【2024年春】Z世代社会人の国内ドラマランキング 視聴のきっかけや好きなジャンルも徹底調査

2024年4~6月期ドラマのZ世代社会人に人気なドラマランキングを発表。さらに国内ドラマの視聴スタイルについてもアンケート調査を実施しました。各ドラマを視聴するきっかけやドラマに求める要素、視聴した後の行動まで詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,【2024年4-6月期】Z世代社会人に人気のドラマランキングを発表!

Q.現在地上波で放送している今クール(244-6月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

Q.現在地上波で放送している今クール(24年4-6月)の国内ドラマについてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

2024年4月期国内ドラマで最も視聴されている作品は「366日」36.8%という結果に。HYの代表曲「366日」に着想を得たオリジナルのラブストーリーということから、ストーリー以外に「曲が好き」という理由で視聴している方もいるようです。

上位以外でも「くるり~誰が私と恋をした?~」「9ボーダー」「ブルーモーメント」などは女性の割合が高く、女性のほうが多くのドラマをチェックしていることが分かります。

Q.現在放送されている国内ドラマを見ようと思ったきっかけはなんですか?

Q.現在放送されている国内ドラマを見ようと思ったきっかけはなんですか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

ドラマを見ようと思ったきっかけについては、「ドラマの宣伝をテレビCMで見て面白そうだった」が43.2%で最多となりました。次いで「好きな出演者がいるから」28.6%となり、特に女性の割合が高い結果となりました。

一方男性は「バラエティ番組等の番宣を見て面白そうだった」「原作を知っていた」の回答が女性よりも高くなっています。ドラマに興味をもつきっかけは男性はストーリーや内容、女性は出演者の場合が多いと考えられます。

\さらに深掘り!最もはまっているドラマとその理由をリアルな声とともに紹介!/

調査資料ダウンロードはこちら

2,見逃し配信派?リアルタイム派?視聴本数や視聴タイミングを深堀り!

Q.地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品みていますか?

Q.地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品みていますか?

(n=315)

続いて、国内ドラマの視聴スタイルについて調査しました。まず、1クールの視聴本数を聞いてみると「1~2作品くらい」41.6%が最多となり、次いで「3~5作品くらい」33.3%の結果となりました。ボリュームゾーンとしては「1~2作品」、多くて「5作品」がZ世代社会人の傾向と言えます。

Q.ドラマはどのタイミングから見ることが多いですか?

Q.ドラマはどのタイミングから見ることが多いですか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

ドラマの視聴タイミングについては、「全話欠かさずに見る」が約4割となりました。ドラマ離れとも言われる時代ですが、見たいと思った作品は基本的に全話欠かさず見る方が多数派のようです。

男女別に注目してみると、女性の場合「1話はとりあえず見る」の割合も高くなっています。前述の見ているドラマの設問で男性よりも多くのドラマの回答率が高かったことからも、とりあえず1話を見たうえで視聴を継続するのかどうか決める傾向にあることが分かります。

Q.ドラマを見る際はどのように見ていますか?

※無料配信動画サービス例)TVer
 有料配信動画サービス例)Hulu、Netflixなど
Q.ドラマを見る際はどのように見ていますか?

(n=315)

ドラマの視聴方法は、「リアルタイムで見る」「録画をして後から見る」が45%以上となりました。最近は動画配信サービスでも同時進行で地上波で放送中のドラマを視聴できることが多くなってきていますが、意外にも動画配信サービスよりも自宅のテレビなどで視聴する方が多いことが分かります。

\さらに調査!地上波国内ドラマを視聴する相手やデバイスからシチュエーションを分析!/

調査資料ダウンロードはこちら

3,国内ドラマの好きなジャンルは? 男女別の傾向も明らかに!

Q.普段どのようなジャンルの国内ドラマを見ていますか?

Q.普段どのようなジャンルの国内ドラマを見ていますか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

普段見ているドラマジャンルについては、「恋愛/ラブコメ系」が46.4%で最多となりました。特に女性の回答率が6割以上となっており、断トツ人気であることが分かります。次いで「ミステリー系」41.6%、「コメディ/ギャグ系」33.0%となりました。

また男性の場合は「アクション/バトル系」「スポーツ/競技系」「アドベンチャー/冒険系」の割合が女性よりも高くなっています。男性はハラハラドキドキするような迫力のある作品を求めている一方、女性は恋愛や感動系など心情が映し出される作品を好んでいると言えそうです。

Q.あなたが「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

Q.あなたが「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

(n=315 内訳:【男性】n=152、【女性】n=163

また魅力に感じるドラマの要素としては、1位「イケメン」27.6%、2位「美女」22.5%となりましたが、こちらも女性の回答率が高い結果となっています。

一方、男性のみの場合は「謎解き・トリック」が1位となりました。前述の設問「国内ドラマを見ようと思ったきっかけ」と同様に、ここでも男性はストーリーや内容、女性は出演者を重視していると考えられます。

4,ドラマがZ世代社会人に与える影響とは?視聴後の行動を調査!

Q.あなたが今まで見た国内ドラマの中で、ドラマを見た後に起こした行動について、当てはまるものを教えてください。

Q.あなたが今まで見た国内ドラマの中で、ドラマを見た後に起こした行動について、当てはまるものを教えてください。

(n=315)

さらにドラマ視聴後の行動についても調査しました。「無料配信動画サービスの閲覧期間中に繰り返し見た」が34.6%で最多となり、お気に入りの作品やシーンを放送後にもリピートして視聴する方が多いようです。

また女性の場合は「家族・友達とドラマについて語る・おすすめした」という回答も一定数見られました女性のほうが一人で見て満足というよりも、ドラマの話題を周囲の人と共有して盛り上がりたいという意識があるようです。

\さらに深掘り!直近1年に見たドラマの中で視聴後の行動を具体的なエピソードで公開!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

まとめ

  • 2024年4〜6月期のZ世代社会人に人気のドラマは「366日」
  • 国内ドラマを見ようと思ったきっかけは「ドラマの宣伝をテレビCMで見て面白そうだった」が最多
  • ドラマを見るスタイル
    └【作品数】「1~2作品くらい」41.6%
    └【ドラマの見かた】「全話欠かさずに見る」41.0%、女性は「1話はとりあえず見る」も多数派
    └【タイミング】「リアルタイムで見る」47.0%、次いで「録画をして後から見る」46.4%
  • 好きなジャンルは1位「恋愛/ラブコメ系」、2位「ミステリー系」、3位「コメディ/ギャグ系」
  • 魅力に感じるドラマの要素
    └【男性】「謎とき・トリック」「会社・仕事」「急展開・どんでん返し」などストーリーや内容重視
    └【女性】「イケメン」「美女」など出演者重視
  • 視聴後の行動は「無料配信動画サービスの閲覧期間中に繰り返し見た」が最多

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、放送中のドラマ以外で視聴している作品視聴している動画配信サービスなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

関連記事紹介
◆10代女子のドラマ視聴に関する調査結果をご紹介
【2023年秋冬】10代女子が選ぶドラマランキング 国内・海外ドラマを視聴するきっかけや視聴後の行動が明らかに

◆若手社会人の動画サブスクに関する調査結果をご紹介
若手社会人に音楽・動画の サブスク利用実態を調査! 利用中のサービスや登録理由、選ぶ際のポイントまで徹底解説

  • 調査対象

    24~29歳/未婚/子どもなし/正社員、公務員・団体職員/地上波で放送しているドラマ見ている

  • 有効回答数

    315件

  • 調査時期

    2024年5月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年上半期】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

2024年上半期のトレンドランキングは、コト部門でランクインした「猫ミーム」の動画内で使用されていたフレーズがコトバ部門でもランクイン。また、ウタ部門1位の「Bling-Bang-Bang-Born」が起点となって、アニメやダンスが話題になり、コト部門で「BBBBダンス」がランクインするなど、部門を越え流行していく傾向もみられた。

前年から話題を集めていたSNS「BeReal.」は10代女子の定番SNSとしての地位を確立。さらに、コト部門では映画やアニメ、モノ部門ではお菓子やフードがランクイン。近年の傾向と変わらず、トレンドの情報元はTikTokでありつつも、TikTok上で流行りを見聞きするだけでなく、実際に購入したり劇場に足を運んだりなどリアルに体験したものが票を集める結果となった。

計5部門のトレンドランキング最新版をお届けします。

■ヒト部門編

ヒト部門編

1位 『ME:I(ミーアイ)』

日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」、通称「日プガールズ」で選抜され、4月にデビューを果たした11人組ガールズグループ。番組を見ていた10代女子が多く、番組のテーマソングもウタ部門9位にランクイン。

ヒト部門1位「ME:I」受賞コメント👑
この度は、このようなランキングでME:Iが1位を獲得させて頂けたことを、本当に光栄に思います!! まさにME:Iは「未来のアイドル」というテーマを掲げて、今の若い世代にとってファッションや音楽や様々な分野でのアイコンとなるアイドル像を目指しているグループです。 デビューしたばかりでまだまだこれからですが、大きく、一歩前進できたような気がして、心から嬉しく思います(^^) これからも、もっともっと愛される、常にホットなグループあり続けられるようメンバー11人皆でME:Iらしく頑張ります!!

2位 『NewJeans』

韓国の5人組ガールグループが昨年に引き続きランクイン。彼女たちの楽曲やファッションは常に10代女子の注目を集め、話題が尽きない。2024年6月には日本デビューを控えており、海外アーティスト史上最速となる東京ドームでの単独公演も開催予定。さらなる旋風を巻き起こすことが期待され、今後も目が離せない。

3位 『なこなこカップル』

「なごみ」「こーくん」の愛称で人気を誇るカップルYouTuber。チャンネル登録者数は159万人(2024年5月時点)を超え、モデルやタレントなど個人での活動も幅広く行っている。2024年3月に開催された「東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」の中で、結婚を発表。10代女子の間では「以前から人気だったが、結婚報告で今年はより話題になった」という声が多かった。

4位 『宮世琉弥』

2024年3月公開の映画「恋わずらいのエリー」で初主演を務めると10代女子の間で話題に。今年は4月期ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」や6月公開映画「おいハンサム!!」 など数多くの作品に出演するとともに、シンガーソングライター「Ryubi Miyase」としても活動をスタートさせ、マルチな才能を発揮している。

5位 『松田元太

男性アイドルグループ「Travis Japan」のメンバー。ドッキリ企画など数々のバラエティ番組に出演すると、「天然なキャラクターが面白い」と10代女子の間でも話題となり、注目を集めている。さらに2024年4月期ドラマ「東京タワー」に出演するなど俳優業でも活躍の場を広げている。

6位 『粗品』

お笑いコンビ「霜降り明星」としての活動に加えて、ミュージシャンやYouTuberなど多彩な顔を持つ。自身のYouTubeでは、ライブ配信の際に「スーパーチャット(通称スパチャ)」と呼ばれる“投げ銭”機能で1万円以上送ってくれたファンを「太客」と命名。10代女子の間では「太客ぅ~の動画が面白い」「ライブに行って生で聞いてみたい」といった声があがっていた。

7位 『出口夏希

コト部門2位にランクインした映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」や2024年1月期月9ドラマ「君が心をくれたから」など話題作に立て続けに出演すると、瞬く間に10代女子の注目を集めた。さらに4月期月9ドラマ「ブルーモーメント」ではヒロインを務めており、益々の活躍が期待される。

8位 『チェ・ジョンヒョプ

2024年1月期ドラマ「Eye Love You」で日本のドラマに初出演。スタイル、ルックスの良さに加えて、劇中で日本語を話す様子が愛らしく、たちまち多くの女性ファンを虜にした。10代女子も例外ではなく、ドラマ自体もコト部門で6位にランクインする結果に。韓国ブームが続く中、地上波ドラマ出演による活躍は一気に知名度を上げたと言える。

9位 『ILLIT(アイリット)

サバイバル番組「R U Next?」で選抜、結成された日本人2名を含む、5人組ガールグループ。2024年3月デビュー後、わずか3週間でバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」の企画に参加し話題を集め、ガンバレルーヤとダンスコラボした動画はTikTokで120万いいねを記録。(2024年5月時点)またデビュー曲「Magnetic」のダンスを真似する人が続出し、TikTokでも大流行している。

10位 『板垣李光人

2022年に一世を風靡したドラマ「silent」で主人公の弟役で出演し、10代女子をはじめ一気に世間での知名度をあげた。2024年4月には映画「陰陽師0」に出演するなど数々のドラマや映画に引っ張りだこ。さらにnews zeroの水曜パートナーに抜擢されるなど多方面での活躍が著しい。

■コト部門編

コト部門編

1位 『猫ミーム』

TikTokをはじめ、YouTubeやX上でも大流行した猫ミームが1位に。猫ミームとは、思わずクスッと笑ってしまうようなエピソードやあるあるネタを、猫の画像や動画を素材として、コメントやキャプションをつけて再編集した動画のこと。10代女子が口を揃えて「自分で動画を作ったりはしないけど、とにかくSNSでよく流れてきた」と回答していた。

2位 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

興行収入40億円以上を記録した大ヒット作がランクイン。福原遥・水上恒司主演の、戦時中の日本にタイムスリップした女子高生と、特攻隊員の青年の恋を描いたラブストーリー。映画の公開は2023年12月8日だったものの、徐々に人気が高まり2024年の上半期も10代女子の間で話題に。「切ないストーリーに心を打たれた」「周りの友達がみんな見に行っていた」などの声が挙がった。

3位 『変な家

YouTubeの再生回数2000万回を超えるミステリー動画の映画化作品。ユーチューバーの雨穴(うけつ)が3年ほど前にWEBメディアで公開した記事「不動産ミステリー 変な家」をベースにした内容となっている。独特な世界観と、ホラーテイストの見ごたえのあるストーリーに好奇心がくすぐられた10代女子が多いようだ。

4位 『BBBBダンス

ウタ部門第1位の「Bling-Bang-Bang-Born」の曲に合わせて踊るダンスがコト部門としてもランクイン。アニメ「マッシュル-MASHLE-」とコラボしたPVの中で、両手をあわせて左右に揺れるサビの振付が元ネタとなり、SNSでバズった。サビ以外もオリジナルの振付を考案するなど、多くのTikTokerがダンス動画をアップし、さらなる盛り上がりをみせていた。

5位 『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦

バレーボールにかける高校生たちの熱い青春を描いた人気漫画原作のアニメ「ハイキュー!!」の劇場版作品。公開されるや否や10代女子の間で話題となり、「今までアニメを見ていなかった人でもハマっていた!」「毎回入場者特典が変わるからリピーターが多い」などの声が多く、熱量の高さが伺えた。

6位 『Eye Love You

2024年1月期ドラマで、心の声が聞こえる“テレパス”を持つ主人公が年下の韓国人留学生と恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。「毎週放送を見て、友達と連絡し合っていた」と話すほど毎回の胸キュンが話題に。ヒロインの相手役に抜擢された韓国人俳優「チェ・ジョンヒョプ」や主題歌「幾億光年」も各部門でランクインするなど、10代女子にとって上半期イチ注目度の高いドラマとなった。

7位 『マッシュル-MASHLE-

「魔法界」を舞台に、魔法を使えないながらも鍛え抜かれたパワーをもつ主人公が魔法に立ち向かっていく「アブノーマル・ファンタジー」。テレビアニメ放送の2期では、爆発的人気となったオープニング主題歌「Bling-Bang-Bang-Born」をきっかけにアニメもハマったという10代女子も多かった。

8位 『薬屋のひとりごと

2024年3月まで放送されていたアニメ「薬屋のひとりごと」がランクイン。薬師の少女が難事件を次々に解決していく痛快ミステリーとなっている。原作はシリーズ累計発行部数3300万部を突破、さらに2025年には早くも第2期の放送が決定するなど、まだまだ人気が絶えない。

9位 『恋わずらいのエリー

累計発行部数210万部を記録した人気コミックが2024年3月に待望の実写化。高校生活を舞台に学校イチのさわやか王子と妄想好き女子のラブストーリーという展開かつ、今をときめく若手俳優、宮世琉弥×原菜乃華のW主演とあって、10代女子の間で特に話題となっていた。

10位 『ディズニー・パルパルーザ

東京ディズニーランドの2024年新イベントがランクイン。特に3月まで行われていたシリーズ第1弾「ミニーのファンダーランド」は10代女子の間でも大盛況。「Instagramのおすすめでよく見た」「ミニーちゃんの床が可愛くてみんな写真撮ってる」などSNS上での流行にとどまらず、実際に足を運んだ10代女子も多かった。

■モノ部門編

モノ部門

1位 『ハッピーセット「ハローキティ50周年」

マクドナルド「ハッピーセット」とハローキティ50周年を記念したコラボレーションが堂々の1位に。セットのおまけとしてついてくる全50種類のキティのぬいぐるみがかわいいと、10代女子の間で人気となり、「ぬいぐるみが欲しくてマックをハシゴしたけど、全然買えなかった」という声も。

2位 『平成女児チョコ

平成に小学生の女の子が作っていたような、溶かしたチョコをアルミカップに流し入れ、上からカラフルなスプレーチョコや銀色のアラザンをふりかけた手作りチョコのことで、バレンタインデーに話題となった。小学生当時にそのチョコを作っていたミレニアム世代からは「懐かしい!」という声が挙がったが、Y2Kブームが続いている10代女子にも刺さったようだ。

3位 『アサイーボウル』

2013年頃に大きなブームを巻き起こしたアサイーボウルの人気が再燃。特に表参道では専門店がひしめき合い、行列ができるほどの人気ぶりだ。SNSで話題となった「THE_B」や2024年4月にオープンしたハワイの大人気店「ラニカイジュース」など、人気の専門店が増えておりこれからもブームは続きそうだ。

4位 『500種類の名前入りコアラのマーチ』

2024年に40周年を迎える「コアラのマーチ」が、記念として500種類の名前入りビスケットに切り替え販売した。インタビューでは、「知ってる人の名前を探して、見つけたらその子にプレゼントしてた」「推しの名前が出てくるまで買ってた」などの声が聞かれ、さまざまな楽しみ方をしていたようだ。

5位 『シャインマスカットボンボン』

関東エリア限定のファミマで販売されたお菓子。売り切れ店舗が続出し、どこに行っても買えない幻のお菓子として話題となった。「ファミマを何件も回ったけど買えなかった」と、残念がる声が多数聞かれた。

6位 『オペラ フラペチーノ』

2024年1月に登場したスタバの新作がランクイン。バレンタインシーズンも相まって、飲みに行った10代女子が多かった。またホワイトオペラフラペチーノも同時期に発売されており、友達との間でどちらが好きかを話したなど、おいしさだけではなく友達との話のネタとしても話題になったようだ。

7位 『ハッピーセット「星のカービィ」』

マクドナルド「ハッピーセット」の星のカービィとのコラボがランクイン。もちもちと弾力のある、肌触りの良い手のひらサイズのぬいぐるみのおもちゃがもらえると、マクドナルドへ買いに走った10代女子が続出した。人気過ぎて早期終了・第3弾は中止されるなど、手に入れられた子はほとんどいないようだ。

8位 『うさぎ舌リップ』

韓国でバズった、うさぎの舌のようなカラーのツヤ感のあるリップ。青みよりのピンクが今っぽいと韓国で人気になり、日本でも10代を中心に話題になっている。rom&ndやDinto・dasiqueなど、さまざまなブランドから人気色が生まれたようだ。

9位 『鼻チーク』

インタビューでも実践している子が多かったメイク。純欲メイクと同時期に一度流行り、最近韓国アイドルが鼻チークをしているのを見て、再燃しているようだ。「盛れるのでみんなやっている」という声もあり、10代女子にとっては定番メイクになっているようだ。

10位 『スタバの色が変わるタンブラー』

スタバの「ミステリーカラーチェンジングリユーザブルコールドカップ」のこと。昨年も販売され、売り切れ続出で購入できなかった人には待望の再販となった。「これが欲しすぎてスタバに真っ先に買いに行った」「持ってはいないけど、SNSで持っている人の動画を見て可愛いと話題になった」など、インタビューでも認知率の高かった商品だ。

■コトバ部門編

コトバ部門編

1位 『BeRealきた』

2023年のモノ部門にランクインしていた「BeReal.」は、今や10代女子にとって欠かせないSNSのひとつ。アプリから通知が届き、2分以内に写真を撮影して投稿しなければならない仕組みだが、通知のタイミングはランダムであるため、突然通知が来ると、「BeRealきた!」と反応するのが日常となっているようだ。

2位 『それガーチャー?ほんまごめんやで』

ドラマ「ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~」の劇中において、菊池風磨と今井アンジェリカの掛け合いとして使用されたことが発端となり、様々なアイドルやインフルエンサーの間で浸透していった。「それガ―チャー?」とは「それ本当?」を意味しており、10代女子の間では、誰かが「それガーチャー?」と言うと、合いの手のようにみんなで「ほんまごめんやで」と言って盛り上がるのが定番となっているようだ。

2位 『チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバ』

猫ミームの素材として使用されたフレーズがコトバ部門でランクイン。実はチリで20年前にリリースされた「Dubidubidu(ドゥビドゥビドゥ)」という曲のフレーズであり、1度聞いたら耳から離れない中毒性の高さが話題に。「ついつい口ずさんでしまう」という10代女子の声が多く挙がった。

4位 『ハッピーハッピーハッピー』

2位「チピチピチャパチャパドゥビドゥビダバダバ」に続き、「ハッピーハッピーハッピー」も猫ミームの素材として使用されたフレーズ。猫ミームでよく耳にしたという声がある中で、「普段学校で使う」という10代女子の意見もあった。ポジティブでリズミカルな点が10代女子の間でも親しまれたのかもしれない。

5位 『~ちゃむ』

Z世代に人気のクリエイター「可哀想に!」が手掛けるキャラクター「んぽちゃむ」の口癖から生まれたコトバ。2023年のトレンドランキングではモノ部門4位で「んぽちゃむ」がランクイン。さらに10代女子の人気は上昇し、「んぽちゃむ」のショート動画で登場する語尾「~ちゃむ」を真似して、普段の会話やSNSでのやりとりの際に使用することが流行ったようだ。

6位 『チーム友達』

ウタ部門10位千葉雄喜の「チーム友達」が派生してコトバ部門でもランクイン。TikTokの音源として広がりを見せると、中毒性の高い歌詞が10代女子の間でも瞬く間にバズり、「チーム友達、チーム友達、チーム友達」と連呼することがコトバとして流行した。

7位 『様子のおかしい美人』

美人が変顔をしたり、ふざけたりする動画をTikTokで投稿すると、そのギャップから「様子のおかしい美人」というコトバがハッシュタグやコメント欄で流行した。振り切った変顔をするTikTokerや和室で踊るアンバランス感を狙った動画など様々なパターンの投稿をよく目にしていたようだ。

8位 『#回転界隈』

TikTokで流行ったハッシュタグ「#回転界隈」がランクイン。音楽に合わせて90°ずつ回転しながら、コーディネートを紹介する動画のことで、安室奈美恵の「GIRL TALK」を音源に使うのが定番となっているようだ。10代女子の間では、「変な恰好した回転界隈が流行ってる」という声もあった。

9位 『~リアル』

10代女子の間で定番化したSNS「BeReal.」は、コトバ部門1位「BeRealきた」に加えて「~リアル」というワードも生み出した。お互いのアカウントを交換する時に「〇〇のリアル見たい」など、SNS上だけでなく普段の会話の中でもBeReal.が溶け込んでいるようだ。

10位 『~くださーい』

海外のTikTokerが日本語で「す⤴しくださぁ⤵ い」と言いながら歩く動画がTikTokでバズった。その特徴的なイントネーションを真似した「~くださーい」がコトバとしてランクイン。Z世代に人気のインフルエンサー「おさき」も動画をあげていたことから10代女子の間でも話題になった。

■ウタ部門編

ウタ部門編

1位 『「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts』

テレビアニメ「マッシュル-MASHLE-」の主題歌としてCreepy Nutsが書き下ろした楽曲で、リリース後は瞬く間に大ヒット。10代女子の間では「歌うのが難しいが、癖になる」と話題になった。アニメはもちろん、楽曲名の頭文字をとった「BBBBダンス」がTikTokで流行し、アニメ・ダンスともにコト部門にもランクイン。10代女子の2024年上半期の話題の中心となった。

2位 『「晩餐歌」tuki.』

突如登場した高校生アーティストtuki.のファーストデジタルシングルが2位にランクイン。TikTokで公開された「晩餐歌」は一気に話題となり、Spotifyの「バイラルトップ50 – ⽇本」では初登場で1位を獲得するなど各音楽チャートでランクイン。YouTubeで公開中のMVは4280万回超え(2024年5月時点)と異例の記録となっている。「晩餐歌はカラオケでよく歌う!」という声が多く、10代女子の新たな定番曲となっているようだ。

3位 『「全方向美少女」乃紫』

作詞・作曲に加えて、編曲・映像制作に至るまでセルフプロデュースを行うソロアーティスト・乃紫(noa)の楽曲。TikTokで曲が公開されると、“TikTok Weekly Top“で2週連続1位を獲得。「正面で見ても横から見ても下から見てもいい女」のフレーズに合わせてアングルを変えながら撮る動画が10代女子の間で流行し、人気となった。

4位 『「幾億光年」Omoinotake』

コト部門6位にランクインしたドラマ「Eye Love You」の主題歌。YouTubeで公開されているMVは2782万回を超えている。(2024年5月時点)近年、10代女子の流行の起点はTikTokが多くなっているが、今回はTikTokよりもドラマの主題歌として好きになった、流行ったという声が印象的だった。

5位 『「♡人生♡」コレサワ』

配信リリースは2023年4月だが、Z世代の間でじわじわと人気になり、TikTokでサビ部分の音源や振付動画が拡散されて2024年上半期にバズった。インタビューでは「高校生活の写真並べて音源を♡人生♡にするのが卒業シーズンに流行った」との声があがると共感する10代女子が多かった。

6位 『「初恋キラー」乃紫』

3位の「全方向美少女」に加え、乃紫(noa)の曲が2曲ランクイン。「初恋キラー」は2024年5月にシングルとしてリリース。しかし、リリース前からその反響は大きく、3月にデモを公開するとTikTokで瞬く間にバズり、キャッチーなフレーズや中毒性のあるサウンドが10代女子の間でも話題となった。

7位 『「LOOK AT ME」TWICE』

2017年にリリースされた「TWICE 1st Album」の収録曲がリバイバルヒット。「Look at me」の歌詞に合わせて自分を指さしながら踊る、ダンス動画がTikTokチャレンジをきっかけにバズった。TWICE本人たちに加えて、多くの韓国アイドルグループが参加したことでますますの盛り上がりを見せた。

7位 『「最上級にかわいいの!」超ときめき♡宣伝部』

6人組のアイドルユニット「超ときめき♡宣伝部」の最新曲がランクイン。失恋ソングながら「君に振られて最上級に可愛いの」とポジティブでポップな歌詞が話題となり、TikTokをはじめとしたSNSでバズった。10代女子の間では手振りをしながら、「みんな知っているし、踊れる!」という声が目立っていた。

9位 『「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』

ヒト部門で1位となった「ME:I(ミーアイ)」を生んだオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のテーマ曲。練習生たちが夢へ向かう意思を表現したこの曲は、番組の注目度の高さとともに10代女子の間で話題となった。

10位 『「チーム友達」千葉雄喜』

2024年2月にリリースされたこの曲は「チーム友達」「契り/契ろう」などインパクトのあるシンプルなフレーズが連呼され、その中毒性から大ブレイクとなった。10代女子の間ではウタの枠を超えて、TikTokの音源やコトバとしても話題となり、コトバ部門では6位にランクインしている。

 

お問い合わせ

「10代のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    682件

  • 調査時期

    2024年4月11日~2024年5月7日

  • 方法

    『マイナビティーンズ』メンバー78名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施

大学生に人気の漫画とは? 購入方法や選ぶ基準、読んだ後の行動まで徹底解剖

近年、漫画原作のアニメ化や実写化などが多く、話題をよんでいます。そこで今回は18~23歳の現役大学生を対象に、大学生に人気の漫画についてアンケートを実施しました。漫画を読む頻度や漫画を選ぶ時のポイント、さらに読んだ後の行動まで詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,大学生が漫画を読む頻度・時間帯を調査!ボリュームゾーンが明らかに

Q.あなたはどれくらいの頻度で漫画を読みますか?

Q.あなたはどれくらいの頻度で漫画を読みますか?

(n=331)

まず漫画を読む頻度について調査すると、「月2~3冊」が26.3%で最も多い結果となり、ボリュームゾーンであることが分かります。また「月6冊以上」の回答を合わせると4割以上となり、週に2冊読むペースの方も半数近くいるようです。

Q.漫画を読む時間帯を教えてください

Q.漫画を読む時間帯を教えてください

(n=331 内訳:【男性】n=160、【女性】n=171)

漫画を読む時間帯については、【平日】は「20時~22時」「22時~24時」が4割以上でボリュームゾーンとなっています。1日が終わる時間帯に回答が集中していることから、大学の授業やバイトなど用事などが終わり、手が空いたタイミングで漫画を読む方が多いと言えます。
また【休日】の場合も「20時~22時」「22時~24時」がボリュームゾーンとなっていますが、「16時~20時」も25%以上の回答率となり、休日のほうが、読む時間帯にバラつきが出ています。

\さらに調査!漫画を読む場所やよく読むジャンルとは?大学生の漫画事情が明らかに/

調査資料ダウンロードはこちら

2,大学生はどのように漫画を読む? 紙媒体or電子書籍は男女で異なる結果に!?

Q.普段漫画はどのようにして読みますか?

Q.普段漫画はどのようにして読みますか?※基準※
・大手ECサイト:例)楽天、Amazonなど
・電子書籍配信サイト:例)コミックシーモア、Renta!など

(n=331 内訳:【男性】n=160、【女性】n=171)

続いて、漫画を読む方法について調査すると、「書店で購入」が55.9%で最多となり、半数以上が実際に漫画本を購入して読んでいることが分かります。2位は「電子書籍配信サイトで無料版を読む」30.5%となりました。

男女別の傾向を見てみると、男性は6割が「書店で購入」を回答しており、「宅配サービスで紙の漫画をレンタル」も女性より回答率が高いことが分かります。一方で女性は「電子書籍配信サイトで無料版を読む・購入」の割合が男性よりも高くなっています。女性の場合は無料版で試し読みをしてから、サイトで購入する流れも多いと考えられます。

Q.普段漫画を読む際に使用しているデバイスを教えてください。

Q.普段漫画を読む際に使用しているデバイスを教えてください。

(n=331 内訳:【男性】n=160、【女性】n=171)

漫画を読むデバイスについては、「スマートフォン」63.1% と「紙媒体」61.9%が僅差の結果となりました。

また男女別に見てみると、男性は「紙媒体」が65.0%、女性は「スマートフォン」が69.6%となり、それぞれ1位が異なる結果に。前述の結果からも、男性は「紙媒体」の漫画を書店で購入することを好む一方で、女性は「紙媒体」だけでなく「電子書籍」を配信サイトで読む・購入する傾向がありそうです。

\もっと深掘り!大学生がよく使う電子書籍配信サイトとは?ランキングで発表!/

調査資料ダウンロードはこちら

3,大学生の人気漫画ランキングを発表!漫画を選ぶ基準も深掘り

Q.直近3か月以内に読んだ漫画で、最も面白かった作品を教えてください

Q.直近3か月以内に読んだ漫画で、最も面白かった作品を教えてください。

※自由回答から回答の多い順にランキング(n=331)

実際に読んだ漫画の中で面白かった作品について調査すると、1位「ONE PIECE」2位「呪術廻戦」3位「名探偵コナン」となりました。特に「ONE PIECE」は圧倒的な票数となり、男女ともに人気な作品であることが明らかです。
また上位作品はすべてアニメ化されているという共通点があり、アニメを見て漫画もハマったという方も多いのではないでしょうか。

\さらに調査!大学生に人気な少年漫画・少女漫画をランキングで発表!魅力を感じるも調査/

調査資料ダウンロードはこちら

Q.漫画を読む際に何を基準に選びますか?

Q.漫画を読む際に何を基準に選びますか?

(n=331 内訳:【男性】n=160、【女性】n=171)

では数多くある作品の中から大学生は何を重視して漫画を読んでいるのでしょうか。読む時の基準について調査してみると、1位「ストーリー性」63.8%、2位「イラスト」56.5%となりました。男女ともに最も重視しているのは「ストーリー性」のようです。

また男女別に見てみると、女性は「ストーリー性」と同じくらい「イラスト」も重視していることが分かります。また男性は「アニメ化されている」の回答率も一定数あり、前述の人気漫画作品の考察を裏付ける結果となりました。

\もっと深掘り!読みたいと思う漫画の要素について調査!男女で異なる結果に!/

調査資料ダウンロードはこちら

4,漫画を読む前の情報収集から読んだ後の行動まで一連の流れを調査

Q.漫画の情報収集方法について教えてください

Q.漫画の情報収集方法について教えてください

(n=331 内訳:【男性】n=160、【女性】n=171)

続いて情報収集方法については、「SNS」が52.6%で最多の結果に。次いで「テレビ」34.7%、「友人」27.2%となりました。

また男性の場合は「ニュースサイト・ウェブメディア」「まとめサイト」の回答率も一定数ありました。

\もっと深掘り!SNSの回答者の中でもよく見ているコンテンツとは?男女別の傾向も考察!/

調査資料ダウンロードはこちら

Q.漫画を読んだ後の行動について教えてください

Q.漫画を読んだ後の行動について教えてください

(n=331 内訳:【男性】n=160、【女性】n=171)

さらに漫画を読んだ後の行動については、「友人・知人に薦める」が29.0%で最多の結果に。自分が読んで面白かった漫画は他の人にも薦めたいと思い、実際におすすめする方が多いようです。次いで「SNSで同じ漫画を読んだ人の感想を確認する」27.5%、「友人・知人と感想を言い合う」25.1%となりました。

男女別の結果では、女性の場合「グッズを購入する」が22.2%と男性に比べて高くなっており、友人やSNSでのシェアにとどまらず推し活に発展していることが読み取れます。

まとめ

  • 漫画を読む頻度は「月2~3冊」が最多
  • 漫画を読む時間帯「20時~22時」「22時~24時」が平日・休日どちらもボリュームゾーン
  • 漫画は 「書店で購入」して読むが55.9%、特に男性の割合が高い
  • 3か月以内に読んで面白かった作品は1位「ONE PIECE」2位「呪術廻戦」3位「名探偵コナン」
  • 漫画を選ぶ基準は「ストーリー性」「イラスト」
  • 漫画に関する情報収集方法は「SNS」が半数以上
  • 漫画を読んだ後の行動は「友人・知人に薦める」「SNSで同じ漫画を読んだ人の感想を確認する」「友人・知人と感想を言い合う」が多い傾向

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、漫画を読もうと思ったきっかけ大学生に人気の少年漫画・少女漫画ランキングなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

関連記事紹介
10代女子の漫画に関する調査結果をご紹介しています。
◆次に流行る?10代女子に人気の漫画。人気上位に『ハニーレモンソーダ』

  • 調査対象

    18~23歳/未婚/子どもなし/大学生/月に1冊以上、少年漫画または少女漫画を読んでいる

  • 有効回答数

    331件

  • 調査時期

    2024年4月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

TikTokやYouTubeといった各SNSや恋愛リアリティー番組などがきっかけで、10代女子の間でたちまち人気となるインフルエンサー。今最も10代女子に影響力のあるインフルエンサーランキングの最新版をお届けします。

10代女子が選ぶインフルエンサーランキング

1位:むくえな (17.6%)

トウシンダイ幼馴染ツインズ「むく」と「えなぴ」の2人組女性YouTuberが栄えある1位を獲得。アンケートでは『見ている側も思わず笑ってしまうテンション感が好き』『可愛いのに面白くて、2人を見ていると元気になる』などの声が寄せられた。書籍やデジタルシングルの発売などマルチに活躍する中、今年2024年8月には過去最大規模となる初のZeppツアー「Night Catcher for you」を東京・大阪・福岡の3都市で開催を予定している。

2位:ばんばんざい (15.0%)

「ぎし」「みゆ」「るな」の男女3人組YouTuberでSNS総フォロワー数は411万人以上(2024年4月時点)。大食いやドッキリなど企画や3人の会話の面白さが10代女子の間で話題に。また過去5つのデジタルシングルを発表するなどアーティストとしても活躍の場を広げている。2024年3月には結成5周年の記念した単独イベント「BNZooサミット2024~こんな私達がついに5周年を迎えちゃいました~」を開催するなど勢いが止まらない。

3位:おさき(14.7%)

SNS総フォロワー数230万人以上(2024年4月時点)を誇る10代女子に絶大な人気のインフルエンサーおさきが今年もランクイン。YouTubeチャンネル「おさき日記」では、飾らない等身大の姿や3妹弟で過ごす家族コンテンツなどがアップされており、彼女の可愛さはもちろんのこと、トークの面白さや妹弟との仲の良い様子が人気を集めている。

4位:MINAMI(13.0%)

YouTubeやTikTokを中心に活躍するインフルエンサー。アンケートでは『可愛い』『スタイルがいい』『ファン思いで努力家』などの声が圧倒的で、同年代の憧れの存在となっている。2023年からはアーティストとしても活躍の場を広げ、2024年2月にリリースした「ゼロ距離でいよう」はTikTokでダンス動画が投稿されるなど、常に10代女子の間で話題の中心となっている。

5位:ななこ (12.3%)

前回7位から5位へと順位をあげて今年もランクイン。岐阜出身・在住の動画クリエイターとして活動しており、SNS総フォロワー数は200万人超え(2024年4月時点)。特にメイクのHow to動画が人気で、「可愛いしメイクが真似しやすい」「実生活で真似しやすいメイクを発信している」との声が寄せられ、まさに10代女子のお手本の存在になっているようだ。

6位:みとゆな (11.8%)

「今日好き」への出演をきっかけに、最近ではテレビ出演やモデルとしても活躍中。2023年には、ドラマにも出演し初演技にもチャレンジした。2024年も勢いは止まらず、「超十代 ULTRA TEENS FES 2024@TOKYO」や「マイナビ TGC 2024 S/S」など様々なイベントへ出演しており、今年はより一層の活躍が期待される。

6位:莉子 (11.8%)

女優・モデルとマルチに活躍する莉子がランクイン。2020年「月とオオカミちゃんには騙されない」への出演をきっかけに、10代からの熱烈な支持を得ている。近年では「アオハライド」や「なのに、千輝くんが甘すぎる。」など、10代の間で人気の作品に多数出演しており、2024年も目が離せない。

8位:ふくれな (11.6%)

YouTubeのチャンネル登録者数187万人(2024年4月時点)を誇る人気YouTuberがランクイン。彼女がプロデュースするコスメブランド「CipiCipi(シピシピ)」は10代女子から圧倒的な支持を得ており、涙袋アイテムやリップは定番アイテムとなっている。アンケートでは、『努力して可愛く・垢抜けていく姿や、明るくて面白いキャラクターが好き』などの回答が集まった。

9位:さくら (10.7%)

SNS総フォロワー数435万人以上(2024年4月時点)の人気インフルエンサー。特に10代はTikTokで彼女のことを知った層が多く、アンケートでも『TikTokでずっと見ていた』という声も。モデルとしても活躍しており、今年はすでに「超十代 ULTRA TEENS FES 2024@TOKYO」「関コレ」など、大きなイベントにも多数出演。2024年3月に高校を卒業し、これからさらに活躍することが予想される。

10位:実熊瑠琉/みくまるる(10.3%)

「今日好き」シリーズへの出演がきっかけで10代女子の間で人気を博した。さらに「今日好き」出身者が集結した「超十代 ULTRA TEENS FES 2024@TOKYO」への出演が話題に。2024年2月には「実熊瑠琉×WEGO私物サイン会」が行われるなど、熱烈なファン層を獲得している。

まとめ

以上、【2024年4月版】10代女子が選ぶインフルエンサーランキングでした。

前回のランキング同様に女性インフルエンサーが独占する結果となりました。近年は動画配信に限らず、アーティストや俳優、プロデュースなど幅広く活躍するインフルエンサーが多く、マルチな才能をもつ彼女たちに10代女子は刺激を受けていることが分かります。

10代女子のトレンドやインサイトに大きく影響を及ぼす存在ですので、今後の最新トレンドのキャッチアップに、本調査をぜひお役立ていただけますと幸いです。

お問い合わせ

「消費者のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「インフルエンサーアサインを検討したい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

  • 調査対象

    マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)

  • 有効回答数

    ①初回 n=93件 ②2回目 n=332件
    (2段階に分けて定量調査を実施。初回は名称をFAで聴取し、2回目は初回であがった名称を選択式で実施。)

  • 調査時期

    2024年1月~2024年3月

  • 方法

    インターネット調査

共働き層が愛用する子育てアプリランキング 使用したきっかけやアプリに求める要素も調査!

無数に存在するアプリの中で子育て層が愛用しているアプリとは?今回は、共働き子育て層の25歳~35歳の男女401人を対象に、子育てに関連するアプリについてアンケート調査を実施しました。実際に使っているアプリをジャンル別にランキングで発表します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,使用している子育て関連アプリとは?課金についても調査!

Q. 子育て関連のアプリは何を使用していますか?

Q. 子育て関連のアプリは何を使用していますか?

(n=401)

まず実際に使用している子育てアプリについて調査したところ、 「写真管理・共有」64.8%が最多となり、次いで「育児記録」61.4%となりました。近年は子どもの写真や成長記録を管理するのにアプリを使用している方が多いことが分かります。今回はこちらの4項目のアプリについてさらに深掘りしていきます。

Q.子育て関連のアプリに月にどれくらい課金していますか? 

Q.子育て関連のアプリに月にどれくらい課金していますか?

(n=401)

子育て関連のアプリに対して、どれくらい課金しているかについて調査すると、「課金はしない」が62.8%となり、半数以上は無料のアプリを利用していることが分かります。また課金をしている方の中では、「500円未満」が最多結果となりました。

\さらに調査!アプリを使用している時間帯は?ボリュームゾーンを調査/

調査資料ダウンロードはこちら

2,【ジャンル別】子育て関連アプリランキング

Q.【育児記録】で使用しているアプリ名を教えてください。

Q.【育児記録】で使用しているアプリ名を教えてください。

※「育児記録」のアプリを利用していると回答した方 (n=246)
※自由回答から回答の多い順にランキングを作成

育児記録のアプリは、1位「ぴよログ」2位「まいにちのたまひよ」3位「ママリ」の結果となりました。身長体重に加えて、ミルクや排泄、睡眠などを細かく記録できる点や成長の記録がグラフ化されて一目で見やすい点などが人気の理由のようです。
他にも「トツキトオカ」「ステップ離乳食」「ninaru baby(ニナルベビー)」などのアプリ名も複数挙げられました。

Q.【写真管理・共有】で使用しているアプリ名を教えてください。

Q.【写真管理・共有】で使用しているアプリ名を教えてください。

※「写真管理・共有」のアプリを利用していると回答した方 (n=260)
※自由回答から回答の多い順にランキングを作成

写真管理として使用しているアプリでは「みてね」を挙げた方が大多数を占める結果に。「みてね」では、子どもの写真や動画を無料、かつ容量無制限でアップロードでき、リアルタイムで送信が可能なことから、夫婦だけでなく祖父母や親せきとも共有できる点が魅力のようです。
その他「アルバス」「Amazonフォト」などの意見もありました。

Q.【家計簿】で使用しているアプリ名を教えてください。

Q.【家計簿】で使用しているアプリ名を教えてください。

※「家計簿」のアプリを利用していると回答した方 (n=115)
※自由回答から回答の多い順にランキングを作成

家計簿アプリでは「マネーフォワード」や「Zaim」「シンプル家計簿」などが挙げられました。家計簿アプリは「口座の連携」や「自動的に分類」「グラフ化」など分かりやすく一括管理できる点が選ばれる理由の一つと考えられます。
その他は「かけ~ぼ」「Dr.Wallet」なども挙がりました。

Q.【子ども向け・知育】で使用しているアプリ名を教えてください。

Q.【子ども向け・知育】で使用しているアプリ名を教えてください。

※「子ども向け・知育」のアプリを利用していると回答した方 (n=130)
※自由回答から回答の多い順にランキングを作成

知育アプリでは様々な回答が挙がりました。中でも多かったアプリは、1位「YouTube/YotuTube Kids」2位「しまじろうクラブ」3位「こどもちゃれんじTV」の結果となりました。

またこれらのカテゴリー以外にもスケジュール管理の「TimeTree」やトイレトレーニングやポイントプログラムがある「ムーニー」のアプリなどの意見が挙がりました。

\もっと深掘り!各アプリを利用している理由をユーザーの声から分析!/

調査資料ダウンロードはこちら

3, アプリに求める要素とは?男女別で異なる結果に

Q.記録・管理系のアプリに求める要素を教えてください。

Q.記録・管理系のアプリに求める要素を教えてください。

※「育児記録」「写真管理・共有」のアプリを使用していると回答した方 (n=335 内訳:【男性】n=147、【女性】n=238)

続いて記録・管理系のアプリに求める要素について調査すると、「共有機能(家族で共有できる)」63.4%が最多となりました。

特に男性の割合が高く、自分以外も共有したり更新できるものを重視しているようです。一方女性の場合は「操作が簡単」や「1つのアプリで様々な記録ができる」の回答率が男性に比べて高くなっていることが分かります。共働きで忙しいママにとって、1つのアプリの中で完結し、簡単に記録できる点がアプリで管理するメリットだと感じているのではないでしょうか。

4,子育て関連アプリを知ったきっかけも調査!

Q.子育て関連のアプリを知ったきっかけを教えてください。

Q.子育て関連のアプリを知ったきっかけを教えてください。

(n=401 内訳:【男性】n=156、【女性】n=245)

さらに子育て関連のアプリを知ったきっかけについても調査してみると、「SNS」が44.9%で最多となりました。また男女別では、男性の場合は女性に比べて「テレビ」の回答率が高い結果となりました。

\もっと深掘り!SNSの中で見られているツールや子育て関連の検索ワードを調査!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

まとめ

  • 子育て関連アプリの中でも「写真管理・共有」 「育児記録」 のアプリは、6割以上が登録している
  • 【育児記録アプリ】1位「ぴよログ」、2位「まいにちのたまひよ」、3位「ママリ」
  • 【写真管理・共有アプリ】1位「家族アルバム みてね」、2位「Googleフォト」、3位「LINE」
  • 【家計簿アプリ】1位「マネーフォワード」、2位「Zaim」、3位「シンプル家計簿」
  • 【子ども向け・知育アプリ】1位「YouTube/YouTube Kids」、2位「しまじろうクラブ」、3位「こどもちゃれんじTV」
  • 子育て関連アプリを知ったきっかけは「SNS」が最多。男性は「テレビ」、女性は「友人」の回答も多数派

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、アプリの使用時間検索ワードなどについてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

  • 調査対象

    25~35歳/既婚/子どもあり/正社員、公務員・団体職員/配偶者が正社員、公務員・団体職員/子どもの年齢0~6歳

  • 有効回答数

    401件

  • 調査時期

    2024年2月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年版】10代女子が選ぶ!人気キャラクターランキング 好きになったきっかけや購入したくなるグッズのポイントを徹底調査!

今回は2024年版のキャラクターランキングをご紹介します。前回結果と比較して今年の傾向を分析。これから10代女子の間で流行りそうな新キャラクターについても調査しました。さらに好きなキャラクターのポイントやグッズ、コラボ商品などの消費傾向についても詳しく解説します。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,【2024年版】好きなキャラクターランキングを発表

Q. あなたが好きなキャラクターを教えてください。

Q. あなたが好きなキャラクターを教えてください。

(n=129)

好きなキャラクターについて10代女子に聞いてみると、「ちいかわ」「おぱんちゅうさぎ」22.5%が同率で1位となりました。

昨年のランキングと比べると「ちいかわ」人気はそのままに、「おぱんちゅうさぎ」は5位→1位へと大きく支持を伸ばしていることが分かります。
次いで2位「ハローキティ」17.1%、3位「んぽちゃむ」16.3%と2位以下も昨年と比べてランクインしているキャラクターに変動がありました。3位の「んぽちゃむ」は「おぱんちゅうさぎ」と同じクリエイターの方のキャラクターとなっており、シリーズでじわじわと人気を集めているようです。

Q. その中でも特に好き・推してるキャラクターを教えてください。

Q. その中でも特に好き・推してるキャラクターを教えてください。

(n=118)

さらに中でも特に好き・推しているキャラクターについて調査したところ、1位「ハローキティ」11.9%、2位「おぱんちゅうさぎ」10.2%と順位が入れ替わる結果となりました。

今年で誕生50周年を迎える「ハローキティ」は、『小さい頃からサンリオが大好きだった』『テーマパークに行って好きになった』など、幼少期から親しみをもっている方に加えて、大きくなってからファンになる方も多いようです。

一方で「おぱんちゅうさぎ」や「ちいかわ」は『見た目の可愛さ』×『エピソードが不憫、可哀そう』というギャップのある設定にハマる10代女子が多いようです。

 

\もっと深掘り!好きになったきっかけや理由を10代女子のリアルなエピソードと合わせて分析/

調査資料ダウンロードはこちら

 

2,10代女子はどんなキャラクターが好き?好きなポイントから分かる傾向を解説!

Q. キャラクターの好きなポイントを教えてください。

Q. キャラクターの好きなポイントを教えてください。

(n=118 内訳:【高校生】n=80、【大学・専門学生】n=38)

キャラクターの好きなポイントについては1位「ビジュアル」79.7%となり、約8割の方が見た目を重視していることが分かります。次いで2位「色合い」39.0%、3位「フォルム」33.1%となりました。

また年代別に注目してみると、大学・専門学生は「キャラクターの設定・コンセプト」の回答率が高く、キャラクターの見た目に限らず、その背景まで理解して魅力に感じているようです。
一方で高校生の場合は「キャラクターの言葉」にも一定数の支持がありました。2023年のトレンドランキング<コトバ部門>ではキャラクター「んぽちゃむ」の口癖である『~ちゃむ』がランクインするなど、キャラクターの特徴的な話し方が10代の間でトレンド化することもあるようです。

 

\さらに調査!好きなキャラクターへの推し活は?高校生のほうが消費に活発な傾向に?!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

3,好きなキャラクターのグッズ事情!10代女子が購入するグッズのポイントを深掘り

Q. 好きなキャラクターに対して持っているグッズは何ですか?

Q. 好きなキャラクターに対して持っているグッズは何ですか?

(n=118)

続いて好きなキャラクターのグッズに関する調査では、「ぬいぐるみ」「キーホルダー」の回答率が50%以上の結果となりました。ぬいぐるみやキーホルダーはスクールバッグにつけたり、友達とお揃いで身に付けたりできることから10代女子に人気であると推測します。また約3割の方は「ペン類」や「ポーチなどの小物類」を持っていると回答しており、全体的に学校でも使えるものを持っている傾向にあるようです。

Q. 購入したいと思うグッズのポイントは何ですか?

Q. 購入したいと思うグッズのポイントは何ですか?

(n=118)

購入したいグッズのポイントについては、1位「使う頻度が高い」39.0%、2位「実用性が高い」37.3%、3位「価格が安い」34.7%の結果となりました。前述の持っているグッズの設問と合わせても日常的に使ったり、身に着けたりできる商品に魅力を感じていることが分かります。

 

\さらに調査!グッズ購入に使う金額とは?10代女子の相場をチェック!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

4,好きなキャラクター×〇〇でさらに消費が加速!10代女子にささるコラボ商品・サービスとは?

Q. 好きなキャラクターとコラボした商品・サービスについて過去に購入・使用したことがあるものを教えてください

Q. 好きなキャラクターとコラボした商品・サービスについて過去に購入・使用したことがあるものを教えてください

(n=118)

さらにコラボ商品やサービスについて、過去に購入・使用したことがあるものは「文房具」と「食品・お菓子」が同率で最多の結果となりました。コンビニなどで手軽に購入できることや単価の安さからついつい購入してしまうという声が多くありました。次いで「コラボフード・コラボカフェ」は22.0%となり、好きなキャラクターがコンセプトとなっているカフェやレストランは実際に足を運ぶ10代女子も多いことが分かります。

 

\さらに深掘り!コラボ商品・サービスを購入した10代女子の具体的なエピソードを公開!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

5,【2024年流行予測】今年流行りそうなキャラクターとは?話題になりつつあるキャラクターも紹介!

Q. 2024年に流行ると思うキャラクターを教えてください。

【ランキング表】
Q. 2024年に流行ると思うキャラクターを教えてください。【ランキング表】

2024年に流行りそうなキャラクターについての調査では、1位「おぱんちゅうさぎ」2位「ちいかわ」3位「んぽちゃむ」という結果になりました。すべて好きなキャラクターで上位に挙がっていたキャラクターであり、そのまま今年も継続して人気になると予想されます。

【複数回答ピックアップ】
Q. 2024年に流行ると思うキャラクターを教えてください。【ピックアップ】

また複数回答があったキャラクターの中からピックアップしてみると、新たにこれから人気になりそうなキャラクターが浮かびあがってきました。おぱんちゅうさぎの仲間の「きみまろ」、ちいかわの仲間の「くりまんじゅう」、サンリオの「ぼさにまる」など今人気なキャラクターの同クリエイターのキャラクターが多く挙げられていました。

 

\さらに調査!次に流行るキャラクターを知ったきっかけとは?SNS?それとも…?/

[ 調査資料ダウンロードはこちら

まとめ

  • 【2024年版】好きなキャラクターランキング
    └第1位「ちいかわ」「おぱんちゅうさぎ」 第2位「ハローキティ」 第3位「んぽちゃむ」
  • キャラクターの好きなポイントは「ビジュアル」が約8割
    └高校生:「キャラクターの言葉」への注目度も高く、コトバ自体が流行ることもある
    └大学・専門学生:「キャラクターの設定・コンセプト」の回答率が高く、見た目とその背景にも魅力を感じることが多い
  • 好きなキャラクターのグッズは「ぬいぐるみ」「キーホルダー」を持っている
  • 好きなキャラクターのコラボ商品・サービスは「文房具」「食品・お菓子」を購入
  • 【2024】流行りそうなキャラクターランキング
    └第1位「おぱんちゅうさぎ」 第2位「ちいかわ」 第3位「んぽちゃむ」
    └「きみまろ」「くりまんじゅう」「こぎみゅん」など新たなキャラクターも挙がっている

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、2024年版キャラクターランキングの全体結果好きになったきっかけ・コラボ商品購入に関する10代女子のリアルなエピソードもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

関連記事のご紹介

【2023年版】どれだけ知ってる?女子高生に人気なキャラクターランキング!

  • 調査対象

    13~22歳のマイナビティーズ会員

  • 有効回答数

    129件

  • 調査時期

    2023年12月~2024年1月

  • 方法

    インターネット調査

【2024年版】10代女子が予測!今年流行る食べ物やスイーツを調査!トレンド化するポイントや情報収集方法、購入後の行動まで解説

2024年に10代女子の間で流行る食べ物やスイーツを予測!さらに今回は流行が生まれるポイントや情報収集方法についても解説しています。昨年流行った食べ物のアンケート結果も合わせてランキングを発表。まだ大人が知らない、10代のトレンド情報をいち早くお届けします。

\全体の調査結果や解説はこちらから無料でダウンロードいただけます/

調査資料ダウンロードはこちら

1,【2024年予測】今年流行る食べ物・スイーツは・・・?

Q.2024年に流行ると思う食べ物を最大で3つまで教えてください。


Q.2024年に流行ると思う食べ物を最大で3つまで教えてください。

(n=146 内訳:【高校生】n=95、【大学・専門学生】n=51)

2024年に流行ると思う食べ物やスイーツについて、10代女子に調査したところ、1位は「猫プリン」37.7%となりました。他の項目と差をつけた結果となり、「SNSでよく見る」といった声が多く、すでに人気な様子が伺えます。次いで2位「リボンケーキ」19.9%、3位「大豆ミート」 17.1%となりました。

年代別に注目してみると、「リボンケーキ」は高校生の割合が高く、『韓国風な感じがかわいい』といった声がありました。また大学生の場合は「大豆ミート」「アサイーボウル」の回答率が高くなっています。2024年は“韓国風”、“ヘルシーフード”もキーワードになっていきそうです。

1猫プリン

1位【猫プリン】

【引用元:「NAMCHINI82 CAFE」公式インスタグラム(@namchini82cafe)】 

韓国で話題となった猫プリンが日本に上陸。皿を揺らすとぷるぷると揺れる「猫プリン」が特に注目のメニューとなっています。InstagramやTikTokなどのSNSで、揺れる姿を写した動画が話題になっていて、『ふるふるしてて、とにかくかわいい』という声が多数でした。「猫プリン」は、2024年最も注目のフードと言えそうです。

2リボンケーキ

2位【リボンケーキ】

【引用元:「un. the cake shop」公式インスタグラム(@un.cake_)】 

2位にランクインしたのは、「リボンケーキ」。昨年流行した「2Dケーキ」に続いて、今年も韓国風のケーキが注目を集めています。「リボンケーキ」は、誕生日や記念日だけではなく、推しの誕生日を祝う推し活としても注目されそうといった声も!また、2023年後半からヘアアレンジや洋服にもリボンをよく見かけるようになり、リボンモチーフ×ケーキの斬新なかわいさが10代女子に人気のようです。

3大豆ミート

3位【大豆ミート】

【マイナビティーンズ会員】

近年、健康や美容、環境への配慮から食生活を見直す人が増えている中、肉の代替品として、じわじわと浸透しつつある「大豆ミート」が10代女子の間でも注目を集める結果に。『身体によさそう』といった声が多く、若年層も美味しくヘルシーな食べ物を取り入れる傾向が高まってきているようです。

 

\もっと深掘り!10代女子のリアルなコメントから流行りそうな理由を紹介/

調査資料ダウンロードはこちら

 

2,【2023年結果】昨年流行った食べ物・スイーツは断トツ「10円パン」

Q.2023年に流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください。

Q.2023年に流行ったと思う食べ物を最大3つまで教えてください。

(n=146 内訳:【高校生】n=95、【大学・専門学生】n=51)

続いて2023年に流行ったと思う食べ物については、2022年のフード予測で1位だった「10円パン」が73.3%で圧倒的1位の結果でした。メディアで取り上げられたことや実際に行列が出来ている様子を見て、流行っていると感じた方が多かったようです。

また2位の「2Dケーキ」は特に高校生の回答が多く、『実際に自分で作った』という声もありました。2Dをテーマとしたカフェや自分で作れる手軽さといった多様さが流行った理由のようです。

1【10円パン

1位【10円パン】

【引用元:「大王チーズ10円パン」公式インスタグラム(@10yenpan_official)】 

昨年予想1位だった「10円パン」が、予想通り2023年流行った食べ物ランキングでも堂々の1位に!レトロな10円硬貨の見た目や、中に入ったチーズが伸びる様子がSNS映えすることで話題になりました。実際に食べたことがあるものとしても1位に選ばれており、手軽に購入できる点も人気の理由と言えるでしょう。

2【2Dケーキ

2位【2Dケーキ】

【マイナビティーンズ会員】

2位に選ばれた「2Dケーキ」も、流行る食べ物予想と同じ順位でランクイン。イラストや写真のように2D(平面)に見える見た目が人気を集めました。また自分でも簡単につくれるといった、実際に挑戦しやすいところも人気の理由になっているようです。

3【ボンボローニ

3位【ボンボローニ】

【マイナビティーンズ会員】

3位にランクインしたのは、イタリア発祥のドーナツ「ボンボローニ」。一般的な穴の空いたドーナツとは異なり、揚げた生地にカスタードをたっぷり詰め込み、砂糖をまぶして作ります。丸くボリュームがあり、可愛らしい見た目が10代女子に人気となりました。流行の背景として専門店やパン屋で購入できるなど、ボンボローニを販売する店が増えたことも挙げられるようです。

 

\さらに調査!実際に食べたことあるフードは?流行りと購入率のギャップを分析/

調査資料ダウンロードはこちら

Q.2023年流行りの食べ物をよく食べた場所はどこですか?


Q.2023年流行りの食べ物をよく食べた場所はどこですか?

(n=146)

2023年に流行った食べ物を多く食べた場所は、1位「新大久保」36.3%、次いで「渋谷」「原宿(表参道)」の順となりました。『2023年流行フード予測』で調査した際には、「渋谷」が1位の結果でしたが、最近は「10円パン」や「2Dケーキ」のように韓国発祥の食べ物が人気であることから、「新大久保」に足を運ぶ10代女子が多くなってきているようです。

Q. これから流行りそうな食べ物を購入する時には何を重視しますか?


Q. これから流行りそうな食べ物を購入する時には何を重視しますか?

(n=146 内訳:【高校生】n=95、【大学・専門学生】n=51)

続いて、これから流行りそうな食べ物を購入する時に重視するポイントとしては、1位「味が美味しい」71.2%、次いで「見た目が映える」61.0%となりました。10代女子は「味」と同時に「映え」を重視していることが分かります。

さらに高校生は「見た目のインパクトが強い」の回答率も大学生に比べて高くなっています。可愛さや色合いなどの映え要素に加え、「猫プリン」のような動きがあるものや「リボンケーキ」「2Dケーキ」のようなホールケーキをアレンジしたものなど新鮮さ、斬新さが心惹かれるポイントになっていることが分かります。

 

\さらに調査!リピートしたい食べ物・スイーツのポイントは異なる結果に?!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

3,「写真映え」から「動画映え」へ!移り変わる10代女子の情報源

Q. 流行りの食べ物に関する情報はどこから得ていますか?


Q. 流行りの食べ物に関する情報はどこから得ていますか?

(n=146 内訳:【高校生】n=95、【大学・専門学生】n=51)

流行りの食べ物に関する情報収集方法について聞いてみると、「SNS」が84.9%で圧倒的に多数派となっています。「10円パン」や「猫プリン」など近年は韓国フードが日本に来てトレンドになる流れも多く、まだ日本に未上陸の段階からSNSでチェックしている場合もありそうです。

また年代別に見てみると高校生は「学校の友人」の回答率が高く、クラスや部活などの友達と話すことで広まっていくことも多いようです。

Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

Q. SNSで情報収集していると回答した方にお聞きします。情報収集しているものをすべて教えてください。

※「SNS」を選択した方 (n=124)

さらにSNSの情報収集について深掘りすると、「Instagram(インフルエンサー・有名人の投稿)」が最多となりました。投稿の種類としては、各媒体でインフルエンサー・有名人の投稿と、一般人の投稿が多い結果となりました。

また「TikTok」と回答した方も一定数いました。2024年予測の「猫プリン」も『揺らす動画をよく見る』『TikTokやInstagramのリールでまわってくる』といった声も多く、“写真映え”から“動画映え”へと段々とシフトしてきていることが伺えます。

 

\もっと深掘り!よく検索するワードやインフルエンサー名を公開!/

調査資料ダウンロードはこちら

 

4,「映えフード」は写真撮影・ストーリーズでシェアまでが流れ

Q. 流行っている食べ物を買った際に何をしますか?行っているものすべて選択してください。


Q. 流行っている食べ物を買った際に何をしますか?行っているものすべて選択してください。

(n=146 内訳:【高校生】n=95、【大学・専門学生】n=51)

流行の食べ物を購入した際の行動は、「食べ物の写真を撮る」が82.2%で最多、次いで「Instagramのストーリーズにアップする」45.2%となりました。10代女子に流行る食べ物は「映え」の要素が高かったことからも、写真を撮ることはマストであり、さらにその半数はInstagramのストーリーズにアップするまでが流れとなっているようです。

また高校生の場合は、「自撮りを含めた写真を撮る」「食べ物の動画を撮る」「友達に直接話す」などの回答率も大学生に比べて高く、食べた後のアクションも多いことが分かります。

まとめ

  • 【2024年】流行る食べ物・スイーツ予測
    └第1位「猫プリン」 第2位「リボンケーキ」 第3位「大豆ミート」
  • 【2023年】流行った食べ物・スイーツ
    └第1位「10円パン」 第2位「2Dケーキ」 第3位「ボンボローニ」
  • 【2023年】流行った食べ物をよく食べた場所は「新大久保」が最多
  • 流行りそうな食べ物のポイントは1位「味が美味しい」71.2%、次いで「見た目が映える」61.0%
  • 流行る食べ物やスイーツは「SNS」で情報収集する派が8割以上。特にInstagramのインフルエンサー・有名人の投稿から
  • 実際に食べに行った時の行動は「食べ物の写真を撮る」、「Instagramのストーリーズにアップする」

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、流行る食べ物を買いに行く相手や流行フードに関する実際の10代女子の回答もご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

関連記事のご紹介

【2023年10代女子が選ぶ流行フード予測】既にプチブレイク!?10円パンや2Dケーキetc…

  • 調査対象

    13~22歳のマイナビティーンズ会員

  • 有効回答数

    146件

  • 調査時期

    2023年12月~2024年1月

  • 方法

    インターネット調査

【2023年秋冬】10代女子が選ぶドラマランキング国内・海外ドラマを視聴するきっかけや視聴後の行動が明らかに

2023年10〜12月期で10代女子に人気のドラマランキングを発表。さらに今回は地上波以外の国内ドラマや海外ドラマについてもアンケート調査を実施しました。各ドラマを視聴するきっかけやドラマに求める要素、視聴した後の行動まで詳しく解説します。

【2023年10-12月期】10代女子に人気のドラマランキングを発表!

Q.今クールの国内ドラマ(23年10-12月)についてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。


Q.今クールの国内ドラマ(23年10-12月)についてお伺いします。あなたが今クールの国内ドラマで見ているものをすべて教えてください。

(n=163)

2023年10月~12月に放送されている国内ドラマのうち、10代が視聴している作品の1位は「マイ・セカンド・アオハル」31.3%となりました。アラサーOLが学び直しを決意し、令和の大学生に。恋に、勉強に、夢に奮闘する完全オリジナルストーリーのこのドラマは『道枝駿佑くんと広瀬アリスさんの掛け合いがとても好き』『胸きゅんがたっぷりあるのにコミカルでテンポ感がいいところ』などの声が集まりました。王道ラブコメディの要素が詰まった作品となり、見ている10代が多いようです。

次いで2位「家政夫のミタゾノ」27.0%、3位「いちばんすきな花」21.5%と続く結果となりました。

Q.その中で、最もはまっているドラマを教えてください。


Q.その中で、最もはまっているドラマを教えてください。

※「ドラマは一切見ていない」「地上波で放送しているドラマは見ていない」以外を回答した方(n=127)

一方で最もはまっているドラマは順位が変わる結果に。10代に一番支持された作品は「いちばんすきな花」となりました。“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”など丁寧に描く新スタイルのドラマは、『リアルな人間関係の悩みが描かれていて、共感できるところ。』『4人の関係性がどんどん深くなっていくところ』にはまっているという声があり、現代の若者が共感できるテーマ性が支持を得ていると言えます。

また2位は「家政夫のミタゾノ」となり、こちらは『とにかく面白い』といった声が多く、コメディ要素が10代女子にはまっているようです。

 

\さらに調査!今期のドラマを見ようと思ったきっかけとは?/

調査資料ダウンロードはこちら

 

【国内ドラマ】地上波ドラマの視聴状況について調査!1クールに見る作品数や視聴スタイルを深掘り

Q.地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品くらいドラマを見ますか?


Q.地上波の国内ドラマは1クールにつき、何作品くらいドラマを見ますか?

※「ドラマは一切見ていない」「地上波で放送しているドラマは見ていない」以外を回答した方(n=127)

1クールにつき地上波の国内ドラマを何作品くらい見ているのか聞いたところ、「3~5作品」が最多で31.5%、「1~2作品」と合わせると約6割となりました。『2023年4-6月人気ドラマに関する調査』で調査した際にも同様の傾向となっており、“テレビ離れ”と言われる10代も、ドラマは毎クール1~5作品ほどチェックしている方が多いようです。

Q. あなたが国内ドラマを見るときのスタイルについて、近いものを教えてください。【見る方法】


Q. あなたが国内ドラマを見るときのスタイルについて、近いものを教えてください。【見る方法】

※「ドラマは一切見ていない」「地上波で放送しているドラマは見ていない」以外を回答した方
(n=127 内訳:【高校生】n=81、【大学・専門学生】n=46)

Q. あなたが国内ドラマを見るときのスタイルについて、近いものを教えてください。【デバイス】


Q. あなたが国内ドラマを見るときのスタイルについて、近いものを教えてください。【デバイス】

※「ドラマは一切見ていない」「地上波で放送しているドラマは見ていない」以外を回答した方(n=127)

国内ドラマの視聴スタイルについて、まず【見る方法】は「録画をして後から見る」が多数派となりました。続いて視聴する【デバイス】については「家のテレビ(家族と共用)で見る」が最多ですが、回答率は58.3%と6割近くにとどまる結果となりました。「スマホで見る」が22.8%、さらに「自分の部屋のテレビ」「タブレット」など現在は時間や場所に縛られることなく視聴が可能になっていることからも、同じ時間に同じものを共有するという観点からは離れつつあり、個人単位の視聴も主流となってきていることが分かります。

特に「録画をして後から見る」「無料配信動画サービスの見逃し配信で見る」の割合が高い大学・専門学生は、授業やバイト、サークルなど日々のスケジュールが一定ではないため、自分の都合のいいタイミングで見ていると考えられる一方で、高校生の場合は、比較的リアルタイムの視聴率も高い結果となっています。

Q.あなたが今まで見た国内ドラマの中で、ドラマを見た後に起こした行動について、当てはまるものを教えてください。


Q.あなたが今まで見た国内ドラマの中で、ドラマを見た後に起こした行動について、当てはまるものを教えてください。

※「ドラマは一切見ていない」「地上波で放送しているドラマは見ていない」以外を回答した方(n=127)

国内ドラマの視聴後に起こした行動についても聞いてみると、「友達におすすめした」「無料配信動画サービスの閲覧期間中に繰り返し見た」が全体の50%を超える結果となりました。気に入った作品は人におすすめしたり、何度も見返す習慣があるようです。

さらにドラマの話題は友達と盛り上がることで共通認識となり、10代にとってその年の“トレンド”となっていく傾向があります。『10代女子が選ぶ2023年のトレンド傾向とこぼれ話』では大きく影響するドラマの要素について詳しく解説しています。

 

\もっと深掘り!高校生と大学生で行動に差が出るポイントとは?/

調査資料ダウンロードはこちら

 

【国内ドラマ】動画配信サービスの利用や見直したいドラマの傾向とは?

Q. 地上波で放送中のドラマ以外に【国内ドラマ】はどのサービスを使って見ていますか?


Q. 地上波で放送中のドラマ以外に【国内ドラマ】はどのサービスを使って見ていますか?

※「ドラマは一切見ていない」以外を回答した方(n=135)

Q.現在、地上波で放送中のドラマ以外で見ている、見ようと思っている【国内ドラマ】のタイトルを教えてください。


Q.現在、地上波で放送中のドラマ以外で見ている、見ようと思っている【国内ドラマ】のタイトルを教えてください。

※「ドラマは一切見ていない」「現在放送中のドラマ以外は国内ドラマは見ていない」以外を回答した方(n=127)

地上波で放送中以外で見ている国内ドラマについて、1番回答が多かったのは「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年放送)、2位「コウノドリ」(2015/2017年放送)となりました。ランクインしたものは、続編や映画化を含め、すべて2010~2020年代のドラマとなっており、比較的記憶に新しいものがランクインしています。ジャンルとしては医療ドラマや恋愛系が目立つ結果となりました。

 

\さらに調査!地上波以外の国内ドラマを見るようになったきっかけとは?/

調査資料ダウンロードはこちら

 

【海外ドラマ】視聴状況について深掘り調査!10代女子に人気なのは「〇〇ドラマ」

Q. 【海外ドラマ】はどのサービスを使って見ていますか?

Q. 【海外ドラマ】はどのサービスを使って見ていますか?



※「ドラマは一切見ていない」以外を回答した方(n=135)

続いて【海外ドラマ】に関しても調査しました。【国内ドラマ】に比べて、「海外ドラマは見ていない」の回答が多く、半数近くとなっています。【海外ドラマ】の場合は、基本的に有料サービスを利用しなければならないことが理由の一つとして挙げられます。また視聴している方の中では、「Amazonプライムビデオ」や「Netflix」が多い傾向となりました。 特に「Amazonプライムビデオ」は学割が適用されるので、有料の中でも手頃な価格で利用できる点が支持されていると考えられます。

Q.【海外ドラマ】を月にどれくらい見ていますか?


Q.【海外ドラマ】を月にどれくらい見ていますか?

※「ドラマは一切見ていない」「海外ドラマは見ていない」以外を回答した方(n=61)

【海外ドラマ】を視聴している方に月に何作品ほど視聴するか調査したところ「1話分」が全体の半数を占めていました。【国内ドラマ】と並行してみている場合が多いため、【海外ドラマ】を見る頻度はそこまで高くないことが伺えます。

Q.今見ている、これから見ようと思っている【海外ドラマ】のタイトルを教えてください。


Q.今見ている、これから見ようと思っている【海外ドラマ】のタイトルを教えてください。

※「ドラマは一切見ていない」「海外ドラマは見ていない」以外を回答した方(n=61)

また、視聴中・視聴予定の【海外ドラマ】については、1位「わかっていても」2位「恋愛革命」3位「愛の不時着」の結果となりました。4位の作品を合わせても、特に「韓国ドラマ」が人気であることが顕著に現れています。ジャンルとしては恋愛系がメインとなっています。

 

\もっと深掘り!海外ドラマを見るきっかけは?国内ドラマとの違いが明らかに/

調査資料ダウンロードはこちら

 

【国内・海外ドラマ】好きなジャンルや要素を調査!国内ドラマにしかない特徴が判明!

Q.あなたは、どのようなジャンルのドラマが好きですか?


Q.あなたは、どのようなジャンルのドラマが好きですか?

※「ドラマは一切見ていない」以外を回答した方(n=135)

好きなドラマのジャンルについては、【国内ドラマ】【海外ドラマ】どちらも1位「恋愛/ラブコメ系」2位「青春系」3位「感動系」の順となりました。地上波のドラマや海外ドラマのランキングからも恋愛ドラマが支持されていることは明らかです。国内・海外問わず、恋愛や青春など、自分たちにとって身近で親しみやすいジャンルが人気のようです。

また【国内ドラマ】は「コメディ/ギャグ系」も一定数を集めている一方で、【海外ドラマ】は「SF/ファンタジー系」が国内ドラマに比べて高くなっている特徴があります。

Q. あなたが「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?


Q. あなたが「魅力に感じるドラマ」には、どのような要素が含まれていますか?

※「ドラマは一切見ていない」以外を回答した方(n=135)

さらに魅力に感じるドラマの要素については、国内・海外ドラマどちらも「イケメン」が最多、次いで「美女」の順となりました。ドラマのジャンルとして「恋愛/ラブコメ系」が支持されていることからも、主人公となる男女のキャストを最も重視しているようです。

また国内・海外ドラマそれぞれで見てみると、【国内ドラマ】では「主題歌」が3位となっています。近年は主題歌に合わせて踊るダンス動画や1フレーズがSNSの音源として利用する等、音楽の拡散力が大きいこともあり、ドラマ本編に限らず「主題歌」をきっかけにバズったり話題になったりすることも多いと考えられます。

まとめ

  • 23年10〜12月期の10代女子に人気のドラマは「いちばんすきな花」、「家政夫のミタゾノ」、「マイ・セカンド・アオハル」
  • 地上波の国内ドラマは、毎クール1~5作品見ている派が多い
  • ドラマを見るスタイル
    └【見る方法】「録画して視聴する」が多数派、高校生は「リアルタイム」も多い
    └【デバイス】「家のテレビ(家族と共有)」が約6割、残り4割は個人で見るスタイル
  • 【国内ドラマ】TVerで視聴、2010~2020年代のドラマが人気
  • 【海外ドラマ】Amazonプライムビデオで視聴、韓国ドラマが人気
  • 好きなジャンルは「恋愛/ラブコメ系」が最多
  • 魅力に感じるドラマの要素は「イケメン」「美女」、【国内ドラマ】の場合は「主題歌」も重視

ダウンロード資料のご案内

ダウンロード資料では、本記事では紹介しきれなかった、国内ドラマのはまっているポイントについて実際の10代女子の回答もご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。下記ボタンよりご請求いただけます。

調査資料ダウンロードはこちら

  • 調査対象

    13~22歳のマイナビティーズ会員

  • 有効回答数

    163件

  • 調査時期

    2023年11月10日~2023年11月27日

  • 方法

    インターネット調査

マイナビティーンズラボのマーケターが語る!10代女子が選ぶ2023年のトレンド傾向とこぼれ話

【2023年】10代女子が選ぶトレンドランキングはチェックしていただけましたでしょうか。
ここでは今回発表したトレンドランキングの傾向や惜しくもランクインに至らなかったノミネート内容についてなど、ランキング内では語りつくせなかった10代女子のトレンドや実態について、座談会に参加したマーケターが惜しみなく解説します。

2023年のトレンドランキングの傾向は?

【コト部門】テレビは見なくても、気になるドラマは見ている!

インタビュアー
インタビュアー
今回のトレンドランキングの傾向としてはどうでしたか?

<コト部門>では「王様に捧ぐ薬指」「最高の教師」「トリリオンゲーム」「真夏のシンデレラ」といったドラマが多くランクインする結果となりました。
マーケターM
マーケターM

〈コト部門編〉

インタビュアー
インタビュアー
10代女子と同じ世代の若手俳優が出演していたり、高校を舞台にしているなど、
設定が自分達の日常に近い・親近感があるものが人気
という傾向があるってことですか?
そうですね。ですが、一番の理由は「好きな人が出ているから」だと思います。
高校生はテレビを見ない世代と言われていますし、座談会でもテレビは見ないという声が多い一方で、
「好きな人」「見たい人」が出ていればドラマを見ているというのが実態なんだなと感じました。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
たしかに、以前のドラマランキングの結果でも「魅力に感じるドラマ」の要素として、
1位「イケメン」54.1%
でした!まさに、10代女子がドラマを見る理由がここにあるんですね。
「イケメン」(=男性)というのもポイントですよね。
インフルエンサーランキングでは女性が独占でしたが、トレンドランキングの場合は男性の名前が多く挙がりました。
インフルエンサーの場合は自分もこうなりたいと憧れている人を連想する一方で、
流行ったヒトと聞かれると好きな人を連想しやすいため、男性が多いのかもしれません。
マーケターM
マーケターM
またドラマを見ているもう一つの要因は「TikTok」が大きいですね。
最近は公式アカウントがドラマの一部やメイキングシーンを抜粋して投稿したりすることもあり、
ドラマの情報にTikTokで触れる機会が多くなりました。
プロモーションをテレビ上だけでなくSNSで行うことにより、10代女子の目に留まっているようです。
マーケターM
マーケターM

【ヒト部門】【コトバ部門】ドラマやSNSが大きく影響を及ぼす結果に

インタビュアー
インタビュアー
また<ヒト部門>では、<コト部門>のドラマに出演されている方がランクインしている傾向がありますね。

ランキングからも、<ヒト部門>と<コト部門>は親和性が高いことが分かります。
さらに「ちょんまげ小僧」→「ひき肉です」や「やす子」→「はいー」など、<コトバ部門>とも関係している結果となっています。
フレーズがバズることでヒト自体も話題になる傾向があるようです。
マーケターM
マーケターM

<コトバ部門編>

インタビュアー
インタビュアー
なるほど。ヒト⇔コト、ヒト⇔コトバの繋がりが大きく、各部門の起点に共通するものは「TikTok」ということですね。

【モノ部門】キャラクターとBeReal.が大人気!

インタビュアー
インタビュアー
続いて<モノ部門>ではキャラクターが多くランクインしていましたね。

〈モノ部門編〉

「たべっ子どうぶつ」もキャラクターとして流行っており、計4つランクインした結果となりました。
ヒトの推しと違い、教室や友達との間で共通の話題になりやすいのは理由としてあると思います。
またネガティブな話題が少ないので、安心して「好き」という気持ちを継続することができるのもこれだけ愛される理由かもしれないですね。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
3位にランクインしている「BeReal.」は、10代女子に人気の新たなSNSとのことでしたが。
そうなんです。座談会でも多くの子が利用していると話していました。
リアルタイムに写真を撮影するため、盛れない時に手で顔を隠すことから、
コト部門>に「手で顔隠すポーズ」、さらにBeReal.でアップした内容を「~リアル」とコメントしてInstagramなど他のSNSに投稿するといったコトバも派生して話題となっていました。
マーケターM
マーケターM

【ウタ部門】ジャンルにとらわれず、良いものは良い!と思える柔軟性

インタビュアー
インタビュアー
また今回初の試みとなった<ウタ部門>の結果がいかがでしたか?

<ウタ部門編>

ランクインした曲はボカロPやK-POP、新たなアーティスト、リバイバルなど本当に様々な結果となりました。
ウタに関してもTikTokの影響が強く、またサブスクリプションで様々な音楽を聴くことができることが影響しているのか、
ジャンルにとらわれることなく、色んな音楽に触れていて柔軟性があるなという印象でしたね!
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
確かに様々なジャンルが入っているのがとても印象的ですね。
そんな中で7位の「Mrs. GREEN APPLE」(通称:ミセス)は曲としてではなく、アーティストとして名前を挙げる10代女子が多かったです。
「TikTokで流行った曲はアーティストをあまり認識していないけど、ミセスだけは新曲が出ると教室で話題になる」といったように。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
10代にとって定番のアーティストになっているんですね。
まさにミセスは10代の“青春バンド”といえると思います!(笑)
マーケターM
マーケターM

どんなキーワードがノミネートされてた?座談会でのこぼれ話

各部門のノミネートをピックアップ

【2023年】10代女子が選ぶトレンド 各部門ノミネート

※各部門ノミネートを順不同、一部抜粋して掲載しております。

【ヒト部門】ヒトだけではなく、関係性も丸ごと好き!

インタビュアー
インタビュアー
ランクイン以外にも様々な話題が出ていましたね。
<ヒト部門>「さんこは」「きょうあい」「やまあい」など、恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」(通称:今日好き)で誕生したカップルの愛称がいくつかノミネートされています。

ノミネートから抜粋

  • 「さんこは」
  • 「きょうあい」
  • 「やまあい」
「今日好き」は見ている10代女子が多く、座談会でも盛り上がっていました。
番組内でカップルになるとペアで注目を浴びることが多い印象でしたね。
番組自体が、カップルインフルエンサーの登竜門的な存在になっているような・・・
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
10代女子も一人一人を推しているというよりは、“カップルの関係性が好き”といった感じでしょうか?
恋愛リアリティ番組では二人がカップルになるまでの経緯も見ることができるので、その過去も含めて“関係性”が好きと思う子が増えてるかもしれないですね。
ちなみに、SNSではこういう関係性が好きな人たちを『関係性オタク』って言ったりします(笑)
マーケターM
マーケターM

【コト部門】映画への関心高め!口コミがきっかけで見に行く層も多数

インタビュアー
インタビュアー
<コト部門>ではランクインしたもの以外でも、映画が多くノミネートされていましたね。
10代にとっては距離的にも価格的にもちょうどいいエンタメ=映画になっているのかもしれません。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
今回のノミネート内容を見てみると、ジャンルも様々なのが印象的ですね。

ノミネートから抜粋

  • 「バービー」
  • 「交換ウソ日記」
  • 「ホーンテッドマンション」
  •  「キングダム 運命の炎」
  •  「THE FIRST SLAM DUNK」
そうですね。
ひと昔前は10代女子と言えば、「恋愛映画」の支持率が高いイメージですが、今はジャンル問わず人気のようです
また座談会では、観に行った人が友達に感想を話して、興味を持った人が映画を観に行って・・・といった、高校生同士の連鎖があるようでした。
高校生は直接口コミが広がり話題になる、高校や教室というクラスターの強さを改めて感じました。
マーケターM
マーケターM

【モノ部門】なによりまつ毛が大事!位置情報共有アプリの需要はある?

インタビュアー
インタビュアー
続いて<モノ部門>では印象に残ったものはありましたか?

ノミネートから抜粋

  •  「ウォンジョンヨのコスメ」
  • 「MILK TOUCHのマスカラ」
  • アプリ 「Jagat」
  • アプリ 「whoo」
  • 「大きめキーホルダー」
「MILK TOUCHのマスカラ」や「ウォンジョンヨのコスメ」もマスカラ人気が目立ってました。
韓国ではまつ毛に力を入れていることからも、10代女子も韓国アイドルのようなまつ毛になりたい!という需要があるのかもしれないですね。
10代女子に人気のコスメは韓国一強と言えそうです。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
アプリでノミネートされている「Jagat」「whoo」はどちらも位置情報共有アプリでしたよね。
そうです!以前は「Zenly」一強でしたが、サービス終了に伴い利用者が分散したようですね。
座談会の時には「こっちの友達はwhoo、あっちの友達はjagat・・・友達によって使っているアプリが知合うからどっちもインストールしているけど、使い分けるのが面倒」といった意見もありました。
このまま利用者が分散したままだと、位置情報共有アプリ自体需要がなくなっていくかもしれないですね。
マーケターM
マーケターM
また「大きめキーホルダー」は話題になっただけでなく、
座談会に来てくれた10代女子はみんなスクールバックに付けていて、本当に流行っていることを実感しました。
マーケターM
マーケターM

【コトバ部門】小さい単位で無数に生まれる新しいコトバ

インタビュアー
インタビュアー
<コトバ部門>に関しては毎回大変な印象ですが、今回はいかがでしたか?

ノミネートから抜粋

  • 「うちの子きゃわ」
  • 「~リアル」
  • 「四天王(してんのう)?」
  • 「産んだ」
コトバ部門は正直一番難しいです(笑)
今回の座談会でも「すきぴ」「かわちい」など、継続的に使われているコトバが増えてきて、さらに苦戦しました。
コトバは他の部門に比べて、新しいものが少なく、流行のサイクルが他よりも長い?のかもしれないですね。
さらにそれぞれの学校、教室単位で流行ってる身内ネタな場合も多く、1組目では「よく使っている」と話していても次の組では「全然使っていない」といった差が激しいのもコトバ部門の特徴かもしれません。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
今回ランクインしていた「なぁぜなぁぜ」や「ひき肉です」など、元ネタがあると一気にバズる傾向があるけれど、突発的なので予測ができないというのも、この部門を難しくしているポイントと言えそうですね。
そうですね!また使い方としては、日常的な話し言葉ではなく、
SNSの投稿やプリクラの落書きで使用するケースが多いのも今の10代女子の特徴
です。
マーケターM
マーケターM

【ウタ部門】「誰のウタか分からないけど知ってる」がデフォルトに

インタビュアー
インタビュアー
最後<ウタ部門>については、なにか苦戦したポイントはありましたか?

ノミネートから抜粋

  • NewJeans 「Ditto」「SuperShy」
  • LE SSERAFIM 「ANTIFRAGILE」「UNFORGIVEN」
  • シャイトープ 「ランデヴー」
  • チョーキューメイ 「貴方の恋人になりたい」
そもそも曲のタイトルを知らないという点ですね・・・!
「曲が流行った」というよりは「TikTokの音源として流行った」が多い印象でした。
曲名は知らないけど、フレーズを聞けば分かるなど。
10代女子みんなが口ずさんでいる歌詞を頼りに、私達が曲を調べてタイトルを見せても「それだとアンケートでは伝わらない」って言われちゃって、どうしたら伝わるか考えるのにとても苦戦しました・・・(笑)
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
少し前は音楽のサブスクリプションや“タイパ”の影響からイントロがない、または短い曲がヒットする傾向がありましたが、
今はサビに限らず、イントロなどでも切り取ったフレーズがバズるので、曲の長さなどは関係なくなってきていそうですね。
インタビュアー
インタビュアー
ちなみに「NewJeans」や「LE SSERAFIM」のようなK-POPの女性アイドルはノミネートとなっていますが、男性グループは話題にならなかったんですか?
2023年はK-POPの男性ダンス&ボーカルグループがたくさんデビューしていましたが、ダンスがメインな部分もあるので、
流行ったかと聞かれると“ウタ”ではなく“ダンス”で連想されるのかもしれないですね。
K-POPアイドルの話題だと、お手本にしたい・憧れ」の対象は女性グループというイメージです。そのため座談会で話題になるのも女性グループがメイン。
一方、男性グループは「推し」の対象になるので、好きな子は好きと、それぞれ分散されていてなかなか票が固まることはなさそうです。
マーケターM
マーケターM

2023年上半期のランキングから変化した点

インタビュアー
インタビュアー
最後に今年の上半期から変化が大きかった点を教えてください。
【ヒト部門】はサイクルの早さが印象的でしたね。
近年はオーディション番組も多いためか、3ヶ月ほどすれば話題が切り替わっていました。
反対に、映画(ドラマ)は話題になる寿命が長いイメージですね。
ヒト単位ではないため、推し関係なく、みんなで話す話題となっているからかもしれません。

【モノ部門】は上半期はスイーツが多かったですが、下半期はキャラクターが多かったです。
上半期は外出緩和となり、スイーツを外に食べに行ったけどもう飽きてしまった?(笑)
キャラクターは今のご時世、世界観が壊れない、安心感があるのかもしれないですね。

さらに今年は夏祭りやプールなど夏に出かけることが増えたり、学園祭で催しものができたりと、私服を着る機会が増えたことでファッション関連のランクインが前回に比べて目立ちました。
マーケターM
マーケターM
インタビュアー
インタビュアー
なるほど。10代女子のそもそものサイクルの早さに加えて、外出機会が増えたことによる消費傾向の変化が大きく影響した結果となったようですね!
次回はどんな変化があるか楽しみにしています。

【2023年】10代女子が選ぶトレンドランキングを発表!

2023年のトレンドランキングは、引き続き「TikTok」の影響が大きい結果となった。
音楽については「TikTokの音源で聞いたことがある」、ドラマについては「TikTokのおすすめに出てきて知った」といった声が多く、10代女子の間ではトレンド情報の起点はTikTokであり、そこから気になったものを調べる流れとなっているようだ。

また、モノ部門では“ゆるくてかわいい”がコンセプトのキャラクターが多くランクイン。キャラクターグッズを学生カバンやスマホに着けているという声が印象的だった。

今回は新たに〈ウタ部門〉を追加した計5部門のトレンドランキングを発表!

〈ヒト部門編〉

<ヒト部門編>

1位 『ちょんまげ小僧』

メンバー全員が中学生の6人組YouTuberグループ。コトバ部門でもランクインした“ひき肉です!”の挨拶がSNSで流行。2023年7月にチャンネル登録者数1,000人を突破してから、わずか1か月で登録者数100万人を達成し話題となった。動画の撮影や編集もグループ内で行い、そのクオリティの高さも称賛されている。

2位 『目黒蓮

9人組アイドルグループ「Snow Man」のメンバー。昨年大ヒットとなったドラマ「silent」の出演をきっかけに俳優としても才能を開花。今年は映画「わたしの幸せな結婚」で初単独主演、さらにコト部門でもランクインしたドラマ「トリリオンゲーム」ではゴールデンタイムの帯ドラマ初主演を務めた。俳優やモデル、バラエティーなどあらゆる分野での活躍から、10代女子の注目を集めている。

3位 『NewJeans

韓国の5人組ガールグループが上半期に続いてトップ3にランクイン。ウタ部門4位にも彼女たちの楽曲「OMG」がランクインするなど、新曲がリリースされる度に話題となっている。また、彼女たちが身にまとうY2K風のファッション(2000年代のトレンドを取り入れたファッション)を参考にする10代女子も多く、まさにトレンドアイコンとしてさらなる活躍に期待するばかりだ。

4位 『あの』

一人称を「ぼく」と話す独特な雰囲気や声に加えて、ブレのない切れ味鋭いコメントが唯一無二のキャラクターとなりバラエティー番組などで大ブレイク。さらにアーティストとしても活躍しており、ウタ部門にもランクインした「ちゅ、多様性。」は10代女子の間で話題となった。トレードマークの黒髪ボブや抜群のスタイルを活かしたファッションセンスなどビジュアル面のかわいさも注目されている。

5位 『やす子』

「元陸上自衛官」という異色の経歴をもつ女性お笑い芸人。上下迷彩柄の服装に七三分けという自衛隊スタイルが特徴でありながら、おっとりとした話し方がギャップとなりブレイクし、10代女子の間でも「かわいい」という声があがり人気を集めた。彼女の口癖「はいー」はコトバ部門でもランクインしている。

6位 『高橋文哉

今年流行った人は?と10代女子に聞くと、必ず名前が挙がる俳優の一人。2023年7月に公開された「交換ウソ日記」を見たという子も多く、今年も10代女子の間で話題になり続けた。6月にはアニメの声優にも初挑戦し、10月から放送中の「フェルマーの料理」ではゴールデンタイムの帯ドラマ初主演を果たすなど、これからも目が離せない。

7位 『鈴鹿央士

人気ドラマ「silent」への出演をきっかけに、2023年も「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」や、2023年3月にNetflix で全世界配信され話題になった「君に届け」など、10代女子の間で話題になっているドラマに出演し続けている。「MEN’S NON-NO」専属モデルとしても活躍しており、日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward」への登場も話題に。

8位 『佐野勇斗

5人組ボーカルダンスユニットM!LKのメンバー。コト部門にランクインしているTBSドラマ「トリリオンゲーム」に出演し、10代女子の間で話題に。インタビューでは、「“佐野飯”見てる!」「おもしろいから好き」などの意見もあり、彼自身が積極的に発信しているSNSをチェックし、好感を持っている10代も多いようだ。

9位 『山田涼介

コト部門3位にランクインしている「王様に捧ぐ薬指」で橋本環奈との共演が話題に。ドラマが始まる前から10代女子の間では「二人ともビジュが良すぎる!」と注目を集めた。中でもインタビューでは山田涼介がイケメンすぎる!と盛り上がる様子もあり、10代女子の中での人気がさらに急上昇している様子が伺えた。

10位 『MISAMO(ミサモ)

人気グループTWICEの日本人メンバー3人で構成されたユニットが2023年にデビュー。ユニット名の「ミサモ」は、ミナ・サナ・モモのそれぞれ頭文字を組み合わせたもので、デビュー以前からこの愛称で親しまれていた。2023年7月にMVを公開した「Do not touch」は、MV再生数8900万回(2023年11月時点)を超える大ヒットを記録。

〈コト部門編〉

〈コト部門編〉

1位 『MBTI診断

16種類のタイプから自分の性格が分かる性格診断テスト。2021年に韓国アイドルをきっかけに流行したが、内容が新しくなったことで再注目された。10代女子の間では、「会う度に何タイプか聞かれる」「自分の結果をSNSのユーザーネームやプロフィールに記載している」といった声があった。診断が定着化し、性格が合うかを判断する1つの基準となっているようだ。

2位 『推しの子

主人公の青年が死後、前世の記憶を持った状態で推していたアイドルの子供として生まれ変わるという始まりのコミック・アニメ作品。ファンタジー設定がベースにありつつも、復讐などのサスペンス要素も組み合わされた新しいストーリー展開が話題を呼んだ。2023年4月にアニメ化され、主題歌であるYOASOBIの「アイドル」は、ウタ部門で1位にランクイン。

3位 『王様に捧ぐ薬指

人気恋愛コミックのドラマ化。キャストは“ビジュアル最強コンビ”として話題になった橋本環奈と山田涼介で、ドラマが始まる前から「今回は絶対見る」「目の保養すぎる」と10代女子の間で注目を集めていた。劇中では、偽装結婚をすることになった主人公二人の掛け合いの面白さに加えて、徐々に惹かれ合う二人の描写やウェディングシーンなどの華やかな場面も多く、10代女子の心をつかむラブストーリー作品となった。

4位 『最高の教師

今年夏に日本テレビ系で放送された学園ドラマ。2019年に話題となった「3年A組-今から皆さんは、人質です-」を手掛けたプロデューサーと監督による、完全オリジナル脚本作品。先生役に松岡茉優、生徒役は芦田愛菜や加藤清史郎といった子役時代から活躍する実力派俳優に加え、今を時めく若手俳優が勢ぞろいした。学園ドラマという身近なテーマと同世代の俳優陣の活躍が10代女子の間で話題となった。

5位 『トリリオンゲーム

今年7月クールにてTBS系で放送されたドラマ。正反対な性格の二人がゼロからトップへと昇り詰める起業ストーリーで、キャストの目黒蓮と佐野勇斗の息の合ったバディ感が10代女子の間で話題となり、それぞれヒト部門にもランクインを果たしている。

6位 『カマキリダンス

TikTokerが付けた振付に対して、「カマキリの威嚇みたい」といったコメントから“カマキリダンス”としてTikTok上でバズった。10代女子の間では、「教室でみんな踊ってた」「頭から離れなくなる」といった声があり、中毒性のあるダンスがついつい見たくなる、やりたくなる現象を巻き起こしたようだ。

7位 『友達がやってるカフェ

原宿に今年4月オープン。店員がお客さんに対して「久しぶり!来てくれたんだ~」と知り合いのように出迎えたり、メニュー名が「いつも飲んでるやつ」などユニークな名前になっていたりと、まさに“友達が働いてるカフェ”に遊びに来た感覚が楽しめる体験型のカフェとなっている。10代女子からは「よくTikTokで動画が回ってきた」といった声が多く、オープンから瞬く間に話題となった。

7位 『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-

2部構成で公開された血のハロウィン編は2023年上半期に前半の「運命」がランクイン。そして後半の「決戦」も今回見事ランクインとなった。主演の北村匠海を筆頭に、若手実力派俳優が多数出演する豪華キャストに加えて、仲間との絆を描くアツいストーリーと迫力に10代女子の間でも大いに盛り上がったようだ。

9位 『真夏のシンデレラ

今年の夏にフジテレビ系で放送されたドラマ。森七菜と間宮祥太朗の豪華ダブル主演、真夏の湘南を舞台とした8人の男女が織りなす青春群像劇。“この夏、一番の恋の予感。”というキャッチフレーズの通り、「毎回キュンキュンする」「周りで見てる人多くて話題になってる」といった声が多く挙がった。

10位 『手で顔隠すポーズ

顔の前に手をかざして顔を隠しながら写真を撮る様子が10代女子の間で流行っているようだ。特にモノ部門で3位にランクインした「BeReal.」で使うシーンが多く、ランダムで通知が来るため、「寝起きやすっぴんの時によく顔隠すポーズする」といった声があった。

〈モノ部門編〉

〈モノ部門編〉

1位 『ちいかわ

“なんか小さくてかわいいやつ”、通称「ちいかわ」。昨年のコトバ部門に「ちいかわ構文」(ちいかわの世界で使われる独特な言い回しの文章やセリフを指す)がランクインするなど、10代女子の間で大人気となったキャラクターが1位に輝いた。SNS上で公開される漫画やアニメなど、ちいかわの不思議な魅力が10代女子の心をつかんでいるようだ。

2位 『おぱんちゅうさぎ』

上半期に続き、今回のランキングでも2位を獲得。ゆるくてかわいいキャラクターと、シュールで少しかわいそうな哀愁漂う姿が人気となった。テーマソングである「おぱんちゅうさぎソング」は、思わず口ずさむ10代女子もいるようだ。

3位 『BeReal.

2020年にフランスでリリースされたSNSが、今年に入り10代女子の間で流行。毎日特定の時間になるとアプリから通知が届き、2分以内に写真を撮影して投稿しなければならない仕組み。リアルタイムに写真を撮影するため、 “映え”や“加工”を意識せず、投稿することができる。10代女子の間では、「BeRealはもう日常だよね」という声もあがり、まさに彼女たちの日々を投影したSNSだといえそうだ。

4位 『んぽちゃむ

クリエイター「可哀想に!」が手がけたヨーグルトの妖精のキャラクター。一度見たら忘れられない可愛さが10代女子にウケている。インタビューで今年流行ったキャラクターは?と聞くと、ちいかわとおぱんちゅうさぎと共に必ず名前が出ていた。

4位 『みそきん

人気YouTuberのHIKAKINがプロデュースを手掛けるカップラーメン。発売から品薄状態が続き、「食べたいのに売ってない」「コンビニを回ったけど全部売り切れだった」など、みそきんを探し回った10代女子も多いようだ。

6位 『カーゴパンツ

Y2Kファッションの1つとして人気のアイテム。TikTokやInstagramなどで履いている子も多く、今年流行ったという10代女子の声が聞かれた。着回しがきき、体型カバーもできると重宝されているようだ。

7位 『おさつバターフラペチーノ

今年も様々なフラペチーノが話題になったが、今回はさつまいもの優しい甘さにハニーバターソースを組み合わせた甘じょっぱいフラペチーノがランクイン。さつまいもを使用したフラペチーノは昨年も大人気だったが、今年はさらにパワーアップして登場。10代女子にとって、スタバの新作チェックはまだまだマストのようだ。

8位 『たべっ子どうぶつ

今回はキャラクターとしての「たべっ子どうぶつ」がランクイン!東京ドームシティや横浜のアソビルなどでは、たべっ子どうぶつ史上最大級のイベント「たべっこどうぶつLAND」が開催されるなど、今年は人気が大爆発した年だった。

9位 『ピクミン

Nintendo Switchでは「ピクミン4」、スマホアプリでは「Pikmin Bloom」がリリースされたことで話題に。特にTikTokで「種のうた」の音源が流行ったこともあり、10代女子の間で話題になった。

10位 『スマホストラップ

2022年には、肩から斜め掛けできるタイプのスマホショルダーが流行ったが、今は首から下げられるネックストラップタイプや、韓国でもトレンドアイテムになっている、腕に通すハンドストラップタイプ等の様々なタイプのスマホストラップが流行っているようだ。

〈コトバ部門編〉

<コトバ部門編>

1位 『なぁぜなぁぜ

女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の楽曲「ハピチョコ」の曲中にあるセリフ“なぁになぁに”から派生してできたコトバ。TikTokを起点に多くのインフルエンサーがSNSで動画を投稿して流行した。「とりあえず語尾になんでも“なぁぜなぁぜ”をつける」という10代女子の声もあり、万能なワードとして使われているようだ。

2位 『ひき肉です

ヒト部門で1位となったYouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」が動画冒頭で行う独特なあいさつ。全力で両腕を伸ばしながら “ひき肉です!”とあいさつするフレーズが大流行した。インフルエンサーがこのフレーズを真似る動画や、音源を編集した動画などがTikTokを中心にSNSで拡散され、話題となっている。

3位 『蛇化

上半期のコトバ部門で1位だった「蛙化現象」から派生して、インフルエンサーがTikTokに投稿したことで生まれた言葉。自分が好意を抱いていた相手が振り向いてくれた途端に相手への気持ちが冷めてしまうという意味の「蛙化」に対して、「蛇化」は好きな相手のことなら何でもかわいい、全て肯定しちゃうほど大好きと思うことを意味している。

4位 『はいー

ヒト部門5位にランクインした女芸人「やす子」のフレーズ。“はいー”と語尾を伸ばす癖が「かわいい」といった声があった。「突然真似する子もいた」「バイト先で返事する時に使ったり、流行った」など使い勝手のよさからもついつい真似してしまう10代女子が多かったようだ。

5位 『消しゴムマジックで消してやるのさ

スマホのCMでお馴染みとなったフワちゃんのセリフ。写真に写りこんでしまった人物やモノを消す機能を使う際に「消しゴムマジックで消してやるのさ」と言っていることから、10代女子の間でも写真を加工する際にこのフレーズを口ずさんでいるようだ。

6位 『お前今日なにしたんだよ

「お前今日なにしたんだよ」という強いフレーズで始まったと思いきや、最後は思わず励まされるという一連の流れの動画がTikTokでバズった。10代の人気のインフルエンサーのあいさが「あいさの日常」としてTikTokに上げていることから、10代女子の間でも話題となった。

7位 『ちゅきちゅきラブリーちゃん

2023年上半期にランクインした「かわちい」や「ちゅき」の派生でTikTok動画から流行ったフレーズ。さらに女性インフルエンサーがささやくASMRコーデ紹介がバズり10代女子の間でも話題になった。

8位 『ぎゃる

Y2Kや平成ギャルが再ブームの中、コトバ部門でも「ぎゃる」がランクイン。10代女子からは「自分たちが可愛いとか盛れている時に“ぎゃる!”と言う」「ぎゃるっぽいポーズをしてインスタに載せる時に使う」など話し言葉としても、SNS上で使う言葉としても使っているようだ。

9位 『~ちゃむ

モノ部門4位にランクインした「んぽちゃむ」のキャラクターの口癖。語尾に「ちゃむ」を付ける様子が可愛いことから、真似する10代女子もいたようだ。実際に話す時に使うよりも文面での会話で使うといった声があがった。

10位 『誰のもーん、俺のもーん

TikTokの音源で流行ったフレーズ。“誰”の部分に自分や相手の名前を入れて呼びかける動画も多く、10代に人気の恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」のカップルがこのフレーズで掛け合いをしていたことで10代女子の間でさらに注目を集めた。

〈ウタ部門編〉

<ウタ部門編>

1位 『YOASOBI「アイドル」

コト部門2位にランクインした「推しの子」のアニメのオープニング曲として話題に。アニメを見ていなくても誰もが知っている大ヒット曲となった。リリースから半年以上経過しているが、いまだに人気の楽曲。

2位 『新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」

上半期「コト部門」で3位となったオトナブルーが今回もランクイン。曲中で披露される独特な首フリダンスはTikTokでも大流行した。また、曲だけではなく、「新しい学校のリーダーズ」のパフォーマンスに注目している10代女子も増えている。

3位 『あの「ちゅ、多様性。」

ヒト部門でも4位となった「あの/ano」が歌う「ちゅ、多様性。」がウタ部門でもランクイン。テレビアニメ「チェンソーマン」のエンディングとしても話題になったが、YouTubeやTikTok経由でこの曲を知った10代女子も多い。

4位 『NewJeans「OMG」

2023年1月にリリースされた楽曲がロングランヒット。7月にリリースされたETAもヒットしているが、ドラマ「最高の生徒」のキャストがTGCでカバーダンスを披露した影響もあり、こちらの曲を挙げる10代女子が多かった。

5位 『Conton Candy「ファジーネーブル」

女性3人で構成された3ピースロックバンドConton Candyが2023年4月にリリースした楽曲がランクイン。独特な可愛らしい声が印象的で、サビがクセになる!とインタビューで多くの10代女子がこの曲を挙げた。

6位 『Yukopi 「強風オールバック(feat.歌愛ユキ)」

カップヌードルのCMで起用されたことにより、10代女子の認知度が高まった。曲名は知らなくても、実際に曲を聴くと「これ知ってる!!」と盛り上がる姿がインタビューでも印象的だった。

7位 『Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」

どの10代女子に聞いても「ミセスの曲は全部友達の間で話題になる!」と口を揃えて名前が挙がるほど、2023年は何かと話題になったMrs. GREEN APPLEからは「ケセラセラ」がランクイン。日々ツラいことはあるけど、自分を愛そうという歌詞に元気づけられた子もいるようだ。

8位 『aiko「花火」

30代以上の大人にも聞き馴染みのある、カラオケの定番「花火」がランクイン。1999年に発売されたaikoの3枚目のシングルが、TikTokでリバイバルヒット。「aiko 花火 踊ってみた」で検索すると、TikTok上では930万回視聴されているほど流行った。(2023年11月時点)

9位 『ジョングク「Seven (feat. Latto)」

大人気グループBTSのメンバー、ジョングクのソロデビュー曲がランクイン。BTSにあまり興味がない10代女子の間でも、TikTokで聞いたことがある!という声が聞かれた。

10位 『(G)I-DLE「Queencard」

5人組グローバルガールズグループ(G)I-DLEが2023年5月に公開したMVは2億6000万回再生を突破。(2023年11月時点)9月にはTHE FIRST TAKEでも同楽曲を披露し、再び話題になった。

 

お問い合わせ

「消費者のインサイトについてもっと詳しく知りたい」「若年層プロモーションをする時に実際何から始めたらいいか分からない」などどんな些細な疑問やご相談でも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

 

  • 調査対象

    13〜19歳/女性【マイナビティーンズ会員(女子)/外部調査会社パネル(女子)】

  • 有効回答数

    658件

  • 調査時期

    2023年9月15日~2023年10月3日

  • 方法

    『マイナビティーンズ』メンバー89名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が5つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から『マイナビティーンズ』会員と外部調査会社のパネルにアンケート調査を実施