【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

リアルコミュニティを駆使したZ世代との共創プロモーション事例

本資料では、「自社の商品サービスがZ世代に合うのか、どう見られているのか分からない」「彼らに響くプロモーション手法が知りたい」というお悩みを持つ2社と共に行った、Z世代向けのプロモーション事例をポイントを押さえつつ紹介いたします。
若年層に向けたプロモーションのご参考にぜひご覧くださいませ。

SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新大学生編~

SNSに活発に触れ、行動範囲が一気に広がる新大学生160名にアンケート調査を実施!
本資料では、新大学生のSNSでの情報収集の実態や広告・キャンペーンに対する感じ方について解説しています。
貴社プロモーションのご参考にぜひご覧くださいませ。

大学生女子の「推し活」実態調査

「推し」への消費傾向は年代によっても様々!
若年層ならではの消費実態を紐解くため、今回は大学生にフォーカスしてアンケート調査!
社会人との違いや推しを知るきっかけなども解説していますので、若年層の推し消費に関するプロモーションのヒントとして、ぜひご覧ください。

大学生の消費実態調査

大学生の“今”が分かる!最近購入した物や、有意義と感じているモノ・コトなどをアンケート調査!
親に何かを買ってもらう際の基準や、購入のきっかけなど、定性調査の結果も盛り込みながら解説します。
大学生へのプロモーションのヒントとして、ぜひご覧ください。

大学生のキャッシュレス決済の実態は? 普段利用しているサービスから今後の利用意向まで調査

キャッシュレス決済が広く浸透している現代において、大学生のキャッシュレス決済の実態はどうなっているのでしょうか。

今回は、普段の決済方法として主にキャッシュレスを利用している「キャッシュレス派」と現金を利用している「現金派」それぞれの大学生を対象に調査を実施。普段利用しているサービスや今後の利用意向、お金に関する学びの意欲などについて詳しく解説します。

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1,キャッシュレス派と現金派、それぞれが普段利用しているキャッシュレス決済のサービスは?

Q.普段利用しているキャッシュレス決済のサービスをすべて教えてください。

Q9_普段利用しているキャッシュレス決済のサービスをすべて教えてください。

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

普段利用しているキャッシュレス決済のサービスでキャッシュレス派・現金派ともに最多だったのは「PayPay」(キャッシュレス派:74.2%、現金派:55.2%)でした。PayPayは、登録が簡単で利用可能な店舗も多く、大規模なキャンペーンを実施しているのが特徴。また、送金機能の利便性も、大学生の利用拡大の一因になっていると考えられます。

次いでキャッシュレス派・現金派ともに「クレジットカード」(キャッシュレス派:65.6%、現金派:35.9%)が続きました。クレジットカードはキャッシュレス決済の代表格でありネットショッピングなどで必要となることも多いため、大学生のうちから利用する人も多いのでしょう。ただし、クレジットカードの利用率は現金派とキャッシュレス派で2倍近くの開きがあり、現金派にはまだ浸透の余地があるといえます。

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2,コンビニやドラッグストアなどシチュエーション別の決済方法

Q.各シチュエーションで利用する支払い方法を教えてください

Q11_各シチュエーションで利用する支払い方法を教えてください。

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

各シチュエーションで利用する支払い方法は、キャッシュレス派と現金派で違いが見られました。

キャッシュレス派は、どのシチュエーションにおいてもQR/バーコード決済を多用する傾向があります。ただし、「店舗(アパレル・コスメなど)」では「クレジットカード」47.0%の割合が多くなっています。アパレル・コスメなどはコンビニやドラッグストアでの買い物より高額になりやすいことから、事前にチャージする必要のないクレジットカードでの支払いが増えると考えられます。

現金派は、どのシチュエーションにおいても基本的には現金で支払っていることがわかりました。ただし、コンビニでは40.2%がQR/バーコード決済を利用しています。コンビニでの買い物は少額の支払いで済むことが多いため、「お金を払った実感が湧きにくく使いすぎてしまうのでは」といったキャッシュレス決済への不安が薄れるのかもしれません。また、セルフレジなどで会計をスムーズにするためにQR/バーコード決済を利用している人もいるでしょう。

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3,キャッシュレス決済への不安や今後の利用意向

Q.キャッシュレス(現金を使わない支払い方法)で支払いをすることに不安がありますか?

Q13_キャッシュレス(現金を使わない支払い方法)で支払いをすることに不安がありますか?

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

キャッシュレスで支払いをすることへの不安についても、キャッシュレス派と現金派で違いが見られました。

「キャッシュレス(現金を使わない支払い方法)で支払いをすることに不安がありますか?」という問いに対して「はい」と答えた割合は、キャッシュレス派で24.8%だったのに対して現金派では40.9%と2倍近くにのぼります。現金派はキャッシュレス決済への不安を感じているからこそ、現金をメインに利用しているのでしょう。

Q.今後のキャッシュレス(現金を使わない支払い方法)の利用意向を教えてください。

Q15_今後のキャッシュレス(現金を使わない支払い方法)の利用意向を教えてください。

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

今後のキャッシュレス決済の利用意向について、キャッシュレス派では「キャッシュレスメインで支払いたい」58.9%が多数派でした。

現金派では「現金メインで支払いたい」47.8%が最多だったものの、「現金とキャッシュレスを使い分けたい」45.5%との差は小さく、キャッシュレス決済の利用に前向きな層も一定数いるようです。実際、コンビニでは現金派の40.2%がQR/バーコード決済を利用するなど(「Q.各シチュエーションで利用する支払い方法を教えてください。」より)、現時点でも現金派の間にキャッシュレス決済、特にQR/バーコード決済がある程度浸透していることがうかがえます。

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4,お金の学びについて、キャッシュレス派と現金派では異なる傾向

キャッシュレス決済を利用するにあたっては、ある程度のマネーリテラシーが求められます。キャッシュレス派と現金派ではお金の学びへの姿勢にどのような違いがあるのかについても調査しました。

Q.これまで、お金に関して学ぶ機会はありましたか?

Q21_これまで、お金に関して学ぶ機会はありましたか?

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

お金に関して学ぶ機会について、「自主的にお金に関して学んでいる」の割合がキャッシュレス派で26.8%だったのに対し、現金派では17.6%にとどまっています。一方、「あまり学ぶ機会はなかった」の割合はキャッシュレス派で33.8%だったのに対し現金派では42.5%となっています。

お金に関して学ぶ意向の強い人がキャッシュレスの仕組みやポイント還元などについて学んだ結果、キャッシュレス派になったのかもしれません。

Q.お金に関する知識をどこで得ることが多いですか?

Q22_お金に関する知識をどこで得ることが多いですか?

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

お金に関する知識の情報源として、「両親」はキャッシュレス派でも現金派でも共通していました。大学生は実家に住んでいることも多く両親とのつながりが強いため、影響を受ける度合いも強いでしょう。また、昨今は子どもの頃からマネー教育をしていたり、ジュニアNISAをしていたりする家庭もあるため(※)、両親からお金について学ぶ機会も増えていると考えられます。

一方、キャッシュレス派は「YouTube」30.0%という回答も目立ちました。YouTubeはTikTokやInstagramなどに比べて長尺のコンテンツに向いていることから、お金というやや難しいテーマを勉強するのにより適しているといえます。SNSの中ではYouTubeの次にTikTokの利用割合も高く、短い動画で初歩的な知識を学ぶのに活用しているのかもしれません。

※ジュニアNISAは2023年で終了。2027年からこどもNISA(仮称)が開始予定

Q.「お金に関する知識」についての関心度を教えてください。

Q23_「お金に関する知識」についての関心度を教えてください。

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

お金に関する知識について、キャッシュレス派・現金派ともに最多だったのは「これから知識を身につけ、活用したい」で、両者ともお金の学びには前向きであるといえます。

なお、「すでに知識があり、活用できている」と答えた割合は、現金派で15.3%だったのに対しキャッシュレス派では23.5%でした。キャッシュレス決済は上手に使えばポイント還元などのメリットがあるため、キャッシュレス決済を利用している時点で、お金に関する知識がある程度身についているといえるでしょう。

Q.もし金融教育を受ける機会がある場合、受講したいと思いますか?

Q24_もし金融教育を受ける機会がある場合、受講したいと思いますか?

(n=603 内訳:キャッシュレス派 n=302、現金派 n=301)

「もし金融教育を受ける機会がある場合、受講したいと思いますか?」という問いに対して、キャッシュレス派・現金派ともに一番多かった回答は「やや思う」でした。

ただし、「やや思う」と回答した割合は現金派で35.9%だったのに対しキャッシュレス派で46.7%と、キャッシュレス派が10ポイント程度上回っています。

「Q.これまで、お金に関して学ぶ機会はありましたか?」の章で考察したように、お金に関して学ぶ意向の強い人がキャッシュレス派になる可能性があるため、現金派をキャッシュレス派に取り込むには大学生のうちから金融教育のアプローチを行うことが重要であるといえそうです。

\お金の管理方法や資産運用の意向もチェック!/

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ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかったキャッシュレス決済・現金決済を利用している理由やキャッシュレス決済に感じている不安、資産運用の意向などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    【キャッシュレス派】18~23歳/男女/未婚/子どもなし/大学生、短大・大学校など/普段の決済方法として主にキャッシュレスを利用
    【現金派】18~23歳/男女/未婚/子どもなし/大学生、短大・大学校など/普段の決済方法として主に現金を利用

  • 有効回答数

    キャッシュレス派:302件、現金派:301件

  • 調査時期

    2026年3月

  • 方法

    インターネット調査

【インタビュー】Z世代のリアル恋愛トークから読み解く、等身大の恋愛観とは?~後編~│「感情」が動くマーケティング

恋愛の先に何を見ている?
Z
世代のSNS・結婚観・お金の感覚を聞いてみた

Z世代の恋愛観とは?

Z世代のSNS・結婚観・お金の感覚

前編では、出会い方や付き合い方を中心に、若者たちが恋愛とどのように向き合っているのかを見てきました。後編では、話題を一歩進め、SNSが恋愛に与える影響や、結婚への意識、デートやお金に対する感覚など、恋愛が生活や将来設計とどう結びついているのかについて話を聞いていきます。

感情だけで突き進むのではなく、現実や先のことを考えながら選択していく姿勢は、今の若者の恋愛観を理解するうえで欠かせない視点です。

 

登場マーケターのプロフィール

中西

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

座談会出席者

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

 

SNSは“出会いの場”であり“警戒ゾーン”でもある

Z世代の恋愛にSNSはどう影響する?

Z世代の恋愛にSNSはどう影響する?

桑野

SNSが恋愛に与える影響については、どう感じていますか?

高木さん

かなりあると思います。

SNSDMでやり取りしている人は、正直、遊んでいるイメージがあります。

中西

高木さんは以前の恋人と別れたあとなど、SNSでの変化はありましたか?

高木さん

ありました。前の恋人と別れたことは投稿内容などでなんとなく周りも気づくんですよね。
別れた直後に、フォローリクエストやDMが一気に来ました。
いわゆる「どしたん?話聞こか」みたいな人が増えました。()

気持ちが落ちているときはそういう軽い誘いに流されて、「じゃあお茶でもしよう」みたいなことはありました。

桑野

実際に会ってみて、どう感じましたか?

高木さん

やっぱり遊び目的の人が多かったです。まあ当然ですけど。
エスコートが上手だったり、女の子の扱いがうまい人ほど、逆に警戒するようになりました。

中西

井田さんはどうですか?

井田さん

影響は大きいと思います。
SNS
を出会い目的で使っている人をよく見かけます。
僕自身も、やっぱりSNSは完全に知らない人というより、友達の知り合いとか趣味が同じとか何かしらつながりがある人とやり取りすることもあります。もちろん最初は恋愛目的ではないですが、そこから始まる恋愛もあるんだろうなとは思いますね。

「いずれは結婚したい」でも、焦り方は男女で違う

令和の時代でも結婚観は男女差あり?

令和の時代でも結婚観は男女差あり?

桑野

結婚については、どんな考えを持っていますか?

高木さん

仕事である程度自立してから結婚したいです。
年齢でいうと28歳くらい、遅くても30歳前には結婚したいと思っています。
子どもは欲しいので、キャリアとのバランスも考えています。

中西

周りの雰囲気はどうですか?

高木さん

結婚を意識し始めている人は増えています。
今の彼氏と結婚前提でお付き合いしているわけではないので、その点では焦りがあります
恋愛経験がそこまで多くないので、もう少し経験してから考えたい気持ちもあります。

桑野

井田さんはどうですか?

井田さん

結婚はしたいです。付き合うときは、結婚できる相手かどうかを考えています。
ただ、周りを見ると少数派だと思います。

中西

周囲とのギャップは感じますか?

井田さん

感じます。
人生設計を具体的に考えているのは、女性のほうが多い印象です。女性のほうが年齢で切って考えている人が多いなあと思います。●●才までに結婚とか、
●●才までに出産したいみたいな。僕は、そういう年齢という時間軸で区切ったことはないですね。

桑野

じゃあ男性はどういう時間軸で区切るのでしょうか。

井田さん

そうですね、年齢というよりは仕事で一人前になったらとか、昇進したらとか、転職して落ち着いてからとかそういう区切りの人が多いかなという印象です。

理想はドラマ、現実はYouTube

桑野

恋愛観は、何から影響を受けていると思いますか?

高木さん

ドラマや映画です。
昔の作品を見返したりもしますし、少女漫画の影響も大きいと思います‼もちろん現実は違うと分かっていても、理想像としてはやっぱり記憶として残っています。

井田さん

自分は映画の影響が一番強いです。
理想は映画、現実ではカップルのYouTubeなどを参考にしています。

桑野

デートの場所は、どうやって探していますか?

高木さん

Instagramで検索します。
場所を決めてから、Googleでルートも含めてデートコースごと一気に決めちゃうこともあります。

井田さん

TikTokを見ることが多いです。バズってるから行ってみよう!みたいな感じですね。
基本的にはSNSで見つけてから口コミを調べたりするのが多いかもしれないです。

奢り問題よりも“パワーバランス”が大事

令和の対等な恋愛関係とは?

令和の対等な恋愛関係とは?

桑野

最後に、お金の話も聞かせてください。

高木さん

デートで使うお金というより、女の子は、デート前の準備にお金をかけます。そこは世間の男性陣に理解してほしいです。() 勝負のデートの前には美容院行ったり、まつエクつけたり、可愛い服を買ったりします。そこの経費がたまに負担に感じちゃいます。

中西

なるほど。女性の場合、恋愛の必要経費が男性よりもかかるということでしょうか。

普段のデート自体にかかる支出はいかがですか?

高木さん

彼氏との普段のデートなら割り勘で5,000くらいが目安です。ただ、正直に言うと初デートでおごられなかった場合は、「脈なしかな」と思います。

中西

逆の場合は?

高木さん

次がないと思った相手には、割り勘を申し出ます。
「今回は出してもらったから、次は出すね」と言える関係が一番いいと思います。

桑野

井田さんはいかがですか?

井田さん

人それぞれだとは思います。だけど僕は、やっぱり男性としてはおごりたい気持ちはあります。
ただまだ社会人1年目で余裕がすごくあるわけではないので普段は割り勘で、記念日は自分が出す感じになってますね。
さんもお話していましたが、最近は、おごられることに抵抗がある女性も増えている印象です。

高木さん

信頼関係が築けてないうちは、借りを作りたくない。みたいな気持ちはあります。だからもちろん奢ってくれるとありがたいけど、今の彼氏とは長く付き合っていきたいので、割り勘が多いですし、それが一番良いと思っています。毎回男性が奢るなんて持続可能な恋愛じゃない。

 

後編まとめ~ 「感情」だけでは動かない。Z世代の恋愛は“設計”されている

後編では、SNSの影響や結婚観、デートやお金の感覚について話を聞きました。

SNSは出会いのきっかけにもなり得る一方で、距離が近くなりすぎるからこそ慎重に使われている様子が印象的でした。DMやフォローといった行為ひとつにも相手の意図を読み取り、「踏み込みすぎない」「線を引く」といった判断が自然に行われています。

結婚については、「いずれはしたい」という意識は共通しているものの、体的なタイミングや考え方には男女で違いが見られました。女性では年齢やライフイベントを基準に考えてる一方、男性は仕事や生活の安定を軸に捉えている傾向も見られましたが、二人とも恋愛が将来設計の一部として現実的に考えられている様子がうかがえます。

また、デートやお金の話からは、相手とのパワーバランスや関係性を崩さないための配慮が随所に見られました。無理をして続ける関係ではなく、お互いが納得できる形で長く続けられることが重視されています。

こうした価値観は、恋愛に限らず、Z世代が人との関係全般において大切にしている距離感とも重なります。
マーケターにとっても、「近づきすぎない」「語りすぎない」コミュニケーションを前提に、相手の気持ちや行動を決めつけず、受け手が自分なりに意味づけできる余地を残した表現が、これからより重要になっていきそうです。

【調査資料紹介】大学生にとってAIは友達⁉ ――調査データから見える、Z世代とAIの距離感とは

生成AIの活用が社会全体で広がる中、大学生はAIをどのような存在として捉え、どのような距離感で日常的に使っているのでしょうか。

マイナビマーケティング・広報ラボは、大学生を対象にAIの利用実態調査を実施しました。本記事では、そのホワイトペーパー制作を担当した中西ディレクターに、調査結果をどのように読み解いたのか、数字から見えてきた傾向や背景について話を伺います。聞き手は、同ラボの桑野が務めます。

なお本記事では、調査結果の一部を紹介しながら、大学生とAIの関係性の「現在地」を整理しますが、具体的な利用シーンや詳細な分析、今後の示唆についてはホワイトペーパーで詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

AI調査

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登場マーケターのプロフィール

中西

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

生成AIの普及と、大学生の実際の利用状況とは

桑野

まずは、なぜ今「大学生×AI」の調査を実施したのか、背景から伺えますか。

中西

ここ数年で、生成AIの日常利用は爆発的に進んでいます。私たちが普段追っているトレンドやブームは、比較的ティーン世代から始まることが多いのですが、AIツールについても同じような流れなのか、実態をきちんとデータで確認したいと考えました。
特に大学生は、学習とプライベートの両方でAIに触れる機会が多い世代です。感覚的なイメージではなく、実際にどのような距離感でAIを使っているのかを把握する必要があると感じ、今回の調査を実施しました。

 

AIはチャッピーと呼ぶ?AIを「友達」と捉える大学生が多いという結果

Q.オープン型対話AIを人に例えると、あなたにとって最も近い存在はどれですか?

オープン型対話AIを人に例えると、あなたにとって最も近い存在はどれですか?

(n=302)

桑野

今回の調査結果の中で、特に印象的だったのが、AIを人にたとえた際に「友達」と回答した大学生が多かった点です。この結果について、どのように受け止めていますか。

中西

「友達」という言葉だけを見ると、AIを人と同じ存在として捉えているようにも見えますが、必ずしもそうではないと考えています。調査全体を通して見ると、AIは感情的に依存する対象というよりも、人に聞きづらいことを気軽に投げかけられる存在として受け止められているように感じました。

桑野

心理的な距離が近い存在、ということですね。

中西

はい。ホワイトペーパーでは、大学生がAIに相談している具体的な内容についても整理しています。たとえば、旅行や外出の予定を考える際の相談メッセージや返信文の言い回しを考えるサポート判断に迷ったときの意見整理など、日常の中で発生する小さな意思決定に使われているケースが多く見られました。
これらはいずれも、正解を求めるというより、自分の考えを整理したり、選択肢を広げたりするための使い方であり、AIが「一緒に考える存在」として機能している点が特徴的です。

 

プライベートでAIに相談されている内容とは

Q. プライベートでオープン型対話AIに相談したことのある内容は?

プライベートでオープン型対話AIに相談したことのある内容は?

(n=302)
※「この内容をAIに相談したことが無い」という回答の低い順から算出

桑野

ここまでのお話を伺うと、AIはかなり身近な存在として使われている印象があります。
具体的には、プライベートではどのような内容を相談しているのでしょうか。

中西

ホワイトペーパーでは、プライベートでAIに相談したことのある内容をランキング形式で整理しています。最も多かったのは「旅行・おでかけプラン」で、次いで「メッセージの返信内容」が続きました。

桑野

人間関係に直結する場面ですね。

中西

そうですね。大学生は、日常的に大学やアルバイト先などで同世代の友人と接する機会が多く、一見すると相談相手には困らなさそうに見えます。
それでも、相手にどう伝えるか、どう返すかといった細かな判断については、
AIに一度聞いて整理する、という使い方が多く見られました。

桑野

友達に聞く前の「壁打ち」のような役割ですね。

中西

まさにその通りです。
ランキング上位にはそのほか、将来のこと、健康、恋愛、趣味、ダイエットや美容に関する情報収集などが並びました。いずれも、深刻な悩みというよりは、日常の中でふと迷ったときに生まれるテーマが中心です。

また注目したいのは、ランキング下位の項目も含め、約半数以上が「AIに相談したことがある」と回答している点です。
この結果から、大学生にとってAIは、特定の用途に限られたツールではなく、
日常生活のさまざまな場面で自然に使われる存在になりつつあることが分かります。

桑野

だからこそ、「AIを友達にたとえる」という回答につながっているのかもしれませんね。

中西

はい。誰かに代わって答えを出してくれる存在というより、
考えを整理したり、選択肢を広げたりするための身近な相談相手として使われている。
この点が、今回の調査で見えてきた大学生とAIの関係性だと考えています。

ただし、AIを全面的に信頼しているわけではない

Q. AIの回答をどの程度信頼していますか ?

AIの回答をどの程度信頼していますか ?

(n=302)

桑野

一方で、AIの回答をどの程度信頼しているかを見ると、慎重な姿勢も見えてきました。

中西

そうですね。調査結果からは、AIの回答をそのまま受け入れるのではなく、参考情報の一つとして活用している様子がうかがえます。便利ではあるものの、最終的な判断は自分で行うという意識が、大学生の中でしっかりと残っています。

桑野

距離は近いけれど、意思決定を委ねているわけではないということですね。

中西

はい。利用が進んでいることと、信頼しきっていることは別です。この冷静さがある点は、大学生のAI活用を理解するうえで重要なポイントだと考えています。

 

学習・課題では「周りが使っている」が前提に

Q.課題・学習目的で周囲のオープン型対話AI利用状況を教えてください。

課題・学習目的で周囲のオープン型対話AI利用状況を教えてください。

(n=302)

桑野

学習や課題の場面になると、周囲の利用状況も大きく影響していそうですね。

中西

その通りです。この結果を見ると、学習面ではすでに「使うかどうか」を選ぶフェーズは過ぎているように感じます。学生が学習面では多かれ少なかれ使用経験があることが前提となり、AIは学習環境の一部として存在しつつあります。

桑野

個人の価値観というより、みんな使っている“当たり前にあるもの”になっているということでしょうか。

中西

AI活用は、個人の意識だけで完結するものではなく、周囲の利用状況や学習環境の影響を強く受けるものになりつつあります。だからこそ、教育現場においても、AIを前提とした環境づくりが重要な視点になってきています。

 

学習目的でAIを使うことへの「迷い」とは

Q.課題・学習目的でオープン型対話AIを使うことについての考えを教えてください。

課題・学習目的でオープン型対話AIを使うことについての考えを教えてください。

(n=302)

桑野

学習面では、効率的だと感じる一方で、不安や迷いを抱えている学生が多い結果となりました。

中西

この結果は、AI活用そのものを否定しているというより、「どこまで使ってよいのか分からない」という迷いの表れだと捉えています。ルールや基準が明確でない中で、学生一人ひとりが判断しなければならない状況が、不安につながっているのではないでしょうか。

桑野

使わないという選択ではなく、使い方に悩んでいる状態ですね。

中西

はい。調査結果を見る限り、多くの大学生はAI活用に前向きです。ただし、その使い方についての共通認識が、まだ定まっていない段階だと考えています。

 

4つのデータから見える「現在地」とは

桑野

ここまでのお話を伺うと、AIはすでに大学生の日常に入り込んでいる一方で、扱い方については模索段階にあるように感じます。

中西

私も同じ印象です。AIは身近な存在になりつつありますが、使い方や距離感はまだ定まりきっていません。現在は、AIとの向き合い方を社会全体で探っている過渡期だと言えるでしょう。

桑野

使わないという選択ではなく、使い方に悩んでいる状態ですね。

中西

はい。調査結果を見る限り、多くの大学生はAI活用に前向きです。ただし、その使い方についての共通認識が、まだ定まっていない段階だと考えています。

AI活用は、個人の意識だけで完結するものではなく、周囲の利用状況や学習環境の影響を強く受けるものになりつつあります。だからこそ、教育現場においても、AIを前提とした環境づくりが重要な視点になってきています。

詳細な分析や示唆はホワイトペーパーで

今回の調査からは、大学生がAIを身近な存在として受け入れながらも、特に学習シーンでは判断基準を模索している実態が見えてきました。

本記事では調査結果の一部をご紹介しましたが、具体的にどのような場面でAIが使われているのか
なぜ学習では迷いが生まれやすいのか教育機関や企業はこの状況をどう捉えるべきかといった点については、ホワイトペーパーで詳しく解説しています。

大学生とAIの関係がまだ定まりきっていない今だからこそ、判断材料として、ぜひホワイトペーパーをご活用ください。

 

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事ではAIの利用頻度やAIを使用した際の経験などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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Z世代ならではのマッチングアプリやSNSでの出会いはある?

恋愛に対する価値観は、時代や環境の変化とともに少しずつ形を変えています。
「今の若者は恋愛に消極的」と言われることもありますが、実際には恋愛をしなくなったというより、始め方や向き合い方が変わってきているようにも見えます。
今回の座談会では、大学生・社会人の若者2名に出会いのきっかけやマッチングアプリとの距離感、付き合う際の判断軸、恋愛を日常の中でどう位置づけているのかについて、率直に話を聞きました。

前編では、恋愛の「入口」となる部分に焦点を当て、今、若者たちがどのように出会い、どんな基準で関係を築こうとしているのかをひも解いていきます。

 

登場マーケターのプロフィール

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

座談会出席者

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

 

思ったより恋はしている?若者たちの現在地

桑野

最初にシンプルなところから聞かせてください。今、恋人はいますか?

高木さん

います。つい最近付き合い始めました。
9
月まで1年半付き合っていた彼氏と別れて、そのあと友達からの紹介や合コンで、15人くらい会いました。でも、正直あまりピンとこなくて。
最終的にはマッチングアプリで知り合った、同じ大学の人と付き合っています。

中西

15人と会うのはすごく行動力がいりますね。その中でも同じ大学という点は、やっぱり大きかったですか?

高木さん

大きいです。大学生同士のほうがいいなと思っていましたし、同じ大学であれば共通の話題も多いですし、授業の情報とか悩みとかも話せます。

桑野

たまたま同じ大学の人と出会えたんですか?

高木さん

友達に勧められて、大学名がわかるマッチングアプリを使いました。学生限定だし、みんな自分の学校名を出すので安心感もあって使ってよかったです。

中西

大学生・専門学生にアンケート調査をしたところ、マッチングアプリを利用したことがない人が7割を超えていたので、高木さんがアプリで恋人を見つけたと聞いて少し意外でした。

高木さん

周りでも使う人と絶対使わない人と半々くらいですかね。でもさっき言ったような大学生向けのアプリなども出てきて、少しずつ使ってもいいかなって子も増えてきたような気がします。

桑野

アプリを利用する人がじわじわ増えてきたんですね。周りの友達の恋愛状況はどんな感じですか?

高木さん

ちょうど同じタイミングで別れた人が多くて、私を含めて9組くらいが一斉に別れていました。

でも、そのあとマッチングアプリを始めた友達のうち、3組くらいはすぐ付き合い始めていました!恋愛にそこまで前向きじゃなさそうな子も使っていました。

中西

学生認証があることへの安心感はありましたか?

高木さん

ありました。そこは結構大きかったです。

桑野

井田さんは、今恋人はいらっしゃいますか?

井田さん

います。先月で3年目です。大学時代から付き合っていて、高校は同じでしたが、当時はほとんど関わりがありませんでした。
高校3年の体育祭で初めてちゃんと話して、写真を撮って連絡先を交換しました。大学は別々です。

中西

井田さんは学校という同じコミュニティで出会って交際という流れですね。アンケートでも出会いの場は圧倒的に学校が多かったです。

井田さん

まあ王道な流れかなとは思いますね()

高校が同じという共通点があるので共通の友人も多くてお互いなんとなく人となりが分かる。そういう安心感も交際に至りやすいのかもしれません。

桑野

結果として、大学、就職とライフステージが変わっても長く交際が続いていますもんね。

 

マッチングアプリは選択肢の一つになりつつあるのか

マッチングアプリは“選択肢の一つ”になりつつあるのか

真剣な出会いを求めマッチングアプリに登録するZ世代も増えている?

中西

マッチングアプリについて、高木さんの周りではどのくらい使われていますか?

井田さん

肌感なんですけど知り合いだけでも10人くらいは使っています。
僕自身も友達に勧めることはあります。自分は使っていないけど周りでパートナーを見つけた友達がいたりすると、ほかの友達に「出会いが無いなら使ってみたら?」とか言うこともあります。

桑野

使っている人の印象はどうですか?

井田さん

ぶっちゃけると、遊んでいる人もいます。
男友達にもかなりカジュアルに出会いを楽しんでいる人は少なからずいますね。

桑野

それは男性側だけの話ですか?

井田さん

それが意外と、女の子で、ひとり暮らしで寂しくて人を呼んでしまう、という話も聞きます。
正直、最初は「遊びたい男性」が多いというイメージを持っていたので、そこはビックリしました。

中西

高木さんは実際にアプリを使って、その印象は変わりましたか?

高木さん

変わりました。正直アプリによっては今でも遊びのイメージが強いものもありますが、真剣な人も増えてきて、全体的には前より信頼されてきていると思います。

桑野

ジャンルがジャンルだけに、信頼できるアプリじゃないとなかなか人には勧められないですよね。

中西

井田さんの周りではどうですか?

井田さん

自分は使っていませんが、社会人になってから周りで使う人はかなり増えました。
出会いの場が減るので、いろいろな条件でマッチした人と出会えるのは合理的だと思います。

桑野

学生の頃と比べて、印象は変わりましたか?

井田さん

大学12年の頃は、正直あまりいいイメージはなかったです。
遊びの印象が強かったですが、最近は真剣な恋愛をしたい人が多いアプリも増えて、抵抗は減りました。
今は、メジャーなアプリとかになると真剣交際を求めている人が多そうな印象です。

中西

井田さんにとってメジャーだと感じる恋愛アプリの基準って何でしょうか?

井田さん

テレビやWebでCMが流れているとメジャーだな、ちゃんとしてるんだろうなと思いますね。安直ですけど。()

 

恋愛に求めるのは、ときめきよりも安心感。その心理とは?

桑野

次に、付き合うときに相手に求めるものを聞かせてください。

高木さん

「好きな人」と「彼氏にしたい人」は別だと思っています。
好きな人にはドキドキやワクワクを求めたいけど、それだけでは付き合えません。
彼氏にしたい人は、一緒にいて楽しくて、素を出せる人です。

中西

「素」というのは、どういう状態ですか?

高木さん

矛盾してるかもしれないんですが、「素」っていっても使い分けてるかもしれない……。
友達の前だとガハガハ笑ったり、オールでカラオケに行ったり、すこし汚い言葉も使ったりします。
恋愛ではそこまで崩れすぎず、でも愛情表現はちゃんとできる、ちょうどいい距離感の素です。

桑野

井田さんはいかがですか?

井田さん

最初は、趣味や価値観が合うかどうか、会話していて波長が合うかどうかを見ます。恋愛に求めるものとしては、落ち着きが一番大きいです。
喋らなくても気まずくならない関係がいいです。

 

人生における恋愛の優先度は?振り回されない関係を選ぶ、という価値観

人生における恋愛の優先度は?振り回されない関係を選ぶ、という価値観

Z世代が求めるどちらかが一方的に振り回されない恋愛とは?

桑野

恋愛は、人生の中でどのくらいの位置づけですか?

高木さん

順位はつけていません。
大学ではいろいろなプロジェクトをやっていますし、全部やりたいと思っています。正直、全部やろうとして体調を崩したこともあります。

中西

理想と現実で違いはありますか?

高木さん

理想は、会っていない時間はそれぞれ別のことに集中することです。
でも実際は、恋愛のことが気になってしまうこともあります。
神社で最初にお願いするのは家族のこと、その次が自分の将来のことです
恋愛はもちろん大切だけど心のどこかで、「どうにでもなる」と思っています。

桑野

友達とはどんな話をしますか?

高木さん

結局、恋愛の話が多いです。たかが恋バナと思われるかもしれないですけど、
恋愛の話をしていると、そこから生き方や考え方の話になっていって面白いなと思います。
友達の人生観が分かって、そういう考え方もあるんだ!と自分の視野も広がりますよ。

中西

井田さんはいかがですか?

井田さん

平日は仕事に集中して、休日は一緒に過ごす、という形です。順位はつけていませんが、1週間の中で自然に調整しています。

桑野

恋愛に振り回される感覚はありますか?

井田さん

あまりないです。
今の彼女はお互いの距離感の取り方が似ているので、その点も含めて落ち着いています。

 

前編まとめ~Z世代が大切にしているのは「関係性のバランス」~

今回の座談会前編では、出会い方や付き合う際の判断軸、恋愛の優先度について話を聞きました。

マッチングアプリや学校など、出会いの形は多様化していますが、共通していたのは「安心感」や「無理のなさ」を重視している点です。ドキドキする気持ちや勢いよりも、一緒に過ごす日常が具体的に想像できるかどうかが、付き合うかどうかの判断につながっているようです。

また、恋愛は大切な存在ではあるものの、学業や仕事、友人関係と並ぶ「生活の一部」として位置づけられている点も印象的でした。最優先ではないからこそ、恋愛だけに依存せず、自分の時間や人生設計とのバランスを取りながら関係を築こうとする姿勢が見えてきます。

こうした価値観を前提にすると、Z世代にとって恋愛は盛り上げるものというよりも、無理なく続けられるものへと変化していると言えそうです。
マーケターにとっては、恋愛を過剰にドラマチックに描くよりも、安心感や信頼感が自然に伝わる表現のほうが、今の若者の感覚にフィットしやすいのかもしれません。

後編では、こうした恋愛観が、SNSの使い方や将来設計、結婚やお金の感覚とどのようにつながっているのかを掘り下げていきます。

 

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