするという意見も多いようです。

10代女子のトレンドやインサイトに大きく影響を及ぼす存在ですので、今後の最新トレンドのキャッチアップに、本調査をぜひお役立ていただけますと幸いです。

お問い合わせ

「消費者のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「インフルエンサーアサインを検討したい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

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  • 調査対象

    マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)

  • 有効回答数

    ①初回 n=76件 ②2回目 n=547件
    (2段階に分けて定量調査を実施。初回は名称をFAで聴取し、2回目は初回であがった名称を選択式で実施。)

  • 調査時期

    2024年8月~2024年9月

  • 方法

    インターネット調査

10代女子のスマホ利用実態を調査! 使用時間からSNSの利用方法まで徹底解説

デジタルネイティブと言われるZ世代にとって、スマホやSNSの利用方法にはどのような特徴があるのでしょうか。そこで今回は、16~19歳の女子高校生・大学生を対象に、SNSの利用実態についてアンケートを実施しました。スマホの使用時間から各SNSの使っている機能、情報収集方法まで詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,10代女子が利用しているSNSを調査!

 Q.SNSは何を利用していますか?

Q.SNSは何を利用していますか?

(n=380)

まず「LINE」「X(Twitter)」「Instagram」「TikTok」「YouTube」の5つのSNSの利用率について調査しました。

最も利用されているのは「LINE」95.8%となり、ほとんどの方が利用しています。続いて「Instagram」「YouTube」も85%以上の結果になりました。10代の半数以上が5大SNSのすべてを利用していることが分かります。

Q.1日でスマホを見ている時間は何時間ですか?

Q.1日でスマホを見ている時間は何時間ですか?

(n=380)

続いて1日の中でスマホを見ている時間について【平日】【休日】それぞれ調査しました。

【平日】のスマホ使用時間については「2時間以上3時間未満」「3時間以上4時間未満」がボリュームゾーンとなっています。一方【休日】の使用時間は「6時間以上」が35.3%で最多となりました。学校や部活・サークルなどで忙しい平日は3時間程度にとどまっていますが、休日は時間に余裕がある分、スマホにかける時間が極端に長くなることが見受けられます。

\10代女子のスクリーンタイムからリアルなスマホ利用時間を深掘り!体感と実態は異なるようで…/

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2,10代女子の使い分け方が分かる!SNSの使用機能を調査

ここからは、各SNSごとの傾向を詳しく見ていきます。

Q.【LINE】で使っている機能をすべて教えてください

Q.【LINE】で使っている機能をすべて教えてください

※「LINE」を使っていると回答した方 (n=364)

まず【LINE】で使用している機能については「個人トーク」「グループトーク」「個別通話」の回答が7割を超える結果となりました。友人や家族などとの連絡手段としての役割がメインとなります。一方で他のSNSのような不特定多数の相手に向けた投稿や閲覧、ニュースなどの情報収集としての利用は少ないことが分かります。

また「無料スタンプの購入」「LINEポイントを貯めている」「公式アカウントを登録している」など企業が出しているスタンプや広告、アカウントなどの接点もあることが分かります。

Q.【X(Twitter)】で使っている機能をすべて教えてください

Q.【X(Twitter)】で使っている機能をすべて教えてください

※「X(Twitter)」を使っていると回答した方 (n=276 内訳:【高校生】 n=128、【大学・専門学生】n=148)

続いて【X(Twitter)】で使用している機能については「いいね!」が81.5%で最多の結果となりました。次に多い「フォロー」「リポスト」も半数以上の回答率となっています。自分が投稿をする「ポスト」よりも他者の投稿やアカウントに対する反応のほうをメインとして利用していることが分かります。

 Q.【Instagram】で使っている機能をすべて教えてください

Q.【Instagram】で使っている機能をすべて教えてください

※「Instagram」を使っていると回答した方 (n=341 内訳:【高校生】 n=166、【大学・専門学生】n=175)

【Instagram】について、半数以上の回答率となっている部分を赤枠で囲ってみると、万遍なくあらゆる機能が使われているという印象があります。「ストーリーズの閲覧」「いいね!」などの他者への反応のみではなく、「ストーリーズの投稿」「DM」など自分からの発信も積極的に行っている点が、【X(Twitter)】と差が出ています。しかし閲覧・投稿の種類に注目してみると、「タイムライン」よりも「ストーリーズ」の利用率が高いことが分かります。常に記録として残る投稿よりも24時間で消えてしまう旬な情報のほうが10代女子にとっては気軽に閲覧・投稿ができるようです。

また年代別に深掘りしてみると、高校生の場合は「通話」「コメント」の利用率が大学生よりも高くなっています。高校生にとっては、情報収集や自分の投稿を記録するだけでなく、連絡手段として活用している方も多いようです。

 Q.【TikTok】で使っている機能をすべて教えてください

 Q.【TikTok】で使っている機能をすべて教えてください

※「TikTok」を使っていると回答した方 (n=260 内訳:【高校生】 n=126、【大学・専門学生】n=134)

【TikTok】の機能については「いいね」「保存」「検索」が半数以上の回答率となりました。【X(Twitter)】同様に自分で投稿するよりも閲覧するために利用している方が多いことが分かります。

年代別に注目してみると、高校生は「写真・動画撮影」「コメント」「エフェクト」「動画内の音楽を確認」の項目で大学生よりも回答率が高くなっています。写真撮影やエフェクト機能を利用した”カメラ”としての役割や音源で使われている音楽を確認してお気に入りの曲を見つけるなど、SNSの役割以外にも活用していることが分かります。

Q.【YouTube】で使っている機能をすべて教えてください

Q.【YouTube】で使っている機能をすべて教えてください

※「YouTube」を使っていると回答した方 (n=330)

【YouTube】で使用している機能については「動画の閲覧」が84.8%で最多となりました。フル尺の動画閲覧のほうが使用率は高いようですが、「ショート動画の閲覧」も6割以上の回答率を占めています。また「高評価」「チャンネル登録」も半数近い結果となっており、動画を視聴後にアクションを行う方も多いようです。

3,SNSごとに調査!使用時間の違いとは?

続いて【平日】【休日】の各SNSの使用時間について調査しました。

Q.1日で各SNSを見ている時間はどれくらいですか?

【平日】
【平日】Q.1日で各SNSを見ている時間はどれくらいですか?
【休日】
【休日】Q.1日で各SNSを見ている時間はどれくらいですか?

(n=380)

『LINE』は【平日】【休日】ともに「30分以上1時間未満」がボリュームゾーンとなっており、大きな差はないようです。また他のSNSに比べて、使用時間は短いことが分かります。主に連絡手段として使ってことから、必要なときだけ使用していると考えられます。

『X(Twitter)』は【平日】「30分以上1時間未満」、【休日】「15分以上30分未満」がボリュームゾーンとなっており、【休日】のほうが時間が短くなっています。他のSNSに比べても比較的使用時間は短く、情報収集として利用しつつも、知りたい情報だけを確認して長々と閲覧し続けるということは少ないようです。

『Instagram』『YouTube』は「1時間以上2時間未満」がボリュームゾーンとなっています。【休日】の場合は「2時間以上3時間未満」の割合が高くなっており、時間に余裕があれば、つい使用時間も長くなるSNSだと分かります。

また『TikTok』は「1時間以上3時間未満」がボリュームゾーンとなっており、他のSNSに比べて長時間見ている傾向があります。スワイプして次から次へと動画が流れてくるため、見飽きることなく長時間使用している方が多いことが伺えます。

\1日の中で見ている時間帯を調査!各SNSで使用時間帯も異なる?/

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4,1人2つ以上は当たり前⁉SNSのアカウント数を調査!

Q.各SNSのアカウント数を教えてください

Q.各SNSのアカウント数を教えてください。

(n=380)

各SNSのアカウント数については『X(Twitter)』『TikTok』『YouTube』は「1つ」の回答が最多となった一方で、『Instagram』は「2つ」「3つ」がボリュームゾーンとなりました。

\もっと深掘り!アカウントはどのように分けている?2つ以上持っている理由を分析!/

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5,SNSでよく調べる情報は「推し」!SNS×カテゴリ別に情報収集内容を調査

 Q.各SNSでよく調べる情報を全て教えてください

 Q.各SNSでよく調べる情報を全て教えてください。

(n=380)

続いて各SNSで調べる情報について調査しました。

すべてのSNSで最も多く検索されている内容は「推し」に関するものであり、回答率は半数以上となりました。マイナビキャリアリサーチLab(外部リンク)のZ世代の調査では「推しがいる」と回答した方は93.7%という調査結果があり、10代女子にとっても推しは欠かせない存在だと言えます。推し自身のアカウントをチェックしたり、推しに関する情報を収集したりするため、各SNSを万遍なく使用しているようです。

「グルメ」「美容」「ファッション」に関しては『Instagram』をメインに調べつつ、『TikTok』で流れてくる情報もチェックしていることが伺えます。また「音楽」は『YouTube』、「時事ニュース」は『X(Twitter)』がメインの結果となりました。

『X(Twitter)』では文章、『Instagram』『TikTok』ではビジュアル、『YouTube』では動画という各SNSの特性に合わせて情報収集する内容も使い分けていることが分かります。

 

\10代女子の間で話題のBeReal.についても調査!彼女たちがハマっている理由とは?/

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まとめ

  • SNSの利用率:1位「LINE」2位「Instagram」3位「YouTube」4位「X(Twitter)」5位「TikTok」
  • 1日でスマホを見る時間
    └【平日】「2時間以上4時間未満」がボリュームゾーン
    └【休日】「6時間以上」がボリュームゾーン
  • 各SNSの機能
    └【LINE】「個人・グループトーク」「個別通話」が7割以上→連絡手段
    └【X(Twitter)】「いいね!」「フォロー」「リポスト」が半数以上→他者への反応、閲覧がメイン
    └【Instagram】「ストーリーズの閲覧・投稿」「いいね!」「DM」→閲覧・投稿どちらも利用。高校生は「通話」「コメント」など連絡手段としても活用
    └【TikTok】「いいね」「保存」「検索」→閲覧メイン。高校生は「写真・動画撮影」「エフェクト」も一定数あり
    └【YouTube】「動画の閲覧」が最多→閲覧メイン。「チャンネル登録」「高評価」などの反応も行う
  • 1日で各SNSを見る時間
    └【LINE】【X(Twitter)】「30分以上1時間未満」
    └【Instagram】【YouTube】「1時間以上2時間未満」休日のほうが使用時間が長くなる
    └【TikTok】「1時間以上3時間未満」他のSNSよりも長時間利用する傾向
  • SNSでよく調べる情報は「推し」
    └【Instagram】では「グルメ」「美容」「ファッション」も4割以上

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、各SNSでよく投稿する内容BeReal.の利用実態などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    ・マイナビティーズ会員
    ・16~19歳/女性/未婚/子どもなし/高校生、大学生・専門学生/SNSを使用している

  • 有効回答数

    380件

  • 調査時期

    2024年9月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年上半期】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

2024年上半期のトレンドランキングは、コト部門でランクインした「猫ミーム」の動画内で使用されていたフレーズがコトバ部門でもランクイン。また、ウタ部門1位の「Bling-Bang-Bang-Born」が起点となって、アニメやダンスが話題になり、コト部門で「BBBBダンス」がランクインするなど、部門を越え流行していく傾向もみられた。

前年から話題を集めていたSNS「BeReal.」は10代女子の定番SNSとしての地位を確立。さらに、コト部門では映画やアニメ、モノ部門ではお菓子やフードがランクイン。近年の傾向と変わらず、トレンドの情報元はTikTokでありつつも、TikTok上で流行りを見聞きするだけでなく、実際に購入したり劇場に足を運んだりなどリアルに体験したものが票を集める結果となった。

計5部門のトレンドランキング最新版をお届けします。

■ヒト部門編

ヒト部門編

1位 『ME:I(ミーアイ)』

日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」、通称「日プガールズ」で選抜され、4月にデビューを果たした11人組ガールズグループ。番組を見ていた10代女子が多く、番組のテーマソングもウタ部門9位にランクイン。

ヒト部門1位「ME:I」受賞コメント👑
この度は、このようなランキングでME:Iが1位を獲得させて頂けたことを、本当に光栄に思います!! まさにME:Iは「未来のアイドル」というテーマを掲げて、今の若い世代にとってファッションや音楽や様々な分野でのアイコンとなるアイドル像を目指しているグループです。 デビューしたばかりでまだまだこれからですが、大きく、一歩前進できたような気がして、心から嬉しく思います(^^) これからも、もっともっと愛される、常にホットなグループあり続けられるようメンバー11人皆でME:Iらしく頑張ります!!

2位 『NewJeans』

韓国の5人組ガールグループが昨年に引き続きランクイン。彼女たちの楽曲やファッションは常に10代女子の注目を集め、話題が尽きない。2024年6月には日本デビューを控えており、海外アーティスト史上最速となる東京ドームでの単独公演も開催予定。さらなる旋風を巻き起こすことが期待され、今後も目が離せない。

3位 『なこなこカップル』

「なごみ」「こーくん」の愛称で人気を誇るカップルYouTuber。チャンネル登録者数は159万人(2024年5月時点)を超え、モデルやタレントなど個人での活動も幅広く行っている。2024年3月に開催された「東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」の中で、結婚を発表。10代女子の間では「以前から人気だったが、結婚報告で今年はより話題になった」という声が多かった。

4位 『宮世琉弥』

2024年3月公開の映画「恋わずらいのエリー」で初主演を務めると10代女子の間で話題に。今年は4月期ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」や6月公開映画「おいハンサム!!」 など数多くの作品に出演するとともに、シンガーソングライター「Ryubi Miyase」としても活動をスタートさせ、マルチな才能を発揮している。

5位 『松田元太

男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバー。ドッキリ企画など数々のバラエティ番組に出演すると、「天然なキャラクターが面白い」と10代女子の間でも話題となり、注目を集めている。さらに2024年4月期ドラマ「東京タワー」に出演するなど俳優業でも活躍の場を広げている。

6位 『粗品』

お笑いコンビ「霜降り明星」としての活動に加えて、ミュージシャンやYouTuberなど多彩な顔を持つ。自身のYouTubeでは、ライブ配信の際に「スーパーチャット(通称スパチャ)」と呼ばれる“投げ銭”機能で1万円以上送ってくれたファンを「太客」と命名。10代女子の間では「太客ぅ~の動画が面白い」「ライブに行って生で聞いてみたい」といった声があがっていた。

7位 『出口夏希

コト部門2位にランクインした映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」や2024年1月期月9ドラマ「君が心をくれたから」など話題作に立て続けに出演すると、瞬く間に10代女子の注目を集めた。さらに4月期月9ドラマ「ブルーモーメント」ではヒロインを務めており、益々の活躍が期待される。

8位 『チェ・ジョンヒョプ

2024年1月期ドラマ「Eye Love You」で日本のドラマに初出演。スタイル、ルックスの良さに加えて、劇中で日本語を話す様子が愛らしく、たちまち多くの女性ファンを虜にした。10代女子も例外ではなく、ドラマ自体もコト部門で6位にランクインする結果に。韓国ブームが続く中、地上波ドラマ出演による活躍は一気に知名度を上げたと言える。

9位 『ILLIT(アイリット)

サバイバル番組「R U Next?」で選抜、結成された日本人2名を含む、5人組ガールグループ。2024年3月デビュー後、わずか3週間でバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」の企画に参加し話題を集め、ガンバレルーヤとダンスコラボした動画はTikTokで120万いいねを記録。(2024年5月時点)またデビュー曲「Magnetic」のダンスを真似する人が続出し、TikTokでも大流行している。

10位 『板垣李光人

2022年に一世を風靡したドラマ「silent」で主人公の弟役で出演し、10代女子をはじめ一気に世間での知名度をあげた。2024年4月には映画「陰陽師0」に出演するなど数々のドラマや映画に引っ張りだこ。さらにnews zeroの水曜パートナーに抜擢されるなど多方面での活躍が著しい。

■コト部門編

コト部門編

1位 『猫ミーム』

TikTokをはじめ、YouTubeやX上でも大流行した猫ミームが1位に。猫ミームとは、思わずクスッと笑ってしまうようなエピソードやあるあるネタを、猫の画像や動画を素材として、コメントやキャプションをつけて再編集した動画のこと。10代女子が口を揃えて「自分で動画を作ったりはしないけど、とにかくSNSでよく流れてきた」と回答していた。

2位 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

興行収入40億円以上を記録した大ヒット作がランクイン。福原遥・水上恒司主演の、戦時中の日本にタイムスリップした女子高生と、特攻隊員の青年の恋を描いたラブストーリー。映画の公開は2023年12月8日だったものの、徐々に人気が高まり2024年の上半期も10代女子の間で話題に。「切ないストーリーに心を打たれた」「周りの友達がみんな見に行っていた」などの声が挙がった。

3位 『変な家

YouTubeの再生回数2000万回を超えるミステリー動画の映画化作品。ユーチューバーの雨穴(うけつ)が3年ほど前にWEBメディアで公開した記事「不動産ミステリー 変な家」をベースにした内容となっている。独特な世界観と、ホラーテイストの見ごたえのあるストーリーに好奇心がくすぐられた10代女子が多いようだ。

4位 『BBBBダンス

ウタ部門第1位の「Bling-Bang-Bang-Born」の曲に合わせて踊るダンスがコト部門としてもランクイン。アニメ「マッシュル-MASHLE-」とコラボしたPVの中で、両手をあわせて左右に揺れるサビの振付が元ネタとなり、SNSでバズった。サビ以外もオリジナルの振付を考案するなど、多くのTikTokerがダンス動画をアップし、さらなる盛り上がりをみせていた。

5位 『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦

バレーボールにかける高校生たちの熱い青春を描いた人気漫画原作のアニメ「ハイキュー!!」の劇場版作品。公開されるや否や10代女子の間で話題となり、「今までアニメを見ていなかった人でもハマっていた!」「毎回入場者特典が変わるからリピーターが多い」などの声が多く、熱量の高さが伺えた。

6位 『Eye Love You

2024年1月期ドラマで、心の声が聞こえる“テレパス”を持つ主人公が年下の韓国人留学生と恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。「毎週放送を見て、友達と連絡し合っていた」と話すほど毎回の胸キュンが話題に。ヒロインの相手役に抜擢された韓国人俳優「チェ・ジョンヒョプ」や主題歌「幾億光年」も各部門でランクインするなど、10代女子にとって上半期イチ注目度の高いドラマとなった。

7位 『マッシュル-MASHLE-

「魔法界」を舞台に、魔法を使えないながらも鍛え抜かれたパワーをもつ主人公が魔法に立ち向かっていく「アブノーマル・ファンタジー」。テレビアニメ放送の2期では、爆発的人気となったオープニング主題歌「Bling-Bang-Bang-Born」をきっかけにアニメもハマったという10代女子も多かった。

8位 『薬屋のひとりごと

2024年3月まで放送されていたアニメ「薬屋のひとりごと」がランクイン。薬師の少女が難事件を次々に解決していく痛快ミステリーとなっている。原作はシリーズ累計発行部数3300万部を突破、さらに2025年には早くも第2期の放送が決定するなど、まだまだ人気が絶えない。

9位 『恋わずらいのエリー

累計発行部数210万部を記録した人気コミックが2024年3月に待望の実写化。高校生活を舞台に学校イチのさわやか王子と妄想好き女子のラブストーリーという展開かつ、今をときめく若手俳優、宮世琉弥×原菜乃華のW主演とあって、10代女子の間で特に話題となっていた。

10位 『ディズニー・パルパルーザ

東京ディズニーランドの2024年新イベントがランクイン。特に3月まで行われていたシリーズ第1弾「ミニーのファンダーランド」は10代女子の間でも大盛況。「Instagramのおすすめでよく見た」「ミニーちゃんの床が可愛くてみんな写真撮ってる」などSNS上での流行にとどまらず、実際に足を運んだ10代女子も多かった。

■モノ部門編

モノ部門

1位 『ハッピーセット「ハローキティ50周年」

マクドナルド「ハッピーセット」とハローキティ50周年を記念したコラボレーションが堂々の1位に。セットのおまけとしてついてくる全50種類のキティのぬいぐるみがかわいいと、10代女子の間で人気となり、「ぬいぐるみが欲しくてマックをハシゴしたけど、全然買えなかった」という声も。

2位 『平成女児チョコ

平成に小学生の女の子が作っていたような、溶かしたチョコをアルミカップに流し入れ、上からカラフルなスプレーチョコや銀色のアラザンをふりかけた手作りチョコのことで、バレンタインデーに話題となった。小学生当時にそのチョコを作っていたミレニアム世代からは「懐かしい!」という声が挙がったが、Y2Kブームが続いている10代女子にも刺さったようだ。

3位 『アサイーボウル』

2013年頃に大きなブームを巻き起こしたアサイーボウルの人気が再燃。特に表参道では専門店がひしめき合い、行列ができるほどの人気ぶりだ。SNSで話題となった「THE_B」や2024年4月にオープンしたハワイの大人気店「ラニカイジュース」など、人気の専門店が増えておりこれからもブームは続きそうだ。

4位 『500種類の名前入りコアラのマーチ』

2024年に40周年を迎える「コアラのマーチ」が、記念として500種類の名前入りビスケットに切り替え販売した。インタビューでは、「知ってる人の名前を探して、見つけたらその子にプレゼントしてた」「推しの名前が出てくるまで買ってた」などの声が聞かれ、さまざまな楽しみ方をしていたようだ。

5位 『シャインマスカットボンボン』

関東エリア限定のファミマで販売されたお菓子。売り切れ店舗が続出し、どこに行っても買えない幻のお菓子として話題となった。「ファミマを何件も回ったけど買えなかった」と、残念がる声が多数聞かれた。

6位 『オペラ フラペチーノ』

2024年1月に登場したスタバの新作がランクイン。バレンタインシーズンも相まって、飲みに行った10代女子が多かった。またホワイトオペラフラペチーノも同時期に発売されており、友達との間でどちらが好きかを話したなど、おいしさだけではなく友達との話のネタとしても話題になったようだ。

7位 『ハッピーセット「星のカービィ」』

マクドナルド「ハッピーセット」の星のカービィとのコラボがランクイン。もちもちと弾力のある、肌触りの良い手のひらサイズのぬいぐるみのおもちゃがもらえると、マクドナルドへ買いに走った10代女子が続出した。人気過ぎて早期終了・第3弾は中止されるなど、手に入れられた子はほとんどいないようだ。

8位 『うさぎ舌リップ』

韓国でバズった、うさぎの舌のようなカラーのツヤ感のあるリップ。青みよりのピンクが今っぽいと韓国で人気になり、日本でも10代を中心に話題になっている。rom&ndやDinto・dasiqueなど、さまざまなブランドから人気色が生まれたようだ。

9位 『鼻チーク』

インタビューでも実践している子が多かったメイク。純欲メイクと同時期に一度流行り、最近韓国アイドルが鼻チークをしているのを見て、再燃しているようだ。「盛れるのでみんなやっている」という声もあり、10代女子にとっては定番メイクになっているようだ。

10位 『スタバの色が変わるタンブラー』

スタバの「ミステリーカラーチェンジングリユーザブルコールドカップ」のこと。昨年も販売され、売り切れ続出で購入できなかった人には待望の再販となった。「これが欲しすぎてスタバに真っ先に買いに行った」「持ってはいないけど、SNSで持っている人の動画を見て可愛いと話題になった」など、インタビューでも認知率の高かった商品だ。

■コトバ部門編

コトバ部門編

1位 『BeRealきた』

2023年のモノ部門にランクインしていた「BeReal.」は、今や10代女子にとって欠かせないSNSのひとつ。アプリから通知が届き、2分以内に写真を撮影して投稿しなければならない仕組みだが、通知のタイミングはランダムであるため、突然通知が来ると、「BeRealきた!」と反応するのが日常となっているようだ。

2位 『それガーチャー?ほんまごめんやで』

ドラマ「ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~」の劇中において、菊池風磨と今井アンジェリカの掛け合いとして使用されたことが発端となり、様々なアイドルやインフルエンサーの間で浸透していった。「それガ―チャー?」とは「それ本当?」を意味しており、10代女子の間では、誰かが「それガーチャー?」と言うと、合いの手のようにみんなで「ほんまごめんやで」と言って盛り上がるのが定番となっているようだ。

2位 『チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバ』

猫ミームの素材として使用されたフレーズがコトバ部門でランクイン。実はチリで20年前にリリースされた「Dubidubidu(ドゥビドゥビドゥ)」という曲のフレーズであり、1度聞いたら耳から離れない中毒性の高さが話題に。「ついつい口ずさんでしまう」という10代女子の声が多く挙がった。

4位 『ハッピーハッピーハッピー』

2位「チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバ」に続き、「ハッピーハッピーハッピー」も猫ミームの素材として使用されたフレーズ。猫ミームでよく耳にしたという声がある中で、「普段学校で使う」という10代女子の意見もあった。ポジティブでリズミカルな点が10代女子の間でも親しまれたのかもしれない。

5位 『~ちゃむ』

Z世代に人気のクリエイター「可哀想に!」が手掛けるキャラクター「んぽちゃむ」の口癖から生まれたコトバ。2023年のトレンドランキングではモノ部門4位で「んぽちゃむ」がランクイン。さらに10代女子の人気は上昇し、「んぽちゃむ」のショート動画で登場する語尾「~ちゃむ」を真似して、普段の会話やSNSでのやりとりの際に使用することが流行ったようだ。

6位 『チーム友達』

ウタ部門10位千葉雄喜の「チーム友達」が派生してコトバ部門でもランクイン。TikTokの音源として広がりを見せると、中毒性の高い歌詞が10代女子の間でも瞬く間にバズり、「チーム友達、チーム友達、チーム友達」と連呼することがコトバとして流行した。

7位 『様子のおかしい美人』

美人が変顔をしたり、ふざけたりする動画をTikTokで投稿すると、そのギャップから「様子のおかしい美人」というコトバがハッシュタグやコメント欄で流行した。振り切った変顔をするTikTokerや和室で踊るアンバランス感を狙った動画など様々なパターンの投稿をよく目にしていたようだ。

8位 『#回転界隈』

TikTokで流行ったハッシュタグ「#回転界隈」がランクイン。音楽に合わせて90°ずつ回転しながら、コーディネートを紹介する動画のことで、安室奈美恵の「GIRL TALK」を音源に使うのが定番となっているようだ。10代女子の間では、「変な恰好した回転界隈が流行ってる」という声もあった。

9位 『~リアル』

10代女子の間で定番化したSNS「BeReal.」は、コトバ部門1位「BeRealきた」に加えて「~リアル」というワードも生み出した。お互いのアカウントを交換する時に「〇〇のリアル見たい」など、SNS上だけでなく普段の会話の中でもBeReal.が溶け込んでいるようだ。

10位 『~くださーい』

海外のTikTokerが日本語で「す⤴しくださぁ⤵ い」と言いながら歩く動画がTikTokでバズった。その特徴的なイントネーションを真似した「~くださーい」がコトバとしてランクイン。Z世代に人気のインフルエンサー「おさき」も動画をあげていたことから10代女子の間でも話題になった。

■ウタ部門編

ウタ部門編

1位 『「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts』

テレビアニメ「マッシュル-MASHLE-」の主題歌としてCreepy Nutsが書き下ろした楽曲で、リリース後は瞬く間に大ヒット。10代女子の間では「歌うのが難しいが、癖になる」と話題になった。アニメはもちろん、楽曲名の頭文字をとった「BBBBダンス」がTikTokで流行し、アニメ・ダンスともにコト部門にもランクイン。10代女子の2024年上半期の話題の中心となった。

2位 『「晩餐歌」tuki.』

突如登場した高校生アーティストtuki.のファーストデジタルシングルが2位にランクイン。TikTokで公開された「晩餐歌」は一気に話題となり、Spotifyの「バイラルトップ50 – ⽇本」では初登場で1位を獲得するなど各音楽チャートでランクイン。YouTubeで公開中のMVは4280万回超え(2024年5月時点)と異例の記録となっている。「晩餐歌はカラオケでよく歌う!」という声が多く、10代女子の新たな定番曲となっているようだ。

3位 『「全方向美少女」乃紫』

作詞・作曲に加えて、編曲・映像制作に至るまでセルフプロデュースを行うソロアーティスト・乃紫(noa)の楽曲。TikTokで曲が公開されると、“TikTok Weekly Top“で2週連続1位を獲得。「正面で見ても横から見ても下から見てもいい女」のフレーズに合わせてアングルを変えながら撮る動画が10代女子の間で流行し、人気となった。

4位 『「幾億光年」Omoinotake』

コト部門6位にランクインしたドラマ「Eye Love You」の主題歌。YouTubeで公開されているMVは2782万回を超えている。(2024年5月時点)近年、10代女子の流行の起点はTikTokが多くなっているが、今回はTikTokよりもドラマの主題歌として好きになった、流行ったという声が印象的だった。

5位 『「♡人生♡」コレサワ』

配信リリースは2023年4月だが、Z世代の間でじわじわと人気になり、TikTokでサビ部分の音源や振付動画が拡散されて2024年上半期にバズった。インタビューでは「高校生活の写真並べて音源を♡人生♡にするのが卒業シーズンに流行った」との声があがると共感する10代女子が多かった。

6位 『「初恋キラー」乃紫』

3位の「全方向美少女」に加え、乃紫(noa)の曲が2曲ランクイン。「初恋キラー」は2024年5月にシングルとしてリリース。しかし、リリース前からその反響は大きく、3月にデモを公開するとTikTokで瞬く間にバズり、キャッチーなフレーズや中毒性のあるサウンドが10代女子の間でも話題となった。

7位 『「LOOK AT ME」TWICE』

2017年にリリースされた「TWICE 1st Album」の収録曲がリバイバルヒット。「Look at me」の歌詞に合わせて自分を指さしながら踊る、ダンス動画がTikTokチャレンジをきっかけにバズった。TWICE本人たちに加えて、多くの韓国アイドルグループが参加したことでますますの盛り上がりを見せた。

7位 『「最上級にかわいいの!」超ときめき♡宣伝部』

6人組のアイドルユニット「超ときめき♡宣伝部」の最新曲がランクイン。失恋ソングながら「君に振られて最上級に可愛いの」とポジティブでポップな歌詞が話題となり、TikTokをはじめとしたSNSでバズった。10代女子の間では手振りをしながら、「みんな知っているし、踊れる!」という声が目立っていた。

9位 『「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』

ヒト部門で1位となった「ME:I(ミーアイ)」を生んだオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のテーマ曲。練習生たちが夢へ向かう意思を表現したこの曲は、番組の注目度の高さとともに10代女子の間で話題となった。

10位 『「チーム友達」千葉雄喜』

2024年2月にリリースされたこの曲は「チーム友達」「契り/契ろう」などインパクトのあるシンプルなフレーズが連呼され、その中毒性から大ブレイクとなった。10代女子の間ではウタの枠を超えて、TikTokの音源やコトバとしても話題となり、コトバ部門では6位にランクインしている。

 

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  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    682件

  • 調査時期

    2024年4月11日~2024年5月7日

  • 方法

    『マイナビティーンズ』メンバー78名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施