【インタビュー】Z世代のリアル恋愛トークから読み解く、等身大の恋愛観とは?│「感情」が動くマーケティング

Z世代の恋愛は「始め方」が変わった?
大学生・社会人に聞く、出会いと付き合い方のリアル

Z世代の恋愛は「始め方」が変わった?
大学生・社会人に聞く、出会いと付き合い方のリアル

Z世代ならではのマッチングアプリやSNSでの出会いはある?

恋愛に対する価値観は、時代や環境の変化とともに少しずつ形を変えています。
「今の若者は恋愛に消極的」と言われることもありますが、実際には恋愛をしなくなったというより、始め方や向き合い方が変わってきているようにも見えます。
今回の座談会では、大学生・社会人の若者2名に出会いのきっかけやマッチングアプリとの距離感、付き合う際の判断軸、恋愛を日常の中でどう位置づけているのかについて、率直に話を聞きました。

前編では、恋愛の「入口」となる部分に焦点を当て、今、若者たちがどのように出会い、どんな基準で関係を築こうとしているのかをひも解いていきます。

 

登場マーケターのプロフィール

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

座談会出席者

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

高木さん(女性/大学2年生)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

井田さん(男性/社会人1年目)※仮名

 

思ったより恋はしている?若者たちの現在地

桑野

最初にシンプルなところから聞かせてください。今、恋人はいますか?

高木さん

います。つい最近付き合い始めました。
9
月まで1年半付き合っていた彼氏と別れて、そのあと友達からの紹介や合コンで、15人くらい会いました。でも、正直あまりピンとこなくて。
最終的にはマッチングアプリで知り合った、同じ大学の人と付き合っています。

中西

15人と会うのはすごく行動力がいりますね。その中でも同じ大学という点は、やっぱり大きかったですか?

高木さん

大きいです。大学生同士のほうがいいなと思っていましたし、同じ大学であれば共通の話題も多いですし、授業の情報とか悩みとかも話せます。

桑野

たまたま同じ大学の人と出会えたんですか?

高木さん

友達に勧められて、大学名がわかるマッチングアプリを使いました。学生限定だし、みんな自分の学校名を出すので安心感もあって使ってよかったです。

中西

大学生・専門学生にアンケート調査をしたところ、マッチングアプリを利用したことがない人が7割を超えていたので、高木さんがアプリで恋人を見つけたと聞いて少し意外でした。

高木さん

周りでも使う人と絶対使わない人と半々くらいですかね。でもさっき言ったような大学生向けのアプリなども出てきて、少しずつ使ってもいいかなって子も増えてきたような気がします。

桑野

アプリを利用する人がじわじわ増えてきたんですね。周りの友達の恋愛状況はどんな感じですか?

高木さん

ちょうど同じタイミングで別れた人が多くて、私を含めて9組くらいが一斉に別れていました。

でも、そのあとマッチングアプリを始めた友達のうち、3組くらいはすぐ付き合い始めていました!恋愛にそこまで前向きじゃなさそうな子も使っていました。

中西

学生認証があることへの安心感はありましたか?

高木さん

ありました。そこは結構大きかったです。

桑野

井田さんは、今恋人はいらっしゃいますか?

井田さん

います。先月で3年目です。大学時代から付き合っていて、高校は同じでしたが、当時はほとんど関わりがありませんでした。
高校3年の体育祭で初めてちゃんと話して、写真を撮って連絡先を交換しました。大学は別々です。

中西

井田さんは学校という同じコミュニティで出会って交際という流れですね。アンケートでも出会いの場は圧倒的に学校が多かったです。

井田さん

まあ王道な流れかなとは思いますね()

高校が同じという共通点があるので共通の友人も多くてお互いなんとなく人となりが分かる。そういう安心感も交際に至りやすいのかもしれません。

桑野

結果として、大学、就職とライフステージが変わっても長く交際が続いていますもんね。

 

マッチングアプリは選択肢の一つになりつつあるのか

マッチングアプリは“選択肢の一つ”になりつつあるのか

真剣な出会いを求めマッチングアプリに登録するZ世代も増えている?

中西

マッチングアプリについて、高木さんの周りではどのくらい使われていますか?

井田さん

肌感なんですけど知り合いだけでも10人くらいは使っています。
僕自身も友達に勧めることはあります。自分は使っていないけど周りでパートナーを見つけた友達がいたりすると、ほかの友達に「出会いが無いなら使ってみたら?」とか言うこともあります。

桑野

使っている人の印象はどうですか?

井田さん

ぶっちゃけると、遊んでいる人もいます。
男友達にもかなりカジュアルに出会いを楽しんでいる人は少なからずいますね。

桑野

それは男性側だけの話ですか?

井田さん

それが意外と、女の子で、ひとり暮らしで寂しくて人を呼んでしまう、という話も聞きます。
正直、最初は「遊びたい男性」が多いというイメージを持っていたので、そこはビックリしました。

中西

高木さんは実際にアプリを使って、その印象は変わりましたか?

高木さん

変わりました。正直アプリによっては今でも遊びのイメージが強いものもありますが、真剣な人も増えてきて、全体的には前より信頼されてきていると思います。

桑野

ジャンルがジャンルだけに、信頼できるアプリじゃないとなかなか人には勧められないですよね。

中西

井田さんの周りではどうですか?

井田さん

自分は使っていませんが、社会人になってから周りで使う人はかなり増えました。
出会いの場が減るので、いろいろな条件でマッチした人と出会えるのは合理的だと思います。

桑野

学生の頃と比べて、印象は変わりましたか?

井田さん

大学12年の頃は、正直あまりいいイメージはなかったです。
遊びの印象が強かったですが、最近は真剣な恋愛をしたい人が多いアプリも増えて、抵抗は減りました。
今は、メジャーなアプリとかになると真剣交際を求めている人が多そうな印象です。

中西

井田さんにとってメジャーだと感じる恋愛アプリの基準って何でしょうか?

井田さん

テレビやWebでCMが流れているとメジャーだな、ちゃんとしてるんだろうなと思いますね。安直ですけど。()

 

恋愛に求めるのは、ときめきよりも安心感。その心理とは?

桑野

次に、付き合うときに相手に求めるものを聞かせてください。

高木さん

「好きな人」と「彼氏にしたい人」は別だと思っています。
好きな人にはドキドキやワクワクを求めたいけど、それだけでは付き合えません。
彼氏にしたい人は、一緒にいて楽しくて、素を出せる人です。

中西

「素」というのは、どういう状態ですか?

高木さん

矛盾してるかもしれないんですが、「素」っていっても使い分けてるかもしれない……。
友達の前だとガハガハ笑ったり、オールでカラオケに行ったり、すこし汚い言葉も使ったりします。
恋愛ではそこまで崩れすぎず、でも愛情表現はちゃんとできる、ちょうどいい距離感の素です。

桑野

井田さんはいかがですか?

井田さん

最初は、趣味や価値観が合うかどうか、会話していて波長が合うかどうかを見ます。恋愛に求めるものとしては、落ち着きが一番大きいです。
喋らなくても気まずくならない関係がいいです。

 

人生における恋愛の優先度は?振り回されない関係を選ぶ、という価値観

人生における恋愛の優先度は?振り回されない関係を選ぶ、という価値観

Z世代が求めるどちらかが一方的に振り回されない恋愛とは?

桑野

恋愛は、人生の中でどのくらいの位置づけですか?

高木さん

順位はつけていません。
大学ではいろいろなプロジェクトをやっていますし、全部やりたいと思っています。正直、全部やろうとして体調を崩したこともあります。

中西

理想と現実で違いはありますか?

高木さん

理想は、会っていない時間はそれぞれ別のことに集中することです。
でも実際は、恋愛のことが気になってしまうこともあります。
神社で最初にお願いするのは家族のこと、その次が自分の将来のことです
恋愛はもちろん大切だけど心のどこかで、「どうにでもなる」と思っています。

桑野

友達とはどんな話をしますか?

高木さん

結局、恋愛の話が多いです。たかが恋バナと思われるかもしれないですけど、
恋愛の話をしていると、そこから生き方や考え方の話になっていって面白いなと思います。
友達の人生観が分かって、そういう考え方もあるんだ!と自分の視野も広がりますよ。

中西

井田さんはいかがですか?

井田さん

平日は仕事に集中して、休日は一緒に過ごす、という形です。順位はつけていませんが、1週間の中で自然に調整しています。

桑野

恋愛に振り回される感覚はありますか?

井田さん

あまりないです。
今の彼女はお互いの距離感の取り方が似ているので、その点も含めて落ち着いています。

 

前編まとめ~Z世代が大切にしているのは「関係性のバランス」~

今回の座談会前編では、出会い方や付き合う際の判断軸、恋愛の優先度について話を聞きました。

マッチングアプリや学校など、出会いの形は多様化していますが、共通していたのは「安心感」や「無理のなさ」を重視している点です。ドキドキする気持ちや勢いよりも、一緒に過ごす日常が具体的に想像できるかどうかが、付き合うかどうかの判断につながっているようです。

また、恋愛は大切な存在ではあるものの、学業や仕事、友人関係と並ぶ「生活の一部」として位置づけられている点も印象的でした。最優先ではないからこそ、恋愛だけに依存せず、自分の時間や人生設計とのバランスを取りながら関係を築こうとする姿勢が見えてきます。

こうした価値観を前提にすると、Z世代にとって恋愛は盛り上げるものというよりも、無理なく続けられるものへと変化していると言えそうです。
マーケターにとっては、恋愛を過剰にドラマチックに描くよりも、安心感や信頼感が自然に伝わる表現のほうが、今の若者の感覚にフィットしやすいのかもしれません。

後編では、こうした恋愛観が、SNSの使い方や将来設計、結婚やお金の感覚とどのようにつながっているのかを掘り下げていきます。

【仕事編】Z世代社会人×AI活用の実態 使用頻度や目的は?AIが担う業務範囲まで徹底調査!

ビジネスの現場では、AIの活用が日々急速に広がりつつあります。生まれた時からパソコン・スマートフォンが身近にあり、高度なデジタル環境で育ったZ世代社会人はAIをどのように受け入れ、どんな活用をしているのでしょうか。

今回はZ世代社会人を対象に、仕事におけるオープン型対話AIの利用についてアンケートを実施。普段の仕事でよく使うAIや使用目的、メリット・デメリット、信用度などリアルな意見を分析し、男女の違いなども含めて詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,約8割が仕事をきっかけにAIを使用、よく使うAIは?

Q.あなたがオープン型対話AIを最初に使い始めたきっかけはどちらですか。

Q.あなたがオープン型対話AIを最初に使い始めたきっかけはどちらですか。

(n=301)

まずはじめに、Z世代社会人がオープン型対話AI(以下、AI)を最初に使い始めたきっかけは「仕事で必要になった」75.8%「プライベートで必要になった」24.3%という回答になりました。 約8割が仕事をきっかけにAIを使い始めて おり、プライベートでの利用をきっかけに仕事でも使い始めたという人は、約5人に1人の割合にとどまりました。

Z世代社会人にとって、AIは “仕事で使う実用的なツール” として認識している人が多数派で、業務を通じて使い始めるケースが多いようです。

 

Q.あなたが1番最初に仕事上で使ったオープン型対話AIを教えてください。

Q.あなたが1番最初に仕事上で使ったオープン型対話AIを教えてください。

(n=301)

仕事上で最初に使ったAIは 「ChatGPT」63.1%が過半数を超え 、最多となりました。「ChatGPT」は生成AIの中でも知名度が高く、初めて使うAIとして選ばれやすい存在のようです。次いで2位「Google Gemini」15.3%、3位「Microsoft Copilot(旧 Bing Chat)」12.3%という結果になりました。

「Google」や「Microsoft」などの大手IT企業のAIツールも一定数利用されており、今後さらに活用が広がっていくと考えられます。

 

Q.あなたが仕事上で最もよく使うオープン型対話AIを教えてください。

Q.あなたが仕事上で最もよく使うオープン型対話AIを教えてください。

(n=301)

Z世代社会人が、仕事上で最もよく使うオープン型対話AIは「ChatGPT」68.1%が最多でした。次いで、2位「Google Gemini」16.0%、3位「Microsoft Copilot(旧 Bing Chat)」9.3%という結果でした。

「Google Gemini」、「Microsoft Copilot(旧Bing Chat)」の利用経験は増えつつありますが、メインとして使う人はまだ少数派のようです。 仕事で日常的に使うAIは「ChatGPT」が約7割 を占めています。

\仕事・プライベートでAIを使い始めた人、それぞれの主なきっかけも深掘り!/

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2,約4割がAIを“ほぼ毎日”仕事で使っていることが明らかに 

Q.あなたは普段、仕事上でどのようなスタイルでオープン型対話AIを使っていますか。

Q.あなたは普段、仕事上でどのようなスタイルでオープン型対話AIを使っていますか。

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事上のAI利用は「無料(ログインなし)」60.8%が最多で、次いで「無料(アカウント作成・ログインあり)」32.2%でした。AIは 登録の手間なく気軽に試してみたいという人が多数派 で、価値を感じたらアカウントを作るという人が多いのかもしれません。続いて「有料(サブスク/法人契約含む)」20.6%となり、約5人に1人がお金をかけていることがわかりました。

男女別に見ると、 約3割の男性は「有料」サービスを選び、高機能スペックで活用する傾向 (「有料・サブスク/法人契約含む」25.4%)もあり、 約6割の女性はお金をかけずに利用する傾向 (「無料・ログインなし」64.1%)が読み取れます。

 

Q.あなたは普段仕事上でオープン型対話AIを利用する際、どの端末で使うことが多いですか。

Q.あなたは普段仕事上でオープン型対話AIを利用する際、どの端末で使うことが多いですか。

(n=301)

普段、仕事上でAIを使う時の使用端末は、1位「スマートフォン」57.5%、2位「パソコン」51.5%といずれも半数超えになりました。 「スマートフォン」利用が約6割 となり、「パソコン」利用をやや上回っている点が特徴でしょう。

Z世代社会人はデスクワーク中にはパソコンでAIを活用し、移動中やちょっとした疑問が浮かんだ時などにはスマートフォンでAIを使って、解決していると考えられます。

 

Q.直近1週間、仕事上でのオープン型対話AIの使用頻度を教えてください。

Q.直近1週間、仕事上でのオープン型対話AIの使用頻度を教えてください。

(n=301)

直近1週間の仕事上でのAIの使用頻度は「ほぼ毎日」39.9%が最多で、日々の業務に欠かせない様子がうかがえます。続いて「週5回程度」28.9%となり、 両者を合わせると約7割の人が、日常的にAIを業務に取り入れている ことがわかりました。また「週1~2回程度」18.6%が「週3~4回程度」12.6%の割合をやや上回り、 必要な時に最小限使う人も一定数 いるようです。

今後は、10代の頃からAIに慣れ親しんだ層が社会人になるため、日常的にAIを利用する人の割合はさらに増加していくでしょう。

 

Q.普段、仕事上で一日にどのぐらいの頻度でオープン型対話AIを使いますか。

Q.普段、仕事上で一日にどのぐらいの頻度でオープン型対話AIを使いますか。

(n=301、男性n=134 女性n=167)

1日に仕事上でAIを使う頻度は「常時起動しており、思いついたときに都度使う」41.2%が最多でした。次いで、「作業の一部として頻繁に使う」「必要な時に適宜使う」が24.9%と同率でした。

男女別に見ると、 男性はAIと連携しながら働くのが主要なスタイル ( 「常時起動しており、思いついたときに都度使う」47.0%)になっている一方で、 女性はAIを特定タスクの解決手段として活用している ( 「作業の一部として頻繁に使う」22.8%、「必要な時に適宜使う」28.1%)傾向も見られます。

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3,約3人に1人がAIに情報収集~ほぼ完成形まで任せ、自分は最終確認・微調整で済ます傾向

Q.仕事でオープン型対話AIを使う主な目的は何ですか?

Q.仕事でオープン型対話AIを使う主な目的は何ですか?

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事でAIを使う主な目的は、1位「文章作成(記事や原稿)」20.9%、 2位「要約・要点の抽出」19.3%、3位「校正・言い換え・語調調整」18.9%と続きました。AIの言語処理能力の高さからも、 テキスト業務に使用が集中 しているようです。

男女別に見ると、 男性は業務全般の効率化に利用する傾向 (「データ分析」16.4% 「会議準備/アジェンダ・議事録」14.9%)も見られ、 女性は定型業務の効率化に活用する傾向 (「校正・言い換え・語調調整」22.2% 「メール作成」21.6%)が出ています。

 

Q.仕事でオープン型対話AIを使うときのスタイルに近いものを教えてください。

Q.仕事でオープン型対話AIを使うときのスタイルに近いものを教えてください。

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事でAIを使う際は、1位「思考整理として使う」「思いついた時にとりあえず質問する」ともに19.3%、次いで3位「アイディア出し・ブレストとして使う」「作業効率化のために使う」ともに17.9%という結果でした。考え始める前の段階や思考中に使用している人が多く、 AIを「相談役」のように活用しているのかもしれません

男女別に見ると、 男性は思考拡張型の活用 (「他ツールと連携して使う」16.4% 「壁打ちとして使う」15.7%が女性の約2倍)で 女性は作業効率化型の使用 (「作業効率化のために使う」20.4%が最多)の傾向が見られました。

 

Q.仕事上でオープン型対話AIを使う際、どのぐらいの業務範囲まで任せますか?

Q.仕事上でオープン型対話AIを使う際、どのぐらいの業務範囲まで任せますか?

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事上でAIに任せる業務範囲は「90%以上(情報収集〜ほぼ完成形まで)」30.6%が最多に。次いで、2位「80%程度」22.9%、3位「50%程度」22.6%でした。  約3人に1人が、AIに多くの業務プロセスを任せ、ほぼ完結させる 利用スタイルのようです。

男女別に見ると、 男性はAIに業務プロセスの大部分を担わせることが多い傾向 (「90%以上」38.1%)で、 女性はAIを作業の補助として、適度に活用する傾向 (「50%程度」~「90%以上」がメイン層、「10%未満」~「30%程度」も一定数)です。

 

Q.あなたは、仕事上でオープン型対話AIが作った文章・企画・資料を「どの程度信用」していますか?

Q.あなたは、仕事上でオープン型対話AIが作った文章・企画・資料を「どの程度信用」していますか?

(n=301、男性n=134 女性n=167)

AIの回答に対する最終チェックの割合は「50%程度:全体を通して自分で確認する」32.2%で最多、「90%以上:信頼している」「80%程度:重要部分だけ自分でチェック」がともに25.3%でした。 約半数が、AIの情報を80%~90%以上信用 するようです。

男女別に見ると、 男性は【80%程度~90%以上】と回答した人が約6割 になり、女性の1.4でした。AI回答への信頼度が高く、要所のみの修正に留めるようです。一方で 女性は「50%程度」35.9%が最多 で、AI回答に対して自分でも確認しつつ活用するようです

 

Q.仕事上でオープン型対話AIの回答を使う時、最終的なチェックや修正はどのように対応していますか?

Q.仕事上でオープン型対話AIの回答を使う時、最終的なチェックや修正はどのように対応していますか?

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事上でAI回答を使う際の最終確認は、1位「自分が全文を精読し、確認・修正する」25.3%、2位「必要な部分(数値・事実など)だけ確認する」「リスクの低い内容なので最小限で済ませる」が同率で18.6%という結果でした。全体的には 慎重派 が多いようです。

男女別に見ると、 男性は要所のみ部分的に確認・社内基準に沿って確認する傾向 (「必要な部分だけ確認する」23.9%、「自社ガイドラインやルールに沿って確認する」20.2%)で、 女性は全体的に確認する傾向 (「全文精読」が31.7%)が見受けられました。

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4,AIに対してメリットを感じつつも、「情報の正確性に不安」「自分の思考力が下がる」懸念も

Q.仕事でオープン型対話AIを使う際のメリットを教えてください。

Q.仕事でオープン型対話AIを使う際のメリットを教えてください。

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事でAIを使うメリットは、1位「文章・資料の質が上がる」20.6%、2位「観点が広がる」20.3%、3位「作業時間の短縮」「苦手な業務のサポート」「情報収集・整理の簡略化」18.3%が横並びになりました。AIによる 思考の拡張や効率化に支持 が集まりました。

男女別に見ると、 男性は情報整理や要点整理といった、思考の前段階を重視 ( 「情報収集・整理の簡略化」19.4%が最多)しており、女性は 作業の効率化が重視 (「作業時間の短縮」20.4% 「メールなどのコミュニケーションの円滑化」17.4%)されているようです。

 

Q.仕事でオープン型対話AIを使う際、デメリットに感じていることを教えてください。

Q.仕事でオープン型対話AIを使う際、デメリットに感じていることを教えてください。

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事でAIを使うデメリットは「情報の正確性に不安」22.3%が最多で、特に男性が懸念している傾向が出ています。次いで2位「自分の思考力が下がる」18.3%、3位「期待通りの回答が出てこない」16.0%という結果になりました。

男女別に見ると、男性は AIの情報精度や社内ルールの明確化にも課題 (「内容チェックに時間がかかる」「社内ルールが曖昧で使いづらい」が女性の約2倍の割合)を感じており、女性は 専門性の高い業務での活用 (「専門性の高い情報に対応していない」18.0%)にもニーズがあるようです。

 

Q.仕事上でオープン型対話AIを使う理由を教えてください。

Q.仕事上でオープン型対話AIを使う理由を教えてください。

(n=301、男性n=134 女性n=167)

仕事上でAIを使う理由は、1位「単純作業・ルーティンを効率化したい」21.3%、2位「業務知識・スキルを素早く習得したい」「成果のスピードを上げたい」20.6%で横並びになり、1位、2位が僅差だったのが特徴的です。

男女別に見ると、男性はAIの 創造性や、質の高い情報を求める傾向 (「新しい発想をいち早く手に入れたい」27.6%が最多、「品質・網羅性を高めたい」16.4% 「専門性に特化したい」14.9%が女性よりも多い)も見受けられます。一方で、女性は 効率よく成果を出すことを重視 (「成果のスピードを上げたい」22.8%が最多)しているようです。

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  • 調査対象

    23~29歳/男女/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/AIを仕事上で週1回以上利用している人 

  • 有効回答数

    301件

  • 調査時期

    2025年11月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代の恋愛観を探る─大学生・専門学生恋愛調査から見えた価値観│「感情」が動くマーケティング

派手な恋より、心地よい関係へ

Q. あなたは現在、恋人がいますか?(単一回答)

Q. あなたは現在、恋人がいますか?(単一回答)

(n=241)

大学生・専門学生を対象とした今回の恋愛調査では、現在進行形も含めて、約7割を超える人が「恋人がいた、もしくはいる」と回答しました。
近年、「若者の恋愛離れ」がメディアでたびたび語られていますが、少なくとも今回の結果を見る限り、Z世代の恋愛離れは大人が想像するほど進んでいないのかもしれません。
本調査を通して、恋愛に対する関心度や価値観、理想とする関係性など、さまざまな側面が見えてきました。そこから浮かび上がってきたのが、彼らならではの現在の“恋愛観”です。

そして、その恋愛観の背景には、彼らが育ってきた時代環境社会状況が少なからず影響しているようにも感じられます。本記事が、Z世代の価値観をひも解くための一つのヒントになれば幸いです。

恋愛意欲は低くない。しかし無防備ではない

Q. 恋愛への関心度を教えてください。(単一回答)

Q. 恋愛への関心度を教えてください。(単一回答)(n=189)

恋愛への関心は決して低くない

調査では、「できれば恋愛したい」という学生が半数以上に。この数字は、恋愛への意欲の低下ではなく「いい相手がいれば」すなわち「慎重な選択性」を示しているのではないかと思いました。

前段でもお話した通り、Z世代は“恋愛に興味がない”のではありません。むしろ、恋愛の持つ責任や、リスクまで理解しているため、安易に踏み出すことはしない。
「好きなら突っ走る」のではなく、「安心できる距離から関係を育てる」。これは恋愛観だけではなく、社会的な人間関係の構築にも見れるZ世代の特徴かもしれません。

 

出会いは大学というリアル空間が圧倒的多数

 恋人(または好きな人)と出会ったきっかけを教えてください。(複数選択可)※過去も含めてお答えください。

 恋人(または好きな人)と出会ったきっかけを教えてください。(複数選択可)※過去も含めてお答えください。

(n=189)

出会いの主流は学校などリアル空間

恋愛経験のある大学生・専門学生のうち、出会いの場所では、学校(授業・ゼミ・サークル・部活など)が68%と圧倒的でした。これは単に“身近”という理由だけではなさそうです。
学校というリアルな空間では、相手の振る舞いや態度、人としての倫理観を直接見ることができ、より相手の中身を知ったうえで恋愛関係に進めることができる、そこが慎重なZ世代にとってマッチしているのでしょう。

それは数字にも表れています。Z世代といえばSNS世代と言われていますが、それでもSNSでの出会いもマッチングアプリでの出会いも10%に満たない。“デジタル上での人物像は、必ずしも本人そのものを表しているわけではない”、それを知り尽くしているのもZ世代なのかもしれません。こうした背景から、出会いを「恋の入口」ではなく「信頼の入口」と捉えている側面がうかがえます。

マッチングアプリに“怖さ”を感じるのは、健全なリテラシー

Q. マッチングアプリを利用したことがありますか?(単一回答)

Q. マッチングアプリを利用したことがありますか?(単一回答)

(n=189)

アプリは知っているが、距離を取っている印象

Q. マッチングアプリを利用しない理由を教えてください(複数選択可)

Q. マッチングアプリを利用しない理由を教えてください(複数選択可)

(n=140)

デジタルネイティブであるがゆえのデジタルへの怖さが垣間見える

アプリ経験のない学生の中で、「怖い・トラブルが心配」が約60%に上ります。この“怖さ”は漠然とした感情ではなく、社会背景が原因かもしれません。

Z世代は10代の頃から、炎上、晒し文化、デジタルタトゥー、リベンジポルノ、なりすましなどの事例を実際に目撃・学習してきました。だからこそ、大人が想像するよりも慎重に恋愛における「情報距離」を設計しようとします。これは臆病なのではなく、社会的に合理的な適応行動とも言えます。

 

いまの大学生の金銭感覚から見える恋愛消費とは

 恋愛に対し慎重で堅実なZ世代のインサイトが見えてきたところで、恋愛にかかるコストの意識はどうでしょうか。

Q.1回のデートで使う平均金額(自分の支払い分)をお答えください。(単一回答)

Q.1回のデートで使う平均金額(自分の支払い分)をお答えください。(単一回答)

(n=189)

日常デートは無理のない金額帯が中心

Q.特別な日のプレゼント(誕生日・クリスマスなど)にかける平均金額をお答えください。(単一回答)

プレゼントの金額

(n=189)

恋愛に使う金額については、
・月間デート費用:1,000〜4,000円台が最多
・プレゼント:5,000〜9,999円が最多
という結果でした。

2025年のマイナビの調査によると、大学生のアルバイト収入は月5万円前後が平均的な水準とされており、住まいの形態によっては生活費とほぼ同程度になるケースも少なくありません。恋愛や趣味に使えるお金に大きな余白があるとは言いづらい状況の中で、現実に即した合理的な判断だと考えられます。

限られた条件の中で、派手な消費や演出に頼らず、日常の延長線上で安心して続けられる関係を選んでいる。そこには、価値観だけでなく、いまの日本社会を生きる若者としての現実対応が色濃く表れています。派手さよりも、安心感や心のゆとりを大切にする姿勢が、消費行動にも表れているのではないでしょうか。

Z世代の恋愛の本質は合意形成

Q. 恋愛において相手に最も求めるものを1つ選んでください。(単一回答)

相手に求めるもの

(n=182)

Q. 恋愛をする目的に近いものを選んでください。(単一回答)

恋愛の目的

(n=182)

恋愛の目的は「一緒に過ごす時間」と「将来」

今回の調査から、恋愛とはふたりの関係を合意のもとで設計していくプロセスであるといえます。

恋人と一緒に楽しい時間を過ごしたい」「将来の結婚を意識して」が上位を占め、恋愛を刺激やステータスとして捉える回答は少数でした。
恋愛は、関係そのものを大切にする行為として位置づけられているようです。これらを自然に行っている点で、(一人ひとりの個性や性質はあれど)Z世代は社会心理的に非常に慎重で注意深い部分を持ち合わせていると言えるでしょう。

結婚とは恋愛の延長線上にある持続可能な仕組み

Q. 結婚についてどう考えていますか?(単一回答)

Q. 結婚についてどう考えていますか?(単一回答)

(n=189)

結婚は目的ではなく信頼を築けたうえで成り立つ選択肢

今回の調査では、結婚について「将来的にはしたい」と考えている人が多数を占めました。
ただし、その内訳を見ると、「できるだけ早くしたい」という声よりも、「いつかはしたい」「良い相手がいれば」といった、時間や条件に幅を持たせた捉え方が中心となっています。Z世代にとって結婚は、「する・しない」を即断するものではなく、関係の質を確かめた先にある選択肢のひとつとして捉えられているように見えます。

価値観の一致、誠実さ、相互理解といった恋愛の重要要素がそのまま結婚にも求められるのは、「安心の設計」という一貫した行動原理があるからなのかもしれません。

この価値観にも時代背景が影響していると感じます。Z世代(大学生・専門学生)は2000年代に幼少期を過ごし、「3組に1組が離婚する」と言われるような日本の社会環境の中で育ちました。Z世代は結婚を“永遠に続く幻想”ではなく、“努力して育てる現実的な関係”と捉えているのかもしれません。恋愛を丁寧に設計する視点と、結婚を“持続可能な関係”と捉える視点は、一本の線でつながっているのです。

恋愛消費に求めるのは、“盛る”よりも“生活に置けるか”で考える

Z世代の恋愛消費は、非日常よりも日常の延長線
だからこそ広告の世界観も、映画のワンシーンのような特別感より「これ、普通の日にありそう」と思えるリアリティが受け入れられすいと言えます。

  • 実際に使っているシーン

  •  背伸びしない選択

  •  等身大の何気ない感情の揺れ

こうした生活解像度の高い描写が、共感を生みやすくなります。実際に恋愛文脈で共感を生んでいる広告の共通点を見ても

  • 恋を煽らない

  •  成功体験を押し付けない

  •  一瞬のときめきをゴールにしない

代わりに、

  •  距離を測る時間を肯定(恋愛に至るまでの過程を描く)

  •  迷い・不安・慎重さをリアルに描写

  • 「続けられる関係」を前提に同じ目線でモノ・コトを選ぶ描写

こうした流れから見てみると、Z世代向け恋愛広告は、「恋をさせる」より「関係を壊さない」設計が効く。
だからこそ、派手な愛情表現より、穏やかだけど共感できるリアルな描写が選ばれているのかもしれません。

次回は実際にZ世代の男女を迎えて恋愛に関するリアルトークの様子をお届けしたいと思います。

  • 調査対象

    18~25歳/専門学生、短期大学生、大学・大学院生

  • 有効回答数

    241件(内、これまで恋人がいた経験がある人:189件)

  • 調査時期

    2025年12月

  • 方法

    インターネット調査

【2026年版】10代女子が選ぶ! 今年流行しそうな食べ物やスイーツは? 情報収集から購入後の行動まで、トレンド化する背景を徹底調査

10代女子のトレンドは、ちょっとしたきっかけで一気に広まり、次々と波及していきます。食のトレンドも小さなブームから大きな流行へと発展しており、彼女たちの消費行動は見逃せません。

今回は、2026年に10代女子の間で流行るフードが何か、彼女たちにとったアンケートから予測します。今最も注目しているフードや流行ると感じる要素、購買前後の行動などもアンケート調査し、詳しく解説。10代の最新トレンド情報をいち早くお届けします。

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1,【2026年予測】今年流行る食べ物やスイーツは…? 

Q.2026年に流行ると思う食べ物を最大で3つまで教えてください。

Q.2026年に流行ると思う食べ物を最大で3つまで教えてください。

(n=267)

2026年に流行ると思う食べ物について、1位は「ヨアジョン」34.6%となりました。「ヨアジョン」は韓国発フローズンヨーグルトブランドで、2025年10月以降には原宿や博多にも店舗をオープンし、さらに人気が広がっているようです。

次いで2位「クラッキングアサイー」20.4%、3位「パリパリ系クレープ」17.1%の結果に。定番人気のアサイーやクレープが“独特の食感を楽しめる新感覚フード”として登場し、注目されているようです。

また「ヨアジョン」のほか、「コグマパン」「韓国式ベーグル」「ハートパンケーキ」なども上位10位を席巻しており、韓国フードのブームは継続中。韓国発の専門店やブランド、カフェ文化といったディープな要素も広く浸透していることがわかります。

 

1位【ヨアジョン】

出典:ヨアジョン/株式会社B.N プレスリリース

出典:ヨアジョン/株式会社B.N プレスリリース

ヨアジョンは、2021年に韓国で誕生したフローズンヨーグルトブランドで、自家製ヨーグルトアイスをベースに、フルーツやシリアル、クッキーなどを自分好みにカスタマイズできるのが魅力です。韓国のアイドルやインフルエンサーがSNSで「推しレシピ」を紹介したことで話題に。映えるビジュアルとヘルシーなおいしさが支持されています。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・韓国発祥で日本にも次々店舗ができているから。友達も行ってる
・すでに流行っているから
・見た目がかわいい

 

2位【クラッキングアサイー】

出典:AnotheR公式Instagram

出典:AnotheR公式Instagram

アサイーボウルの上に厚く固めたチョコレートをコーティングし、スプーンでチョコをパキパキッと割りながら食べる新感覚のスイーツ。チョコの甘さとアサイーのほどよい酸味が合わさり、味のコントラストも楽しめます。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・食べたことがあっておいしい
・食べる時の楽しさがありそう
・アサイーはまだ流行りそう

 

3位【パリパリ系クレープ】


出典:クレープとエスプレッソと公式Instagram

出典:クレープとエスプレッソと公式Instagram

パリパリ系クレープはクレープ生地を薄く焼いており、パリパリ・サクサクとした独特の食感を楽しめるのが特徴。生地の配合や焼き加減、中に入れるクリームや具材など、お店ごとにさまざまな工夫があり、人気を集めています。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・おいしいし、学校帰りとか友達とふらっと寄れる
・新しい食感のスイーツが流行っているから。
・最近Instagramのリールでよく見るから

\10代女子のリアルな声が満載! 2026年に流行りそうな理由は?/

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2,流行ると感じる要素は「見た目が映える」情報源は?

Q.その食べ物をどこで知りましたか。

Q.その食べ物をどこで知りましたか。

(n=267)

10代女子が流行ると感じる食べ物の情報源については「SNS」85.1%と、9割がSNS経由で知ったという結果が出ました。昨年の同調査でも7がSNS経由で知ったと答えていましたが、今年はさらに9まで増えており、SNSの影響は一層強くなっていることがわかります(※2025年流行フード・スイーツに関する調査:2024年実施)

次いで2位は「テレビ番組」17.0%、3位は「学校の友人」14.1%の結果でした。SNSでのトレンドがテレビで取り上げられたり、学校でも話題になったりと相互に連動して広がっていくのでしょう。

 

Q.これは流行ると感じるフード・スイーツの要素はなんですか。

Q.これは流行ると感じるフード・スイーツの要素はなんですか。

(n=267)

これは流行ると感じる食べ物の要素は「見た目が映える」53.6%が半数を超えています。次いで「味がおいしそう」43.8%「韓国・台湾などアジアで流行っている」30.1%となりました。“視覚的な魅力”はトレンド形成に大きな影響を与えているようです。

また、10代女子のうち3人に1人が韓国フードや台湾スイーツなど、アジア発トレンドを追随していることが読み取れます。

\SNSの中で特に注目している投稿は?各SNSの傾向も明らかに/

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3,流行のフードを食べるのは「店内の方が多い」が約半数! 誰と食べている?

Q.流行のフードを食べる際、テイクアウトと店内、どちらの方が多いですか。

Q.流行のフードを食べる際、テイクアウトと店内、どちらの方が多いですか。

(n=267)

流行のフードを食べる際は「店内の方が多い」49.5%が約半数を占めており、「テイクアウトの方が多い」24.0%の約2倍となりました。

10代女子の多くは流行のフードを食べて楽しむだけでなく、店内の雰囲気や友人と過ごす時間といった“体験”も重視しているのでしょう。また友達と一緒にお店を訪れたり、店内でどのように撮影するのかも楽しみの一つであり、SNS投稿につながっていると考えられます。「流行のフードをお店で食べる」こと自体エンタメしているのかもしれません。

 

Q.流行のフードは誰と食べることが多いですか?

Q.流行のフードは誰と食べることが多いですか?

(n=267)

流行のフードを一緒に楽しむ相手は「学校の友人(部活・サークル仲間以外)クラスメイト」59.6%が約6割を占め、トップになりました。次に、2位「母」24.7%、3位「学校以外の友人」21.5%が続きました。

「1人で食べることが多い」が12%にとどまっていることからも、流行のフードは友達と楽しみたいと考えるが多いと言えそうです。

\話題のフードやスイーツに対して行っていることも深掘り! 約4割がしていることは?/

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4,流行のフードに対する消費行動を詳しく分析

Q.流行のフードを食べる際の予算を教えてください。

Q.流行のフードを食べる際の予算を教えてください。

(n=267)

続いては、流行のフードを食べる際の予算について見ていきましょう。「スイーツ系」と「食事系」800円~1,500円未満がメイン層でした。また「食事系」は【1,500円~2,000円未満】と比較的高い価格でも購入する人が目立ちます。一方でドリンク」と「ファストフード」は【600円~1,000円未満に集中し、最も手軽な「コンビニお菓子」は【200円~400円未満が多数でした。

10代女子は「特別な時間を楽しむための消費:スイーツ系、食事系」「日常的に気軽に利用する消費:ドリンク、コンビニお菓子、ファストフード」を分けており、目的に応じて支出のメリハリをつけていることがうかがえます。

 

Q.話題のフードやスイーツを食べた後にとる行動を教えてください。

Q.話題のフードやスイーツを食べた後にとる行動を教えてください。

(n=267)

食べた後の行動については「食べ物の写真を撮る」46.0%で最多の結果に。次いで「Instagramのストーリーズにアップする」 33.6%となりました。約半数が流行のフードを食べた記録を写真で残し、約3人に1人はSNSにアップしていることがわかります。

また5人に1人は「BeReal.にアップする」と回答していることにも注目。 InstagramのストーリーズやBeReal. は即時性が高いためその場で写真を共有し、友人とのコミュニケーションのきっかけにしているのかもしれません。

\流行のフードを買うタイミングも徹底調査! 衝動買いが多いカテゴリーは?/

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5,食べ物に関する情報源はSNS、約半数が企業のInstagramを見ている

Q.食べ物に関する情報収集方法を教えてください。

Q.食べ物に関する情報収集方法を教えてください。

(n=267)

食べ物に関する情報収集は、1位「SNS」67.4%、2位「学校内の友人」31.9%、3位「テレビ」21.3%の順でした。「SNS」は画像や動画で直感的にわかりやすい上に、趣味趣向の合う人や同世代のリアルな声が集まることからも、最も重視していることがわかります。

また「テレビ」よりも「学校内の友人」から情報収集している人が多いのが特徴的で、身近友達からのリアルな口コミに影響を受けているようです。

 

Q.フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントや情報源を教えてください。

Q.フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントや情報源を教えてください。

(n=267)

フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントは、1位 「Instagram」45.4%、2位「TikTok」38.3%、
3位「X(旧Twitter)」21.9%の結果になりました。「YouTube」よりも「Instagram」の画像・リール動画や「TikTok」といった、スキマ時間で気軽に見られる情報を好む傾向のようです。

一方で「公式ホームページをブックマーク」や「公式アプリ」、「メールマガジン」などの利用率は低い傾向でした。

\普段よく見ているフード・スイーツ系の「企業アカウント」ランキングも公開!/

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6,10代女子が好む食べ物の味や食感は? 昨年との違いもチェック!

Q.好きな味はどれですか。最大3つまで選択してください。

Q.好きな味はどれですか。最大3つまで選択してください。

(n=267)

10代女子が最も好む味は、1位「甘い」57.1%で半数以上の支持を集め、2位「濃厚」23.5%、3位「甘じょっぱい」19.8%の順に続きました。昨年行った同調査でも「甘い」は約6割を占めており、上位3項目の順位も同じ結果となり大きな変化はありませんでした 。

一方で、昨年と比較すると「甘さ控えめ」は【12.1%⇒13.1%】と微増、反対に「ほろ苦い」は【17.2%⇒7.5%】と大きく減少しており、全体としては「甘さ」を求める傾向が強まっている可能性がうかがえます(※2025年流行フード・スイーツに関する調査:2024年実施)。


Q.食欲が湧く食感ワードはどれですか。最大3つまで選択してください。

Q.食欲が湧く食感ワードはどれですか。最大3つまで選択してください。

(n=267)

食欲をそそる言葉は「もちもち」47.6%が圧倒的にトップでした次いで支持を得たのは「サクサク」27.3%、「ふわふわ」27.0%になり、昨年度の調査と上位3項目は同じでした。「もちもち」食感の人気は近年の「10代女子が選ぶトレンドランキング」にも表れており、2024年は「丸亀うどーなつ」が3位、2025年には「もっちゅりん」が2位にランクインするなど、ヒットの要因につながっています(※2024年版「10代女子が選ぶトレンドランキング」2025年版「10代女子が選ぶトレンドランキング」)。

今後も「もちもち」ブームが続くのか、2026年の注目フード「クラッキングアサイー」や「パリパリクレープ」など、“新食感”が新たなブームを牽引していくのか、これからの動向にも目が離せません。

\2026年に流行ると思う食べ物、上位5位の選ばれた理由もチェック!/

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  • 調査対象

    15~19歳/女性/高校生、大学・専門学生/埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県に在住/流行のフードに対して「とても興味があり、流行したフードはよく食べている」 「興味はあるが食べたことは少ない」「どちらともいえないが、流行のフードは食べたことがある」のいずれかを選択した人

  • 有効回答数

    267件

  • 調査時期

    2025年10月

  • 方法

    インターネット調査

過去記事のご紹介

「界隈消費」から読み解くZ世代と令和の消費構造vol.3「感情」が動くマーケティング

界隈は、“ゆるやかなネットワーク”から“経済を動かす市場”へ

界隈消費とは?

昨今“界隈”とは、好きなものが共通している仲間のネットワークや、言葉やミームのトレンドなど、様々な意味で若年層に使われる言葉となりました。
そして、Z世代の動向を追いかける上で外すことのできない“界隈”は、今や市場として大きな価値を持ちます。

2回では、SNSを媒介として熱量が社会に波及していく仕組みを整理しました。そして最終回となる今回は、界隈がトレンド認知を超えて経済圏になるメカニズムを扱います。

結論から言うと、界隈はZ世代が文化をつくり、Z世代より上の大人世代が市場にする構造」で成長します。
この“界隈”を経済に変える鍵について、紐解いていきます。

 

Z世代が文化をつくり、大人世代が市場にする

Z世代から生まれる界隈消費

2025年はZ世代発信で様々な界隈が生まれ市場にも影響。

界隈の起点はやはりZ世代です。
2025新語・流行語大賞にもノミネートされている「平成女児」を筆頭に、推し活、キャラクター消費など、Z世代を中心に広がり市場として成長した文化がいくつもあります。

そしてその文化に共鳴した大人世代が参加し、市場はさらに拡張します。
平成女児ブームを例にすると、平成に中高生だった大人が今の平成ブームに自分の過去や経験を持ち込み、消費者として参加することでブームの消費圏を広げ、市場として大きくなっていった事象がまさにそうです。

前回もお話した通り、つまり「Z世代は文化を作り、大人世代は経済へと育てる」。
界隈はもはや若者だけのものではなく、世代を横断して育っていくことで、大きな消費ブームに育っていきます。

 

共感経済圏の成長プロセス

Z世代の何気ない投稿から生まれる界隈もある

Z世代の何気ない“好き”の発信が大きな市場になることも。

界隈が経済圏になるプロセスは次のように整理できます。

1)思いや共感、好きなもの、関心事、カルチャーなど、好きな世界観を持つもの同士の存在が顕在化

2)仲間化(界隈化)が起きる 

3)再編集・拡散によって界隈が成長

4)大人世代を巻き込んで“市場”として成立する 

5)購買と体験が“経済圏”として立ち上がる 

消費を伴う界隈をターゲットとして、新たな市場へ開拓するためには、ターゲット集団を特定することが基本です。
その界隈が共通でもつ世界観を理解し、どのような人達が界隈を形成しているのか解像度を上げていくことで、界隈内でのニーズを把握することができます。
一度、その界隈の中に参加してみるのもリサーチ手法として有効ですね。

ターゲットが見えてくると、その界隈が抱える課題やニーズが見えてきます。そこまで来たら、どのような商品・サービスを求めているのか、分析していきましょう。
界隈が楽しめる仕組みを作り、再編集・拡散によって界隈内のUGCを増やしていき、界隈外へと波及させていく。
これが市場・経済圏へ育てる第一歩になります。

SNSを通じて複雑に成長・派生していく界隈を把握するのは簡単なことではないです。
ですが、界隈消費を理解するためには、界隈自体を理解することが最も近道となるのも自明の理です。

 

平成レトロとはZ世代が発見して大人が育てたマーケット

大人も子供もハマる平成レトロ

Z世代も大人も夢中になっているシール帳ブーム。引用 https://www.sanrio.co.jp/news/goods/mx-sticker-book-202407/

令和元年(2019年)頃より、平成時代のアイテムやカルチャーが「平成レトロ」として再評価されるようになったのは記憶に新しいのではないでしょうか。
前述のとおり、この平成レトロブーム(平成女児ブーム)は、まさにZ世代から火がつき、大人世代へと広がっていった例です。

Z世代が平成の時代に流行った物やカルチャーを再評価したことで、当時流行ったファッションやキャラクターなど、関連グッズやコンテンツの消費が成長。
平成の時代に青春時代を過ごした上の世代が参加したことで、大きな経済圏へと発達していきました。

この事例からも分かる通り、界隈を扱う上で誤解が生まれやすいのは、「若者向け施策だから若者が買う」という発想です。
界隈は若者発であっても若者市場”とは限りません。文化の育て手がZ世代であり、購買主体が大人になることもあります。

ここまで読んでいただければわかる通り、ひとくちに“界隈”と言っても、そこに集う人達の属性や思いは様々です。
ターゲットやニーズを見誤り、安直に界隈内のUGCを集めることを目的として施策を行えば、界隈からの信頼を失うことにも繋がります。

界隈のターゲットの解像度を上げ、ニーズを読み解き、界隈に求められる商品・サービスを提示することが界隈消費を動かす鍵になります。

 

界隈は市場の苗床である、そして消費者の感情を持った火種でもある

界隈は「小さな熱」ではなく、“育つ熱”です。
Z世代は文化をつくり、それを大人世代は市場にする。平成レトロ界隈のような一種のノスタルジーという感情を乗せて。

この世代連鎖こそが界隈が経済圏へ成長する本質なのかもしれません。

10代女子の休日の過ごし方は? 遊ぶ場所に求めることからジャンル別によく行くお店&お金の使い道まで詳しく調査!

10代女子にとって休日は、家族と買い物に出かけたり友人と遊んだり、自宅でゆっくり過ごしたりと、学校から離れて自由に楽しめる特別な時間です。SNSの影響により、話題のスポットや人気のカフェを訪れることも増え、行動範囲や過ごし方はますます多様化しています。

今回は、首都圏(東京都、千葉園、埼玉県、神奈川県)に住む10代女子を対象に「休日の過ごし方」を徹底調査! 休日に一緒に過ごす人やよく行くお店、毎月の予算やお小遣い事情など10代女子のリアルな実態について解説します。

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1,10代女子の休日の過ごし方は約6割が「インドア派」 家で何をしている? 外出時は?

Q.休日の過ごし方として、インドア(家で過ごす日)とアウトドア(外出する日)の割合を教えてください。

Q.休日の過ごし方として、インドア(家で過ごす日)とアウトドア(外出する日)の割合を教えてください。

(n=301)

休日の過ごし方について、インドア(家で過ごす日)とアウトドア(外出する日)の割合を見ると「インドア 5割:アウトドア 5割」 17.3% が最多次いで、「インドア 8割:アウトドア 2割」16.3%、「インドア 7割:アウトドア 3割」14.6%でした

10代女子の休日は「インドア派」が約6で、家のみで過ごしている人も約10%いるようですどこかに外出するよりも、家で好きなことをしてのんびり過ごしたいという人の方が多いようです。

 

Q.休日を家で過ごす時によく行っていることを教えてください。

Q.休日を家で過ごす時によく行っていることを教えてください。

(n=301)

休日を家で過ごす時によく行っていることは「SNSをチェックする」 84.1% 「動画視聴(YouTube、Netflixなど)」 80.4%が8割超えでトップを占め、「音楽を聴く(Spotify、Apple Musicなど)」も 53.8% と過半数を超えました。次いで「TVを見る」も約半数で、「スマホのゲームアプリで遊ぶ」よりも多くなりました。

また学生ということもあり、約3人に1人が「勉強をする」と回答しているのが特徴。同様に約3人に1人が「1日寝ている」と答えており、休日に疲れをとることを重視する人も多いようです。

 

Q.休日に外出する時によく行っていることを教えてください。

Q.休日に外出する時によく行っていることを教えてください。

(n=301)

休日に外出した際によく行っていることは、1位「ショッピング」 69.4%と多くの回答が集まりました。ファッションや美容などトレンドに敏感な10代女子にとって、ショッピングは欠かせない楽しみのようです。続いて、2位「外食をする」49.8%、3位「映画館で映画を観る」42.9%、4位「カラオケに行く」40.5%が続きました。

1人でも、仲間と一緒でも楽しめるアクティビティが人気を集めており、友人とのコミュニケーションを大切にしている様子もうかがえます。こうした時間を共有することで友人との絆を深めているのでしょう。

\休日のSNS利用実態も深掘り! 利用時間に大きな差が出たSNSは?/

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2,休日は誰と過ごす? 遊びに行く場所を決める情報源は「Instagram」と「TikTok」

Q.どのような関係性の人と出かけていますか?

Q.どのような関係性の人と出かけていますか?

(n=301)

休日に一緒に外出する相手は1位「母」が 61.1% で最も多く、3位「父」28.6%の2倍以上となり、大きな差が出ました。10代女子にとって母親は最も身近で一緒に行動しやすい存在であり、休日の過ごし方にも大きく影響していることがうかがえます。

また2位は「学校の友人(部活・サークル仲間以外)」が 50.8%でした。部活やサークル仲間といった特定のコミュニティではなく、クラスメイトなど身近な存在との関係性を重視し、気軽に遊べる相手を求めていることがわかります。

 

Q.休日の予定は、いつ頃決めることが多いですか?

Q.休日の予定は、いつ頃決めることが多いですか?

(n=301)

休日の予定を決める時期は「2~3週間前くらい」24.6%が最も多く、「1週間前くらい」23.9%も僅差で続きました。約半数が1~3週間前に予定を決めていることがわかり、計画的なタイプ”がメイン層であると考えられます。一方で、約5人に1人は「前日」や「当日」といった直前に予定を決める派で、友人からの誘いやその日の気分に合わせて行動する、“その場の楽しさ重視タイプ”も一定数いることがわかりました。

 

Q.遊びに行く場所を決める時のポイントを教えてください。最大3つ選択してください。

Q.遊びに行く場所を決める時のポイントを教えてください。最大3つ選択してください。

(n=301)

遊びに行く場所を決める際のポイントとして、1位「お金をかけずに楽しめる」が 39.2% 、2位「人が多すぎず落ち着くことができる」26.3%、3位「一人でも楽しめる」25.9%の順でした。

10代女子は自由に使える金額が限られているため、お金をかけずに楽しめるのが最優先となるのでしょう。また今の高校生は学校だけではなく、SNSなどで常に人とつながっていることもあり、「一人でも楽しめる」場所も重要になっているようです。

 

Q.遊びに行く場所を決める時、主にどのような情報を参考にしますか?

Q.遊びに行く場所を決める時、主にどのような情報を参考にしますか?

(n=301)

遊びに行く場所を決める際に参考にする情報は、1位「Instagram(一般人の投稿)」33.2%、2位「Instagram(インフルエンサー・著名人の投稿)」28.2%、3位「TikTok(一般人の投稿)」25.3%が上位でした。InstagramTikTokから影響を受けていることがわかります。

また10代女子は「友人・知人」の身近な人の投稿よりも、一般人やインフルエンサー・有名人の投稿を中心に情報収集していることがわかりました。反対に、どのSNSでも公式アカウントや広告は情報源としてはあまり活用されていないようです。 

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3,10代女子がよく行くお店ランキング!「コスパの良さ」や「お得感」がキーワードに

Q.友達とよく行く飲食チェーン(カフェ・スイーツ)を教えてください。

Q.友達とよく行く飲食チェーン(カフェ・スイーツ)を教えてください。

(n=301)

友人とよく行く飲食チェーン(カフェ・スイーツ)は1位「スターバックスコーヒー」55.5%が過半数超えとなり、2位「ミスタードーナツ」29.6%、3位「サーティーワンアイスクリーム」22.9%と続きました。

4位の「コメダ珈琲」はソファ席が多く、くつろぎやすい点や、フードのボリュームがありコスパが高い点も魅力。5位のゴンチャは「ENJOY U22割」を使ってお得に飲めるのがメリットでしょう。定番の人気店に加え、コスパやお得なチェーン店にも支持が集まっているようです。

 

Q.友達とよく行くカラオケ店を教えてください。

Q.友達とよく行くカラオケ店を教えてください。

(n=301)

友達とよく行くカラオケ店は、1位「カラオケまねきねこ」 59.5% 、2位「カラオケ館」20.9%、3位「カラオケ BanBan」18.9%の順となりました。

「カラオケまねきねこ」は基本的に飲食物の持ち込みが無料で、高校生を対象にルーム料金も無料になるお得な料金プラン「ZEROカラ」を実施しており、10代女子から高い人気を得ていると考えられます。

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4,10代女子の金銭事情を徹底調査! お金を使う基準は?

Q.毎月のお金はどのように得ていますか?

Q.毎月のお金はどのように得ていますか?

(n=301)

毎月のお金を得ている方法として「お小遣い」が 56.2% で最多で、「アルバイト代」を稼ぐ人も 51.5%と約半数いました。

毎月親からのお小遣いだけでやりくりしている人や、お小遣いとアルバイトと複数の収入を得ている人もいるようです。高校生や大学生が中心の10代女子は「貯金」をしている人も約3割いるようで、貯金から切り崩して自分の使えるお金に充てている人も。また、約5人に1人は「使うときに都度親からもらう」ことがわかりました。

 

Q.毎月のお小遣いはいくらですか?

Q.毎月のお小遣いはいくらですか?

(n=169)

毎月のお小遣いの金額は「5,000円以上7,500円未満」が 32.0% で最多で、約3分の1を占める結果となりました。次いで「4,000円以上5,000円未満」15.4%、「1万円以上1万5,000円未満」11.8%が続きました。お小遣いは【4,000円以上7,500円未満がボリュームゾーンのようです。また、約5人に1人はお小遣いを1万円以上もらっていることがわかります。お小遣いの金額は各家庭によるところが大きく、1,000円未満から3万円以上まで全体的にばらつきが出ているのが特徴です。

 

Q.アルバイトなどによる1か月の平均収入はいくらですか?

Q.アルバイトなどによる1か月の平均収入はいくらですか?

(n=155)

アルバイトによる1か月の平均収入は「3万円以上4万円未満」15.5%が最多で、「2万円以上3万円未満」14.8%、「4万円以上5万円未満」14.8%、「6万円以上7万円未満」14.2%と僅差で続いています。全体の約半数は【2万円以上5万円未満の間に集中している結果となりました。また7万円以上稼ぐ人も約16%となりましたが、学業とアルバイトの両立がしやすい大学生や専門学校生がメイン層だと考えられます。

 

Q.買い物をする際にお金を使うかどうかの基準は何ですか?最大3つ選択してください。

Q.買い物をする際にお金を使うかどうかの基準は何ですか?最大3つ選択してください。

(n=301)

買い物を決める際の基準は、1位「値段が安い」 42.9%、2位「デザイン・見た目が好み」38.9%、3位「口コミ評価が高い」23.9%の順でした。先述した通り、自由に使えるお金が限られていることから価格の安さが最重要に。また10代はトレンドに敏感な層ではあるものの「流行っている・トレンド感」よりも「デザイン、見た目が好み」に回答が集まり、自分の好みを優先して購入するようです。

さらに「インフルエンサー」や「友達」のおすすめよりも「口コミ評価」が圧倒的に高いことから、客観的な意見が決め手になる傾向です。

\飲食や推し活、コスメ、貯金など9カテゴリーに分け、1か月あたりの総支出額を徹底調査!/

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  • 調査対象

    15~19歳/女性/埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県いずれかに居住/高校生、大学・専門学生

  • 有効回答数

    301件

  • 調査時期

    2025年9月

  • 方法

    インターネット調査

【最新調査】ティーンが選んだ「2025年に流行った食べ物」から見える今年の空気│「感情」が動くマーケティング

2025年の空気感とティーンの“流行った”の捉え方

\全体の調査結果や解説記事はこちら/

 

Q.2025年(今年)流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください


(※「2025年に流行ったフードに関する調査」)

2025年、ティーンが「今年流行った」と感じた食べ物が、ひとつのランキングとして数字に表れました。まず、みなさんの予想と比べていかがでしたでしょうか。「そうだろうな」と感じるものもあれば、「意外」と思う項目もあったかもしれません。
振り返ると、この一年は物価高の影響もあり、日常の中で“気持ちよく選べるもの”が重視されていたように思います。背伸びしすぎず、でもちょっと嬉しい。そんな“ささやかな豊かさ”を探す姿勢が、生活全体に静かに広がっていた年でした。

“よく見かけた”が流行を決める?ティーンの可視性インサイト

今回の「流行ったと思う食べ物」を見ていると、実際に食べた経験があるかどうかより、よく目にしたもの話題として何度も触れたものが強く上位に現れている印象があります。
ティーンにとっての“流行った”は、味覚よりも、その食べ物が一年の景色の中でどれくらい存在感を持っていたかが影響しているのかもしれません。

(※「2025年に流行ったフードに関する調査」)

1位はインフルエンサーの出店などでも広く知られたアサイーボウル。
日常の“良い時間”の背景に登場する機会が多く、視界に入る頻度の高さがそのまま流行認知につながったのだと思います。

2位のもっちゅりんは、体験より話題が先行したタイプの流行だったのかもしれません
“名前をよく聞いた”“動画で見かけた”
といった共有された情報が強く働いたSNS先行のブームの良い例です。

3位の麻辣湯は、もはやティーンだけではなく健康志向の働く女性にも強く支持され不動の地位に。
“自分で選べる”“カスタムできる”といった体験価値が支持されたのではないでしょうか。
注文のプロセスそのものが特別な時間になり、参加感が流行認知なるという新しい食のブームの形態が生まれました。

4位はドバイチョコ。
非日常性や海外の空気を取り入れたいという感覚と相性がよかったのかもしれません。“新しい世界を少し覗く”ような体験が魅力として受け取られた可能性があります。

5位のグリークヨーグルトは、手軽なヘルシーさが今年のティーンの気分に合っていたのかもしれません。
“過度に頑張らない健康意識”が広がる中で、生活に無理なく置ける存在として支持されたのではないでしょうか。

 

2025年ティーンの食行動に見える“無理しないヘルシー志向”

TOP5を振り返ると、無理をしないヘルシーさを求める気分が、ティーンの食選びにほんのりと滲んでいた可能性があります。
ルッキズムへの違和感が広がる一方で、「自分らしくありたいけれど太りたくはない」という複雑な気持ちも背景にあるのかもしれません。
アサイーやグリークヨーグルトのような“軽さのある満足感”が支持されたのは、自然な流れとも言えそうです。

 

この先に続く“行動としての選択”へ

そしてこのランキングはここで終わりではありません。このあとには「実際に食べたもの」や「また食べたいと思うもの」など、ティーンの日常により近いランキングが続きます。

“景色としての流行”と“行動としての選択”がどのように重なり、どこでズレていくのか。
その続きを見ることで、今回のコラムでは触れきれなかったティーンの“本音の部分”が浮かび上がるかもしれません。

 

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未完成がちょうどいい。2025トレランが映す“10代の今”│「感情」が動くマーケティング

“モノが売れる理由”は、価格や機能だけじゃない。心が動く瞬間にこそ、消費の本質があります。
この連載では、日常のなかのちょっと気になるトレンドをテーマに、マーケターの視点からその背景やヒントを紐解いていきます。

登場マーケターのプロフィール

中西 舞(なかにし・まい)|株式会社マイナビ

コンテンツメディア事業本部 マーケティング部ディレクター。
大学生向けメディア『学生の窓口』の立ち上げに関わり、デジタル・アパレル・金融・食品・医薬化粧品など多様な業界の広告企画を担当。
現在は大学生をはじめとしたZ世代向け案件を中心に、年間約200件以上のプランニングおよび営業同行を行う。

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

桑野 好絵(くわの・このえ)|株式会社マイナビ

 

2007年マイナビ入社。
女性向けメディアや若年層トレンド領域に従事し、現在は『マイナビニュース』『マイナビウーマン』などの広告企画を担当。
Z世代に特化した調査チーム「マイナビティーンズラボ」のプランニングやデータ解説、企業向けの講演も行う。
高校1年生の息子を育てる母として、「調査データ」と「リアルな声」の両面から若者インサイトを掘り下げている。

 

リアル・世界観・AI。10代女子の価値観が一段シフトした年

中西

桑野さん、今年のトレンドランキングが発表されました。かなり象徴的な結果でしたよね。まずは今年の総評から伺えますか?

桑野

2025年はAIが一気に日常レベルで進化したのもあって、デジタル環境そのものの“空気”が変わった1年だったと思います。SNSでも“盛る・映える”より等身大のゆれが求められるようになった印象です。

 

未完成さや人間らしさが“価値”になる時代へ

ヒト部門

中西

今年は、あと、「今日、好きになりました。」が強かったですね。MON7AさんやHANAさんなど“世界観そのもの”が支持された印象があります。

桑野

たしかに!長浜広奈さんやMON7Aさんも含めて、“完璧なスター”じゃなくて“物語や感情の手ざわりが伝わる存在”が強い支持を集めた感じがします。

中西

デジタルが洗練されたことで、“未完成さ”や“温度のある表現”に価値を見いだす動きがより際立ちましたね。

桑野

“整いすぎない世界観”とかさ。“寄り添う感じの空気”が刺さるんだよね。
今年のランキングって、まさに “等身大を大切にする流れ” を象徴してたと思う。

 

世界観ごと好きになれる人が人気者に。

中西

ヒト部門は特に“空気感”が大事になっていました。これも今年の象徴的な流れですね。

桑野

“この人の世界観好きだわ”ってところからファンになる。ビジュアルだけの時代じゃない気がします。
 その人の背景も含めて、まとっているオーラも見られる。 

中西

日常の色味、言葉遣い、生活感……。すべてが“その人の物語”として受け止められている感じがあります。

桑野

しかも作り込んでない。それが逆に魅力になる可能性。“生活の延長線にある世界観”に魅力がある人が求められていると感じます。

 

AI:ChatGPTがランクインした意味とは?

コトバ部門

中西

そしてChatGPTのランクインは非常に象徴的でした。

桑野

これは今回の大きなトピックですね。10代女子の“好きなモノ”にAIが入るって転換点。相談相手みたいな距離感っていうのもおもしろい。

中西

“友達ほどじゃないけど聞いてほしい”ってときにAIがちょうどいい。ジャッジされないし、裏切らない安心感 があります。心理的安全性としてのAIですね。

 

デコって自分の印にする”文化が広がった

中西

今年は“デコるアイテム”の人気がすごく顕著でした。ラブブ、めじるしアクセサリー、日焼けキティなど。

桑野

めっちゃ象徴的ですよね。“自分だけの印” を楽しむって流れが一気に広がったよね。

中西

私のような平成世代は懐かしくて萌えましたよ(笑)
通学バッグに大ぶりチャームを重ね付けしたり、平成テイストのアクセントが“自分らしさの表現”になっているように見えました。

桑野

わかる。10代の子たちってデジタルが当たり前で、効率化された世界に慣れすぎてる反動かもね。
こういう “余白のある可愛さ” “遊び心のあるアクセント” がすごく心地いいんだと思う。

 

映画の人気復活。“エンタメ×おでかけ”の体験価値

中西

個人的に意外だったのは、“映画”の人気です。サブスク全盛の時代に、あえて映画館へ足を運ぶティーンが増えているのは象徴的でした。

桑野

そこ!私もびっくりした。
でも考えたら、“誰かと一緒に映画館に行く”って、それ自体がひとつのイベントになっているよね。

中西

1,000円前後で楽しめる“コト消費”として、物価高の中でもコスパの良い“おでかけ体験”になっていますね。

桑野

しかも、映画の後に語りあえる。“語れる時間まで含めて価値”っていう10代の感覚がすごく出てると思う。

中西

“映えスイーツ”がやや落ち着きを見せているのも興味深かったです。価格と満足度を冷静に見ながら、本当に好きなものへお金を使う方向へ変わっています。

桑野

うん。10代の消費感覚って、実はめちゃ現実的で賢いよね。

 

10代女子の“今”=世界観×等身大×AI×体験

中西

今年のランキングは、10代女子の“価値の置き場”がどこにあるかを明確に示していましたね。

桑野

うん。等身大の世界観、自分らしさのデコ、AIという寄り添う存在、語れる体験。全部つながってる。

中西

効率化の先に、“ゆれ”“余白”“寄り添い”が求められる時代になったということですね。

桑野

“人間らしさ”がめっちゃ価値になった年だったと思います。

中西

人間らしさ、まさにZ世代にとってそこがまた新鮮で面白いと感じるポイントですね。来年のトレンドランキングもまた新しい発見がありそうで楽しみです。

「界隈消費」から読み解くZ世代と令和の消費構造vol.2│「感情」が動くマーケティング

モノが売れる理由”は、価格や機能だけじゃない。心が動く瞬間にこそ、消費の本質があります。
この連載では、日常の中のちょっと気になるトレンドをテーマに、マーケターの視点からその背景やヒントを紐解いていきます。

今回は 「界隈消費」 

今話題の界隈消費について、全3回にわたって考察していきます。

前回の記事はこちら

「界隈消費」から読み解くZ世代の気持ちの動き方
~Vol2.SNSが繋ぐ界隈と社会 拡散する小さな熱狂~
 

消費も動かすZ世代の熱はいったいどこまで広がるのか

界隈の熱はどこへ向かうのか?

前回の「界隈消費は若者文化を越えた。Z世代が動かす共感経済」では、Z世代の“好き”や“共感”が可視化され、世代を越えて経済を動かす構造を見てきました。界隈消費は、単なる若者の流行ではなく、共感を軸に広がる社会の新しいかたちでした。

では、その共感はどのように広がり、社会を巻き込んでいくのでしょうか。

誰か一人の「好き」や「こだわり」が、どうやってトレンドへと変わるのか。そして、なぜZ世代の界隈発信が、世代を超えて購買を動かすまでに成長するのか。

その鍵を握っているのが、SNSという共感のハブ です。界隈で生まれた“小さな熱狂”が、SNSを通じて拡散し、社会に波紋を広げていきます。

第2回では、SNSがどのように界隈と社会をつなぎ、共感を増幅させているのかを整理します。

SNSが界隈消費を加速させる仕組み

SNSでは、毎日のように新しい「○○界隈」が生まれ、一部の熱狂が突然“トレンド”へと変わります。Z世代はモノを“見せびらかす”のではなく、それと過ごす時間や空気感を共有する傾向があります。 
例えばコスメひとつにとっても、その商品そのものがその日の自分のテンションを上げるアイテム。最近では韓国コスメメーカーをはじめ、パッケージのデザインに徹底的にこだわる企業が増えています。所有することで複数のメリットを感じることができる、そんなアイテムが界隈消費を加速させるのではないでしょうか。

つまり消費は「所有」することだけにとどまらず、“どんな時間やどんな気持ちをもたらしてくれるのかというQOLの表現になっているのかもしれません。
これがまさに今まで唱えられていて捉えることができなかった、モノ消費ではなく、トキ・コト消費を可視化した現象だと言えそうです。

さらにSNSのアルゴリズムが、「好きな人が好きなもの」を可視化し、同じ熱量を持つ人同士をつなぐことで共感の連鎖を加速させます。

モノを買うことは、そのコトやトキを満たすかどうかも大事な時代

拡散する“小さな熱狂”の事例

いくつかの代表的な界隈発トレンドは以下の通りです。

・Y2Kファッション:Z世代の再解釈がInstagramで拡散。“新しいレトロ”として古着市場も活発に。

・平成リバイバル :TikTokの楽曲・アニメから火がつき、グッズやアパレルへ派生。懐かしさ×新しさのリミックス。

・健康キャンセル界隈メシ(#トゥーンバ #どん兵衛油そばアレンジ):たまには欲望のまま食べたいものを食べる、チートデイが若者のライフスタイルに馴染みつつある。

「界隈」から「社会」へ広がるプロセス

Z世代から生まれた界隈消費が社会的ブームになることも多々ある

無数に生まれては消えていく界隈。
そのすべてがブームになるわけではありません。
界隈消費が社会に定着し、「スタンダード」と呼ばれるまでには、いくつもの段階を経て“残っていくもの”と“消えていくもの”が分かれていきます。

 1.個人の“好き”が発信される  

 2.共感した人が“仲間”として再発信   

  3.他界隈・大人世代が“面白い”と感じる  

  4.企業・メディアが注目し、商業化  

  5.“界隈発”が“社会発”へ進化  

界隈がブームへと成長するかどうかの分かれ目は、
「(2) 共感した人が仲間として再発信」から「(3) 他界隈・大人世代が面白いと感じる」へ行けるかどうか。
この“越境”が生まれることで、初めて界隈の熱は社会へと波及します。

企業が理解すべき「SNS時代の界隈消費」

マーケットが何を望んでいるかの見極めが必要になる

SNSの世界では、“自社ターゲット”を捕まえようとするのは少しナンセンスかもしれません。言い古された言葉ですが、年齢・性別・属性だけでは人の価値観を捉えられません。
企業が把握すべきは、「自社ブランドがどんな共感の文脈で語られているか」という点です。

そして今、企業は問われています。

「マーケットといかに会話ができているか」

“何を作るか”より“どんな共感を生むか”がマーケティングの出発点です。界隈消費はそのマーケットイン思想を体現する現象。
Z世代の感性には、企業が学ぶべき“市場との対話のヒント”が眠っています。

 

マーケットインが意味する“市場”の正体

マーケットインという言葉はよく語られますが、その“マーケット”の中身は、かつてよりもずっと複雑になっています。
共感や空気、感情の揺れ、世界観の違い……。
数字では切り取れない要素が、今の市場には確かに存在しています。

そしていま、マーケットを理解するうえで欠かせないのが、「会話する姿勢」です。
マーケットとは一方的に分析する対象ではなく、会話が成立する相手になっています。
企業が声を届け、生活者がリアクションを返す。
その反応に再び企業が応答する――。
この往復によって、初めて“関係”が育まれ、優良なUGC(ユーザー生成コンテンツ)が生まれていきます。

つまり、マーケットインとは「生活者の声を聴く」ことに留まらず、生活者と会話を続けることそのものに意味があるのだと思います。
この対話の積み重ねこそが、複雑化する市場を理解するうえでの唯一の道であり、“共感”という目に見えない価値を共有する唯一の方法なのかもしれません。

そう考えると、界隈消費は単なるトレンドではなく、私たちマーケターに与えられた“新しい宿題”のようなものなのかもしれません。
生活者が大切にしている温度や空気を、これからもできるだけ丁寧に見ていきたい。
その積み重ねこそが、結果として“いまの時代にフィットしたマーケットイン”につながっていくのではないでしょうか。

マイナビとして、揺れる市場と向き合い続けるということ

そしてもうひとつ、大切なこと。

それは、この複雑な“揺れる市場”には、明確な正解がないということです。

共感は移ろい、界隈は立ち上がっては消えていく。

昨日の「好き」が、今日も同じ熱量で語られるとは限りません。マーケターとして、これほど捉えにくい市場はないのかもしれません。

けれど、だからこそマイナビがZ世代と真摯に向き合い続ける意義があると感じています。彼らの“好き”の変化や、日々の温度の揺れを丁寧に見つめること。答えが出ないからこそ、短期的な結論を求めず、対話を続けること。その積み重ねが、これからの市場を読み解くための唯一の道になるはずです。

界隈消費は、単なる若者文化の観察ではなく、「生活者とともに歩むマーケティングとは何か」を問い直すきっかけだと思っています。その問いに、私たちマイナビ自身がこれからも向き合い続けていきたい。そんな気持ちを込めて、このテーマに取り組んでいます。

SNSが社会の感情を可視化する時代へ

SNSは、ただの情報発信ツールから、  人々の感情と価値観を可視化するシステムへと進化しました。

Z世代の界隈消費は、データで動く社会から感情で動く社会への象徴的なシフトなのです。

【次回予告】

界隈発トレンドが市場をどう広げ、大人世代へどう波及するのか。 

推し活・キャラクター消費・キダルト市場を事例に、

Z世代が火をつけ、大人世代が育てる「共感の経済圏」を解き明かします。

10代女子に聞いた! 2025年に流行った食べ物&スイーツランキング

流行の食べ物やスイーツは、10代の女子にとって共通の話題になりやすく、おいしいものを食べてリラックスしたり、友達と一緒に楽しむことも多いでしょう。こうしたトレンドは日々変化しており、今年はどんな食べ物が注目を集めたのか気になるところです。

そこで今回は、2025年に10代女子の間で流行った食べ物&スイーツを徹底調査! 流行ったと思う理由や、実際に食べたもの、訪れたお店・場所なども詳しく調査し、最新のトレンドと傾向をお届けします。

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1,2025年に流行った食べ物は、昨年に続き「アサイーボウル」が首位に!

Q.2025年(今年)流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください。

Q.2025年(今年)流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください。

2025年に流行った食べ物は、1位「アサイーボウル」52.7%となり、過半数超えの多くの票を集めました。昨年の同調査「2024年に流行った食べ物(※)」でも1位にランクインしており、人気が持続し“定番化”している傾向です。

次いで、2位「もっちゅりん」51.3%、3位「麻辣湯(マーラータン)」38.3%、4位「ドバイチョコ」18.3%、5位「グリークヨーグルト」16.7%と続きました。 2025年に流行りそうなフードとして注目されていた「グリークヨーグルト(※1位)」と「麻辣湯(※3位)」は予測通りランクインしており、安定した人気を確立しています。(※「2025年流行フード・スイーツに関する調査」2024年実施)

 

2,2025年に流行った食べ物全ランキングを公開&「TOP5」を詳しく解説

Q.2025年(今年)流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください。

Q.2025年(今年)流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください。

上位5位に引き続き、「2025年(今年)に流行ったと思う食べ物」の全ランキングを紹介します。

「ドバイチョコ」や「みそきん」、「チョコマシュマロ」などはSNS発でトレンドが生まれており、多くの人がSNSで「よく見た」と答えていました。また、流行の食べ物を食べるだけではなく「家でもよく作った」 「作っている子が周りにいた」 「学校でみんなで作ってる人がたくさんいた」という意見も出ており、体験化して楽しむ傾向も見受けられました。

上位5位の食べ物について、10代女子に流行ったと思う理由もそれぞれ聞いてみました。

 

1位【アサイーボウル】

出典:「ラニカイジュース」公式サイト

出典:「ラニカイジュース」公式サイト

アサイーボウルは、アサイーのスムージー(ピューレ)をベースに、色とりどりのフルーツやグラノーラ、ナッツなどをのせたヘルシーなスイーツ。

アサイーボウルを取り扱う店舗も各地に増え、専門店やカフェだけでなく、ファミリーレストランやチェーン店でも楽しめるようになりました。またスーパーやコンビニなどでも販売されており、以前よりも手軽に食べられるようになったことで、人気が持続し定番化しているようです。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・いろんな場所にお店があった
・毎日のようにSNSで見た
・ダイエットとおいしさが両立している

 

2位【もっちゅりん】

出典:「ミスタードーナツ」ニュースリリース

出典:「ミスタードーナツ」ニュースリリース

ミスタードーナツが55周年を記念し、もちもちのその先を目指して開発した“もっちゅり食感”が特長の新食感ドーナツ。弾力のある食感と柔らかい食感を同時に堪能できる「もっちゅり食感」がSNSを中心に話題になり、期間限定で発売されると多くの店舗で売り切れが続出しました。

もっちゅりんは【2025年】10代女子が選ぶトレンドランキングでも、<モノ部門>で2位にランクインしています。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・自分も食べておいしかったし、よく話に出てきたから
・人気すぎて買えなかった
・自分が買いに行った時にお店が開店前なのに行列だったから

 

3位【麻辣湯(マーラータン)】

出典:「七宝麻辣湯」公式サイト

出典:「七宝麻辣湯」公式サイト

中国で親しまれている春雨や野菜などの具材を煮込んだスープ。麺の種類やスープの辛さを選んだり、野菜やお肉など好きな具材をトッピングしたり、スパイスで味を変えたりと自分好みに自由にカスタムできるのが魅力。10代女子の間でもヘルシーフードとして人気を集めています。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・自分で好きな具材を選べるのが楽しいから
・ヘルシーだから
・みんな食べていて、お気に入りのお店を言い合っていたから

 

4位【ドバイチョコ】

出典「FIX Dessert Chocolatier」公式Instagram

出典「FIX Dessert Chocolatier」公式Instagram

ドバイチョコは、濃厚なピスタチオクリームと「カダイフ」(細い麺状の生地)が入った、板状の分厚いチョコレート。チョコを割った時に出てくる緑色のピスタチオクリームや「カダイフ」のザクザクとした独特の食感が話題となり、TikTokやInstagramを中心に大きな注目を集めました。

さまざまなドバイチョコが発売されたこともあり、10代女子からも「みんな食べていた」という声が出ました。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・YouTuberや周りの友人がみんな食べていたから
・コンビニにもあった
・TikTokでよく見たから

 

5位【グリークヨーグルト】

出典「Bowls#」公式Instagram

出典「Bowls#」公式Instagram

濃厚でクリーミーなもっちりとした食感が特徴のグリークヨーグルト。フルーツやグラノーラをトッピングしたり、はちみつをかけたりと、いろいろなアレンジで味わうことができます。ヨーグルトを水切りして作るレシピもSNSで広まり、よく目にしたという人もいました。

10代女子の声 ※自由回答より選んだ理由を抜粋

・おいしいから
・アサイーボウルと一緒に流行っている感じがするから
・話題のお店などがよくSNSに流れてくるし、作り方も載っていたから

\10代女子が実際に食べたもの・また食べたいものは? 本音をさらに深掘り!/

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ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった10代女子が訪れた店舗や、流行のフードの中で再度食べたいもの、これから試してみたいものについても詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

\【3分で読める!】本調査結果を1ページに集約したまとめ資料も掲載中】/

調査資料ダウンロードはこちら

  • 調査対象

    15~19歳/女性/高校生、大学・専門学生/埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県に在住/流行のフードに対して「とても興味があり、流行したフードはよく食べている」 「興味はあるが食べたことは少ない」「どちらともいえないが、流行のフードは食べたことがある」のいずれかを選択した人

  • 有効回答数

    300件

  • 調査時期

    2025年9月

  • 方法

    インターネット調査