若手社会人の「ふるさと納税」利用実態を経験者・未経験者に大調査!始めるきっかけやサイトを選ぶ基準とは?

2023年10月から制度変更があり、直前には“駆け込み需要”も発生した「ふるさと納税」。今回、25〜29歳の若手社会人を対象に、「ふるさと納税をやったことがある“経験者”」と「これから始めようと思っている“未経験者”」にアンケート調査を実施しました。始めるきっかけや割り当て金額、ふるさと納税を選ぶ基準など傾向の違いを詳しく解説します。

【ふるさと納税 経験者】ふるさと納税を始めた時期や納税自治体数のボリュームゾーンとは?

Q. 初めてふるさと納税をしたのは何歳の時ですか?


Q. 初めてふるさと納税をしたのは何歳の時ですか?

【経験あり】(n=307)

Q. 平均して1年でいくつの自治体にふるさと納税を行っていますか?


Q. 平均して1年でいくつの自治体にふるさと納税を行っていますか?

【経験あり】(n=307)

「ふるさと納税を行ったことがある」方(以後“経験あり”)に、初めてふるさと納税をした年齢を調査したところ「24歳」「25歳」がボリュームゾーンとなりました。社会人になって2〜3年目のタイミングにあたることから、年間の納税額がわかったら早いうちからふるさと納税を行う方が多いようです。

1年でふるさと納税を行う自治体の数は、「2か所」「3か所」が25%以上となりました。ふるさと納税にあてられる金額にも左右されますが、1つの自治体で寄付可能額を使い切るよりも、いくつかの自治体に分散して寄付する方が多いことが分かります。

【ふるさと納税 未経験者】今までふるさと納税をしていなかった理由から興味をもった・始めたいと思ったきっかけまでを分析!

Q. 今までふるさと納税をしていなかった理由は何ですか?


Q. 今までふるさと納税をしていなかった理由は何ですか?

【経験なし】(n=302 内訳:【男性】n=151、【女性】n=151

一方で 「ふるさと納税をしたことがないが、興味がある・始めようと思っている」方(以後“経験なし”)にも調査をしました。

今までふるさと納税をしていなかった理由は、「仕組みがよくわからない」「ふるさと納税の手続きが面倒くさい」が多数派となりました。メリットの多いふるさと納税ですが、仕組みを理解することや手続きを把握することに対して、ハードルが高いと感じている方が多いようです。

また男性の場合は「自己負担額がかかるため」17.2%と女性に比べて高く、2,000円の負担額が懸念材料になっているという意見もあるようです。

Q. ふるさと納税を始めたきっかけ/興味をもった・やろうと思ったきっかけは何でしたか?



Q. ふるさと納税を始めたきっかけ/興味をもった・やろうと思ったきっかけは何でしたか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

ふるさと納税を始めたきっかけを調査したところ、“経験あり”の場合 1位「所得税の還付、住民税の控除のため」、 2位「返礼品がほしかったから」となりました。
また “経験なし” の場合も1・2位は“経験あり”の方と同様の結果となりました。会社員であれば源泉徴収で引かれてしまう税金が、少ない負担額で魅力的な返礼品に変えられることにお得さを感じて、始めるきっかけになる方が多いのかもしれません。

一方、「テレビで見て」の率に関しては、経験ありの場合は少ないものの、経験なしは一定数が集まりました。近年はCMや番組で取り上げられることも多く、目にする機会が増えたことで自分ゴトとして捉え始めたというケースもあるようです。

ふるさと納税に使うサイトや選ぶ基準とは?経験者と未経験者で明らかな違いあり!

Q. ふるさと納税に使用している/使用しようと検討しているサイトを教えてください。

Q. ふるさと納税に使用している/使用しようと検討しているサイトを教えてください。

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

Q. そのサイトを使っている/検討している理由は何ですか?


Q. そのサイトを使っている/検討している理由は何ですか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

ふるさと納税に使用するサイトについては、経験ありと経験なしで異なる結果となりました。“経験あり”の場合は「楽天ふるさと納税」が最多の55.1%となった一方で、“経験なし”で多かったのは「さとふる」50.0%、「ふるなび」35.4%となりました。

サイトを使う理由では、“経験あり”は「ポイントが貯まる・もらえるから」、“経験なし”は「有名なサイトだから」の回答が各々50%を超える結果となりました。

“経験なし”の方は「テレビでみて」がきっかけで始めるという回答も多かったことから、CMやネット広告などでよく見かけるサイトが王道だと認識し、使用する傾向があるようです。一方、数回ふるさと納税を経験した方は、日常的に使っているポイントサービスと親和性の高いふるさと納税サイトを選んでいるようです。

Q. 年間でふるさと納税にあてている/あてたいと考える金額を教えてください。


Q. 年間でふるさと納税にあてている/あてたいと考える金額を教えてください。

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

年間でふるさと納税にあてる金額は、経験ありと経験なしで分かれる結果となりました。“経験あり”の場合は「2万円以上3万円未満」が26.1%と最多で、「2万円以上4万円未満」がボリュームゾーンとなっています。

一方、“経験なし”の場合は「1万円以上2万円未満」が34.1%で最多となっており「2万円未満」がボリュームゾーンとなりました。新たに始める方は少額からスタートする傾向があるようです。

Q. 【自治体】どんな基準で選びますか?


Q. 【自治体】どんな基準で選びますか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

Q. 【寄付の使い道】どんな基準で選びますか?


Q. 【寄付の使い道】どんな基準で選びますか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

ふるさと納税を選ぶ基準について、【自治体】では「返礼品に惹かれた」が経験あり・経験なしどちらも最多となりました。
また“経験なし”は、「返礼品の還元率が高い」の選択肢も50%を超えており、よりお得なものを選びたいという傾向があるようです。

【寄付の使い道】では「おまかせ」の回答が多く、次いで「こども・子育て」が多い結果となりました。
また“経験なし”の場合は「観光」の回答率が20.2%と“経験あり”に比べて高くなっています。

若手社会人が魅力に感じる返礼品とは?

Q . 【返礼品】どんな基準で選んでいますか?


Q . 【返礼品】どんな基準で選んでいますか?

【経験あり】(n=307)【経験なし】(n=302)

Q .今までもらったことのある返礼品の中で一番満足している返礼品を教えてください。


Q .今までもらったことのある返礼品の中で一番満足している返礼品を教えてください。

【経験あり】(n=307 内訳:【男性】n=152、【女性】n=155

続いて【返礼品】を選ぶ基準は経験あり、経験なしともに「自分が欲しいもの・好物」が90%近い結果となりました。

そこで“経験あり”の方に一番満足している返礼品について調査したところ、一番人気は「肉」28.0%、次いで「魚介・海産物」16.6%となりました。ブランドや天然ものなど、普段はなかなか買わないけれど、ふるさと納税で高級な食材を試してみたいという方も多いのではないでしょうか。

男女別にみてみると、男性の場合は「米・パン」が多く、女性は「果物・フルーツ」「お菓子・スイーツ」が多い結果となりました。

【ふるさと納税 経験者】情報収集の方法を深掘り!

Q. ふるさと納税に関して情報収集しているものを全て教えてください。


Q. ふるさと納税に関して情報収集しているものを全て教えてください。

【経験あり】(n=307 内訳:【男性】n=152、【女性】n=155

Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。


Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」を選択した方 【経験あり】(n=120 内訳:【男性】n=44、【女性】n=76

“経験あり”の方にふるさと納税の情報収集について経験者に調査したところ、「SNS」が39.1%で最多、次いで「テレビ」が28.7%の結果となりました。

さらにSNSを深掘りすると、媒体としては「X(Twitter)」、投稿は「一般人の投稿」「インフルエンサー・有名人の投稿」の回答が多くなりました。
男女別の傾向では、男性は「YouTube」、女性は「Instagram」を参考にしていることが分かります。

まとめ

【ふるさと納税経験あり】

  • 初めてふるさと納税をした年齢は「24歳」「25歳」が多数。
  • 1年でふるさと納税を行う自治体の数は、「2か所」「3か所」がボリュームゾーン。
  • 使用サイトは「楽天ふるさと納税」の支持率が高く、理由は「ポイントが貯まる・もらえるから」
  • 寄付の使い道は「こども・子育て」が多数。
  • よかった返礼品は「肉」「魚介・海産物」

【ふるさと納税経験なし】

  • 今までやらなかった理由は、「仕組みがよくわからない」「ふるさと納税の手続きが面倒くさい」が多数。
  • ふるさと納税を始めたいきっかけ「所得税の還付、住民税の控除のため」が1位で、「返礼品がほしかったから」が2位。
  • 使用サイトは「ふるなび」「さとふる」の支持率が高く、理由は「有名なサイトだから」
  • 寄付の使い道は「こども・子育て」「観光」が多数。

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、ふるさと納税経験なしの方が検討している返礼品についてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    【ふるさと納税 経験あり】25~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/ふるさと納税をしたことがあると回答した方
    【ふるさと納税 経験なし】25~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/ふるさと納税をしたことはないが、興味がある・やろうと思っていると回答した方

  • 有効回答数

    【ふるさと納税 経験あり】307件(男性:152件、女性:155件)
    【ふるさと納税 経験あり】302件(男性:151件、女性:151件)

  • 調査時期

    2023年10月

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人600人に冬のボーナスの使い道を大調査!男女で異なる消費傾向や資産運用方法などを解説

ビジネスパーソンにとって年末の大きな楽しみでもあるボーナス。今回は2535歳の社会人を対象に冬のボーナスについて調査。男女各300名の大規模アンケートによって明らかとなった、貯蓄と消費の割合や具体的な消費先など、男女で異なるボーナスの使い道について詳しくお伝えします。

今年の冬のボーナスは昨年と比べて変化はある?若手社会人の平均支給額を調査!

昨年の冬のボーナス支給額を教えてください。


昨年の冬のボーナス支給額を教えてください。

(n=636)

昨年の冬のボーナスと比べて、今年の冬のボーナスは支給額に変化はありそうですか?


昨年の冬のボーナスと比べて、今年の冬のボーナスは支給額に変化はありそうですか?

(n=636)

まずは若手社会人の冬のボーナスについて、基本的な事柄を調査しました。去年のボーナスの支給額は、「30万円以上50万円未満」が37.3%で最多となり、次に多かった「30万円未満」35.2%と合わせても若手社会人の7割超が50万円に収まる金額が多数派だと分かります。

また、昨年の冬のボーナスと比べた今年の支給額の変化については、「ほぼ変わらない予定」 が75.2%となりました。

冬のボーナスの使用目的は?貯蓄と消費のバランスを男女別に調査!

今回の冬のボーナスの使用目的はなんですか?



今回の冬のボーナスの使用目的はなんですか?

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

今回の冬のボーナスの主な使用目的を聞いたところ、全体では「貯蓄」が63.8%で最多となり、消費としては「自分へのごほうび」が47.3%で多い結果になりました。

また男女別でみてみると、男性は女性に比べて「資産運用」の割合が高い結果となりました。ボーナスというタイミングを利用することで、多少のリスクがありつつも将来に向けて資産を増やすことにチャレンジできると感じているのではないでしょうか。

一方で女性は「美容・健康など自分磨きのため」「推し活のため」の割合が男性より高く今の自分にとってモチベーションがあがることにお金を使いたい傾向にあるようです。

貯蓄と消費にあてる金額の割合を教えてください。(※資産運用の場合は消費に入ります)


貯蓄と消費にあてる金額の割合を教えてください。(※資産運用の場合は消費に入ります)

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

貯蓄と消費の割合を聞いたところ、全体としては「貯蓄7:消費3」が多数でした。

しかし男女別でみると男性の場合は「貯蓄5:消費5」の割合が全体より高く、女性は「貯蓄7:消費3」の割合が高い結果となりました。男性のほうが資産運用なども含め、消費にあてる割合が高いといえます。

【ボーナスの使い道・貯蓄について】昨年比で貯蓄にあてる金額はどう変わる?貯蓄する理由を調査!

昨年の冬のボーナスと比べて、貯蓄にあてる金額は変化しそうですか?


昨年の冬のボーナスと比べて、貯蓄にあてる金額は変化しそうですか?

(n=636)

貯蓄にあてる金額を増やす予定と回答した方にお聞きします。その理由は何ですか?


貯蓄にあてる金額を増やす予定と回答した方にお聞きします。その理由は何ですか?

※貯蓄にあてる金額を「増やす・大幅に増やす予定」を選択した方 (n=176)

ボーナスの使い道のうち『貯蓄』について聞いたところ、去年の冬のボーナスと比べて貯蓄にあてる金額の変化は「ほぼ変わらない予定」が65.9%となりました。

一方貯蓄を増やすと回答した方に理由を聞くと、「生活維持のため」が34.7%と最も多く、次いで「お金を貯めるのが好きなため」29.5%となりました。不景気の影響下で育った若手社会人層は、倹約意識が高く、一定額を貯蓄に充てることが習慣化していることが読み取れます。

【ボーナスの使い道・消費について】男女での消費傾向の違いと資産運用の志向について深掘り!

2022年の冬のボーナスと比べて、購入にあてる金額(貯蓄以外)は変化しそうですか?


2022年の冬のボーナスと比べて、購入にあてる金額(貯蓄以外)は変化しそうですか?

(n=636)

続いて冬のボーナスの使い道のうち、『購入』にあてる金額については、こちらも去年と比べて「ほぼ変わらない予定」が65.4%で最多となりました。支給額においても「ほぼ変わらない」の割合が高かったことからも、貯蓄と消費の割合も大きく変化させることはないようです。

2023年の冬のボーナスのうち、【自分のため】の使い道を全て選んでください。


2023年の冬のボーナスのうち、【自分のため】の使い道を全て選んでください。

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

最も割合が大きいものはどのくらいの金額ですか?


最も割合が大きいものはどのくらいの金額ですか?

※「自分のために購入するものは特にない」以外を選択した方 (n=585)

自分のための使い道としては「旅行(国内)」39.2%、次いで「外食」35.1%となりました。自分へのご褒美として旅行や外食に行きたいという需要が男女ともに大きいようです。

男女別でみてみると、男性は「資産運用」に加えて、「スマホ・タブレット」「玩具・ゲームなどのエンタメ関連」「スポーツ関連(使用道具、ウェアなど)」などが一定数を集めました。また女性は「衣服」「コスメ・美容や健康器具」「推しグッズ」が高い結果となりました。男性の場合は自分自身の趣味に、女性の場合は身なりや推し活に注いでいることが分かります。

また使い道の中で最も割合が大きいものにあてる金額は「5万円未満」が30.4%と最多となりました。次に多かった「5万円以上10万円未満」と合わせても半数以上の人が10万円未満の買い物が一番大きな買い物となり、ここでも堅実的な一面が垣間見えます。

資産運用先を教えてください。


資産運用先を教えてください。

※「資産運用」を選択した方 (n=102 内訳:【男性】n=71、【女性】n=31)

使い道として資産運用と回答した方に、運用先を聞いたところ、全体では「NISA・積み立てNISA」が最多となりました。

男女別に注目してみると、男性の場合は「株式投資」「投資信託」「ETF」など多彩な投資先に回答率が分散する一方で、女性の場合は「NISA・積み立てNISA」に投資する方が8割強と集中する結果となりました。資産運用に興味の高い男性は色々と調べて自分に合った資産運用方法を見出している中で、女性はハードルの低いNISAなら挑戦したいという傾向がありそうです。また2024年からは新NISAとなることで、年間投資可能額が拡大するなど制度が大きく変わるため、今後注目度はますます高まっていくと考えられます。

4割の若手社会人は両親のためにボーナスを使うと回答。その消費内容とは?

自分以外でボーナスは誰のために使用しますか?


自分以外でボーナスは誰のために使用しますか?

(n=636)

続いて冬のボーナスの使い道について、自分以外へ使う場合、誰のために使うか聞いたところ、全体では「両親」と回答した方が4割以上いました。

両親への使い道について具体的な内容を聞いたところ、男女とも「外食」や「旅行」といった回答が多くみられました。いつもより奮発した食事や温泉などの旅行で日頃の感謝を伝えたいと考える方が多く、“モノ”を渡すだけではなく、一緒に楽しめる“コト”の要素も重視している傾向がありそうです。

情報収集はSNSが半数以上!男女別にみる傾向の違いとは?

商品を購入する際に情報収集しているものを全て教えてください。


商品を購入する際に情報収集しているものを全て教えてください。

(n=636 内訳:【男性】n=322、【女性】n=314

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。


SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNSで情報収集している」を選択した方 (n=356 内訳:【男性】n=150、【女性】n=206)

冬のボーナスで購入する商品の情報収集について聞いたところ、全体では「SNS」が56.0%で最多となりました。

男女別では、「友人」や「クチコミ」は女性が男性に比べ率が高く、一方で男性は「ニュースサイト・ウェブメディア」が高くなりました。女性は他人のリアルな意見を参考にし、男性はWeb上で調べる傾向があると言えます。

さらにSNSの中でよく見ている投稿については、「X(Twitter)(一般人の投稿)」「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」「Instagram(一般人の投稿)」が回答が多くなりました。またX(Twitter)は男性の方が、Instagramは女性により支持されていることが分かります。

まとめ

  • 若手社会人のボーナスの支給額は「去年とほぼ変わらない予定」が最多。
  • 支給額は「30万円以上50万円未満」が最多で、7割超が50万円に収まる金額。
  • 冬のボーナスの使用目的は「貯蓄」が63.8%で最多、消費としては「自分へのごほうび」が47.3%。
    └【男性】「資産運用」の割合が高い。将来に向けて資産を増やすことにチャレンジできるタイミング
    └【女性】「美容・健康など自分磨きのため」「推し活のため」の割合が高い。今の自分にとってモチベーションがあがることにお金を使いたい
  • 自分のための使い道としては「旅行(国内)」39.2%、次いで「外食」35.1%。
    └【男性】「資産運用」に加えて、「スマホ・タブレット」「玩具・ゲームなどのエンタメ関連」「スポーツ関連(使用道具、ウェアなど)」など趣味に使用。
    └【女性】「衣服」「コスメ・美容や健康器具」「推しグッズ」が高く、身なりや推し活に使用。
  • 資産運用
    └【男性】「株式投資」「投資信託」「ETF」など多彩な投資先に回答率が分散
    └【女性】8割以上が「NISA・積み立てNISA」に集中
  • 自分以外の使い道は男女ともに「両親」が最多で4割以上。「外食」や「旅行」の回答が多く、親孝行しつつ一緒に楽しめる要素も重視している。
  • 購入する商品の情報収集は「SNS」。男性は「X(Twitter)」、女性は「Instagram」を参考にしている。

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、冬のボーナス支給の時期や最も金額を使う使い道などもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    25~35歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/冬のボーナスは支給予定と回答した方

  • 有効回答数

    636件(男性:322件、女性:314件)

  • 調査時期

    2023年8月28日~2023年8月29日

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人のアルコールに対する意識とは?お酒の嗜好や購入きっかけを徹底調査!

コロナ禍が明けて街のにぎわいが戻りつつある今日ですが、現代の若者のアルコールへの意識に変化はあるのでしょうか。そこで今回は23〜29歳の若手社会人318人を対象に、アルコールについての意識調査を実施しました。お酒を飲む頻度や一緒に飲む相手、消費行動を促進する商品の特徴など、若手社会人の飲酒行動について詳しく解説します。

▼関連記事はこちら
2024年調査:働く女性のアルコール事情を調査!購入派?飲み会派?好きなお酒や飲酒頻度など徹底解説

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,若手社会人がお酒を飲む頻度は?コロナ禍から変化あり!

あなたのお酒に対する考え方として、近いものを教えてください

あなたのお酒に対する考え方として、近いものを教えてください

(n=318)

どのくらいの頻度でお酒を飲みますか?

どのくらいの頻度でお酒を飲みますか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

お酒に対する考え方を聞いたところ、「好き、よくお酒を飲む」が44.3%、「そこそこ好き」 が38.7%と、お酒に対して好意的な意見が約8割となりました。

またお酒を飲む頻度については男女で差が出る結果となりました。男性の1位は「週に1回くらい」であるのに対して、女性は「機会があれば、ごくたまに飲む」が1位となりました。
全体的には“お酒は好きだけど、頻度は多くない”が今の若手社会人の多数派のようです。

外出や飲みの場が戻った今、【購入して飲む】機会はどう変化しましたか?

外出や飲みの場が戻った今、【購入して飲む】機会はどう変化しましたか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

外出や飲みの場が戻った今、【飲み会】の機会はどう変化しましたか?

外出や飲みの場が戻った今、【飲み会】の機会はどう変化しましたか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

コロナ禍と現在とのお酒に対する変化については、“購入して飲む”場合は、「コロナ禍で増え、今も同じ頻度」が22.0%。一方、“飲み会”については、「コロナ禍で減ったが、今は増えた」が34.9%で最多となりました。

飲食店の営業が通常に戻ったことで飲み会の頻度が徐々に戻りつつも、コロナ禍で家飲みが増え、そのまま習慣化しているという方も多いことが分かります。

さらに男女別に細かく見ていくと、“購入して飲む”の場合では「変化はなく、元々機会は多い」の回答が男性は23.6%に対して、「変化はなく、元々機会は少ない」の回答が女性は40.4%と真逆の結果となりました。“飲み会”の場合、男性は「変化はなく、元々機会は少ない」に対して、女性は「コロナ禍で減り、今も同じ頻度」が多い回答となりました。

この結果から、男性は元々「家飲み」の機会が多い一方で、女性は「外に飲みに行く」傾向が強いことが分かります。

2,お酒にかける金額や好みのお酒など。若手社会人の飲酒スタイルを深掘り!

どこでお酒を飲むことが多いですか?

どこでお酒を飲むことが多いですか?

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

お酒を飲む場所は、1位が「自宅」74.6%、2位が「居酒屋・ダイニングバー」67.1%。
さらに男女別にみると、男性の1位は「自宅」で女性の1位は「居酒屋・ダイニングバー」とこちらも分かれる結果となりました。

1回の飲酒に使う金額を教えてください

1回の飲酒に使う金額を教えてください

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307)

1回の飲酒に使う金額は、「3,001〜5,000円」が22.8%で最多となりました。お酒を飲む頻度は全体で「週に1回くらい」が最多だったことからも、20代の若手社会人は飲み会で1週間に使う金額が大体5,000 円以内と言えそうです。

よく飲むお酒を教えてください

よく飲むお酒を教えてください

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

よく飲むお酒は、全体では1位「チューハイ、サワー」62.2%、2位「ビール、発泡酒」55.1%、3位「ハイボール」27.7%となりました。

男女別で違いを見てみると「ビール」「焼酎」「ウィスキー」は男性のほうが多く「チューハイ、サワー」「カクテル」「梅酒」は女性のほうが多い結果に。男性は比較的度数が高く飲みごたえがあるものを、女性は甘くて口当たりがよいお酒を好む傾向にあるようです。

3,若手社会人にとっての“お酒”とは?男女別の結果から見えてきたイメージの違いを解説!

誰とお酒を飲むことが多いですか?

誰とお酒を飲むことが多いですか?

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307)

中でも誰とお酒を飲む時が、一番楽しい・リラックスできますか?

中でも誰とお酒を飲む時が、一番楽しい・リラックスできますか?

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

一緒にお酒を飲む相手について聞いたところ、1位が「同性の友人」で60.3%、2位が「一人」51.5%、 3位が「恋人」31.3%となりました。関係性が近い、会う頻度が高い人とよく飲むようです。

さらにお酒を飲んでいる時、一番楽しい・リラックスできる相手は、男性と女性で差が出る結果となりました。男性は「一人」が47.7%と他の選択肢と大きく差をつけて1番多い回答となりました。一方で、女性は1位が「同性の友人」で31.8%、2位が「恋人」で28.6%という結果に。

男性は「家飲み」の率が高かったことからも1人、自分のペースでお酒を飲む時が一番リラックスできると感じる方が多く、女性は「飲み会」で同性の友人や恋人など気の許す、リラックスできる相手と一緒に飲むことが楽しいと感じているようです。

あなたがお酒に対してもっているイメージとして、近いものを教えてください。

あなたがお酒に対してもっているイメージとして、近いものを教えてください。

※「ほとんど飲まない」以外を回答した方 (n=307 内訳:【男性】n=153、【女性】n=154)

お酒に対して持っているイメージを聞くと、男性は「おいしい」「リフレッシュできる」が上位の一方、女性は「楽しい気分になる」が一番多くなっています。

さらにお酒に対するイメージの理由を調査すると、
男性は「仕事で疲れた時に、リラックスできる」「疲れたときの癒やしを感じる一時だったから。」「ストレス発散」など、仕事の疲れや忙しさから解放するものとして、アルコールが一役かっているようです。

比べて女性は「友人とお酒を飲むと、楽しい気分になるから。」「飲みながらいろんな話に花を咲かせられるから」など、お酒を飲むという行為だけでなく、一緒にいる人との時間やコミュニケーションを楽しむツールとして使っているようです。

ここまでの結果から、男性は“自宅で1人リラックスしながら仕事の解放感に浸るため”にお酒を嗜んでおり、女性は“外出やイベントの一つとして、親しい人との会話を楽しむため”に飲み会に行く傾向にあると分かります。

4,お酒苦手派に調査!苦手な理由や飲み会へのマインドとは?

お酒が苦手、好きではない理由を教えてください

お酒が苦手、好きではない理由を教えてください

※「お酒があまり好きではない」「付き合いなど、必要があれば仕方なく飲む」「お酒が嫌い」のいずれかを回答した方 (n=54)

続いて、「お酒が好き、そこそこ好き」以外の回答をした方を対象に、お酒が苦手な理由を聞いたところ、1位が「気分が悪くなった経験があるから」40.7%、2位が「味が苦手」33.3%となりました。アルコールに弱かったり、単純に味が苦手という方が多いようです。

お酒の場に行くことはどのように思っていますか

お酒の場に行くことはどのように思っていますか

※「お酒があまり好きではない」「付き合いなど、必要があれば仕方なく飲む」「お酒が嫌い」のいずれかを回答した方 (n=54)

しかし一方で、お酒の場に行くことについては「お酒は苦手だけど飲み会の雰囲気は好き」が42.6%となりました。意外にも4割以上の方は、お酒は苦手でも飲み会には参加したいと思っているようです。

5,若手社会人が惹かれるお酒とは・・・?購入意欲が高まる要素やきっかけを深掘り!

どんなお酒であれば、飲んでみたい・買ってみたいと思いますか?当てはまる要素を全て教えてください。

どんなお酒であれば、飲んでみたい・買ってみたいと思いますか?当てはまる要素を全て教えてください。

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

では今の20代の若手社会人は、どんなお酒であれば飲んでみたい・買ってみたいと感じるのでしょうか。当てはまる要素について聞いてみると、1位「香りがいい」36.5%、2位「お酒の味があまりしない、飲みやすい 」32.4%、3位「アルコール度数が低い」20.4%となり、全体的に香りがよく、飲みやすいお酒を求めている方が多いことが分かります。

また男女別で見ていくと、男性は「癖のある味」の率が女性よりも高くなっており奇をてらったアルコール飲料は男性に受けが良いようです。一方で、女性は「限定品」や「好きなブランド」「デザインが可愛いもの」も一定数の支持を集めており、味そのものだけでなく、パッケージやイメージの良さに対しても引きがあると言えそうです。

飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

(n=318 内訳:【男性】n=157、【女性】n=161)

SNSを選択した方にお聞きします。飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

SNSを選択した方にお聞きします。飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは何ですか?

※「SNSで情報収集している」と回答した方 (n=69 内訳:【男性】n=35、【女性】n=34)

お酒を飲んでみたい・買ってみたいと思うきっかけは、1位が「テレビCM」、2位が「お酒が飲める友人のおすすめ」、3位「SNS」という結果に。身近な人におすすめされたり、感想を聞いたことから消費行動につながることも多いようです。

また「店頭のおすすめ商品」は女性の結果が22.4%と割合が高くなっています。上記で述べた『買ってみたいと感じる要素』の結果と合わせると“おすすめ”や“限定”などのパッケージに加え、POPなど店頭でも一押しになっていることで、女性の場合は、より消費行動に移す可能性があると考えられます。

さらにSNSを選択した方の中では、Twitter、Instagramともに「一般人の投稿」が上位となりました。お酒については個人によって好みが分かれるためか、自分の好みと近い一般人の投稿を参考にする方が多いと思われます。

まとめ

・若手社会人のアルコールとの距離感は、「好き」「そこそこ好き」合わせて約8割
・コロナ禍で家飲みが増え、今も習慣化している傾向にある
・男女別の傾向
【男性】
 └飲酒の頻度:週に1日くらい
 └よく飲むお酒:「ビール、発泡酒」が70%以上、「チューハイ、サワー」、「ハイボール」
 └お酒のイメージ:“自宅で1人リラックスしながら仕事の解放感に浸るため”にお酒を嗜む
【女性】
 └飲酒の頻度:機会があれば、ごくたまに飲む
 └よく飲むお酒:「チューハイ、サワー」が65%以上、「ビール、発泡酒」、「カクテル」、「梅酒」
 └お酒のイメージ:“外出やイベントの一つとして、親しい人との会話を楽しむため”に飲み会に行く
・飲みたい・買いたいお酒は「香りがよくて、飲みやすいお酒」
・男性より女性の方が「店頭のおすすめ商品」に惹かれやすい
・SNSはTwitterやInstagramの「一般人の投稿」が購入のきっかけになりやすい

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  • 調査対象

    23~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/お酒が体質的に飲むことが出来ると回答した方

  • 有効回答数

    318件(男性:157件、女性:161件)

  • 調査時期

    2023年6月13日~2023年6月14日

  • 方法

    インターネット調査

若手社会人が注目するビジネススキルは?情報収集の方法や始めるきっかけなどスキルアップに対する意識を徹底調査

初夏はボーナス支給や人事異動、昇給など、社会人の働く環境に何かと変化のある時期。新しいことをスタートする方も少なくありません。そこで今回は若手社会人男女311名を対象に「スキルアップに対する意識」についてのアンケート調査を行いました。スキルアップを始めるきっかけや、どんなスキルに興味があるのか等について、詳しく解説します。

若手社会人がスキルアップしたい理由とは?「昇進や収入アップのため」がダントツ

スキルアップを決めた・あるいは取り組んでいる理由やきっかけを教えてください。

スキルアップを決めた・あるいは取り組んでいる理由やきっかけを教えてください。

(n=311)

スキルアップに意欲のある若手社会人に、スキルアップを決めた(あるいは取り組んでいる)理由を尋ねたところ、1位の「昇進や収入アップにつなげるため」が42.1% と他を大きく引き離して多くの回答を集めました。2位は「環境の変化(異動・昇進など)のため」で29.3%、3位が「キャリアを問わず自己成長のため」で27.3%。

現在の仕事でのステップアップを目指すことがスキルアップに取り組む動機となっている一方、キャリアを問わず自己の成長をめざす若手社会人も多くいました。 

スキルアップを始めようと考え出した時期はいつですか?

スキルアップを始めようと考え出した時期はいつですか?

(n=311)

スキルアップを始めようと考え出した時期については、25.7%と約4分の1が「2021年以前」と回答し、長期的にスキルアップに取り組んでいることがわかりました。「2022年4月」が10.0%と他の月と比べて多いことから、やはり春は新しいことを始めたい意欲が高まるようです。

また、「2022年10月」が5.8%と比較的多いことにも注目です。秋は人事異動や昇進の時期であることに加えて、夏のボーナスが支給されたことによる金銭的余裕、また夏季休暇やシルバーウィークなどで時間が取りやすいことも、スキルアップの意欲の高まりに影響を与えているのかもしれません。

若手社会人が注目するスキルアップ1位は「コミュニケーションスキル」、2位は「ビジネスマナー」

どんなスキルアップに意欲がありますか?(最大5つまでお選びください。)

どんなスキルアップに意欲がありますか?(最大5つまでお選びください。)

(n=311 内訳:【23歳-24歳】n=64、【25歳-26歳】n=99、【27歳-29歳】n=148)

どんなスキルアップに意欲があるか尋ねたところ、1位が「コミュニケーションスキル」30.6%、2位が「ビジネスマナー」30.2%、3位が「営業スキル」21.9%となりました。

年代別に注目してみると、特に「コミュニケーションスキル」は23〜26歳の率が高い結果となりました。14年目にあたる年代のため、職種問わず、営業先などの社外や社内の上司、先輩と円滑なコミュニケーションをとっていくために重要視しているのではないでしょうか。
一方「ビジネスマナー」は、27〜29歳の率が高くなりました。5年目以上の社員となり、後輩の育成やプロジェクトの進行など、より主体となって業務を遂行していく立場として、応用のスキルを求める方が多いためと思われます。

また、「簿記・会計関連」が19.9%、「TOEIC・ビジネス英語」が19.6%、「IT・プログラミング関連」が18.7%と、仕事の幅を広げたり資格取得につながるスキルアップも根強い人気をみせています。

どれくらいの期間で取得することを目標にしていますか。

どれくらいの期間で取得することを目標にしていますか。

(n=311)

スキルアップにかける予算はいくらですか?

スキルアップにかける予算はいくらですか?

(n=311)

スキルを取得するために目標としている期間については「半年以内」が30.3%と最多です。

また予算については、1位が「1万円以上3万円未満」の31.6%となり、2位が「5,000円以上1万円未満」、3位が「5,000円未満」と、全体の約7割が3万円以内でのスキルアップを目指しているようです。

スキルアップで「昇格できた」「自信につながる」の声多数。一方、始めるか悩む理由は「時間がない」「続けられるか不安」

検討しているスキルアップの方法を教えてください。

検討しているスキルアップの方法を教えてください。

※スキルアップに意欲はあるが、まだ取り組んでないと回答した方 (n=195)

すでに取り組んでいるスキルアップの方法を教えてください。

すでに取り組んでいるスキルアップの方法を教えてください。

※スキルアップにすでに取り組んでいると回答した方 (n=128)

スキルアップの方法については、「資格の取得」の回答が検討している・すでに取り組んでいるどちらにおいても、最も多くなりました。資格は経歴書に記入するなど、形として証明できる点は大きなメリットだと考えられます。
続いて「書籍の購入」も多く、こちらは時間や金額の負担が少なく、気軽に始めることが出来る点が支持される理由のようです。

また、“検討しているスキルアップの方法”では、セミナーやワークショップの参加(リアル)の割合がオンラインよりも多数派となりました。段々とリアルでの開催も戻りつつあり、需要としても高いようです。
しかし、“すでに取り組んでいる方法”と比べるとオンラインやアプリを活用している人も同率となっており、後述する“悩んでいるポイント”からも、やはり時間や価格を抑えられる点が重視された結果と考えられます。

取り組んでみてよかった点やエピソードを教えてください。

自由回答形式でスキルアップに取り組んでみてよかったエピソードなどを聞くと、「昇格できた」「収入が上がった」など仕事に直接のメリットがあった方や、「自信に繋がった」「視野が広がった」など自己の成長を実感したという意見が多くみられました。

また、「オンラインでのワークショップは、自分の職場以外や普段は関わりのない業界の人たちの考え方を知る機会なのでためになる」など、近年増えているオンラインでの受講が支持されている一方、「直接スクールで学ぶことで、その場でフィードバックを受けることが出来るので即戦力が身につく」など、リアルで受講することならではの魅力を挙げる方もいました。

実際にスキルアップを始めるかどうか悩んでいるポイントはどのような点ですか?

実際にスキルアップを始めるかどうか悩んでいるポイントはどのような点ですか?

※スキルアップに意欲はあるが、まだ取り組んでいないと回答した方 (n=181)

スキルアップを検討している方に対して、実際に始めるかどうか悩んでいるポイントについて伺ったところ、「時間がない」が約半数、次いで「続けられるか不安」が37.6%、「料金が高い」が28.7%と続きました。

今、スキルアップに踏み切れない若手社会人の方も、時間や金銭的に余裕ができれば、スタートすることができるようです。また、オンライン学習であれば、リアルの受講に比べて料金や通うための時間を抑えることができます。スキルアップをするかどうか悩んでいる方のための解決策になるかもしれません。

若手社会人のスキルアップにあたっての情報収集方法の1位は「Web記事」、SNSはTwitter、Instagram、YouTube、それぞれ「一般人の投稿」が人気

スキルアップのための情報をどのように入手しているか、教えてください。

スキルアップのための情報をどのように入手しているか、教えてください。

(n=311)

スキルアップのための情報収集の方法は、「Web記事」が28.6%で1位、「SNS」が27.9%が2位と、インターネットの利用が目立ちました。また、「テレビ番組」は22.1%の3位。若者のテレビ離れという言葉をよく耳にしますが、やはりテレビからの影響も未だに根強いものがあるようです。
「職場の同僚」20.5%、「上司」19.2%、「友人」15.9%など、リアルの知り合いからの影響も大きいことが伺えます。

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※SNSでスキルアップの情報収集していると回答した方 (n=86)

情報収集方法の2位だった「SNS」について詳細を尋ねたところ、トップ3はTwitter、Instagram、YouTube。それぞれ「一般人の投稿」が最も支持されており、次いで「インフルエンサー・有名人の投稿」が続きました。

スキルアップの情報を集めたいときには、『リアルの知人からの影響を大きく受けつつ、基本的な情報収集はWeb記事でおこない、より具体的な口コミや感想を検索するためにSNSを使う』といった流れが、若手社会人の一種の典型なのかもしれません。

まとめ

  • スキルアップ意欲のきっかけは「昇進や収入アップのため」が42.1%と最多
  • 1〜4年目にあたる23〜26歳では「コミュニケーションスキル」、5年目以降にあたる27〜29歳では「ビジネスマナー」への意欲が高い
  • 70%以上が3万円以内でのスキルアップを目指している
  • スキルアップの方法については「資格取得」「書籍の購入」で取り組む方が多い
  • 情報収集方法は「Web記事」が28.6%で1位、次いで「SNS」が27.9%
  • SNSのトップ3はTwitter、Instagram、YouTube。それぞれ「一般人の投稿」がもっとも支持されており、次いで「インフルエンサー・有名人の投稿」

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  • 調査対象

    23~29歳/全国/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/スキルアップに意欲があると回答した方

  • 有効回答数

    311件(男性:157件、女性:154件)

  • 調査時期

    2023年5月18日~2023年5月19日

  • 方法

    インターネット調査

オタク消費の実態調査!沼女子インタビュー

アイドル沼&舞台沼&歴史沼にハマるオタク女子「沼女子」を大解剖!バッグの中身やおうちアイテムを見せてもらい、オタク消費を解き明かしてみました。
こだわりの品を写真付きで紹介!全国各地を飛び回る理由や、推しに対する「お金」の本音をインタビューしました。

沼女子プロフィール

【アイドル沼】オタク活動の最高出費額は月20万!H美さん

自分の結婚式にも推しうちわ持参

【アイドル沼】オタク活動の最高出費額は月20万!H美さん

 

  • 30歳(沼歴18年)
  • 沼落ちのきっかけ
    テレビドラマやYouTubeを見ていて、容姿に惹かれたこと。
  • 沼の魅力
    推し個人やグループの成長を見守れるところ。年齢や職業の違う沼仲間と知り合えること。
  • 最近の楽しみ
    推しが更新してくれる公式サイトのブログや、YouTubeを見ること。推しの出演するテレビ番組を見たりラジオ番組を聞いたりすること。

【舞台沼】推しの舞台は何度でも観たい!J子さん

ファン一同で推しの舞台にお花を贈ることも

【舞台沼】推しの舞台は何度でも観たい!J子さん

 

  • 25歳(沼歴8年)
  • 沼落ちのきっかけ
    テレビドラマに出演していた俳優が気になって、舞台を見に行ったこと。アニメ好きな友達からのお誘い。
  • 沼の魅力
    同じ公演でも、その日しか見られない瞬間があること。漫画などの原作がある場合、原作では描かれていない細部まで表現されているところ(ドラマや映画では映らない部分が見られる)。
  • 最近の楽しみ
    コロナ禍で制限されてはいるものの、推しが出演する舞台の公演が決まってきていること。

【歴史沼】推し活の現場はお墓参り!A美さん

歴史巡りの旅で推しの甲冑と記念写真

【歴史沼】推し活の現場はお墓参り!A美さん

 

  • 32歳(沼歴20年)
  • 沼落ちのきっかけ
    家族全員が歴史好きで、大河ドラマを見ていたこと。
  • 沼の魅力
    時代によってハマる沼がたくさんあること。解釈が様々なので、沼仲間と意見交換ができること。
  • 最近の楽しみ
    歴史テーマのテレビ番組を見ながら、Twitterで沼仲間とお話することと

 

沼女子のバッグの中身

推しカラーの小物・ファンクラブの会員証・遠征用ホテルのポイントカード・ファンレターやオタ友への御礼用封筒

推しカラーの小物・ファンクラブの会員証・遠征用ホテルのポイントカード・ファンレターやオタ友への御礼用封筒

本格的なイヤホン……!これを買った理由はなんですか?

アイドル沼H美:推しの曲やラジオ番組は、なるべく良い音で聴きたいですからね!イヤホンだけではなく、コンサートで使う双眼鏡にもこだわりがあります!一瞬も見逃したくないので!現場(コンサートや舞台など、推しに会うために足を運ぶこと)にかけるお金は惜しみません。

 

東北仙台から九州大分まで各地を観光

東北仙台から九州大分まで各地を観光

ご当地の食べ物の写真もたくさん撮っているんですね。これも推しに関係が?

アイドル沼H美:推しの影響でたくさん旅行に行っています!コンサートもそうですが、テレビや雑誌で推しが食べていたものや、紹介していた場所は同じように体験したいので、全国各地に飛んで行きます。コロナ禍で自粛期間が長いので、行きたい場所リストはたくさん溜まっていますよ。

 

推しを学ぶためのノートとペン・歴史書・クリアファイル・推しに関するご当地グッズ

推しを学ぶためのノートとペン・歴史書・クリアファイル・推しに関するご当地グッズ

ノートやペンなど、A美さんは「ザ・お仕事バッグの中身」ですね!

歴史沼A美:違いますよ!お仕事用ではないんです。お仕事系はスマホやPCでメモを取っていますから。これは、推しの生きていた時代のことについて調べて、残しておくための学習用ノートです。アナログですが、ノートとペンを使うほうがゆっくりと推しに浸れるような気がして……!時間があるときに眺めるのもワクワクします!

 

こちらの、筆文字のようなものが書かれているものは何ですか?

歴史沼A美:これはクリアファイルです!こちらも一見お仕事って感じですが、クリアファイルの“機能”が欲しくて買ったわけではないんです。歴代総理大臣の花押なんですよ。見た瞬間びびっときて購入しました!買ってみたら、結果的にお仕事用として書類をまとめるのに使っているといった感じですね。

 

お部屋の沼女子アイテム

サイズから探した本棚・必需品のDVDプレイヤー

サイズから探した本棚・必需品のDVDプレイヤー

本棚!?これは推しアイテムなのでしょうか?

舞台沼J子:正確にいうと、推しのアイテムを綺麗に保管するためのアイテムです。舞台のパンフレットがたくさんあるのですが、大きさが特殊なのでなかなか収納できる棚がなくて……。サイズを測って、インテリア用品店やネットで必死に探しました。折れるのは嫌ですからね!ネットの購入ページに、「このサイズが入ります」って書いてくれたらすごく助かるのに……!

DVDプレイヤーって一人暮らしでも必要ですか?

舞台沼J子:これがないと生きていけないです!最高画質で見たいので、機種にはこだわっています。ちなみに実家に住んでいた時も、自分の部屋用に買いましたよ!リビングで見るのは気が引けるので……。

 

推しキャラクターの学校カラーの洋服

推しキャラクターの学校カラーの洋服

青色のお洋服が多い気がしますが、これも推しに関係が?

舞台沼J子:身の回りの物は、自然に推しの色が増えていきます!アニメ原作の舞台だと、推しキャラクターの“学校カラー”というのがあるのですが、買い物をするときも自然と目に入ります。自分とは少し系統が違うかな、と思っても、推しの色だとつい買ってしまいますね。

 

歴史書・旅行のパンフレット・ご当地グッズ・推しの刀の鍔(つば)のレプリカ

歴史書・旅行のパンフレット・ご当地グッズ・推しの刀の鍔(つば)のレプリカ

ご当地キャラクターのキーホルダーも集めているんですか?

歴史沼A美:ご当地キャラクターが好きで買ったのではなくて、推しの出身地やお墓参りに行くときに記念に買うんです。H美さんと一緒で、推しのおかげでいろいろな場所に出かけています。どんな景色を見てたんだろうとか、どんな味が好きだったんだろうとか、実際に行ってみないと分からないですからね。

 

うちわ・写真・クリアファイル・カード・双眼鏡

うちわ・写真・クリアファイル・カード・双眼鏡

うちわにかぶせているものはなんですか?

アイドル沼H美:これは、うちわカバーです。推し専用のグッズではないんですが、キャラクターショップで可愛いものを見つけたので、つい……!最近は、推しのグッズを綺麗に保管するための商品を販売しているお店が多いんです。グループの“メンバーカラー”が揃っている商品もあるので、男性アイドル沼では持っている人が多いですね。

 

メンバーカラーのチョコレート

メンバーカラーのチョコレート

このチョコレートは、推しとコラボしていた商品ですか?

アイドル沼H美:コラボ商品じゃないです!先ほどお話した、メンバーカラーきっかけの購入ですよ。チョコレートの包装が、推しグループのメンバーカラーと全く同じで……!Twitterで、沼仲間が盛り上がっていたので購入してしまいました。特にチョコレートが食べたかったというわけではないんですけど……。“パケ買い”というやつです!

 

沼女子と推しとお金 ~節約できない光熱費~

最後に、こんなことを聞くのはあれなんですが……。皆さんにとって、「食費」と「推し活のお金」ってどちらが大切ですか?

沼女子全員:推し活です!!!

即答ですね!

アイドル沼H美:推しに関するものだと、金額の0が一つ少なく見えてしまうんですよね……。売上が気になるので、CDやDVDはたくさん買いたいですし、また載って欲しいので雑誌も片っ端から買います。ファンの勝手なんですが、長くCMをして欲しいから、できるだけその企業の商品を買おうと思っています。推しに関するお金は、光熱費と同じくらい欠かせないもので、金額が跳ね上がってもなかなか節約できないんですよね。お金が足りないなら、またお仕事頑張ろうって感じです!

沼女子消費まとめ

今回のインタビューで明らかになった、沼女子の推しに対する熱量!「推しのためには消費を惜しまない」そんな彼女たちの実態が見えました。
その消費は推しのグッズだけに留まらず、グッズを保管するためのインテリア用品、推しと同じ体験をするための旅行や観光など、多岐に渡ります。
推しカラーなど、商品やサービスの特徴が思いがけない形で沼女子の心を掴むこともあるようです。

マイナビニュースでは、そんな推しへの消費意欲が高い沼女子へのアプローチにぴったりな「推し活特集」を展開しています。
推し活ユーザーをターゲットとしたプロモーションもお気軽にご相談ください!

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Z世代・ミレニアル世代のSDGsに関する意識調査 ~若者への訴求ポイント~

Z世代・ミレニアル世代に、SDGsに関するアンケート&インタビュー調査を実施!SDGs無関心層のインサイトから、どのような情報・誰からの情報発信があれば、若者の関心度が高くなるのか、アプローチ方法を提案します。

座談会メンバープロフィール

F太さん

F太さん

  • Z世代(1996生まれ)
  • 半年前、念願の一人暮らし生活を開始。好きなものを好きなだけ食べ続けていたら半年で5kg増加。気が向いたらダイエット開始予定。
  • SDGs関心度:★★★★☆

A子さん

A子さん

  • Z世代(1997生まれ)
  • 世間で話題になっていることはなんとなく興味がある。休日はYouTubeとVODでアニメなどを見て過ごす。
  • SDGs関心度:★★☆☆☆

S郎さん

S郎さん

  • ミレニアル世代(1991生まれ)
  • インディーズ音楽が好きで、動画サイトでお気に入りアーティストをチェック。将来を見据えて投資を勉強中。
  • SDGs関心度:★★☆☆☆

M美さん

M美さん

  • ミレニアル世代(1991生まれ)
  • ミーハー気質で色んなものにハマりやすく、貢ぎがち。今は某男性アイドルに夢中。
  • SDGs関心度:★☆☆☆☆

 

Z世代・ミレニアル世代がSDGsに関心がない理由

SDGsの目標・課題に関心がないのはなぜですか?(複数回答)

SDGsの目標・課題に関心がないのはなぜですか?(複数回答)

各世代共通で、SDGsの目標・課題に関心がない理由は、「目標・課題をよく理解していないから」が最も多くなりました。
ミレニアル世代男性は、「取り組んでいることを周りにアピールしたくないから」「目標・課題解決のための取り組みが自分のメリットにならないと思うから」という回答も多く、SDGsへ取り組むことによる、自分の見え方や自分へのメリットに懐疑的のようです。

SDGsについて、どのような印象がありますか?

A子(Z世代):「SDGs」は、街のポスターで見かけるぐらい。何をしているかは分からないけど、オリンピックと同じ感じで、国がやっているんだなーとは思っています。

S郎(ミレニアル世代):僕は、『ESG投資(財務情報だけでなく、環境・社会・企業統治を重視した経営を行う企業に投資をすること)』からSDGsを知りました。これから先、国が投資をするから、きっと損をしない・儲かりやすい企業だろうという意味で、個人的な投資の視点でチェックしていました。

誰から情報発信があれば、SDGsの関心度が高くなるか

SDGsへの取り組みについて、【政府】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【政府】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

政府から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性、低いのはミレニアル世代男性となりました。

SDGsへの取り組みについて、【企業・民間団体】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【企業・民間団体】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。

四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

政府と同じく、企業・民間団体から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性、低いのはミレニアル世代男性となりました。

SDGsへの取り組みについて、【その分野における専門家】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【その分野における専門家】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

その分野における専門家から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性、低いのはミレニアル世代男性となりました。
ミレニアル世代男性は、どの情報発信者であっても、関心度が高くなりにくいようです。

SDGsへの取り組みについて、【好きな芸能人】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【好きな芸能人】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

好きな芸能人から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性となりました。
アイドルや俳優を応援しているファン層であれば、もう少し関心度は高くなりそうです。

SDGsへの取り組みについて、【SNSで多くの人にフォローされている人】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【SNSで多くの人にフォローされている人】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

SNSで多くの人にフォローされている人から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性、低いのはミレニアル世代男性となりました。
インフルエンサーによる拡散は、認知には繋がりますが、関心度は高くなりにくいようです。

SDGsへの取り組みについて、【年齢や立場などが自分に似ている人】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【年齢や立場などが自分に似ている人】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

年齢や立場などが自分に似ている人から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性、低いのはミレニアル世代男性となりました。
男性よりも、女性のほうが、同じ立場の人からの影響を受けやすいようです。

SDGsへの取り組みについて、【友人・恋人・家族】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

SDGsへの取り組みについて、【友人・恋人・家族】から情報発信があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

友人・恋人・家族から情報発信があれば、SDGsへの関心度が高くなると回答した割合が高いのはZ世代女性、低いのはミレニアル世代男性となりました。
各世代共通で、政府など公の機関や、著名人よりも、身近な人物からの発信によって、関心度が高められるようです。

誰からの情報発信があれば、もっとSDGsの関心度が高くなると思いますか?

A子(Z世代):インフルエンサーみたいな、パワーのある人が情報発信してくれるのは、知るきっかけになっていいなと思いますね。あと、自分に近い人がSDGsに取り組んでいたら、身近に感じます。

F太(Z世代):たしかに、人気のある芸能人が発信してたら、凄いなぁとは思いますが、自分で真似してやってみようとは思わないですね。有名人からの発信は知るきっかけになりますが、実際に自分が行動に移すのは、近い人に誘われてからだと思います。

M美(ミレニアル世代):私はいわゆる“推し(好きなアイドルやキャラクター)”がいるオタクなので、推しから発信があれば関心度は高くなると思います!

S郎(ミレニアル世代):僕の世代だと、もしかしたら、下の世代に言われると関心度が高くなるかもしれません。例えば後輩に、『先輩やってないんですか?』と言われたら、『やばい、ついていかなきゃ』と思って関心を持ちそうです。

どんな情報があれば、SDGsの関心度が高くなるか

SDGsへの取り組みについて、どんな情報があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?(複数回答)

SDGsへの取り組みについて、どんな情報があれば、あなたの関心度は高くなると思いますか?(複数回答)

※SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者が対象。

Z世代男性・ミレニアル世代男性・ミレニアル世代女性は、約4割の人が「どんな情報があっても関心度は高くならない」と回答しました。まずは、興味を持つきっかけを作る必要があります。
情報としては、各世代共通で「個人・家庭でできるSDGsの取り組み」が必要とされています。「SDGsへ取り組んでいる人の具体的な事例」や「企業のSDGs事例・商品・サービス」を発信できればなお良いでしょう。
また、世界というよりは、身近な視点での訴求が有効です。特にZ世代には、「自分にとってのSDGsの重要性」を発信することが大切です。

Z世代・ミレニアル世代のSDGs関心度を高めるには、どんな情報が必要だと思いますか?

S郎(ミレニアル世代):僕のように、SDGsに対して距離を取ってしまっている人や、論理的に考える人には、SDGsを推進することで起こるメリットとデメリット、飴と鞭の情報を発信するといいかもしれません。

F太(Z世代):たしかに、SDGsを推進しないとこんなことが起こる、と言われたほうが行動しそうです。

A子(Z世代)::あとは、“丁寧な暮らし”みたいなトレンドとしての発信があれば、ちょっとやってみたくなるかもしれないです。

M美(ミレニアル世代):『可愛いと思ったから、このマイボトルを使っている』と同じ感じで、自分のために選んだものが、結果的にSDGsへの取り組みになっていると良いですよね。

Z世代・ミレニアル世代のSDGsに関する意識調査まとめ

SDGsに関心がないZ世代・ミレニアル世代の関心度を高めるためには、実際に活動を行っている人のリアルな声が必要だということが分かりました。
有名人やインフルエンサーを起用したプロモーションは、広く認知させることには繋がりますが、SDGsを意識した商品・サービスを選ぶまでには至らないようです。Z世代・ミレニアル世代が、自分ごと化できる、共感を意識したプロモーションが必要です。
既に自分のライフスタイルを築いている人の意識を変えるためには、SDGsへ取り組まないことによるデメリットを伝えることも有効です。
また、トレンドである・おしゃれであるといった、SDGsの目的とは別方向からのメリット訴求も有効でしょう。
SDGsに取り組む商品・サービスを販売するだけでなく、SDGsの無関心層へいかにアプローチできるかが、その企業がいかにSDGsを推進できているかを測るポイントとなるでしょう。

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  • 調査対象

    全国/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/SDGsの目標について「あまり関心がない」「全く関心がない」と回答した者
    (a)男性/20~25歳 (b)女性/20~25歳
    (c)男性/26~34歳 (d)女性/26~34歳

  • 有効回答数

    (a)127件 (b)158件
    (c)167件 (d)162件

  • 調査時期

    2021年4月1日~2021年4月7日

  • 調査方法

    インターネット調査

Z世代・ミレニアル世代のSDGsに関する意識調査 ~企業に求められているもの~

Z世代・ミレニアル世代に、SDGsに関するアンケート&インタビュー調査を実施!企業に求めているSDGsの取り組みや、購入しようと思うSDGs商品の特徴など、SDGsに対する本音を探りました。

座談会メンバープロフィール

F太さん

F太さん

  • Z世代(1996生まれ)
  • 半年前、念願の一人暮らし生活を開始。好きなものを好きなだけ食べ続けていたら半年で5kg増加。気が向いたらダイエット開始予定。
  • SDGs関心度:★★★★☆

A子さん

A子さん

 

  • Z世代(1997生まれ)
  • 世間で話題になっていることはなんとなく興味がある。休日はYouTubeとVODでアニメなどを見て過ごす。
  • SDGs関心度:★★☆☆☆

 

S郎さん

S郎さん

  • ミレニアル世代(1991生まれ)
  • インディーズ音楽が好きで、動画サイトでお気に入りアーティストをチェック。将来を見据えて投資を勉強中。
  • SDGs関心度:★★☆☆☆

M美さん

M美さん

  • ミレニアル世代(1991生まれ)
  • ミーハー気質で色んなものにハマりやすく、貢ぎがち。今は某男性アイドルに夢中。
  • SDGs関心度:★☆☆☆☆

 

Z世代・ミレニアル世代のSDGs関心度

SDGsについて、どの程度知っていますか?

SDGsについて、どの程度知っていますか?

Z世代・ミレニアル世代の男女にアンケート調査を行ったところ、SDGsの認知度が高いのはZ世代男性、低いのはミレニアル世代女性となりました。
各世代、4分の1程度はSDGsを「知らない」と回答しており、まずはSDGsそのものの認知度を向上させる必要があります。

SDGsの目標・課題について、どの程度関心がありますか?

SDGsの目標・課題について、どの程度関心がありますか?

※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

SDGsの目標・課題への関心が高いのはZ世代男性、低いのはミレニアル世代男性となりました。
ミレニアル世代男性は、半数がSDGsを認知していましたが、SDGsに関心のある人は半数未満となり、認知と関心の乖離が最も大きくなっています。

SDGsについて、どのような印象がありますか?

F太(Z世代):「SDGs」って、言葉は聞いたことがあっても、コアの部分は分かりにくいですよね。誰のために、誰が率先してやっているかがわからないというか……。最初は仕事がきっかけだったんですが、最近、気になってSDGsの本を読み始めました。

M美(ミレニアル世代):最近、ファッション誌やテレビ難組などで取り上げられているのを見かけますが、発信側がメインという印象があります。私にとっては、ちょっと“意識高い”系のイメージです。

SDGsに関心を持つきっかけ・関心のある目標

SDGsの目標・課題について、あなたが関心を持つきっかけとなった人は誰ですか?(複数回答)

SDGsの目標・課題について、あなたが関心を持つきっかけとなった人は誰ですか?(複数回答)

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。

各世代共通で、SDGsの目標・課題に関心を持つきっかけとなったのは「企業・民間団体」が最も多くなりました。
レジ袋有料化や、プラスチックストローの削減など、身近に感じる企業の取り組みがSDGsを知るきっかけとなっているようです。特にミレニアル世代男性は、半数以上が「企業・民間団体」がきっかけと回答しており、自身の仕事がきっかけでSDGsを知ることもあるようです。

SDGsの17の目標のうち、あなたが関心のあるものはどれですか?(複数回答)

SDGsの17の目標のうち、あなたが関心のあるものはどれですか?(複数回答)_2

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。

各世代共通で、貧困・飢餓・福祉といった、人々の生活の安定に対する目標への関心度が高くなりました。
「ジェンダー平等を実現しよう」は女性の関心度が高く、「働きがいも経済成長も」はミレニアル世代男性の関心度が高くなりました。

SDGsの目標で、気になるものはありますか?

F太(Z世代):僕は、実体験として『安全な水とトイレを世界中に』に関心があります。大学時代に留学していたんですが、シャワーが泥水みたいだったんです。世界のなかの技術力に差を感じました。

M美(ミレニアル世代):『海の豊かさを守ろう』とか、環境系の目標は気になるんですが、個人では取り組めないものが多い気がします。

S郎(ミレニアル世代:僕も、環境系は自分から遠すぎるので、ちょっとやる気になれないですね。『働きがいも経済成長も』とかのほうが、やっていて実感がわきそうです。

A子(Z世代):『ジェンダー平等』は、考えるというか、当たり前だと思っています。友人にもジェンダーレスな子がいますし、ジェンダーレスな芸能人にも親しみを持っています。ジェンダーにとらわれないのが普通だという感覚です。

Z世代・ミレニアル世代のSDGsへの取り組み

SDGsについて、あなたが取り組んでいるもの・取り組みたいものを教えてください。(複数回答)

SDGsについて、あなたが取り組んでいるもの・取り組みたいものを教えてください。(複数回答)_1

SDGsについて、あなたが取り組んでいるもの・取り組みたいものを教えてください。(複数回答)_2

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。

各世代共通で、「マイバッグ・マイボトル・マイストローなどを使う」と回答した割合が高くなりました。「廃棄をしないように商品を買う」「長く使える商品を買う」「節水をする」など、日頃から取り組める項目の回答が目立ちました。
ミレニアル世代女性は、他世代に比べて各項目の選択割合が高く、幅広い取り組みに関心があるようです。

SDGsについて、あなたは誰のために取り組んでいる・取り組みたいと思いますか?(複数回答)

SDGsについて、あなたは誰のために取り組んでいる・取り組みたいと思いますか?(複数回答)

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。

各世代共通で、SDGsに取り組むのは「自分のため」という回答が多くなりました。
女性は、「世界の人のため」「未来の子どもたちのため」といった、広い視点での回答も多くなりました。

SDGsについて、取り組んでいるものはありますか?誰のために取り組んでいますか?

M美(ミレニアル世代):普段から、エコバッグやマイボトルを持っているんですが、SDGsを考えてというより、自分の節約のためですね。皆さんの取り組みを見て、これもSDGsの取り組みになるんだ!という発見がありました。

F太(Z世代):僕も、電気代が気になるので、こまめに電気を消そうとは思っていますが、環境のために……とは考えていなかったです。意識しなくても、SDGsに取り組めていることがあるんですね。

A子(Z世代):最近、マイバッグを持っている方が多いですが、個人的には、ビニール袋がない生活は正直不便だと思っています。ただ、母親が、料理の時に出した油を排水溝に流さないようにしているのを見ていたので、それは自分も実践しないとな、と思っています。家族の影響はありそうですね。

S郎(ミレニアル世代:僕は、『ESG投資(財務情報だけでなく、環境・社会・企業統治を重視した経営を行う企業に投資をすること)』という視点で企業を見ていますが、SDGsだから自分で取り組んでいることはないですね。自分にメリットのないことだと思うと、なかなか動けないかもしれません。

SDGsへの取り組みをしている商品の購入意欲

【食品・飲料】を購入する際、多少高くても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入しようと思いますか?

【食品・飲料】を購入する際、多少高くても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入しようと思いますか?

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

各世代共通で約8割の人が、食品・飲料を購入する際、多少高くても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入すると回答しました。
特にZ世代男性は、約4割の人が「そう思う」と回答しており、SDGs商品への関心度が高いといえます。

【衣類・コスメ・家具・家電など】を購入する際、多少高くても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入しようと思いますか?

【衣類・コスメ・家具・家電など】を購入する際、多少高くても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入しようと思いますか?

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

各世代共通で約7割の人が、衣類・コスメ・家具・家電などを購入する際、多少高くても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入すると回答しました。
特にミレニアル世代女性は、約8割の人が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答しています。

【衣類・コスメ・家具・家電など】を購入する際、多少デザインが気に入らなくても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入しようと思いますか?

【衣類・コスメ・家具・家電など】を購入する際、多少デザインが気に入らなくても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入しようと思いますか?

※SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者が対象。
※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

各世代共通で約7割の人が、衣類・コスメ・家具・家電などを購入する際、多少デザインが気に入らなくても、SDGsへの取り組みをしている商品を優先して購入すると回答しました。
ミレニアル世代女性は、価格に比べて、デザインが気に入るかどうかは少しシビアになるようです。

SDGsへの取り組みをしている商品を買いたいと思いますか?

A子(Z世代):私なら、SDGsに取り組んでいる商品・取り組んでいない商品、ではなく、自分が気に入るか、気に入らないかで選ぶと思います。

M美(ミレニアル世代)『可愛い』とか、『お洒落』とか、そういう感情が大切なのかも。ただ『マイボトルを持つ』のではなくて、『○○のカフェのボトルを持つ』というステータスに惹かれるのかもしれません。

Z世代・ミレニアル世代のSDGsに関する意識調査まとめ

Z世代・ミレニアル世代の、SDGsの認知度・関心度は、まだ高いとは言えない状態です。
そんななか、SDGsに関心を持つきっかけとして、「企業・民間団体」が重要なポイントとなっていることが分かりました。コンビニでのレジ袋有料化を始め、カフェのストローや商品パッケージの変化など、日常的に触れることで、SDGsは身近なものになっていきます。
Z世代・ミレニアル世代にとって、SDGsは「自分のための取り組み」という認識が強いため、SDGsを意識した商品・サービスという情報だけでは、購買の後押しにはなりにくいようです。SDGsを意識した商品・サービスが、トレンドである・おしゃれである・節約できるといった、プラスアルファの訴求が大切です。
日常のなかで簡単にできる取り組みと、取り組んだ結果の本人へのメリットを発信することが、企業に求められています。

マイナビメディアでは、SDGsプロジェクトを推進しています。
ビジネスパーソンに向け信頼できる情報を発信する「マイナビニュース SDGs特集」では、オリジナル連載を展開。
20~30代の働く未婚女性に向けて、人生を自分で選ぶための選択肢を発信する「マイナビウーマン SDGsプロジェクト」では、ジェンダーに特化した目標に注力。
共働き家庭を応援する「マイナビ子育て ママ・パパが取り組むSDGs」では、共働き夫婦が取り組むエコ活動・女性活躍推進に注力。
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  • 調査対象

    全国/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員
    (a)男性/20~25歳 (b)女性/20~25歳
    (c)男性/26~34歳 (d)女性/26~34歳

  • 有効回答数

    (a)295件 (b)308件
    (c)302件 (d)302件
    うち、SDGsの目標について「非常に関心がある」「まぁ関心がある」と回答した者。
    (a)168件 (b)150件
    (c)135件 (d)140件

  • 調査時期

    2021年4月1日~2021年4月7日日

  • 調査方法

    インターネット調査

Z世代の特徴とは?価値観・購買行動をアンケートから徹底分析!

Z世代の価値観・購買行動をアンケート調査!Z世代はどんな商品・サービスにお金を払う?美容・旅行・ファッション・飲酒・エンタメの購買行動から、仕事・結婚・SDGsに対する価値観まで、広報・マーケティングに役立つZ世代の特徴をまとめました。
Z世代のインサイト丸わかり!WEBセミナー」にて、ご参加者様からいただいたご質問を元に、調査・考察しています。

  • 調査対象

    男女/20~25歳/埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県在住

  • 有効回答数

    312件

  • 調査時期

    2021年2月25日~2021年2月26日

  • 調査方法

    インターネット調査

Z世代の購買行動 ~美容・旅行・ファッション・飲酒・エンタメ~

可処分所得の低いZ世代は、価格に敏感で、安価なモノを購入する?

Z世代は、価格の安さを重視するのではなく、“実際の便益に対するコスパ”で判断します。
価格が高くても、質に対して納得し、価値を感じさせることができたら、購買意欲をアップさせることが可能です。
また、高価格なモノを購入する際、まだお金に余裕のないZ世代ユーザーは、多ジャンルで消費していた資金を目的のモノに回す、という行動も見られます。(「高価な化粧品を購入するため友達との外食回数を減らす」など)
マーケティング戦略を立てる際は、ソースオブビジネス(自社商材を買ってもらうための原資、収益源)について、ユーザーのライフスタイル全体を考慮し、これまでより広げて考える必要があるかもしれません。

スキンケア・コスメを購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

スキンケア・コスメを購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

衣類・小物を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

衣類・小物を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

食品・飲料を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

食品・飲料を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

インテリア用品・家具・家電を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

インテリア用品・家具・家電を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

サービス・旅行を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

サービス・旅行を購入する際、あなたの行動に近いものをお選びください。

※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。

商品・サービスジャンルによって割合は異なるものの、「質に対する価格の安さを重視する」という回答が最も多くなりました。

Z世代が高額なモノに対し求めるものは?ハイブランドや高級なサービスの購入意向はある?

Z世代のステータス消費は大きくありません。“自分へのご褒美”に関しても、頑張った分だけ正当な評価が欲しいとは思っていますが、ハイブランドのアイテム購入には繋がりづらいのが特徴です。
Z世代の購買行動を捉えるキーワードは、「エクスペリエンス消費」。Z世代は、エンタメ性のある体験ができるもの・結果を得られる(実便益のある)ものに対してお金を払います。
また、購入対象を手に入れるだけではなく、“購入する際のステキな体験”を求めます。
“ステキな体験”とは、エンタメ性のある接客を受けたり、訪れるたびにスタッフから新しい情報や知識を得たりできることです。

将来、自分自身で購入したいと思っている憧れのものはありますか? 例)高級車、ジュエリー、バッグ、時計、家など

将来、自分自身で購入したいと思っている憧れのものはありますか? 例)高級車、ジュエリー、バッグ、時計、家など

将来、自分自身で購入したいと思っている憧れのものがあると回答したZ世代は、半数以下となりました。
また、憧れのものがあると回答した方に、具体的なものを聞くと、「家」という回答が多く集まりました。
ステータスとしての「家」ではなく、「家」という空間を購入し、家族と過ごす時間・体験を大切にしたいという、エクスペリエンス消費の表れと言えるでしょう。

Z世代が旅行に求めるもの・出かけるきっかけは?

Z世代の旅行の目的は、主に二つあります。
一つ目は、「あの風景を見たい」「あの料理を食べたい」など、地域ならではの体験がしたいとき。
二つ目は、行き先に関わらず、家族や友人などと時間を共に過ごしたいとき。
前者については、家にいてもさまざまな情報や商品を手に入れることができる時代になり、そこに行かないと見られない風景・食べられないものが少なくなってきています。
そのため、旅行のプロモーションについては、スポット自体の魅力をアピールするよりも、「その場所で誰とどういう時間を過ごせるか」「共に体験することで何を得られるか」を訴求するのが有効でしょう。

旅行の一番の目的はなんですか?

旅行の一番の目的はなんですか?

Z世代の旅行の一番の目的は、「旅行先で名所を巡ったり、食事をしたりすること」「家族や友人、恋人などと時間を共に過ごすこと」という回答が多くなりました。

Z世代はどこでファッションアイテムを購入する?

Z世代は、ファッションアイテムを「好きなブランド」ではなく、「欲しいアイテム」から探します。
そのため、必ずしも、特定ブランドが入っている百貨店や路面店で買う必要がありません。また、ネットリテラシーが高くECサイトも上手に利用できます。
Z世代は、ファッションアイテムを「どこの場所・ブランドで買うか」が決まっておらず、「何を買うか」に軸を置き、それに合わせて最適な購入場所を選択する世代です。

ファッションアイテムを購入するとき、次のどちらから探すほうが多いですか?

ファッションアイテムを購入するとき、次のどちらから探すほうが多いですか?

約7割のZ世代が、ファッションアイテムを「好きなブランド」ではなく、「欲しいアイテム(例:トップス)」から探すと回答しました。

アルコール離れが進むZ世代に、お酒への興味喚起はできる?

「アルコール離れ」と言われていますが、若者が飲酒そのものやお酒の場を拒絶したり、お酒への興味を完全に失ったりしているわけではありません。
“気の合う人たちと・好きなタイミングで・好きな種類を・好きな量だけ飲む”という意識に変わってきているのです。

Z世代へのお酒の訴求は、「お酒を飲む時間の楽しさ・有意義さ(エクスペリエンス消費)」を、シーンごとに訴求する方法が良いでしょう。
例えば、コロナ禍がきっかけで家飲みが増えている現在であれば、「動画配信サービス〇〇でいまオススメの映画は△△!この作品を見るならこのお酒とおつまみ!」など、商品そのものではなく、お酒を飲む時間の過ごし方を丸ごと提案する方法です。
また、誰と一緒に飲むか・どんな気分の時に飲むか、などのシーンと、商品をマッチングする診断テストなども、情報にエンタメ性があって受け入れられやすいでしょう。

アルコール飲料をどのぐらいの頻度で飲みますか?

アルコール飲料をどのぐらいの頻度で飲みますか?

アルコール飲料を飲むのは誰と一緒にいるときが多いですか?(複数回答)

アルコール飲料を飲むのは誰と一緒にいるときが多いですか?(複数回答)

アルコール飲料を「飲まない」と回答したZ世代は、約3割にとどまりました。
また、半数以上の方が、アルコール飲料を飲むのは「友人」と一緒にいるときが多いと回答しました。

Z世代はエンターテインメントにお金をかける?どんな作品・どんなきっかけが若者世代の財布を動かす?

Z世代は、体験・経験にお金を払うので、エンターテインメントにお金をかけることに抵抗はありません。
また、学生の頃から、音楽や動画のサブスクリプションサービスにお金を使うようになった世代でもあります。

エンタメ作品に触れる機会が多くなったため、「元々そのジャンルが好きだからハマる」というだけではなく、「たまたま見てみたらハマった」という場合もあるようです。
そのため、お金をかける作品や、ハマるきっかけは、個人によって異なり多岐にわたります。
コロナ禍のステイホーム期間に、何らかのエンタメにハマり、“推し”ができた人も少なくないでしょう。“推しへの愛が消費を動かす”ことはよく知られているとおりです。
※オタク消費については、「オタク消費の実態調査!沼女子インタビュー」をご覧ください。

同じ映画やドラマの話数を2回以上見たり、同じコンサートや舞台に2回以上行ったりしたことがありますか?

同じ映画やドラマの話数を2回以上見たり、同じコンサートや舞台に2回以上行ったりしたことがありますか?

半数以上のZ世代が、同じエンタメ作品を2回以上見たことがあると回答しました。
作品は、アニメから、ドラマ、ライブ・コンサート、舞台まで、多岐にわたりました。

Z世代の価値観 ~仕事・結婚・社会問題~

Z世代の仕事・働くことに対する考え方は?

Z世代のインサイト丸わかり!WEBセミナー」でもトピックに挙げましたが、Z世代は「地に足のついた持続可能な幸せ」を求めます。
Z世代は、親世代がリーマンショックの影響を受ける姿を見てきた世代であり、雇用不安を身近に感じてきた世代です。
そのため、日常生活が持続可能であることに幸せを感じ、遠い憧れを追わない傾向があります。
また、独立志向ではなく安定志向が強く、プライベートと両立可能な働き方を求めています。

働くことの目的について、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

働くことの目的について、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

仕事に望むものについて、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

仕事に望むものについて、あなたの考えに当てはまるものをお選びください。(複数回答)

ご自身で起業したいと思ったことはありますか?

ご自身で起業したいと思ったことはありますか?

Z世代の約7割が、働くことの目的を「生活に必要なお金を得るため」と回答しました。
望んでいるのは「収入が安定している仕事」「自分にとって楽しい仕事」であり、起業したいと思ったことがあるZ世代は4割以下にとどまりました。

Z世代は、結婚についてどう思っている?

昨今、SNSやWebメディアにて、レポ漫画の形でさまざまな結婚のスタイルが語られるようになりました。
結婚生活の多様性が伝えられる中で、結婚という形を取らなくても充実させられることが多いことが分かり、「必ず結婚したい」という人は減ってきているように思います。
ライフスタイルの多様性が認められるいまの時代には、結婚する・しないを気負うことなく選択するのかもしれません。

結婚願望について教えてください。

結婚願望について教えてください。

約1割のZ世代が「結婚したくない」と回答し、約2割が「結婚しなくてもいい」と回答しました。

Z世代の消費行動におけるSDGsへの本音は?

Z世代は、社会問題へ取り組みたいと思いながらも、それを日常の消費行動にはまだまだ反映させられていません。
「SDGsは理解した。それで、私たちは何をすればいいの?私たちができるタスクに落とし込んでほしい。教えてほしい」というのが本音です。
また、経済的にまだまだゆとりがないZ世代は、“環境に良い”だけでは価格が上がるものを購入しません。
「おしゃれで、地球環境にも良い」「美味しくて、地産地消にもつながる」など、個人の購入理由が先立ち、+αでSDGs視点が入ります。

Z世代のなかでも「SDGsを意識して行動している」層に関しては、商品購入の際、また、就職活動・転職活動の際に企業を判断するときの選択軸になってきています。
求職者に向けた企業ブランディングは、良い人材確保のため必須となっていくでしょう。

SDGsに関して教えてください。

SDGsに関して教えてください。

SDGsで意識していることを具体的に教えてください。(複数回答)

SDGsで意識していることを具体的に教えてください。(複数回答)

SDGsに関して、約65%のZ世代が「SDGsを理解している」と回答したものの、「意識して行動している」と回答したのは20%以下にとどまりました。
SDGsを意識して行動している方は、半数以上が「商品を購入する際、SDGsを意識した商品かどうかが選択基準の一つとなっている」と回答しました。

Z世代が大切にしているモーメント

Z世代は、ステータスより感情が動く瞬間を大切にします。
彼らの消費行動を捉えるキーワードは、「ステータス消費」ではなく、「エクスペリエンス消費」。
人に羨まれる「モノ」を手に入れるよりも、大切な人と過ごす心地よい「時間」に重きを置くのです。「そこでしかできない体験」「これまでにしたことがない体験」に非常に価値を感じます。
Z世代を惹きつけるには、エンタメ性のある時間を提案することがポイントとなるでしょう。

マイナビニュースでは、Z世代をターゲットとした「Z世代特集」を展開しています。
Z世代をターゲットとしたプロモーションは、マイナビニュースまでお気軽にご相談ください!

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アフターコロナの消費行動予測

アフターコロナ(新型コロナウイルス収束後)の暮らしはどうなるのでしょうか?消費行動をアンケート調査から予測!Z世代・ミレニアル世代(20~34歳)の働く未婚男女を対象に、デジタル機器/キャッシュレス/資産運用/出前・宅配・テイクアウト/旅行/VOD/化粧品の消費傾向を調査しました。

もくじ[非表示]

デジタル機器(テレワーク)

テレワーク継続希望者による「続・テレワーク需要」に注目

コロナ禍で加速したテレワークですが、テレワーク経験者の7割以上が、アフターコロナもテレワークを希望していることが分かりました。
また、今後テレワークを実施する場合、約7割の人がテレワークを快適に行うための商品を購入検討しています。

総務省では、テレワーク総合情報サイト「Telework Net」を立ち上げ、コロナ禍に依らず、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方としてテレワークを推進しています。
コロナ禍でテレワーク導入の投資を行った企業にとっても、テレワークの活用は課題です。アフターコロナは緩やかにテレワークが定着していくと予想され、一時的なものではなく、恒久的なテレワーク需要が見込まれます。

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マイナビニュースでは、コロナ禍でテレワークカテゴリを新設しました。また、デジタル領域専任の編集部が在籍しており、毎月多くの記事を掲載しています。
「ビジネスマンを多く囲う」かつ「デジタル周辺機器の情報が充実している」マイナビニュースで、「アフターコロナもテレワークを快適にする編集部おすすめアイテム」といった切り口での訴求がおすすめです。

新型コロナウイルスの流行後、テレワークを行ったことがありますか?

新型コロナウイルスの流行後、テレワークを行ったことがありますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

テレワークを快適に行うために、購入したものを教えてください。(複数回答)

テレワークを快適に行うために、購入したものを教えてください。(複数回答)

テレワークを行ったことがあるかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=123/Z世代女性 n=121/ミレニアル世代男性 n=127/ミレニアル世代女性 n=125)

新型コロナウイルス感染症の収束後も、勤め先でテレワークが認められるなら、テレワークを実施したいと思いますか?

新型コロナウイルス感染症の収束後も、勤め先でテレワークが認められるなら、テレワークを実施したいと思いますか?

※テレワークを行ったことがあるかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=123/Z世代女性 n=121/ミレニアル世代男性 n=127/ミレニアル世代女性 n=125)

今後、テレワークを実施する場合、購入を検討する可能性があるものを教えてください。(複数回答)

今後、テレワークを実施する場合、購入を検討する可能性があるものを教えてください。(複数回答)

※テレワークを行ったことがあるかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=123/Z世代女性 n=121/ミレニアル世代男性 n=127/ミレニアル世代女性 n=125)

マネー

コロナ禍で普及したキャッシュレス利用がさらに拡大!

キャッシュレス決済利用者の半数以上が、新型コロナウイルスの流行でキャッシュレス決済の利用比率が増えたと回答しました。
また、今回調査したZ世代・ミレニアル世代では、約半数が支払いの70%以上でキャッシュレス決済を利用していました。

キャッシュレス決済利用者は、「ポイント還元などの特典が受けられる」「レジの支払いがスムーズにできる」といった、コロナ禍に依らないメリットを感じています。
また、若年層を中心に、キャッシュレス決済を利用した割り勘などのやり取りも増えつつあり、アフターコロナは、さらにキャッシュレス決済の利用比率が増えると予想されます。

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マイナビウーマンは、20代後半~30代前半の、ライフイベントが多く控えており、賢くお金を貯めたいと思っている読者が多い傾向にあります。また、マネーに関する情報をお届けするマネーカテゴリを常設しています。「〇〇でポイントが利用できてお得」「購入履歴でカンタン家計管理」など、日常生活の便利さを訴求する切り口がおすすめです。
マイナビニュースでも、20代前半の若手ビジネスマンを多く囲っており、マネーに関する特集をシーズンに合わせてリリースしています。「スマートなビジネスマンを目指す」などのテーマ型の座談会が人気です。

現在、支払いにおいて、キャッシュレス決済(現金を使用せずにお金を払うこと)を利用していますか?

現在、支払いにおいて、キャッシュレス決済(現金を使用せずにお金を払うこと)を利用していますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

現在、支払いにおいて、キャッシュレス決済を利用する比率はどれくらいですか?

現在、支払いにおいて、キャッシュレス決済を利用する比率はどれくらいですか?

※キャッシュレス決済を「利用している」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=220/Z世代女性 n=272/ミレニアル世代男性 n=245/ミレニアル世代女性 n=261)

新型コロナウイルス感染症の流行後、支払いにおいて、キャッシュレス決済を利用する比率は変わりましたか?

新型コロナウイルス感染症の流行後、支払いにおいて、キャッシュレス決済を利用する比率は変わりましたか?

※キャッシュレス決済を「利用している」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=220/Z世代女性 n=272/ミレニアル世代男性 n=245/ミレニアル世代女性 n=261)

キャッシュレス決済を利用する理由は何ですか?(複数回答)

キャッシュレス決済を利用する理由は何ですか?(複数回答)

※キャッシュレス決済を「利用している」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=220/Z世代女性 n=272/ミレニアル世代男性 n=245/ミレニアル世代女性 n=261)

資産運用に興味を持つ人が増加!若年層へアプローチのチャンス

6割以上の人が新型コロナウイルスの流行で家計に不安を感じるようになったと回答し、さらにそのなかで約6割の人が資産運用に興味を持っていると回答しました。

若年層は、コロナ禍でお金への不安と向き合ったものの、「始めるお金がない」「損をしたくない」という理由で資産運用を行っていません。
アフターコロナは、少額から始められる資産運用や、プロに任せられる資産運用など、初心者向けの訴求を行っていくチャンスです。

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マイナビニュースは、就職サイトマイナビから移行してくる会員が多いのが特徴です。正社員で収入が安定しているため、資産運用に関する情報への興味が高く、リスクとリターンのバランス重視で運用したい人が多くなっています。
「コツコツまじめに資産運用をしたい」という傾向にあり、若年層のビジネスマンが多いので、「シンプルで分かりやすい」「少額からの運用が可能」などのポイントをアピールするのがおすすめです。

新型コロナウイルス感染症の流行により、家計に不安を感じるようになりましたか?

新型コロナウイルス感染症の流行により、家計に不安を感じるようになりましたか?


※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。
(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の流行により、資産運用(預金、投資信託、株式投資など)に興味を持つようになりましたか?

新型コロナウイルス感染症の流行により、資産運用(預金、投資信託、株式投資など)に興味を持つようになりましたか?

※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。
(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の流行により、興味を持つようになった資産運用を教えてください。(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の流行により、興味を持つようになった資産運用を教えてください。(複数回答)

※資産運用に「かなり興味を持つようになった」「やや興味を持つようになった」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=190/Z世代女性 n=189/ミレニアル世代男性 n=180/ミレニアル世代女性 n=191)

現在、貯金以外の資産運用を行っていますか?

現在、貯金以外の資産運用を行っていますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

貯金以外の資産運用を行っていない理由は何ですか?(複数回答)

貯金以外の資産運用を行っていない理由は何ですか?(複数回答)

※貯金以外の資産運用を行っているかという質問に「いいえ」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=151/Z世代女性 n=215/ミレニアル世代男性 n=166/ミレニアル世代女性 n=192)

外食・中食・内食

出前・宅配の利便性は欠かせないものに

出前・宅配サービス利用者の半数以上が、新型コロナウイルスの流行で出前・宅配サービスの利用が増えたと回答しました。
利用するメリットとしては、「自炊をしなくて良い」「買出しに行かなくて良い」といった利便性が多く挙げられました。

新型コロナウイルス感染症の収束後、出前・宅配サービスを利用する頻度は「変わらない」という回答が最も多く、アフターコロナに急激に利用者が減ることはないと予想されます。
少なくとも、新型コロナウイルスコロナの流行前に比べて、利便性を求める消費者に継続的に利用される見込みです。

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マイナビニュースは、ビジネスからエンタメまで幅広い情報を扱っているため、若手ビジネスマンを多く囲っています。
仕事に集中していて、栄養バランスが取れていないと感じているユーザーに、「自宅でバランスの取れた食事ができる宅配サービス」という切り口での訴求がおすすめです。

出前・宅配サービスを利用したことがありますか?

出前・宅配サービスを利用したことがありますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の流行後、出前・宅配サービスを利用する頻度は変わりましたか?

新型コロナウイルス感染症の流行後、出前・宅配サービスを利用する頻度は変わりましたか?

※出前・宅配サービスを「利用したことがある」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=151/Z世代女性 n=194/ミレニアル世代男性 n=147/ミレニアル世代女性 n=171)

出前・宅配サービスを利用する理由は何ですか?(複数回答)

出前・宅配サービスを利用する理由は何ですか?(複数回答)

※出前・宅配サービスを「利用したことがある」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=151/Z世代女性 n=194/ミレニアル世代男性 n=147/ミレニアル世代女性 n=171)

新型コロナウイルス感染症の収束後、出前・宅配サービスを利用する頻度は変わると思いますか?

新型コロナウイルス感染症の収束後、出前・宅配サービスを利用する頻度は変わると思いますか?

※出前・宅配サービスを「利用したことがある」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=151/Z世代女性 n=194/ミレニアル世代男性 n=147/ミレニアル世代女性 n=171)

テイクアウトサービスがひとりごはんの選択肢の一つに

テイクアウトサービス利用者の半数以上が、新型コロナウイルスの流行でテイクアウトサービスの利用が増えたと回答しました。
利用するメリットとしては、「自宅でゆっくり食べられる」「自炊をしなくて良い」といった利便性が多く挙げられました。

新型コロナウイルス感染症の収束後、テイクアウトサービスを利用する頻度は「変わらない」という回答が最も多く、新型コロナウイルスの流行前に比べて、飲食の選択肢として定着してきたようです。
アフターコロナは、友人等と店内飲食を希望する人がいる一方で、特にひとりごはんの選択肢としてテイクアウトサービスの需要が見込めると予想されます。

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20代後半~30代前半の未婚女性がメインターゲットのマイナビウーマンは、仕事もプライベートも全力で楽しむ女性が多いため、「たまには自分を労わってあげる」といった内容の記事が人気です。
「疲れた日は無理をせず、テイクアウトでゆっくり夕食を」や「人気店のメニューをテイクアウトしてプチ贅沢」といった切り口がおすすめです。

テイクアウトサービスを利用したことがありますか?

テイクアウトサービスを利用したことがありますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の流行後、テイクアウトサービスを利用する頻度は変わりましたか?

新型コロナウイルス感染症の流行後、テイクアウトサービスを利用する頻度は変わりましたか?

※テイクアウトサービスを「利用したことがある」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=181/Z世代女性 n=225/ミレニアル世代男性 n=195/ミレニアル世代女性 n=228)

テイクアウトサービスを利用する理由は何ですか?(複数回答)

テイクアウトサービスを利用する理由は何ですか?(複数回答)

 

※テイクアウトサービスを「利用したことがある」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=181/Z世代女性 n=225/ミレニアル世代男性 n=195/ミレニアル世代女性 n=228)

新型コロナウイルス感染症の収束後、テイクアウトサービスを利用する頻度は変わると思いますか?

新型コロナウイルス感染症の収束後、テイクアウトサービスを利用する頻度は変わると思いますか?

※テイクアウトサービスを「利用したことがある」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=181/Z世代女性 n=225/ミレニアル世代男性 n=195/ミレニアル世代女性 n=228)

旅行

国内旅行に行きたい!旅費を増やして計画

約7割以上の人がアフターコロナに旅行に行きたいと回答し、特に女性は9割近くの人がアフターコロナの旅行を希望していることが分かりました。
新型コロナウイルスの流行前に比べて、旅費を増やして計画する傾向にあり、海外旅行よりも国内旅行に興味があるという結果になりました。

一人ではなく「友人」と一緒に、「グルメ・名物料理」を目的に旅行に行きたいという回答が多く、コロナ禍に自粛していた、コミュニケーションや外食を楽しむという旅行スタイルが予想されます。

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マイナビウーマンの読者は、20代後半~30代前半の未婚女性で可処分所得が高く、余暇を大切にしている人が多いのが特徴です。国内外問わず、旅行業界の案件と親和性が高い読者層です。
アフターコロナは、自粛で叶わなかった「大切な人と特別な思い出をつくる時間」といった切り口での訴求がおすすめです。

新型コロナウイルス感染症の流行後、旅行を断念したことはありますか?(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の流行後、旅行を断念したことはありますか?(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の流行後、旅行を断念したことはありますか?(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の収束後、旅行に行きたいと思いますか?

新型コロナウイルス感染症の収束後、旅行に行きたいと思いますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の収束後、誰と旅行に行きたいと思いますか?(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の収束後、誰と旅行に行きたいと思いますか?(複数回答)

※新型コロナウイルス感染症の収束後、旅行に行きたいかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=210/Z世代女性 n=264/ミレニアル世代男性 n=208/ミレニアル世代女性 n=256)

新型コロナウイルス感染症の収束後の旅行は、流行前の旅行と比べて、旅費はどのくらいで計画しますか?

新型コロナウイルス感染症の収束後の旅行は、流行前の旅行と比べて、旅費はどのくらいで計画しますか?

※新型コロナウイルス感染症の収束後、旅行に行きたいかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=210/Z世代女性 n=264/ミレニアル世代男性 n=208/ミレニアル世代女性 n=256)

新型コロナウイルス感染症の収束後、何を目的に【国内旅行】に行きたいと思いますか?(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の収束後、何を目的に【国内旅行】に行きたいと思いますか?(複数回答)

※新型コロナウイルス感染症の収束後、旅行に行きたいかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=210/Z世代女性 n=264/ミレニアル世代男性 n=208/ミレニアル世代女性 n=256)

新型コロナウイルス感染症の収束後、何を目的に【海外旅行】に行きたいと思いますか?(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の収束後、何を目的に【海外旅行】に行きたいと思いますか?(複数回答)

※新型コロナウイルス感染症の収束後、旅行に行きたいかという質問に「はい」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=210/Z世代女性 n=264/ミレニアル世代男性 n=208/ミレニアル世代女性 n=256)

動画配信サービス(VOD)

作品・出演者にハマった人が続出!動画配信サービスが趣味の一部に

動画配信サービスの利用者の6割以上が、新型コロナウイルスの流行で動画配信サービスの利用が増えたと回答しました。
動画配信サービスを登録し続けている理由は、「暇つぶしになるから」という自粛生活ならではの回答もある一方で、「好きなジャンルのコンテンツが豊富だから」といった、趣味としての定着も見える回答が最も多くなりました。

コロナ禍で動画配信サービスの利用が増えた人のなかには、映画・ドラマなどの作品にハマった人はもちろん、出演者にハマった人も多くいます。ハマった人を逃さないコンテンツの供給により、アフターコロナも継続利用が予想されます。

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マイナビニュースのエンタメチャンネルは、専用公式Twitterを運営するほどの人気カテゴリです。特定の人物やキャラクターにどっぷりハマっているオタク女子(沼女子)を多く囲っており、沼女子特集を常設しています。
新規加入者の獲得を目的として、「ドラマや映画の出演者にフォーカスして作品を紹介する」などの切り口がおすすめです。

現在、動画配信サービスを登録していますか?

現在、動画配信サービスを登録していますか?

(Z世代男性 n=283/Z世代女性 n=304/ミレニアル世代男性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の流行後、動画配信サービスを利用する頻度は変わりましたか?

新型コロナウイルス感染症の流行後、動画配信サービスを利用する頻度は変わりましたか?

※現在、動画配信サービスを「契約している」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=162/Z世代女性 n=191/ミレニアル世代男性 n=146/ミレニアル世代女性 n=150)

動画配信サービスを登録し続けている理由は何ですか?(複数回答)

動画配信サービスを登録し続けている理由は何ですか?(複数回答)

※現在、動画配信サービスを「契約している」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=162/Z世代女性 n=191/ミレニアル世代男性 n=146/ミレニアル世代女性 n=150)

新型コロナウイルス感染症の収束後、動画配信サービスを利用する頻度は変わると思いますか?

新型コロナウイルス感染症の収束後、動画配信サービスを利用する頻度は変わると思いますか?

※現在、動画配信サービスを「契約している」と回答した方のみ。
(Z世代男性 n=162/Z世代女性 n=191/ミレニアル世代男性 n=146/ミレニアル世代女性 n=150)

化粧品

コロナ禍であきらめたポイントメイクが戻ってくる!

約3割の女性が、化粧品の購入において「通販」を利用する比率が増えたと回答しており、新型コロナウイルス感染症の収束後も、通販を利用する比率は「変わらない」という回答が最も多くなりました。

コロナ禍では、「化粧水・美容液・乳液・クリーム」の購入や、そもそも化粧品を購入しない人が増えました。アフターコロナは、「化粧水・美容液・乳液・クリーム」「ファンデーション」など、マスクを外した肌を綺麗に見せるアイテムに加えて、「口紅・リップグロス」「チーク」といったポイントメイクの購入意欲が高まると予想されます。

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正社員が多く、ビジネスシーンで好印象を与えるメイクを好むマイナビウーマンの読者に向けて、「血色がよく見えるポイントメイク」や「清潔感のある素肌感メイク」などの切り口での訴求がおすすめです。
また、コロナ禍で通販の利便性に気付いた女性も多いので、「友人へのギフト」という訴求もおすすめです。

新型コロナウイルス感染症の【流行後】、化粧品の購入において、「通販」を利用する比率は変わりましたか?

新型コロナウイルス感染症の【流行後】、化粧品の購入において、「通販」を利用する比率は変わりましたか?

※四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります。
(Z世代女性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の【収束後】、化粧品の購入において、「通販」を利用する比率は変わると思いますか?

新型コロナウイルス感染症の【収束後】、化粧品の購入において、「通販」を利用する比率は変わると思いますか?

(Z世代女性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の【流行がきっかけとなって、購入した】化粧品を教えてください。(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の【流行がきっかけとなって、購入した】化粧品を教えてください。(複数回答)

(Z世代女性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

新型コロナウイルス感染症の【収束後、購入を検討する可能性がある】化粧品を教えてください。(複数回答)

新型コロナウイルス感染症の【収束後、購入を検討する可能性がある】化粧品を教えてください。(複数回答)

(Z世代女性 n=304/ミレニアル世代女性 n=301)

まとめ

新型コロナウイルスの流行によって、需要が増えた商品やサービスに関して、既に生活の一部として欠かせないものになっている様子が伺えました。長い自粛生活は人々に負担を強いるものでありましたが、新たなライフスタイルをつくるきっかけとなったようです。

一方、自粛生活で我慢をしていた行動・感情を満たす、商品やサービスへの需要が、アフターコロナに見込まれることが分かりました。

時期を逃さず、アフターコロナの消費を狙ってアプローチするために、早めのプロモーション計画が重要でしょう。

マイナビメディアでは、定期的に消費者インサイトを調査し、時流を捉えたメディア運営を行っています。
アフターコロナのプロモーションは、マイナビニュース・マイナビウーマンまでお気軽にご相談ください!

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  • 調査対象

    20~34歳/全国/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員
    (a)男性/20~25歳 (b)女性/20~25歳
    (c)男性/26~34歳 (d)女性/26~34歳

  • 有効回答数

    (a)283件 (b)304件
    (c)304件 (d)301件

  • 調査時期

    2021年6月1日~2021年6月7日

  • 調査方法

    インターネット調査

コロナ禍で加速!「推し活」を楽しむ女性の消費傾向をアンケート調査

「推し消費」についてのインサイトをお届け!マイナビニュースでは、抜け出せないほど何かに夢中になっている状態=「沼落ち」しているという意味でオタク女子のことを『沼女子』と呼んでいます。消費の起点が「推し」になっている彼女達にアンケート調査を実施し、その消費傾向を読み解きます。

もくじ[非表示]

コロナの影響で、市場は拡大傾向

推し消費の市場は「アイドル沼」と「アニメ・キャラクター沼」の2大勢力が占めている

コロナ禍ではおうち時間が増え、オーディション番組からアイドルにハマった方や、サブスクリプション(以下サブスク)がきっかけでアニメにハマった方、今までとは違う新しいジャンルにハマった人など、大小問わず「沼」にハマった方が増えました。 今回のアンケートでは、「沼女子」の消費を解説しながら、「ジャンル=沼」と考え、大きくアイドル沼/俳優沼/アニメ・キャラクター沼/声優沼/舞台沼(2.5次元含む)の5つに分類。
市場の大半を占めているのがアイドル沼、次にアニメ・キャラクター沼が多い結果となりました。数だけ見るとアイドル沼が圧倒的ですが、推し活に年間100万円以上使う割合は舞台沼(2.5次元含む)が一番高いなど、沼によって消費の仕方が違うようです。

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マーケターから一言!

昨今、さまざまな形態のボーイズグループがデビューしており、「アイドル」というジャンルが簡単には括れない時代になりつつあります。 5年後には、この勢力図も変わってくるかもしれませんね。 さらにアンケートを細かく見ていくと、「アニメ・キャラクター沼の消費はグッズが起点」「アイドル沼の消費マインドは“推しの未来のため”」など、ジャンルによって消費のマインドにも違いがあることが分かりました。 ジャンル別の詳しいインサイトやアンケート結果も、ホワイトペーパーとして順次アップしていく予定ですので、お楽しみに!

あなたが一番ハマっているジャンルは何ですか?(単一回答)

あなたが一番ハマっているジャンルは何ですか?(単一回答)

 

(n=844)

新規層は微増。でもお金はドンドン使う傾向に

コロナがきっかけで何かにハマってしまった方は、全体の10%ほど。割合だけで見ると微増に見えますが、彼女達のほとんどがAfterコロナでもハマった沼にお金を落とし続けると回答しています。 さらに、ハマった当初より今の方が使う金額が増えていると答えた方は85.5%!沼女子は増えることはあっても減ることはなく、ハマればハマるほど大きく金額を使う、という傾向が伺えます。

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マーケターから一言!

ちなみに、使う金額が「多少増えた」「増えた」と答えた方の割合が最も多かったのはアニメ・キャラクター沼! サブスクが浸透したため、1つの作品にハマるだけではなく「ドンドン他の作品にもハマってしまう」という沼が広がるループができているのかもしれません。

ハマっているジャンルは、新型コロナウイルス感染拡大がきっかけでしたか?

ハマっているジャンルは、新型コロナウイルス感染拡大がきっかけでしたか?

(n=844)

新型コロナウイルス感染拡大がきっかけと答えた方にお聞きします。そのジャンルは、新型コロナウイルス感染拡大が収束しても応援していきたいと思いますか?

新型コロナウイルス感染拡大がきっかけと答えた方にお聞きします。そのジャンルは、新型コロナウイルス感染拡大が収束しても応援していきたいと思いますか?

※コロナがきっかけでなにかにハマったと答えた方のみ。(n=117)

新型コロナウイルス感染拡大がきっかけと答えた方にお聞きします。ハマった当初と今では、ジャンルに対して使う金額は変わりましたか?

新型コロナウイルス感染拡大がきっかけと答えた方にお聞きします。ハマった当初と今では、ジャンルに対して使う金額は変わりましたか?

※コロナがきっかけでなにかにハマったと答えた方のみ。(n=117)

イベントが無かったコロナ禍。彼女達の消費はどこに向かっていた?

コロナ前はチケット・遠征代がダントツ!コロナ禍ではグッズ・映像作品にお金をつぎ込む傾向に

コロナ前はライブやコンサート、展示会に行くために頻繁に遠征していた方が多数派でしたが、コロナ禍は外出できなかったため割合が大幅に減少。 チケット代が遠征代ほど下がっていないのは、オンライン配信などの影響があると思われます。
上記2つの代わりに伸びたのがCD・DVDなどの映像作品代。ライブなどで推しにお金を使えない分は、こちらの消費に回っていったようです。 どちらにしろ、「推しにお金を使いたい」というマインドは、コロナ禍でも変わっていません。全体的に見ても、外出せずに購入できる物に関しては、どの分野も伸びている傾向です。

プランナーの画像

マーケターから一言!

アンケートを細かく見ると、アニメ・キャラクターを推している沼女子はコロナに関係なく、グッズ代に一番お金を使っている傾向です。 この現象がなぜ起こるのか、実際にアイドル・アニメ両方の沼を経験した沼女子から話を聞いてみたところ、「アイドルのグッズは基本、自分の推し関連しか買わない。でもアニメはブラインド(中身が分からない)商品が多いから、自分の推しが出るまで沢山買わないといけない。」との回答が! アニメの沼女子達は推し1人にお金を使うよりも、グッズ体系の影響で作品全体にお金を使う傾向があるのかもしれませんね。 このような背景もあり、アニメにハマっている方たちは「低単価のものを沢山買う」ということに抵抗が無く、「推しのグッズが当たるか分からないけど、当たるまで買う」というマインドでグッズを購入すると考えられます。

新型コロナウイルス感染拡大前/感染拡大の渦中は、ハマっているもののために使うお金の中で、金額の割合が高いものは何でしたか?それぞれ3つずつ教えてください。

新型コロナウイルス感染拡大前/感染拡大の渦中は、ハマっているもののために使うお金の中で、金額の割合が高いものは何でしたか?それぞれ3つずつ教えてください。

(n=844)

伸びたグッズ消費、彼女達は企業に何を求めている?

コラボ商品でなくても、沼女子は買ってしまう

推しが宣伝しているものを購入するのはもちろん、推しとは全然関係が無いのに「この商品、メンバーのカラーだ…」と思うと買ってしまう層が多いのも沼女子の特徴。 商品のカラーリングを変えるだけでも、商材の売り上げを伸ばせる可能性があるでしょう。

プランナーの画像

マーケターから一言!

アイドルの多くはそれぞれメンバーカラーを持っていますが、アニメ・キャラクターは明確にカラーが決まっていないことが多いので、カラーリングでの消費が大きく見込めるのはアイドル沼だと考えられます。 ただ、アイドルを題材にしたアニメ作品やゲームについては、現実のアイドルと同じようにメンバーカラーが決まっていることがあるので、その場合はアイドル沼と同じような消費行動を起こすと考えられます。

応援している作品や人が宣伝していることをきっかけに、商品・サービスを買ったことはありますか?

応援している作品や人が宣伝していることをきっかけに、商品・サービスを買ったことはありますか?

(n=844)

作品カラー・アーティストカラーを意識して、商品・サービスを買ったことはありますか?

作品カラー・アーティストカラーを意識して、商品・サービスを買ったことはありますか?

(n=844)

推しがコラボするなら、どんな商品がいい?

彼女達が企業と推しのコラボに何を求めているのか聞いてみました!

アンケートで、「企業と推しがコラボするならどんな商品が良いか」を調査!最も声が大きかった4つのカテゴリを、その理由と彼女達が重視しているポイントと共にご紹介いたします。

化粧品(プチプラ・デパコス問わず)

 

化粧品(プチプラ・デパコス問わず)

 

遠征に行けない分、コロナ禍では化粧品や美容にお金を回したと答える方が多数。そのため「どうせ買うなら使える物を!」と、美容関連の商品とコラボを熱望する声が多数。また、舞台やコンサートではステージからファンの顔や服装などが意外と見えています。そのため、Afterコロナにおいても推しに会いに行くことを重点に置いている沼女子は「キレイな自分で会いたい」と考え、自分を磨く方向に消費が動くでしょう。

食品(お菓子・飲料など)・日用品

 

食品(お菓子・飲料など)・日用品

 

沼女子を続けていると、グッズが溜まってしまうのもよくある悩み。特にアニメ・キャラクター沼は、封を開けないとどのキャラクターの特典か分からない商品(=ブラインド商品)が主流のため、一人で何個も買う沼女子が多く、消費できるものだと助かるという回答が目立ちました。さらに、「コンビニなどで全国どこでも購入できる商品だと嬉しい」という声も沢山寄せられました。

アクセサリー・ジュエリー

 

アクセサリー・ジュエリー

 

消え物とは反対に、形に残るものが欲しいと思うのも沼女子。毎日身につけられるアクセサリーも需要が高めです。自由に使えるお金の範囲が広いため、単価の高い商品の需要もあるようです。アニメのキャラクターが作中で身につけている物を商品化したり、アイドルの推しが監修したアクセサリーなども、かなり需要がありそうです。

洋服・カバン

 

洋服・カバン

 

毎日身につけられる物はやはり人気!普段使いしようと考えている方も多いため、「オタクっぽいものはいらない。オシャレなものがいい!」「持っていて恥ずかしくないデザインがいい!」という彼女達のインサイトをしっかりと踏襲したグッズ作りが消費のカギになります。

 

まとめ

コロナ禍の影響で一人で過ごす時間が増え、今までの自分の趣味ができなくなったり、仲間と何かを一緒にすることも少なくなりました。そんな状況において、「推し消費」=新しい趣味・生きがいとして位置づける方も多くなっているのだと感じます。
また、推し活の先にはSNSなどで繋がれる「同じ推しを応援する仲間」との出会いもあり、コロナ禍で孤独感を感じている層にとっては、直接会えなくても一緒に推し活をする仲間がいる、という充足感にも繋がっているのではないでしょうか。
さらに、消費については必ずしもコラボしているものだけに購買意欲を掻き立てられるのではなく、カラーリングなどで推しを感じられれば、消費が動く可能性があることもアンケートから読み取れます。
幅広い商品ジャンルで消費が動く可能性があり、特にコラボしている商品に関しては「とりあえず買う」という消費マインドがあるため、新たな顧客層の獲得やブランドスイッチの促進も見込めるでしょう。
マイナビメディアでは、定期的に消費者インサイトを調査し、時流を捉えたメディア運営を行っています。 アフターコロナの消費、推し消費を狙ったプロモーションは、マイナビニュース・マイナビウーマンまでお気軽にご相談ください!

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  • 調査対象

    23~39歳/全国/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/「アイドル・俳優/キャラクター・アニメ・声優/舞台(2.5次元含む)」にどっぷりとハマっている(夢中になってお金や時間を注いだりしている)と回答した方

  • 有効回答数

    844件

  • 調査時期

    2022年1月17日~2022年1月18日

  • 調査方法

    インターネット調査