【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

【Z世代コミュニティを活用した事例から見る】「共創」マーケティングでZ世代をファン化させる鍵とは?

細分化時代の高校生市場で、なぜ高校スポーツ大会が注目されるのか|感情が動くマーケティング

高校生マーケティングは全体に届きにくい時代へ

インターハイの予選が始まった

今年も夏のインターハイ予選がスタート。白熱する試合が全国各地で繰り広げられます。

高校生の夏が始まっています。

インターハイ予選、夏の甲子園予選、国スポ(旧国体)予選など。
全国の頂点を目指す戦いは、すでに各地で始まっています。

近年、Z世代・高校生向けマーケティングは難化していると言われています。SNSの普及によって若者の趣味嗜好は細分化され、同じ高校生でも触れているコンテンツも大きく異なります。TikTokのおすすめも違えば、推しも違う。かつてのように、全員が見ているテレビ番組誰もが知っている流行は生まれにくくなりました。

すなわち企業にとって、「高校生全体に認知される」ことは以前より難しくなっています。だからこそ今、高校スポーツ大会という存在は、マーケティング視点でも改めて注目すべき接点になっています。

 

高校スポーツ大会は出場者以外にも広がっている

SNSで広がる話題

インターハイや甲子園に出場する選手たちのSNSは同級生もチェックし広がりを見せる。

実際、インターハイや甲子園に出場する高校生は、全体から見ればほんの一握りです。しかし重要なのは、出場者数ではありません。
高校スポーツには、地区予選、県予選、ブロック大会といった長い予選のプロセスがあります。

つまり全国大会だけでなく、その過程も含めて、多くの高校生が何らかの形で接触しているのです。同じクラスの生徒が県大会へ進む。
友人がレギュラー争いをしている。吹奏楽部として応援に行く。学校全体が応援ムードになる。
競技者本人でなくても、高校スポーツは学校コミュニティを通じて自然に認知が広がります。これは、現在の高校生市場においてかなり珍しい特徴ではないでしょうか。

今の高校生市場は界隈化が進み、同じ高校生でも接触している情報が大きく異なります。一方で、高校スポーツ大会は、多かれ少なかれ多くの高校生が認知しており、さらに少しでも関わりがある層は熱量を持って見つめています。
つまり高校スポーツ大会は、「認知の広さ」と「興味の深さ」が両立している数少ないイベントとも言えます。
これはマーケティング視点では非常に大きな特徴です。

 

SNS時代、高校スポーツ大会は“UGCが生まれやすい場になっている

インハイエールプロジェクト

大塚製薬が近年行っている施策エールコップも盛り上がりを見せます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000082938.htmlより引用

さらに現在の高校スポーツ大会を語る上で欠かせないのが、SNSの存在です。
従来、スポーツ大会におけるスポンサー価値は、会場看板やテレビ中継、現地来場者への露出などが中心でした。しかし今、高校スポーツ大会ではまったく違う形の露出が生まれています。

それが、高校生自身によるUGC(ユーザー生成コンテンツ)です。大会前日になるとInstagramTikTokにはゼッケンやユニフォームの写真が並びます。

「#応援よろしくお願いします」
「#絶対勝つ」
「#最後の夏」
「#このメンバーで戦えるのも最後」

そんな投稿には、多くの高校生のいいねやコメントが集まります。しかも重要なのは、これらが企業主導ではなく、高校生自身の感情によって自然発生していることです。企業は本来、UGCを生み出すためにハッシュタグ施策や投稿キャンペーン、インフルエンサー施策などを実施します。

一方、高校スポーツ大会では、投稿したくなる感情そのものが存在しています。
努力、緊張、達成感、悔しさ、仲間意識。高校スポーツは感情が大きく動く場であり、その瞬間は記憶にも深く刻まれます。
だからこそ、企業が仕掛けなくても、高校生たち自身が大量の投稿を生み出していきます。

これはマーケティング視点で見ると、非常に特徴的な構造だと言えるのではないでしょうか。さらに、高校スポーツ大会におけるUGCは、単なるSNS投稿では終わりません。そこには、同級生、他校の友人、部活動仲間、後輩、保護者、OBOGなど、リアルなコミュニティが存在しています。
つまり高校スポーツのUGCは、アルゴリズム上で流れていくだけの投稿ではなく、「リアルな人間関係の熱量」を伴って拡散されるUGCでもあるのです。

そして、その写真や動画には、自然な形でスポンサー企業のロゴも写り込みます。ゼッケン、大会で配られるサンプル商品、ユニフォーム、看板。
本人たちはスポンサーを宣伝している意識はありません。しかし結果として、企業ロゴは青春の記録の一部としてSNS上へ拡散されていきます。
今の高校生は広告への感度が高く、いわゆる“案件”や売り込み感にはシビアです。一方で、高校スポーツ大会のスポンサー企業は、「大会を支えてくれている存在」として肯定的に受け取られやすい特徴があります。

高校スポーツ大会は、「広告感が薄いまま、強い感情と一緒にブランド接触できる場」になっているのです。

 

なぜ企業は高校スポーツ大会に協賛するのか

インハイエールプロジェクト 部活動応援ポスター

大塚製薬の2025年インターハイのまさに感情が動く広告ビジュアル

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000082938.htmlより引用

高校スポーツ大会には、飲料メーカーだけでなく、スポーツ用品、交通、旅行、人材など、多くの企業が関わっています。背景には、競技人口だけでは測れない接点価値があります。
たとえば、ポカリスエットを展開する大塚製薬は、近年インターハイへの協賛を続けてきました。夏の大会会場で繰り返し目にするあの青いロゴは、多くの高校生にとって「部活」「汗」「夏」と結びついた象徴的な存在になっています。

また、ミズノやアシックスなどスポーツブランドにとっても、高校スポーツは重要な接点です。高校時代に使っていたシューズやウェアは、競技人生の記憶として残りやすく、全国大会という特別な舞台でのブランド接触は、単なる商品認知以上の意味を持っています。
さらに、マイナビも、近年インターハイに協賛を行う企業の一つです。進学や将来、キャリアについて考え始める世代に対する認知はビジネスの生命線とも言えるほど重要なものです。高校スポーツへの協賛は、挑戦する若者を応援する企業としてのブランド形成にもつながっています。

 

高校スポーツ大会は地域経済も動かしている

インターハイ2026

今年のインターハイの開催地は近畿地方。各府県がSNSチャンネルを開設し盛り上げる。

高校スポーツ大会は、競技だけでなく地域経済への影響も大きいイベントです。

選手、保護者、学校関係者、応援団など、多くの人が全国から移動することで、宿泊・飲食・交通など地域消費も発生します。そのため、自治体にとっても大会誘致は重要です。実際、自治体が大会専用SNSを立ち上げるなど、若年層との接点として大会を活用する動きも見られます。高校スポーツ大会は今、単なるスポーツイベントではなく、学校コミュニティ、SNS、地域、企業を横断する巨大な接点になっています。

 

共通体験が少ない時代だからこそ価値がある

令和は全員に届くコンテンツが減った時代です。だからこそ企業は今、「広く認知され、なおかつ強い感情が動く場」に価値を見出しています。
高校スポーツ大会は、多くの高校生が認知しており、学校コミュニティを通じて自然に広がり、SNSで熱量が可視化され、さらに選手自身が発信者になります。そこには、学校単位の応援文化や、最後の夏のような強い感情、リアルな人間関係による拡散があります。

つまり高校スポーツ大会は、「認知」「感情」「UGC」「コミュニティ」が同時に発生する場になり得るのです。さらに高校スポーツ大会では、企業が大きく仕掛けなくても、高校生自身が感情を伴ったUGCを生み出し、リアルなコミュニティの中で拡散していきます。この構造は、細分化が進む高校生マーケットにおいて、非常に貴重な接点だと私は感じています。

最も難解とも言われる高校生マーケットを捉える上で、高校スポーツ大会は、今後あらためて注目すべきマーケティング接点の一つになっていくでしょう。

リアルコミュニティを駆使したZ世代との共創プロモーション事例

本資料では、「自社の商品サービスがZ世代に合うのか、どう見られているのか分からない」「彼らに響くプロモーション手法が知りたい」というお悩みを持つ2社と共に行った、Z世代向けのプロモーション事例をポイントを押さえつつ紹介いたします。
若年層に向けたプロモーションのご参考にぜひご覧くださいませ。

【2026年上半期】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

【2026年上半期】に流行ったヒト・コト・モノ・コトバ・ウタのランキングを発表!10代女子が選ぶ各トレンド第1位🥇とは?5つの部門に分けてランキングをご紹介します。
さらに今回3部門にわたってランクインした「モナキ」と2部門にわたってランクインした「CUTIE STREET」から受賞コメントも届きました。ぜひご覧ください。

【2026年上半期】トレンドランキングの傾向とは?
 
5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」がヒト部門1位に。さらにウタ部門ではM!LKの「爆裂愛してる」、コトバ部門では昨年の大ヒット曲「好きすぎて滅!」から派生した「○○すぎて滅」が1位と、M!LKが3冠を獲得する結果となりました。

さらに2026年4月デビューの4人組コーラスグループ「モナキ」がヒト部門2位、ウタ部門ではモナキのデビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」が2位と、モナキへの注目度も高まっていました。

また、コト部門では「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ」、モノ部門では「シール帳」が上位にランクイン。特にシール帳ブームは、人気のシールが入手困難になるなど社会現象といえる状況です。近年、平成を象徴するカルチャーやアイテムが再評価される「平成レトロブーム」が広がりを見せていますが、今後もこの傾向は続くでしょう。

■ヒト部門編

ヒト部門_2026年上半期トレンドランキング

1位🥇 『M!LK』

佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ボーカルダンスユニット。2025年には立て続けにヒット曲をリリースし紅白歌合戦に初出場。10代女子へのインタビューでは「紅白出場が決まったときにみんなで喜んでいる動画がおもしろかった」との声が寄せられた。
2026年にリリースされた楽曲『爆裂愛してる』は<ウタ部門>でも1位を獲得。さらに別の楽曲に由来する『○○すぎて滅』も<コトバ部門>で1位を獲得し、3冠を達成した。

2位🥈 『モナキ』

「純烈」の弟分として結成された4人組男性コーラスグループ。2026年4月のデビュー前から注目を集めており、「2026年上半期に流行ったヒト」として、10代女子が名前を挙げた。
最年少メンバー「おヨネ」がSNSで注目を集め、デビュー曲の『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』はTikTok上で大ヒット。本ランキングの<ウタ部門><コトバ部門>でも上位にランクインした。

『モナキ』受賞コメント👑
この度ヒト、ウタ部門2位を頂き、ありがとうございます!
いろんな方々にモナキを知っていただき、広めていただいたことをとても嬉しく思います。
皆さんに長く応援して頂けるよう、心温まるグループを目指して頑張ります!ほんまやで☆

3位🥉 『CUTIE STREET』

「KAWAII MAKER」をコンセプトに活動する8人組アイドルグループ。
2026年3月に韓国の音楽番組「M COUNTDOWN」に出演し、デビュー曲であり人気曲である「かわいいだけじゃだめですか?」を韓国語で披露。その様子を収めた番組公式YouTubeチャンネルの動画が3日間で300万回再生を突破、1ヶ月たらずで1,000万回再生を突破するなど大きな反響を呼び、今や人気は国内だけにとどまらない。

『CUTIE STREET』受賞コメント👑
このたび、『ヒト』部門でCUTIE STREETが3位・『ウタ』部門で私たちの楽曲『ぷりきゅきゅ』が7位を受賞させていただきました!
SNSをきっかけに、10代女子のみなさんにもCUTIE STREETのことや楽曲を知っていただけていることが本当に嬉しいです!ありがとうございます。
これからもKAWAII MAKERとして、たくさんのCUTIEをお届けできるよう頑張ります♡

4位 『榎田一王』

ABEMAの恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」の「筋肉担当」として注目を集めた。筋トレは趣味の域を超え、全国高校生男子ボディビル選手権大会170cm超級で優勝するなどボディビルディングの世界でも活躍中。さらに、男子高生ミスターコン2025では準グランプリを獲得している。
10代女子からは「榎田一王(えのきだいおう)が出てきたことで、筋肉好きの女子が増えた気がする」といった声が寄せられた。

5位 『猪狩蒼弥』

男性アイドルグループ「KEY TO LIT(キテレツ)」のメンバー。テレビ番組やドラマ、CMなどで幅広く活動し、映画「教場 Requiem」にも出演したことで、最近注目度が高まっているようだ。
10代女子へのインタビューでは「バラエティを頑張っている姿が好感を持てる」「テレビに出ると話題になる」という声が挙がった。

6位 『都(みやこ)』

前回のトレンドランキングにも登場したインフルエンサーの都(みやこ)が順位を上げて今回もランクイン。歯に衣着せぬ物言いと軽妙なトークが人気を博し、SNSの総フォロワー数は2026年6月時点で200万人超え。2025年にはファンミーティングを開催するほか雑誌にも掲載され、活動の幅を広げている。
10代女子からも「今年ずっと見ていた」「定期的にバズる」などと好評だ。

7位 『岩瀬洋志』

数々のドラマ・映画に出演し注目を集めている俳優。ViViによる「2025年下半期 国宝級イケメンランキング」NEXT部門、タレントパワーランキング「2026年ネクストブレイク 男性編」で共に1位を獲得した。端正な顔立ちで関西弁を喋る姿にギャップがあると、映画やドラマ外の本人の魅力に注目が集まった。
10代女子からは「SNSに動画が流れてきてよく見かけた」「ドラマでよく見た」という声が寄せられた。

8位 『今井暖大』

ABEMA「今日、好きになりました。」に出演。2021年、1万6000人超の応募があった第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト15名に選出された。爽やかでスタイリッシュな容姿を生かし、モデルとして雑誌やランウェイで活躍中。
姉は10代女子からも人気の高いインフルエンサーのおさき。

9位 『時田音々』

ABEMA「今日、好きになりました。」の「マクタン編」「夏休み編2025」「卒業編2026」に出演。「マクタン編」で出会った<ヒト部門>8位の今井暖大と、「卒業編2026」にてカップル成立したこともあり話題となった。2026年4月には今井暖大と2人でランウェイにも登場している。TV番組やCM、MVへの出演など幅広く活動。

10位 『野口衣織』

指原莉乃のプロデュースにより誕生した10人組アイドルグループ「=LOVE」のメンバー。そのビジュアルで10代女子から広く支持されており、髪型をウルフカットに変えてイメチェンしたときは大きな反響を呼んだ。
また、出演していたバラエティ番組「ラヴィット!」では、番組メンバーへビリビリペンをプレゼントするなど遊び心のあるキャラクターも人気だ。
2026年4月にリリースした20thシングル「劇薬中毒」では佐々木舞香と共にダブルセンターを務めるなど、注目が集まっている。

■コト部門編

コト部門_2026年上半期トレンドランキング

1位🥇 『ズートピア2』

大人気ディズニー・アニメーション映画『ズートピア』の続編で、2026年4月時点で国内興行収入は150億円を突破。さらに、第98回アカデミー賞 長編アニメーション部門にノミネートされた。
10代女子の間では、シャキーラによる主題歌「Zoo」のダンスが話題になった他、作品に登場する「ジュディ」と「ニック」も人気を集めており、キャラクターの動画をまねして撮影するTikTokが流行るなど、作品・音楽・ダンス・キャラクターと全方位的に流行ったようだ。

2位🥈 『レスラー会見』

ゲームソフトの「リズム天国」に収録されているリズムゲームの1つ。ゲーム自体のリリースは2011年だが、この音源が最近になってTikTokで人気となり、多くの動画が投稿されている。
特徴的な「テケテケテケですか」という歌詞のリズムとインパクト、振り付けがシンプルで真似しやすいことが人気の理由のようだ。

3位🥉 『DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ』

フリュー株式会社がプリ機30周年企画として展開中の『DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ』。平成時代のプリクラの写りや落書き、デザイン、BGMなどを現行のプリクラ機で再現した。
10代女子へのインタビューでは、「友達が撮っていた」「Instagramのストーリーズによく上がっていた」といった声が集まり、平成レトロブームがまだまだ続いている様子がうかがえた。

4位 『リブート』

2026年1月から放送を開始したTBSテレビ日曜劇場『リブート』。妻殺しの罪を着せられたパティシエが整形手術を受け、悪徳刑事として新たな人生を始める(=リブートする)という斬新な設定と、先の読めない展開に、SNSでは考察が過熱。
第1話がTVer配信開始後8日間で歴代最多の478万回再生を記録するなど、ドラマを見ない世代にも影響力がある作品となった。

4位 『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』

2026年4月10日に公開された「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第29弾。公開から3日間で興行収入は35億円超、観客動員数は231万人突破と、劇場版コナンシリーズとして歴代最高のオープニング成績となった。
これまでの劇場版シリーズを毎年見ている10代女子も多く、インタビュー時は劇場公開前であったが、今年の作品を待ち遠しくしている様子が印象的だった。

6位 『ラヴ上等』

Netflixで配信された恋愛リアリティーショー。企画・プロデュースはタレントのMEGUMI。出演者はいわゆるヤンキーであり、「恋も喧嘩も命懸け」をコンセプトに、山奥の学校「羅武上等学園」で、14日間にわたる共同生活を繰り広げる。日本特有のヤンキー文化に着目した斬新さや個性豊かな出演者たちが注目を集め、世界的に大きな反響を呼んだ。
配信開始直後には、Netflixの週間ランキングで日本1位、非英語シリーズの世界8位にランクインした。

7位 『足回しダンス』

bbno$の「two」という楽曲に合わせて足を素早く動かすダンス。「twoダンス」とも呼ばれる。TikTokでインフルエンサーをはじめとした多くのユーザーが動画を投稿して話題になった。ダンスとしての難易度はかなり高く、練習用のスロー動画などが多く出回っている。

8位 『ほどなく、お別れです』

「小学館文庫小説賞」で大賞に輝いた長月天音の人気小説を映像化した話題作。葬儀会社でインターンとして働き始めた主人公が、先輩の葬祭プランナーに導かれながら、遺族や故人にとって悔いのない「理想の見送り」に向き合っていく。
浜辺美波と目黒蓮の共演でも注目を集め、公開から45日間で観客動員は約300万人、興行収入は40億円を超えるヒットとなっている。

9位 『頑張ってのTikTok』

クリエイターのおだまよとVTuberの轟はじめがコラボした楽曲「頑張りたいソング」を使用したTikTokの動画。
曲中で繰り返される「頑張って 頑張って ドゥンドゥン」のリズムや絶妙なゆるさが人気となった。また、振り付けがシンプルで真似しやすいことから、多くの人が動画を投稿している。

10位 『トンツカタンタンダンス』

クレイジーウォウウォ!!の楽曲「トンツカタンタン」を使用したダンス動画が、TikTokを中心としたSNSで人気となっている。ハイテンションでキャッチーなメロディと、比較的簡単に真似できる振り付けが広く受け入れられているようだ。
実際、多くのインフルエンサーや一般ユーザーがTikTokなどに動画を投稿している。

■モノ部門編

モノ部門_2026年上半期トレンドランキング

1位🥇 『シール帳』

近年の平成レトロブームの影響を受け、平成に流行ったシール帳が令和にリバイバル。10代女子からも注目されている。ぷっくりとした「ボンボンドロップシール」や液体の入った「ウォーターシール」など立体感のあるシールが特に人気で、入手困難なものも存在する。
人気のインフルエンサーがSNSでシール帳を公開するなど、SNSを起点にブームが広がっているようだ。

2位🥈 『ドバイチョコ餅』

2025年に大流行し、まだブームの続くドバイチョコレートが餅に進化。もちもちした生地の中にはザクザク食感のカダイフ(細麺状の生地)となめらかなピスタチオクリームのチョコで、食感のコントラストが楽しい一品。
10代女子によると、韓国アイドルのウォニョンが「おいしい」と言ったことがきっかけで注目を集めたという。

3位🥉 『トモコレ』

正式名称は「トモダチコレクション わくわく生活」というゲームソフト。トモコレシリーズは2009年のリリース以降長らく新作が出ておらず、10代女子にとって新鮮な作品といえる。体験版のリリース時から注目を集め、SNSでもたびたび話題を呼んだ。
自分や友達をキャラクターに投影できるため愛着が湧き、予想外の会話や展開が生まれるところが、10代女子にも楽しまれているようだ。

4位 『メロジョイ』

中国発のスクイーズ。従来のスポンジのような質感ではなく、非常に柔らかいシリコン素材でできたとろけるような感触が特徴だ。
その触り心地に魅了される10代女子は多いようで、1個2,000円ほどとスクイーズの中では高価格帯であるにもかかわらず、「秒で売り切れる」と言われるほど人気となっている。

5位 『ぽこ あ ポケモン』

「ポケットモンスター」シリーズ初のスローライフゲームとして注目を集める本作。ゲームの世界でポケモンとふれあいながら生息地をつくったり家を建てたりできる。ポケモンたちの暮らしを観察しつつ自分らしい世界を表現できるところが本作の魅力だろう。
特に「かわいい家作り動画」と「推しポケモンとの日常動画」が10代女子の間でシェアされ、TikTokの「#ぽこあポケモン」「#ぽこポケ」タグでは多くの動画が投稿されている。

6位 『ヨアジョン』

韓国発のヨーグルトアイスクリームブランド。2025年頃から本格的に注目され始め、新大久保・原宿などに店舗が進出し話題に。好みに合わせてチョコやフルーツ、シリアルなどをトッピングできる。
カスタムできる楽しさに加え、一般的なアイスクリームと比べてヘルシー感があることから、10代女子に受け入れられているようだ。また、豪華に盛り付けられたフルーツやコムハニー(生蜂蜜の巣)がSNSで映えることも人気の理由だろう。

7位 『スマホ吸盤シート』

両面に吸盤がついた薄いシートで、スマホの背面に貼り付けることができる。三脚が使えない場所でも、このシートを使えばスマホを壁などに貼って自撮りをすることが可能になる。TikTok用の動画を撮る機会が多い10代ならではのアイテムといえる。
両手が自由になるため、メイク中の動画視聴や自撮り等にも活躍しているようだ。

8位 『ドット柄アイテム』

10代女子によると、K-POPアイドルグループNCT WISHの世界観からインスパイアされたファッション「ウィッシュコア」を起点に、ドット柄アイテムが流行しているという。
ウィッシュコアはレトロでロマンチックな雰囲気が特徴で、星や天使の羽、ドットなどのモチーフがよく使われる。その中でもドット柄アイテムは、「今年流行るファッション」として話題になったそうだ。

9位 『えもじの子(仮)』

LINEの標準絵文字が刷新されたタイミングで、2024年11月25日に突然姿を現したキャラクター。その名が示す通り、キャラクターデザインは絵文字をモチーフにしている。登場直後からSNSでは、「かわいい」「表情が豊か」などの反応が相次いだ。
10代女子によれば、XなどのSNSで見かける機会が多いという。

10位 『星型のニキビパッチ』

従来のニキビパッチといえば、基本的に肌色で「ニキビを隠すためのもの」というイメージが強かったが、NY発のStarfaceが手掛ける星形のニキビパッチはカラフルでポップなイメージ。「ニキビは憂鬱なもの」というネガティブな印象を覆した。
韓国ガールズグループBLACKPINKのロゼも愛用するなど著名人の愛用者も多く、10代女子からも注目を集めているようだ。

■コトバ部門編

コトバ部門_2026年上半期トレンドランキング

1位🥇 『○○すぎて滅』

<ヒト部門>1位にランクインしたM!LKの人気曲「好きすぎて滅!」から生まれたコトバ。
会話やSNSで、好きな俳優や推しなどに対して「好きすぎて滅」と使うほか、強い感情を込めて「しんどすぎて滅」「お腹空きすぎて滅」などと使う。さまざまなシチュエーションで使える汎用性の高いコトバとして10代女子の間に浸透しているようだ。

2位🥈 『ば・く・れ・つ♡』

<ウタ部門>1位を獲得したM!LKの楽曲「爆裂愛してる」の流行に合わせて、『ば・く・れ・つ♡』のフレーズも流行中。曲中で繰り返される『ば・く・れ・つ♡』の強いインパクトが、10代女子に響いているようだ。
10代女子へのインタビューによると、会話などで使うコトバというより、曲と一緒に広まったコトバとして認知されているようだ。

3位🥉 『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』

<ヒト部門>2位にランクインしたモナキの楽曲『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』の曲名がそのまま流行ワードに。軽快さと勢いのあるフレーズが使いやすく、広く受け入れられているようだ。
実際、10代女子へのインタビューでは参加者の多くが流行っているコトバとして『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』を挙げた。

4位 『フレネミー』

「フレネミー(Frenemy)」とは、「友達(Friend)」と「敵(Enemy)」を組み合わせた造語。表面上は親しい友人として振る舞いつつ、陰で相手を攻撃する「友達のふりをした敵」を指す。過去にSNSで話題になり、それ以降耳にする機会が増えたという。
10代女子によると、親しい友達同士で冗談として「え、それフレネミーじゃん」などと使うとのことだ。

5位 『え、好き。』

こちらも<ヒト部門>1位の座に君臨したM!LKの人気曲「好きすぎて滅!」から生まれたコトバ。山中柔太郎の「え、好き。」というLINEスタンプが衣装の肩飾りと合わさって「え、好きぺ。」に見えるとファンの間で話題になった。
その後、山中柔太郎が音楽番組のライブパフォーマンスで「え、好き。」の箇所を「え、好きぺ。」と歌い、ファンを大いに喜ばせた。

6位 『最初はキュン!』

<ウタ部門>3位を獲得した中島健人の「最初はキュン!」がコトバ部門にもランクイン。同楽曲の世界観と振り付けがTikTokを始めとするSNSで話題となっており、そのキャッチーなフレーズとダンスが数多くのショート動画で使用されている。日頃TikTokに触れる機会の多い10代女子の間にも「最初はキュン!」が急速に広まったようだ。

7位 『頑張ってドゥンドゥン』

<コト部門>9位にランクインした「頑張ってのTikTok」から生まれたコトバ。
TikTokの検索窓に「頑張って」と入力すると、すぐ「頑張ってドゥンドゥン」が候補に上がってくるほどメジャーなコトバとなっている。一度聴いたら頭から離れない中毒性のあるフレーズとして、10代女子の間で広まっているようだ。

8位 『人の心とかないんか?』

アニメ「呪術廻戦」第3期・死滅回游の第51話で、禪院直哉が放ったセリフ。その強烈なインパクトからか瞬時にネットミーム化し、ひどい目にあったときなどに使われる。
アニメファン以外にも広く広まったためか、10代女子へのインタビューでは「呪術廻戦のセリフだと知らなかった」「キャラクターは知らないがセリフだけは知っている」という声も挙がった。

9位 『差し上げます頂きます』

<ウタ部門>5位にランクインしたKing & Prince × 50TAによる「希望の丘」のコール&レスポンスのフレーズ。King & Princeの2人が「差し上げます」と歌い、観客が「頂きます」と返す楽しいかけあいとなっている。
TikTokをはじめとしたSNSで話題となり、10代女子の間にも広まっているようだ。

10位 『水はやべぇだろ』

Netflixの恋愛リアリティーショー「ラヴ上等」の出演者が放った一言。既存メンバーのBabyが、新メンバーであるダンサーのあもにパフォーマンスとして水をかけられた後、あもにレモンサワーをかけて「水はやべぇだろ」とつぶやいた。これがネットミーム化して広がった。
10代女子によると、インパクトの強い出来事があったときに、「それはやべぇだろ、水はやべぇだろ」というように使うという。

■ウタ部門編

ウタ部門_2026年上半期トレンドランキング

1位🥇 『「爆裂愛してる」M!LK』

<ヒト部門>1位を獲得したM!LKのメジャーデビュー後8枚目かつ初の両A面シングル。ポジティブでハイテンションなラブソングとなっており、覚えやすいメロディと歌詞・ダンスが10代女子に刺さり、YouTubeで公開されたMVは4,700万回再生を突破(2026年6月時点)。
曲中で繰り返される『ば・く・れ・つ♡』は<コトバ部門>でも2位にランクインするなど、強烈なインパクトで10代女子の心をつかんでいる。

2位🥈 『「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」モナキ』

<ヒト部門>で2位にランクインしたモナキのデビュー曲。2026年4月のデビュー前から話題となっており、2月にTikTokでの楽曲配信をスタートするとTikTok総再生回数10億回を突破する大ヒット曲となった。
TikTokにはこの曲を用いたダンス動画が多数投稿されており、中には300万回再生を超えるものもある。
10代女子からは「おもしろい」「頑張ってる感じがいい」といった声が寄せられた。

3位🥉 『「最初はキュン!」中島健人』

中島健人の「アイドル」をテーマにした2ndアルバム「IDOL1ST」に収録された楽曲。
じゃんけんを恋に見立てた楽曲で、「最初はキュン! じゃんけん恋! あいこでショット! あっち向いて恋!」のサビに振りをつけた動画がTikTokに多数投稿され、耳から離れないメロディが人気となっている。

4位 『「僕のかわい子ちゃん」MON7A』

2025年、ABEMAの恋愛リアリティー番組『今日、好きになりました。ハロン編』に出演したMON7Aは、思いを寄せていた長浜広奈に気持ちを届ける場面で弾き語りを披露し、大きな話題を呼んだ。
ジャケット写真は、MON7Aの強い希望により、タイトルやアーティスト名、イラストを長浜広奈が描き下ろしている。MVは、『今日、好きになりました。ハロン編』のロケ地でもあるベトナム・ハロンで撮影された。

5位 『「パズル」幾田りら』

「今日、好きになりました。」シリーズの主題歌。恋が始まる瞬間までの揺れ動く思いを「パズルのピース」になぞらえ、胸の内の変化を丁寧に描いた、優しく温もりに満ちたポップ・チューン。
2026年1月19日の配信リリースに先立ち、1月5日からTikTokでサビを先行公開。配信開始までの2週間で、楽曲を使用した動画投稿は1.2万件を突破し、TikTok音楽チャートで8位に入るなど、大きな注目を集めた。

5位 『「希望の丘」King & Prince × 50TA』

50TAは、狩野英孝の歌手名義。テレビ番組内で「デビュー予定のバーチャルアイドル」への楽曲提供を依頼された50TAは「希望の丘」を作曲したが、本当の依頼主はKing & Princeだった。2人は小学生の頃から50TAの大ファンで、50TAはKing & Princeが希望していたコール&レスポンスを盛り込み、楽しい曲に仕上げた。
また、テレビ朝日「ミュージックステーション」ではKing & Princeと50TAが3人でパフォーマンスを披露した。

7位 『「ぷりきゅきゅ」CUTIE STREET』

<ヒト部門>で3位にランクインしたCUTIE STREETが、時代を超えて親しまれてきたプリクラの「あるある」を歌ったポップチューン。MVは、プリ機という小さな箱の中で青春を繰り広げる「イマドキ女子」の物語をテーマに制作された。
耳に残るキャッチ―なメロディや自身と重ねやすいプリクラカルチャーというテーマが、10代女子に刺さったようだ。

8位 『「lulu.」Mrs.GREEN APPLE』

TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期のオープニングテーマ。
リリース前日の22時頃、Mrs. GREEN APPLEの公式YouTubeチャンネルでライブ配信「Prologue to」が突如始まり、その流れで「lulu.」のMVがサプライズで公開された。これを受け、バンドファンやアニメファンの間で大きな話題に。配信中には「#Prologueto」がXのトレンド最高4位に入り、MV公開後には「#lulu」がトレンド1位を獲得したという。

9位 『「RUDE!」Hearts2Hearts』

韓国の8人組アイドルグループ、Hearts2Heartsが約4カ月ぶりにリリースした新曲。軽やかなハウスサウンドに乗せて、常識や決まりごとにとらわれない「自由な女の子」を表現したダンスチューンで、愛らしさの中に大胆な魅力をのぞかせる1曲となっている。
ルールに縛られず自分らしさを肯定する曲の世界観が、10代女子に支持されているようだ。

10位 『「AIZO」King Gnu』

TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」のオープニングを飾る、King Gnu書き下ろしの楽曲。息をつく間もないスピード感あふれる展開が際立つ、現代的なロックナンバーに仕上がっている。
King Gnu公式YouTubeチャンネルでの同曲の再生回数は2026年6月時点で5,900万回を超え、幅広く人気を集めている。

【担当マーケターコメント】

ウタ部門_2026年上半期トレンドランキング

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

2026年上半期の10代女子トレンドを見ると、2025年に引き続き、“共感”や“等身大”の流れはありながらも、今年はより「軽やかさ」や「テンション」が重視されているように感じます。特に象徴的だったのが、M!LKの「爆裂愛してる」や「○○すぎて滅」、さらにモナキの「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」といった、“思わず口に出したくなる”コトバや楽曲の広がりです。今回ランクインしたコトバや楽曲には、歌詞に深く共感する“聴かせるコンテンツ”というより、その場の空気を瞬時にぱっと明るく変えられるような“テンション”を持つものが多く見られました。

背景には、物価高やSNS疲れなど10代自身も無意識に感じているストレス環境があるのかもしれません。重たい空気をすぐに変えられる“テンション”を持つコンテンツが支持されるのは、今注目される「メンパ(メンタルパフォーマンス)」の価値観とも重なる流れと言えそうです。

また、「シール帳」や「DEAR 令和&平成 ウチらの伝説プリ」など、平成レトロブームも継続しています。SNSでは、平成時代に青春を過ごした大人たちによる“平成懐古”的なコンテンツが多く見られます。「あの頃は楽しかった」という空気感に日常的に触れることで、ティーンにとって平成は、単なるレトロブームを超えた“あこがれ”として映っているのかもしれません。また、シール帳や平成プリは、単なる“平成風アイテム”ではなく、交換したり、一緒に撮ったりと、モノ消費に留まらない“平成時代のコミュニケーション”そのものを体験できるコンテンツになっています。

今回のランキングからは、“みんなでテンションを共有できること”や、“空気感そのものを楽しめること”が、今の 10代にとって大きな価値になっていることが見えてきました。SNSで常に誰かとつながり、空気を読み続ける今の時代だからこそ、“心が疲れない楽しさ”が、10代にとって大きな価値になっているのかもしれません。

お問い合わせ

「10代のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    610件

  • 調査時期

    2026年4月16日~2026年4月30日

  • 方法

    事前アンケートにて375名から回収したフリーアンサーで抽出したワードの中から、5つのジャンルごとにマイナビティーンズ会員との座談会を通して20〜31項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施。

【2026年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

TikTokやYouTubeといった各SNSの発信により、たちまち人気となるインフルエンサー。近年は多くのクリエイターが活躍しており、幅広いジャンルのコンテンツを発信する多才な人から、1つのジャンルを極める人など様々です。
今回はSNSを中心に活躍する、今最も10代女子に影響力のあるヒトをアンケート調査しました。【インフルエンサー部門】【商品レビュー部門<美容・コスメ>】【商品レビュー部門<フード>】の3部門にてランキングを発表します。

10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

【インフルエンサー部門】

1位🥇:長浜 広奈 /初ランクイン

ABEMAの恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」で注目を集め、「おひなさま」の通称で親しまれている。「ひな?やったー!」「両手に男でーす」などの発言がたびたびSNSで話題となり、飾らない言動やキャラクターで人気を集めた。「10代女子が選ぶ2025年トレンドランキング」ではヒト部門1位にランクイン。SNSの総フォロワー数は162万人超え(2026年4月時点)。

10代女子の声🎤
「人柄や考え方が私にないものですてきだなと思う」「自分を持っているしかわいい」といった声が寄せられており、個性的で芯のあるキャラクターが10代女子から支持を集めているようだ。

2位🥈:おさき

テレビ出演やランウェイモデルなどの活動に加え、アパレルブランド「Poly Jam(ポリージャム)」をプロデュースするなど多方面で活躍。自身のYouTubeチャンネル「おさき日記」が人気を集めており、SNSの総フォロワー数は約300万人(2026年4月時点)。

10代女子の声🎤
ビジュアルと親しみやすさで人気を集めており、「おもしろくてかわいい」「YouTubeがおもしろい」「親近感がある」などの声が多数寄せられている。

3位🥉:MINAMI

10代から根強い人気を集め、インフルエンサーランキングに連続でランクイン、SNSの総フォロワー数は580万人超え(2026年4月時点)。SNSではファッションやメイク、ダンスの動画が人気で、アパレルブランド「Mixmii(ミクスミー)」のディレクションを務めたり、カラコンをプロデュースしたりとマルチに活動している。

10代女子の声🎤
「かわいい」というビジュアルへの評価はもちろん、「プロ意識が高い」「役に立つ情報をたくさん教えてくれる」といった評価も目立った。活動へのストイックな姿勢もファンを引きつける要素となっているようだ。

4位:ひまひま

小学校3年生のときに 始めたYouTube活動が人気を集め、現在YouTubeのチャンネル登録者数は約100万人(2026年4月時点)。 長年YouTubeを見続けてきたファンも多い。中学生のときにテレビ番組へのレギュラー出演を果たし、現在も多数のテレビ番組や配信サービスへの出演を続けている。

10代女子の声🎤
「勉強と芸能活動を両立していて尊敬する」「最近大学受験についての動画をアップしていて、同じ受験生として共感できた」といった声が寄せられた。努力家なところと等身大の発信が10代女子の心をつかんでいる様子。

5位:さくら

女子小中高生向けYouTubeチャンネル「めるぷち」の元メンバー。特技のダンス動画などが人気で、SNSの総フォロワー数は530万人超え(2026年4月時点)。テレビやイベント、広告への出演実績も多く、ティーン向け雑誌『Popteen』の専属モデルを務めるなど、幅広く活動している。

10代女子の声🎤
「かわいくて憧れ」「顔がタイプ」「メイクを真似したい」などの声が寄せられている。10代女子にとって憧れであり、お手本になる存在といえるだろう。

5位:谷村 優真(ゆま助) /初ランクイン

ABEMAの恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」に出演し、注目を集めた。TikTokでは飾らない近況報告トークも交え、特技のヘアアレンジを中心に発信。ビジュアルはもちろん、自然体な雰囲気が10代女子から支持されている。

10代女子の声🎤
「ヘアアレンジが参考になる」「かわいいのに面白い」「親近感がある」といった声が目立った。お手本になりつつもまるで身近な友達のような親しみやすいキャラクターが人気の理由のようだ。

商品レビュー部門<美容・コスメ>

1位🥇:ハウスダスト

SNSの総フォロワー数300万人超え(2026年4月時点)の人気美容系クリエイター。投稿するメイク動画は、毎回印象が大きく変わる変身ぶりに定評がある。100円ショップのアイテムを使用したメイク方法などプチプラ情報も発信し、10代女子の支持を集めている。

10代女子の声🎤
「メイクの技術がすごい」「劇的に変われるメイクを教えてくれる」「分かりやすい」などの評価が多数集まっており、メイク技術への信頼の厚さがうかがえる。

2位🥈:ちゃんちゃんまる /初ランクイン

独特のお嬢様口調と確かなメイク技術で、美容テクニックをおもしろく伝える動画が好評。TikTokで活躍したクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan」2025で「Beauty Creator of the Year」を受賞するなど、注目を集めている。

10代女子の声🎤
「おもしろいのにおすすめのコスメとかをはっきり教えてくれて分かりやすく、人柄もいい」「わかりやすくて真似しやすい」といった声が寄せられた。独自のキャラクターと分かりやすさが10代女子から支持されているようだ。

3位🥉:コスメヲタちゃんねるサラ

チャンネル登録者数150万人超え(2026年4月時点)の人気美容系YouTuber。YouTubeにとどまらず、各種SNSでも幅広く美容情報を発信している。ハイブランドだけでなくプチプラコスメを使ったメイクテクニックも多数紹介し、10代女子から人気を集めている。

10代女子の声🎤
「話題の商品を検証してくれる」「プチプラ商品も紹介してくれるので、レビューを参考に買い物しやすい」など、レビューを参考にしている10代女子が多かった。また、「おもしろい」といった声も多く、キャラクターも愛されているようだ。

3位🥉:ののち /初ランクイン

美容・ファッション系インフルエンサーとして、得意の変身メイクや原宿系ファッションについて発信。自分らしさを大切にした発信が支持され、SNSの総フォロワー数は110万人超え(2026年4月時点)。最近はファッション雑誌や映像作品に出演するなど、幅広く活動している。

10代女子の声🎤
「メイクやファッションが参考になる」のほか、「おしゃれで、自分の世界をしっかり持っていて憧れる」「自分をしっかり持って表現できているから尊敬する」といった声が寄せられ、芯のある等身大の発信が人気の理由のようだ。

5位:ななこ

岐阜出身・岐阜在住の美容系クリエイターとして活動。SNSの総フォロワー数は200万人超え(2026年4月時点)。現役学生としてリアルな時短メイクなどを発信するほか、カラコンのプロデュースを行うなど活動の幅を広げている。

10代女子の声🎤
「わかりやすくてかわいい」「とっても参考になるし、長い時間で丁寧に教えてくれる」などの声が多く寄せられた。美容について細かいところまで教えてくれるインフルエンサーとして、支持を集めている。

商品レビュー部門<フード>

1位🥇:ハシダ

商品レビューやレシピ紹介を行うグルメ系インフルエンサーで、SNSの総フォロワー数は250万人超え(2026年4月時点)。話題の新商品をいち早く取り上げ、ユーモアあふれる軽快なトークで紹介するスタイルが人気。

10代女子の声🎤
「レビューが上手で、高評価だったグルメは思わず食べたくなる」など、レビューに定評がある。「手が大きすぎてサイズ感の参考にならないところまでおもしろい」といった声も複数寄せられた。

2位🥈:正直レビュー

前回から順位を上げて2位にランクイン。「正直レビュー」の名の通り、忖度のない正直なレビューが「信頼できる」と多くの視聴者から支持されている。SNSの総フォロワー数は約100万人(2026年4月時点)。

10代女子の声🎤
10代女子からの信頼は厚く、「PRとか関係なく正直にレビューしているので一番参考になる」「話を盛っていないから一番参考になる」といった声が多数集まった。

3位🥉:のすけぼっち飯

前回から順位を上げて3位にランクイン。ファストフード店やラーメン店などの身近な飲食店で「ぼっち飯」をして大量に食べるスタイルが特徴。豪快な食べっぷりとポジティブなレビューで人気を集めている。SNSの総フォロワー数は約175万人(2026年4月時点)。

10代女子の声🎤
「レビューがしっかりしていて、食べ方もきれい」「全ての食べ物をおいしそうに食べるため、自分も自然と食べたくなる」といった声が多数寄せられた。見ていて気持ちのいい食べっぷりが人気の理由のようだ。

4位:MIYU ASMR /初ランクイン

咀嚼音のASMR動画を中心に発信しているグルメ系インフルエンサー。2023年にはレシピ本も出版している。おいしそうに食べる姿と咀嚼音のASMRが人気を集め、SNSの総フォロワー数は650万人超え(2026年4月時点)。

10代女子の声🎤
ビジュアルと食べ方が支持されており、「すごい量を食べているのに痩せていて、バクバク食べるのがすごいかわいいし、音がいい。あと食べ方がすごくきれい」「顔がかわいいし、たくさん食べているところが大好き」といった声が多く集まった。

5位:神楽 ひなこ /初ランクイン

かわいらしい外見とたくさん食べる姿のギャップが人気のグルメ系インフルエンサー。SNSの総フォロワー数は386万人超え(2026年4月時点)。アイドルグループ「ドレスコード」をプロデュースするなど、幅広く活動している。

10代女子の声🎤
「おいしそうに食べるだけじゃなくて、食べ方もほんときれい! かわいくて、見ているこっちも癒やされる」「かわいいお顔をしているのにたくさん食べるのがギャップ」などの声が寄せられた。ビジュアルと食べっぷりが人気を集めているようだ。

まとめ

以上、【2026年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキングでした。

今回のランキングでは、各部門で以下のような傾向が見られました。

インフルエンサー部門
ABEMAの人気番組「今日、好きになりました。」から2人がランクインするなど、同世代の共感を強く呼ぶ存在が注目を集める。

商品レビュー部門<美容・コスメ>
忖度のない「本音ベース」で商品を試してくれる「検証型」の発信が、買い物の参考になり支持を獲得。

商品レビュー部門<フード>
きれいな食べ方はもちろん、咀嚼音などを用いて五感に訴えかけ、視聴者に「食べてみたい!」と思わせる「体験共有型」の表現が人気を集める。

現在の10代女子にとってインフルエンサーは、「憧れの存在」であることは変わらない一方で、「身近に感じられること」がより強く求められる傾向です。動画の面白さやクオリティに加え、コミュニケーションも重視されており、視聴者からの意見やコメントも取り入れながら発信をアップデートしていく姿勢が多くの共感や信頼につながっています。

このように、ジャンルを問わず現在の10代女子から支持を集めるインフルエンサーの特徴としては、「憧れ」と「親近感」のバランスを保ちつつ、リアルさ・透明性・双方向性を備えている点が挙げられるでしょう。

10代女子のトレンドやインサイトに大きく影響を及ぼす存在ですので、今後の最新トレンドのキャッチアップに、本調査をぜひお役立ていただけますと幸いです。

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  • 調査対象

    マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)

  • 有効回答数

    ①初回 n=79件 ②2回目 n=521件
    (2段階に分けて定量調査を実施。初回は名称をFAで聴取し、2回目は初回であがった名称を選択式で実施。)

  • 調査時期

    2026年2月~2026年3月

  • 方法

    インターネット調査

【2026年版】10代に聞いた! 定番の卒業ソングランキング

多くの10代にとって、学校の卒業式は人生の節目となる特別なイベントといえます。そんな卒業式を彩る卒業ソングの流行には、時代の色が反映されるものです。

そこで今回は、10代の学生にとっての定番卒業ソングを調査! 定番だと思う理由や卒業ソングを知ったきっかけ、最近の卒業式事情なども解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,卒業ソングランキングの1位は「3月9日」、2位は「正解」

Q.卒業ソングといえばどの曲ですか?(3つまで選択可)

卒業ソングといえばどの曲ですか?

(n=317)

卒業ソングランキングは1位「3月9日(レミオロメン)」38.8%、2位「正解(RADWIMPS)」33.8%となり、他の卒業ソングと大きく差をつけて1位と2位にランクインしました。

次いで、3位「手紙~拝啓 十五の君へ~(アンジェラ・アキ)」17.4%、4位「友〜旅立ちの時〜(ゆず)」17.0%、5位「栄光の架橋(ゆず)」13.3%と続きました。

1位【3月9日(レミオロメン)】

「3月9日」は2004年3月9日にリリースされ、オリコンチャート初登場11位を獲得しました。ドラマ『1リットルの涙』の劇中歌として使用されたことでも有名です。

もともとは結婚式を挙げるレミオロメンの友人のために制作されましたが、「3月9日」という卒業式シーズンを思わせる曲名と歌詞の内容からか、いつのまにか卒業ソングの定番となりました。

リリースから20年以上経った現在でも定番卒業ソングとして認知されており、10代から大人世代まで幅広い世代に支持される卒業ソングといえます。

10代の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・中学のときにクラスで歌ったし、曲名が「3月9日」で卒業式と同じ時期だから
・卒業式シーズンになるとテレビでよく放映されるから
・昔の曲にもかかわらず今でも高い人気を持ち続けているから

2位【正解(RADWIMPS)】

「正解」は、2018年にRADWIMPSが出演したNHKの「18祭」から生まれた楽曲です。「18祭」とは、アーティストが18歳の思いをもとに新曲を制作し、1,000人の18歳と共演するステージです。

「18祭」の後、「卒業式にみんなで『正解』を歌いたい」というリクエストが多く寄せられ、RADWIMPS公式が合唱用楽譜をサイトで公開しました。2024年にリリースされたシングルにも、混声三部合唱、女性三部合唱の合唱用譜面が付属しています。

ランクインした他の卒業ソングに比べるとリリースは比較的最近ですが、10代の等身大の思いが込められた青春の歌として学生からの支持を集め、定番の卒業ソングとして広く認知されているようです。

10代の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・中学・高校ともに合唱をした。 また、テレビやSNSでも青春・卒業ソングとして取り上げられているから
・歌詞の内容が卒業にとても合っているから
・これから先の人生を歩む若者たちに向けられた歌だから

3位【手紙~拝啓 十五の君へ~(アンジェラ・アキ)】

「手紙~拝啓 十五の君へ~」は、学生時代のアンジェラ・アキが自分へ宛てて書いた手紙が、30歳の誕生日に母親から届いたという実体験から生まれました。15歳の「ぼく」と未来の自分である「きみ」の対話形式で、「Keep on Believing(どんなときも信じ続けて)」というメッセージを伝えています。

中学卒業時にちょうど15歳を迎える生徒が多いことに加え、未来への不安と希望を歌った歌詞が共感を呼び、定番の卒業ソングとして長く愛され続けています。

10代の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・昔からある名曲で、中学生だと卒業のときにちょうど15歳でぴったりだから
・未来へ向けた自分に歌っており、未来を見据えて前を向いて生きていこうという明るい曲だから
・毎年どこの学年でも歌っているイメージがあるから

4位【友〜旅立ちの時〜(ゆず)】

「友〜旅立ちの時〜(ゆず)」は、ゆずの北川悠仁が、第80回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部課題曲として書き下ろした楽曲です。「悩み多き中学生たちに勇気を与えたい」という思いから、自身の中学時代の心の葛藤と、支えてくれた友達の存在に思い馳せながら制作されました。

リリースから10年以上経った今でも、迷いや不安、友達への思いをつづった歌詞は10代からの共感を呼び、卒業ソングの定番となっています。

10代の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・曲名も歌詞も卒業式にぴったりだと思うから
・友達と別々になるけどそれぞれ頑張ろうと思えるから
・中学・高校と3年生の見送りのときに流れていたから

5位【栄光の架橋(ゆず)】

「栄光の架橋」は、2004年8月にNHKで放映された大規模スポーツ大会の公式テーマソングであり、ゆずの代表曲ともいえる曲です。オリコン週間チャートで初登場2位を記録し、リリースから20年以上経った現在もテレビ番組などでたびたび使用され、広く知られています。

栄光への厳しい道のりを描いた歌詞は、スポーツ選手への応援歌という域を超え、人生を歌った普遍的なメッセージといえるでしょう。だからこそ、「卒業という人生の節目にふさわしい」と感じる学生も多いのかもしれません。

10代の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・平成の時代から令和の今まで、ずっと愛されている有名な曲だから。なおかつ、歌詞もメロディも感動的だから
・これから卒業して進んで行く道への架け橋となるような曲だから
・卒業ソングとして、テレビで紹介されていたから

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2,卒業ソングを知ったきっかけは「音楽の授業」「テレビ番組」「YouTube」

Q.その卒業ソングをどこで知りましたか?

その卒業ソングをどこで知りましたか?

(n=317)

卒業ソングを知ったきっかけとしては、「音楽の授業」27.1%が最多でした。卒業ソングランキングにランクインしている曲には2000年代序盤~2010年代後半にリリースされたものが多く、リリース当時にこれらの曲をよく耳にしていた世代が教師となり、音楽の授業で採用している可能性も考えられます。

「音楽の授業」の次に多かったのが「テレビ番組」で23.0%でした。テレビ番組は、特に女性の比率が27.3%と、男性の17.9%に比べて高くなっています。一方、「YouTube」では男性の比率が29.7%と、女性の14.5%と比較して約2倍となっています。卒業ソングを知るきっかけとなるメディアに、男女差があることがわかります。

\合唱曲の卒業ソングを知ったきっかけもチェック!/

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3,卒業式でしたいことや卒業式後の楽しみ、卒業祝いに欲しいものなど、最近の卒業式事情は?

卒業ソングのランキングに関連して、ここからは10代の卒業式事情について紹介していきます。

Q.卒業式でしたいことを教えてください。

卒業式でしたいことを教えてください。

(n=317)

卒業式でしたいことのトップは「写真を撮る」50.8%でした。特に女性の比率が55.8%と高くなっています。また、「ヘアメイクをする」「バルーンを用意する」という回答も女性で目立っていることから、女性は「特別な日に特別な自分で思い出を写真に残したい」というマインドが強いと考えられます。

次いで多かったのが「卒業アルバムへの寄せ書き」43.2%でした。卒業アルバムへの寄せ書きは昔から定番ですが、今でも定番として残っているようです。

\実際の卒業式の思い出についてもチェック!/

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Q.卒業式後に楽しみにしていることを教えてください

卒業式後に楽しみにしていることを教えてください。

(n=317)

卒業式後に楽しみにしていることは、「友達との打ち上げ」46.4%が他と圧倒的な差をつけてトップとなりました。

男女別に見てみると、男性は「友達との打ち上げ」「部活の打ち上げ」が女性よりも高い比率で選ばれており、仲間内でワイワイ過ごしたい傾向が強いといえます。

一方、女性は「卒業記念のプリクラ撮影」「髪を染めること」「ピアスを開けること」が男性よりも高い比率で選ばれており、友達との打ち上げとプリクラ撮影がセットになっていることと、おしゃれをもっと楽しみたいという気持ちがうかがえます。

Q.卒業祝いに欲しい物を教えてください。

卒業祝いに欲しい物を教えてください。

(n=317)

卒業祝いに欲しい物は「お金」47.3%がダントツで人気でした。お金が欲しい理由としては、「卒業旅行の資金にしたい」「新生活で必要」「自分で好きな物を買いたい」などが挙げられました。

次いで人気だったのが「パソコン」22.1%です。特に男性からの支持を集めており、男性は実用的な物に価値を見出す傾向にあると考えられます。

「財布」「服」「お花」「アクセサリー」「デパコス」は女性の比率が高く、新生活や少し大人になった気分を楽しめるアイテムを求めている女性が一定数いることがうかがえます。

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった合唱曲の定番卒業ソングランキングや卒業式の思い出などについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    15~18歳/未婚/子どもなし/高校生、大学・専門学生

  • 有効回答数

    317件

  • 調査時期

    2026年1月

  • 方法

    インターネット調査

「界隈消費」から読み解くZ世代と令和の消費構造vol.3「感情」が動くマーケティング

界隈は、“ゆるやかなネットワーク”から“経済を動かす市場”へ

界隈消費とは?

昨今“界隈”とは、好きなものが共通している仲間のネットワークや、言葉やミームのトレンドなど、様々な意味で若年層に使われる言葉となりました。
そして、Z世代の動向を追いかける上で外すことのできない“界隈”は、今や市場として大きな価値を持ちます。

2回では、SNSを媒介として熱量が社会に波及していく仕組みを整理しました。そして最終回となる今回は、界隈がトレンド認知を超えて経済圏になるメカニズムを扱います。

結論から言うと、界隈はZ世代が文化をつくり、Z世代より上の大人世代が市場にする構造」で成長します。
この“界隈”を経済に変える鍵について、紐解いていきます。

 

Z世代が文化をつくり、大人世代が市場にする

Z世代から生まれる界隈消費

2025年はZ世代発信で様々な界隈が生まれ市場にも影響。

界隈の起点はやはりZ世代です。
2025新語・流行語大賞にもノミネートされている「平成女児」を筆頭に、推し活、キャラクター消費など、Z世代を中心に広がり市場として成長した文化がいくつもあります。

そしてその文化に共鳴した大人世代が参加し、市場はさらに拡張します。
平成女児ブームを例にすると、平成に中高生だった大人が今の平成ブームに自分の過去や経験を持ち込み、消費者として参加することでブームの消費圏を広げ、市場として大きくなっていった事象がまさにそうです。

前回もお話した通り、つまり「Z世代は文化を作り、大人世代は経済へと育てる」。
界隈はもはや若者だけのものではなく、世代を横断して育っていくことで、大きな消費ブームに育っていきます。

 

共感経済圏の成長プロセス

Z世代の何気ない投稿から生まれる界隈もある

Z世代の何気ない“好き”の発信が大きな市場になることも。

界隈が経済圏になるプロセスは次のように整理できます。

1)思いや共感、好きなもの、関心事、カルチャーなど、好きな世界観を持つもの同士の存在が顕在化

2)仲間化(界隈化)が起きる 

3)再編集・拡散によって界隈が成長

4)大人世代を巻き込んで“市場”として成立する 

5)購買と体験が“経済圏”として立ち上がる 

消費を伴う界隈をターゲットとして、新たな市場へ開拓するためには、ターゲット集団を特定することが基本です。
その界隈が共通でもつ世界観を理解し、どのような人達が界隈を形成しているのか解像度を上げていくことで、界隈内でのニーズを把握することができます。
一度、その界隈の中に参加してみるのもリサーチ手法として有効ですね。

ターゲットが見えてくると、その界隈が抱える課題やニーズが見えてきます。そこまで来たら、どのような商品・サービスを求めているのか、分析していきましょう。
界隈が楽しめる仕組みを作り、再編集・拡散によって界隈内のUGCを増やしていき、界隈外へと波及させていく。
これが市場・経済圏へ育てる第一歩になります。

SNSを通じて複雑に成長・派生していく界隈を把握するのは簡単なことではないです。
ですが、界隈消費を理解するためには、界隈自体を理解することが最も近道となるのも自明の理です。

 

平成レトロとはZ世代が発見して大人が育てたマーケット

大人も子供もハマる平成レトロ

Z世代も大人も夢中になっているシール帳ブーム。引用 https://www.sanrio.co.jp/news/goods/mx-sticker-book-202407/

令和元年(2019年)頃より、平成時代のアイテムやカルチャーが「平成レトロ」として再評価されるようになったのは記憶に新しいのではないでしょうか。
前述のとおり、この平成レトロブーム(平成女児ブーム)は、まさにZ世代から火がつき、大人世代へと広がっていった例です。

Z世代が平成の時代に流行った物やカルチャーを再評価したことで、当時流行ったファッションやキャラクターなど、関連グッズやコンテンツの消費が成長。
平成の時代に青春時代を過ごした上の世代が参加したことで、大きな経済圏へと発達していきました。

この事例からも分かる通り、界隈を扱う上で誤解が生まれやすいのは、「若者向け施策だから若者が買う」という発想です。
界隈は若者発であっても若者市場”とは限りません。文化の育て手がZ世代であり、購買主体が大人になることもあります。

ここまで読んでいただければわかる通り、ひとくちに“界隈”と言っても、そこに集う人達の属性や思いは様々です。
ターゲットやニーズを見誤り、安直に界隈内のUGCを集めることを目的として施策を行えば、界隈からの信頼を失うことにも繋がります。

界隈のターゲットの解像度を上げ、ニーズを読み解き、界隈に求められる商品・サービスを提示することが界隈消費を動かす鍵になります。

 

界隈は市場の苗床である、そして消費者の感情を持った火種でもある

界隈は「小さな熱」ではなく、“育つ熱”です。
Z世代は文化をつくり、それを大人世代は市場にする。平成レトロ界隈のような一種のノスタルジーという感情を乗せて。

この世代連鎖こそが界隈が経済圏へ成長する本質なのかもしれません。

【最新調査】ティーンが選んだ「2025年に流行った食べ物」から見える今年の空気│「感情」が動くマーケティング

2025年の空気感とティーンの“流行った”の捉え方

\全体の調査結果や解説記事はこちら/

 

Q.2025年(今年)流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください


(※「2025年に流行ったフードに関する調査」)

2025年、ティーンが「今年流行った」と感じた食べ物が、ひとつのランキングとして数字に表れました。まず、みなさんの予想と比べていかがでしたでしょうか。「そうだろうな」と感じるものもあれば、「意外」と思う項目もあったかもしれません。
振り返ると、この一年は物価高の影響もあり、日常の中で“気持ちよく選べるもの”が重視されていたように思います。背伸びしすぎず、でもちょっと嬉しい。そんな“ささやかな豊かさ”を探す姿勢が、生活全体に静かに広がっていた年でした。

“よく見かけた”が流行を決める?ティーンの可視性インサイト

今回の「流行ったと思う食べ物」を見ていると、実際に食べた経験があるかどうかより、よく目にしたもの話題として何度も触れたものが強く上位に現れている印象があります。
ティーンにとっての“流行った”は、味覚よりも、その食べ物が一年の景色の中でどれくらい存在感を持っていたかが影響しているのかもしれません。

(※「2025年に流行ったフードに関する調査」)

1位はインフルエンサーの出店などでも広く知られたアサイーボウル。
日常の“良い時間”の背景に登場する機会が多く、視界に入る頻度の高さがそのまま流行認知につながったのだと思います。

2位のもっちゅりんは、体験より話題が先行したタイプの流行だったのかもしれません
“名前をよく聞いた”“動画で見かけた”
といった共有された情報が強く働いたSNS先行のブームの良い例です。

3位の麻辣湯は、もはやティーンだけではなく健康志向の働く女性にも強く支持され不動の地位に。
“自分で選べる”“カスタムできる”といった体験価値が支持されたのではないでしょうか。
注文のプロセスそのものが特別な時間になり、参加感が流行認知なるという新しい食のブームの形態が生まれました。

4位はドバイチョコ。
非日常性や海外の空気を取り入れたいという感覚と相性がよかったのかもしれません。“新しい世界を少し覗く”ような体験が魅力として受け取られた可能性があります。

5位のグリークヨーグルトは、手軽なヘルシーさが今年のティーンの気分に合っていたのかもしれません。
“過度に頑張らない健康意識”が広がる中で、生活に無理なく置ける存在として支持されたのではないでしょうか。

 

2025年ティーンの食行動に見える“無理しないヘルシー志向”

TOP5を振り返ると、無理をしないヘルシーさを求める気分が、ティーンの食選びにほんのりと滲んでいた可能性があります。
ルッキズムへの違和感が広がる一方で、「自分らしくありたいけれど太りたくはない」という複雑な気持ちも背景にあるのかもしれません。
アサイーやグリークヨーグルトのような“軽さのある満足感”が支持されたのは、自然な流れとも言えそうです。

 

この先に続く“行動としての選択”へ

そしてこのランキングはここで終わりではありません。このあとには「実際に食べたもの」や「また食べたいと思うもの」など、ティーンの日常により近いランキングが続きます。

“景色としての流行”と“行動としての選択”がどのように重なり、どこでズレていくのか。
その続きを見ることで、今回のコラムでは触れきれなかったティーンの“本音の部分”が浮かび上がるかもしれません。

 

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未完成がちょうどいい。2025トレランが映す“10代の今”│「感情」が動くマーケティング

“モノが売れる理由”は、価格や機能だけじゃない。心が動く瞬間にこそ、消費の本質があります。
この連載では、日常のなかのちょっと気になるトレンドをテーマに、マーケターの視点からその背景やヒントを紐解いていきます。

登場マーケターのプロフィール

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

 

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

リアル・世界観・AI。10代女子の価値観が一段シフトした年

中西

桑野さん、今年のトレンドランキングが発表されました。かなり象徴的な結果でしたよね。まずは今年の総評から伺えますか?

桑野

2025年はAIが一気に日常レベルで進化したのもあって、デジタル環境そのものの“空気”が変わった1年だったと思います。SNSでも“盛る・映える”より等身大のゆれが求められるようになった印象です。

 

未完成さや人間らしさが“価値”になる時代へ

ヒト部門

中西

今年は、あと、「今日、好きになりました。」が強かったですね。MON7AさんやHANAさんなど“世界観そのもの”が支持された印象があります。

桑野

たしかに!長浜広奈さんやMON7Aさんも含めて、“完璧なスター”じゃなくて“物語や感情の手ざわりが伝わる存在”が強い支持を集めた感じがします。

中西

デジタルが洗練されたことで、“未完成さ”や“温度のある表現”に価値を見いだす動きがより際立ちましたね。

桑野

“整いすぎない世界観”とかさ。“寄り添う感じの空気”が刺さるんだよね。
今年のランキングって、まさに “等身大を大切にする流れ” を象徴してたと思う。

 

世界観ごと好きになれる人が人気者に。

中西

ヒト部門は特に“空気感”が大事になっていました。これも今年の象徴的な流れですね。

桑野

“この人の世界観好きだわ”ってところからファンになる。ビジュアルだけの時代じゃない気がします。
 その人の背景も含めて、まとっているオーラも見られる。 

中西

日常の色味、言葉遣い、生活感……。すべてが“その人の物語”として受け止められている感じがあります。

桑野

しかも作り込んでない。それが逆に魅力になる可能性。“生活の延長線にある世界観”に魅力がある人が求められていると感じます。

 

AI:ChatGPTがランクインした意味とは?

コトバ部門

中西

そしてChatGPTのランクインは非常に象徴的でした。

桑野

これは今回の大きなトピックですね。10代女子の“好きなモノ”にAIが入るって転換点。相談相手みたいな距離感っていうのもおもしろい。

中西

“友達ほどじゃないけど聞いてほしい”ってときにAIがちょうどいい。ジャッジされないし、裏切らない安心感 があります。心理的安全性としてのAIですね。

 

デコって自分の印にする”文化が広がった

中西

今年は“デコるアイテム”の人気がすごく顕著でした。ラブブ、めじるしアクセサリー、日焼けキティなど。

桑野

めっちゃ象徴的ですよね。“自分だけの印” を楽しむって流れが一気に広がったよね。

中西

私のような平成世代は懐かしくて萌えましたよ(笑)
通学バッグに大ぶりチャームを重ね付けしたり、平成テイストのアクセントが“自分らしさの表現”になっているように見えました。

桑野

わかる。10代の子たちってデジタルが当たり前で、効率化された世界に慣れすぎてる反動かもね。
こういう “余白のある可愛さ” “遊び心のあるアクセント” がすごく心地いいんだと思う。

 

映画の人気復活。“エンタメ×おでかけ”の体験価値

中西

個人的に意外だったのは、“映画”の人気です。サブスク全盛の時代に、あえて映画館へ足を運ぶティーンが増えているのは象徴的でした。

桑野

そこ!私もびっくりした。
でも考えたら、“誰かと一緒に映画館に行く”って、それ自体がひとつのイベントになっているよね。

中西

1,000円前後で楽しめる“コト消費”として、物価高の中でもコスパの良い“おでかけ体験”になっていますね。

桑野

しかも、映画の後に語りあえる。“語れる時間まで含めて価値”っていう10代の感覚がすごく出てると思う。

中西

“映えスイーツ”がやや落ち着きを見せているのも興味深かったです。価格と満足度を冷静に見ながら、本当に好きなものへお金を使う方向へ変わっています。

桑野

うん。10代の消費感覚って、実はめちゃ現実的で賢いよね。

 

10代女子の“今”=世界観×等身大×AI×体験

中西

今年のランキングは、10代女子の“価値の置き場”がどこにあるかを明確に示していましたね。

桑野

うん。等身大の世界観、自分らしさのデコ、AIという寄り添う存在、語れる体験。全部つながってる。

中西

効率化の先に、“ゆれ”“余白”“寄り添い”が求められる時代になったということですね。

桑野

“人間らしさ”がめっちゃ価値になった年だったと思います。

中西

人間らしさ、まさにZ世代にとってそこがまた新鮮で面白いと感じるポイントですね。来年のトレンドランキングもまた新しい発見がありそうで楽しみです。