働く女性の夏のスキンケア事情を調査! 使用アイテムや購入時に重視する点など20~30代の消費傾向を詳しく解説

季節の変わり目は肌トラブルに悩む方も多く、スキンケアアイテムを見直す時期でもあります。特に近年の夏は猛暑が続き、紫外線対策にも注目が集まっています。そこで今回は、23~35歳の働く女性を対象に夏のスキンケアについてアンケートを実施。夏の肌悩みやスキンケアアイテムの消費行動、購入時に重視しているポイントなどを詳しく解説します。

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1,夏の肌の悩みやトラブルの原因を調査! 20・30代で異なる悩みとは?

Q.夏の肌のお悩みで最も悩んでいることはどれですか?

Q.夏の肌のお悩みで最も悩んでいることはどれですか?

(n=311 内訳:【20代】n=129、【30代】n=182)

まず、夏の肌の悩みについて、最も悩んでいることを調査しました。

20代では「ニキビ」、30代では「べたつき・テカリ」が1位と、年代によって異なる結果に。また「毛穴のひらき・黒ずみ」は年代問わず気になる悩みであることが分かります。
夏は特に汗や皮脂分泌が増える時期となるため、肌がべたつきやすく、黒ずみやニキビが増えると実感している方も多いのではないでしょうか。

Q.夏に向けた季節の変わり目におきる肌のトラブルの原因はなんですか?

Q.夏に向けた季節の変わり目におきる肌のトラブルの原因はなんですか?

(n=311 内訳:【20代】n=129、【30代】n=182)

そんな夏の肌トラブルの原因は、「紫外線」42.4%、「汗・皮脂」41.2%、「日焼けによるダメージ」35.7%が上位となりました。年々猛暑が厳しくなっていることもあるせいか、外で日に当たることが原因で肌トラブルが起きていると感じているようです。

\夏の肌の悩みを各年代、具体的なエピソードで紹介!/

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2,昨年の夏を振り返り!実践していた日焼け・紫外線対策とは?

Q.昨年の夏に行っていた日焼け・紫外線対策を教えてください。

Q.昨年の夏に行っていた日焼け・紫外線対策を教えてください。

(n=311 内訳:【20代】n=129、【30代】n=182)

続いて昨年の夏に行っていた日焼け・紫外線対策について調査すると、7割以上が「日焼け止め」を使用しており、年代問わず夏の必須アイテムとして認識しているようです。
次いで「日傘」44.4%となり、同じ傘のカテゴリでも、「晴雨兼用の折りたたみ傘」とは大きく差が出る結果となりました。特に20代は半数以上が回答しています。近年はゲリラ豪雨など夏場も急な激しい雨となる場合もありますが、兼用傘よりも、紫外線対策に特化した日傘が求められていることが分かります。

また年代別に見てみると、30代は20代に比べて「サプリメント」の利用者が多いようです。

\昨年の夏を踏まえて、20~30代が日焼け・紫外線対策として今年改善したいこととは?/

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3,夏に使うスキンケア・メイクアイテムの購入は5月頃から!20・30代女性の消費行動を深堀り

Q.夏に使うアイテムの購入時期はいつですか?

Q.夏に使うアイテムの購入時期はいつですか?

(n=311 内訳:【20代】n=129、【30代】n=182)

ではここからは夏に使うスキンケア・メイクアイテムに関する消費行動について見ていきます。

まず夏に使うアイテムを購入する時期は、「5月」「6月」がボリュームゾーンとなりました。「7月」以降の回答は少なく、本格的に暑くなる前に購入をしている方が大半のようです。

さらに20代は「4月」の回答率も高く、意識の高さがうかがえます。前述の昨年の紫外線対策では20代の「日傘」の回答率が高かった点も含め考察すると、若いうちから、日焼けや紫外線対策を重視する意識が高まってきていることが分かります。

Q.夏に使うアイテムの購入単価を教えてください。

Q.夏に使うアイテムの購入単価を教えてください。

(n=311)

続いて、夏に使うアイテムの購入単価を見ていくと、ほとんどのアイテムが「1,000円以上3,000円未満」がボリュームゾーンとなり、比較的プチプラ志向であることが分かります。

一方で【化粧下地】は「5,000円未満」までがボリュームゾーンとなっています。夏場は化粧崩れしやすいため、肌を整えてくれるベースにお金をかけたいと考えているようです。

\各スキンケア・メイクアイテムの使用頻度・購入場所も調査!/

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4,夏のスキンケアアイテムを購入する際の重視するポイントは?

Q.普段(季節問わず)スキンケアアイテムの購入の際に重視していることを教えてください。

Q.普段(季節問わず)スキンケアアイテムの購入の際に重視していることを教えてください。

(n=311)

続いて、スキンケアアイテムを購入する際に重視している点を【普段(季節を問わない)】と【夏】のそれぞれで調査しました。

まず【普段】のスキンケアアテムについては、「UVカット」42.1%、「高保湿」40.5%が多い結果となりました。
前述にて【日焼け止め】は夏に限らず常に使用している方が多数派だったことからも、20~30代女性は年間を通して紫外線を気にしていることが分かります。それと同時に乾燥も季節問わず気になる要素だと思われます。

Q.夏のスキンケアアイテムの購入の際に重視していることを教えてください。

Q.夏のスキンケアアイテムの購入の際に重視していることを教えてください。

(n=311 内訳:【20代】n=129、【30代】n=182)

続いて【夏】のスキンケアアイテムについては、1位「UVカット」45.7%、2位「べたつかない」32.5%となりました。
やはり夏は肌自体がべたつきやすくなっているため、なるべくさらっとしたアイテムを選びたいと考えており、効果だけでなくテクスチャが重要になっていることが【夏】特有だと思われます。

また「高保湿」も3位にランクインしており、夏でも4人に1人は保湿を重視していることが分かります。

\スキンケアアイテム購入時に気にしている配合成分とは?/

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5,夏のスキンケアアイテムの情報収集はSNSで!でも購入するなら試したい…

Q.夏のスキンケアアイテムを購入する際のきっかけは何ですか?

Q.夏のスキンケアアイテムを購入する際のきっかけは何ですか?

(n=311)

夏のスキンケアアイテムの購入きっかけは「店頭でテスターを試す」が35.4%で最多、次いで「無料サンプリング」24.4%の結果となりました。
自分に合った商品かどうかを知りたい、買ってから失敗したくないという考えから、実際に使用感を試したうえで購入するかを決める方が多数派のようです。

Q.スキンケアアイテムの情報をどこで調べていますか?

Q.スキンケアアイテムの情報をどこで調べていますか?

(n=311)

スキンケアアイテムの情報収集については「情報収集はしていない」が11.3%と約9割の方は日ごろから情報収集を行っていることが分かります。

なかでも「SNS」が41.2%で最多、次いで「クチコミサイト」20.3%となりました。まずはSNSで情報を集め、クチコミサイトや友人など他社の使用した意見を参考に自分に合うかどうかを検討しているようです。

\SNSの中で参考にしている投稿カテゴリを深堀り!/

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まとめ

  • 夏の肌のお悩み
    └20代:「ニキビ」「毛穴のひらき・黒ずみ」
    └30代:「べたつき・テカリ」「毛穴のひらき・黒ずみ」
  • 夏の肌トラブルは「紫外線」「汗・皮脂」「日焼けによるダメージ」など外出時に生じる悩みが多い
  • 昨年の夏に行っていた日焼け・紫外線対策は7割以上が「日焼け止め」
    └20代「日傘」、30代「サプリメント」も
  • 夏に使うスキンケア・メイクアイテム
    └購入時期:「5月」「6月」がボリュームゾーン
    └購入単価:「1,000円以上3,000円未満」とプチプラ志向
  • スキンケアアイテムを購入する際に重視していること
    └通年で「UVカット」は1位、夏は「べたつかない」軽めのテクスチャを重視する傾向
  • 夏のスキンケアのアイテム購入きっかけは「店頭でテスターを試す」「無料サンプリング」
  • スキンケアアイテムの情報収集源は「SNS」が約4割

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  • 調査対象

    23~35歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/夏の肌の悩みがある

  • 有効回答数

    311件

  • 調査時期

    2025年1月

  • 方法

    インターネット調査

【2025年版】10代女子の今年流行る食べ物やスイーツを予測! 話題になるフードの特徴などトレンド化するポイントを徹底調査

2025年に10代女子の間で流行るフードを予測!さらに昨年流行したフードの傾向や10代女子が重視する食べ物の要素・好きな味などをアンケート調査し、詳しく解説。まだ大人が知らない、10代のトレンド情報をいち早くお届けします。

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1,【2025年予測】今年流行る食べ物やスイーツは⋯?

Q.2025年に流行りそうな食べ物を教えてください。

Q.2025年に流行りそうな食べ物を教えてください。

(n=116)

2025年に流行ると思う食べ物について、1位は「グリークヨーグルト」25.0%となりました。2024年のアサイーブームから派生して、フルーツやシリアルと一緒に食べるヨーグルトが流行りそうという声が多く、人気が広がってきているようです。
次いで2位「カヌレチュロス」23.3%、3位「麻辣湯」21.6%の結果に。

グリークヨーグルトや麻辣湯などの“ヘルシーさ”は2025年も引き続き10代女子のフードトレンドとなりそうです。また『カヌレ×チュロス』や『アサイー×クレープ』など、すでに単体でも人気のスイーツ同士を組み合わせた、“進化系スイーツ“が注目されているようです。

1【グリークヨーグルト

1位【グリークヨーグルト】

【マイナビティーンズ会員】

グリークヨーグルトとは、牛乳を発酵させて作ったヨーグルトを水切りし、水分やホエーを除去したもの。通常のヨーグルトよりも濃厚でもっちりとした食感が魅力で、韓国ではいち早くブームに。10代女子からは「ヘルシー」「韓国ブーム」という点から今年流行りそうなフード1位にランクイン。昨年のアサイーボウルのブームに続く流れで注目度が増しています。

2【カヌレチュロス

2位【カヌレチュロス】

【引用元:「Papillon」公式インスタグラム(@papillon-canuchuro)】 

味はカヌレ見た目はチュロスの「カヌチュロ」専門店が「Papillon(パピヨン)」が2024年6月に丸の内にオープン。単体でも人気のカヌレとチュロスですが、組み合わせるという斬新さが10代女子の間でじわじわと話題になっている様子。通常のカヌレよりも食べやすく満腹感がありそうといった声もあり、食べ歩きフードに旋風を巻き起こすかもしれません。

3【麻辣湯

3位【麻辣湯】

【引用元:「七宝麻辣湯」】 

麻辣湯は中国で親しまれている春雨や野菜などの具材を煮込んだスープ。1位同様にこちらもヘルシーフードがランクイン。お店によってはトッピングが選べたり、自分で好きな具材を入れて作ったりとアレンジしやすい点も魅力のひとつです。

Q.その食べ物をどこで知りましたか?

Q.その食べ物をどこで知りましたか?

(n=116)

10代女子が流行りそうと感じる食べ物の情報源については、「SNS」69.0%が最も多い結果になりました。
2024年はプルプルとゆれる「猫プリン」の動画がTikTokでバズったり、人気インフルエンサーの中町綾がプロデュースするアサイーボウル専門店『I♡ACAI』がオープンしたりとSNSを中心とした投稿が流行りのきっかけとなっていることが分かります。

\もっと深掘り!10代女子のリアルなコメントから流行りそうな理由を紹介/

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2,【2024年結果】昨年流行った食べ物やスイーツは「アサイーボウル」

Q.2024年に流行った食べ物を教えてください。

Q.2024年に流行った食べ物を教えてください。

(n=116)

続いて2024年に流行った食べ物については、「アサイーボウル」56.9%が1位の結果に。専門店のオープンやチェーン店でもメニュー化されるなど実店舗が増えたことで、今でもブームは続いているようです。
次いで2位「タンフル」40.5%、3位「猫プリン」32.8%となりました。

1【アサイーボウル

1位【アサイーボウル】

【マイナビティーンズ会員】 

ヘルシーフードのブームの代名詞ともいえるアサイーボウルが昨年流行った食べ物1位となりました。人気インフルエンサー中町綾が火付け役となり、専門店のオープンやチェーン店でもメニュー化されるなど実店舗が増加。10代女子の間では『友達とかSNSで沢山食べてるの見た!』『高いのに何度も食べるほど美味しい』など実際に食べておいしかったと回答する方が多かった。

 

2【タンフル

2位【タンフル】

2位には、韓国語でフルーツ飴を意味する「タンフル」40.5%がランクイン。通常のタンフルに加え、コーティング部分の飴を氷にアレンジした「氷タンフル」が昨年の夏に話題となり、【2024年】10代女子が選ぶトレンドランキングのコト部門では2位を獲得。
さらにTikTokでタンフルを作る動画やダンス音源がバズり、“タンフル”というキャッチーなコトバ自体も流行化しました。

3猫プリン

3位【猫プリン】

【引用元:「NAMCHINI82 CAFE」公式インスタグラム(@namchini82cafe)】 

お皿を揺らすとぷるぷると揺れる姿がかわいいと2024年の上半期に流行った猫プリンが3位にランクイン。10代女子からは『インスタのリールにみんなぷるぷるさせて載せていた』という声もあり、特にSNSで話題となった。

Q.実際に食べたものを教えてください。

実際に食べたものを教えてください。

(n=116)

では実際に10代女子が食べたものは何でしょうか。最も多かったのは「タンフル」33.6%、続いて「アサイーボウル」31.9%の順となりました。一方で、前述の2024年に流行ったフードランキングでは3位だった「猫プリン」は5.2%と低い結果に。話題性は高かったものの、実際に食べた人は少なかったようです。

手軽に自宅で作ることができる「タンフル」や10代がよく行くテーマパークやカフェのメニューとしておいている「つぶつぶアイス」「チュロス」などが購入までつながっているようです。

\実際に食べに行った場所やお店の名前も公開!/

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3,10代女子が流行ると思う要素は価格よりも○○!

Q.これは流行ると感じるフード・スイーツの要素はなんですか。

Q.これは流行ると感じるフード・スイーツの要素はなんですか。

(n=116)

流行ると感じる食べ物の要素は「見た目が映える」が44.8%で最多となり、次いで「味がおいしそう」34.5%となりました。
「価格の安さ」よりも見た目や味を重視していることが分かります。

Q.話題の食べ物やスイーツについて、あなたが行っていることを教えてください。

Q.話題の食べ物やスイーツについて、あなたが行っていることを教えてください。

(n=116)

続いて、話題の食べ物についての行動について見ていきます。最も多かった回答は「友人と流行っているフードやスイーツについて話をする」45.7%となり、次いで「SNSで流行りのフードやスイーツを検索する」44.0%の順となりました。日常生活の中で友人と話したり、SNSで検索したりと、会話のネタや情報収集がメインの行動となるようです。

また「SNSで流行っているフードやスイーツを実際に購入する」「コンビニやお店で新作商品が出ると購入しに行く」「SNSで話題のお店に実際に行ってみる」は20%台となりました。実際に購入するなど行動に移す派は4~5人に1人の割合だと分かります。

\食べた後の10代女子の行動も深堀り調査!/

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4,食べ物に関する企業アカウントの投稿はInstagramをチェック!

Q.食べ物に関する情報収集方法を教えてください。

Q.食べ物に関する情報収集方法を教えてください。

(n=116)

食べ物全般に関する情報収集も「SNS」一強の結果となりました。また「情報収集はしていない」は2.6%となり、ほとんどの人が食べ物に関する情報収集を行っていることが分かります。

10代女子にとって、食べ物の情報収集は日常茶飯事で、友人との話題のひとつになったり、流行っているお店や食べ物を目的に外出先を決めたりなどと、重要なカテゴリになっているようです。

\流行フードやスイーツの情報収集として10代女子がチェックしているインフルエンサーとは?/

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Q.フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントや情報源を教えてください。

Q.フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントや情報源を教えてください。

(n=116)

Q.フォローしている企業アカウント名を教えてください。

Q.フォローしている企業アカウント名を教えてください。

※自由回答から回答の多い順にランキング

フードやスイーツに関してチェックしている企業のSNSアカウントについては、「Instagram」が最多となりました。最新商品のお知らせやアレンジレシピなど、Instagramで投稿を行うことで10代女子の目に留まりやすいと考えられます。

またフォローしている企業アカウントを自由回答で調査したところ、1位「明治(Meiji)」2位「スターバックスコーヒー」3位「セブン-イレブン」のランキング結果となりました。

5,10代女子が好む食べ物やスイーツの味とは?

Q.好きな味はどれですか。

Q.好きな味はどれですか。

(n=116)

続いて10代女子が好む味について調査しました。「甘い」が61.2%で他の味と大差をつけて1位となりました。次いで「濃厚」36.2%、「甘じょっぱい」29.3%の結果に。

10代女子にとって、「素材本来の味」「甘さ控えめ」などよりも、甘さや濃厚さなどはっきりとした味のほうが好んでいる傾向がありそうです。

\10代女子にとって食感も重要な要素!食欲が湧く食感ワードとは?/

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まとめ

  • 【2025年】流行る食べ物・スイーツ予測
    └第1位「グリークヨーグルト」 第2位「カヌレチュロス」 第3位「麻辣湯」
  • 【2024年】流行った食べ物・スイーツ
    └第1位「アサイーボウル」 第2位「タンフル」 第3位「猫プリン」
  • 流行る食べ物やスイーツは「SNS」で情報収集する派が約7割
  • 流行りそうな食べ物のポイントは「見た目が映える」「味がおいしそう」
  • 話題の食べ物やスイーツに対する行動は「友人と流行っている食べ物やスイーツについて話をする」「SNSで流行りの食べ物やスイーツを検索する」
  • 食べ物に関する企業アカウントは「Instagram」をチェック
  • 10代女子が好きな味
    └第1位「甘い」 第2位「濃厚」 第3位「甘じょっぱい」

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過去記事のご紹介

2024年調査:【2024年版】10代女子が予測!今年流行る食べ物やスイーツを調査!
2023年調査:【2023年10代女子が選ぶ流行フード予測】既にプチブレイク!?10円パンや2Dケーキetc…
2022年調査:【2022年10代女子が選ぶ流行フード予測】本命はお弁当ケーキ?生絞りモンブラン?
2021年調査:【2021年10代女子が選ぶ流行フード予測】注目はとろけるショートケーキ?台湾からあげ?

  • 調査対象

    13~22歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    116件

  • 調査時期

    2024年11月~12月

  • 方法

    インターネット調査

SNSをビジネス活用するには? 選び方から成功のポイントまで解説

SNSは日常のコミュニケーションツールとして、人々の生活に定着しつつあります。今後はビジネス面においても、SNSの活用はさらに重要になるでしょう。

今回は、SNSをビジネス活用する際のメリット・デメリット、成功ポイントを詳しく紹介。SNS選定の方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

SNSの利用者数の推移と予測

日本のソーシャルメディア利用者数の推移および予測

日本のソーシャルメディア利用者数の推移および予測

出典元:総務省『令和6年版 情報通信白書』

総務省のデータによると、国内のソーシャルメディア利用者数は、2019年より増加傾向が続いています。コロナ禍に「家族や友人の近況を知りたい」、「人とつながっていたい」という人が増えたことや、在宅中心の生活により、幅広い年代層でSNSが使われるようになったことが要因でしょう。

また今後のSNS利用者は、1憶580万人(2023年)から、1憶1,360万(2028年)まで増加するとの予測も。SNSがコミュニケーションツールとして定着し、さらにゆるやかな増加が見込まれていることがわかります。

主要SNSのユーザー層は?

幅広い年代層に使われているSNSですが、主要SNSにはそれぞれ特性があり、ユーザー層にも違いがあります。各SNSの年齢層や利用目的なども把握しましょう!

参考記事:【2024年版】主要SNSの年齢層を比較! 利用率や特徴、最新の傾向は?

 

SNSのビジネス活用状況

社外に向けたSNSの活用状況

出典:帝国データバンク「企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート」

出典:帝国データバンク「企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート」

帝国データバンクのアンケート調査によると、SNS上に企業のアカウントを持ち、社外に向けた情報発信(広報・販促)ツールとして「活用している」企業の割合は、約4割でした。

業界別で見ると、個人消費関連の業種小売、飲食店、旅館・ホテル、娯楽サービス、教育サービス)は「活用している」割合が約75%と一番高く、小売業でも約7割サービス業では約半数(約48%)が活用。一般消費者を対象とした「BtoC」企業の多くが、SNSを活用していることがわかりました。

活用しているSNS媒体(複数回答)

出典:帝国データバンク「企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート」

社外に向けたSNS活用の目的(複数回答)

出典:帝国データバンク「企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート」

出典:帝国データバンク『企業におけるSNSのビジネス活用動向アンケート』

SNS活用している企業のうち、実際に使っている媒体(複数回答)を聞いてみると「Instagram」(21.0%)がトップで、「Facebook」(17.4%)「LINE」(16.5%)と続きました。

またSNS活用の目的は、「会社の認知度・知名度の向上」(67.6%)がトップ。次いで、「商品・サービスのプロモーション」(59.2%)、「会社や商品等のイメージの向上」(42.4%)、「顧客とのコミュニケーションの促進」(41.2%)という結果でした。SNS別で利用目的を見ても、「LINE」や「YouTube」以外の媒体はすべて「会社の認知度・知名度の向上」が1位でした。

調査の結果から、SNSをビジネス活用している企業は、「Instagram」で画像や動画などの視覚的コンテンツを使って、会社の認知度を上げるのが主流のようです。

 

SNSビジネス活用のメリット5つ

SNSをビジネス活用するメリットとして、主に5つ紹介します。

メリット

・ブランディング
・認知度向上
・ユーザーとの交流
・UGCの創出
・分析

ブランディング

SNSは企業のブランディングにも活かせます。ブランドの方向性をもとに【ロゴ、メインカラー、サブカラー、フォント、グラフィック】などを決め、投稿コンテンツに統一感を持たせましょう。投稿でブランドイメージを構築しておけば、情報発信する度にブランディング効果を期待できます。

またフォロワーはブランドに興味を持っている潜在層も含まれるので、投稿で定期的に商品の魅力に触れることで、新規顧客につながりやすいのもメリット。既存顧客ともSNS上で長期的な関係性が作りやすいでしょう。

 

認知向上

SNSは幅広い世代の人が利用しており、投稿がシェアされることで自然な形で拡散が可能に。多くのユーザーにアプローチし、企業やブランドの認知向上に期待できます。

コンテンツをバズらせる方法には、チャレンジ企画やキャンペーン、コンテストの実施、影響力のあるインフルエンサーとのコラボレーションなどがあります。SNSの拡散力によって短期間で認知拡大を狙えることも利点です。

ハッシュタグの活用方法

SNSでの拡散を狙うためには、ハッシュタグの活用が重要。Instagramのハッシュタグを付けるメリットや最適な個数、注意すべきポイントなどを詳しく解説します。

参考記事:最適なInstagramハッシュタグの数は? 探し方から付け方まで徹底解説

 

ユーザーとの接点

SNSでは双方間コミュニケーションで、企業とユーザーと接点を持つことができます。顧客と交流を深めれば、商品や企業に対しても好意を持ってもらえるきっかけになるでしょう。人は接触回数の多いものに好意を抱く傾向があるため、SNSを活用してファンやコミュニティを作るのにも向いています。

企業の発言は、さまざまな人が見ているので、投稿への返信コメントなど、誠意をもって対応することが大事です。

 

UGCの活用

UGCとはユーザーにより作られたコンテンツのこと。SNS上に投稿された商品の写真やイラスト、口コミ・商品レビューなどが該当します。

UGCはユーザー目線での商品紹介になるので、企業側が思いつかなかった目新しい活用方法や付加価値などが生まれやすいのがメリット。またユーザーにとって自身と似た家族構成や好みが合う人の意見は参考になりやすく、購買意欲高められます。

 

投稿の分析

主要SNSのビジネスアカウントにはアナリティクス機能があり、インプレッション数、クリック数、フォロワー数、コメント数などをのデータをリアルタイムで閲覧することができます。

つまり「プロモーションの反響はどうだったか?」「どのような投稿の反応が良いのか?」を分析し、反響の多い投稿の共通点や法則を見つけることができます。データ分析して短期間でPDCAを回すことで、より多くのエンゲージメントが獲得しやすいでしょう。

 

SNSビジネス活用のデメリット

デメリット

・炎上リスク
・SNS運用の手間

SNSをビジネス活用する上で、気を付けておくべきデメリットもあります。

 

炎上リスク

SNSには炎上リスクが常にあり、企業の言動がSNS上で物議を醸し、思わぬ形で拡散されることもあるので注意が必要です。

これまでにもSNSの投稿内容やプロモーションの文言、社員の言動など、数々の炎上が起こってきました。企業側の不適切な発言や対応などが問題視され、SNSで拡散されると大きな議論を巻き起こします。対応を間違えれば会社の信頼を失うだけでなく、事業の停止に迫られてしまうほど大きな影響が出ることもあります。

これまでの炎上のケースを理解して、細心の注意を払わなければなりません。SNS運用のルールを作成したり、ーシャルメディアポリシーを策定して備えておきましょう。

 

運用の難しさ

SNS運用を始めてみたものの、日々の投稿ネタが尽きてしまったり、分析の仕方がわからなかったり、思うようにフォロワー数が増えなかったりと、成果に悩むこともあるでしょう。先述した通り、企業とユーザーが直接交流できるのはメリットですが、ユーザーからの質問やメッセージの返信など手間がかかる作業も多々あります。

SNSは運用を継続するのが難しく、労力もかかります。日々の運用が負担になってしまっている場合は、SNS運用代行会社の利用もおすすめします。

マイナビのSNS運用支援

「SNS担当になったけど、何から始めていいかわからない」、「リソースが無くて更新頻度があげられない…」などと、悩みに合わせて運用支援ができます。ブランディングからプロモーションまで幅広くサポートできます。

 資料SNSマーケティング運用支援施策

 

主要SNS 6つのビジネス活用とポイント

SNSをビジネスで活用するためには、それぞれの特性を理解することが重要です。各SNSの特徴とビジネス活用する際のポイントについて解説します。

主要SNS6つのビジネス活用とポイント

 

LINE

国内のSNSユーザー数1位で、約9,700万人(2024年3月末時点)が利用。全世代にユーザーがおり、日常のコミュニケーションに欠かせないツールでしょう。

自社の公式アカウントに登録してくれた「友だち」に対して、プッシュ通知で即時に届けたい情報やクーポンを配信できるのがメリット。LINEは1日に何回も開く人が多いため、メッセージは比較的読まれやすい傾向です。

また連携した顧客管理システム(CRM)を使って、セグメント配信や、メッセージの開封率やリンクのクリック率、クーポンなどの利用率も把握可能。これらのデータを使って、どのような情報を配信すれば喜んでもらえるのか戦略を考え、1to1コミュニケーションが取れることが利点です。

 

YouTube

国内ユーザー数2位の7,120万人(2023年5月時点)が利用する動画共有サービスで、全世界で見ると約25億人の利用者数。幅広い年代層が娯楽や教養として楽しんでいます。

動画のジャンルは多種多様ですが、購入品レポートやレビュー動画なども人気。企業はオフィスツアーや社員インタビュー、商品開発の秘話などを取り上げるのもおすすめです。

動画1本作成するのにはコストも時間もかかりますが、テキストや画像と比較するとユーザーの印象に残りやすいのが特性。動画の視聴数を増やすために、人気YouTuberやインフルエンサーとコラボしたり、広告を出稿するのも一つの手です。定期的に発信することでファン化もしやすいでしょう。

 

X(Twitter)

X(Twitter)はリアルタイムでの情報配信と、拡散性が強みです。140文字以内のつぶやきや最新情報の収集を通じて、コミュニケーションを取り合っています。

X(Twitter)の特性は、RP(リポスト)機能。RP機能によって、他人の投稿も自身のタイムラインに共有することができるため、短期間での拡散性があります。拡散が続くとトレンド入りし、さらに多くの人に見てもらうことができます。

即時性・拡散力が強いことから、ビジネス活用する際には新商品の発売情報やイベントの実況、キャンペーン企画などがおすすめ。投稿を拡散させたい場合は、トレンドのハッシュタグを使用したり、RPキャンペーンを開催したりするのも効果的です。

合わせてチェック!

X(Twitter)の広告は種類も豊富で、活用しやすいのがメリット。選び方や成功させるためのポイント、注意点など、詳しく解説しています。

参考記事:X(Twitter)広告の出し方は? 種類と選び方、設定方法まで詳しく紹介

 

Instagram

Instagramは画像や動画を使って、製品やサービスの魅力を直感的に伝えることができるのが特徴。ビジュアル重視のオシャレな世界観で、女性ユーザーに人気の傾向です。

Instagramでは、画像だけでなく、リール投稿やストーリーズ、ライブ配信など、さまざまなコンテンツを投稿可能です。

ユーザーはハッシュタグ検索で欲しい情報を探すため、ハッシュタグの付け方や人気のタグの活用など、戦略を立てるのが大切です。また購入につながりやすい点も強みで、インフルエンサーを活用した購入促進も有効です。

 

Facebook

実名登録制のため、情報の信頼度が高く、他のSNSと比較して炎上しにくいのが特性です。

Facebookの投稿は画像と文章がメインで、グループ機能を使えばコミュニティを作ることもできます。グループ内の公開範囲は自由に選べ、ファイルや写真などの共有も可能。会員サイトのように、限定イベントを実施したり、特別なお得情報を配信したりするのもおすすめです。

広告はターゲティングオプションが豊富で、属性に基づいて配信できるため、適切なターゲット層にアプローチできます。

 

TikTok

若年層に人気のショート動画系SNS。ユーザーはスクロール画面から偶然流れてきた動画で情報収集するが大きな特徴で、高いバイラル効果をもっています。

TikTokでは撮影から編集、投稿までアプリで行え、誰でもクオリティの高い動画を簡単に作れます。トレンド性が強いため、TikTok内で流行の音楽気のチャレンジ企画ンフルエンサーやTikTokerとのコラボによって、短期間で高いエンゲージメントを生み出せるでしょう。

インフィード広告や、ブランデッドハッシュタグチャレンジなど、ユーザーが自然にコンテンツに触れる形式の広告が好まれます。

 

SNSビジネス活用の成功ポイント6つ

SNSをビジネス活用して成果を出すためのポイントは6つあります。知識として入れておきましょう。

 

1.インフルエンサーとのコラボ

インフルエンサーは魅力的な情報発信を得意とし、フォロワーからの信頼や消費への影響力も大きいのが特徴。インフルエンサーに商品レビューやコラボ商品を依頼すれば、ターゲット層に対して効果的にアプローチでき、認知拡大や販売促進の効果が狙えます。

インフルエンサーとのコラボをする際は、広告であることを隠すステルスマーケティングにならないように気をつけましょう。

 

2.ユーザーとのコミュニケーション

SNSでは、ユーザーとのコミュニケーションを楽しみましょう。企業とユーザーが直接コミュニケーションを取れるのはSNSのメリットですし、「いいね」やメッセージのやり取りなどで認知され、親近感や信用も生まれます。

ユーザーとの関係性を築くことで、投稿にも反応してもらいやすくなり、エンゲージメントも高められます。商品への意見やコメントなどももらえるようになれば、新商品の開発にも活かせるでしょう。

SNSのアルゴリズムにより、ユーザーからの反応があるコンテンツが優先表示される傾向。エンゲージメントを高めるためにも、ユーザーとのコミュニケーションを積極的に取りましょう。

 

3.一貫したブランドメッセージ

ブランディング効果や認知拡大を狙いたい場合は、一貫したブランドメッセージを発信し続けましょう。ブランドコンセプトをもとに【ロゴ、メインカラー、サブカラー、フォント、グラフィック】などを決めて、統一感のある投稿をしましょう。

SNS上には大量の情報があふれているため、投稿ごとにイメージが変わると、認知されづらくなることも。一貫したブランディングをすることで、認知されやすくなりファン化にもつながります。

 

4.明確なターゲット設定

SNSを運用する際は、必ずターゲットを設定した上でコンテンツを配信するのが重要です。ターゲットを定めるときは、「ペルソナ」を細かく設定しましょう。

ペルソナとは、年齢・性別・家族構成・趣味・ライフスタイルなど、顧客プロファイルのことを指します。ペルソナを作成しておくと「どのような情報を好むか?」、「どのようなクリエイティブに興味を示すか?」が押さえられて、エンゲージメントが高められやすくなります。投稿への反応を見ながら、「ペルソナ」を微調整していくのも有効です。

 

5.データ・競合分析

SNSはリアルタイムで、データを分析して改善することが大切です。アナリティクス機能を見れば、インプレッション数・クリック数・フォロワー獲得数・コメント数などが把握可能。データ分析をすることで、投稿内容や投稿タイミングなど改善できます。

また、競合分析することも重要です。競合他社の配信日時や頻度、人気投稿の内容を分析し、運用の参考にしましょう。

有名SNSもチェック!

SNSは複数組み合わせて活用することで、異なるターゲットにアプローチしたり、効果をさらに高めることもできます。主要SNSのほか、チェックしておきたい有名SNSを詳しく紹介しています。

参考記事:【2024年版 有名SNS一覧】17種類の特長と使い分け方を紹介

 

6.シェアしたくなるコンテンツ

SNSで成果を得るためには、ユーザーがシェアしたくなるコンテンツづくりも欠かせません広告配信するよりも効果的に投稿を拡散することができます。

ユーザーがシェアしたくなるのは、トレンド感のある話題のコンテンツ、日常生活に役立つライフハック系コンテンツ、かわいい・面白い・感動系などの共感コンテンツ、自己表現につながるコンテンツなど心理的に働きかける必要があります。見ていてポジティブな内容になるようにしましょう。

 

まとめ

SNSの利用者は増え続け、今後もゆるやかに増加していくと予想されています。各SNSの特性やビジネス活用のポイントを把握して、ビジネスアカウントを作成してみましょう。運用の手間や投稿内容に悩んだら、運用代行を利用するのもおすすめです。


マイナビのSNS支援サービス

SNSマーケティング運用支援施策

マイナビでは、高校生や大学生、社会人層などを対象としたメディアのほか、自社でSNSも複数運営。各メディアごとに登録会員も所属しており、ユーザーのインサイト分析をもとにしたコンテンツマーケティングを強みとしています。

SNSのアカウント立案や広告施策、インフルエンサーのキャスティング、コンテンツ制作など幅広く運用をサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

SNS運用ならマイナビ!

 

Z世代マーケティングとは? 成功事例と効果的な戦略7選を徹底解説

Z世代は「SNSネイティブ」とも言われ、これまでの世代とは異なる特徴や、独自の価値観を持っていると考えられています。彼らにどのようにアプローチすればいいのか、訴求の仕方に悩むこともあるでしょう。

この記事では、Z世代の定義から特徴、マーケティングで成果を得るための戦略、注意点、成功事例などを詳しく紹介。Z世代マーケティングの基礎知識を得ることができます。

Z世代とは

まずは、Z世代がどのような世代か、他世代との比較を交えつつ説明します。

 

Z世代の定義

Z世代は、おおよそ1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代のことを指します。現在では10代前半~20代後半(2024年時点:14歳~29歳の人が当てはまり、日本では人口の15%にあたる1,800万人ほどが該当します。

幼少期の頃からPCやスマートフォン、タブレットを利用して情報収集し、SNS上でのコミュニケーションにも積極的。さまざまな価値観に触れているため多様性を尊重しつつ、自分自身の個性も大切にしています。好景気を経験したことがないため消費には保守的ですが、自分にとって価値があるものには惜しまずに消費する傾向です。

Z世代(Generation Z)という呼び方は、全世界で共通して使用されています。

 

Z世代とX世代、Y世代、α世代

X世代、Y世代、Z世代と、α世代の年表

1965年代以降は、「X世代・Y世代・Z世代・α世代」と区分され、世界共通の呼称です。各世代にはそれぞれ異なる社会情勢があり、人々の価値観に多少の影響を与えているでしょう。ここでは、社会的背景や世代の特徴、デジタル環境について言及していきます。

X世代は、高度経済成長期・バブル時代好景気に生まれてきたため、物質的な豊かさを重視。社会人後にインターネットが出始めたことから、TVや新聞・雑誌などマスメディアの情報への信頼度が高い傾向です。一方でY世代は、バブル崩壊や就職氷河期を経験し、現実主義で保守的インターネットの発展とともに成長しており、デジタルリテラシーが高いとされています

 

Z世代・α世代の共通点と違い

Z世代とα世代はともに幼少期からデジタル環境で育っていますが、SNSの普及とともに育ったZ世代はSNSネイティブ、デジタルリテラシーが高いミレニアル世代を親に持ち、AIやメタバースも使いこなすα世代は高度なデジタルネイティブと考えられています。

双方とも学校での教育により、環境問題社会的問題にも関心が高いのが特徴。コスパタイパを求める傾向も共通していますが、より「タイパ」重視で行動しているのがα世代と言われています。

合わせてチェック!

「団塊の世代」から「α世代」まで、各世代の社会的背景や特徴・価値観についてより詳しく言及し、まとめました。マーケティング活用の参考になる情報が満載です。

参考記事:【各世代の特徴一覧】価値観の違いや効果的なマーケティング方法を比較

 

Z世代マーケティングが重要な理由

Z世代は世界経済を大きく動かす存在として、注目が集まっています。

近年、Z世代は社会人として働く割合が増えてきており、いずれ労働力の中心になるでしょう。世界規模で見ると、Z世代の割合は全人口の25を占めており、2031年までにZ世代の収入が世界の約25%以上に達するとの見解も。したがって今後50年間において最大の消費者層となることが予測されています。

またSNSネイティブであるZ世代は、高い情報発信力も持ち合わせています。SNSの利用者は年々増加しており、消費行動への影響も増していることからも、彼らのSNS上の情報発信力は重視されています。

 

Z世代の特徴・価値観・消費行動6つ

Z世代の特徴・価値観・消費行動6つ

Z世代の主な6つの特徴に注目し、価値観や消費行動について詳しく解説します。

Z世代の主な6つの特徴

・SNSネイティブ
・自分らしさ重視
・社会問題に興味
・体験重視
・タイパ
・慎重派

【1】SNSネイティブ

Z世代は学生時代からスマートフォンを保有しており、SNS上で友人とのコミュニケーションを楽しんできました。相手の時間を奪うことへの配慮から、電話よりもメッセージのやりとりが多い傾向で、絵文字やスタンプなども活用し、コミュニケーションを大切にします。SNSではグループコミュニティを作って、複数人と交流するのがスタンダードでしょう。

また、情報収集をする際にもSNSを活用。ニュースやイベントなどリアルタイムの情報収集ならX(Twitter)商品についての情報収集ならInstagramYouTube企業に関する情報収集にはFacebookなどと、SNSを複数使い分けたり、口コミやレビューを見たりすることで情報精度を高め、意思決定をしているようです。

Z世代社会人の特徴は?

マイナビのマーケティング・広報ラボでは、新社会人を対象に、SNS上での情報収集に関する調査を実施。Z世代が普段何を検索しているのか、よく調べるジャンルやSNSの使い分けなど詳しく解説しています。

参考資料:SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新社会人編~

 

【2】自分らしさ重視

Z世代は幼少期からインターネットを通じて、多くの情報や知識を得たり、さまざまな価値観に触れたりしながら成長してきました。そのため多様性を尊重しつつ、個性や自分らしさも重視する傾向が強いとされています。

またインターネットやSNSによって、自分の関心のあるものや好きなものに共感してくれる人に簡単に出会えるようになりました。共通点のある人と気軽につながり、交流できるようになったことで、好きなものへの愛着がさらに深まっているのでしょう。自分の好きなものや価値観が明確になり、“自分らしさ”を重視しています。

 

【3】社会問題に興味

SDGsやエシカル消費に関する興味や取組状況(年齢層別)

出典:消費者庁「令和4年版消費者白書」より

 

SDGsやエシカル消費に関する取組に興味を持ったきっかけ(年齢層別)

出典:消費者庁「令和4年版消費者白書」より

出典元:消費者庁「令和4年版消費者白書」第1部 第2章 (1)若者のSDGs・エシカル消費・サステナブルファッション等への認知・興味

消費者庁の調査によると、SDGsやエシカル消費に関する興味や取組状況について「興味はある」と答えた層が10代後半では55.4%、20代では50.2%という結果にZ世代の半数近くが興味を持っており、全体よりも高い割合を占めました。

またSDGsやエシカル消費に「興味がある」と回答した人に対して、きっかけを聞くと、10代後半で「学校での教育」78.9%、20代では「報道(テレビや新聞、雑誌、インターネット等)」66.7%小学校~高校で新学習指導要領」が導入され、SDGsについて学ぶ機会が作られたことから、社会問題への意識が高いと言われています。

 

【4】体験重視

Z世代は「体験」を重視する世代とも言われています。生まれた頃からモノがあふれ、Web上での買い物も便利で快適になっていく中、あえてその時にその場所でしか経験できない体験」「自分だからこそできる特別な体験」も求めています。

例えば、Z世代の間で話題となった蛍光マーカーの「マイルドライナーのもと」は、ペン先に蛍光インクを付けながら描くのが特徴。インクを付けるとグラデーションのように発色し、色を自在に変化させられることから人気に。自分のアイディアや工夫などができる「体験」に価値を見出します

 

【5】タイパ

Z世代はタイパ重視で、情報収集を効率的に行うのが得意です。「どうすれば時間を効率的に使えるのか?」を考えて、無駄な時間を省いています。TikTokやYouTubeショート、切り抜き動画など、尺が短いショート動画を好む傾向。より詳しく知りたいものはYouTubeなどでも視聴しますが、倍速で視聴し、効率性を高めています

また、Web上の音声コンテンツが聞ける「ポッドキャスト」ユーザーの3割は、Z世代が占めています。別作業をしながらポッドキャストを聞くなどと、スキマ時間を有効活用しているようです。

Z世代のSNS利用実態

Z世代のSNSの利用時間と主要SNSの利用率について、傾向をチェック!  SNS上での推し活から買い物、トレンドチェックなど、行動パターンまで詳しく紹介しています。

参考記事:Z世代のSNS利用率は? 情報収集・使い分けの特徴も徹底解説

 

【6】慎重派

Z世代は日本の好景気を経験したことがありません。消費活動に対しては非常に慎重で、買うかどうか判断する情報収集も徹底的に行います。気になる商品を見つけると、SNS上で実際に商品を購入した人の口コミやレビューをチェック。さらにYouTubeなどで商品の実用例や活用方法を見て、本当に必要かどうかを判断します。

消費活動に対しては慎重ですが、価値があると感じたものには消費することがZ世代の特徴。好きなブランドは長く愛用し、リピートする傾向ですし、社会や地球環境に配慮したエシカル消費などにも前向きです。

 

Z世代マーケティングの成功戦略7選

Z世代マーケティングの成功戦略7選

1.チャネルの使い分け

Z世代は状況に応じて、SNSを上手く使い分けて情報収集しているのが特徴。そのため、ターゲット層に合わせてSNSのチャネルを使い分けることが重要です。ここでは簡単に一例を紹介します。

「YouTube」:興味喚起 

商品レビューや活用方法、 ストーリーブランディングなど

 

「X( Twitter)」:最新情報、キャンペーン

商品の発売など最新情報、プレゼントキャンペーンなど 

 

「Instagram」:認知拡大

商品の紹介やレビュー、ブランディング、キャンペーンなど

 

「TikTok」:トレンド

チャレンジ企画など、エンタメ性の高いコンテンツなど

 

2.トレンド

Z世代は情報感度が高く、日頃からトレンドチェックも欠かさずしています。トレンドはSNSから生まれる傾向が強いでしょう。

リアルタイムで「今人気のハッシュタグは?」、「SNSでどのような話題が注目されているのか?」を調べて、トレンドを把握した上で戦略を立てていくことが大切です。トレンドを取り入れることで、エンゲージメントも高めやすくなるでしょう。

 

3.口コミやレビュー

Z世代は広告よりも、インフルエンサーやユーザーの口コミやレビューを見て、購入の判断をするのが特徴。ユーザー発信のコンテンツ(UGC)参考にしているため、多くの意見を集めるのが大切です。

商品のレビュー投稿をしてくれた人に対して、割引クーポンやオリジナルグッズをプレゼントするのは、よく使われている手法です。レビューの中には評価が低いものも出てくるかもしれませんが、担当者が丁寧に対応することで企業の姿勢を見せたり、製品・サービス改善に活かすことも大切です。

 

4.インフルエンサー

Z世代は好きなインフルエンサー発信の情報への信頼度も高く、影響を受けやすい傾向。インフルエンサーが紹介していた商品・サービスが気になり、購入を決断するという人も多く、購買への影響力は大きいとされています。

インフルエンサーは、フォロワーに響く言葉や表現を発信するのが得意です。企業とコラボすることで、認知拡大・販売促進を狙うことも可能でしょう。企業が依頼するときは、コラボの目的や目標を共有する程度に留めて、インフルエンサーのキャラを活かして情報発信してもらう方が、より高い効果を見込めるかもしれません。

最新の人気インフルエンサー

今最も10代女子に影響力のあるインフルエンサーを【ライフスタイル・商品レビュー・大食い】の部門別にランキングで紹介。最新トレンドをキャッチアップしましょう!

参考記事:【2024年10月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

 

5.信頼性の高い情報

幼少期からPCやスマートフォンを使いこなしてきたZ世代は、情報収集を得意とし、情報の真偽や妥当性を判断する力が長けています。

企業は正しい情報を公開し、エビデンスを掲示したり、専門家からの評価や推薦コメントを用いて、情報の信頼性を高めるのが大切です。ユーザーからのレビューやUGCも、企業への信頼につながりやすいため、数多く集まる工夫をしましょう。 

 

6.購入までの導線

Z世代はSNS上で気になる商品を徹底的に調べるため、そのままSNS経由で商品購入までの導線を作ると購買につながりやすくなります

例えばInstagramにはショッピング機能があり、InstagramからWebサイトに移行し、決済までスムーズにできるため、購入促進につながっています。またクレジットカード決済だけでなく、デジタルウォレットや後払いサービスなど、支払い方法に選択肢をもたせるのも有効です。購入に悩んでいる人を後押しするチャットサポートの活用もおすすめです。

 

7.シェアしたくなるコンテンツ

Z世代はSNSを利用し、リアルタイムの出来事や感情を友人とシェアするのが日常。シェアすることも、自己表現の一部として考えています。人気のキャンペーンなどで「どんな投稿がシェアされるのか」分析しつつ、コンセプトを決めてコンテンツを作成しましょう。

シェアしてもらうことで、従来のターゲット層とは異なる新規層にもアプローチが可能に。人気傾向は常に変化しますが、インパクトのある画像や、エンタメ系やライフハック系コンテンツ、ユーザー参加型の投票キャンペーンやコンテストなどは定番で、拡散されやすい傾向です。

主要SNSのPR戦略は?

X(Twitter)やInstagramなど、主要のSNSの特長に沿ったプロモーション手法について解説します。成功のポイント6つも合わせて把握しておきましょう。

参考記事:SNSプロモーションとは? メリット・効果的なコツ・成功事例を解説

 

Z世代マーケティングの注意点

Z世代マーケティングを進める上で、注意点を2つ紹介します。

 

表現への配慮

Webやオープン型のSNSは、多くの人が自由に閲覧できる状態であるため、誰が見ても不快な気持ちにならないか、多様な価値観に配慮することが大切です。特にSNSは拡散性が高く、炎上トラブルがあったときにはすぐに情報が拡散され、悪い情報が一気に広がってしまうため十分に注意しましょう。

Z世代に限らず、「多様性」はセンシティブな問題です。誤解を招く発言や偏見を助長したりする表現などがないか、ダブルチェックをしたり、あらかじめガイドラインを作成しておくのも一つの手です。

 

PR表記

2023年10月から景品表示法の法改正で、ステルスマーケティングが禁止されました。企業が第三者を装って商品を宣伝したり、第三者に宣伝方法を指示したりする場合は「PR」と表記しなければなりません。景品表示法に違反した場合は、「1年以下の懲役」または「300万円以下の罰金」のペナルティを受けることになります。

ステルスマーケティングは、ユーザーからの信頼も損ねてしまうでしょう。規制内容は必ず詳細をきちんと把握しておいてください。

 

Z世代マーケティングの成功事例

Z世代マーケティングの成功事例を3つ取り上げ、ポイントを解説していきます。

 

貝印×マイナビ

貝印×マイナビ「キョ―ソウプロジェクト」

マイナビ「学生の窓口」では、【貝印の「紙カミソリ」をみんなに広めよう!プロジェクト】を行いました。

 

大学生が「紙カミソリ」を広めるには?を議論し、56個のアイデアが誕生。そこから2つのアイディア「映える紙カミソリ専用自動販売機」と「受験のお守り紙カミソリ」に絞り込み、どちらのアイデアを実現化して欲しいか、X(Twitter)で投票キャンペーンを実施しました。

 

投票型により、多くのZ世代の意見を即時に集めることができ、最終的に商品化まで実現。同世代のアイデアから生まれた商品は注目度も高く、口コミも広まりやすいため、商品の認知向上にもつながりました。

企画の詳細はこちら!

貝印と取り組んだ「マイナビのキョーソウ PROJECT」は、企業とZ世代をつなぎ、Z世代のアイデアを起点に社会に反映していく新しい取り組み。大学生との実際の活動内容を紹介しています。

参考記事:Z世代×貝印「紙カミソリ」~キョーソウPROJECT編~

 

カンロ「マロッシュ」×インフルエンサー

マロッシュ公式サイト

出典:マロッシュ「弾力最適解」ブランドサイト

カンロの「マロッシュ」は、Z世代をターゲットにした新感覚お菓子。グミのような弾力のある食感から、食べているうちにマシュマロのようにふわっとする食感に変わるという「体験価値」に重点をおき、TikTokでプロモーションを実施しました。

 

「15秒でマシュマロになるグミ?」というコンセプトにちなみ、人気インフルエンサーが15秒のオリジナル音源に合わせてマロッシュを食べ、食感の変化に驚く様子を投稿。マロッシュの不思議な食感が伝わってくる動画は「食べてみたい!」と反響を呼び、同様のUGCも多く作られました。

 

意外性のある特別体験と、誰でも簡単に真似できるコンテンツによって、UGCの拡散につながりました。

 

サントリー「BAR Pomum」×共感型

出典:サントリー公式HP

出典:サントリー公式HP

サントリーは、Z世代・若年層向けのお酒「BAR Pomum」で、“エモい”宅飲みエピソードを募集するキャンペーンプロモーション「6%の照れ隠し」を実施しました。

 

応募エピソードが優秀作品に選出されると、人気イラストレーターがイラスト化。さらにイラストは全国のドン・キホーテの店頭POPとして掲示されるというプレミアムな特典を付け、参加者の応募を促しました。

 

Z世代にとって「エモい」は自分ごと化しやすく、SNSでのシェア率も高い傾向。同キャンペーンのエピソードは多くの共感を呼び、シェアすることで自分らしさも出すことができ、人気を集めました。

まとめ

「SNSネイティブ」のZ世代は、日常のコミュニケーションや情報収集、消費行動など、SNSから多大な影響を受けていることがわかりました。Z世代マーケティングにもSNSの活用は欠かせないでしょう。Z世代のインサイトを捉えるには、一緒にプロモーション方法を考えるのもおすすめです。


Z世代の認知拡大に! マイナビのキョーソウPROJECT

キョ―ソウPROJECT

マイナビのキョーソウプロジェクトは、Z世代の認知拡大・新規顧客化を狙いとしたプロモーション施策です。企業からの課題に対し、Z世代のメンバーがアイデアを提案、企画書として仕上げます。

プロジェクトを通して、企業の理念や商品・サービスに込められた思いを伝えることも可能。Z世代のリアルな声を反映できる新しいプロモーション施策です。

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Z世代社会人が購入する保健機能食品とは?購入理由や重視するポイントから健康意識を紐解く!

バランス栄養食品やゼリー飲料、サプリメントなどに加え、近年はチョコレートやグミなどお菓子でも保健機能食品となっている商品が多く、“健康”への意識が社会的に高まっています。そこで今回は、23~28歳のZ世代社会人を対象に健康食品についてアンケートを実施。よく購入する健康食品や意識的に摂取している、または控えている栄養素など、若年層の健康意識・購買行動を詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,Z世代社会人が普段購入している健康食品とは? 購入理由も調査!

Q.よく購入する健康食品をすべて選んでください。

Q.よく購入する健康食品をすべて選んでください。

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

よく購入する健康食品については、男女ともに「お茶」が半数以上で1位の結果となりました。

男女別に注目してみると、男性2位は「清涼飲料水(コーヒー・紅茶)」さらに「清涼飲料水(ジュース)」「スポーツドリンク」も女性より回答率が高く、飲み物で健康食品を購入していることが分かります。
一方、女性は「ヨーグルト・飲むヨーグルト」41.5%と高く、「植物性ミルク飲料」も男性より回答率が高くなっています。また「チョコレート」「グミ」などのお菓子、「サプリメント」など幅広く健康食品を取り入れているようです。

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Q.購入している理由は何ですか?

Q.購入している理由は何ですか?

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

健康食品を購入する理由とは何でしょうか。「健康維持のため」「足りない栄養素を補うため」「なんとなく体によさそう」「体にいいものを摂取したいから」が20%台で上位の回答となりました。現状なにか改善したいものがあるというよりも、“なんとなく体によさそう”、“体にいいものを摂取したい”など、健康への意識は高く、体によいとされるものであれば気軽に取り入れたいというマインドが強いと考えられます。

また、女性は「美容」「ダイエット」といった目的としても購入していることが分かります。

2,健康食品を摂取するタイミングはいつ? 購入場所や金額も明らかに

Q.健康食品を購入している場所はどこですか?

Q.健康食品を購入している場所はどこですか?

(n=304)

健康食品の購入場所は「ドラッグストア」が67.8%で最多となり、「スーパーマーケット」や「コンビニエンスストア」と差をつけた結果となりました。ドラッグストアのほうが、より健康にフォーカスした商品が豊富で、リーズナブルに買えると感じているのかもしれません。

Q.健康食品に月いくら使っていますか。

Q.健康食品に月いくら使っていますか。

(n=304)

健康食品に使う1カ月あたりの金額は「1,000円以上3,000円未満」が30.9%でボリュームゾーンとなりました。前述のよく購入する健康食品では「お茶」「ヨーグルト」「お菓子」など単価は100~200円台と仮定すると、週1~3回程度の購入をしていると考えられます。

\商品カテゴリごとの購入頻度を調査!/

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3,Z世代社会人の保健機能食品への理解度は?意識している栄養素も調査!

Q.保健機能食品には特定保健用食品(トクホ)・栄養機能食品・機能性表示食品の3種類があります。あなたの購入時の考えを教えてください。

※保健機能食品※
・特定保健用食品(トクホ):有効性や安全性について国が審議を行い、消費者庁長官が許可を与えた食品
・機能性表示食品:有効性や安全性の根拠に関する情報等を消費者庁へ提出した商品
・栄養機能食品:事業者の責任で機能性の表示をする食品

Q.保健機能食品には特定保健用食品(トクホ)・栄養機能食品・機能性表示食品の3種類があります。あなたの購入時の考えを教えてください。

(n=304)

しかし“健康食品”といっても種類は様々。保健機能食品の中には特定保健用食品(トクホ)・栄養機能食品・機能性表示食品の3種類がありますが、Z世代社会人の認知度を調査すると、「すべての違いを理解した上で選んで購入している」の回答は約2割となり、多くの方がはっきりとした知識は得ていないことが分かります。

ですが、3種類のなかでも「特定保健用食品(トクホ)を理解した上で購入している」「特定保健用食品(トクホ) のマークの商品を購入している」を合わせると50.3%となり、トクホへの認知は高いようです。前述の結果からも体によいものを取り入れたいという健康への意識は高いものの、正しい知識をもっている方は決して多くはないと言えそうです。

Q.摂取量を増やすことを意識している栄養素はありますか?

Q.摂取量を増やすことを意識している栄養素はありますか?

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

摂取量を増やしたいと思う栄養素については、「食物繊維」が35.9%で最も高く、特に女性は4割以上となりました。

また、男性は「炭水化物」の回答率が女性に比べて高くなっています。一方で女性は月経やダイエットなどで鉄分不足になりやすいことからも、「鉄分」を摂取しようとする意識が男性よりも高くなっているようです。

Q.摂取量を抑えることを意識している栄養素はありますか?

Q.摂取量を抑えることを意識している栄養素はありますか?

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

一方、摂取量を抑えることを意識している栄養素は、全体的に「脂質」のようですが、女性は「糖質」「炭水化物」の回答も目立ちました。特に「炭水化物」に関しては男性は増やしたい、女性は抑えたいと見解が分かれているようです。

男性は「食物繊維」「たんぱく質」「炭水化物」を取り入れつつ、「脂質」を抑えることで、健康な身体づくりを意識しており、女性は「食物繊維」「ビタミン」を取り入れつつ、「脂質」「糖質」「炭水化物」を抑えることで、美容やダイエットの効果を期待していると考えられます。

4,Z世代社会人が健康食品に期待している効果とは?

Q.健康食品に期待する効果はどれですか?

Q.健康食品に期待する効果はどれですか?

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

Z世代社会人が健康食品に対して期待している効果については、「腸内環境を整える」が最多の結果となりました。食物繊維を意識して摂取している点や男女ともに「ヨーグルト」の購入頻度が比較的高い点にもつながっています。

次いで「睡眠の質を高める」24.0%となり、特に女性の回答率が高くなっています。体の疲労感やストレスよりも睡眠の質を改善したいというのがZ世代社会人の悩みともいえるかもしれません。

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5,健康食品を選ぶ時に重視するポイントは?男女で異なる結果に!

Q.健康食品を選ぶ際に重視していることは何ですか? 

Q.健康食品を選ぶ際に重視していることは何ですか? 

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

健康食品を選ぶ際に重視していることは男女で異なりました。男性は「栄養機能食品、機能性表示食品であること」「特定保健用食品(トクホ)であること」36.8%が同率1位となり、他の選択肢と差がでる結果に。一方、女性は1位「味のおいしさ」38.2%、2位「価格」30.9%となりました。

男性は商品パッケージの表記から、保健機能食品かどうかを確認している方が多い一方で、女性は味や価格をより重視していることが分かります。さらに女性は「糖質オフ/ゼロ」「カロリーオフ/ゼロ」も一定数の回答があり、やはり健康だけでなくダイエットへの意識も高いようです。

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6,健康食品の情報収集方法や信用しているコンテンツを調査!

Q.健康食品に対しての情報収集方法を教えてください。

Q.健康食品に対しての情報収集方法を教えてください

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

健康食品に関する情報収集方法については、「テレビ」47.4%が最多となり、次いで「SNS」41.8%となりました。

特に女性は「SNS」が半数以上となっています。また「友人」と回答した方も20.4%と男性と大きく差をつける結果に。女性のほうが試しに購入してみた商品に対して、リアルに口コミが広がることが多いようです。

\SNSの回答者に深堀り!情報収集しているSNSとは?/

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Q.情報収集をする際に信用しているコンテンツをすべて教えてください。

Q.情報収集をする際に信用しているコンテンツをすべて教えてください。

(n=304 内訳:【男性】n=152、【女性】n=152)

情報収集をする際に信用しているコンテンツは「インフルエンサー・有名人の投稿」が45.4%で多数派となりました。また女性の場合は「一般人の投稿」も多い結果に。

しかし、「インフルエンサー・有名人のPR投稿」は19.1%の回答率にとどまっています。インフルエンサーや有名人の投稿に影響を受けつつも、PRではなく彼らのリアルな意見を参考にしたいという方が多いようです。

 

まとめ

  • よく購入する健康食品は「お茶」
    └男性:「清涼飲料水(コーヒー・紅茶)」などの飲み物
    └女性:「ヨーグルト」、「チョコレート」「グミ」などのお菓子「サプリメント」
  • 健康食品を購入する理由は「健康維持のため」「足りない栄養素を補うため」「なんとなく体によさそう」「体にいいものを摂取したいから」が上位
  • 購入場所は「ドラッグストア」が67.8%
  • 1カ月あたりに健康食品に使う金額は「1,000円以上3,000円未満」がボリュームゾーン
  • 意識している栄養素
    └男性:「食物繊維」「たんぱく質」「炭水化物」を取り入れつつ、「脂質」を抑える
    └女性:「食物繊維」「ビタミン」を取り入れつつ、「脂質」「糖質」「炭水化物」を抑える
  • 健康食品に対して期待する効果は「腸内環境を整える」「睡眠の質を高める」
  • 健康食品を選ぶ際に重視していること
    └男性:「栄養機能食品、機能性表示食品であること」「特定保健用食品(トクホ)であること」
    └女性:「味のおいしさ」「価格」
  • 健康食品の情報収集方法は「テレビ」「SNS」
    └女性:「友人」も回答率が高く、リアルに口コミが広がることが多い

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ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、健康食品を摂取するタイミング通常商品<健康食品を選ぶポイントなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

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  • 調査対象

    23~28歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/直近3カ月で健康食品を購入したことがある

  • 有効回答数

    304件

  • 調査時期

    2024年12月

  • 方法

    インターネット調査

Z世代社会人の香りに対する意識とは? 日用品から香水までカテゴリ別に好きな香りを調査!商品を選ぶ基準も徹底解説

ボディソープや柔軟剤、ルームフレグランスなど日用品を選ぶ際に“香り”は購入の決め手のひとつとなっています。今回は、Z世代である23歳〜28歳の社会人対象に、香りについてアンケートを実施しました。日用品から香水までカテゴリ別に香りによる商品の選び方や好きな香りについて詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

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1,商品購入時に“香り”は重視している?こだわっている商品を調査!

Q.【日用品(ヘアケア・柔軟剤など)を購入する際に香りを重視して購入することがありますか?

Q.【日用品(ヘアケア・柔軟剤など)を購入する際に香りを重視して購入することがありますか?

(n=451)

ボディソープやヘアスタイリング剤、柔軟剤など、日用品には香り付きの商品が多くあります。このような日用品に対してまず「香り」を重視しているかについて調査すると、「香りの種類を選んで購入する」が54.8%で最多の結果に。
また「香りのある/なしを見て購入する」も合わせると69.7%の方が“香り”を購入の判断基準のひとつとしていることが分かります。

ここからは「香りの種類を選んで購入する」「香りのある/なしを見て購入する」の選択者を対象に、さらに香りについて深堀りしていきましょう。

Q.特に香りにこだわって購入している商品カテゴリを教えてください。

Q.特に香りにこだわって購入している商品カテゴリを教えてください。

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

香りにこだわっている商品について調査すると、1位「ボディソープ・石けん」50.8%、 2位「シャンプー」47.2%となりました。特に男性は6割以上が「ボディソープ・石けん」と回答しています。また女性は「トリートメント」「ヘアオイル」「ハンドクリーム」「ボディクリーム」が男性に比べて高い回答率となっています。

男性はボディソープやシャンプーなど身体を洗う時、一方女性の場合はお風呂に入った後のケアや出かける前の身支度の時に、それぞれ“香り” を重視している傾向があるようです。

\香り付きの商品を選ぶ理由とは?男女で異なる傾向に/

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2,ボディソープやヘアケアなど【肌に直接使用する商品】の香りのこだわり

Q.【肌に直接使用する商品】について、香りを意識して購入しますか?

【男性】Q.【肌に直接使用する商品】について、香りを意識して購入しますか?【男性】
【女性】Q.【肌に直接使用する商品】について、香りを意識して購入しますか?【女性】

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

ここからは、香りの選び方について商品ごとに詳しく調査していきます。

肌に直接使用する商品について、男性の場合「ボディソープ・石けん」「ヘアケア(シャンプー・トリートメント)」は【香りを重視している】 が最多となり、その他は【香り付きがあれば選択している】が多数派の傾向となりました。
女性の場合は「ボディソープ・石けん」「ヘアケア(シャンプー・トリートメント)」に加えて「ハンドクリーム」「ボディクリーム」「制汗剤・デオドラント」が【香りを重視している】となり、前述の傾向を裏付ける結果となりました。

また女性は「リップクリーム」「スキンケア」などベースケアには【無香料】が最多となっており、あえて香りがついていないものを選んでいるようです。

Q.【肌に直接使用する商品】について、どのような香りを好みますか?

Q.【肌に直接使用する商品】について、どのような香りを好みますか?

Q.【肌に直接使用する商品】について、どのような香りを好みますか?【ヘアケア】
Q.【肌に直接使用する商品】について、どのような香りを好みますか?【ヘアスタイリング】

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

ではどのような香りを好んでいるのでしょうか。香りへのこだわりが強かった【ボディソープ・石けん】【ヘアケア】では、男性は「フローラル系」「石けんの香り」がどちらも上位となりました。リフレッシュや消臭を意識していることから、華やかなフローラルの香りや清潔感のあるすっきりとした石けんの香りを好んでいることが分かります。
また【ヘアスタイリング剤】では、2位「フルーティ」5位「スパイシー」がランクインしており、【ボディソープ・石けん】【ヘアケア】の傾向とは若干異なる結果となりました。スタイリング剤は香りにも変化をつけたいと考える方も一定数いることが分かります。

一方女性は、【ボディソープ・石けん】【ヘアケア】【ヘアスタイリング剤】すべてにおいて、1位「フローラル系」となり女性人気が高いことが分かります。
また【ヘアケア】【ヘアスタイリング剤】は同ランキングとなっており、男性と違って女性の場合は同じ場所(髪)に使用するものは同じ香りで統一したいというマインドがうかがえます。

\【もっと調査】ボディクリームや制汗剤などの好きな香りも調査/

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3,衣類用洗剤や柔軟剤など【衣類に使用する商品】の香りのこだわり

Q.【衣類に使用する商品】について、香りを意識して購入しますか?

【男性】Q.【衣類に使用する商品】について、香りを意識して購入しますか?【男性】
【女性】Q.【衣類に使用する商品】について、香りを意識して購入しますか?【女性】

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

続いて【衣類に使用する商品】について見ていきます。男性はすべての項目において「香り付きがあれば選んで購入する」が最多となっている一方で、女性は「香りを重視して選んでいる」割合が高くなっています。衣類用洗剤や柔軟剤などは女性のほうが香りを重視していることが分かります。

Q.衣類洗剤・柔軟剤を購入する際に選ぶ香りを教えてください。

Q.衣類洗剤・柔軟剤を購入する際に選ぶ香りを教えてください。【衣類用洗剤】
Q.衣類洗剤・柔軟剤を購入する際に選ぶ香りを教えてください。【柔軟剤】

(n=301)

さらに【衣類洗剤】【柔軟剤】の香りの種類を深掘りしてみると、どちらも1位は「フローラル系」となりました。衣服からほのかに香るのは、華やかな花の香りを男女ともに好んでいることが分かります。

\【もっと調査!】Z世代社会人が実際に購入している洗剤・柔軟剤のブランドとは?/

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4,香り付き商品の重視するポイントやチェックしていることとは?

Q.ルームフレグランスやアロマを購入する際に重視していることはなんですか?

Q.ルームフレグランスやアロマを購入する際に重視していることはなんですか?

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

ルームフレグランスやアロマを購入する際に重視していることは、「自分の好きな香り」が半数以上で最多となりました。前述の結果では【寝室】で使用する方が多かったことからも、自分の好きな香りに包まれて、よりリラックスして休みたいと考えているようです。

また男性の場合は「香りが長持ちする」「香りの種類が豊富」の回答率も女性に比べて高くなっており、持続性やいろんな香りを選べることも重視する点となっています。

Q.香りのある商品を購入する際にチェックしていることを教えてください。

Q.香りのある商品を購入する際にチェックしていることを教えてください。

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

香りのある商品を購入する際にチェックしていることは、「店頭のテスター」が39.5%で最多となりました。特に女性は4割以上が回答しており、実際にお店で香りを確認して購入する方が多いようです。

またSNSでは男性は「X(Twitter)」女性は「Instagram」をチェックしていることが分かります。

5,Z世代社会人にとって“香水”は必需品!?

Q.香水はいくつ持っていますか?

Q.香水はいくつ持っていますか?

(n=301)

続いて香りをメインとした商品「香水」についても調査しました。「香水を持っていない」と回答した方は25.3%となり、Z世代社会人の約4分の3は香水を持っていると考えられます。個数については「1つ」「2つ」が20%台で多数派となりました。

Q.香水を使用する頻度を教えてください。

Q.香水を使用する頻度を教えてください。

※「香水は持っていない」以外と回答した方 (n=225 内訳:【男性】 n=103、【女性】n=122)

香水を持っている方の中で使用する頻度は、「毎日使用している」29.8%が最も多い結果に。次いで「週3~4回」となり、高頻度で使用していることが分かります。特に男性は「毎日使用している」「週3~4回」を合わせると60%以上の回答率となっており、半数以上が日常的に香水を使用しているようです。

\香水を使用するシチュエーションとは?男女でマインドが異なる?/

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6,自分と他人の匂い気になることとは?男女別に徹底分析!

Q.自分や他人の匂いで気になるものを全て教えてください。【自分】

Q.自分や他人の匂いで気になるものを全て教えてください。【自分】

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

ここからは自分や他人の匂いという点から調査していきます。

まず【自分】の匂いで気になるものについては、男女ともに1位「口臭」2位「汗」となりました。タブレットなどによるブレスケアや制汗剤・デオドラントなどはZ世代社会人にとって必要不可欠なエチケットになっているとも考えられます。

一方で、「特に気になることはない」の回答は、男性は3位にランクインしていますが、女性は6位となっており、「髪の毛・頭皮」「衣服」「足」などの回答が間にランクインしています。自分の匂いに対しては男性のほうが気にする項目が少ないことが分かります。

Q.自分や他人の匂いで気になるものを全て教えてください。【他人】

Q.自分や他人の匂いで気になるものを全て教えてください。【他人男性】
Q.自分や他人の匂いで気になるものを全て教えてください。【他人女性】

(n=301 内訳:【男性】 n=145、【女性】n=156)

続いて【他人】に対してはどうでしょうか。男性からの目線では、【他人(男性)(女性)】どちらも「口臭」は気になっている率が高いものの、「特に気になることはない」が上位となっています。
男性は女性に比べて匂いに対して気になる点は少なく、特に【自分】よりも【他人】の匂いは特に気にしていないようです。

一方女性目線では、【他人(男性)】に対しては1位「加齢臭」2位「タバコ臭」3位「口臭」4位「汗」が30%台と多くの項目において気になっていることが分かります。
また【他人(女性)】に対しては「汗」「口臭」は気になるものの、3位に「特に気になることはない」がランクインしており、同性の場合は【自分】の匂いよりも気にする項目は少ないようです。

\自分・他人がまとう香りで好きな香りとは?ランキング形式で発表!/

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まとめ

  • 日用品は「香りの種類を選んで購入する」派が54.8%
  • 肌に直接使用する商品→「フローラル系」「石けんの香り」が男女ともに人気
    └男性:「ボディソープ・石けん」「ヘアケア」は香りを重視
    └女性:「ボディソープ・石けん」「ヘアケア」「ハンドクリーム」「ボディクリーム」「制汗剤・デオドラント」は香りを重視
  • 衣類に使用する商品→「フローラル系」「石けんの香り」「フルーティ」が人気
    └女性は特に香りを重視して選んでいる
  • ルームフレグランスやアロマを購入時は「自分の好きな香り」を重視
  • 香りのある商品を購入する際は「店頭のテスター」をチェック
  • Z世代社会人の約75%が香水を使用
  • 香水の使用頻度は「毎日」や「週3~4回」が多い
    └特に男性のほうが頻度が高いは
  • 【自分】の匂いで気になるもの
    └男女ともに1位「口臭」、2位「汗」
  • 【他人(男性)】の匂いで気になるもの
    └男性:1位「口臭」、2位「特に気になることはない」、3位「タバコ臭」
    └女性:1位「加齢臭」、2位「タバコ臭」、3位「口臭」
  • 【他人(女性)】の匂いで気になるもの
    └男性:1位「特に気になることはない」、2位「口臭」、3位「汗」
    └女性:1位「汗」、2位「口臭」、3位「特に気になることはない」

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  • 調査対象

    23~28歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/一人暮らし

  • 有効回答数

    301件

  • 調査時期

    2024年12月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年下半期】大学生が選ぶ国内ドラマランキング 視聴するきっかけは番宣?SNS?好きなジャンルや視聴後の行動も調査

2024年下半期で放送された国内ドラマのうち、大学生に人気なドラマをランキングで発表。さらに国内ドラマ視聴に関するアンケート調査を実施しました。国内ドラマを視聴するきっかけや視聴方法、好きなジャンルや魅力に感じる要素など詳しく解説します。

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1,大学生が見ていた!2024年夏・秋ドラマランキングを発表!

Q.現在地上波で放送している今クール(24年10-12月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

Q.現在地上波で放送している今クール(24年10-12月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

(n=302 内訳:【男性】n=144、【女性】n=158)

2024年10月~12月に放送している国内ドラマの中で、大学生が視聴している作品は、1位「嘘解きレトリック」2位「モンスター」3位「ライオンの隠れ家」の順となりました。

男女別の傾向を見てみると、男性は「嘘解きレトリック」34.7%や「相棒 season23」27.1%の人気が高かったようです。一方で、女性は「ライオンの隠れ家」30.4%や「放課後カルテ」27.2%が票を集めました。
また「わたしの宝物」や「若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー」「私たちが恋する理由」の回答率は男性より女性のほうが高く、恋愛要素があるドラマをチェックしている傾向があります。

\中でもハマったドラマについて深堀り調査!男女で異なるランキングとは?/

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Q.地上波で放送していた夏クール(24年7-9月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが夏クールの国内ドラマで見ていたものをすべて教えてください。

Q.地上波で放送していた夏クール(24年7-9月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが夏クールの国内ドラマで見ていたものをすべて教えてください。

(n=302 内訳:【男性】n=144、【女性】n=158)

続いて、2024年7月期に放送していた国内ドラマについては、1位「海のはじまり」32.8%、2位「西園寺さんは家事をしない」26.5%となりました。
どちらも“家族のカタチ“をテーマにしつつも、重厚感のある「海のはじまり」は男性の視聴が多く、前向きな主人公によってポップさが際立った「西園寺さんは家事をしない」は女性の視聴が多かったようです。

また高校を舞台とした「ビリオン×スクール」や「あの子の子ども」は男性に比べて、女性の回答率が高い結果となりました。

Q.夏クールに見ていたドラマはどのように視聴していましたか。

Q.夏クールに見ていたドラマはどのように視聴していましたか。

※「夏クールに見ていた地上波のドラマはない」以外と回答した方 (n=259)

ドラマ視聴に関しては、「1話から最終話まで毎週見た」が64.1%と最多の結果に。1話目から興味をもったドラマに関しては、途中離脱することなく最後まで見続ける方が多いようです。
また話題になってから見始める方は意外にも少なく、“1話目”のタイミングで興味をもつかどうかが、視聴の分かれ道となりそうです。

2,ドラマを見るきっかけは番宣?SNS?ドラマの視聴方法も調査!

Q.普段、地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品みていますか?

Q.普段、地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品みていますか?

(n=302)

では地上波で放送している国内ドラマの全般について見ていきます。まず作品数については、1クールで「1~2作品くらい」37.4%が最多となりました。

しかし男女別の結果では、男性は「1~2作品くらい」36.8%、「3~5作品くらい」38.2%に対して、女性は「1~2作品くらい」38.0%、「3~5作品くらい」29.8%となりました。
男性は「3~5作品くらい」のほうが割合が高く、女性よりも男性のほうが見ている作品数が多いことが分かります。

Q.ドラマを見始めたきっかけを教えてください。

Q.ドラマを見始めたきっかけを教えてください。

(n=302 内訳:【男性】n=144、【女性】n=158)

ドラマを見始めたきっかけは「ドラマの宣伝をテレビCMで見て面白そうだった」が41.4%で最多、次いで「好きな出演者がいるから」となりました。

さらに男性は「原作を知っていた」「ドラマの宣伝をバラエティ番組等の番宣で見て面白そうだった」の回答率も高い結果となりました。漫画や小説など原作がある場合は、あらすじを知っていてドラマ版が気になるパターンや、CMやバラエティ番組などテレビの番宣が大きなきっかけになっていることも多いようです。
一方、女性は「TikTokで話題になっていたから」の回答率が男性よりも高いうえに他のSNSと比べても最多となっています。女性はテレビだけでなく、TikTokからも情報を得ていることが分かります。

Q.ドラマを見る際はどのように見ていますか?

※無料配信動画サービス例)TVer
 有料配信動画サービス例)Hulu、Netflixなど
Q.ドラマを見る際はどのように見ていますか?

(n=302)

ドラマの視聴方法については「無料配信動画サービスの見逃し配信で見る」42.1%や「録画をして後から見る」41.4%が多数派となりました。
大学生は学校の授業やサークル活動、アルバイトなどで忙しいため、リアルタイムよりも後追いでチェックすることが多いと考えられます。

\ドラマを見る時のデバイスはテレビ派?スマホ派?大学生の視聴スタイルをさらに深堀り!/

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3,大学生が好きなドラマのジャンルとは?

Q.好きなドラマのジャンルを教えてください。

Q.好きなドラマのジャンルを教えてください。

(n=302 内訳:【男性】n=144、【女性】n=158)

好きなドラマのジャンルは、男女ともに1位「恋愛/ラブコメ系」62.9%となりました。特に女性は7割以上の回答率となり、2024年10月期のドラマでも恋愛要素のある作品を多くチェックしていた傾向にもつながります。
2位の「ミステリー系」47.7%は男性だと半数以上の回答
となり、「嘘解きレトリック」 が人気となっている理由とも言えそうです。

また男性は「SF/ファンタジー系」、女性は「感動系」「青春系」も回答率が高い結果となりました。

Q.あなたが「魅力的に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

Q.あなたが「魅力的に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

(n=302 内訳:【男性】n=144、【女性】n=158)

また、魅力的に感じるドラマの要素については「謎解き・トリック」が26.8%で最多、次いで「急展開・どんでん返し」25.8%となりました。展開が激しく、自ら考察ができ、さらにそれを上回ってくるような仕掛けのジャンルが好まれる傾向にあるのかもしれません。

\過去調査と比較!社会人や10代との共通点や違いを調査!/

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4,ドラマ視聴後の大学生の行動とは?

Q.ドラマ視聴後の行動について教えてください。

Q.ドラマ視聴後の行動について教えてください。

(n=302)

続いてドラマ視聴後の行動について見ていきましょう。「友達とそのドラマについて語る・おすすめした」が37.8%で最多、次いで「家族とそのドラマについて語る・おすすめした」29.5%となりました。視聴しているドラマについては、友人や家族との話題にあがっていることが分かります。
一方、SNSでの行動としては「SNSで他の人の感想や考察の投稿を閲覧した」が一定数おり、自ら投稿するよりも、あくまで閲覧ベースで情報を収集しているようです。

\購買行動につながるポイントも調査!/

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まとめ

  • 2024年10~12月期の人気ドラマ:「噓解きレトリック」「モンスター」「ライオンの隠れ家」
  • 2024年7~9月期の人気ドラマ:「夏のはじまり」「西園寺さんは家事をしない」
  • ドラマを見るスタイル
    └【作品数】男性:「3~5作品くらい」女性:「1~2作品くらい」
    └【きっかけ】「ドラマの宣伝をテレビCMで見て面白そうだった」「好きな出演者がいるから」
    └【視聴方法】「無料配信動画サービスの見逃し配信で見る」「録画をして後から見る」
  • 好きなジャンルは1位「恋愛/ラブコメ系」、2位「ミステリー系」、3位「コメディ/ギャグ系」
  • 魅力に感じるドラマの要素:「謎解き・トリック」「急展開・どんでん返し」「感動」「主題歌」
  • ドラマ視聴後の行動は「友達や家族とそのドラマについて語る・おすすめした」

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【ドラマ×若年層】関連記事のご紹介

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  • 調査対象

    18~23歳/未婚/子どもなし/大学生/地上波で放送している24年10-12月の国内ドラマを見ている

  • 有効回答数

    302件

  • 調査時期

    2024年12月

  • 方法

    インターネット調査

SNSブランディングとは? 基礎知識から進め方、成功のコツまで解説

 SNS利用者は年々増加しており、最新トレンドや役立つ知識、エンタメ性の高いコンテンツなど魅力的なアカウントもたくさんありますよね。人気アカウントになると注目度も高く、消費の面でも大きな影響をもたらすことがあるでしょう。SNSはブランディングに適しており、個人も企業にも欠かせないツールとなっています。

この記事では、SNSブランディングの基本知識から進め方、成功のコツまでご紹介。具体的な成功事例も取り上げて解説しているので、SNS運用の参考にしてみてください。

SNSブランディングとは

SNSブランディングとは

SNSブランディングの概要

SNSブランディングとは、SNS上でブランド(競合他社と区別するための言葉やデザイン)を表現して、企業の価値を多くの人に知ってもらったり、消費者との関係を強化したりするためのマーケティング戦略のことです。

現代では市場の飽和により、製品やサービス自体の差別化が難しくなりつつあります。そのような社会的背景もあり、ブランドの認知拡大や信頼性を高めるために、さまざまな企業がSNSブランディングに取り組んでいます。

 

SNSブランディングが重要な理由

SNSブランディングが重要視されている理由は2つあり、SNS利用者数が増えている点消費者の購買プロセスが変化した点です。

総務省のデータによると、日本のSNS利用者数は1億580万人(2023年)で、2028年には1億1,360万人まで増えると予測されています。世界のSNS利用者数も49億人(2023年)から60億5,000万人(2028年)との増加予測が出ています。SNSは日常のコミュニケーションツールとして定着し、さらに増加傾向は続くようです

またスマートフォンの普及とSNSの浸透により、消費者はWeb上で情報収集し商品を購入する傾向も強まっています。特にZ世代やα世代SNSの商品紹介や口コミ・レビューなどを活用し買い物をすることが主流のようです。

このようにSNS利用者数の増加と消費行動の影響を受け、企業もSNSでの情報発信は欠かせなくなっています。

総務省「令和6年 情報通信分野の現状と課題」

Z世代がSNSで調べている情報は?

マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集についてのアンケート」

マイナビ マーケティング・広報ラボ「情報収集についてのアンケート」より:22歳‐25歳/正社員または公務員・団体職員/n=489件/2023年12月4日~2023年12月18日

 

マイナビのマーケティング・広報ラボの調査によると、Z世代の社会人はX(Twitter)について「推し」の情報収集での活用が大半。グルメや美容、音楽など好きなものの情報を調べているようです。そのほかInstagramやYouTube、TikTokなどのSNSについても、どのように使い分けをしているのか詳しく調査しました。

参考記事:SNS上での情報収集と広告に対する感じ方 ~新社会人編~

 

SNSブランディングの進め方

SNSブランディングの進め方

1.競合調査

まずは自社のポジショニングを決めるために、競合調査を行いましょう。 競合他社の製品、サービス、価格、販売戦略、評判などの情報を収集した上で、自社の強み・弱みを分析します。 そこから「3C分析」と「SWOT分析」を用いて自社のポジショニングを行います。差別化できる要素を見つけることがブランディングの第一歩です。

【3C分析】
「顧客(Customer)、自社(Company)、競合(Competitor)」の3つの観点から、状況を把握する

 

【SWOT分析】
状況を把握した上で、自社の「強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)」を明確にする

続いて、競合のSNSアカウントを調査します。フォロワー数や投稿頻度、投稿時間、投稿内容、エンゲージメント数などを詳しく見ていきましょう。競合が「どの時間帯にどんなターゲット層を狙って、どのような投稿を行っているのか」を把握することで、自社はどの層を狙っていくのか考えるヒントになり、コンテンツ作りもスムーズに進めやすくなります。

 

2.ブランドコンセプト設定

次に、ブランドコンセプトを決めます。ブランドコンセプトとは、ブランドが大切にしている想いを明文化したものです。ブランド誕生の歴史や商品・サービスの特徴、創業者の想いなどに沿って、ビジュアルイメージやスローガン、コミュニケーションスタイルを決めて、ブランドコンセプトを設定していきます。

ブランドコンセプトは特に大事な要素で、コンセプトに沿ったメッセージを示すことでより効果的に訴求しやすくなります。一貫したメッセージを届けることで、ユーザーからも認知されやすくなり、共感信頼安心感を生み出します。次第に愛着へとつながりブランドが強化されていきます。

 

3.ターゲット設定

3番目に、ターゲットを設定します。すでに販売実績がある場合は、CRM(顧客管理システム)のデータを分析して、どのような人が商品を購入してくれているのかを洗い出しましょう。もし販売実績がない場合は商品モニターやアンケート調査を行うことで、商品購入の意欲がある人を仮説立てをするのもおすすめです。

またデモグラフィック情報(年齢、性別、地域、職業など)や、サイコグラフィック情報(興味、価値観、ライフスタイルなど)を収集しましょう。それらの情報を収集した上で、架空の人物像「ペルソナ」を1つ作ります。具体的なペルソナを作ることで、「どのようなクリエイティブに興味をもってくれるか?」、「どのようなメッセージを届けるべきか?」などと、目指すべき方向が明確に定められるようになります。

 

4.クリエイティブ制作

ブランディングの方向性がブレないように、ブランドカラーやフォント、ロゴ、画像などを指定したガイドラインを作成しておきましょう。ブランドガイドラインを作成しておくことで、コンテンツに統一感を持たせることができます。

コンテンツを制作する際は、ターゲットの興味やニーズを把握するために、市場調査を行うのも有効。大切なことは、ターゲットの興味が湧いたり共感したりする「響くコンテンツ」作りです。エンターテイメント性を重視した投稿やライフハックなどの役立つ投稿、ブランドの舞台裏を紹介する製品開発ストーリーなども効果的です。また、写真やイラストなどクリエイティブのクオリティにこだわると目を惹きやすく、印象にも残ります。

 

5.効果測定

SNS上でコンテンツを配信したら「リーチ数」「クリック数」「いいね数」「保存数」「コメント数」などパフォーマンスを分析して効果測定しましょう。SNSのビジネスアカウントにはアナリティクスツールがあり、リアルタイムでパフォーマンスの分析ができます。

オーディエンスを年齢や性別に分けて分析すると、どのような人が反応しているのか傾向がつかめ、マーケティング戦略を最適化することが可能です。反応が悪い場合は、画像や写真を変更したり、投稿のタイミングを調整したりなどと、少しずつ変えてみて細かく数値の変化を見ていきましょう。

改善方法がわからない場合は、SNSで今どんな情報が拡散されているのか、リアルタイムのトレンドや「いいね」数の多い人気の投稿を参考にしてみてください。

 

SNS選定の仕方

SNS比較表「SNS選定の仕方」

SNSブランディングを成功させるためには、ターゲットに合わせたSNSの選定が大事です。ここではSNS運用にあたって、それぞれのメインコンテンツをもとに「投稿しやすさ」、「ブランディング」、「拡散性」、「炎上リスクの低さ」の5つの観点で比較してみました。

 

LINE

国内のSNSユーザー数1位で、「友だち」登録している潜在層に対して情報発信できるのが。短文のメッセージや画像、動画などコンテンツの種類も幅広いため投稿はしやすく、炎上リスクも低いです。他のSNSと比較すると拡散性はあまりありませんが、「友だち」登録してくれたユーザーと定期的に接点を持つことができます。

 

YouTube

国内のSNSユーザー数2位で、幅広い年代層が利用。動画の作成に時間やコストがかかるため投稿のハードルは少し高めでしょう。一方で動画コンテンツは情報量が多く印象に残りやすいため、ブランディングをしやすいのがメリット。拡散性はやや低いですが、リンクが共有され他のSNSで注目を集めることも。炎上には注意が必要です。

 

X(Twitter)

X(Twitter)は140文字以内の短文投稿がメインのため、気軽に投稿が可能即時性と高い拡散力があるのが特性で、速報ニュースや話題性のある情報をリアルタイムで届けられます。画像や動画なども入れられ投稿しやすい反面、他のSNSと比べると炎上しやすいため、誤解を招く表現がないか投稿前の確認は必須です。

 

Instragram

ビジュアル重視のオシャレな画像がメインで、女性ユーザーが多いのが特徴。拡散性はあまりありませんが、画像や動画コンテンツで独自の世界観を作りやすく、ブランディングや消費につながりやすいのが強みです。ステルスマーケティングでの炎上が多いため、投稿内容やPR表記の方法などのルールは十分に理解しておきましょう。

 

Facebook

1人1アカウントの実名登録制のSNSで、炎上リスクも低く、情報の正確性信頼度が高いのが利点です。30代以降のユーザー層がメインで、画像と文章で「しっかり読む」コンテンツが多い傾向のため、ある程度作りこんだ投稿が必要になるでしょう。

 

TikTok

ショート動画がメインで、スマホで動画の加工や編集が簡単にできるため、投稿は比較的しやすい傾向です。X(Twitter)と同様に拡散性が高くバズりやすいため、1度注目を集めると継続的に話題になり、トレンドを生みやすいでしょう。ブランディングにも適しています。

各SNSのユーザー層は?

SNSの選定にあたり、それぞれのSNSの特性やユーザー層も把握しておくことが大切です。主要なSNSの年齢層や利用目的なども詳しく解説しているので、ターゲットに合ったSNSを見つけましょう!

参考記事:【2024年版】主要SNSの年齢層を比較! 利用率や特徴、最新の傾向は?

 

SNSブランディングのメリット・デメリット

SNSブランディングをする上で、メリット・デメリットを押さえておきましょう。

メリット

・認知度向上
・低コスト
・ユーザーとの交流
・UGCの創出

SNSブランディング4つのメリット

 

認知度向上

SNSはリツイートなどの機能により、瞬時に情報が拡散されることが大きなメリットです。ユーザーに情報拡散してもらえれば、フォロワーだけでなく商品やブランドを知らない人にも効率的にリーチでき、認知度が向上します。トレンドのハッシュタグの活用や、人気企画を取り入れたコンテンツを投稿することで、情報拡散を図り、多くのユーザーにリーチすることが可能でしょう。

また、商品に魅力を感じたユーザーが、SNS上で「〇〇の商品が欲しい」、「〇〇の商品がかわいい!」などと投稿すれば、自然な形で認知度を高めることもできます。このような拡散性により、多くの人に商品やブランドを知ってもらいたいときに効果を発揮します。

 

低コスト

SNSは通常の投稿もビジネスアカウントの開設も無料でできるため、初期費用無しで気軽に始められます。投稿を分析するツールも基本的に無料ですが、X(Twitter)は有料のサブスクリプションサービスも展開しており、プラン別で便利機能を利用することもできます。

またSNSで広告を出稿する場合も、従来の広告よりも費用をおさえて掲載でき、低コストで運用可能です。広告配信されたコンテンツでもリツイートされた分には広告費が発生しないため、バズる人気コンテンツを制作できれば、低コストで多くの人にリーチできます。

 

ユーザーとの交流

SNSを通じて、ユーザーと直接コミュニケーションがとれるのもメリットです。ユーザーから「いいね」や「コメント」を受け取ることができ、リアルタイムでユーザーの反応や意見を把握できます。時には悪い反応もあるかもしれませんが、ネガティブな意見こそ製品やサービスの改善に役立つ貴重な意見にもなります。

ユーザーからのコメントに返信すれば、企業やブランドへの親近感をもってもらいやすくなりますし、ユーザーの声をダイレクトに取り入れて新商品のアイディアや製品の改善に活かせば信頼関係を深めることもできるでしょう。ユーザーが参加しやすいキャンペーンなども交流が深まり、効果的です。

 

UGCの創出

SNSのUGC(ユーザー生成コンテンツ)は、特別な価値を生み出します。UGCはユーザーの本音率直な意見が反映されており消費者目線の信頼感のあるコンテンツ」として、他のユーザーから共感や信用が集まりやすくなります。広告やプロモーションより自然な形で魅力を広めることができ、新規顧客の獲得にもつながりやすいでしょう。

SNS上でのキャンペーンやコンテストの開催は、UGCを作ってもらいやすくなり、おすすめです。企業の公式アカウントがUGCに「いいね」やシェアすることも有効で、ユーザーのモチベーションにもつながりますし、信頼性が向上します。

Z世代のSNS実態

SNSネイティブとも言われるZ世代は、自ら情報発信も盛んに行うのが特徴です。SNSの使い分けや消費行動の傾向も把握しましょう。

参考記事:Z世代のSNS利用率は? 情報収集・使い分けの特徴も徹底解説

 

デメリット

・SNS運用の手間
・炎上リスク

SNS運用の手間

SNSの運用は日々管理が必要になり、非常に手間がかかります。コンテンツの定期的な配信やコメントの返信をはじめとして、SNSで今どんなコンテンツが人気なのかトレンドチェックをしたり、新機能が追加されたら実際に試してみたり、配信したコンテンツの効果測定をして改善策を考えたり…などと、多岐にわたります。

アカウントを開設したもののリソース不足に陥り、運用停止となることもよくあります。あらかじめSNS運用は手間がかかることを理解した上で、運用代行を検討するのも一つの手です。

 

炎上リスク

SNSを運用する際には、あらかじめ炎上への対策を決めておきましょう。SNSはあらゆる人が自由に閲覧しているため、不適切な表現差別的な言葉不快にさせる内容が含まれていないか十分に配慮する必要があります。特にインフルエンサーが発信する情報は多くの人々に影響を与えるため、彼らをアサインする際は、事前にNG表現等を共有しておくのが有効です。

また、炎上リスクをおさえるためには、SNS監視も必要です。炎上する可能性が出てきたら早急に対処するのが重要。また、炎上した場合の対処方法をガイドラインで定めておくと、万が一トラブルが起きた時にも落ち着いて対処できるようになります。

 

SNSブランディングを成功させるポイント

SNSブランディングを成功させるポイント

SNSブランディングはポイントを押さえれば、成果が見込みやすくなります。ここでは、SNSブランディングを成功させるポイントを5つご紹介します。

 

ブランドコンセプトの統一

ブランドのコンセプトをしっかり定めることが非常に重要です。ターゲット層や伝えたいメッセージを明確に決めて、ブランドガイドラインを作成しておくようにしましょう。

SNSはすでにさまざまなアカウントが存在するため、ターゲット層を幅広く設定するよりも、特定の層に向けて発信した方が差別化しやすいからです。コンセプト設計をしっかりし、特定のテーマに沿った一貫性のあるメッセージを配信し続けましょう。

 

著名人やインフルエンサーとのコラボ

SNSのエンゲージメントを高めるためにも、著名人やインフルエンサーとのコラボは効果的です。インフルエンサーにキャンペーンやプロモーションを盛り上げてもらうことで、新規顧客の獲得だけでなく既存の顧客もファン化しやすくなるでしょう。

インフルエンサーはフォロワーとの信頼関係がすでに作られていのが強みで、情報発信した際にフォロワーに響きやすいのがメリットです。彼らの影響力を活かして魅力を発信してもらうこともできますし、コラボして製品をブラッシュアップさせたりとブランディングにもつながりやすく、短期間での効果も見込めます。

 

キャンペーン

一時的に露出を高めて認知度を上げるならば、キャンペーンもおすすめです。例えば、プレゼント企画やフォロー&リツイートキャンペーン、キャンペーン専用ハッシュタグを使った投稿キャンペーンなどは定番で、情報拡散されやすくブランド認知も向上します。 ユーザーが興味・関心を持てばUGCも増え、ブランディングも強化されるでしょう。

またキャンペーンを実施する場合は、1つのプラットフォームに限定せずにX(Twitter)やInstagram、 TikTokなど複数のチャネルでキャンペーンを展開すると、異なるユーザー層に拡散され効果的です。

SNSプロモーションもチェック!

主要SNSの比較表をもとに、各SNSごとのプロモーション手法とポイントを解説。成功事例も取り上げ、戦略のヒントが得られます。

参考記事:SNSプロモーションとは? メリット・効果的なコツ・成功事例を解説

 

ユーザーとの交流

先述した通り、SNSのメリットはユーザーとの双方向のコミュニケーションが楽しめることです。それぞれのSNSによって機能は異なりますが、例えばInstagramではライブ動画を配信して、リアルタイムで来たコメントに直接答えたり、アンケート機能を使ってフォロワーの知りたい情報を探ったりすることもできます。ユーザーが気軽に参加しやすい企画を選べば、交流もしやすくなるでしょう。

ユーザーとのコミュニケーションを積極的にとることで、ファンコミュニティーの創造にもつながるのがSNSの利点です。

 

運用代行

SNSの更新や分析は手間がかかるため、SNS用代行会社に依頼することもおすすめします。特に運用のリソース不足やコンテンツのクオリティに悩んでいる方は、サポートを受けるのも一つの手です。

運用代行会社はSNSの最新トレンドやアルゴリズム、これまでの運用実績に基づいた知見がありますし、「どのようなコンテンツが刺さるのか?」、「何時頃にコンテンツを配信すべきか?」など、些細な悩みにも解決策を提示してくれるでしょう短期間で成果を出したい時や改善策がわからない時には活用しましょう。

 

各SNSの成功事例

最後に、SNSブランディングの成功事例を参考にしてみましょう。ここでは、SNSブランディングで取り入れたい戦略ポイントを解説します。

 

Instagram×ユニクロ

ユニクロ公式Instagram

出典:ユニクロ公式Instagram

ユニクロのInstagramは、新作アイテムの紹介や着回しコーデ、セールアイテムのラインナップなど、最新の着こなしを画像とリール動画で紹介しています。

 

人気モデルやインフルエンサーのコーディネイト、スタッフの出勤コーデ、ユーザーの着こなしなど、さまざまな切り口で共感や親近感、憧れを生むコンテンツを更新しているのが特徴です。

 

また公式アカウントでは、ユニクロアイテムを使ったコーデの投稿を募集。ユーザーの投稿に「ステキな投稿をありがとうございます」とコメント付きで写真を紹介して、UGCを活用。ユーザーとの交流を積極的に行い、ブランディングを強化しています。

 

X(Twitter)×森永乳業

森永乳業公式X(Twitter)

出典:森永乳業公式X(Twitter)

森永乳業のX(Twitter)は、オリジナルキャラクター「もーりー」が情報をお届け。新商品の情報やお手軽レシピの紹介、クイズやアンケートなどユーザーが参加型の投稿も多く、1つの投稿のエンゲージメントが高いことで注目を集めています。

 

X(Twitter)の投稿にコメントを残すと、もーりーが必ず返事をしてくれるのも魅力の一つ。オリジナルキャラクターを使ったアクティブコミュニケーションで、ファンを増やしています。

 

TikTok×ロート製薬

ロート製薬、公式TikTok

出典:ロート製薬TikTok

ロート製薬のTikTokには、オリジナルVTuberの根羽清ココロちゃんがいて、胸キュンのかわいいソングが聞けると若い世代を中心に人気を集めています。オリジナルVTuberを使ってトレンド企画(「歌ってみた」「踊ってみた」投稿など)にのりエンゲージメントをUP。YouTubeでもオリジナル楽曲を配信することで、さらなる拡散へとつながりました。

 

他にもTikTokでは、新商品や商品の活用方法、ブランド担当者のインタビューや裏話、美容情報などの役立つ投稿も配信しています。情報量は控えめに工夫しており、気軽に楽しく見れるエンターテイメント性の高い動画が魅力です。

YouTube×花王

花王、公式Youtube

出典:花王公式YouTube

花王のYouTubeでは、社会課題への取り組みやモノづくりへの想いなどを発信するコーナー「Kao Do it!」を配信。実際に現場の社員が登場し、製品のこだわりや生活に役立つ情報を届けています。

 

人気のコンテンツは「PR担当者がリアルで愛用している商品」の紹介動画や、「エリソデ洗いにはどのタイプの洗剤が適しているか」など日常の素朴な疑問をわかりやすく解説している動画。「社員の1日に密着」動画では、製品開発の裏側やこだわりなども紹介されており、視聴者の興味に沿った工夫が取り入れられています。

 

動画はテロップや音楽なども効果的に使われクオリティが高く、ライフハックが充実しています。

まとめ

SNSは今後も利用者の増加が見込まれており、企業のSNS活用はさらに重視される傾向が出ています。今回紹介したSNSブランディングの進め方や選定の仕方、成功のポイントをふまえて、積極的に取り組んでみましょう。


マイナビのSNS支援サービス

SNSマーケティング運用支援施策

マイナビでは、高校生や大学生、社会人層などを対象としたメディアのほか、自社でSNSも複数運営。各メディアごとに登録会員も所属しており、ユーザーのインサイト分析をもとにしたコンテンツマーケティングを強みとしています。

SNSのアカウント立案や広告施策、インフルエンサーのキャスティング、コンテンツ制作など幅広く運用をサポートしていますので、お気軽にご相談ください。

SNS運用ならマイナビ!

【20・30代】働く女性の宅飲み事情を調査!宅飲みをする頻度やシチュエーション別のお酒のチョイスまで徹底解説

飲み会でわいわい楽しむお酒だけでなく、自宅で自由にお酒を楽しむ、いわゆる“宅飲み”需要も多いですよね。今回は23~35歳の社会人女性を対象に自宅で飲むお酒(宅飲み)についてアンケートを実施。宅飲みをする頻度や選ぶお酒の特徴、お酒と一緒に食べるおつまみ事情など20・30代女性の宅飲みスタイルを詳しく解説します。

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1,宅飲みは「週1日以上」が半数!宅飲みをするタイミングとは?

Q.宅飲みをどのくらいの頻度でしますか?
※宅飲みとは:お酒を飲食店ではなく自宅で飲むこと

宅飲みをどのくらいの頻度でしますか

(n=616 内訳:【20代】n=310、【30代】n=306)

まず、宅飲みの頻度について調査したところ、「毎日」~「週1日以上」の回答を合わせると53.9%と半数以上の結果となりました。
特に30代は「週2~3日程度」「ほぼ毎日飲む」の割合が高く、20代よりも宅飲みをする頻度が高いことが伺えます。

Q.宅飲みをするタイミングを教えてください。


Q.宅飲みをするタイミングを教えてください。

(n=616 内訳:【20代】n=310、【30代】n=306)

宅飲みをするタイミングについては「仕事終わり(次の日は休み)」が65.8%で最多の結果に。次いで「休日の夜」55.7%となりました。仕事のことを考えずにリラックスした状態で飲みたいというマインドが垣間見えます。

また年代別に注目してみると、30代は「仕事終わり(次の日も仕事)」の回答率も高くなっています。前述にて「ほぼ毎日」「週2~3日」の回答が多かったことからも、次の日に仕事がある場合でも、リフレッシュするためや次の日も頑張るために宅飲みをしていると考えられます。

\宅飲みをするのは食事中?就寝前?一日の中でのタイミングを調査!/

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2,20・30代女性は「ひとり」宅飲みが多数派!そのシチュエーションとは?

Q.誰と宅飲みをしますか?

Q.誰と宅飲みをしますか?

(n=616 内訳:【20代】n=310、【30代】n=306)

続いて宅飲みする相手について見ていきます。最も多かったのは「ひとり」67.5%という結果に。特に30代は7割以上の回答率となりました。

全体の結果では2位「恋人」25.2%、3位「母」23.7%、4位「友人(同性)」22.4%と続いています。

\もっと深掘り!一人暮らしと実家によって宅飲み事情は異なる?年代×住まい×宅飲み相手でさらに分析!/

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Q.ひとりで飲む時のシチュエーションはどんな時ですか。

Q.ひとりで飲む時のシチュエーションはどんな時ですか。

※「ひとり」で宅飲みすると回答した方 (n=416 内訳:【20代】n=186、【30代】n=230)

では「ひとり」と回答した方はどんな時にひとりで宅飲みをするのでしょうか。シチュエーションについて聞いてみると、年代で順位が異なる結果に。
20代は「リラックスしたい時」「自分へのご褒美」が同率で1位となっています。30代は「ストレス解消したい時」が最も高く、次いで「リフレッシュしたい時」の順となりました。

前述の頻度や宅飲みのタイミングと合わせて考察すると、20代の場合は週末に1週間頑張った自分へのご褒美や休みの日にリラックスするために週1~2日宅飲みをしていると考えられます。
一方で、30代の場合は仕事などでストレスを感じた時やリフレッシュしてまた頑張りたい時に翌日仕事がある日も含め、週3~4日宅飲みをしていると推測します。

Q.友人などと一緒に飲み会をする際に、外食ではなく、宅飲みをする理由を教えてください。

Q.友人などと一緒に飲み会をする際に、外食ではなく、宅飲みをする理由を教えてください。

※「ひとり」で宅飲みするのみ回答した方以外 (n=385)

さらに「恋人」や「友人」など誰かと一緒に宅飲みをする場合についても見ていきます。友人などと一緒に飲み会をする時に外食ではなく、宅飲みをする理由は、1位「時間を気にせず飲むことができる」41.3%、2位「飲みに行くよりも安く済むから」39.7%、3位「プライベートな空間がいいから」33.5%となりました。
外食よりもコストをおさえられる上に、気の置ける友人や恋人と時間を気にせず、普段着でリラックスしながらお酒を楽しむことができる点が宅飲みのメリットだと感じているようです。

3,シチュエーションによって選ぶお酒は異なる?人気のお酒を年代別にランキング!

Q.宅飲みの際にはどのようなお酒を購入しますか。宅飲みのシチュエーション別に教えてください。

【20代】
Q.宅飲みの際にはどのようなお酒を購入しますか。宅飲みのシチュエーション別に教えてください。【20代】

【30代】
Q.宅飲みの際にはどのようなお酒を購入しますか。宅飲みのシチュエーション別に教えてください。【30代】

(n=616 内訳:【20代】n=310、【30代】n=306)

次に、宅飲みの際に購入しているお酒について調査しました。20代・30代ともに「チューハイ・サワー」はどんなシチュエーションであっても人気のようです。「ビール・発泡酒」も全体的に人気ですが、シチュエーションとしては【ストレス解消したい時】【みんなでわいわい過ごす時】に好んで選ぶ傾向が見られました。

また年代で異なる部分に注目してみると、20代は「カクテル・果実酒」が30代よりも人気となり、特に【自分へのご褒美】【お祝いごとの時】に選ぶようです。一方30代の同シチュエーションの時は「ワイン」の回答率が高くなっています。
さらに30代は【ストレス解消したい時】に「ハイボール」を選択する人も一定数いるようです。

Q.よく飲むお酒の商品の具体的な商品名を教えてください。

Q.よく飲むお酒の商品の具体的な商品名を教えてください。【20代】
Q.よく飲むお酒の商品の具体的な商品名を教えてください。【30代】

(n=616 内訳:【20代】n=310、【30代】n=306)

よく飲むお酒のブランド名については、「ほろよい」「アサヒスーパードライ」「氷結」などが多く名前が挙がり、20代・30代ともに人気が高いようです。
前述の購入するお酒の種類の結果同様に、20代は「チューハイ・サワー」がやや多く、30代は「ビール・発泡酒」をより好んで飲んでいる傾向があるようです。

\商品を好きになったきっかけとは?20・30代女性のリアルな意見を公開!/

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4,宅飲みのおつまみといえば?選ぶ基準も調査!

Q.宅飲みする際におつまみとして一緒に食べるものを教えてください。

Q.宅飲みする際におつまみとして一緒に食べるものを教えてください。

(n=616 内訳:【20代】n=310、【30代】n=306)

宅飲みのおつまみとして人気なものは、1位「スナック菓子」39.1%、2位「ナッツ類」32.1%、3位「チーズ類」30.5%となりました。「揚げ物」や「市販の惣菜」といったものよりも比較的軽いおつまみを選んでいる方が多いようです。

年代別に見てみると、20代は「枝豆」の回答率が30代よりも高い結果となりました。

Q.おつまみを購入する時はどのような基準で選んでいますか。

Q.おつまみを購入する時はどのような基準で選んでいますか。

※「おつまみは食べない」以外と回答した方 (n=566)

おつまみを購入する時の基準については、「お酒に合う・ペアリング」が47.2%で最多となり、次いで「価格が安い」36.8%、「塩気がある」36.6%となりました。宅飲みのおつまみはあくまでお酒が主役でそこに合うおつまみを都度選んでいるようです。

\おつまみを作る派の情報収集方法とは?/

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まとめ

  • 宅飲みの頻度は「週1日以上」が半数以上
    └特に30代は「週2~3日程度」「ほぼ毎日飲む」の割合が高い
  • 宅飲みをするタイミングは「仕事終わり(次の日は休み)」「休日の夜」
  • 宅飲みは「ひとり」派が67.5%で、宅飲みをする方が多い
  • ひとりで宅飲みする時のシチュエーション
    └20代:「リラックスしたい時」「自分へのご褒美」
    └30代:「ストレス解消したい時」「リフレッシュしたい時」
  • ひとりで飲む時の過ごし方は「食事をしながら」「映画・ドラマを見ながら」
  • シチュエーション別お酒の種類
    └シチュエーション問わず人気は「チューハイ・サワー」「ビール・発泡酒」
    └20代:【自分へのご褒美】【お祝いごとの時】→「カクテル・果実酒」
    └30代:【自分へのご褒美】【お祝いごとの時】→「ワイン」、【ストレス発散したい時】→「ハイボール」も選択肢に入る
  • よく飲むお酒ランキング
    └20代:1位「ほろよい」2位「氷結」3位「アサヒスーパードライ」
    └30代:1位「ほろよい」2位「アサヒスーパードライ」3位「氷結」
  • おつまみは「スナック菓子」「ナッツ類」「チーズ類」などの軽食
  • おつまみを選ぶ基準は「お酒に合う・ペアリング」が最多

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【お酒×若年層】関連記事のご紹介

【20代若手社会人】アルコールに対する意識とは?お酒の嗜好や購入きっかけを徹底調査!
【20-30代働く女性】購入派?飲み会派?好きなお酒や飲酒頻度など徹底解説

  • 調査対象

    23~35歳/女性/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/宅飲みをする

  • 有効回答数

    616件

  • 調査時期

    2024年11月

  • 方法

    インターネット調査

共働き子育て層のドラッグストア活用実態を調査!よく利用するお店やドラッグストアに求めるポイントとは?

近年ドラッグストアは医薬品に限らず、日用品や化粧品、食品などバラエティ豊かな商品が並んだり、店舗数が拡大したりと日常に欠かせない存在となってきています。今回は、25〜35歳の共働き子育て層対象に、ドラッグストアの活用実態についてアンケートを実施しました。購入頻度や実際に購入している商品、ドラッグストアに求めることなどから、ドラッグストアの位置づけを紐解いていきます。

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1,ドラッグストアは「週1回程度」利用!選ばれる理由とは?

Q.各店舗へ行く頻度を教えてください。

【男性】
Q.各店舗へ行く頻度を教えてください。【男性】
【女性】
Q.各店舗へ行く頻度を教えてください。【女性】

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

【ドラッグストア】【スーパーマーケット】【コンビニエンスストア】をピックアップして、各店舗へ行く頻度を調査しました。男女ともに【ドラッグストア】へ行く頻度は「週1回程度」が最多となり、6割以上の方が「週1回以上」の頻度で店舗へ行っている結果となりました。
これは【コンビニエンスストア】と同じくらいの頻度となっており、気軽に利用していることがわかります。

また男性の場合は「毎日」の割合が女性の約2倍となっており、店舗へ行く頻度としては男性のほうが高いようです。

Q.実店舗での買い物で、一番使用する場所を教えてください。

Q.実店舗での買い物で、一番使用する場所を教えてください。

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

続いて実店舗の買い物で一番使用する場所を調査すると、「スーパーマーケット」が49.5%で最多となり、次いで「ドラッグストア」33.3%の結果に。
「スーパーマーケット」は日常的な食品の購入が中心と考えられるため、高頻度かつ買う用途もしっかりしていることが想定されます。

「ドラッグストア」または「どれも同じくらい」と回答した方にお聞きします。
Q.他の店舗に比べてドラッグストアで購入する理由は何ですか?

Q.他の店舗に比べてドラッグストアで購入する理由は何ですか?

※「ドラッグストア」または「どれも同じくらい」と回答した方 (n=105 内訳:【男性】 n=54、【女性】n=51)

では他の店舗に比べて「ドラッグストア」を利用する理由を深堀りしてみましょう。前述で「ドラッグストア」または「どれも同じくらい」と回答した方に深堀りしてみると、「自宅から近い」が圧倒的に多く79.1%となりました。日常生活の利便性が店舗選びの大きな要因となっていることがわかります。

また男女間での違いを見てみると、男性は「ポイント制度」や「クーポンが使える」の回答率が高いことから、コストを重視する傾向があるようです。
一方、男性に比べて女性は「様々な商品カテゴリがある」15.7%の回答率が高い傾向となりました。

共働き子育て層にとって、食品や日用品、子どもが使用するものなど日々購入するモノが多いことから、一度に多くの商品を揃えられる便利さを重視していると考えられます。

\共働き子育て層が考えるドラッグストアの位置づけをさらに分析!/

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2,ドラッグストアを利用するタイミングはどんなとき?

Q.ドラッグストアを利用するタイミングはどんな時ですか?

Q.ドラッグストアを利用するタイミングはどんな時ですか?

(n=303)

続いてドラッグストアを利用するタイミングについて調査しました。
「購入が必要になった時に行く」が46.2%で最多の結果に、次いで「クーポンをもっている時に行く」36.3%、「セールや特売日をチェックして行く」33.0%となりました。購入するモノがある時だけでなく、クーポンやセール情報などを自ら確認した上で行くという主体的な行動が見受けられます。

3,ドラッグストアでのマストバイ商品とは?平均購入金額も調査!

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

Q.ドラッグストアでよく購入する商品を全て選んでください。

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

ドラッグストアで最も購入されている商品は「医薬品(市販薬)」55.1%という結果に。共働き子育て層にとって必需品であり、ドラッグストアでしか買えない商品のため、マストとなっています。さらに「日用品」や「スキンケア」「ベビー用品」「菓子類」なども30%以上の回答率となりました。

また女性の場合は「スキンケア」や「ヘアケア」など自身のケア用品もドラッグストアで揃えていることがわかります。

Q.各カテゴリの商品はどこで最も購入することが多いですか?

Q.各カテゴリの商品はどこで最も購入することが多いですか?

(n=303)

さらに各カテゴリの商品を最も購入している場所を調査しました。【ドラッグストア】では「健康補助食品」「スキンケア」「ヘアケア」「ベビー用品」「日用品」が半数以上の結果に。食品の中では「健康補助食品・特定保健用食品」はドラッグストアで購入する方が多数派のようです。

また「菓子類」「冷凍食品」「飲料」は【スーパーマーケット】が6割以上と主流ですが、【ドラッグストア】派も25%以上と4人に1人はドラッグストアで購入していることがわかります。用品やケア用品のみならず、食品もドラッグストアでの購入が一般化してきていると考えられます。

Q.ドラッグストアで使用する平均購入金額はいくらですか?

Q.ドラッグストアで使用する平均購入金額はいくらですか?

(n=303)

ドラッグストアで使用する平均金額について、1回あたりに購入する金額は「1,000円以上3,000円未満」39.3%がボリュームゾーンとなりました。

また1ヶ月あたりの購入金額は「1万円以上3万円未満」が25.1%で最多となっています。前述の頻度の設問にて「週1回以上」が6割以上だったことも合わせると、日用品などの買い物のために週2,3回ほど通っていると想定できます。

\ドラッグストアに期待する商品カテゴリを調査!ママ・パパで求めているものは異なる?/

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4,ドラッグストアでつい購入してしまう商品とは?

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

Q.ドラッグストアに行った際、購入予定以外のものでつい購入してしまう商品カテゴリはありますか?

(n=303)

ドラッグストアに行った際につい購入してしまう商品カテゴリは、1位「菓子類」29.4%、2位「医薬品(市販薬)」18.5%、3位「飲料」14.2%となりました。
特に「菓子類」や「飲料」は特売で安いものも多く、衝動買いにつながりやすいのかもしれません。

Q.ドラッグストアでつい商品を購入してしまうきっかけはなんですか?

Q.ドラッグストアでつい商品を購入してしまうきっかけはなんですか?

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

では、つい商品を購入してしまうきっかけとは何でしょうか。調査すると、男性と女性で順位が異なる結果となりました。

男性は、1位「チラシ」31.5%、2位「ドラッグストアのサイネージ」29.2%となる一方で、女性は1位「お店に入ってすぐの店頭に商品が配置されていた」31.0%、2位「目玉商品として配置されていた」30.2%となっています。
男性の場合は商品の紹介やビジュアルを見て購入意欲へつながっており、女性の場合は実物の商品が目に入ることで手に取ってしまうという傾向がありそうです。

\ドラッグストアに求めていることを調査!価格?距離?それとも内装?/

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5,よく利用しているドラッグストアランキング

Q.よく利用しているドラッグストアを教えてください。

Q.よく利用しているドラッグストアを教えてください。

(n=303)

Q.そのドラッグストアを利用している理由を教えてください。

Q.そのドラッグストアを利用している理由を教えてください。

(n=303 内訳:【男性】 n=149、【女性】n=154)

よく利用するドラッグストアについては、「マツモトキヨシ」と「ウエルシア」がそれぞれ33.7%で最多となりました。

利用している理由としては、「自宅から近い」が43.9%で最多となり、特に女性は半数以上の回答率となっています。どちらも全国的に店舗数が多く、利用しやすい環境が整っている点が選ばれているようです。次いで「ポイントを集めている」28.7%、「クーポンが使える」28.4%となりました。

\ドラッグストア同士では何を基準に選んでいる?競合との差別化するポイントを深堀り!/

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まとめ

  • ドラッグストアへの来店頻度は「週1回以上」が6割以上
  • 実店舗で一番使用する場所:1位「スーパーマーケット」49.5%、2位「ドラッグストア」33.3%
  • ドラッグストアで購入する理由は「自宅から近い」
    └【男性】「ポイント制度」「クーポンが使える」などコスト重視
    └【女性】「様々な商品カテゴリがある」など便利さ重視
  • ドラッグストアでよく購入する商品は「医薬品(市販薬)」が最多、「日用品」「スキンケア」「ベビー用品」「菓子類」「飲料」も
  • ドラッグストアで使用する平均購入金額
    └1回あたり:「1,000円以上3,000円未満」
    └1ヶ月あたり:「1万円以上3万円未満」
  • ドラッグストアでつい購入してしまう商品カテゴリ:1位「菓子類」、2位「医薬品(市販薬)」、3位「飲料」
    └【男性】「チラシ」「ドラッグストアのサイネージ」を見て購入
    └【女性】「お店に入ってすぐの店頭に陳列」「目玉商品として配置」されている実物を見て購入
  • よく利用するドラッグストア:「マツモトキヨシ」「ウエルシア」
    └利用している理由は「自宅から近い」

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ドラッグストア連携施策のご紹介

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  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子ども0~6歳/正社員、公務員・団体職員/東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県在住/直近3か月以内にドラッグストアへ行った

  • 有効回答数

    303件

  • 調査時期

    2024年11月

  • 方法

    インターネット調査